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| 同じパイロット候補生の中でも飛びぬけた適性を持ち、第1話にて急遽マークエルフに搭乗し、[[竜宮島]]を襲った[[フェストゥム]]を撃破。その後もアルヴィスの主戦力として活躍する。 | | 同じパイロット候補生の中でも飛びぬけた適性を持ち、第1話にて急遽マークエルフに搭乗し、[[竜宮島]]を襲った[[フェストゥム]]を撃破。その後もアルヴィスの主戦力として活躍する。 |
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− | 一時期、[[皆城総士|総士]]の考えを知るために[[竜宮島]]を離れるが、後に新たな機体ファフナー・[[マークザイン]]に乗り込み帰還。マークザインの力は大きな戦力となるが、その分一騎の同化現象を早めることとなり、[[蒼穹作戦]]の際には一騎は両目を失明するまでに至る。しかし辛くも島に帰還した後は、[[同化|同化現象]]の治療法が確立された。影響が大きかったためか、劇場版ではそれでもいずれ完全に失明することが本人の口から語られていた。そのため、失明しても活動できるように平時は目を瞑っている(未単行本の劇場版小説では目を瞑ったまま島を回れるようになっていた)。 | + | 一時期、[[皆城総士|総士]]の考えを知るために[[竜宮島]]を離れるが、後に新たな機体ファフナー・[[マークザイン]]に乗り込み帰還。マークザインの力は大きな戦力となるが、その分一騎の同化現象を早めることとなり、[[蒼穹作戦]]の際には一騎は両目を失明するまでに至る。しかし、辛くも島に帰還した後は、[[同化|同化現象]]の治療法が確立された。影響が大きかったためか、[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]ではそれでもいずれ完全に失明することが本人の口から語られていた。そのため、失明しても活動できるように平時は目を瞑っている(未単行本の劇場版[[小説]]では目を瞑ったまま島を回れるようになっていた)。 |
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− | 明るく優しい心を持ちながら時々熱くなることもある好青年だが、過去の総士との事件から実は自己否定が強い性格であり、ファフナー搭乗時の性格変化が見られない。作中では中心人物であるためわかりづらいが、総士との和解を果たすまでは基本的には人と距離を置き、相手から来ない限り積極的な係わり合いを避けている。和解後は性格も若干明るくなり総士や仲間達と心を通わせるようになるが、一方でその行き過ぎた総士への依存ぶりをファンから'''総士病'''などと揶揄されている。 | + | 明るく優しい心を持ちながら時々熱くなることもある好青年だが、過去の総士との事件から実は自己否定が強い性格であり、ファフナー搭乗時の性格変化が見られない。作中では中心人物であるためわかりづらいが、総士との和解を果たすまでは基本的には人と距離を置き、相手から来ない限り積極的な係わり合いを避けている。和解後は性格も若干明るくなり総士や仲間達と心を通わせるようになるが、一方でその行き過ぎた総士への依存ぶりをファンから'''「[[医療・病障害 #比喩表現としての病障害|総士病]]」'''などと揶揄されている。 |
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− | また、ファフナー因子による天才症候群の影響で、ずば抜けた体力と運動神経を持つ(小説版では総士に「競い合うライバルさえ居ればオリンピックの全種目で金メダルが取れる」と評されている)。その身体能力の高さは同化現象の影響で、杖をついて歩いていた状態でも剣司との決闘(この時は杖を手放している)で彼を圧倒していたほど(流石に一本は取られてしまったが)。
| + | また、ファフナー因子による天才症候群の影響で、ずば抜けた体力と運動神経を持つ(小説版では総士に「競い合う[[ライバル]]さえ居ればオリンピックの全種目で金メダルが取れる」と評されている)。その身体能力の高さは同化現象の影響で、杖をついて歩いていた状態でも[[近藤剣司|剣司]]との決闘(この時は杖を手放している)で彼を圧倒していたほど(流石に一本は取られてしまったが)。 |
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− | 父史彦が家事ができないこともあり、真壁家の家事を一手に引き受けている。特に[[食べ物・料理|料理]]が得意であり、劇場版以降は島唯一の喫茶店「楽園」で調理師のアルバイトを始めるようになる。[[溝口恭介|店長]]から「店の看板は一騎の料理」と明言され『一騎カレー』を始めとしたメニューにも一騎の名前が冠されるほど。視力をほぼ喪失した状態で作っているのだから恐ろしいものである。
| + | 父・史彦が家事ができないこともあり、真壁家の家事を一手に引き受けている。特に[[食べ物・料理|料理]]が得意であり、劇場版以降は島唯一の喫茶店「楽園」で調理師のアルバイトを始めるようになる。[[溝口恭介|店長]]から「店の看板は一騎の料理」と明言され『一騎カレー』を始めとしたメニューにも一騎の名前が冠されるほど。視力をほぼ喪失した状態で作っているのだから恐ろしいものである。 |
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− | 総士と並んでムッツリスケベだと思われ、その手の話題で総士が「何だ!?」と言うと、「何だよ?」と返す。
| + | 総士と並んでムッツリスケベだと思われ、その手の話題で総士が「何だ!?」と言うと、「何だよ?」と返す。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦K]] | | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
− | :初参戦作品。ファフナー系の[[エース]]で、接近戦よりの能力。[[マークエルフ]]、[[マークザイン]]は射程に死角がなく、総じて回避能力も高いため、総士の持つ[[精神コマンド]]と併用すれば、無敵の切り込み役として八面六臂の活躍を見せる。会話シーンでの出番も多い。22話の総士達との会話は笑える。 | + | :初参戦作品。ファフナー系の[[エース]]で、接近戦よりの能力。[[マークエルフ]]、[[マークザイン]]は射程に死角がなく、総じて回避能力も高いため、総士の持つ[[精神コマンド]]と併用すれば、無敵の切り込み役として八面六臂の活躍を見せる。会話シーンでの出番も多い。第22話の総士達との会話は笑える。 |
| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
