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| *身長:173cm | | *身長:173cm |
| *体重:61kg | | *体重:61kg |
− | *好きな物:コーヒー、チェス、クラシック音楽 | + | *好きな物:コーヒー、チェス、[[クラシック音楽]] |
| *所属:[[竜宮島]]・[[アルヴィス]] | | *所属:[[竜宮島]]・[[アルヴィス]] |
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| [[アルヴィス]]の前司令・[[皆城公蔵]]の息子で[[真壁一騎|一騎]]の幼馴染。 | | [[アルヴィス]]の前司令・[[皆城公蔵]]の息子で[[真壁一騎|一騎]]の幼馴染。 |
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− | 指揮管制システムである[[ジークフリードシステム]]で一騎たち[[ファフナー]]部隊の[[指揮]]を担当する。 | + | 指揮管制システムである[[ジークフリードシステム]]で一騎たち[[ファフナー]]部隊の指揮を担当する。 |
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| 真面目で冷静沈着な性格であり、一騎たちと違い[[竜宮島]]や世界の状況を知っていること、島のコアとなっている[[皆城乙姫|乙姫]]の兄であることなどから島を守るという責任感が強く、時として残酷とも思える判断を下す。しかし、前線で危険な戦いをしている一騎たちに後方から厳しい命令を下さなければならない事を申し訳なく思っており、苦悩を感じている。 | | 真面目で冷静沈着な性格であり、一騎たちと違い[[竜宮島]]や世界の状況を知っていること、島のコアとなっている[[皆城乙姫|乙姫]]の兄であることなどから島を守るという責任感が強く、時として残酷とも思える判断を下す。しかし、前線で危険な戦いをしている一騎たちに後方から厳しい命令を下さなければならない事を申し訳なく思っており、苦悩を感じている。 |
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| [[ドラマCD]]では[[羽佐間翔子|翔子]]が[[自爆]]でフェストゥムを撃破した後のエピソードが描かれており、翔子の墓にペンキで心無い落書きをした犯人が総士である事が語られた。これは、他のパイロットが『自爆がフェストゥムを倒すのに有効である』という認識を持たぬよう、『自爆するとファフナーを失いみんなに憎まれる』という感覚を持たせて『自爆=自殺行為』から遠ざける事が目的であり、間接的に仲間を守ろうという彼なりの優しさだった(TV本編でも、最後まで自爆を止めようとしていたことがマークゼクスのシステム音声から分かる)。しかし、その目的を果たす為にあえて真意を伝える事をしなかった為、一騎や真矢の誤解を招く。その結果、総士に不信感を抱いた一騎は竜宮島を脱走し、総士が想いを寄せる真矢とも衝突してしまう。 | | [[ドラマCD]]では[[羽佐間翔子|翔子]]が[[自爆]]でフェストゥムを撃破した後のエピソードが描かれており、翔子の墓にペンキで心無い落書きをした犯人が総士である事が語られた。これは、他のパイロットが『自爆がフェストゥムを倒すのに有効である』という認識を持たぬよう、『自爆するとファフナーを失いみんなに憎まれる』という感覚を持たせて『自爆=自殺行為』から遠ざける事が目的であり、間接的に仲間を守ろうという彼なりの優しさだった(TV本編でも、最後まで自爆を止めようとしていたことがマークゼクスのシステム音声から分かる)。しかし、その目的を果たす為にあえて真意を伝える事をしなかった為、一騎や真矢の誤解を招く。その結果、総士に不信感を抱いた一騎は竜宮島を脱走し、総士が想いを寄せる真矢とも衝突してしまう。 |
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− | 一見すると[[年齢]]に不相応な達観した印象を与えるが、若狭故の不器用さを見せたり、エッチな話になると何も言っていないのに「何だ!?」と聞いてくるという、ムッツリながらも歳相応に興味を持つ思春期の男子らしい反応をする事も。 | + | 一見すると[[年齢]]に不相応な達観した印象を与えるが、若さ故の不器用さを見せたり、エッチな話になると何も言っていないのに「何だ!?」と聞いてくるという、ムッツリながらも歳相応に興味を持つ思春期の男子らしい反応をする事も。 |
− | 以上のことから指揮官としては優秀であるが人間関係が不器用過ぎて上記の様な事態を招いてしまった事もあったりしたが、そうなってしまったのは取り巻く状況の過酷さと責任の重さと自身の不器用さからと自分の事で精一杯だったからでもあり、責めるのは酷とも言える。
| + | また、[[指揮官]]としては優秀である一方で、人間関係が不器用過ぎて上記の様な事態を招いてしまった事もあったりしたが、そうなってしまったのは総士を取り巻く状況の過酷さと責任の重さと自身の不器用さからと自分の事で精一杯だったからでもあり、安易に責めるのは酷とも言える。 |
| | | |
| 終盤、フェストゥムによって[[北極]]に連れ去られるも[[蒼穹作戦]]の決行によって救出されるが、既にかなり同化が進んでしまっており、島に帰る前にその肉体は消滅してしまった。肉体が砕け散る最後の瞬間に「いつか必ず帰ってくる」と一騎と約束しており、それが劇場版『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』の[[伏線|布石]]になっている。 | | 終盤、フェストゥムによって[[北極]]に連れ去られるも[[蒼穹作戦]]の決行によって救出されるが、既にかなり同化が進んでしまっており、島に帰る前にその肉体は消滅してしまった。肉体が砕け散る最後の瞬間に「いつか必ず帰ってくる」と一騎と約束しており、それが劇場版『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』の[[伏線|布石]]になっている。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦K]] | | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
