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| *装甲材質:超抗力チタニウム | | *装甲材質:超抗力チタニウム |
| *主な開発者:[[シュウ・シラカワ]] / [[エリック・ワン]] | | *主な開発者:[[シュウ・シラカワ]] / [[エリック・ワン]] |
− | *所属:個人所有機 | + | *所属:個人所有(地上では[[ディバイン・クルセイダーズ]](DC)、[[ラ・ギアス]]では[[ヴォルクルス教団]]) |
− | **[[ディバイン・クルセイダーズ]]→離脱(地上)
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− | **[[ヴォルクルス教団]]→離脱(ラ・ギアス)
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| *主なパイロット:[[シュウ・シラカワ]] | | *主なパイロット:[[シュウ・シラカワ]] |
| *メカニックデザイン:青木健太 | | *メカニックデザイン:青木健太 |
| <!-- ※作品ごと別々に説明すると閲覧する側にとっては混乱するので、基本設定以上の事項は避けました。 --> | | <!-- ※作品ごと別々に説明すると閲覧する側にとっては混乱するので、基本設定以上の事項は避けました。 --> |
| + | <!-- シリーズ毎の設定変更は「登場作品と操縦者」、独自考察は「余談」の項目に書いてください。 --> |
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− | [[シュウ・シラカワ]]の乗機。かつて神聖ラングランの未来見が予見したラ・ギアスを滅ぼす魔神でもある。それを知ってか知らずか放浪者[[ギリアム・イェーガー]]は「重力を操る魔神」と形容したことがある。公式の紹介では「蒼き魔神」と表現されることが多い。中枢部には[[ゾヴォーク]]の技術を提供したゾガル(ゲスト)の代表ゼゼーナンの細工により、一定の位相を持たせた「[[特異点]]」が存在。この特異点が通常では起こり得ない「偶然」を地球圏で多発させる状況を作り出す仕組みとなっていた。[[OGシリーズ]]におけるグランゾンは地球側の機動兵器開発技術、メテオ3に封入されていたバルマーの技術、ゾガルから提供された技術、地底世界の練金学を投入したハイブリッド機という扱い。 | + | [[シュウ・シラカワ]]の乗機で、彼の専用機体。地球外の科学技術によって重力を自在に操り、それに加え地底世界の技術である「カバラ・プログラム」が極秘裏に組み込まれているため[[ラ・ギアス]]の精霊界に存在するアストラルエネルギーをも使用可能。推進機能にはネオ・ドライブを使用しており、重力干渉を受けないため、最高スピードは[[サイバスター|魔装機神サイバスター]]をも凌駕する。装甲に使われている超抗力チタニウムとは、素粒子レベルで強化処理を施した材質である。次元跳躍システムらしいものが搭載されており、グランゾンの武装である「ワームスマッシャー」に応用されているほか、機体そのものも跳躍できる。ただし、機能に関しては限定的なようだ。 |
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− | 素粒子レベルでの強化処理を施された「超抗力チタニウム」の装甲、ラ・ギアス及び地球外の科学技術を併せた攻防一体の重力操作能力、歪曲空間を利用した次元跳躍と重力の束縛を脱する推進機能「ネオ・ドライブ」を駆使した神出鬼没の機動性(航行速度に限ればサイバードをもしのぐ)でもって、一度戦いに介入すれば単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。ただし、パイロットが水面下での暗躍を好むためこの機体の実力を窺い知る局面は少ない。なお、得意とする次元跳躍の限界点は不明。
| + | 基本的にシュウは戦いに介入することを嫌っており、この機体の実力を窺い知る局面は少ない。しかし、一度戦いに介入すれば単機で戦場を支配できるだけの性能を誇る。機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。このネットワークは「[[マハーカーラ]]」と称され、管理システムである「[[カバラ・プログラム]]」を起動することで[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神ヴォルクルス]]の力を引き出し、グランゾンを超越した真の姿、[[ネオ・グランゾン]]へと変化する。 |