| :プロローグで登場するが正式参入は少し先。担当声優の石井真氏は同作がスパロボ初参加となった。 | | :プロローグで登場するが正式参入は少し先。担当声優の石井真氏は同作がスパロボ初参加となった。 |
− | :K以上にシンやルナマリアとの絡みが多く、特にシンとは師弟のような関係となり、彼と共に物語を熱く盛り上げていく。 | + | :K以上に[[シン・アスカ|シン]]や[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]との絡みが多く、特にシンとは師弟のような関係となり、彼と共に物語を熱く盛り上げていく。 |
− | :マークザイン搭乗後は強化された「同化」により、フェストゥムを片っ端から吸収してなぎ払うことが可能。「全体攻撃」や「連続行動」があればなおよし。彼の撃墜数が翔子と操を生存させられるフラグの1つとなるので、優先的に稼いでいきたい。なお、劇場版仕様となった場合、マークザインの最強武装が射撃扱いなので育成に注意しよう。まずはどっちでも役に立つヒット&アウェイがあるといい。 | + | :マークザイン搭乗後は強化された「[[同化]]」により、[[フェストゥム]]を片っ端から吸収してなぎ払うことが可能。「全体攻撃」や「連続行動」があればなおよし。彼の撃墜数が翔子と操を生存させられるフラグの1つとなるので、優先的に稼いでいきたい。なお、劇場版仕様となった場合、マークザインの最強武装が射撃扱いなので育成に注意しよう。まずはどっちでも役に立つ[[ヒット&アウェイ]]があるといい。 |
− | :今回はさすがにKほど悲惨な状態には陥らず、劇場版を描く第三部でもマークザインに乗れば目が見えるようになっている。 | + | :今回はさすがに『K』ほど悲惨な状態には陥らず、[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]を描く第三部でもマークザインに乗れば目が見えるようになっている。 |
− | :今回[[スキルパーツ]]で彼の作る一騎カレーと一騎ケーキが登場。他の飲食物や[[ハザード・パシャ|水虫薬]]、[[シェリル・ノーム|日焼け止め]]にも言えるが使用することで能力が上昇するため、単なるプラシーボ効果なのか肉体に影響を与える成分がどれだけ含有されているのどちらなのか気になるところではあるが、[[パトリック・コーラサワー|ナイトキャップ]]や[[ミハエル・ブラン|眼鏡]]など[[石神邦生|飲]][[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|食]][[ジャック・スミス|物]]や薬品以上に何故能力が上がるのか疑問なものもあるため気にしすぎるのも野暮であろう。 | + | :今回[[スキルパーツ]]で彼の作る一騎カレーと一騎ケーキが登場。他の飲食物や[[ハザード・パシャ|水虫薬]]、[[シェリル・ノーム|日焼け止め]]にも言えるが使用することで能力が上昇するため、単なるプラシーボ効果なのか肉体に影響を与える成分がどれだけ含有されているのどちらなのか気になるところではあるが、[[パトリック・コーラサワー|ナイトキャップ]]や[[ミハエル・ブラン|眼鏡]]など[[石神邦生|飲]][[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|食]][[ジャック・スミス|物]]や薬品以上に何故能力が上がるのか疑問なものもあるため、気にしすぎるのも野暮であろう。 |
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| == パイロットステータスの傾向 == | | == パイロットステータスの傾向 == |
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| === 能力値 === | | === 能力値 === |
− | 防御が壊滅的に低い以外は総じて高水準であり、攻撃面に優れる。特に格闘に優れるが、UX後半の劇場版仕様でも同じであるため、劇場版マークザインの武器とは少々合わない。と言っても射撃と格闘の差は1であるため、スキルパーツがあれば問題ない。ヒット&アウェイがないので持たせておきたい。
| + | 防御が壊滅的に低い以外は総じて高水準であり、攻撃面に優れる。特に格闘に優れるが、UX後半の劇場版仕様でも同じであるため、劇場版マークザインの武器とは少々合わない。と言っても射撃と格闘の差は1であるため、スキルパーツがあれば問題ない。[[ヒット&アウェイ]]が無いので持たせておきたい。 |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[皆城総士]] | | ;[[皆城総士]] |
− | :幼馴染であり、ファフナー部隊の[[指揮官]]。過去のある出来事が切っ掛けで疎遠になり、同時に因縁を作ってしまった。 | + | :幼馴染であり、[[ファフナー]]部隊の[[指揮官]]。過去のある出来事が切っ掛けで疎遠になり、同時に因縁を作ってしまった。 |
| :一騎は序盤では彼の心情を理解出来なかったが、世界を見てきた後に真矢の言葉もあり、互いの理解と信頼を深めていく。一騎にとって神様に等しい存在。 | | :一騎は序盤では彼の心情を理解出来なかったが、世界を見てきた後に真矢の言葉もあり、互いの理解と信頼を深めていく。一騎にとって神様に等しい存在。 |
| ;[[遠見真矢]] | | ;[[遠見真矢]] |
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| :一騎に好意を抱いていたが、島を守るため一騎の目の前で自爆した。彼女の思いに気付いていたかは不明。UXでは条件次第では思わぬ形で彼女と再会することになる。 | | :一騎に好意を抱いていたが、島を守るため一騎の目の前で自爆した。彼女の思いに気付いていたかは不明。UXでは条件次第では思わぬ形で彼女と再会することになる。 |
| ;[[春日井甲洋]] | | ;[[春日井甲洋]] |
− | :翔子のことが好きで、一騎にライバル心を抱く。しかし一騎にとってはかけがえのない友人である。[[マークフィアー]]のパイロット。 | + | :翔子のことが好きで、一騎に[[ライバル]]心を抱く。しかし、一騎にとってはかけがえのない友人である。[[マークフィアー]]のパイロット。 |
| ;[[カノン・メンフィス]] | | ;[[カノン・メンフィス]] |
| :国連軍のパイロット。一騎の必死の説得に心を打たれ、仲間になる。一騎のことが少し気になっていたが真矢との関係を気にして身を引く。 | | :国連軍のパイロット。一騎の必死の説得に心を打たれ、仲間になる。一騎のことが少し気になっていたが真矢との関係を気にして身を引く。 |
