差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
245行目:
245行目:
− +
− +
→関連する用語と解説
:本編の5000年前に起きた大戦の記録。5000年後のラ・ギアスでは御伽話のひとつとして、一部の真相を削除されて語り継がれている模様。
:本編の5000年前に起きた大戦の記録。5000年後のラ・ギアスでは御伽話のひとつとして、一部の真相を削除されて語り継がれている模様。
;魔神の予言
;魔神の予言
:新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく。運命の日は遅くとも10年後」と<ref>未来見の予言というものは、予言者自身の意識を時空を超えた先にいる第三者の意識と同調させることで得るものであるため、接続した他者の主観に影響される。最初にこのヴィジョンをみた未来見がリンクした人間は、崩壊した王都ラングラン市に出現した巨大な物体の前に立ち、その巨大な存在を『魔神』と認識し、魔神がラ・ギアスにあまねく全ての生命体に災厄を振りまくと確信した人物ということになる(可能性として高いのは主人公マサキの意識)。</ref>。対応を迫られたラングランの政府は、アカデミーの「魔神には魔神を」という進言に従い、4体の魔神(魔装機神)を完成させた<ref>『DP』14話のエンドデモ(レンカウンター)にて、シュウが「ラングランの未来見が予言した魔神……視点を変えれば、魔装機神もその一種だといえます」という見解を示している。魔装機神達は予言の年の後に生み出された人造の魔神であり、予言の示唆する魔神とはあくまで別物である。魔装機神らも未来見の予言するこの魔神に該当するとした場合、王室アカデミーに所属する未来見達は、「王都ラングラン市を破壊する4体の魔装機神のいずれかを目撃し、魔装機神こそラ・ギアスの全生物に災厄を与える魔神になると感じた人間」達と意識を共有しなければならない。予言のあった年から10年以内に「魔装機神こそ魔神」という認識を持つに至った人間との同調が可能な場面の選定はなかなか難しく、シナリオ「レンカウンター」のデモにあるシュウのこの台詞は、ラングランの未来見の欠陥と特性(意識を共有した他者の主観に大きな影響をうける)を考慮してない台詞に見える。</ref>。この予言に謳われた魔神はシュウとグランゾンを指し、ラングランは国名ではなく都市(王都ラングラン市)の方を指す。
:新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく。運命の日は遅くとも10年後」と<ref>未来見の予言というものは、予言者自身の意識を時空を超えた先にいる第三者の意識と同調させることで得るものであるため、接続した他者の主観に影響される。最初にこのヴィジョンをみた未来見がリンクした人間は、崩壊した王都ラングラン市に出現した巨大な物体の前に立ち、その巨大な存在を『魔神』と認識し、魔神がラ・ギアスにあまねく全ての生命体に災厄を振りまくと確信した人物ということになる(可能性として高いのは主人公マサキの意識)。</ref>。対応を迫られたラングランの政府は、アカデミーの「魔神には魔神を」という進言に従い、4体の魔神(魔装機神)を完成させた<ref>『DP』14話のエンドデモ(レンカウンター)にて、シュウが「ラングランの未来見が予言した魔神……視点を変えれば、魔装機神もその一種だといえます」という見解を示している。魔装機神達は予言の年の後に生み出された人造の魔神であり、予言の示唆する魔神とはあくまで別物である。魔装機神らも未来見の予言するこの魔神に該当するとした場合、王室アカデミーに所属する未来見達は、「王都ラングラン市を破壊する4体の魔装機神のいずれかを目撃し、魔装機神こそラ・ギアスの全生物に災厄を与える魔神になると感じた人間」達と意識を共有しなければならない。予言のあった年から10年以内に「魔装機神こそ魔神」という認識を持つに至った人間との同調が可能な場面の選定はなかなか難しく、シナリオ「レンカウンター」のデモにあるシュウのこの台詞は、ラングランの未来見の欠陥と特性(意識を共有した他者の主観に大きな影響をうける)を考慮してない台詞に見える。</ref>。この予言に謳われた魔神はシュウとグランゾンを指し、ラングランは国名ではなく都市(王都ラングラン市)の方を指す(その他の詳細は[[グランゾン]]の項目でも書かれている)。
