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*所属:[[マクロス・ギャラクシー船団]]
 
*所属:[[マクロス・ギャラクシー船団]]
 
*[[軍階級|階級]]:大佐(劇場版)
 
*[[軍階級|階級]]:大佐(劇場版)
*役職:マネージャー(表)、科学者(裏)、ゼネラル・ギャラクシー企業軍情報部所属(劇場版)
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*役職:マネージャー(表)、[[科学者・技術者|科学者]](裏)、ゼネラル・ギャラクシー企業軍情報部所属(劇場版)
 
*キャラクターデザイン:江端理沙
 
*キャラクターデザイン:江端理沙
   −
基本的な設定は歌姫[[シェリル・ノーム|シェリル]]のマネージャーを務める女性だが、作品によって、立ち位置は異なってくるキャラクターである。
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基本的な設定は歌姫[[シェリル・ノーム]]のマネージャーを務める女性だが、作品によって、立ち位置は異なってくるキャラクターである。
    
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
普段は単なるマネージャーを装っているが、裏の顔は宇宙生物[[バジュラ]]研究の第一人者であり、同作のTV版(およびそれに設定の準拠する漫画版・小説版)の黒幕。シェリルのマネージャーを務めているのも、シェリルのマネジメントを一手に引き受けてその行動をコントロールするためである。
 
普段は単なるマネージャーを装っているが、裏の顔は宇宙生物[[バジュラ]]研究の第一人者であり、同作のTV版(およびそれに設定の準拠する漫画版・小説版)の黒幕。シェリルのマネージャーを務めているのも、シェリルのマネジメントを一手に引き受けてその行動をコントロールするためである。
   −
科学者としての彼女の来歴は、かつて第117大規模調査船団にて[[マオ・ノーム]](シェリルの祖母。劇中では専ら「ドクター・マオ」と呼ばれる)や、ランシェ・メイ(ランカの実母)と共にバジュラの研究員を務めていたことに始まる。彼女達のグループは、バジュラの研究により、彼らが広範囲の「フォールド通信」を用いて意思共有をする生物であることを発見。彼女はこの意思共有能力を応用することで、全銀河の生物の集合意識を一つに纏めることができると確信する。しかし、同僚のランシェらにはそのことを反対される一方で、バジュラ襲撃により調査船団は壊滅し、彼女も大きな傷を負ってしまう。このことが原因で自身を否定したランシェらに恨みや憎しみを抱いた彼女は、自らの理論を立証すべく壮大な計画を立てるようになる。
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科学者としての彼女の来歴は、かつて第117大規模調査船団にて[[マオ・ノーム]](シェリルの祖母。劇中では専ら「ドクター・マオ」と呼ばれる)や、ランシェ・メイ(ランカの実母)と共にバジュラの研究員を務めていたことに始まる。彼女達のグループは、バジュラの研究により、彼らが広範囲の「フォールド通信」を用いて意思共有をする生物であることを発見。グレイスはこの意思共有能力を応用することで、全銀河の生物の集合意識を一つに纏めることができると確信する。しかし、同僚のランシェらにはそのことを反対される一方で、バジュラ襲撃により調査船団は壊滅し、グレイスも大きな傷を負ってしまう。このことが原因で自身を否定したランシェらに恨みや憎しみを抱いたグレイスは、自らの理論を立証すべく壮大な計画を立てるようになる。
   −
その第一歩として[[マクロス・ギャラクシー船団]]を支配する集合意識体らと物理結合し協力者とする一方、自らの身体をフル[[インプラント]]化し、一種の[[サイボーグ]]となる。その後、シェリルを伴って[[マクロス・フロンティア船団]]に乗り込んだ彼女は、[[レオン・三島]]を利用しつつ、己の目的を達成しようと暗躍。後に「リトルクイーン」[[ランカ・リー]]の歌声によってバジュラの制御が可能であることが明らかになると、これまでマネジメントしてきたシェリルを切り捨て、ランカのマネジメントに専念するという名目のもと彼女を監視。機会を捉えて彼女を拉致し、その歌の力で[[バジュラ本星]]にて[[バジュラクイーン]]の支配に成功した。
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その第一歩として[[マクロス・ギャラクシー船団]]を支配する集合意識体らと物理結合し協力者とする一方、自らの身体をフル[[インプラント]]化し、一種の[[サイボーグ]]となる。その後、シェリルを伴って[[マクロス・フロンティア船団]]に乗り込んだ彼女は、[[レオン・三島]]を利用しつつ、己の目的を達成しようと暗躍。後に「リトルクイーン」[[ランカ・リー]]の歌声によってバジュラの制御が可能であることが明らかになると、これまでマネジメントしてきたシェリルを切り捨て、ランカのマネジメントに専念するという名目のもと彼女を監視。機会を捉えて彼女を拉致し、その[[歌]]の力で[[バジュラ本星]]にて[[バジュラクイーン]]の支配に成功した。
   −
こうして全銀河の意思共有を目指した彼女であったが、フロンティア船団の抵抗とランカの説得に応じたバジュラ達が自身の制御を離れたことで追い詰められていき、最期は[[早乙女アルト]]の[[VF-25 メサイア]]により頭部は破壊され、死亡する。
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こうして全銀河の意思共有を目指した彼女であったが、フロンティア船団の抵抗とランカの[[説得]]に応じたバジュラ達が自身の制御を離れたことで追い詰められていき、最期は[[早乙女アルト]]の[[VF-25 メサイア]]により頭部を破壊されて、死亡する。
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尚、TV版の小説では消滅したのはグレイスの二次的[[クローン]]であり、'''「グレイスとギャラクシー船団の集合意識体は存在している」'''と語られている。
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尚、TV版の[[小説]]では消滅したのはグレイスの二次的[[クローン]]であり、'''「グレイスとギャラクシー船団の集合意識体は存在している」'''と語られている。
    