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| :彼女と柔道で対戦した際失神寸前にまで追い込み、「いつか殺す」とまで言い残された。その後、一騎は咲良目当てな、学校中の男子から挑戦状を受け続ける羽目になる。 | | :彼女と柔道で対戦した際失神寸前にまで追い込み、「いつか殺す」とまで言い残された。その後、一騎は咲良目当てな、学校中の男子から挑戦状を受け続ける羽目になる。 |
| ;[[近藤剣司]] | | ;[[近藤剣司]] |
− | :[[要咲良|とある理由]]で度々一騎に挑む。一騎の方も「逃げると悪いから」と毎回律儀に勝負を受け、一度はある事情から真矢に「負けてあげなよ」と言われたが、その時も手加減しようとした様子はない。ちなみに、剣司が出す決闘状は靴箱に入れられ、さらにピンクの紙だったためか、真矢にはラブレターと思われた事がある。最後は杖をつかなくてはならない状態だったにも関わらず決闘に応じた。 | + | :[[要咲良|とある理由]]で度々一騎に挑む。一騎の方も「逃げると悪いから」と毎回律儀に勝負を受け、一度はある事情から真矢に「負けてあげなよ」と言われたが、その時も手加減しようとした様子はない。 |
| + | :ちなみに、剣司が出す決闘状は靴箱に入れられ、さらにピンクの紙だったためか、真矢にはラブレターだと思われた事がある。最後は杖をつかなくてはならない状態だったにも関わらず決闘に応じた。 |
| ;[[小楯衛]] | | ;[[小楯衛]] |
− | :友人であり仲間。フェストゥムとの戦いで失うことになる。 | + | :友人であり仲間。[[フェストゥム]]との戦いで失うことになる。 |
| ;[[真壁史彦]] | | ;[[真壁史彦]] |
− | :父親。アルヴィス司令。家事などをすべて息子に任せっきりにしているが親子関係は良好。 | + | :父親。[[アルヴィス]]司令。家事などをすべて息子に任せっきりにしているが、親子関係は良好。 |
| ;[[立上芹]] | | ;[[立上芹]] |
| :後輩。彼女と[[皆城乙姫|乙姫]]の関係は、一騎と総士のそれとどことなく通ずるところがある。 | | :後輩。彼女と[[皆城乙姫|乙姫]]の関係は、一騎と総士のそれとどことなく通ずるところがある。 |
− | :本編では直接会話するシーンはないものの、劇場版の前日譚小説『Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』において、裏山で虫取りをしている芹と出会すシーンがある。お互い波長が合うのか、話を切り出すタイミングが被ったりしていた。 | + | :本編では直接会話するシーンはないものの、劇場版の前日譚[[小説]]『Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』において、裏山で虫取りをしている芹と出会すシーンがある。お互い波長が合うのか、話を切り出すタイミングが被ったりしていた。 |
| ;将陵僚 | | ;将陵僚 |
| :『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)の主人公で、一騎の先輩。 | | :『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)の主人公で、一騎の先輩。 |
| :劇中において一騎は、体調が悪くなって休養していた僚に肩を貸して遠見医院にまで送り届けている。その際に、疎遠になってしまっていた総士に関して、僚からアドバイスを受けた。 | | :劇中において一騎は、体調が悪くなって休養していた僚に肩を貸して遠見医院にまで送り届けている。その際に、疎遠になってしまっていた総士に関して、僚からアドバイスを受けた。 |
| ;[[来主操]] | | ;[[来主操]] |
− | :竜宮島に現れたフェストゥムの少年。彼との対話、そして対峙が劇場版の軸となる。 | + | :[[竜宮島]]に現れたフェストゥムの少年。彼との対話、そして対峙が劇場版の軸となる。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :[[K]]では彼らと親しくなり、家族との思い出について語り合う場面もある。声あり初参戦となる[[UX]]ではより深く語り合い、時に導かれていく。 | | :[[K]]では彼らと親しくなり、家族との思い出について語り合う場面もある。声あり初参戦となる[[UX]]ではより深く語り合い、時に導かれていく。 |
| :特にシンとは師弟関係のような関係になり、彼を'''「アスカさん」'''と呼んで慕っている。 | | :特にシンとは師弟関係のような関係になり、彼を'''「アスカさん」'''と呼んで慕っている。 |
− | :参戦機体数が多いためか他版権作品への援護台詞が希薄なファフナー勢だが、'''シンに対してはしっかり台詞が存在する'''。この辺りも「マークデスティニー」なるネタを補強している部分。 | + | :参戦機体数が多いためか他版権作品への援護台詞が希薄なファフナー勢だが、'''シンに対してはしっかり台詞が存在する'''。この辺りも「[[俗語・俗称 #ま行|マークデスティニー]]」なるネタを補強している部分。 |
| ;[[ミスト・レックス]] | | ;[[ミスト・レックス]] |
| :Kの終盤、総士を奪ったフェストゥムへの憎しみに駆られていたところ、以前[[イスペイル|仇敵]]への憎しみに我を失い多大な失態を犯していた彼にそのことを省みての忠告を受ける。 | | :Kの終盤、総士を奪ったフェストゥムへの憎しみに駆られていたところ、以前[[イスペイル|仇敵]]への憎しみに我を失い多大な失態を犯していた彼にそのことを省みての忠告を受ける。 |
| ;[[早瀬浩一]] | | ;[[早瀬浩一]] |
− | :[[UX]]では同年代のため何かとよく関わり、争いを拒む一騎を心配する。ちなみに浩一も一騎に負けないくらいモテるが、こちらは[[城崎絵美|意識している相手]]がいる。 | + | :UXでは同年代のため何かとよく関わり、争いを拒む一騎を心配する。ちなみに浩一も一騎に負けないくらいモテるが、こちらは[[城崎絵美|意識している相手]]がいる。 |
| ;[[道明寺誠]] | | ;[[道明寺誠]] |
| :UXにて、初対面の際に彼から「悪いものに取り憑かれている」と評される。 | | :UXにて、初対面の際に彼から「悪いものに取り憑かれている」と評される。 |
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| :UXでは人間同士の戦いに迷う一騎に対し、かつて自分にも戦うことへの迷いがあったことを打ち明ける。 | | :UXでは人間同士の戦いに迷う一騎に対し、かつて自分にも戦うことへの迷いがあったことを打ち明ける。 |
