差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
144 バイト除去 、 2015年1月26日 (月) 00:56
商品情報追加、他修正
11行目: 11行目:  
*主なパイロット:[[シン・アスカ]]
 
*主なパイロット:[[シン・アスカ]]
   −
=== 概要 ===
+
[[インパルスガンダム]]の発展型として開発された[[ザフト]]の最新鋭[[モビルスーツ]]。インパルスの[[フォースインパルスガンダム|フォース]]・[[ソードインパルスガンダム|ソード]]・[[ブラストインパルスガンダム|ブラスト]]各シルエットの特徴を併せ持つ。
[[インパルスガンダム]]の発展型として開発された[[ザフト]]の最新鋭[[モビルスーツ]]。<br />
+
 
インパルスの[[フォースインパルスガンダム|フォース]]・[[ソードインパルスガンダム|ソード]]・[[ブラストインパルスガンダム|ブラスト]]の各シルエットの特徴を併せ持つ。<br />
+
開発は[[レジェンドガンダム]]と同様、[[プラント]]最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]の主導で行われ、更にはインパルスガンダムのメインパイロットである[[シン・アスカ]]の基本データを元に調整されている為、劇中の機体は事実上シン専用の機体となっている。<br />
開発は[[レジェンドガンダム|レジェンド]]と同様、[[プラント]]最高評議会議長[[ギルバート・デュランダル]]の主導で行われ、更にはインパルスガンダムのメインパイロットであるシン・アスカの基本データを元に調整されている為、劇中の機体は事実上シン専用の機体となっている。<br />
+
この機体には多くの新技術が搭載されているために高い機体性能を実現しており、当時においてはプラントの最先端技術を結集させた傑作機と言えるが、このころ既に形骸化していた[[ユニウス条約]]を、デュランダルが半ば故意に無視した機体でもある。<br />
この機体には多くの新技術が搭載されているために高い機体性能を実現しており、当時においてはプラントの最先端技術を結集させた傑作機と言えるが、同時に既に形骸化していた[[ユニウス条約]]を、デュランダルが半ば故意に無視した機体でもある。<br />
   
本来はサードステージに分類されるMSであるが、政治的な理由からセカンドステージのMSに分類されている。  
 
本来はサードステージに分類されるMSであるが、政治的な理由からセカンドステージのMSに分類されている。  
   −
背部のウイングユニットはフリーダムの大型ウイングの発展型で、内部のスラスターにはD.S.S.D.で開発された[[スターゲイザーガンダム|ヴォワチュール・リュミエール]]の類似技術が採用され、出力増大に伴って「光の翼」が発生する。これは自機の電源から得られたエネルギーを特殊光圧に変換し、主推力として用いるというものである。<br />
+
背部のウイングユニットは[[フリーダムガンダム]]の大型ウイングの発展型で、内部のスラスターにはD.S.S.D.で開発された[[スターゲイザーガンダム|ヴォワチュール・リュミエール]]の類似技術が採用され、出力増大に伴って「光の翼」が発生する。これは自機の電源から得られたエネルギーを特殊光圧に変換し、主推力として用いるというものである。<br />
 
また、背部のウイングは光の翼発生と同時に[[ミラージュコロイド]]を散布させ、これによって複数の残像を映し出しながら推進する。
 
また、背部のウイングは光の翼発生と同時に[[ミラージュコロイド]]を散布させ、これによって複数の残像を映し出しながら推進する。
   36行目: 35行目:  
因みにシルエットとして開発されたのは「デスティニーシルエット」、それをインパルスに装備させた状態は、「デスティニーインパルス」と呼称され、[[ミネルバ]]に配備された機体とは異なるデッドコピーされたインパルスで実戦投入されている模様。<br />
 
因みにシルエットとして開発されたのは「デスティニーシルエット」、それをインパルスに装備させた状態は、「デスティニーインパルス」と呼称され、[[ミネルバ]]に配備された機体とは異なるデッドコピーされたインパルスで実戦投入されている模様。<br />
 
ただし、デスティニーインパルスとして運用されているインパルスは、オリジナル機に比べてかなりの改造が施されており、更に変形・合体・換装によって多様な状況に対応するというインパルス本来の運用構想を否定するコンセプトの為、デスティニーインパルス3号機のパイロットを務めたコートニー・ヒエロニムスは、「これはインパルスではない」と評している程である。
 