=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
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常にシェリルに対して愛情深く接する様子から、TV版とは違い、彼女に対する感情を消去する選択をしなかった可能性がある。
 
常にシェリルに対して愛情深く接する様子から、TV版とは違い、彼女に対する感情を消去する選択をしなかった可能性がある。
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=== 漫画『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』 ===
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=== [[漫画]]『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』 ===
 
元はマオ・ノームの研究所で働いていたV型感染症の研究者。同僚ジャックとの結婚式の当日にギャラクシー船団に誘導されたバジュラの襲撃を受け、元老院のスルトによってジャックを殺され、捕らえられてサイボーグ化され、ギャラクシー船団の元老院の配下とされる。元老院のコントロール下に置かれながらも、フロンティア船団でアルトと交流するシェリルを見るうちに自我を取り戻し、元老院に逆らってシェリルの命を救い、「処分」された。
 
元はマオ・ノームの研究所で働いていたV型感染症の研究者。同僚ジャックとの結婚式の当日にギャラクシー船団に誘導されたバジュラの襲撃を受け、元老院のスルトによってジャックを殺され、捕らえられてサイボーグ化され、ギャラクシー船団の元老院の配下とされる。元老院のコントロール下に置かれながらも、フロンティア船団でアルトと交流するシェリルを見るうちに自我を取り戻し、元老院に逆らってシェリルの命を救い、「処分」された。
 
   
 
   
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:EDでは、[[シェリル・ノーム|シェリル]]、[[ランカ・リー|ランカ]]以外に[[ラクス・クライン|目をつけたアーティスト]]がいると語る。
 