| ;[[チャム・ファウ]] | | ;[[チャム・ファウ]] |
− | :UXでは第1部終盤に一騎がモルドヴァに出向いた際に偶然[[マークエルフ]]のコクピット内に居合わせ、不安を感じる彼を支えた。そのため脱走からマークザイン入手までの間だけは相棒のような関係に。 | + | :UXでは第1部終盤に一騎がモルドヴァに出向いた際に偶然[[マークエルフ]]のコクピット内に居合わせ、不安を感じる彼を支えた。そのため脱走から[[マークザイン]]入手までの間だけは相棒のような関係に。 |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]] | | ;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]] |
− | :UXでは第1部終盤に連邦軍の捕虜になっていたところを彼らに救出される。 | + | :UXでは第1部終盤に[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の捕虜になっていたところを彼らに救出される。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ;「俺達はどこへ行くんだ?」 | | ;「俺達はどこへ行くんだ?」 |
− | :第1話において、[[狩谷由紀恵|由紀恵]]により仲間達とシェルターに避難させられていた一騎。 | + | :第1話において、[[狩谷由紀恵|由紀恵]]により仲間達とシェルターに避難させられていた一騎。その最中、[[フェストゥム]]の攻撃により、アルヴィスは[[マークエルフ]]の出撃を余儀なくされる。 |
− | :その最中、[[フェストゥム]]の攻撃により、アルヴィスは[[マークエルフ]]の出撃を余儀なくされる。
| + | :間もなくしてやってきた[[皆城総士|総士]]に、一騎はこの言葉で問いかけた。混乱する一騎に対して総士はこう答える。「楽園だよ」と。 |
− | :間もなくしてやってきた[[皆城総士|総士]]に、一騎はこの言葉で問いかける。混乱する一騎に対して総士はこう答える。「楽園だよ」と。 | |
| ;「このお米…研いでないだろ!?」 | | ;「このお米…研いでないだろ!?」 |
− | :第2話において[[真壁史彦|史彦]]が米を研がずに炊いたご飯を食べた時のセリフ。真壁家の家事が一騎に任せっきりだということを象徴しているセリフである。 | + | :第2話において[[真壁史彦|史彦]]が米を研がずに炊いたご飯を食べた時の台詞。真壁家の家事が一騎に任せっきりだということを象徴しているセリフである。 |
| ;「なんで、俺がやったって言わなかったんだ、総士。そのせいで俺はずっと、お前に謝ることさえできず、ずっと…」<br/>「その傷のせいで、お前はファフナーに乗れないんだろ!? だったら、なんで俺を責めないんだ!」<br/>「なんで俺がやったって言ってくれなかった! 俺が逃げたからか! あの時、お前を置いて逃げたからか!」<br/>「…怖かったんだ。お前を傷つけた自分が怖かったんだよ。だから逃げたんだ!」<br/>「お前は、俺を怒ってるんだろ。俺を憎んでるんだろ。だから俺に、戦って死ねって言いたいんだろ、総士!」<br/>「…ずっと、いなくなりたかった。俺なんか、いなくなればいいって…。でもせめて、お前に謝りたくて…」 | | ;「なんで、俺がやったって言わなかったんだ、総士。そのせいで俺はずっと、お前に謝ることさえできず、ずっと…」<br/>「その傷のせいで、お前はファフナーに乗れないんだろ!? だったら、なんで俺を責めないんだ!」<br/>「なんで俺がやったって言ってくれなかった! 俺が逃げたからか! あの時、お前を置いて逃げたからか!」<br/>「…怖かったんだ。お前を傷つけた自分が怖かったんだよ。だから逃げたんだ!」<br/>「お前は、俺を怒ってるんだろ。俺を憎んでるんだろ。だから俺に、戦って死ねって言いたいんだろ、総士!」<br/>「…ずっと、いなくなりたかった。俺なんか、いなくなればいいって…。でもせめて、お前に謝りたくて…」 |
| :第15話において。幼少時に総士を傷つけた罪悪感に苦しむあまり、自分なんかいなくなりたいと己を否定する考えを抱いてしまったことを涙ながらに吐露した。これが常に強い自己否定に陥ってしまい、[[ファフナー]]に乗っても違う自分になれなかった要因でもあった。 | | :第15話において。幼少時に総士を傷つけた罪悪感に苦しむあまり、自分なんかいなくなりたいと己を否定する考えを抱いてしまったことを涙ながらに吐露した。これが常に強い自己否定に陥ってしまい、[[ファフナー]]に乗っても違う自分になれなかった要因でもあった。 |
− | :しかし、一騎は総士とその事について謝り、もう一度触れ合いたいという願いが心の片隅にあった。そして、「蒼穹のファフナー」という物語の大きなターニングポイントである[[皆城乙姫|一人の少女]]が一騎の所に現れた…。 | + | :しかし、一騎は総士とその事について謝り、もう一度触れ合いたいという願いが心の片隅にあった。そして、『蒼穹のファフナー』という物語の大きなターニングポイントである[[皆城乙姫|一人の少女]]が一騎の所に現れた…。 |
| ;「俺はただ…総士ともう一度、話がしたいだけだ」 | | ;「俺はただ…総士ともう一度、話がしたいだけだ」 |
| :「あなたはそこにいる? それともいなくなりたい?」という問いかけに対して。そしてこれが、[[マークザイン]]に新たな変容を与えたのであった。 | | :「あなたはそこにいる? それともいなくなりたい?」という問いかけに対して。そしてこれが、[[マークザイン]]に新たな変容を与えたのであった。 |
| ;「総士、お前はこの島だけが楽園だったって言った」<br />「俺はその意味も…お前が考えている事も分からないまま、ただお前の言うとおりに戦った」<br />「だけど今は、少しだけ…分かった気がする。お前が、苦しんでいたことが」<br />「俺達が何も知らないときから…お前は島を守ろうとしてくれた」<br />「翔子の時も、甲洋の時も…お前一人で痛みを背負ってた。お前は決して…」 | | ;「総士、お前はこの島だけが楽園だったって言った」<br />「俺はその意味も…お前が考えている事も分からないまま、ただお前の言うとおりに戦った」<br />「だけど今は、少しだけ…分かった気がする。お前が、苦しんでいたことが」<br />「俺達が何も知らないときから…お前は島を守ろうとしてくれた」<br />「翔子の時も、甲洋の時も…お前一人で痛みを背負ってた。お前は決して…」 |