:母である大公妃の裏切りでヴォルクルスと契約してしまったラングランの大公子が、邪神に操られるまま画策して引き起こした「魔力弾事件」で燃える王都の街並み…未来見が最初にみたビジョンはこれなのだろう。[[旧シリーズ]]ではこの予言とミサキが起こしたスキャンダルは、ほぼ同じ年に起きている。どちらの出来事が先に起きたのか、このシリーズでは不明のまま終わったが、[[OGシリーズ]]の「第二章」にて追補されたセニアの「15年位前」という台詞で、予言の降りた年よりも前にミサキの事件が発生したことを原作者が強調している(下記項目メモ内「The Lord of Elemental」参照。つまり、旧シリーズ内でも予言の前にミサキが生贄の儀式を行った事が確定する)。
:母である大公妃の裏切りでヴォルクルスと契約してしまったラングランの大公子が、邪神に操られるまま画策して引き起こした「魔力弾事件」で燃える王都の街並み…未来見が最初にみたビジョンはこれなのだろう。[[旧シリーズ]]ではこの予言とミサキが起こしたスキャンダルは、ほぼ同じ年に起きている。どちらの出来事が先に起きたのか、このシリーズでは不明のまま終わったが、[[OGシリーズ]]の「第二章」にて追補されたセニアの「15年位前」という台詞で、予言の降りた年よりも前にミサキの事件が発生したことを原作者が強調している(下記項目メモ内「The Lord of Elemental」参照。つまり、旧シリーズ内でも予言の前にミサキが生贄の儀式を行った事が確定する)。
:さしあたり、第二章の冒頭でテュッティがマサキに伝えることになる未来見の予言のなかに『魔神』という単語は存在せず、ラングランは魔装機神サイバスターの開発に成功したことで「遅くとも10年後に迫るという滅び」の時の回避に成功したといえる。ちなみに、Iの第一章のシナリオ「調和の結界」に「……予定より早いですが、明日、決行します」「……急がねばならない……」というシュウの台詞がある。彼が計画を早めた理由は完結したいまも分からない。邪神への精一杯の抵抗が「予定より早い決行」となったのかもしれないし、成長する魔装機神操者と魔装機神の存在を警戒して「計画を前倒し」したのかもしれない。
:さしあたり、第二章の冒頭でテュッティがマサキに伝えることになる未来見の予言のなかに『魔神』という単語は存在せず、ラングランは魔装機神サイバスターの開発に成功したことで未来を変えることに成功したといえる。ちなみに、Iの第一章のシナリオ「調和の結界」に「……予定より早いですが、明日、決行します」「……急がねばならない……」というシュウの台詞がある。彼が計画を早めた理由は完結したいまも分からない。邪神への精一杯の抵抗が「予定より早い決行」となったのかもしれないし、成長する魔装機神操者と魔装機神の存在を警戒して「計画を前倒し」したのかもしれない。
;地上人
;地上人
:「[[バイストン・ウェル|ちじょうびと]]」ではなく「ちじょうじん」と読む。ラ・ギアスにおける『地球』出身者の呼称。さしたる訓練や修行もなしに高いプラーナと魔力を生来備えて生まれる彼らは、ラ・ギアスの住人にとって非常に繊細かつ複雑な存在である。
:「[[バイストン・ウェル|ちじょうびと]]」ではなく「ちじょうじん」と読む。ラ・ギアスにおける『地球』出身者の呼称。さしたる訓練や修行もなしに高いプラーナと魔力を生来備えて生まれる彼らは、ラ・ギアスの住人にとって非常に繊細かつ複雑な存在である。