:EDでは、[[シェリル・ノーム|シェリル]]、[[ランカ・リー|ランカ]]以外に[[ラクス・クライン|目をつけたアーティスト]]がいると語る。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:前作EDで言及されたアーティストのスカウトには失敗したとのこと。前作に引き続き、リボンズと手を組み、暗躍。[[イノベイター]]達と共に人類の支配を企てる。ifルートではリボンズと共に、[[L]]に続き版権作品の最後の大敵として[[ZEXIS]]の前に立ちはだかる。本作では序盤から悪役としての本性を発揮するが、利用目的で近づいた[[熱気バサラ|バサラ]]や[[ラクス・クライン|ラクス]]、[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]達に自分の考えを真っ向から否定されたのを始め、仕掛けておいた回避不能な筈の罠を[[イマージュ]]の介入によって無効化されたり、[[ダブルオーライザー]]の粒子で支配下にあった[[バジュラ]]を制御不能にされるなど、自分の予期せぬ力の干渉によって重要な計画をことごとく台無しにされてしまい、その度に動揺して悔しがるなど、やる事のスケールの大きさはともかくキャラ的にはリボンズと同様に小物感が出てしまっている。尚、彼女もまた[[黒の英知]]に関する事は何も知らず、ましてやそれに災厄の未来やバジュラの過去に関わる秘密が隠されているなど知る由も無かった。
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:前作EDで言及されたアーティストのスカウトには失敗したとのこと。前作に引き続き、リボンズと手を組み、暗躍。[[イノベイター]]達と共に人類の支配を企てる。ifルートではリボンズと共に、[[L]]に続き版権作品の最後の大敵として[[ZEXIS]]の前に立ちはだかる。本作では序盤から悪役としての本性を発揮するが、利用目的で近づいた[[熱気バサラ|バサラ]]や[[ラクス・クライン|ラクス]]、[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]達に自分の考えを真っ向から否定されたのを始め、仕掛けておいた回避不能な筈の罠を[[イマージュ]]の介入によって無効化されたり、[[ダブルオーライザー]]の粒子で支配下にあった[[バジュラ]]を制御不能にされるなど、自分の予期せぬ力の干渉によって重要な計画をことごとく台無しにされてしまい、その度に動揺して悔しがるなど、やる事のスケールの大きさはともかくキャラ的にはリボンズと同様に小物感が出てしまっている。なお、グレイスもまた[[黒の英知]]に関する事は何も知らず、ましてやそれに災厄の未来やバジュラの過去に関わる秘密が隠されているなど知る由も無かった。
:悪役として振る舞う一方で最終決戦では、他の作品と異なりバサラや[[早乙女アルト|アルト]]との[[戦闘前会話]]にて多少相手のことを認めるようなセリフを言うなど、劇場版や『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』などで見せた彼女の本来の人間性を垣間見せる場面もあり、自分の行動に疑念を抱きつつも最早自分で止める事も出来ない哀しみを垣間見せている(リボンズが徹底して自分の野心を満たすために戦い、完全否定されているのとは対照的である)。最終的には[[ZEXIS]]に敗れ去り、死亡したと思われるが……
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:悪役として振る舞う一方で最終決戦では、他の作品と異なりバサラや[[早乙女アルト|アルト]]との[[戦闘前会話]]にて多少相手のことを認めるようなセリフを言うなど、劇場版や漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』などで見せたグレイスの本来の人間性を垣間見せる場面もあり、自分の行動に疑念を抱きつつも最早自分で止める事も出来ない哀しみを垣間見せている(リボンズが徹底して自分の野心を満たすために戦い、完全否定されているのとは対照的である)。最終的には[[ZEXIS]]に敗れ去り、死亡したと思われるが……
 
:劇中どこかに報告を送っているようなモノローグもあり、また一人称が時折「私達」になるなど、意思統合体の一部であるという演出が多い。
 
:劇中どこかに報告を送っているようなモノローグもあり、また一人称が時折「私達」になるなど、意思統合体の一部であるという演出が多い。
 
:なお、撃破時のドロップパーツは「'''シェリルのディスク'''」「'''ランカのディスク'''」「'''Fボンバーのディスク'''」。
 
:なお、撃破時のドロップパーツは「'''シェリルのディスク'''」「'''ランカのディスク'''」「'''Fボンバーのディスク'''」。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:TV版準拠。最終的には本作の最後の版権作品の大敵キャラとして[[LOTUS]]の前に立ちはだかる。顔アイコンがマネージャー版・本性版・サングラス着用の『G』版・[[VF-27 ルシファー|ルシファー]]パイロット版・[[バジュラクイーン]]との一体化時版の五種類も用意されている。
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:TV版準拠。最終的には本作の最後の版権作品の大敵キャラとして[[LOTUS]]の前に立ちはだかる。
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:顔アイコンがマネージャー版・本性版・サングラス着用の『G』版・[[VF-27 ルシファー|ルシファー]]パイロット版・[[バジュラクイーン]]との一体化時版の5種類も用意されている。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:劇場版準拠なのでNPC。活躍はほぼ原作通り。
 
:劇場版準拠なのでNPC。活躍はほぼ原作通り。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
:TV版・劇場版双方がクレジットされている。シェリルのマネージャーとして活動を共にし、イベント「イツワリノセンジョウ」にてシェリルと決別するが、三島の銃撃からミンメイを庇って負傷する。
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:TV版・劇場版双方がクレジットされている。[[シェリル・ノーム|シェリル]]のマネージャーとして活動を共にし、イベント「イツワリノセンジョウ」にてシェリルと決別するが、[[レオン・三島|三島]]の銃撃から[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]を庇って負傷する。
:その後は「オモイノツバサ」にて、シェリル達をサポートするためにギャラクシー船団に反旗を翻してコントロールを狂せるなど、最終的には劇場版に近い道を選んだ模様。
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:その後は「オモイノツバサ」にて、シェリル達をサポートするために[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に反旗を翻してコントロールを狂せるなど、最終的には劇場版に近い道を選んだ模様。
 