− | :第16話において[[マークザイン]]と共に竜宮島、そして総士達のところに戻って。当初は総士の真意を知らぬまま言いなりになったが、竜宮島を…そして友人を守るためにあえて冷徹に振る舞い、人知れず苦しんだ事を知った。それを聞いた総士は過去の事件で失明した筈の左眼から涙を流した…。 | + | :第16話においてマークザインと共に[[竜宮島]]、そして総士達のところに戻って。当初は総士の真意を知らぬまま言いなりになったが、竜宮島を…そして友人を守るためにあえて冷徹に振る舞い、人知れず苦しんだ事を知った。それを聞いた総士は過去の事件で失明した筈の左眼から涙を流した…。 |
| ;総士「一騎…僕の見ているものが見えるか?」<br/>一騎「ああ…視える!」 | | ;総士「一騎…僕の見ているものが見えるか?」<br/>一騎「ああ…視える!」 |
− | :同じく第16話での台詞。言葉だけ見ると単にクロッシングによる感覚共有の確認をしているだけだが、クロッシングにより感情を共有していたものの互いの心を理解できていなかった二人が、機械を通さずとも互いの想いを共有できたことを示している。UXではDVE。 | + | :同じく第16話での台詞。言葉だけ見ると単にクロッシングによる感覚共有の確認をしているだけだが、クロッシングにより感情を共有していたものの互いの心を理解できていなかった二人が、機械を通さずとも互いの想いを共有できたことを示している。UXでは[[DVE]]。 |
| ;「離れていちゃ、顔も見えないだろ!」 | | ;「離れていちゃ、顔も見えないだろ!」 |
| :第17話にて、[[人類軍]]の命令によってフェンリルを起動させようとする[[カノン・メンフィス|カノン]]に接近し、彼女からの怒号を受けて。過去の影響でかつての自分と同じく自己否定するカノンにこう語った。「お前、そこにいるじゃないか」と。 | | :第17話にて、[[人類軍]]の命令によってフェンリルを起動させようとする[[カノン・メンフィス|カノン]]に接近し、彼女からの怒号を受けて。過去の影響でかつての自分と同じく自己否定するカノンにこう語った。「お前、そこにいるじゃないか」と。 |
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| :対話によって命令に忠実だったカノンは徐々に揺らぎ始めた。そして一騎は叫んだ――あの時の自分のように「己を拒む」兵士に。 | | :対話によって命令に忠実だったカノンは徐々に揺らぎ始めた。そして一騎は叫んだ――あの時の自分のように「己を拒む」兵士に。 |
| ;「お前が決めなかったらって、言ったろ? 自分で、決めたんだろ」 | | ;「お前が決めなかったらって、言ったろ? 自分で、決めたんだろ」 |
− | :カノンが自爆スイッチを切り、何故自分を殺さなかったと怒るカノンに対して。カノンが『自分の意志』でここにいることを選んだ以上、カノンを殺すのは何の意味を成さないのだから。 | + | :カノンが[[自爆]]スイッチを切り、何故自分を殺さなかったと怒るカノンに対して。カノンが『自分の意志』でここにいることを選んだ以上、カノンを殺すのは何の意味を成さないのだから。 |
| ;「返せ! 総士を返せぇっ! 返せぇぇぇぇっ!!」<br>「ぐぅぅっ……総士ぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 | | ;「返せ! 総士を返せぇっ! 返せぇぇぇぇっ!!」<br>「ぐぅぅっ……総士ぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 |
| :第24話冒頭より。総士を奪った[[マークニヒト]]を死に物狂いで追撃するも、取り逃がしてしまう。 | | :第24話冒頭より。総士を奪った[[マークニヒト]]を死に物狂いで追撃するも、取り逃がしてしまう。 |
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| :最終話のラスト、竜宮島に降り立った直後のモノローグ。 | | :最終話のラスト、竜宮島に降り立った直後のモノローグ。 |
| ;「なんでお前たちなんだ…なんで総士じゃない!」 | | ;「なんでお前たちなんだ…なんで総士じゃない!」 |
− | :「HEAVEN AND EARTH」にて、[[マークザイン]]に乗り込み、再び島に現れた[[フェストゥム]]に向かって放ったセリフ。この時は憤激していたが…。 | + | :「HEAVEN AND EARTH」にて、マークザインに乗り込み、再び島に現れたフェストゥムに向かって放った台詞。この時は憤激していたが…。 |
− | :UXでは戦闘前会話・特殊戦闘台詞の両方に採用されているが、UXの一騎はいわゆる「総士病」が軽くなっているにも関わらず後者の語気は原作より荒い。
| + | :UXでは[[戦闘前会話]]・[[特殊戦闘台詞]]の両方に採用されているが、UXの一騎はいわゆる「総士病」が軽くなっているにも関わらず後者の語気は原作より荒い。 |
| ;「来主。お前はそこにいるのか?」 | | ;「来主。お前はそこにいるのか?」 |
| :「HEAVEN AND EARTH」にて、[[来主操]]に対するセリフ。フェストゥムである操に対して存在の有無を問いかける。 | | :「HEAVEN AND EARTH」にて、[[来主操]]に対するセリフ。フェストゥムである操に対して存在の有無を問いかける。 |
| ;「なんでそれを選ぶ!痛みばかり増やす神様に、なんで逆らわない!! 」 | | ;「なんでそれを選ぶ!痛みばかり増やす神様に、なんで逆らわない!! 」 |
− | :「HEAVEN AND EARTH」にて、ミールに逆らうことの出来ない[[来主操]]に対して。コアに迫るマークニヒトを力づくで引き剥がす。 | + | :「HEAVEN AND EARTH」にて、ミールに逆らうことの出来ない操に対して。コアに迫るマークニヒトを力づくで引き剥がす。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
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| :最初にシナジェティックスーツを見た時の呟き。このスーツ、肩と腿の両脇が露出したちょっと際どいデザインなので無理もないことだろう。映像ソフトのCM内でもこの台詞が抜き出されている。 | | :最初にシナジェティックスーツを見た時の呟き。このスーツ、肩と腿の両脇が露出したちょっと際どいデザインなので無理もないことだろう。映像ソフトのCM内でもこの台詞が抜き出されている。 |
| ;「総士! …似合うか?」 | | ;「総士! …似合うか?」 |
− | :銭湯で衛から取り上げた[[ゴウバインヘルメット]]を被ってみて。しかし、当の総士からは連れない返事をされてしまい…。 | + | :銭湯で[[小楯衛|衛]]から取り上げた[[ゴウバインヘルメット]]を被ってみて。しかし、当の総士からは連れない返事をされてしまい…。 |
