11行目: |
11行目: |
| その後、ラングランの魔装機計画を国家の脅威と感じた他国でも、同様の兵器が開発された。激化する各国の魔装機開発を前にした「[[アンティラス隊]]」もまた、16という聖なる数字に拘らなくなっている。 | | その後、ラングランの魔装機計画を国家の脅威と感じた他国でも、同様の兵器が開発された。激化する各国の魔装機開発を前にした「[[アンティラス隊]]」もまた、16という聖なる数字に拘らなくなっている。 |
| | | |
| + | === 用語 === |
| ;プラーナ | | ;プラーナ |
| :人間の感情の激しさでその流れを活発にし、魔装機の性能をフルに発揮させるエネルギー。魔装機操者に地上出身者が多いのは、[[ラ・ギアス]]人よりも感情の激しさを持っているためである。魔力とも密接な繋がりを持っており、プラーナの強い人間ほど魔術(魔法)行使に高い素養をもつ。 | | :人間の感情の激しさでその流れを活発にし、魔装機の性能をフルに発揮させるエネルギー。魔装機操者に地上出身者が多いのは、[[ラ・ギアス]]人よりも感情の激しさを持っているためである。魔力とも密接な繋がりを持っており、プラーナの強い人間ほど魔術(魔法)行使に高い素養をもつ。 |
20行目: |
21行目: |
| :魔装機のパイロットの呼び方。魔装機の操縦にはプラーナ量や精霊との相性及び操者の技術が密接に関係しているため、人工知能などでの代用が出来ず非常に重要な存在となっている。同一の機体であっても操者が違えば全く別物と言っていいほどに引き出せる性能に差が出ることもある。プラーナ量や精霊との相性が重要視される関係上、必ずしも訓練された軍人だけが高い適性を持つとは限らず、操者を期待されて召還された地上人には軍事と無関係な一般人も多い。また、ヴァルシオーネRやレイブレード、ヴァルシオーガといった魔装機の技術を流用しているが厳密には魔装機で無い機体のパイロットも一纏めに操者扱いされるため、ラ・ギアスにおける機動兵器パイロットの総称的意味合いでもある。 | | :魔装機のパイロットの呼び方。魔装機の操縦にはプラーナ量や精霊との相性及び操者の技術が密接に関係しているため、人工知能などでの代用が出来ず非常に重要な存在となっている。同一の機体であっても操者が違えば全く別物と言っていいほどに引き出せる性能に差が出ることもある。プラーナ量や精霊との相性が重要視される関係上、必ずしも訓練された軍人だけが高い適性を持つとは限らず、操者を期待されて召還された地上人には軍事と無関係な一般人も多い。また、ヴァルシオーネRやレイブレード、ヴァルシオーガといった魔装機の技術を流用しているが厳密には魔装機で無い機体のパイロットも一纏めに操者扱いされるため、ラ・ギアスにおける機動兵器パイロットの総称的意味合いでもある。 |
| ;脱出装置 | | ;脱出装置 |
− | :外観は地上のPT(MS)同様、球体。いずれの国が開発した魔装機であっても脱出装置は非常に優秀と設定で組まれている。魔装機を乗りこなせるほど高いプラーナを持ったパイロットの絶対数が限られているためらしい。ただ、新展開をみせた本編で、生粋のラ・ギアス人であっても簡単に魔装機を乗りこなせるようにするための研究(プラーナ補助技術)が進行中であるため、この前提がいつの日か崩れる可能性は存在する。Fでは野党が魔装機から脱出できなかった際、訓練を受けていないせいで手間取ったためという発言があり、脱出自体は完全自動ではなくある程度マニュアル操縦が必要だと思われる。 | + | :外観は地上のPT(MS)同様、球体。いずれの国が開発した魔装機であっても脱出装置は非常に優秀と設定で組まれている。魔装機を乗りこなせるほど高いプラーナを持ったパイロットの絶対数が限られているためらしい。ただ、新展開をみせた本編で、生粋のラ・ギアス人であっても簡単に魔装機を乗りこなせるようにするための研究(プラーナ補助技術)が進行中であるため、この前提がいつの日か崩れる可能性は存在する。COEでは野盗が魔装機から脱出できなかった際、訓練を受けていないせいで手間取ったためという発言があり、脱出自体は完全自動ではなくある程度マニュアル操縦が必要だと思われる。 |
| ;プラーナ補助技術 | | ;プラーナ補助技術 |