− | :[[ジークフリードシステム]]によって、[[ファフナー]]各機のパイロット全員の共通のサブパイロットとして参戦する。有効な[[精神コマンド]]を数多く覚えるが、[[SP]]も各パイロット間で共有されるため、気軽に[[精神コマンド]]を使うとあっという間にSPが底をつく。「一人の[[サブパイロット]]が複数の機体に同時に乗っている」という特殊な扱いなので、ファフナー勢を主力にしているとすごい勢いでレベルが上がっていく。 | + | :[[ジークフリードシステム]]によって、[[ファフナー]]各機のパイロット全員の共通の[[サブパイロット]]として参戦する。有効な[[精神コマンド]]を数多く覚えるが、[[SP]]も各パイロット間で共有されるため、気軽に[[精神コマンド]]を使うとあっという間にSPが底をつく。「一人の[[サブパイロット]]が複数の機体に同時に乗っている」という特殊な扱いなので、ファフナー勢を主力にしているとすごい勢いでレベルが上がっていく。 |
| :原作では蒼穹作戦を成功させて竜宮島に帰還する途中で同化現象の進行で消滅するが、[[K]]では無事帰還して最終面まで離脱せずに使用可能。最終局面では[[ル=コボル]]の打倒および[[ミスト・レックス|ミスト]]とヒロインの生存という点において非常に重要な役割を果たすが、その代償として結晶化が大幅に進行し原作どおり消滅してしまう。原作アニメ本編よりは生存期間は長かったが、最終的に辿る運命は原作と変わらない上、結果的に「ル=コボルの打倒とミストとヒロインの救出の為に自らを犠牲にした」という事実も相まって、この展開は多くのファンの間で物議を醸し、波紋を呼んだ。 | | :原作では蒼穹作戦を成功させて竜宮島に帰還する途中で同化現象の進行で消滅するが、[[K]]では無事帰還して最終面まで離脱せずに使用可能。最終局面では[[ル=コボル]]の打倒および[[ミスト・レックス|ミスト]]とヒロインの生存という点において非常に重要な役割を果たすが、その代償として結晶化が大幅に進行し原作どおり消滅してしまう。原作アニメ本編よりは生存期間は長かったが、最終的に辿る運命は原作と変わらない上、結果的に「ル=コボルの打倒とミストとヒロインの救出の為に自らを犠牲にした」という事実も相まって、この展開は多くのファンの間で物議を醸し、波紋を呼んだ。 |
| :[[K]]ではファフナーの各種パイロットを生存させることができる隠しフラグが設定されているが、総士の消滅だけは覆すことができない([[隠し要素/K]]を参照)。 | | :[[K]]ではファフナーの各種パイロットを生存させることができる隠しフラグが設定されているが、総士の消滅だけは覆すことができない([[隠し要素/K]]を参照)。 |
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| === [[バンプレストオリジナル]] === | | === [[バンプレストオリジナル]] === |
| ;[[ミスト・レックス]] | | ;[[ミスト・レックス]] |
− | :仲間の事を想って敢えて非情に振る舞い憎まれ役を買って出ていた総士の真意に気付けなかった為、地球人への疑念の一因となるなど、『K』の中盤までは総士に対して深い嫌悪感と不信感を抱いていた。後々には彼は総士への認識を改めているが、その過程や瞬間は一切描写されていない。最終決戦にて、自らの身を挺して彼とヒロインを救ってしまう。そして… | + | :仲間の事を想って敢えて非情に振る舞い憎まれ役を買って出ていた総士の真意に気付けなかった為、地球人への疑念の一因となるなど、『K』の中盤までは総士に対して深い嫌悪感と不信感を抱いていた。 |
| + | :後々にはミストは総士への認識を改めているが、その過程や瞬間は一切描写されていない。最終決戦にて、自らの身を挺して彼とヒロインを救ってしまう。そして… |
| ;[[アンジェリカ・シャルティール]]、[[シェルディア・ルージュ]] | | ;[[アンジェリカ・シャルティール]]、[[シェルディア・ルージュ]] |
| :『K』の最終決戦にて、自らの身を挺してその命を救う。 | | :『K』の最終決戦にて、自らの身を挺してその命を救う。 |
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| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | === RIGHT OF LEFT === |
| + | ;「過酷な状況であっても生きようとする者の意思… 僕に背負えるのか…? 乙姫……!」 |
| + | :前日談『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)での台詞。 |
| + | :この段階ではジークフリードシステムに乗り込んで戦っていなかったため、戦う側としての覚悟は出来ていても皆の想いを受け止める覚悟は出来ていなかった。まだ目覚めていない[[皆城乙姫|乙姫]]にその不安を吐露するかのように…。 |
| + | ;「僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を、譲ってもらっているんだ」<br/>「たとえそれが、一日限りの平和だったとしても」<br/>「僕は、その価値に感謝する」 |
| + | :「L計画で散って行った先輩達の戦いはたった半年の平和しか価値がなかったのか」と嘆く蔵前に対して。 |
| + | ;「こうして、平和と戦いは受け継がれた…」<br>「彼らの生きる意思、前戦で戦う者達の痛み…そのすべてを、僕に背負えるだろうか… 繰り返し、自分にそう聞いた」<br/>「答えは、これからの戦いの中にある…僕らの戦いの中に…」 |