| ;「お前っ似合うなぁ!」 | | ;「お前っ似合うなぁ!」 |
| :で、連れない返事をした総士に無理やりヘルメットを被らせたときのセリフがこれ。ヘルメットを被らされた総士は一騎だけでなく、[[近藤剣司|剣司]]や[[日野道生|道生]]からの評判も上々であった(無論、当の総士は迷惑がっていたが)。 | | :で、連れない返事をした総士に無理やりヘルメットを被らせたときのセリフがこれ。ヘルメットを被らされた総士は一騎だけでなく、[[近藤剣司|剣司]]や[[日野道生|道生]]からの評判も上々であった(無論、当の総士は迷惑がっていたが)。 |
| ;総士「お前にとって僕は神様か?」<br/>一騎「似たようなものかな!」 | | ;総士「お前にとって僕は神様か?」<br/>一騎「似たようなものかな!」 |
− | :彼が総士病と比喩される最大の要因。 | + | :一騎が「[[医療・病障害 #比喩表現としての病障害|総士病]]」と比喩される最大の要因。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| + | === [[スーパーロボット大戦K|K]] === |
| ;(俺は自分が嫌いで…自分なんかいなくなればいいと思った事もあるけど…)<br />「知らない間に自分の心を他人に支配されるなんて…そんなのは納得できない!」 | | ;(俺は自分が嫌いで…自分なんかいなくなればいいと思った事もあるけど…)<br />「知らない間に自分の心を他人に支配されるなんて…そんなのは納得できない!」 |
− | :[[K]]で[[カギ爪の男]]が「[[幸せの時]]」と称する計画を実行しようとしたことに対して。 | + | :Kで[[カギ爪の男]]が「[[幸せの時]]」と称する[[計画]]を実行しようとしたことに対して。 |
| ;「俺の心を見るなぁぁぁーっ!!」 | | ;「俺の心を見るなぁぁぁーっ!!」 |
− | :Kでの対フェストゥムの戦闘台詞。原作ではこんなに狼狽したことはない。 | + | :Kでの対[[フェストゥム]]の戦闘台詞。原作ではこんなに狼狽したことはない。 |
− | ;「俺達がどれだけつらい思いを重ねてここまでたどり着いたかわかるか?戦いがどれだけ悲しく、虚しい物かお前にわかるか!?」 | + | ;「俺達がどれだけつらい思いを重ねてここまでたどり着いたかわかるか? 戦いがどれだけ悲しく、虚しい物かお前にわかるか!?」 |
− | :[[K]]の[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]との決戦において、ダイモンに対して言い放った台詞。展開にもよるが、ここに至るまでに一騎の仲間達が多く犠牲になって、戦いの悲しさと虚しさが一番嫌というほど身に沁みている一騎達の境遇が現れている。しかし、自分「達」以外の全てを虫ケラの如く見下すダイモンはそんな一騎の気持ちを意に介すはずもなく、彼を「慰めを求める者」と称し、「抜け殻」と嘲笑う。 | + | :Kの[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]との決戦において、ダイモンに対して言い放った台詞。展開にもよるが、ここに至るまでに一騎の仲間達が多く犠牲になって、戦いの悲しさと虚しさが一番嫌というほど身に沁みている一騎達の境遇が現れている。 |
| + | :しかし、自分「達」以外の全てを虫ケラの如く見下すダイモンはそんな一騎の気持ちを意に介すはずもなく、彼を「慰めを求める者」と称し、「抜け殻」と嘲笑う。 |
| ;「やめろ、剣司! 遠見を怒鳴ったって何にもならな…うぐっ!」<br />「きゅ、急に頭が痛みだして…ううっ…!」 | | ;「やめろ、剣司! 遠見を怒鳴ったって何にもならな…うぐっ!」<br />「きゅ、急に頭が痛みだして…ううっ…!」 |
− | :[[K]]の通常EDにて、[[同化|同化現象]]の治療が一向に良くならない事に苛立つ[[近藤剣司|剣司]]を抑えようとするが容態が急変してしまい、父に支えられてメディカルルームへ向かった。 | + | :Kの通常EDにて、[[同化|同化現象]]の治療が一向に良くならない事に苛立つ[[近藤剣司|剣司]]を抑えようとするが容態が急変してしまい、父に支えられてメディカルルームへ向かった。 |
| :一応原作でも一騎は蒼穹作戦の後に1年間昏睡状態だったという設定はあるのだが、Kでは[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|その後の顛末]]に一切触れられていない。このルートは矛盾に矛盾を重ねるような描写の連続なので、不快感を催したプレイヤーも多い。 | | :一応原作でも一騎は蒼穹作戦の後に1年間昏睡状態だったという設定はあるのだが、Kでは[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|その後の顛末]]に一切触れられていない。このルートは矛盾に矛盾を重ねるような描写の連続なので、不快感を催したプレイヤーも多い。 |
| :ちなみに、原作においてこの頭痛は同化現象が始まった時に催すもので、とうに同化現象が始まっているこの場合は不適切なシーンである。Kが槍玉に挙げられる原因の一つ。 | | :ちなみに、原作においてこの頭痛は同化現象が始まった時に催すもので、とうに同化現象が始まっているこの場合は不適切なシーンである。Kが槍玉に挙げられる原因の一つ。 |
| + | === [[スーパーロボット大戦UX|UX]] === |
| ;「ちょ、ちょっと待てよ…! アレには、人が乗ってたんじゃなかったのかよ!」<br />「それを、あんなに簡単に…! アイツら、味方同士のはずだろ!? 何がどうなってんだよ!」 | | ;「ちょ、ちょっと待てよ…! アレには、人が乗ってたんじゃなかったのかよ!」<br />「それを、あんなに簡単に…! アイツら、味方同士のはずだろ!? 何がどうなってんだよ!」 |
− | :[[UX]]地上ルート第14話で、[[加藤機関]]の[[王政陸]]が、味方の部下達に消された所を見て激しく動揺した。竜宮島でフェストゥムとだけ戦っていた一騎は、島とは違う「'''人が人に殺される'''」という現状を見せ付けられ、信じられずにいた。 | + | :UX地上ルート第14話で、[[加藤機関]]の[[王政陸]]が、味方の部下達に消された所を見て激しく動揺した。竜宮島でフェストゥムとだけ戦っていた一騎は、島とは違う'''「人が人に殺される」'''という現状を見せ付けられ、信じられずにいた。 |