:イベント「未来へ繋ぐ想い」では故人として登場、多元宇宙迷宮で[[カイルス]]を導いた。
 
:イベント「未来へ繋ぐ想い」では故人として登場、多元宇宙迷宮で[[カイルス]]を導いた。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
Lでは版権作品ボスとしては最後に登場するだけに恐ろしく能力が高い。バジュラクイーンとの同化後はさらに跳ね上がり、[[セントラル]]に匹敵する強さとなるが[[回避]]だけは下がる。<br/>
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Lでは版権作品ボスとしては最後に登場するだけに恐ろしく能力が高い。[[バジュラクイーン]]との同化後はさらに跳ね上がり、[[セントラル]]に匹敵する強さとなるが[[回避]]だけは下がる。<br/>
第2次Z再世篇でも終盤版権作品ラスボスの一人で、リボンズと[[コーウェン]]達(ルートによって彼らが大トリ)と同様LV90+2回行動。
+
第2次Z再世篇でも終盤版権作品ラスボスの一人で、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]と[[コーウェン]]達(ルートによって彼らが大トリ)と同様LV90+2回行動。
 
<!-- === [[精神コマンド]] === -->
 
<!-- === [[精神コマンド]] === -->
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;全てのバジュラの命中率、回避率+30%
 
;全てのバジュラの命中率、回避率+30%
:破界篇の準女王と同じ。脅威的なボーナスだが、ZRルートでは途中のイベントで他のバジュラが撤退、騎士団ルートでは登場時点で既に他のバジュラがいないと、効果が発揮できない。
+
:破界篇の準女王と同じ。脅威的なボーナスだが、[[ゼロレクイエム]]ルートでは途中のイベントで他のバジュラが撤退、騎士団ルートでは登場時点で既に他のバジュラがいないと、効果が発揮できない。
    
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
 
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
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;[[シェリル・ノーム]]
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
:彼女のマネージャーを務め、V型感染症のシェリルを救う。最終的な関係は、メディアによって異なる。
 
:彼女のマネージャーを務め、V型感染症のシェリルを救う。最終的な関係は、メディアによって異なる。
:TV版では中盤で半ば捨て駒のような発言をして彼女を切り捨てたかに見えたが、彼女に対する母性自体はあり、その感情が計画に差し支えるとして感情データの削除を行ったとされる。
+
:TV版では中盤で半ば捨て駒のような発言をしてシェリルを切り捨てたかに見えたが、彼女に対する母性自体はあり、その感情が計画に差し支えるとして感情データの削除を行ったとされる。
 
:一方、劇場版では最終局面でインプラントの支配を脱してギャラクシー船団に反旗を翻し、シェリル救出のために行動するというTV版とは正反対の行動に出る。
 
:一方、劇場版では最終局面でインプラントの支配を脱してギャラクシー船団に反旗を翻し、シェリル救出のために行動するというTV版とは正反対の行動に出る。
 
;[[ランカ・リー]]
 
;[[ランカ・リー]]
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:TV版では彼の野心を利用して、暗躍する。
 
:TV版では彼の野心を利用して、暗躍する。
 
;[[オズマ・リー]]
 
;[[オズマ・リー]]
:TV版の小説では10年前に彼と会った事がある。両者は初対面ながらも妙にウマが合っており、'''「バジュラの襲撃がなく、もう少し会話していたら歴史が変わっていた」'''とも言われている。
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:TV版の[[小説]]では10年前に彼と会った事がある。両者は初対面ながらも妙にウマが合っており、'''「バジュラの襲撃がなく、もう少し会話していたら歴史が変わっていた」'''とも言われている。
 
;[[キャサリン・グラス]]
 
;[[キャサリン・グラス]]
:劇場版では彼女達からスパイ容疑で告発されるも、逆にフロンティア船団首脳陣がギャラクシー船団の救難信号を無視する決定を出した事実を告げて動揺させる。
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:劇場版では彼女達から[[スパイ]]容疑で告発されるも、逆にフロンティア船団首脳陣がギャラクシー船団の救難信号を無視する決定を出した事実を告げて動揺させる。
 
;ランシェ・メイ
 
;ランシェ・メイ
:ランカとブレラの母親。バジュラ研究を共にする仲間であったが、グレイスの唱えたバジュラ利用とその目的については否定した。間接的であるが、グレイスの野心に火をつけたといえる。
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:ランカとブレラの母親。[[バジュラ]]研究を共にする仲間であったが、グレイスの唱えたバジュラ利用とその目的については否定した。間接的であるが、グレイスの野心に火をつけたといえる。
 