| + | :L計画で散っていった者達から貰ったささやかな平和を噛み締め、意志を背負う覚悟が固まると同時に総士の本当の戦いが始まる…。 |
| + | :このモノローグを以て「'''島から去りゆく者'''たちの物語」は終わり、「'''どんな過酷な状況であっても生きようとする者'''たちの物語」へと繋がることとなる――。 |
| + | === [[蒼穹のファフナー|TV版]] === |
| ;「見上げてごらん。あの日、晴れた日に、雨が降ったね」<br>「でも、雨に濡れる僕たちに、彼女はそっと、笑顔の傘を差し出してくれたよ。『空よ、泣かないで』と……」 | | ;「見上げてごらん。あの日、晴れた日に、雨が降ったね」<br>「でも、雨に濡れる僕たちに、彼女はそっと、笑顔の傘を差し出してくれたよ。『空よ、泣かないで』と……」 |
− | :第6話、[[羽佐間翔子|翔子]]死亡後のモノローグ。続いて[[真壁一騎|一騎]]の慟哭と共にEDが始まり、一連の流れで視聴者を失意のどん底に叩き落とす。 | + | :第6話「翔空〜ぎせい」における[[羽佐間翔子|翔子]]死亡後のモノローグ。続いて[[真壁一騎|一騎]]の慟哭と共にEDが始まり、一連の流れで視聴者を失意のどん底に叩き落とす。 |
| :しかし、モノローグの中でも妙に'''詩的'''さが目立ち、「ポエム」扱いされる大きな要因の一つとも言える。 | | :しかし、モノローグの中でも妙に'''詩的'''さが目立ち、「ポエム」扱いされる大きな要因の一つとも言える。 |
| ;「これが甲洋の、自分で招いた結果だ。おかげで[[ファフナー]]を失った。感傷に浸る間はない」 | | ;「これが甲洋の、自分で招いた結果だ。おかげで[[ファフナー]]を失った。感傷に浸る間はない」 |
− | :[[春日井甲洋|甲洋]]が[[同化]]した後の台詞。その直後、[[遠見真矢|真矢]]に平手打ちをされてしまう。序盤の総士はこのように一見冷徹なように思える発言が多く、またその真意を語ることもなかったため、これらの積み重なりが一騎の脱走の原因となった。 | + | :第9話「同化〜わかれ」より。[[春日井甲洋|甲洋]]が[[同化]]した後の台詞。その直後、[[遠見真矢|真矢]]に平手打ちをされてしまう。 |
− | :『[[K]]』ではこの場面でカガリにもこの非情な一言を咎められて平手打ちされ、彼女と同様に総士の真意を理解できていなかったミストには内心嫌悪されてしまう。 | + | :序盤の総士はこのように一見冷徹なように思える発言が多く、またその真意を語ることもなかったため、これらの積み重なりが[[真壁一騎|一騎]]の[[脱走イベント|脱走]]の原因となった。 |
| + | :『[[K]]』ではこの場面で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]にもこの非情な一言を咎められて平手打ちされ、彼女と同様に総士の真意を理解できていなかった[[ミスト・レックス|ミスト]]には内心嫌悪されてしまう(以下、スパロボシリーズの名台詞の欄を参照)。 |
| ;「クロッシングの為に機体を登録する…5秒待て! 直ぐに済む…」 | | ;「クロッシングの為に機体を登録する…5秒待て! 直ぐに済む…」 |
− | :第16話「朋友」にて、[[竜宮島]]に帰還した一騎の搭乗する[[マークザイン]]の機体登録を完了した。ちなみに登録自体は一瞬で済んだため、5秒はどちらかというと総士の苦しみを理解した一騎の言葉を受けて出た涙をぬぐって気持ちを切り替えるため。実際測ってみると、5秒キッカリで総士は気持ちを切り替えている。 | + | :第16話「朋友〜おかえり」にて、[[竜宮島]]に帰還した一騎の搭乗する[[マークザイン]]の機体登録を完了した。 |
− | :序盤では一騎とすれ違うことの多かった二人だが、ここにきてようやく理解しあえるようになった。のだが、戦闘を終えた後、一騎と改めて話をするために自室に招待したものの…(以下、迷台詞の項へ) | + | :ちなみに登録自体は一瞬で済んだので、5秒はどちらかというと総士の苦しみを理解した一騎の言葉を受けて出た涙をぬぐって気持ちを切り替えるため。'''実際に計測してみると、5秒キッカリで総士は気持ちを切り替えている'''。 |
− | :ファンの間では名場面の一つとして挙げられる事が多く、ファフナーを見た視聴者アンケートの一つ「好きな台詞は?」においてこの台詞が'''第1位に選ばれた'''。『UX』では[[DVE]]になった他、その時の顔グラの上半分が暗くかかるという特殊な演出となっている。 | + | :序盤では一騎とすれ違うことの多かった二人だが、ここにきてようやく理解しあえるようになった。…のだが、戦闘を終えた後、一騎と改めて話をするために自室に招待したものの…(以下、迷台詞の欄へ) |
| + | :ファンの間では名場面の一つとして挙げられる事が多く、『蒼穹のファフナー』を見た視聴者アンケートの一つ「好きな台詞は?」においてこの台詞が'''第1位に選ばれた'''。 |
| + | :『UX』では[[DVE]]になった他、その時の顔グラの上半分が暗くかかるという特殊な演出となっている。 |
| :しかし'''『K』ではよりにもよってこのやり取りが再現されていない'''。しかも「真矢達が初陣でそっちのフォローに専念しなければならないから」という理由まで付けられている…。 | | :しかし'''『K』ではよりにもよってこのやり取りが再現されていない'''。しかも「真矢達が初陣でそっちのフォローに専念しなければならないから」という理由まで付けられている…。 |
| ;「その格好でのクロッシングは断固拒絶するからな…」 | | ;「その格好でのクロッシングは断固拒絶するからな…」 |
− | :[[小楯衛|衛]]の[[ゴウバインヘルメット]]をかぶった[[真壁一騎|一騎]]に対して。直後に自分もゴウバインヘルメットを無理やり被らされる羽目に遭う。 | + | :第21話「咲良〜みらい」より。[[小楯衛|衛]]の[[ゴウバインヘルメット]]をかぶった[[真壁一騎|一騎]]に対して。直後に自分もゴウバインヘルメットを無理やり被らされる羽目に遭う。 |
