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== エルガン・ローディック(Elghan Lauduc) ==
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
**[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
**[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
*[[声優]]:無し
*種族:地球人
*性別:男
*年齢:300歳以上
*所属:国際連合→地球連邦軍
*役職:国連平和維持理事会代表→地球連邦軍総司令官
*コードネーム:ボートマン
*キャラクターデザイン:Chiyoko

国連平和理事委員会代表、及び地球連邦軍総司令官。[[ZEXIS]]の創設の立役者。[[ZEXIS]]の後ろ盾であり、[[第2次スーパーロボット大戦Z]]におけるキーパーソンの一人でもある。<br />
基本的に落ち着いた物腰の人物だが、[[シオニー・レジス|シオニー]]の行動に激昂する場面や、[[ガイオウ]]のような強豪を前にしても臆しないどころか拳銃をも使用するなど、本質的にはかなりの激情家でもある。<br />

=== 破界篇 ===
国連平和維持理事会の代表。実権は大きくないが、幅広い人脈と優れた情報力を持ち、それを武器に「ボートマン」として活動。<br />
[[コスモクラッシャー隊]]のような通常の防衛組織と[[ソレスタルビーイング]]や[[黒の騎士団]]といった一般的にテロリスト扱いされる組織を立ちあわせ、国連救助隊[[ZEXIS]]を創設する。<br />
人類全体の平和の実現を願っており、その姿勢には疑う余地がない(あの[[ガイオウ]]が目の前に居るときすらその姿勢は揺らがなかった)ものの、その一方で[[ZEXIS]]に厳しい試練を課すなど不可解な行動も多く、彼が課した試練のために[[ロックオン・ストラトス|戦死者]]が出たこともあって[[ZEXIS]]の首脳陣からは不信感を持たれていた([[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]は彼のことを「この男は平和よりも遠い何かを見ている」と評している)。
<br />
また、[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]とも面識があり、自身もアサキム同様『[[呪われし放浪者]]』を自称。また、200年以上前から生きており、[[イオリア・シュヘンベルグ]]の盟友とされるなど、プレイヤーからもその正体について様々な憶測が立てられるキャラであった。<br />
EDで地球連邦軍の総司令官に任命するものの、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に薬物を投与されて無力化され、監禁されてしまう。

=== 再世篇 ===
当初から[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]のもとで無力化され、監禁状態になっている。しかしこうした事態を予期したのか[[ヴェーダ]]に予め細工を施しており、[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]の発したコードに合わせて[[ZEXIS]]に「外部独立部隊」としての地位を与える命令を発させ、[[ZEXIS]]の活動をを後押しした。その後終盤で[[リジェネ・レジェッタ|リジェネ]]の手によって意識を取り戻し、[[イノベイター|イノベイド]]との決戦では、[[ヴェーダ]]にアクセスを試みる[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]を援護し、最後は彼を[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の銃撃からかばって致命傷を負う。その後、[[ヴェーダ]]のもとにやって来た[[ZEXIS]]に、彼は自らの秘密を語ることとなった。<br />

