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| [[イバリューダー]]に所属していた[[オーガン (イバリューダー)|オーガン]]が、逃亡中死の間際まで[[地球]]に送り続けた自身の[[ソリッドアーマー]]としてのデータを、それとは知らず[[万能工作機ビルヴェルビント]]が三ヶ月の期間をかけて作り上げた所謂レプリカ。性能や外見は送られてきたデータの主であるアーキタイプ・オーガン自身にほぼ準じているが、地球側のテクノロジーの限界で、推進機能力が恒星間巡航可能な物から惑星空域を戦闘機動できる程度の物にデチューンされていたり、エネルギーの不足による稼動限界時間(おそらく動力源の反物質溶鉱炉自体も不完全な再現物である為)を有するなど完全に再現出来なかった部分もある。 | | [[イバリューダー]]に所属していた[[オーガン (イバリューダー)|オーガン]]が、逃亡中死の間際まで[[地球]]に送り続けた自身の[[ソリッドアーマー]]としてのデータを、それとは知らず[[万能工作機ビルヴェルビント]]が三ヶ月の期間をかけて作り上げた所謂レプリカ。性能や外見は送られてきたデータの主であるアーキタイプ・オーガン自身にほぼ準じているが、地球側のテクノロジーの限界で、推進機能力が恒星間巡航可能な物から惑星空域を戦闘機動できる程度の物にデチューンされていたり、エネルギーの不足による稼動限界時間(おそらく動力源の反物質溶鉱炉自体も不完全な再現物である為)を有するなど完全に再現出来なかった部分もある。 |
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− | 自律行動し単体でトモルの下に現れるなど、[[オーガン (イバリューダー)|オーガン]]自身の意思も複製されたとも取れる描写がある。 | + | 自律行動し単体でトモルの下に現れるなど、[[オーガン (イバリューダー)|オーガン]]自身の意思も複製されたとも取れる描写がある。また、オリジナルのオーガンと異なり、稼動はあくまでリンクしているトモルの意志と生命力に依存するため、反物質溶鉱炉を失っても活動可能という特徴がある。 |
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| 地球人の生身の肉体を持つトモルがオーガンにリンクするためには、一度体を素粒子レベルにまで分解し、オーガンの中で融合する必要があるが何度もリンクをすると命に関わると神埼未知は解析した結果を語っている(この仕様自体が元のイバリューダーにも無いイレギュラーな物である事が理由として推察出来るが)。事実、最終話のラストでは、トモルは35歳でその生涯を終えたと判明している。 | | 地球人の生身の肉体を持つトモルがオーガンにリンクするためには、一度体を素粒子レベルにまで分解し、オーガンの中で融合する必要があるが何度もリンクをすると命に関わると神埼未知は解析した結果を語っている(この仕様自体が元のイバリューダーにも無いイレギュラーな物である事が理由として推察出来るが)。事実、最終話のラストでは、トモルは35歳でその生涯を終えたと判明している。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦W]] | | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | :第二部の途中から地球製のオーガンが参戦。<br />第二部のオーガンの能力は群を抜いており、また搭乗者のトモルの格闘値は全キャラ中トップ、射撃値も上位に入る強さである。ただし、第二部でオーガンを改造すると次の周回での第一部の[[オーガン (イバリューダー)|アーキタイプ・オーガン]]に反映されてしまい、経験値と資金を根こそぎ持っていってしまうことも。 | + | :第二部の途中から参戦。能力は群を抜いており、また搭乗者のトモルの格闘値は全キャラ中トップ、射撃値も上位に入る強さである。ただし、第二部でオーガンを改造すると次の周回での第一部の[[オーガン (イバリューダー)|アーキタイプ・オーガン]]に反映されてしまい、経験値と資金を根こそぎ持っていってしまうことも。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| :手首に収納されている刃物。オーガン・ハンドカッターとも表記する。 | | :手首に収納されている刃物。オーガン・ハンドカッターとも表記する。 |