| ;「その程度で相手を理解した気になるのは、ただの傲慢さ。彼女はそう教えてくれた…」 | | ;「その程度で相手を理解した気になるのは、ただの傲慢さ。彼女はそう教えてくれた…」 |
| :[[カノン・メンフィス|カノン]]に「クロッシングしているなら、相手の考えもわかっているのではないか」と言われて。総士のいう「彼女」とは真矢の事。 | | :[[カノン・メンフィス|カノン]]に「クロッシングしているなら、相手の考えもわかっているのではないか」と言われて。総士のいう「彼女」とは真矢の事。 |
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| : | | : |
| ;「僕はここにいる…。いつか再び、出会うまで……」 | | ;「僕はここにいる…。いつか再び、出会うまで……」 |
− | :最終回にて。一騎に[[伏線|再会の約束]]をし、この言葉を残して[[ジークフリードシステム]]ごと砕け散る。 | + | :最終話「蒼穹〜そら」にて。一騎に[[伏線|再会の約束]]をし、この言葉を残して[[ジークフリードシステム]]ごと砕け散る。 |
| ;「今ならわかる。たとえ苦しみに満ちた生でも、僕は、存在を選ぶだろう…… もう一度、お前と出会うために…… お前が信じてくれる限り、いつか必ず帰る。お前がいる場所に……」 | | ;「今ならわかる。たとえ苦しみに満ちた生でも、僕は、存在を選ぶだろう…… もう一度、お前と出会うために…… お前が信じてくれる限り、いつか必ず帰る。お前がいる場所に……」 |
− | :最終回のモノローグ。『UX』では[[DVE]]。 | + | :最終話「蒼穹〜そら」のモノローグ。『UX』では[[DVE]]。 |
− | ;「過酷な状況であっても生きようとする者の意思… 僕に背負えるのか…? 乙姫……!」
| + | === [[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HEAVEN AND EARTH]] === |
− | :前日談『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)での台詞。この段階ではジークフリードシステムに乗り込んで戦っていなかったため、戦う側としての覚悟は出来ていても皆の想いを受け止める覚悟は出来ていなかった。まだ目覚めていない乙姫にその不安を吐露するかのように…。
| + | ;「世界に満ちる果てしない痛み。そのすべてに、帰る場所があるのだろうか」<br />「今は信じたい。帰り着く場所にある、最善の安らぎを…」<br />「そのために、僕らはここにいるのだと…」 |
− | ;「僕たちは常に、誰かが勝ち取った平和を、譲ってもらっているんだ」<br/>「たとえそれが、一日限りの平和だったとしても」<br/>「僕は、その価値に感謝する」 | + | :[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]での〆。人間や[[フェストゥム]]にも[[祝福]]があり、同じだけの安らぎがある。フェストゥムの元で再生した彼は、未だ果たされぬ共存を信じ続ける。 |
− | :L計画で散って行った先輩達の戦いはたった半年の平和しか価値がなかったのか、と嘆く蔵前に対して。 | + | :『UX』ではこの台詞がエンディングのトリを飾る[[DVE]]となっている。 |
− | ;「こうして、平和と戦いは受け継がれた…」<br>「彼らの生きる意思、前戦で戦う者達の痛み…そのすべてを、僕に背負えるだろうか… 繰り返し、自分にそう聞いた」<br/>「答えは、これからの戦いの中にある…僕らの戦いの中に…」
| + | === 他媒体 === |
− | :L計画で散っていった者達から貰ったささやかな平和を噛み締め、意志を背負う覚悟が固まると同時に総士の本当の戦いが始まる…。 | |
− | :このモノローグを以て「'''島から去りゆく者'''たちの物語」は終わり、「'''どんな過酷な状況であっても生きようとする者'''たちの物語」へと繋がることとなる――。
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| ;「一騎、僕はこの島が好きなんだ。フェストゥムから守りたい。人類のためとかプロジェクトとかそんな大袈裟なことじゃない…」<br />「僕はみんなとの思い出の詰まったこの島を守りたいんだ。」<br />「一騎、僕に力を貸してくれ」 | | ;「一騎、僕はこの島が好きなんだ。フェストゥムから守りたい。人類のためとかプロジェクトとかそんな大袈裟なことじゃない…」<br />「僕はみんなとの思い出の詰まったこの島を守りたいんだ。」<br />「一騎、僕に力を貸してくれ」 |
− | :PSPのゲームでの台詞。原作の内面描写を考える、とこちらが本来の彼の気持ちのようである。 | + | :PSPのゲームでの台詞。原作の内面描写を考えると、こちらが本来の総士の気持ちのようである。 |
− | ;「世界に満ちる果てしない痛み。そのすべてに、帰る場所があるのだろうか」<br />「今は信じたい。帰り着く場所にある、最善の安らぎを…」<br />「そのために、僕らはここにいるのだと…」
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− | :[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]での〆。人やフェストゥムにも[[祝福]]があり、同じだけの安らぎがある。フェストゥムの元で再生した彼は、まだ果たされぬ共存を信じ続ける。
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− | :『UX』ではこの台詞がエンディングのトリを飾るDVEとなっている。
