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| == GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー(00 Raiser / Double Oh Raiser) == | | == GN-0000+GNR-010 ダブルオーライザー(00 Raiser / Double Oh Raiser) == |
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| *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム00]] | | *[[登場作品]]:[[機動戦士ガンダム00]] |
| *分類:第4世代ガンダム([[モビルスーツ]]) | | *分類:第4世代ガンダム([[モビルスーツ]]) |
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| *全高:18.3 m | | *全高:18.3 m |
| *重量:75.1 t | | *重量:75.1 t |
− | *[[動力・エンジン・エネルギー|動力・推進機能]] :[[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]]) | + | *[[動力]]・推進機能:[[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]]) |
| *エネルギー:[[GN粒子]] | | *エネルギー:[[GN粒子]] |
| *装甲材質:Eカーボン | | *装甲材質:Eカーボン |
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| <!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 --> | | <!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 --> |
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− | [[ダブルオーガンダム]]が[[オーライザー]]と合体した形態。オーライザーに搭載されている制御システムにより不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。さらに[[トランザム]]もオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大なビームサーベルであるライザーソードや自分を量子化してテレポートするなどもはや兵器の域を脱しており、それゆえ'''「ガンダムを超えた存在」'''として「ガンダム」の名が外されている。ちなみに、トランザム発動時は「トランザムライザー」と呼称される。 | + | [[ダブルオーガンダム]]が[[オーライザー]]と合体した形態。オーライザーに搭載されている「ライザーシステム」での制御により不完全だった[[ツインドライヴシステム]]を完全稼働させることに成功し、圧倒的な力を発揮できるようになった。 |
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− | だが、トランザムを発動すると自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、人工的に人々が交信しあう空間を作り出す)、その大量の純正GN粒子で搭乗者を[[イノベイター|「真のイノベイター」]]に[[覚醒]]させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)など、本機の真の目的は戦闘ではなかった。[[ELS|「来るべき対話」]]に備えて準備をするための機体だったのである。
| + | さらに[[トランザム]]もオーバーロードせず使用することが可能になり、発動時は機動性や火力はもとより超大なビームサーベルであるライザーソードや自分を量子化してテレポートするなどもはや兵器の域を脱しており、それゆえ'''「ガンダムを超えた存在」'''として「ガンダム」の名が外されている。なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がないが、ライザーシステムは使用できない。 |
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− | ダブルオーライザーは[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との最終決戦時に大破してしまうが、大破した本機は後に改修されることとなる。詳しくは[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]の項を参照のこと。
| + | トランザム発動時は「'''トランザムライザー'''」と呼称される。トランザムを発動すると自機を中心に脳量子波交信領域を拡大させる量子空間を形成したり(簡単に言えば、人工的に人々が交信しあう空間を作り出す)、その大量の純正GN粒子で搭乗者を「真の[[イノベイター]]」に[[覚醒]]させる(厳密に言えば、あくまで可能性レベル)など、本機の真の目的は戦闘ではなかった。[[ELS|「来るべき対話」]]に備えて準備をするための機体だったのである。 |
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− | なお、合体状態のみオーライザー側にパイロットがいなくても稼働には支障がない。ただし、ライザーシステムは使用できない。
| + | ダブルオーライザーは[[リボンズ・アルマーク]]との最終決戦時に大破してしまうが、後に改修されることとなる。詳しくは[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]の項を参照のこと。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :初参戦作品で、[[ウイングガンダムゼロ|兄弟機とも呼べるガンダム]]が存在しているという設定。第29話「戦士達の叫び」で登場。武装追加・MAP兵器追加・[[サブパイロット]]追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。ただし2人とも加速を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、パーツかスキルでフォローしたいところ。[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]残留ルートを通った場合、第57話で一時的にノーマルのダブルオーに戻る。 | + | :初登場。今回はなんと[[ウイングガンダムゼロ]]と兄弟機の関係にあるという設定。第29話「戦士達の叫び」で加入。武装追加・MAP兵器追加・[[サブパイロット]]追加と至れり尽くせりなパワーアップを果たす。ただし2人とも加速を持っていない為、フットワークを必要とする状況がやや苦手なので、パーツかスキルでフォローしたいところ。[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]残留ルートを通った場合、第57話で一時的にノーマルのダブルオーに戻る。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | :第5章にて[[沙慈・クロスロード|沙慈]]が運んでくる。[[分身|量子化]]がLv制になって効果が高まっており、初期状態は4段階[[改造]]で加入するためLv4(気力144以上の時発動率52%)、最大のLv9まで改造すると気力130以上のとき発動率72%にも達する。こうなると元々の回避の高さも相まって、被弾すること自体が稀になる。今回はライザーソードがないので火力の面では他作品の主役機に劣るが、さすがにこれで火力まであってはゲームバランス的に問題があるためか。 | + | :第5章にて沙慈が運んでくる。[[分身|量子化]]がLv制になって効果が高まっており、初期状態は4段階[[改造]]で加入するためLv4(気力144以上の時発動率52%)、最大のLv9まで改造すると気力130以上のとき発動率72%にも達する。こうなると元々の回避の高さも相まって、被弾すること自体が稀になる。今回はライザーソードがないので火力の面では他作品の主役機に劣るが、さすがにこれで火力まであってはゲームバランス的に問題があるためか。 |
| :今回はフル改造ボーナスに「CT補正・ダメージ+50%」があるので、火力を求めるならこのボーナスをつけることになるだろう。[[EN回復]]があるとはいえ無消費武器がまったくないので、敵陣に単騎突入して[[無双]]するとガス欠を起こしがち。「武器消費EN-50%」をつけるのも手である。ただ今回のフル改造ボーナスはインターミッションでなら何度でも変更可能なので、面倒でなければ状況に応じて使い分けることも可能。 | | :今回はフル改造ボーナスに「CT補正・ダメージ+50%」があるので、火力を求めるならこのボーナスをつけることになるだろう。[[EN回復]]があるとはいえ無消費武器がまったくないので、敵陣に単騎突入して[[無双]]するとガス欠を起こしがち。「武器消費EN-50%」をつけるのも手である。ただ今回のフル改造ボーナスはインターミッションでなら何度でも変更可能なので、面倒でなければ状況に応じて使い分けることも可能。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
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| ==== 武装 ==== | | ==== 武装 ==== |
| ;GNソードII | | ;GNソードII |
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| :第2次Zのみ装備。 | | :第2次Zのみ装備。 |
| ;;GNソードII(ライフルモード) | | ;;GNソードII(ライフルモード) |
− | ::GNソードIIを変形させた銃。高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。 | + | ::GNソードIIを変形させた銃。高出力時にはカッター状の粒子ビームを発射する。OEでは実装されていない。 |
− | ::第2次Zのみ装備。
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| ;GNビームサーベル | | ;GNビームサーベル |
− | :両腰に装備されている。出力調整をすれば刀身の短いGNビームダガーとしても使える。実は、劇中で使用した回数がたった一度きりだったりする(詳しくは、余談を参照)。 | + | :両腰に装備されている。出力調整をすれば刀身の短いGNビームダガーとしても使える。実は、劇中で使用した回数がたった一度きりだったりする(詳しくは余談を参照)。 |
| :OEでは[[ヒット&アウェイ]]特性。 | | :OEでは[[ヒット&アウェイ]]特性。 |
| ;GNソードIII | | ;GNソードIII |
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| :オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。 | | :オーライザーの武装。両肩のサイドバインダーにあるため使用可能。 |
| :OEでは[[曲射]]特性。 | | :OEでは[[曲射]]特性。 |
| + | ;GNシールド |
| + | :GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。 |
| + | :本形態になってからは使わなくなったためか、再世篇やOEでは装備されていない。 |
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| ==== 必殺武器 ==== | | ==== 必殺武器 ==== |
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| :'''「粒子化」ではない'''。トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折(と言うか半ば偶発的に)使っていた。 | | :'''「粒子化」ではない'''。トランザムライザー時に機体を量子化させて別の場所に再構築する。テレポートの一種らしいが、ごく短距離しか移動出来ない。劇中では攻撃を回避する際に時折(と言うか半ば偶発的に)使っていた。 |
| :スパロボでは[[分身]]として(OEではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。 | | :スパロボでは[[分身]]として(OEではそのまま)特殊能力に反映されているほか、トランザム発動時の演出の一環としても使用している。 |
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− | ==== 防御兵装 ====
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− | ;GNシールド
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− | :GN粒子を付着させた実体盾。ブレイドも内蔵されている。二基構成で合体させ腕に装着するほか、分割してオーライザーのサイドバインダー、あるいは両腕に装備することも可能。