| ;オーガン・ランサー | | ;オーガン・ランサー |
− | :液体金属を噴出し、一瞬で硬化させて成形される大型の槍。原作では腰部に収納してる状態で起動させゾアに対し不意打ちを行った。 | + | :液体金属を噴出し、一瞬で硬化させて成形される大型の槍。原作では腰部に収納した状態で起動させゾアに対し不意打ちを行った。Wでのモーションおよびカットインはこのシーンの再現。 |
| ;;オーガン・ランサー突撃 | | ;;オーガン・ランサー突撃 |
− | ::オーガン・ランサーを回転(スパロボではランサーのみ回転、原作では超電磁スピンのごとく体ごと回転)させ、エネルギーの奔流となって突撃し真っ二つに切り裂く。[[W]]では[[テッカマンブレード]]のクラッシュイントルードにあたる性能だが、クラッシュイントルードとは違い、攻撃力が高く、コンボに使用できない。また、使用に[[気力]]が必要である(後述)。 | + | ::オーガン・ランサーを回転させ、エネルギーの奔流となって突撃し真っ二つに切り裂く。[[W]]では[[テッカマンブレード]]のクラッシュイントルードにあたる性能だが、クラッシュイントルードとは違い、攻撃力が高く、コンボに使用できない。また、使用に[[気力]]が必要である(後述)。 |
| + | ::3巻で陽子の危機を救った後、デストロイヤー級を撃破した際の再現だが、原作では[[コン・バトラーV]]よろしく体ごと回転していた。 |
| ;P.E.Cキャノン | | ;P.E.Cキャノン |
| :ペクサーキャノン。額部装甲を展開して発射される大口径のビーム砲。精神力(厳密には精神の高揚)をエネルギービームに変換して発射し、物質で出来ているものなら破壊出来ないものは無い。反面精神力をエネルギー源にする為読心能力等感情が分かる相手にはその使用を覚られ易い弱点もある。テッカマンチームのボルテッカに相当する技(この作品自体が初代”宇宙の騎士テッカマン”のオマージュゆえ、初代テッカマンのボルテッカのオマージュとも取れる)で、ボルテッカとの違いは設定的には前述の通り精神の変換である為本体のエネルギーを気にせず撃てる事(逆にボルテッカは体内に生成貯蓄されたフェルミオンを一回の発射で消費しきってしまう。)でこのためエネルギーの不足による稼働限界時間のある地球製オーガンの切り札でもある。<br />ゲーム的にはエネルギーを消費する事やサイズ補正無視がない(さらにWはバグで技能版が機能しない)事で、オーガンが[[テッカマン]]に見劣りする一因となっている。オーガン・ランサー突撃に気力が必要であるにも関わらず、こちらは気力が不要。この事からオーガン・ランサー突撃と気力の設定が逆になっている可能性がある。 | | :ペクサーキャノン。額部装甲を展開して発射される大口径のビーム砲。精神力(厳密には精神の高揚)をエネルギービームに変換して発射し、物質で出来ているものなら破壊出来ないものは無い。反面精神力をエネルギー源にする為読心能力等感情が分かる相手にはその使用を覚られ易い弱点もある。テッカマンチームのボルテッカに相当する技(この作品自体が初代”宇宙の騎士テッカマン”のオマージュゆえ、初代テッカマンのボルテッカのオマージュとも取れる)で、ボルテッカとの違いは設定的には前述の通り精神の変換である為本体のエネルギーを気にせず撃てる事(逆にボルテッカは体内に生成貯蓄されたフェルミオンを一回の発射で消費しきってしまう。)でこのためエネルギーの不足による稼働限界時間のある地球製オーガンの切り札でもある。<br />ゲーム的にはエネルギーを消費する事やサイズ補正無視がない(さらにWはバグで技能版が機能しない)事で、オーガンが[[テッカマン]]に見劣りする一因となっている。オーガン・ランサー突撃に気力が必要であるにも関わらず、こちらは気力が不要。この事からオーガン・ランサー突撃と気力の設定が逆になっている可能性がある。 |