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
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| :その手の話題になった時の反応。この台詞の後の一騎の「何だよ?」はもはや黄金コンビ。 | | :その手の話題になった時の反応。この台詞の後の一騎の「何だよ?」はもはや黄金コンビ。 |
| ;「さ、話そうか」 | | ;「さ、話そうか」 |
− | :真矢に「一騎君とちゃんと話して」と言われた総士は、一騎を自室に招待。しかし、具体的に何を話すのかまでは考えていなかった模様で、足を組みながら、こう言い放った。<br />困惑した一騎は、とりあえず部屋を見渡した感想を述べるのだが… | + | :第17話「生存〜しかけ」より。真矢から「一騎君とちゃんと話して」と言われた総士は、一騎を自室に招待した。 |
| + | :しかし、具体的に何を話すのかまでは考えていなかった模様で、足を組みながら、こう言い放った。困惑した一騎は、とりあえず部屋を見渡した感想を述べるのだが… |
| ;「よく見ろ。ベッドがある」<br />「テーブルとソファーがある」<br />「机があって、壁には写真も飾ってある」<br />一騎「それ、一枚だけか…?」<br />「見ろ。コンパクトなバスルームまでついている」 | | ;「よく見ろ。ベッドがある」<br />「テーブルとソファーがある」<br />「机があって、壁には写真も飾ってある」<br />一騎「それ、一枚だけか…?」<br />「見ろ。コンパクトなバスルームまでついている」 |
− | :上の続き。一騎に「何もない部屋だな」と言われ、ムキになってこじつけの内装の説明を始めだす。<br />これだけならただのギャグシーンなのだが、バスルームには薬が置いてあり、これはフラッシュバック(ファフナーパイロットが受けた痛みが再現される症状)を抑える痛み止めであるということが総士自身の口から語られるという、何気に重要な一幕となる。 | + | :上の続き。一騎に「何も無い部屋だな」と言われ、ムキになってこじつけの内装の説明を始めだす。 |
− | :が、重い雰囲気になったことに慌てた総士は、急いで話を切り替え… | + | :これだけならただのギャグシーンなのだが、バスルームには薬が置いてあり、これはフラッシュバック(ファフナーパイロットが受けた痛みが再現される症状)を抑える痛み止めであるということが総士自身の口から語られるという、何気に重要な一幕となる。しかし、重い雰囲気になったことに慌てた総士は、急いで話を切り替え… |
− | :ちなみに壁に掛けられている写真は真矢が撮った、総士や一騎、[[羽佐間翔子|そ]][[春日井甲洋|の]][[近藤剣司|友]][[要咲良|人]][[小楯衛|たち]]が一同に写ったものである。 | + | :ちなみに壁に掛けられている写真は、真矢が撮影した総士や一騎、[[羽佐間翔子|そ]][[春日井甲洋|の]][[近藤剣司|友]][[要咲良|人]][[小楯衛|たち]]が一同に写ったものである。 |
| ;「自動販売機だ。僕の部屋からほぼ十一歩の距離にある。極めて便利だ」 | | ;「自動販売機だ。僕の部屋からほぼ十一歩の距離にある。極めて便利だ」 |
− | :〆に外の自販機までの距離を説明。一騎に「おまえって、ホントに不器用だな……」と呆れられた。<br />以上のように総士の不器用さ全開のコミカルな一幕であるが、同時に物語前半では大きく開いていた二人の距離が確実に縮まりつつあることを示したシーンである。 | + | :〆に外の自販機までの距離を説明。一騎に「おまえって、ホントに不器用だな……」と呆れられた。 |
− | :『[[K]]』では一騎にアナ姫の部屋と比較されて、ムキになって反論、という形で再現されている。 | + | :以上のように総士の不器用さ全開のコミカルな一幕であるが、同時に物語前半では大きく開いていた二人の距離が確実に縮まりつつあることを示したシーンである。 |
− | :『[[UX]]』では形を変えて一連のシーンは再現されるが、よりによって'''エルシャンクのブリッジで話しているため'''周囲のメンバーに笑われてしまった(スパロボシリーズの迷台詞参照)。 | + | :『[[K]]』では一騎に[[アナ・メダイユ|アナ姫]]の部屋と比較されて、ムキになって反論、という形で再現されている。 |
| + | :『[[UX]]』では形を変えて一連のシーンは再現されるが、よりによって'''[[エルシャンク]]のブリッジで話しているため'''周囲のメンバーに笑われてしまった(スパロボシリーズの迷台詞参照)。 |
| :余談だが、このシーンには一騎に総士が「お前に言われたくない」と返す没台詞がある。 | | :余談だが、このシーンには一騎に総士が「お前に言われたくない」と返す没台詞がある。 |
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| === K === | | === K === |
| ;(これでいい…。ファフナーを失う事の意味もわからず、勝手な行動をとった者がどう言われるか…)<br />(一騎や咲良、そしてアークエンジェルの人達にも知っておいてもらった方がいいんだ…) | | ;(これでいい…。ファフナーを失う事の意味もわからず、勝手な行動をとった者がどう言われるか…)<br />(一騎や咲良、そしてアークエンジェルの人達にも知っておいてもらった方がいいんだ…) |
− | :第17話(ビルドベースルート)のエンドデモにて、フェストゥムとの戦闘で同化した甲洋の件で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に責められた直後のモノローグ。仲間を想い、その本心を隠して非情に徹する。しかも、よりにもよって総士が心中でこの台詞を言ったのは'''[[ミスト・レックス|ミスト]]が彼に嫌悪感を抱いた直後'''である。 | + | :第17話([[ビルドベース]]ルート)のエンドデモにて、[[フェストゥム]]との戦闘で同化した甲洋の件で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]達に責められた直後のモノローグ。仲間を想い、その本心を隠して非情に徹する。 |