ただし、デスティニーインパルスとして運用されているインパルスは、オリジナル機に比べてかなりの改造が施されており、更に変形・合体・換装によって多様な状況に対応するというインパルス本来の運用構想を否定するコンセプトの為、デスティニーインパルス3号機のパイロットを務めたコートニー・ヒエロニムスは、「これはインパルスではない」と評している程である。
  −
また、デスティニーは一般にはシン・アスカのみの搭乗機とされているが、実は量産を前提として開発されたハイスペックMSである事実が後に判明。<br />
  −
更に、シンの搭乗した機体よりも前に、オレンジを基調としたカラーである[[ハイネ・ヴェステンフルス]]専用の機体がロールアウトされており、つまりハイネ専用機が1号機で、シン専用機は2号機ということなる。<br />
  −
最終的にはデスティニーを主力とし、各戦線で優秀なエースパイロットのみで構成された精鋭モビルスーツ部隊「'''コンクルーダーズ'''」によって、地球側の戦意を完全阻喪させるという計画も考案されていた。<br />
  −
しかし、ハイネは専用デスティニーがロールアウトする直前に戦死。部隊編成も、実現する前に終戦を迎えている。<br />
  −
現在は、乗るべき主を失ったハイネ専用のデスティニーは、ザフトの兵器保管庫で眠り続けている。
      
=== 劇中での活躍 ===
 
=== 劇中での活躍 ===
[[ジブラルタル基地]]でシンが受領。その直後に[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の乗る[[レジェンドガンダム|レジェンド]]と共に脱走した[[アスラン・ザラ|アスラン]]と[[メイリン・ホーク|メイリン]]が奪取した[[グフイグナイテッド]]を追撃、撃墜する。その後、ヘブンズベース戦で複数のデストロイやウィンダムなどを撃墜するなどの戦果を挙げる。<br />
+
[[ジブラルタル基地]]でシンが受領。その直後に[[レイ・ザ・バレル]]の乗る[[レジェンドガンダム]]と共に脱走した[[アスラン・ザラ]]と[[メイリン・ホーク]]が奪取した[[グフイグナイテッド]]を追撃、撃墜する。その後、ヘブンズベース戦で複数のデストロイやウィンダムなどを撃墜するなどの戦果を挙げる。<br />
 
さらに、その後のオーブ攻防戦やレクイエム攻略戦でも活躍するが、最後の月面レクイエム攻防戦でアスランの搭乗する[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]と交戦、撃墜され、大破した。
 
さらに、その後のオーブ攻防戦やレクイエム攻略戦でも活躍するが、最後の月面レクイエム攻防戦でアスランの搭乗する[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]と交戦、撃墜され、大破した。
   −
対連合戦では一騎当千の活躍を見せたものの、三隻同盟及び[[オーブ軍]]との戦いでは主武装のアロンダイトを破壊される、'''理論上ありえないはずのエネルギー切れ'''が起きる※、そもそもシンの精神状態が危ないなどとことん不遇であった。
+
対連合戦では一騎当千の活躍を見せたものの、三隻同盟及び[[オーブ軍]]との戦いでは主武装のアロンダイトを破壊される、'''理論上ありえないはずのエネルギー切れ'''が起きる(※ミーティア装備のフリーダムのようにレッドゾーンまで出力が落ちるケースはある)、そもそもシンの精神状態が危ないなどとことん不遇であった。
    
主人公の番組後期における搭乗機で番組タイトルの「デスティニー」を冠するガンダム、と主役機要素満載のこの機体だが、記念すべき初陣が軍を脱走したアスランを追跡し撃墜する役回り、最終決戦でアスランのインフィニットジャスティスに敗北、OPの番組タイトルのバックをストライクフリーダムに奪われる、番組が放送終了してからガンプラが出る、シンの専用機のはずだが近年になってオレンジ系統で配色された[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]仕様が出るなど、パイロットのシン同様に作中での扱いはあまりよろしいものではなかった。
 