;[[マオ・ノーム]]
 
;[[マオ・ノーム]]
 
:シェリルの母親。グレイスやランシェと同じく、バジュラの協同研究者。
 
:シェリルの母親。グレイスやランシェと同じく、バジュラの協同研究者。
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:だが、グレイスは内心マンフレートを嫌悪しており、最後は他の同志達共々用済みとされ彼女に抹殺されてしまう。
 
:だが、グレイスは内心マンフレートを嫌悪しており、最後は他の同志達共々用済みとされ彼女に抹殺されてしまう。
 
;ジャック
 
;ジャック
:漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』の登場人物で、グレイスのかつての同僚で恋人。
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:[[漫画]]作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』の登場人物で、グレイスのかつての同僚で恋人。
 
:かつてガリア4にてグレイスと結婚式を挙げるも、バジュラ、そしてバジュラを誘導するスルト達ギャラクシー船団の部隊の襲撃に遭い、グレイスの眼前で命を落とす。
 
:かつてガリア4にてグレイスと結婚式を挙げるも、バジュラ、そしてバジュラを誘導するスルト達ギャラクシー船団の部隊の襲撃に遭い、グレイスの眼前で命を落とす。
 
;スルト
 
;スルト
:漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』の登場人物で、同作品におけるギャラクシー船団の元老院の長である女性。同作品におけるギャラクシーでのグレイスの上司であり、グレイスの人生を狂わせた張本人。かつて家族をバジュラに殺害され、自身はギャラクシー船団の元老院の人間達に拉致された挙句辱められ、弄ばれて人間の尊厳を奪われた過去を持つがゆえに、人類・バジュラ双方を憎悪しており、全ての滅びを画策する。
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:漫画作品『シェリル キス・イン・ザ・ギャラクシー』の登場人物で、同作品におけるギャラクシー船団の元老院の長である女性。同作品におけるギャラクシーでのグレイスの上司であり、グレイスの人生を狂わせた張本人。
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:かつて家族をバジュラに殺害され、自身はギャラクシー船団の元老院の人間達に拉致された挙句辱められ、弄ばれて人間の尊厳を奪われた過去を持つがゆえに、人類・バジュラ双方を憎悪しており、全ての滅びを画策する。
 
:TV版のグレイスに代わるラスボス的立ち位置の人物だが、全銀河の支配を目論んだTV版のグレイスとは異なり、[[ガンダムシリーズ]]の[[フロスト兄弟]]や[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の如く「憎しみのままに全てを滅ぼそうとする」という、[[マクロスシリーズ]]の登場人物の中でも異色の人物である。
 
:TV版のグレイスに代わるラスボス的立ち位置の人物だが、全銀河の支配を目論んだTV版のグレイスとは異なり、[[ガンダムシリーズ]]の[[フロスト兄弟]]や[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の如く「憎しみのままに全てを滅ぼそうとする」という、[[マクロスシリーズ]]の登場人物の中でも異色の人物である。
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:第2次Z破界篇ではリボンズを介し、彼に裏から協力していた。
 
:第2次Z破界篇ではリボンズを介し、彼に裏から協力していた。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:第2次Z破界篇のEDにてグレイスが新たに目を付けたアイドルとは彼女の事だった。彼女からも、そのやり方を否定される事に。
+
:第2次Z破界篇のEDにてグレイスが新たに目を付けたアイドルとはラクスの事だった。ラクスからも、自身のやり方を否定される事に。
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
:再世編中盤、シェリルや[[ZEXIS]]を巻き込んで[[サンクキングダム]]ごと消そうとするが……
 
:再世編中盤、シェリルや[[ZEXIS]]を巻き込んで[[サンクキングダム]]ごと消そうとするが……
170行目: 172行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「銀河の妖精の死と先遣隊の壊滅。憎しみは燃え上がる。フォールド通信波は彼らの調べ。健闘を祈るわね、フロンティアのみなさん」:第13話ラスト。視聴者の前にその本性を見せ、シェリルらが訪れていた星をもろともにフォールド断層で消滅させる時のセリフ。彼女自身も吹き飛んだが、これはクローンだった模様。
+
;「銀河の妖精の死と先遣隊の壊滅。憎しみは燃え上がる。フォールド通信波は彼らの調べ。健闘を祈るわね、フロンティアのみなさん」:第13話ラスト。視聴者の前にその本性を見せ、[[シェリル・ノーム|シェリル]]らが訪れていた星をもろともに[[フォールド]]断層で消滅させる時の台詞。グレイス自身も吹き飛んだが、これは[[クローン]]だった模様。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
176行目: 178行目:  
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]で、瞬く間に[[シェリル・ノーム|シェリル]]&[[ランカ・リー|ランカ]]を昏倒させた[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の手並みを目の当たりにして述べた評価。
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]で、瞬く間に[[シェリル・ノーム|シェリル]]&[[ランカ・リー|ランカ]]を昏倒させた[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の手並みを目の当たりにして述べた評価。
 