− | ;「乙姫が礼を言っていた。『私にも友達ができてうれしい。ありがとう』と」<br/>ウェンディ「えっ? あ、どういたしまして…。他には…?」<br/>「それだけだ。僕はこれから本を借りねばならない。また、話があったら連絡する」 | + | :しかも、よりにもよって総士が心中でこの台詞を言ったのは'''[[ミスト・レックス|ミスト]]が彼に嫌悪感を抱いた直後'''である。 |
− | :[[アナ・メダイユ|アナ姫]]の部屋にて、[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]と出会って。一応乙姫からの伝言という形ではあるが、総士自身の感想も入っているのであろう(直後、道生から「相変わらず人付き合いが下手な奴」といわれている)。 | + | ;「乙姫が礼を言っていた。『私にも友達ができてうれしい。ありがとう』と」<br/>ウェンディ「えっ? あ、どういたしまして…。他には…?」<br/>「それだけだ。僕はこれから本を借りねばならない。また、話があったら連絡する」 |
| + | :[[アナ・メダイユ|アナ姫]]の部屋にて、[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]と出会って。一応[[皆城乙姫|乙姫]]からの伝言という形ではあるが、総士自身の感想も入っているのであろう(直後、道生から「相変わらず人付き合いが下手な奴」といわれている)。 |
| :ところで、総士が何を借りたのかは、謎である…。 | | :ところで、総士が何を借りたのかは、謎である…。 |
| ;「ロケットが1機だけならばな。もしも予備があったら…」 | | ;「ロケットが1機だけならばな。もしも予備があったら…」 |
| :第27話([[ガン×ソード]]ルート)で[[カギ爪の男]]が「[[幸せの時]]」と称する計画を阻止に成功した後の台詞。事実、彼の予想した通りに予備のロケットがもう1機用意されていた。 | | :第27話([[ガン×ソード]]ルート)で[[カギ爪の男]]が「[[幸せの時]]」と称する計画を阻止に成功した後の台詞。事実、彼の予想した通りに予備のロケットがもう1機用意されていた。 |
− | ;「サコン先生。ミストさん達を犠牲にしてもいいんですか?」<br />「ふたりの未来も守ってあげて下さい!」 | + | ;「[[サコン・シロウ|サコン先生]]。ミストさん達を犠牲にしてもいいんですか?」<br />「ふたりの未来も守ってあげて下さい!」 |
| :最終話。地球の未来を守るために犠牲になろうとしているミスト達を救おうとする際の台詞。自らの未来よりも他者の未来を守ろうとした彼は…。 | | :最終話。地球の未来を守るために犠牲になろうとしているミスト達を救おうとする際の台詞。自らの未来よりも他者の未来を守ろうとした彼は…。 |
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| :第12話「[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]」エンドデモの締めくくり。これから過酷な運命が待ち受けているファフナー候補生達に思いを馳せる。 | | :第12話「[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]」エンドデモの締めくくり。これから過酷な運命が待ち受けているファフナー候補生達に思いを馳せる。 |
| :「Separation」「Shangri-La」の歌詞ネタだが、内容にぴったりなだけに物悲しい。 | | :「Separation」「Shangri-La」の歌詞ネタだが、内容にぴったりなだけに物悲しい。 |
− | ;「! これは…! ジークフリード・システムが端末をもうひとつ認識している!?だが、この機体コードは…!」 | + | ;「! これは…! ジークフリード・システムが端末をもうひとつ認識している!? だが、この機体コードは…!」 |
| :第27話にて[[プトレマイオス2改|トレミー]]に止めを刺そうとした[[矢藩朗利|朗利]]の[[シンデン]]が吹き飛ばされた後、端末を新たに認識したジークフリードシステムに気付いた総士。 | | :第27話にて[[プトレマイオス2改|トレミー]]に止めを刺そうとした[[矢藩朗利|朗利]]の[[シンデン]]が吹き飛ばされた後、端末を新たに認識したジークフリードシステムに気付いた総士。 |
| :だが、その機体コードは、[[竜宮島]]を守るために自爆して喪失したはずの[[マークゼクス|白いファフナー]]――それに乗っているパイロットは[[羽佐間翔子|……!?]] | | :だが、その機体コードは、[[竜宮島]]を守るために自爆して喪失したはずの[[マークゼクス|白いファフナー]]――それに乗っているパイロットは[[羽佐間翔子|……!?]] |
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| :第22話「コンフュージョン・カーニバル」より。一騎の「遠見もアイドルコンテストに出ればよかった」という発言を受けて心中でつぶやく。…個人的に真矢は出てほしかったのだろうか。 | | :第22話「コンフュージョン・カーニバル」より。一騎の「遠見もアイドルコンテストに出ればよかった」という発言を受けて心中でつぶやく。…個人的に真矢は出てほしかったのだろうか。 |
| ;「ああ…。これは認めざるを得まい…」 | | ;「ああ…。これは認めざるを得まい…」 |
− | :同じく第22話で、[[レ・ミィ]]と[[コトナ・エレガンス|コトナ]]の歌を聴いて。前述のセリフと合わせてこの一連の場面、ファフナー組も[[ピンクカバ]]の影響受けてんじゃないかと思うほどはっちゃけている。 | + | :同じく第22話で、[[レ・ミィ]]と[[コトナ・エレガンス|コトナ]]の[[歌]]を聴いて。前述の台詞と合わせてこの一連の場面、ファフナー組も[[ピンクカバ]]の影響受けてんじゃないかと思うほどはっちゃけている。 |
