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*役職:大将軍
*役職:大将軍
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『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』の敵の一人。元はミケーネの支配者・[[闇の帝王]]に敗れたアレス王国の将軍だったが、人間型[[戦闘獣]]として再生させられた。弱点ともなる意思を持つ顔は、腹部に位置する。再生後は闇の帝王の忠実な部下となり、ミケーネ王国を征服し、一大[[ミケーネ帝国]]の隆盛に貢献した。<br />
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『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』の敵の一人。
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元はミケーネの支配者・[[闇の帝王]]に敗れたアレス王国の将軍だったが、人間型[[戦闘獣]]として再生させられた。弱点ともなる意思を持つ顔は、腹部に位置する。再生後は闇の帝王の忠実な部下となり、ミケーネ王国を征服し、一大[[ミケーネ帝国]]の隆盛に貢献した。
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現代においても、[[7つの軍団]]を率いて地上征服の指揮を執っていた。
現代においても、[[7つの軍団]]を率いて地上征服の指揮を執っていた。
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==== 桜多吾作の漫画版 ====
==== 桜多吾作の漫画版 ====
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闇の帝王が'''名前だけ'''登場していることから、ミケーネ帝国の高級幹部として描かれている。<br />
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闇の帝王が'''名前だけ'''登場していることから、ミケーネ帝国の高級幹部として描かれている。
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また、この頃は七大将軍や諜報軍の設定が固まっていなかった為か、[[ゴーゴン大公]]から対等の口を聞かれている。
また、この頃は七大将軍や諜報軍の設定が固まっていなかった為か、[[ゴーゴン大公]]から対等の口を聞かれている。
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==== 永井豪の漫画版 ====
==== 永井豪の漫画版 ====
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テレビマガジン連載時の最終回で、両戦闘獣を派遣する程度の出番しかない。<br />
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テレビマガジン連載時の最終回で、両戦闘獣を派遣する程度の出番しかない。
ちなみに、このエピソードは『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』の単行本が出る際、[[グレートマジンガー]]が出てきて両戦闘獣を倒す『グレート』連載第1回と同時に収録されることが多い。
ちなみに、このエピソードは『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』の単行本が出る際、[[グレートマジンガー]]が出てきて両戦闘獣を倒す『グレート』連載第1回と同時に収録されることが多い。
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=== [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]] ===
=== [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]] ===
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[[ミケーネ帝国]]の軍総司令官を務め、[[闇の帝王]]に次ぐ権力者として描かれる。<br />
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[[ミケーネ帝国]]の軍総司令官を務め、[[闇の帝王]]に次ぐ権力者として描かれる。
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第31話で自ら出撃し、グレートマジンガーと戦うが、今一歩のところで倒されてしまった。グレートを半壊に追い込んだものの自らもマジンガーブレードを眉間(腹にある本来の顔)に受け、爆死する。
第31話で自ら出撃し、グレートマジンガーと戦うが、今一歩のところで倒されてしまった。グレートを半壊に追い込んだものの自らもマジンガーブレードを眉間(腹にある本来の顔)に受け、爆死する。
==== 永井豪の漫画版 ====
==== 永井豪の漫画版 ====
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武人と言うよりは「軍人」として描写されており、人質作戦に肯定的な物言いをする。<br />
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武人と言うよりは「軍人」として描写されており、人質作戦に肯定的な物言いをする。
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ただし、戦闘能力は高く、[[科学要塞研究所]]の催眠音波に操られた[[戦闘獣]]七体をあっさりと倒した。
ただし、戦闘能力は高く、[[科学要塞研究所]]の催眠音波に操られた[[戦闘獣]]七体をあっさりと倒した。
==== 桜多吾作の漫画版 ====
==== 桜多吾作の漫画版 ====