| :ちなみに陸が消された理由は、加藤機関の目的である「人類に死と想像を促すこと」から大きく外れたこと(=[[城崎絵美|絵美]]の誘拐)をしたからである。 | | :ちなみに陸が消された理由は、加藤機関の目的である「人類に死と想像を促すこと」から大きく外れたこと(=[[城崎絵美|絵美]]の誘拐)をしたからである。 |
| ;「だったら、アスカさん……」<br />「俺にとっては、あなただって守るべき大切な仲間だ!」 | | ;「だったら、アスカさん……」<br />「俺にとっては、あなただって守るべき大切な仲間だ!」 |
− | :UX第25話で[[フェストゥム]]の攻撃から[[遠見弓子|弓子]]たちを守るため、窮地に陥った[[シン・アスカ|シン]]。一騎は[[マークザイン]]で[[同化]]からシンを庇うが、シンは「お前には、本当に命をかけて守るべき人たちがいるはずだろうッ!」と自らを省みずに離脱を指示。そのシンの言葉に対しての台詞。シンを大切に思う気持ちとともに、[[羽佐間翔子|翔子]]や[[春日井甲洋|甲洋]]などの仲間たちを失ってきたこれまでの哀しみが現れた台詞である。なお、'''この台詞と共に「Life Goes On」が流れ出す'''。 | + | :UX第25話で[[フェストゥム]]の攻撃から[[遠見弓子|弓子]]たちを守るため、窮地に陥った[[シン・アスカ|シン]]。一騎は[[マークザイン]]で[[同化]]からシンを庇うが、シンは「お前には、本当に命をかけて守るべき人たちがいるはずだろうッ!」と自らを省みずに離脱を指示。そのシンの言葉に対しての台詞。 |
| + | :シンを大切に思う気持ちとともに、[[羽佐間翔子|翔子]]や[[春日井甲洋|甲洋]]などの仲間たちを失ってきたこれまでの哀しみが現れた台詞である。なお、'''この台詞と共に「Life Goes On」が流れ出す'''。 |
| ;「俺の帰る場所を守ってくれてありがとう。それと…」<br />「おかえり、翔子…」 | | ;「俺の帰る場所を守ってくれてありがとう。それと…」<br />「おかえり、翔子…」 |
− | :[[UX]]第27話、翔子復帰後のシナリオデモ。[[空]]に消えた約束は[[海]]と[[陸|大地]]の狭間で再び果たされ、一騎は伝えられなかった感謝を伝える。 | + | :UX第27話、翔子復帰後のシナリオデモ。[[空]]に消えた約束は[[海]]と[[陸|大地]]の狭間で再び果たされ、一騎は伝えられなかった感謝を伝える。 |
| ;「ア、アスカさん……」<BR/>「島を……みんなを、お願いします!」 | | ;「ア、アスカさん……」<BR/>「島を……みんなを、お願いします!」 |
− | :47話「HEAVEN AND EARTH」にて、[[マークニヒト]]に同化される間際。何て事のない、仲間に後を託すという台詞だが、この場面ではカノンと剣司がシンと一緒に飛び出しているのがミソ。プロローグから続く濃密なクロスオーバーの賜物であり、同話で再び一騎が戻ってきた際にはシンが真っ先に「信じていたぞ、一騎」と言う。ここまでプレイしてきたユーザーが見るとまるで違和感がない。 | + | :UX第47話「HEAVEN AND EARTH」にて、[[マークニヒト]]に同化される間際。何て事のない、仲間に後を託すという台詞だが、この場面ではカノンと剣司がシンと一緒に飛び出しているのがミソ。 |
| + | :プロローグから続く濃密なクロスオーバーの賜物であり、同話で再び一騎が戻ってきた際にはシンが真っ先に「信じていたぞ、一騎」と言う。ここまでプレイしてきたユーザーが見るとまるで違和感がない。 |
| ;一騎「わかる…わかるぞ、来主! 語らなくても、通じ合える…!」<br/>「お前の、命の瞬きが視える…!」<br/>「生まれたんだな! お前は今、そこにいるんだな!」<br/>操「いるよ! 俺は……ここにいる!」 | | ;一騎「わかる…わかるぞ、来主! 語らなくても、通じ合える…!」<br/>「お前の、命の瞬きが視える…!」<br/>「生まれたんだな! お前は今、そこにいるんだな!」<br/>操「いるよ! 俺は……ここにいる!」 |
| :UX第49話にて、操が援軍で現れた際のやり取り。「語らなくても、通じ合える」「命の瞬き」「生まれた」は劇場版主題歌『蒼穹』の歌詞「多くを語らずとも通じる」「生まれ落ちた命キラキラキラ瞬いて」から。 | | :UX第49話にて、操が援軍で現れた際のやり取り。「語らなくても、通じ合える」「命の瞬き」「生まれた」は劇場版主題歌『蒼穹』の歌詞「多くを語らずとも通じる」「生まれ落ちた命キラキラキラ瞬いて」から。 |
| ;「わかった。 いいよ、一緒にやろうか」 | | ;「わかった。 いいよ、一緒にやろうか」 |
− | :UXのEDでのやりとり。カノン(生存していれば翔子)と真矢は好意の対象である一騎に料理を教えられたいようだが、その当人はというと……(後述)。 | + | :UXのEDでのやりとり。カノン(生存していれば翔子)と真矢は好意の対象である一騎に[[食べ物・料理|料理]]を教えられたいようだが、その当人はというと……(後述)。 |
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| == スパロボシリーズの迷台詞 == | | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
− | '''[[スーパーロボット大戦K|K]]'''
| + | === [[スーパーロボット大戦K|K]] === |
| ;「これって普通に良いよな、総士…」<br/>総士「ああ…。これは認めざるを得まい…」<br/>衛「ミィちゃーん!」<br/>剣司「コトナさ~ん!」<br/>咲良「…バッカみたい…」 | | ;「これって普通に良いよな、総士…」<br/>総士「ああ…。これは認めざるを得まい…」<br/>衛「ミィちゃーん!」<br/>剣司「コトナさ~ん!」<br/>咲良「…バッカみたい…」 |
− | :第22話「コンフュージョン・カーニバル」より。[[レ・ミィ]]と[[コトナ・エレガンス|コトナ]]の歌を聴いて。ピンクカバの影響は受けてないんじゃなかったのか。 | + | :第22話「コンフュージョン・カーニバル」より。[[レ・ミィ]]と[[コトナ・エレガンス|コトナ]]の[[歌]]を聴いて。[[ピンクカバ]]の影響は受けてないんじゃなかったのか。 |
− | '''[[スーパーロボット大戦UX|UX]]'''
| + | === [[スーパーロボット大戦UX|UX]] === |
| ;「選んでくれるのか…? 戦い以外の道を…」<br/>「俺がお前を消してやる!」 | | ;「選んでくれるのか…? 戦い以外の道を…」<br/>「俺がお前を消してやる!」 |