彼の語る秘密…それは彼が[[イオリア・シュヘンベルグ]]の盟友であり、「エルガン・ローディック」という名は彼の持つ仮の名の一つでしかないということ。そして彼の持つ「もう一つの意味のある名前」こそが「[[ジ・エーデル・ベルナル]]」、つまり'''エルガンは「Z」の世界における黒幕、[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]の並行存在である'''という驚愕の事実だった。<br />
何処かの世界の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]が「[[黒の英知]]」、その中でも特殊なものに触れたことで、全ての並行世界に住む[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]が次元力に関する能力を手に入れており、その中でもエルガンは並行世界の自分と交信する能力、そして常人を超えた寿命を得ていたのだ。<br />
さらにエルガンは「[[黒の英知]]」そのものについても語る。それは「過去から未来、全ての知を集めたもの」であり、手にしたものは限りない英知と引き換えに遠からず訪れる絶望の未来を知るというものであった。[[多元世界]]に生きる生命に迫る根源的な災厄。それは次元を超え、あらゆる世界を巻き込んだ挙句に全てを滅ぼすものであり、[[ZEUTH]]側の世界における[[黒歴史]]がその片鱗であり、それを語った[[D.O.M.E.]]の建造にもジ・エーデルの誰かが関わっており、そして[[ZEXIS]]側の世界ににおける「[[黒歴史]]」は神話として語られる過去のことであると。<br />
[[黒の英知]]に関わったことで未来を知り、その「根源的な災厄」を回避しようと動いていたエルガンは、その中で[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]に出会う。彼の語る「[[イノベイター|革新者]]」に人類の未来を見出したエルガンは、その計画を見守る役目に自らを任じ、同時に未来の災厄に立ち向かう力を見出そうとした。それが[[ZEXIS]]であり、[[アクシオン財団]]に預けた「揺れる天秤のスフィア」であった。<br />

全てを語り終えたエルガンは、[[イノベイター]]として覚醒した[[刹那・F・セイエイ|刹那]]、そして自ら見出した力である[[ZEXIS]]に全てを託し息を引き取り、その長い役目を終えるのであった。

== 登場作品と役柄 ==

=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初登場作。[[NPC]]として登場。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:引き続き[[NPC]]として登場。ストーリーの関係で出番は少ないが、終盤において大きな役割を果たすこととなる。

== 人間関係 ==
;[[クロウ・ブルースト]]
:彼の持つスフィアは、もともと[[アクシオン財団]]にエルガンが預けたもの。
;[[シオニー・レジス]]
:策を弄して[[ZEXIS]]を壊滅させようとした彼女に激昂する。
;[[ガイオウ]]
:[[シオニー・レジス|シオニー]]との会談中に乱入してきた彼へ臆する事無く発砲する。
;[[アサキム・ドーウィン]]
:お互いに面識がある。もっともそれは、「Z」の世界におけるジ・エーデルのものであった。
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]
:並行世界の同一人物。だが、「Z」の世界の彼とは外見も似ていなければ性格も全くの正反対であり、エルガン本人は彼の異常な享楽主義には嫌悪感を抱いていたようだ。交信相手が彼だったのかどうかは現時点では不明。

== 版権作品との人間関係 ==

=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[ドーリアン外務次官]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]では平和維持理事会の中心人物として、行動を共にする事が多い。エキセントリックなエルガンの奇行に面喰らう事もしばしば。
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
:第2次Z 破界篇終盤で、[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]を倒した[[ZEXIS]]を彼と共に出迎える。[[ZEXIS]]が[[イマージュ]]との最終決戦に臨む頃、平行してアレハンドロ派の残党狩りを行なっていた模様。
;[[イオリア・シュヘンベルグ]]
:かつての盟友。彼が[[多元世界]]について知っていたのも、[[マイクロウェーブ送信施設]]を月面に建設していたのも、エルガンを経由して黒の英知に触れたからであろう。
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
:第2次Z 破界篇終盤、[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]の動向を黙認していたが為に[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の死を招いた事で、彼女から平手打ちを見舞われる。
;[[ティエリア・アーデ]]
:第2次Z 再世篇終盤にて[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の銃撃から彼を庇ったことで致命傷を負う。
;[[リボンズ・アルマーク]]
:監禁され彼の計画に利用されてしまうが、再世篇序盤に予め用意していた仕掛けによって出し抜くことに成功する。その後再世篇終盤に彼から撃たれたことで致命傷を負うこととなる。