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− | 機体各所にはシュウが独自に組み込んだネットワーク「リドル」が存在。このネットワークは「[[マハーカーラ]]」と称され、極秘裏に組み込まれた管理システム「[[カバラ・プログラム]]」を起動することでアストラル・エネルギー([[ラ・ギアス]]の精霊界に潜む[[サーヴァ・ヴォルクルス|破壊神]]の力)を引き出し、グランゾンを超越した真の姿、[[ネオ・グランゾン]]へと変化する。リドルやカバラ・プログラムは機体性能を爆発的に高めるいわば栄養剤であり、表向きの肩書である「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」も仮の姿に過ぎない。
| + | グランゾンを開発した当時、シュウは既にヴォルクルスの半傀儡状態であり、邪神の力を発揮するための媒体として造られたという側面を持つ。リドルやカバラ・プログラムはそのためのシステムであり、表向きの肩書である「対異星人戦闘用アーマードモジュール・グランゾン」とはいわば仮の姿に過ぎず、あくまでも変化後の姿であるネオ・グランゾンこそが真の姿と言える。 |
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− | 本機の開発経緯は、それぞれの思惑が入り乱れて複雑なものとなっている。地球政府は接触してきたゾヴォークの代表(ゾガル側)に地球人の利用価値を証明するため、DCの代表[[ビアン・ゾルダーク]]は「対異星人戦闘用アーマードモジュール」とするため、ゾガル側はウォルガ(ゾヴォークに所属するゾガルの競合勢力)とゼ・バルマリィ帝国(バルマー)との抗争を有利に運ぶため、シュウの精神を支配していた破壊神ヴォルクルスはおのれの力を発揮するための媒体として開発した。
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− | だが、設計開発の中心者であったシュウは、グランゾンに彼と彼が敬慕するビアン博士以外の思惑が絡む事を嫌い「[[南極事件]]」に加担。会議に出席するため終結したゾガルと地球政府の代表者たちにその牙を剥き、氷の大地を炎で包んだ。
| + | シュウがゼゼーナンを復讐の対象に定めた原因はつまり、「(曲がりなりにも)自身が手がけた、自身の搭乗機であるグランゾンを己の思惑のために利用した」という点である。 |
− | この事件の少し前、実戦テストを行っていたところヴォルクルスの意志を受けたシュウにより、ラ・ギアスへ移動。ラングランの王都を襲撃・壊滅させ、再び地上へ戻っている。
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− | DC戦争中はあまり姿を見せず、アイドネウス島の決戦後はシュウ共々一時消息を絶っていた。修羅の乱末期に敵対・撃破された後ラ・ギアスに転移し、ヴォルクルス教団によって修復された後は、邪神の支配を逃れたシュウの個人所有機となっている。
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| :対消滅エンジンの基になったブラックホールエンジンは[[エアロゲイター]]の技術。マン・マシン・インターフェイス(MMI)には「[[T-LINKシステム]]」を併用。対消滅エンジンと歪曲フィールドを応用した空間転移が可能で、ロンド=ベル隊を搭載した[[マクロス]]を[[ヱクセリヲン]]が戦っている雷王星宙域に転移させている。この作品では、本来グランゾンは地球から遠く離れた宙域での戦いに対処するために開発されたのだという。</br>また、胸部の構造がネオ・グランゾン仕様である(これはスタッフの間違いであり、2006年のアニメ『ディバイン・ウォーズ』放送まで訂正することはなかった)。この仕様によるものか、今作のグランゾンは'''スパロボシリーズで唯一「試作型縮退砲」を装備している'''。 | | :対消滅エンジンの基になったブラックホールエンジンは[[エアロゲイター]]の技術。マン・マシン・インターフェイス(MMI)には「[[T-LINKシステム]]」を併用。対消滅エンジンと歪曲フィールドを応用した空間転移が可能で、ロンド=ベル隊を搭載した[[マクロス]]を[[ヱクセリヲン]]が戦っている雷王星宙域に転移させている。この作品では、本来グランゾンは地球から遠く離れた宙域での戦いに対処するために開発されたのだという。</br>また、胸部の構造がネオ・グランゾン仕様である(これはスタッフの間違いであり、2006年のアニメ『ディバイン・ウォーズ』放送まで訂正することはなかった)。この仕様によるものか、今作のグランゾンは'''スパロボシリーズで唯一「試作型縮退砲」を装備している'''。 |