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− | :劇中では装備していないためか、再世篇、OEでも装備されていない。
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| :破格のボーナス。トランザムが強化されるのが一番大きい。 | | :破格のボーナス。トランザムが強化されるのが一番大きい。 |
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− | == [[BGM|機体BGM]] == | + | == 機体[[BGM]] == |
| ;「儚くも永久のカナシ」 | | ;「儚くも永久のカナシ」 |
| :2nd前期OPテーマ。 | | :2nd前期OPテーマ。 |
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| :最終決戦。動力が[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]とはいえ同じ[[ツインドライヴシステム]]機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。 | | :最終決戦。動力が[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]とはいえ同じ[[ツインドライヴシステム]]機である相手に圧倒される場面もあったが、戦いは徐々に互角の死闘へと様相を変えていく。 |
| :最後はトランザムした機体同士の激闘の末相討ちとなるが、ダブルオーライザーの左肩部分に搭載している[[GNドライヴ]]を[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に奪われてしまう。機能停止するダブルオー。だが、刹那の[[ガンダムエクシア|目の前に現れたのは]]…。 | | :最後はトランザムした機体同士の激闘の末相討ちとなるが、ダブルオーライザーの左肩部分に搭載している[[GNドライヴ]]を[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に奪われてしまう。機能停止するダブルオー。だが、刹那の[[ガンダムエクシア|目の前に現れたのは]]…。 |
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| == 名場面 == | | == 名場面 == |
| ;起動試験 | | ;起動試験 |
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| :劇場版でのダブルオーライザーの姿。[[GNドライヴ]]が粒子貯蔵タンクに置き換えられている。 | | :劇場版でのダブルオーライザーの姿。[[GNドライヴ]]が粒子貯蔵タンクに置き換えられている。 |
| ;ダブルオーザンライザー | | ;ダブルオーザンライザー |
− | :外伝に登場。ザンユニットを搭載したオーライザーとの合体形態。 | + | :[[MSV]]系作品『機動戦士ガンダム00V』に登場。ザンユニットを搭載したオーライザーとの合体形態。SRW未登場。 |
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| === 関連機 === | | === 関連機 === |
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| :もう一つのツインドライヴシステム機。動力こそ[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]であるものの支援機無しで完全同調しており、性能はダブルオーライザーと互角である。 | | :もう一つのツインドライヴシステム機。動力こそ[[GNドライヴ[Τ]|擬似GNドライヴ]]であるものの支援機無しで完全同調しており、性能はダブルオーライザーと互角である。 |
| ;[[YF-29 デュランダル]] | | ;[[YF-29 デュランダル]] |
− | :全く無関係の機体ではあるが、本機同様の「対話を行うための機体」。 | + | :本機と同じく「対話を行うための機体」。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
− | <amazon>B002NE792I</amazon><amazon>B001GXSMUA</amazon><amazon>B001GXSMVY</amazon><amazon>B001P4DFIY</amazon><amazon>B0024MN61M</amazon><amazon>B001UL7SUI</amazon><amazon>B001GXSMRS</amazon><amazon>B001R2IQSI</amazon> | + | *プラモデル |
− | <!-- *[[namazu:ダブルオーライザー]] (全文検索結果) --> | + | <amazon>B001P4DFIY</amazon><amazon>B002NE792I</amazon><amazon>B001UL7SUI</amazon><amazon>B00T41F4IO</amazon><amazon>B001GXSMUA</amazon><amazon>B0024MN61M</amazon><amazon>B004PEIB2G</amazon><amazon>B002NE7964</amazon><amazon>B001R2IQSI</amazon> |
− | <!-- *[[namazu:トランザムライザー]] (全文検索結果) --> | + | *フィギュア等 |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |
− | <!-- *[[一覧:ダブルオーライザー]] -->
| + | [http://wiki.cre.jp/GUNDAM/ダブルオーライザー ガンダムWiki - ダブルオーライザー] |
− | <!-- *[[一覧:トランザムライザー]] -->
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| [[Category:登場メカた行]] | | [[Category:登場メカた行]] |
| [[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | | [[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]] |