| :UX終盤における大迷言の台詞パターン。「選んでくれるのか~」は終盤の対話可能な敵([[フェストゥム]]、[[ELS]]、[[バジュラ]])に対する専用戦闘台詞なのだが、直後に汎用台詞である「俺が~」が入ってしまう事があるため、このような事になる。 | | :UX終盤における大迷言の台詞パターン。「選んでくれるのか~」は終盤の対話可能な敵([[フェストゥム]]、[[ELS]]、[[バジュラ]])に対する専用戦闘台詞なのだが、直後に汎用台詞である「俺が~」が入ってしまう事があるため、このような事になる。 |
− | :…尤も、'''この手の台詞はスパロボではよくあるので、「これぞスパロボクオリティ」と言われるのがオチ'''ではあるが、一騎の場合、'''マークザインがフェストゥムを問答無用で[[同化]]する'''のでタチが悪い事になっている(尤も、シナリオの関係上、一騎がこの台詞を言う状態でフェストゥムと戦闘するには第47話でマークニヒトのHPが減った際のイベントが起きるまでに雑魚フェストゥムを残しておかなければならない)。 | + | :…もっとも、'''この手の台詞はスパロボではよくあるので、「これぞスパロボクオリティ」と言われるのがオチ'''ではあるが、一騎の場合、'''マークザインがフェストゥムを問答無用で[[同化]]する'''のでタチが悪い事になっている(尤も、シナリオの関係上、一騎がこの台詞を言う状態でフェストゥムと戦闘するには第47話でマークニヒトの[[HP]]が減った際のイベントが起きるまでに雑魚フェストゥムを残しておかなければならない)。 |
| ;「総士、お前も一緒にどうだ?」<br/>「良い機会だから、お前にも教えてやるよ」 | | ;「総士、お前も一緒にどうだ?」<br/>「良い機会だから、お前にも教えてやるよ」 |
| :名台詞項のUXのEDでのやりとりの直後がこれ。'''空気を一切読まずに総士を料理に誘おうとした'''コトでせっかくの良いムードを台無しにしてしまう(しかも総士も「一騎カレーの再現も出来るから料理を教えてもらう必要はない」と空気を読む(?)のかと思いきや、'''「みんなとの交流には興味がある」'''と参加する気満々である。あえて総士を弁護するとすれば、「総士は真矢がいるから」というのもあるだろうが)。これには彼女達も絶句し、居合わせたシンからも苦笑された。 | | :名台詞項のUXのEDでのやりとりの直後がこれ。'''空気を一切読まずに総士を料理に誘おうとした'''コトでせっかくの良いムードを台無しにしてしまう(しかも総士も「一騎カレーの再現も出来るから料理を教えてもらう必要はない」と空気を読む(?)のかと思いきや、'''「みんなとの交流には興味がある」'''と参加する気満々である。あえて総士を弁護するとすれば、「総士は真矢がいるから」というのもあるだろうが)。これには彼女達も絶句し、居合わせたシンからも苦笑された。 |
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| == 搭乗機体・関連機体 == | | == 搭乗機体・関連機体 == |
| ;[[マークエルフ]] | | ;[[マークエルフ]] |
− | : | + | :[[アルヴィス]]製[[ファフナー]]で、ノートゥングモデルの機体の一つ。一騎が最初に搭乗した機体。 |
| ;[[マークザイン]] | | ;[[マークザイン]] |
− | : | + | :新国連の[[日野洋治]]が開発した最新型ファフナーで、ザルヴァートルモデルの機体の一つ。マークエルフのコアを移植して完成した。その後、洋治の「部下」である[[ミョルニア]]から一騎へと託された。 |
| ;[[グノーシス・モデル]] | | ;[[グノーシス・モデル]] |
− | : | + | :[[人類軍]]の主力[[量産型]]ファフナー。モルドヴァ基地に[[フェストゥム]]が襲来した時に搭乗。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *やたらと[[遠見真矢|女]][[羽佐間翔子|性]][[カノン・メンフィス|陣]]にモテる上にその女性陣に惚れている他の男性キャラも[[皆城総士|数]][[春日井甲洋|人]][[西尾暉|いる]]ため、「'''恋のクロスドッグ'''」と評されている。 | | *やたらと[[遠見真矢|女]][[羽佐間翔子|性]][[カノン・メンフィス|陣]]にモテる上にその女性陣に惚れている他の男性キャラも[[皆城総士|数]][[春日井甲洋|人]][[西尾暉|いる]]ため、「'''恋のクロスドッグ'''」と評されている。 |
| **原作では翔子がリタイアし(そのため翔子に惚れていた甲洋もこの関係から自然消滅)、カノンは真矢を気遣って身を引き、総士も見守っているだけなので、一応は一騎と真矢、暉の三角関係なっているが、スパロボでは翔子が生き残るため、一騎に惚れている女性陣が全員集合。 | | **原作では翔子がリタイアし(そのため翔子に惚れていた甲洋もこの関係から自然消滅)、カノンは真矢を気遣って身を引き、総士も見守っているだけなので、一応は一騎と真矢、暉の三角関係なっているが、スパロボでは翔子が生き残るため、一騎に惚れている女性陣が全員集合。 |
− | **『K』に至ってはこの場合、甲洋が人間としての自分を保っているので'''泥沼の六角関係'''が成立してしまった(ただし、TV版のみ参戦の『K』はほぼモブキャラに近かった暉がいないのでギリギリ六角関係に収まったとも言える…)。[[UX]]では暉が参戦したが甲洋は身を引く形になり、六角関係に収まったが、カノンの恋愛描写がやや薄いので(むしろ姉の背を押している)、五角関係である可能性も。どっちにしても酷いことには変わらないが。 | + | ***『K』に至ってはこの場合、甲洋が人間としての自分を保っているので'''泥沼の六角関係'''が成立してしまった(ただし、TV版のみ参戦の『K』はほぼモブキャラに近かった暉がいないのでギリギリ六角関係に収まったとも言える…)。 |
− | **尤も、この手のパターンのお約束からか肝心の一騎の方は気付く気配ゼロ……どころか'''総士一筋'''である。 | + | ***『[[UX]]』では暉が参戦した甲洋は身を引く形になり、六角関係に収まったが、カノンの恋愛描写がやや薄いので(むしろ姉の背を押している)、五角関係である可能性も。どっちにしても酷いことには変わらないが。 |
− | **Kよりも前に発売されたPSPゲーム版『蒼穹のファフナー』では流石にそんなことはなく、翔子や真矢の想いに応えている。 | + | **もっとも、この手のパターンのお約束からか肝心の一騎の方は気付く気配ゼロ……どころか'''総士一筋'''である。 |
| + | **『K』よりも前に発売されたPSPゲーム版『蒼穹のファフナー』では流石にそんなことはなく、翔子や真矢の想いに応えている。 |
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