| :作中では中盤~終盤にかけて登場するが、敵だったり味方だったりとはっきりしない。それでも、PS版では最終的に「敵」になることはない。シュウが「[[念動力]]」を持つため、『LOE』第2章を除けば、味方が使える最強のグランゾンに違いないだろう。[[天才]]を持つので育成が容易な点も見逃せない。「試作型縮退砲」は[[気力]]制限こそあるものの、攻撃力は[[アストラナガン]]の「インフィニティシリンダー」を凌駕し、弾数性ではあるが3発まで撃てるので非常に強力な武器。「[[魂]]」と併用すれば凄まじいダメージを与えることができ、自軍ユニット屈指のボスキラーである。しかし、あの「縮退砲」を試作型とは言え、ネオにならずに搭載してしまったため、一部のファンから批判されたこともあった。</br>実質最終話で漸く自軍に加入する割に'''改造できるタイミングがたったの一回だけ'''で更に資金を稼げるステージの前のタイミングなので(改造ツールを使わない限り)全滅プレイ無しではフル改造を行うのはまず不可能</br>図鑑によると現時点(=α時点)でグランゾンに対して互角以上の戦いをできる機体は'''唯一アストラナガンのみ'''。ちなみに[[ユーゼス・ゴッツォ]]いわく真の力を発揮したグランゾンがユーゼスと戦うと宇宙が消滅するとされ、[[クロスゲート]]化したユーゼスによって閉鎖空間に引き込まれたことで、シュウも宇宙への影響を気にすることなくユーゼスの[[ジュデッカ]]を倒せる旨を発言している。 | | :作中では中盤~終盤にかけて登場するが、敵だったり味方だったりとはっきりしない。それでも、PS版では最終的に「敵」になることはない。シュウが「[[念動力]]」を持つため、『LOE』第2章を除けば、味方が使える最強のグランゾンに違いないだろう。[[天才]]を持つので育成が容易な点も見逃せない。「試作型縮退砲」は[[気力]]制限こそあるものの、攻撃力は[[アストラナガン]]の「インフィニティシリンダー」を凌駕し、弾数性ではあるが3発まで撃てるので非常に強力な武器。「[[魂]]」と併用すれば凄まじいダメージを与えることができ、自軍ユニット屈指のボスキラーである。しかし、あの「縮退砲」を試作型とは言え、ネオにならずに搭載してしまったため、一部のファンから批判されたこともあった。</br>実質最終話で漸く自軍に加入する割に'''改造できるタイミングがたったの一回だけ'''で更に資金を稼げるステージの前のタイミングなので(改造ツールを使わない限り)全滅プレイ無しではフル改造を行うのはまず不可能</br>図鑑によると現時点(=α時点)でグランゾンに対して互角以上の戦いをできる機体は'''唯一アストラナガンのみ'''。ちなみに[[ユーゼス・ゴッツォ]]いわく真の力を発揮したグランゾンがユーゼスと戦うと宇宙が消滅するとされ、[[クロスゲート]]化したユーゼスによって閉鎖空間に引き込まれたことで、シュウも宇宙への影響を気にすることなくユーゼスの[[ジュデッカ]]を倒せる旨を発言している。 |
− | :この作品で明らかとなった「[[カバラ・プログラム]]」(第54話「異邦人たちの帰還」にて)は当時の攻略本によると[[サイコドライバー]]と同じ性質を発揮されると書かれている。アストラルエネルギーや念動力も根本は「精神力」なので、間違ってはいない。 | + | :この作品で明らかとなった「[[カバラ・プログラム]]」(第54話「異邦人たちの帰還」にて)は当時の攻略本によると[[サイコドライバー]]と同じ性質を発揮されると書かれている。アストラルエネルギーや念動力も根本は「精神力」なので、表記が間違ってはない。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| :上述のファンの批判か、シュウが強過ぎたのかは不明だが、「試作型縮退砲」はオミットされてしまい機体性能も低下。とはいえ相変わらず自軍ユニットとしては強力。新規EDルート以外ならPS版と同様に最後まで使用可能。 | | :上述のファンの批判か、シュウが強過ぎたのかは不明だが、「試作型縮退砲」はオミットされてしまい機体性能も低下。とはいえ相変わらず自軍ユニットとしては強力。新規EDルート以外ならPS版と同様に最後まで使用可能。 |
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| :第1章中盤で一度だけ(ルート及び選択肢次第で)スポット参戦する。以後は2回ほど敵として登場するが、第2章では顔見せしかせず、仲間になる時は[[ネオ・グランゾン]]になっているため、「グランゾン」としての立場は不遇なのかもしれない。ちなみに、あの[[歪曲フィールド]]は本作が初登場だが、如何なる攻撃でもダメージ0に抑えてしまう反則[[バリア]]だった。 | | :第1章中盤で一度だけ(ルート及び選択肢次第で)スポット参戦する。以後は2回ほど敵として登場するが、第2章では顔見せしかせず、仲間になる時は[[ネオ・グランゾン]]になっているため、「グランゾン」としての立場は不遇なのかもしれない。ちなみに、あの[[歪曲フィールド]]は本作が初登場だが、如何なる攻撃でもダメージ0に抑えてしまう反則[[バリア]]だった。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] |
− | :演出を一新。 | + | : |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] |
| :プロローグではいきなり敵側として登場しているが、ルート次第ではその後一度も敵対せずに仲間になる。 | | :プロローグではいきなり敵側として登場しているが、ルート次第ではその後一度も敵対せずに仲間になる。 |