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『[[劇場版マジンガーシリーズ|対暗黒大将軍]]』では[[ゴーゴン大公]]から対等の口を聞かれていたが、本作では総司令官として、ゴーゴンより数段高い位にいる。<br />
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『[[劇場版マジンガーシリーズ|対暗黒大将軍]]』では[[ゴーゴン大公]]から対等の口を聞かれていたが、本作では総司令官として、ゴーゴンより数段高い位にいる。
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作中で[[ミケーネ帝国]]の窮状や、[[日本]]侵略に固執する理由…「起伏に富んだ地形が要塞化に打ってつけであること」「微妙な国際的立場の国であり、他の国々を油断させやすいこと」を思索と言う形で言及する。<br />
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中盤、自分の知らないところで火山島前線基地建設を進められ、存在すら知らなかった「[[闇の帝王]]の直属の部下([[地獄大元帥]]の事と思われる)」に嫉妬する。<br />
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作中で[[ミケーネ帝国]]の窮状や、[[日本]]侵略に固執する理由…「起伏に富んだ地形が要塞化に打ってつけであること」「微妙な国際的立場の国であり、他の国々を油断させやすいこと」を思索と言う形で言及する。
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中盤、自分の知らないところで火山島前線基地建設を進められ、存在すら知らなかった「[[闇の帝王]]の直属の部下([[地獄大元帥]]の事と思われる)」に嫉妬する。
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[[ヤヌス侯爵]]の台頭に危機感を抱き、彼女の初作戦に便乗して[[グレートマジンガー]]に決戦を挑む。至近距離からのブレストバーンやサンダーブレークを浴び、半死半生の身になっても鬼気迫る執念で迫り来るその姿は、[[剣鉄也|鉄也]]を戦慄させた。
[[ヤヌス侯爵]]の台頭に危機感を抱き、彼女の初作戦に便乗して[[グレートマジンガー]]に決戦を挑む。至近距離からのブレストバーンやサンダーブレークを浴び、半死半生の身になっても鬼気迫る執念で迫り来るその姿は、[[剣鉄也|鉄也]]を戦慄させた。
=== [[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]] ===
=== [[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]] ===
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テレビ版と同様、ミケーネ軍の総司令官として登場。<br />
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テレビ版と同様、ミケーネ軍の総司令官として登場。
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劇中では言及されなかったが、バンダイビジュアルのホームページによると、本作でも闇の帝王に仕える帝国第二位の権力者となっている。[[マジンカイザー]]を苦しめたが、仲間を失い怒りに燃える[[兜甲児 (OVA)|甲児]]によってカイザーのパンチの猛打を浴び、最後には首をもがれて倒される。
劇中では言及されなかったが、バンダイビジュアルのホームページによると、本作でも闇の帝王に仕える帝国第二位の権力者となっている。[[マジンカイザー]]を苦しめたが、仲間を失い怒りに燃える[[兜甲児 (OVA)|甲児]]によってカイザーのパンチの猛打を浴び、最後には首をもがれて倒される。
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[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]を反映し、厄介な特殊能力はないものの高いHPと攻撃力で押してくる。
[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]を反映し、厄介な特殊能力はないものの高いHPと攻撃力で押してくる。
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スーパー系の地位が低かった旧シリーズでは総じて扱いが悪く、リアル系相手には殆ど攻撃が当たらず、一方的にクリティカルを連発され、スーパー系には「必中」無しで攻撃を当てられる敵として典型的な「倒しやすい敵」であった。リアル系優遇が頂点に達した[[F]]ではあろう事か他作品の引き立て役にされるなど散々な扱いだったのが、近年は見直しにより大幅に地位が向上。<br />
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スーパー系の地位が低かった旧シリーズでは総じて扱いが悪く、リアル系相手には殆ど攻撃が当たらず、一方的にクリティカルを連発され、スーパー系には「必中」無しで攻撃を当てられる敵として典型的な「倒しやすい敵」であった。リアル系優遇が頂点に達した[[F]]ではあろう事か他作品の引き立て役にされるなど散々な扱いだったのが、近年は見直しにより大幅に地位が向上。
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当てやすい事には変わりがないが、HPと防御力が高くまた[[底力]]によりHPを削れば削る程、反撃の命中率が上がる他攻撃力も高く、リアル系ユニットなら一撃で落とされる事も珍しくないなど「スーパー系の強敵」としての印象が強い。
当てやすい事には変わりがないが、HPと防御力が高くまた[[底力]]によりHPを削れば削る程、反撃の命中率が上がる他攻撃力も高く、リアル系ユニットなら一撃で落とされる事も珍しくないなど「スーパー系の強敵」としての印象が強い。