:さり気なく彼の[[アレハンドロ・コーナー|主君]]についての揶揄も含んでいるが、グレイス曰く「馬鹿にしているつもりは無い」との事。
 
:さり気なく彼の[[アレハンドロ・コーナー|主君]]についての揶揄も含んでいるが、グレイス曰く「馬鹿にしているつもりは無い」との事。
;「…そうね…。あなたの言う通りかも知れない…」(対バサラ時) <br />「だけど、その代わり私は手に入れた! この銀河の全てを統べる力を!」 (対シモン時)<br />「私の中の一部は、お前の言葉を理解しているようだ…だが、もう止まらない! 私は銀河を統べるクィーンになるのだ!」(対アルト時)
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;「…そうね…。あなたの言う通りかも知れない…」(対バサラ時) <br />「だけど、その代わり私は手に入れた! この銀河の全てを統べる力を!」 (対シモン時)<br />「私の中の一部は、お前の言葉を理解しているようだ…だが、もう止まらない! 私は銀河を統べるクィーンになるのだ!」(対アルト時)
 
: [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]における最終決戦時の[[戦闘前会話]]の一部。銀河を統べるほどの力を手に入れても、グレイスの心は満たされない。野望の為に彼女が捨ててしまったものの代償はあまりに大きかった…
 
: [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]における最終決戦時の[[戦闘前会話]]の一部。銀河を統べるほどの力を手に入れても、グレイスの心は満たされない。野望の為に彼女が捨ててしまったものの代償はあまりに大きかった…
 
;「う、歌の力など、我らの力の前にはぁぁっ!」
 
;「う、歌の力など、我らの力の前にはぁぁっ!」
 
:対バサラ用の戦闘台詞。どう見ても動揺している。
 
:対バサラ用の戦闘台詞。どう見ても動揺している。
 
;「…当然じゃな…い…。わた…し…が…プロデュースした…んだから…」
 
;「…当然じゃな…い…。わた…し…が…プロデュースした…んだから…」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]で[[ZEXIS]]に敗れ、[[早乙女アルト|アルト]]がとどめを刺そうとした時、[[熱気バサラ|バサラ]]にシェリルとランカの歌を聴くように諭され、「いい歌だろ」と言われた時の返答。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]で[[ZEXIS]]に敗れ、[[早乙女アルト|アルト]]が[[トドメ演出|トドメ]]を刺そうとした時、[[熱気バサラ|バサラ]]にシェリルとランカの[[歌]]を聴くように諭され、「いい歌だろ」と言われた時の返答。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[バジュラクイーン]]
 
;[[バジュラクイーン]]
:
+
:[[バジュラ]]の意思の全てを司る[[女王]]と言うべき存在。TV版終盤では、グレイスに支配されてしまう。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*TV版の彼女は[[マクロスシリーズ]]には珍しい純粋な悪役であり、同時に[[アイナ・サハリン]]や[[テュッティ・ノールバック]]といった母性的な優しい女性を演じる事が多い井上喜久子氏が演じたキャラクターの中でも異端のキャラクターである。
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*TV版のグレイス・オコナーは[[マクロスシリーズ]]には珍しい純粋な悪役であり、同時に[[アイナ・サハリン]]や[[テュッティ・ノールバック]]といった母性的な優しい女性を演じる事が多い井上喜久子氏が演じたキャラクターの中でも異端のキャラクターである。
 
**なお、かねてより「悪女役に挑戦してみたい」と発言していた井上氏自身はグレイスを'''「私の演じたキャラクターの中でも最高のドSキャラ」'''と評し、気に入っているようである。
 
**なお、かねてより「悪女役に挑戦してみたい」と発言していた井上氏自身はグレイスを'''「私の演じたキャラクターの中でも最高のドSキャラ」'''と評し、気に入っているようである。
  
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