| ;(こんな人と一緒に戦わなくちゃならないなんて…)<br />(とても背中を預ける気になどなれない…!) | | ;(こんな人と一緒に戦わなくちゃならないなんて…)<br />(とても背中を預ける気になどなれない…!) |
| :第22話で戦闘終了した際、猪突猛進なやり方で[[イディクス]]の基地を探そうとする[[草薙剣児|剣児]]に対して腹立たしく思っての発言だが、端から感情的に拒絶しており原作では努めて冷静だった彼らしからぬ描写である。 | | :第22話で戦闘終了した際、猪突猛進なやり方で[[イディクス]]の基地を探そうとする[[草薙剣児|剣児]]に対して腹立たしく思っての発言だが、端から感情的に拒絶しており原作では努めて冷静だった彼らしからぬ描写である。 |
| ;「パイロット達が身勝手すぎる…! 特にヴァンという人と剣児という人…彼らは、戦闘中に絶対に問題を起こすはずだ…。いや、既に起こしている可能性だってある…パイロットが命令に従わず勝手な行動をしたら、勝てる戦いも勝てなくなってしまう」<br />「ジークフリード・システムでクロッシングする事もできないし考えている事が全く分からない…僕は彼らと一緒に戦う自信がない」 | | ;「パイロット達が身勝手すぎる…! 特にヴァンという人と剣児という人…彼らは、戦闘中に絶対に問題を起こすはずだ…。いや、既に起こしている可能性だってある…パイロットが命令に従わず勝手な行動をしたら、勝てる戦いも勝てなくなってしまう」<br />「ジークフリード・システムでクロッシングする事もできないし考えている事が全く分からない…僕は彼らと一緒に戦う自信がない」 |
| :第22話のシナリオエンドデモより。剣児や[[ヴァン]]に対する不満をメンバーの前で口にした時の台詞。特にヴァンに至っては、「あの人をメンバーから外すようにアスハ代表に掛け合って来る!」とまで言い出し、制止した[[ジョシュア・ラングレン|ジョシュア]]にも「ああいう人の存在は必要ない」とまで言い出す始末。尤も、その直後に乙姫に[[説得]]され、落ち着きを取り戻して周囲に憤慨した事を反省していた。 | | :第22話のシナリオエンドデモより。剣児や[[ヴァン]]に対する不満をメンバーの前で口にした時の台詞。特にヴァンに至っては、「あの人をメンバーから外すようにアスハ代表に掛け合って来る!」とまで言い出し、制止した[[ジョシュア・ラングレン|ジョシュア]]にも「ああいう人の存在は必要ない」とまで言い出す始末。尤も、その直後に乙姫に[[説得]]され、落ち着きを取り戻して周囲に憤慨した事を反省していた。 |
− | :メンバー間の不仲というのは話のきっかけとしては良くある話だが、以上の一連の台詞の場合は総士の反応が過剰な上に(上記のとおり総士が冷徹な指揮官として振舞うのは仲間のためを思うが故であり、これらの台詞は彼の人物像ともあまり合致しない)、その後槍玉にあげた本人たちとの和解なども特に描かれず自己完結してしまったため、ただただプレイヤーにとって不快なだけのイベントとなってしまった。 | + | :メンバー間の不仲というのは話のきっかけとしては良くある話だが、以上の一連の台詞の場合は総士の反応が過剰な上に(上記のとおり総士が冷徹な[[指揮官]]として振舞うのは仲間のためを思うが故であり、これらの台詞は彼の人物像ともあまり合致しない)、その後槍玉にあげた本人たちとの和解なども特に描かれず自己完結してしまったため、ただただプレイヤーにとって不快なだけのイベントとなってしまった。 |
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| ===UX=== | | ===UX=== |
| ;「……。…そうだな。僕と遠見、どっちが大切なんだ?」 | | ;「……。…そうだな。僕と遠見、どっちが大切なんだ?」 |
− | :[[中断メッセージ]]にて一騎から、聞きたいことはないのか、と言われて返したのが'''コレ'''。傍らで聞いていた真矢は盛大に引いてしまう。結局、総士は緊急時の優先順位を聞きたかっただけらしいが。 | + | :[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて一騎から、聞きたいことはないのか、と言われて返したのが'''コレ'''。傍らで聞いていた真矢は盛大に引いてしまう。 |
− | ;「さあ、話そうか」<br/>真矢「へ…?」<br/>一騎「話そうって…今ここで、みんなのいる前でか?」<br/>「僕なら大丈夫だ。お互い、心ゆくまで対話しよう」<br/>一騎「そう言われても、ここじゃあ話すことなんて…」<br/>「そんなことはない。よく見ろ、ここには机も椅子もある。落ち着いて話ができるはずだ」<br/>一騎「いや、俺の言ってるのはそういうことじゃなくってさ…」<br/>「ん?何が不満なんだ?ここには冷蔵庫もあれば、中には冷たい飲み物だってある。話をするには極めて便利だ」<br/>一騎「………お前って、ホント不器用だな…」 | + | :結局、総士は緊急時の優先順位を聞きたかっただけらしいが。 |
| + | ;「さあ、話そうか」<br/>真矢「へ…?」<br/>一騎「話そうって…今ここで、みんなのいる前でか?」<br/>「僕なら大丈夫だ。お互い、心ゆくまで対話しよう」<br/>一騎「そう言われても、ここじゃあ話すことなんて…」<br/>「そんなことはない。よく見ろ、ここには机も椅子もある。落ち着いて話ができるはずだ」<br/>一騎「いや、俺の言ってるのはそういうことじゃなくってさ…」<br/>「ん? 何が不満なんだ? ここには冷蔵庫もあれば、中には冷たい飲み物だってある。話をするには極めて便利だ」<br/>一騎「………お前って、ホント不器用だな…」 |