| :動力変換機「プラーナコンバーター」に関連する技術。この技術の発展によりプラーナ量が少ない傾向にあるラ・ギアス人でも魔装機に乗れる操者の幅が大きく広がり、魔装機の普及に一役買っている。現状(POJ時点)の技術ではプラーナ量が少なくとも乗れるようにするというレベルであり、プラーナ量の差による優位性を埋めるほどではないが、技術の発展次第では誰でも高位精霊クラスと契約した魔装機に乗れるようになる可能性が示唆されている。この分野の第一人者が、シュテドニアスの練金学士[[シエーナ・ルドランティス]]である。 | | :動力変換機「プラーナコンバーター」に関連する技術。この技術の発展によりプラーナ量が少ない傾向にあるラ・ギアス人でも魔装機に乗れる操者の幅が大きく広がり、魔装機の普及に一役買っている。現状(POJ時点)の技術ではプラーナ量が少なくとも乗れるようにするというレベルであり、プラーナ量の差による優位性を埋めるほどではないが、技術の発展次第では誰でも高位精霊クラスと契約した魔装機に乗れるようになる可能性が示唆されている。この分野の第一人者が、シュテドニアスの練金学士[[シエーナ・ルドランティス]]である。 |
28行目: |
29行目: |
| :契約している精霊の属性によって得手不得手があるが、基本的には殆どの地形で活動可能。陸上で戦えない局所特化型の魔装機というものは存在せず、水の精霊と契約している機体以外では機動力に大きく制限がかかるものの水中戦も可能。火山帯などでの高温地帯では火の精霊と契約している機体以外はダメージを受けるものの活動自体は可能。飛行に関しては風か火の精霊と契約している機体は大体が飛べる傾向にある。ラ・ギアスはその構造上「宇宙」自体が存在しないが、正(オリジナル)魔装機は宇宙での活動が問題なく可能なように作られている。性能を突き詰めた結果そうなったのか、あるいは最初から宇宙空間での運用を見越して造られたのかは不明だが、後者だとすれば、なぜ宇宙のないラ・ギアスでそのような仕様とされたのかは不明(F作中ではラ・ギアスには『本物の宇宙』は無いという発言があり、解釈によっては宇宙に近い環境は存在するのかもしれない)。あるいは、地上で魔装機が活動することを予測されていたと見る向きもあるが、単独で行き来可能なのはサイバスターのみであるため、これも未だ謎となっている。 | | :契約している精霊の属性によって得手不得手があるが、基本的には殆どの地形で活動可能。陸上で戦えない局所特化型の魔装機というものは存在せず、水の精霊と契約している機体以外では機動力に大きく制限がかかるものの水中戦も可能。火山帯などでの高温地帯では火の精霊と契約している機体以外はダメージを受けるものの活動自体は可能。飛行に関しては風か火の精霊と契約している機体は大体が飛べる傾向にある。ラ・ギアスはその構造上「宇宙」自体が存在しないが、正(オリジナル)魔装機は宇宙での活動が問題なく可能なように作られている。性能を突き詰めた結果そうなったのか、あるいは最初から宇宙空間での運用を見越して造られたのかは不明だが、後者だとすれば、なぜ宇宙のないラ・ギアスでそのような仕様とされたのかは不明(F作中ではラ・ギアスには『本物の宇宙』は無いという発言があり、解釈によっては宇宙に近い環境は存在するのかもしれない)。あるいは、地上で魔装機が活動することを予測されていたと見る向きもあるが、単独で行き来可能なのはサイバスターのみであるため、これも未だ謎となっている。 |
| | | |
| + | == 分類 == |
| === Aクラス魔装機 === | | === Aクラス魔装機 === |
| 高位精霊降臨に成功した魔装機のことを指す。機体自身が明確な意思を持つに到り、機械とは言い切れない存在へと昇華したものたちである。ラングランが開発した4体のAクラスは特別視されており、[[魔装機神]]と呼称される。[[エリアル王国]]が新たなAクラス魔装機の開発(しかも複数)に成功しつつあるといわれており、COEにおける混乱では大活躍した……らしいのだが、プレイヤーには伝聞でしか伝わっていない。ちなみにゲーム中では高位クラスの機体が魔装機神以外にも出てくるが、出力を増強する事で低位クラスの能力を高位クラスにまで引き上げているだけであり(フル改造ボーナスで自軍の機体も強化できる)、実際に高位精霊と契約している魔装機は魔装機神とゼルヴォイドのみ。 | | 高位精霊降臨に成功した魔装機のことを指す。機体自身が明確な意思を持つに到り、機械とは言い切れない存在へと昇華したものたちである。ラングランが開発した4体のAクラスは特別視されており、[[魔装機神]]と呼称される。[[エリアル王国]]が新たなAクラス魔装機の開発(しかも複数)に成功しつつあるといわれており、COEにおける混乱では大活躍した……らしいのだが、プレイヤーには伝聞でしか伝わっていない。ちなみにゲーム中では高位クラスの機体が魔装機神以外にも出てくるが、出力を増強する事で低位クラスの能力を高位クラスにまで引き上げているだけであり(フル改造ボーナスで自軍の機体も強化できる)、実際に高位精霊と契約している魔装機は魔装機神とゼルヴォイドのみ。 |