=== リアル系 ===
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ]])
:第2次Z 破界篇では彼ら「[[黒の騎士団]]」に平和維持理事会への協力を要請、その見返りとして資材と情報の提供、及び[[キョウト]]との仲介を約束する。経緯は不明だが彼の正体も知っている。破界篇終盤では彼に[[ZEXIS]]の召集コードを託す。再世篇でのゼロレクイエムルートではシャルルと対峙した際に黒の英知に触れ、エルガンの真意を知る。
;[[ホランド・ノヴァク]]
:第2次Z 破界篇では彼らの素性と目的を把握した上で、敢えて[[ZEXIS]]の一員に加えた。
;[[エウレカ|エウレカ・ズィータ]]
:[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]からの要求の一つとして、彼女の存在を死亡扱いにする事を確約した。
;[[コーダ|コーダ・ラベル]]
:第2次Z 破界篇中盤で彼女に[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]の真意を語り、目的の為に彼らが[[新帝国インペリウム|インペリウム]]と結託する可能性を示唆する。
;[[桐原泰三]]
:黒の騎士団と彼の間で仲介をする。彼に[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]の正体を教える。

=== スーパー系 ===
;[[大塚長官]]
:第2次Zでは平和維持理事会直属の部下。
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]、[[加門朔哉]]
:国連本部での初対面時、自身に関して小声で噂する彼らの発言を聞き漏らさなかった事で、尋常ではない地獄耳の持ち主である事が判明した。
;[[コーウェン]]、[[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]
:第2次Z 破界篇後半で彼らが[[インベーダー]]である事を看破し、発砲するも逃げられてしまった。

== 名台詞 ==

=== 破界篇 ===
;「無論、その名は偽名だろう。『船頭』を名乗るなど、ふざけている」
:第2次Z 破界篇序盤、大塚長官との交信で「ボートマン」を名乗る者への不快感を口にする。所謂「自演」の一コマ。
;「世界を変える力……彼らに賭けるしかあるまい……」<br />「………」<br />「わかっている。だが、貴様の干渉は受けない。それは前にもはっきり言ったはずだ」<br />「私は私と、この世界に生きる者達の力でこの危機を乗り越えてみせる」<br />「彼らは、そのための力となってくれる。私はそう信じている」
:12話クリア時のエンドデモにおける独り言。実は別世界の同位体との会話であり、恐らくは「Z」のジ・エーデルに近い者か、あるいは本人が相手と考えられる。
;「それとも、君の考える正義とは絵空事に過ぎず、それを本気で求めるのは有り得ない事か?」<br />「誰もが平和や幸せを求める…それを巨視的な視点で進める人間が居るのを信じられないか?」
:[[ZEXIS]]首脳陣との初対面時に自身の目的を「全人類の幸福と平和を守る事」と述べた際、[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]から「建前」と揶揄されるも返す刀で彼に反論する。理路整然とした主張に、[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]も取り敢えずの協力姿勢を示す。
;「ネバーランドか…」<br />「そんなものは、どこにも存在しない。あらゆる世界を探してもな…」
:第2次Z 破界篇序盤、[[ZEXIS]]への協力を約束した[[ホランド・ノヴァク|ホランド]]との通信を終えた後、独り呟く。この時点で、彼らの計画が水泡に帰す事を予見していた模様である。
;「言っておきたい事があってな」<br />「いい加減にしておけよ、小娘が!」<br />「お前ごときの器で世界を動かせると思うなよ!」
:第2次Z 破界篇序盤で[[シオニー・レジス|シオニー]]を一喝した場面。彼女のキャラクター設定である小物ぶりがわかるシーンの一つ。
;「彼らはドーハの悲劇で垣間見たのだよ。そのネバーランドを」<br />「それは[[スーパーロボット大戦Z|崩壊しかけた世界が人の意思で再構成された世界……時空修復によって誕生した可能性の一つ]]だ」<br />「イマージュは時空修復によってこの世界に辿りついた存在だ。ホランド達はイマージュ誕生の神話を再現することで世界を作り変えようとしている」
:38話のIMでコーダに語ったホランド達の目的。イマージュの[[スカブコーラル|正体]]やその成り立ちまで知っていることを見るに、度々会話していた同位体は「あの」ジ・エーデルである可能性が……。
;「構わん。この程度の試練に打ち勝てねば、ZEXISの意味は無い」
:第2次Z 破界篇終盤で[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]から「[[オペレーション・デイブレイク]]」に取り掛かる[[アレハンドロ・コーナー|アレハンドロ]]の動向を黙認する意思を問われての返答。だが、エルガンの言う「この程度の試練」で[[ZEXIS]]は[[ロックオン・ストラトス|掛け替えの無い存在]]を失う事に…。
;「…今の私には詫びる事しか出来ない」
:間接的とは言え、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]戦死の遠因となった事に対し謝罪する。[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の怒りを、エルガンは黙って受け止めるしかなかった。
;「私は君達を駒などと思った事は一度も無い」
:[[イマージュ]]との決戦を前に、[[ZEXIS]]の存在をエルガンの思惑通りに動く「駒」と評した[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]らの皮肉を否定するが、この時点でこの言葉を額面通りに受け取るものは居なかった。