主人公の番組後期における搭乗機で番組タイトルの「デスティニー」を冠するガンダム、と主役機要素満載のこの機体だが、記念すべき初陣が軍を脱走したアスランを追跡し撃墜する役回り、最終決戦でアスランのインフィニットジャスティスに敗北、OPの番組タイトルのバックをストライクフリーダムに奪われる、番組が放送終了してからガンプラが出る、シンの専用機のはずだが近年になってオレンジ系統で配色された[[ハイネ・ヴェステンフルス|ハイネ]]仕様が出るなど、パイロットのシン同様に作中での扱いはあまりよろしいものではなかった。
   −
※ただし、フリーダムミーティアのように、レッドゾーンまで出力が落ちるケースは存在する
+
=== 量産計画 ===
 +
デスティニーは一般にはシン・アスカのみの搭乗機とされているが、実は量産を前提として開発されたハイスペックMSである事実が後に判明。<br />
 +
さらに、シンの搭乗した機体よりも前に、オレンジを基調としたカラーである[[ハイネ・ヴェステンフルス]]専用の機体がロールアウトされており、つまりハイネ専用機が1号機で、シン専用機は2号機ということなる。<br />
 +
最終的にはデスティニーを主力とし、優秀なエースパイロットのみで編成された精鋭モビルスーツ部隊「'''コンクルーダーズ'''」によって、地球側の戦意を完全阻喪させるという計画も考案されていた。<br />
 +
しかし、ハイネは専用デスティニーがロールアウトする直前に戦死。部隊編成も実現する前に終戦を迎えている。乗るべき主を失ったハイネ機は、ザフトの兵器保管庫で眠り続けているとされる。
   −
=== 特徴 ===
+
=== デザイン的特徴 ===
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのガンダム関連は大河原邦男氏が担当しており、そのギミックは氏が今まで担当したガンダムの集大成ともいうべきものになっている。<br />
+
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの[[ガンダムタイプ]]は大河原邦男氏が担当しており、そのギミックは氏が今まで担当したガンダムの集大成ともいうべきものになっている。デスティニーの場合は素のままでは通常の人型であり、意外にもギミック要素は少ない。その代わり演出面の恩恵が強い機体であり、これは福田監督の…と言うよりサンライズ製作のロボットアニメのイメージが色濃く反映されている。
デスティニーの場合は素のままでは通常の人型であり、意外にもギミック要素は少ない。その代わり演出面における効果の色合いが強い機体であり、これは福田監督の…と言うよりサンライズ製作のロボットアニメのイメージが色濃く再現されている。
     −
ちなみに前機体のギミックを詰め込んだ機体というのは元々は[[フリーダムガンダム]]の[[ストライクガンダムI.W.S.P.|初期案]]でもあった。
+
ちなみに前機体のギミックを詰め込んだ機体というのは元々は[[フリーダムガンダム]]の[[ストライクガンダムI.W.S.P.|初期案]]でもあった。カメラアイ周りが赤く縁取られているのはシンの血の涙を再現したもの。
カメラアイ周りが赤く縁取られているのはシンの血の涙を再現したもの。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
シンが敵対勢力に加わっている事も多く、その際はボスユニットとして登場するが、その後、自軍に加わるのが定番となっている。いずれの作品でも[[シン・アスカ]]専用機であり、他のパイロットは乗れない。原作では最終決戦で敗北後、宇宙に破棄されてしまったが、当然スパロボではそんなことはなく原作シナリオ終了後もシンが愛機として搭乗し続けている。中にはキャラクターデザイン繋がりで[[蒼穹のファフナー|別作品]]と[[スーパーロボット大戦UX|一部設定を共有するという荒業を見せる]]など、クロスオーバーの新たな可能性を感じさせるものとなっている。
+
[[シン・アスカ]]が敵対勢力に加わっている事も多く、その際ボスユニットとして登場するが、その後は自軍に加わるのが定番となっている。いずれの作品でもシン専用機であり、他のパイロットは乗れない。原作では最終決戦で敗北後、宇宙に破棄されてしまったが、当然スパロボではそんなことはなく原作シナリオ終了後もシンが愛機として搭乗し続けている。中にはキャラクターデザイン繋がりで[[蒼穹のファフナー|別作品]]と[[スーパーロボット大戦UX|一部設定を共有するという荒業を見せる]]など、クロスオーバーの新たな可能性を感じさせるものとなっている。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
78行目: 73行目:  
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:[[ハイパーデュートリオン]]がようやく実装。効果はENを25%回復とNJCより回復量が多い。
+
:[[ハイパーデュートリオン]]がようやく実装。効果は「ENを25%回復」とNJCより回復量が多い。
 