| :第21話のシナリオエンドデモで。上述の通り周囲の笑いを誘ったが、同時に二人の蟠りが解けた事を皆も安堵する。 | | :第21話のシナリオエンドデモで。上述の通り周囲の笑いを誘ったが、同時に二人の蟠りが解けた事を皆も安堵する。 |
− | :このやりとりから、[[エルシャンク]]のブリッジには冷蔵庫が置いてあるとわかる。恐らく[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ姫]]やブリッジクルーのためのものと推測出来るが……誰でも自由に使って良いのだろうか? | + | :このやりとりから、[[エルシャンク]]のブリッジには冷蔵庫が置いてあるとわかる。 |
| + | :おそらく[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ姫]]やブリッジクルーのためのものと推測出来るが……誰でも自由に使って良いのだろうか? |
| ;「この妙な感覚…。濡れたままシナジェティック・スーツを着ているためか…」 | | ;「この妙な感覚…。濡れたままシナジェティック・スーツを着ているためか…」 |
− | :第26話での[[ダゴン]]と対峙した際、総士は妙な感覚を味わってしまう。この時、咲良が慌てて濡れたままシナジェティック・スーツを着ていたため、クロッシングを通じてそれを体感する羽目になった。 | + | :第26話での[[ダゴン]]と対峙した際、総士は妙な感覚を味わってしまう。この時、[[要咲良|咲良]]が慌てて濡れたままシナジェティック・スーツを着ていたため、クロッシングを通じてそれを体感する羽目になった。 |
| ;「ありえない…。[[民間人]]が[[戦術指揮]]を執るなんて前代未聞だ」 | | ;「ありえない…。[[民間人]]が[[戦術指揮]]を執るなんて前代未聞だ」 |
| :第26話シナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|ミ・]][[エレボス|フェラリオ]]はおろか、[[リナ・デイヴィス|民間人]]すら戦術指揮官に任命した[[覇道瑠璃|瑠璃]]と[[ウィンフィールド]]の人事に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えて。 | | :第26話シナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|ミ・]][[エレボス|フェラリオ]]はおろか、[[リナ・デイヴィス|民間人]]すら戦術指揮官に任命した[[覇道瑠璃|瑠璃]]と[[ウィンフィールド]]の人事に[[刹那・F・セイエイ|刹那]]共々頭を抱えて。 |
| ;「いや、その必要はない。お前とクロッシングしていたことで、今の僕は一騎カレーの再現まで可能だ」 | | ;「いや、その必要はない。お前とクロッシングしていたことで、今の僕は一騎カレーの再現まで可能だ」 |
− | :EDにて、これはカノン(翔子が生きていれば翔子)と真矢に料理を教えてほしいと頼まれた一騎が、'''空気を一切読まず'''総士も誘った時の返し。ただし、この後行事には参加したいと言っている。多分[[遠見真矢|好きな人]]がいるから。 | + | :EDにて、これは[[カノン・メンフィス|カノン]](翔子が生きていれば翔子)と真矢に[[食べ物・料理|料理]]を教えてほしいと頼まれた一騎が、'''空気を一切読まず'''総士も誘った時の返し。ただし、この後行事には参加したいと言っている。多分[[遠見真矢|好きな人]]がいるから。 |
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| + | == 名場面 == |
| + | ;世界~はじまり~ |
| + | :「[[UX]]」最終話エピローグ。全ての戦いが終わり、新たな始まりを告げた世界。幾多の生命は散るはずだった運命を覆し、可能性を手にしたこの世界で総士は想う。 |
| + | :世界に満ちる痛みに還る場所はあるのだろうかと。[[祝福]]をもって生まれ、祝福を選び続けるコト。人間も[[フェストゥム]]も同じくそれが出来るはずだと、そのためにここにいるのだと彼は手にした安らぎに包まれる友たちを見て信じるのであった。帰り着く先にある、最善の安らぎを―― |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
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| ;リンドブルム | | ;リンドブルム |
| :ファフナー用の支援航空機。ファフナー本体および各種装備の輸送以外にもミサイルや火砲などの武装も備えており空戦もこなす。通常は[[ジークフリードシステム]]を通した彼の遠隔操作によって運用されるが、直接人が乗って操縦することも可能である。UXで[[マークドライ]]が装備した。 | | :ファフナー用の支援航空機。ファフナー本体および各種装備の輸送以外にもミサイルや火砲などの武装も備えており空戦もこなす。通常は[[ジークフリードシステム]]を通した彼の遠隔操作によって運用されるが、直接人が乗って操縦することも可能である。UXで[[マークドライ]]が装備した。 |
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− | == 名場面 ==
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− | :「[[UX]]」最終話エピローグ。全ての戦いが終わり、新たな始まりを告げた世界。幾多の生命は散るはずだった運命を覆し、可能性を手にしたこの世界で総士は想う。世界に満ちる痛みに還る場所はあるのだろうかと。祝福をもって生まれ、祝福を選び続けるコト。人もフェストゥムも同じくそれが出来るはずだと、そのためにここにいるのだと彼は手にした安らぎに包まれる友たちを見て信じるのであった。帰り着く先にある、最善の安らぎを――
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