=== 再世篇 ===
;「それは違う!」<br />「確かにお前の能力はイノベイターと呼ぶに相応しいものかも知れない」<br />「だが、イオリア・シュヘンベルグの計画はお前のような存在を認めない」
:自らを「真のイノベイター」と自称する[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に対する言葉。
;「ティエリア・アーデ!」<br />「今こそ、イオリア・シュヘンベルグの最期の遺産を君に託す!」<br />「コード『CHRONO H』!」
:ここで彼の発したコードによって[[ヴェーダ]]は全てのアクセスを拒絶する。その後、動揺した[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の隙を突いてヴェーダを掌握した[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]を銃撃から庇い、致命傷を負う。
;「あれは過去から未来……すべての知を集めたもの……太極の欠片と言われている」<br />「それを手にした者は限りない英知を得る代償に絶望の未来を知ることになる」<br />「この宇宙に住む生命体が進む未来には根源的な災厄が待っている」<br />「その災厄との遭遇は次元の壁を越えて、あらゆる世界を巻き込み、全てを滅ぼす」<br />「ZEUTHの諸君は月のD.O.M.E.でその片鱗を見ただろう」<br />「おそらく、あれの建造にはジ・エーデルの誰かが拘わっていたと思われる」<br />「ZEUTHの世界では、その戦いは環になった時間軸における未来のものだったが……この多元世界を構成するどこかの世界では、神話として伝えられる過去の話なのだろう」
:「革新」「BEYOND」で語る「[[黒の英知]]」についての真相。[[ZEUTH]]の世界における「[[黒歴史]]」と根幹の部分で繋がっていたらしい。「根源の災厄」については不明だが、「生命体の未来にある根源的な災厄」というプロセス、「次元の壁を越え、全ての世界を巻き込み、滅ぼす」という規模の大きさから考えると、「グレンラガン」のスパイラルネメシス…或いははあの『銀河の終焉』か『ゼロポイント・ブレイク』か…?
;「あれの力で未来を知った私は、何とかしてその災厄を回避しようと考えた」<br />「そんな時、人類の新しい時代を考えていたイオリアと出会ったのだ」<br />「人類の革新は大きな力となるからな」<br />「だから、私は彼の計画を見守る立場となり、同時に未来の困難に立ち向かう力を育てようとした」
:[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]に協力し、同時に[[ZEXIS]]を結成した理由。
;「君たちは未来に目を向けて生きろ。…そう、刹那・F・セイエイが変革したように」<br />「そして、彼と同じように新たな段階に進む人類の先駆者となるのが君達、ZEXISだ」
:明かされた多くの事実に戸惑い、助言を求める[[ZEXIS]]の面々に対して。
;「私は…君達と…未来…を…信じ…てい…る……」
:最期の言葉。幾多の試練を乗り越え、名実ともに世界の守護者となった[[ZEXIS]]に世界の未来を託し、彼は長い戦いを終えた。
<!-- == 余談 少し情報を減らしてまとめました。ほかの項目で説明されている部分もありましたし。 == -->
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== 話題まとめ ==
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== 資料リンク ==
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