:武装はアロンダイトが高威力かつ[[バリア貫通]]を持つ[[コンボ]]攻撃になっており、またフルウェポンコンビネーションも同じくバリアを貫通するため、単体突撃、対ボス戦が有効な機体になっている。特に後半、オリジナル勢力にバリアを持つ雑魚が大量発生するため、切り込み役にうってつけ。一方で武装からフラッシュエッジが削除。消費が軽い格闘武器がなくなり、[[射撃]]の育成や燃費に気をつけなくてはならなくなった。また、確かにコンボ役として優秀なのだが、∞ジャスティスと組ませた際のフルウェポンコンビネーションとグリフォン2の[[援護攻撃]]は互いの[[SEED]]補正と[[アスラン・ザラ|アスラン]]の[[信頼補正]]「格闘武器の攻撃力アップ」、シンの信頼補正「格闘武器のクリティカル率アップ」が全て反映されて恐るべき火力を発揮するため、アスランとのコンビも捨てがたい。
 
:武装はアロンダイトが高威力かつ[[バリア貫通]]を持つ[[コンボ]]攻撃になっており、またフルウェポンコンビネーションも同じくバリアを貫通するため、単体突撃、対ボス戦が有効な機体になっている。特に後半、オリジナル勢力にバリアを持つ雑魚が大量発生するため、切り込み役にうってつけ。一方で武装からフラッシュエッジが削除。消費が軽い格闘武器がなくなり、[[射撃]]の育成や燃費に気をつけなくてはならなくなった。また、確かにコンボ役として優秀なのだが、∞ジャスティスと組ませた際のフルウェポンコンビネーションとグリフォン2の[[援護攻撃]]は互いの[[SEED]]補正と[[アスラン・ザラ|アスラン]]の[[信頼補正]]「格闘武器の攻撃力アップ」、シンの信頼補正「格闘武器のクリティカル率アップ」が全て反映されて恐るべき火力を発揮するため、アスランとのコンビも捨てがたい。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
85行目: 80行目:  
:なお、今作では[[信頼補正]]こそないものの、前作同様∞ジャスティスと[[射程]]等がかみ合うためにコンビが強力だが、今回はデスティニーも∞ジャスティスも機体ボーナスに貴重な「宇宙適応A(S)」があるので、別々で運用した方が宇宙Bの面々が助かるだろう。
 
:なお、今作では[[信頼補正]]こそないものの、前作同様∞ジャスティスと[[射程]]等がかみ合うためにコンビが強力だが、今回はデスティニーも∞ジャスティスも機体ボーナスに貴重な「宇宙適応A(S)」があるので、別々で運用した方が宇宙Bの面々が助かるだろう。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作終了後なのでプロローグから参戦するが、その戦闘で大破してしまう。その後[[アルヴィス]]預りで修理され、中盤の[[竜宮島]]での戦闘中に[[皆城乙姫|乙姫]]が無人状態で動かしシンの元へ届けられる。
+
:原作終了後なのでプロローグから参戦するが、初戦で大破してしまう。その後[[アルヴィス]]預りで修理され、中盤の[[竜宮島]]での戦闘中に[[皆城乙姫]]が無人状態で動かしシンの元へ届けられる。
:本機に限らず、SEED系MSは同種機より対[[フェストゥム]]を想定して準備されているという設定。そのため対フェストゥムでは'''[[VPS装甲]]で[[同化]]を防げる'''という恩恵があるため、今作では何と対フェストゥム戦で真価を発揮する。更に長射程への対応力があるのも相まってほぼオールラウンドで運用できる。能力の高さは健在で、更に対フェストゥムでも恐れずに戦えるので体感的には過去作以上。更にルナマリア搭乗の[[インパルスガンダム]]との[[合体攻撃]]も追加され、使いやすさはもちろん最大火力も過去作以上となっている。唯一残念な点はZと違い、インパルスガンダムからの改造を引き継がないところか。
+
:本機に限らず、SEED系MSは同種機より対[[フェストゥム]]を想定して準備されているという設定。そのため対フェストゥムでは'''[[VPS装甲]]で[[同化]]を防げる'''という恩恵があるため、今作では何と対フェストゥム戦で真価を発揮する。更に長射程への対応力があるのも相まってほぼオールラウンドで運用できる。能力の高さは健在で、更に対フェストゥムでも恐れずに戦えるので体感的には過去作以上。更にルナマリア搭乗の[[インパルスガンダム]]との[[合体攻撃]]も追加され、使いやすさはもちろん最大火力も過去作以上となっている。唯一残念な点はインパルスガンダムからの改造を引き継がないところか(『Z』では引き継ぐ)。
 
:原作終了後という扱いを生かした、ファフナー勢との大胆なクロスオーバーの数々から、'''ファフナー・マークデスティニー'''と呼称するファンも(ちなみにその俗称は'''[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|スパロボ公式ラジオ]]でも触れられている''')。
 
:原作終了後という扱いを生かした、ファフナー勢との大胆なクロスオーバーの数々から、'''ファフナー・マークデスティニー'''と呼称するファンも(ちなみにその俗称は'''[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|スパロボ公式ラジオ]]でも触れられている''')。
   99行目: 94行目:  
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
:インパルスの各シルエットの長所を一纏めにした機体だけあり、格闘・射撃とも強力な武器を備えバランスが取れている。
+
インパルスの各シルエットの長所を一纏めにした機体だけあり、格闘・射撃とも強力な武器を備えバランスが取れている。ちなみに各種ゲームで登場する際は、高火力武器が格闘寄りになっている場合が多い。
:ちなみに各種ゲームで登場する際は、高火力武器が格闘寄りになっている場合が多い。
      
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
111行目: 105行目:  
;RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン
 
;RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン
 
:ソードインパルスのフラッシュエッジの発展型。[[ビームサーベル]]としても使用可能だが、2つ組み合わせて大きな実体ブーメランとする機構はオミットされた。アンチビームコーティングが施されたシールドを容易に破断する威力がある。 ……のだが∞ジャスティスに何故か蹴りで弾かれた不遇の武器。
 
:ソードインパルスのフラッシュエッジの発展型。[[ビームサーベル]]としても使用可能だが、2つ組み合わせて大きな実体ブーメランとする機構はオミットされた。アンチビームコーティングが施されたシールドを容易に破断する威力がある。 ……のだが∞ジャスティスに何故か蹴りで弾かれた不遇の武器。
:[[Zシリーズ]]では燃費のいい有射程P武器で使い勝手が良かったが、KおよびLでは上記[[ビームライフル]]と役割が重複(どちらも中射程P属性武器)するためかオミットされている。UXでは'''ビームサーベルの代用扱い'''の武装としてビームサーベル状態で使用される他、'''フル・ウェポン・コンビネーションでブーメランとして使われる'''。
+
:[[Zシリーズ]]では燃費のいい有射程P武器で使い勝手が良かったが、KおよびLでは上記[[ビームライフル]]と役割が重複(どちらも中射程P属性武器)するためかオミットされている。UXではビームサーベルの代用扱いの武装としてビームサーベル状態で使用される他、フル・ウェポン・コンビネーションでブーメランとして使われる。
 
;MMI-714 アロンダイト ビームソード
 
;MMI-714 アロンダイト ビームソード
 
:背部の右ウェポンラックに装備された、デスティニー専用の近接戦用大型ビームソード。対艦刀でもある。不使用時は2つ折り状態でマウント。ソードインパルスのエクスカリバーやグフイグナイテッドのテンペストの発展型で、デストロイすら一刀両断するほどの威力があるが、構造上脆弱な部分がある。機体の全高を上回る長さで、使うには駆動部にも高い剛性と柔軟性が求められる。
 
:背部の右ウェポンラックに装備された、デスティニー専用の近接戦用大型ビームソード。対艦刀でもある。不使用時は2つ折り状態でマウント。ソードインパルスのエクスカリバーやグフイグナイテッドのテンペストの発展型で、デストロイすら一刀両断するほどの威力があるが、構造上脆弱な部分がある。機体の全高を上回る長さで、使うには駆動部にも高い剛性と柔軟性が求められる。
125行目: 119行目:  
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;フルウェポン・コンビネーション / 武装一斉攻撃
 
;フルウェポン・コンビネーション / 武装一斉攻撃
:Zで追加されたデスティニーの必殺技。外付けの武装を次々と使用する連続攻撃で、最後にゼロ距離からパルマフィオキーナを叩き込む。PS2のソフト『機動戦士ガンダムSEED DESTINY~GENERATION of C.E.~』におけるデスティニーのオリジナル最強攻撃「バーストアタック」が元ネタである(特に回転しながらパルマフィオキーナを構える場面などはそっくりそのまま)。P属性で、Zでは[[射程]]が2~5、K・L・UX・OEでは射程1~3で[[バリア貫通]]効果あり(UXに至ってはサイズ修正無視もある)と強力。Zでは[[ビーム兵器]]扱いなので、[[VPS装甲]]を持つ相手でも問題ない。第2次Z破界篇では使用不可だが、実は[[没データ]]としてちゃっかりあったりする。再世篇の中盤で追加される。第3次Zでは名称が「武装一斉攻撃」に変更された。
+
:Zで追加されたデスティニーの必殺技。外付けの武装を次々と使用する連続攻撃で、最後にゼロ距離からパルマフィオキーナを叩き込む。PS2のソフト『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ~GENERATION of C.E.~』におけるオリジナル最強攻撃「バーストアタック」が元ネタである。特に回転しながらパルマフィオキーナを構える場面などはそっくりそのまま。P属性で、Zでは[[射程]]が2~5、K・L・UX・OEでは射程1~3で[[バリア貫通]]効果あり(UXに至ってはサイズ修正無視もある)と強力。Zでは[[ビーム兵器]]扱いなので、[[VPS装甲]]を持つ相手でも問題ない。第2次Z破界篇では使用不可だが、実は[[没データ]]としてちゃっかりあったりする。再世篇の中盤で追加される。第3次Zでは名称が「武装一斉攻撃」に変更された。
 
:K・Lではトドメ演出で家族との思い出がフラッシュバックするようになっており、一部では「'''トラウマアタック'''」などと言われる事も。なお、Lではレクイエム戦でジブリールの乗った[[ガーティ・ルー]]にこの技を前述のトドメ演出込みで叩き込むイベントがあり、感慨深いものがある。一方でUXではこの演出がカットされており、「シンは過去を乗り越えた」と解釈する事も出来る。
 
:K・Lではトドメ演出で家族との思い出がフラッシュバックするようになっており、一部では「'''トラウマアタック'''」などと言われる事も。なお、Lではレクイエム戦でジブリールの乗った[[ガーティ・ルー]]にこの技を前述のトドメ演出込みで叩き込むイベントがあり、感慨深いものがある。一方でUXではこの演出がカットされており、「シンは過去を乗り越えた」と解釈する事も出来る。
 
:OEでは名前に反して長射程ビーム砲、アロンダイト、パルマフィオキーナの3つしか使用しないため(トリ)フ(゜)ルウェポン・コンビネーションと揶揄されている。
 
:OEでは名前に反して長射程ビーム砲、アロンダイト、パルマフィオキーナの3つしか使用しないため(トリ)フ(゜)ルウェポン・コンビネーションと揶揄されている。
193行目: 187行目:  
== 対決・名場面など ==
 
== 対決・名場面など ==
 
;対[[デストロイガンダム]]
 
;対[[デストロイガンダム]]
:ヘブンズベース攻防戦において、5機編成の[[デストロイガンダム|デストロイ]]部隊のうち、3機を仕留める活躍を見せた。
+
:ヘブンズベース攻防戦において、5機編成の[[デストロイガンダム]]部隊のうち、3機を仕留める活躍を見せた。
 
;対[[インフィニットジャスティスガンダム]]
 
;対[[インフィニットジャスティスガンダム]]
 
:二度対峙するが、どちらも迷いや負い目がモロに操縦に反映され、手も足も出なかった。最終的に両腕を破壊されて戦闘不能になる。その後のデスティニーの所在は不明である。
 
:二度対峙するが、どちらも迷いや負い目がモロに操縦に反映され、手も足も出なかった。最終的に両腕を破壊されて戦闘不能になる。その後のデスティニーの所在は不明である。
 
;対[[インフィニットジャスティスガンダム]](高山版)
 
;対[[インフィニットジャスティスガンダム]](高山版)
:[[アスラン・ザラ|アスラン]]と信念をかけて対決し、[[V2ガンダム|光の翼]]を展開しての高速回避、片腕を破壊するなどデスティニーの性能をフルに発揮して追いつめる。しかし、リフターとキックの連携攻撃に対応しきれず逆転された。
+
:[[アスラン・ザラ]]と信念をかけて対決し、光の翼を展開しての高速回避、片腕を破壊するなどデスティニーの性能をフルに発揮して追いつめる。しかし、リフターとキックの連携攻撃に対応しきれず逆転された。
    
== スパロボシリーズでの名場面 ==
 
== スパロボシリーズでの名場面 ==
214行目: 208行目:  
;[[インパルスガンダム]]
 
;[[インパルスガンダム]]
 
:変形・合体・換装を駆使することで多様な状況に対応可能なMS。シンが搭乗するデスティニーはこの機体の運用データを基に調整されている。
 
:変形・合体・換装を駆使することで多様な状況に対応可能なMS。シンが搭乗するデスティニーはこの機体の運用データを基に調整されている。
;;[[フォースインパルスガンダム]]
+
:*[[フォースインパルスガンダム]]
::
+
:*[[ソードインパルスガンダム]]
;;[[ソードインパルスガンダム]]
+
:*[[ブラストインパルスガンダム]]
::
+
;デスティニーインパルスガンダム
;;[[ブラストインパルスガンダム]]
+
:『[[MSV|DESTINY MSV]]』に登場するMS。インパルスガンダムに各シルエットの特徴を取り込んだデスティニーシルエットを装着した仕様。高性能であるが、機体への負荷や高い電力消費などから制式採用は見送られ(試作された4機のシルエットの内3機は実戦投入されている)、代わりに提案されたのがデスティニーガンダムであることから、事実上デスティニーのプロトタイプとも言える。SRW未登場。
::
  −
;;デスティニーインパルスガンダム
  −
::『DESTINY MSV』に登場するMS(スパロボ未登場)。インパルスガンダムに各シルエットの特徴を取り込んだデスティニーシルエットを装着した仕様。高性能であるが、機体への負荷や高い電力消費などから制式採用は見送られ(試作された4機のシルエットの内3機は実戦投入されているが)、代わりに提案されたのがデスティニーガンダムであることから、事実上デスティニーのプロトタイプとも言える。
   
;[[レジェンドガンダム]]
 
;[[レジェンドガンダム]]
 
:同時期に開発されたサードステージシリーズのMS。
 
:同時期に開発されたサードステージシリーズのMS。
230行目: 221行目:  
;[[スターゲイザーガンダム]]
 
;[[スターゲイザーガンダム]]
 
:
 
:
 +
;[[V2ガンダム]]
 +
:光の翼の元ネタ。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
235行目: 228行目:  
<amazon>B0009P7WUM</amazon><amazon>B000BOBGUI</amazon><amazon>B00B596VB2</amazon><amazon>B0009Y2WSK</amazon><amazon>B000VO0546</amazon><amazon>B000VO054G</amazon><amazon>B000F8MII4</amazon>
 
<amazon>B0009P7WUM</amazon><amazon>B000BOBGUI</amazon><amazon>B00B596VB2</amazon><amazon>B0009Y2WSK</amazon><amazon>B000VO0546</amazon><amazon>B000VO054G</amazon><amazon>B000F8MII4</amazon>
 
*フィギュア
 
*フィギュア
<amazon>B0009UCB9O</amazon><amazon>B000ARCKJW</amazon><amazon>B0044WVGEE</amazon><amazon>B00F04QQSG</amazon>
+
<amazon>B0009UCB9O</amazon><amazon>B000ARCKJW</amazon><amazon>B0044WVGEE</amazon><amazon>B00F04QQSG</amazon><amazon>B00LGBMEDI</amazon>
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

案内メニュー