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| :第18話「グラギオスの凶兆」に登場。この直後にネオ・グランゾンへと変形し(この際に変形の詳細も明らかになる)、以降、本作のシュウはネオ・グランゾン形態のままで行動する。 | | :第18話「グラギオスの凶兆」に登場。この直後にネオ・グランゾンへと変形し(この際に変形の詳細も明らかになる)、以降、本作のシュウはネオ・グランゾン形態のままで行動する。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] |
− | :32話「ブレイクスルー」で参戦。最初は操作できないが、目的地に到達した後は使用可能になる。今回は気力を上げることで追加される「マハーカーラ」コマンドを使用することで任意にネオ化が可能。ポゼッションに似たシステムだが、あちらは機体性能は変わらず、武装が減る代わりに攻撃力のみが大幅に強化されるのに対し、こちらは機体の全性能が大幅に向上し武装もそのほとんどが強化される(その分、攻撃力の上昇率は劣る)。ネオ化すると「ディストリオンブレイク」だけ使えなくなるため、反撃戦法をとるなら雑魚戦はこっちの方が便利。武器の演出面においてもネオを上回っている。 | + | :32話「ブレイクスルー」で参戦。最初は操作できないが、目的地に到達した後は使用可能になる。今回は気力を上げることで追加される「マハーカーラ」コマンドを使用することで任意にネオ化が可能。ポゼッションに似たシステムだが、あちらは機体性能は変わらず、武装が減る代わりに攻撃力のみが大幅に強化されるのに対し、こちらは機体の全性能が大幅に向上し武装もそのほとんどが強化される(その分、攻撃力の上昇率は劣る)。ネオ化するとディストリオンブレイクだけ使えなくなるため、反撃戦法をとるなら雑魚戦はこっちの方が便利。 |
| :シナリオ中ではグランゾンに高精度の相対時間観測機器が積まれており、それが今回の事件をシュウがいち早く察知できた理由として説明された。 | | :シナリオ中ではグランゾンに高精度の相対時間観測機器が積まれており、それが今回の事件をシュウがいち早く察知できた理由として説明された。 |
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| :OG2.5と同じ流れで序盤でスポット参戦し、終盤で正式に仲間になるのだが、その僅か2話後にあたる最終話に裏切るので、強力だが使用は控えたい。グランゾンの開発者として、名前のみ登場していた「[[エリック・ワン]]」博士が初登場した。 | | :OG2.5と同じ流れで序盤でスポット参戦し、終盤で正式に仲間になるのだが、その僅か2話後にあたる最終話に裏切るので、強力だが使用は控えたい。グランゾンの開発者として、名前のみ登場していた「[[エリック・ワン]]」博士が初登場した。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
− | :「特異点崩壊」でスポット参戦後、ゲストとの最終決戦直前に合流、以後は最後まで味方である。機体の戦闘アニメーションは[[MAP兵器]]のアニメーション仕様の変更に伴うものを除けば基本的な部分は特に変更点はないが、大剣を除いてシュウの[[カットイン]]が追加されている。トップクラスの装甲値と歪曲フィールドにシュウの能力も相まって、自軍でも屈指の硬さを誇る。またROEと違って攻撃力もトップクラスであり、チカの言う通りのチートな性能を堪能できる。初期から5段階改造されているのも強み。ただしOG外伝まで所持していた特殊武器はきれいさっぱりオミットされている。しかしそれが逆にグランゾンの運用方針を固めやすくしているといえる。[[ペルフェクティオ]]や[[ガンエデン]]といった強大な面子を相手にするが今回もネオ・グランゾンにはならない。しかしゼゼーナンとの[[戦闘前会話]]ではその存在をほのめかす発言がある。 | + | :「特異点崩壊」でスポット参戦後、ゲストとの最終決戦直前に合流、以後は最後まで味方である。機体の戦闘アニメーションは[[MAP兵器]]のアニメーション仕様の変更に伴うものを除けば基本的な部分は特に変更点はないが、大剣を除いてシュウの[[カットイン]]が追加されている。トップクラスの装甲値と歪曲フィールドにシュウの能力も相まって、自軍でも屈指の硬さを誇る。またROEと違って攻撃力もトップクラスであり、チカの言う通りのチートな性能を堪能できる。初期から5段階改造されているのも強み。ただしOG外伝まで所持していた特殊武器はきれいさっぱりオミットされている。しかしそれが逆にグランゾンの運用方針を固めやすくしているといえる。 |
| + | :シナリオ「特異点崩壊」ではゲスト・バルマー側の技術どのように採用されたのかシュウがその経緯を語っている。メテオ3に封入されていたバルマーの技術と、ゲストから提供された技術が使用されたハイブリッド機(さらに、ヴォルクルスの制御を受けたシュウによってカバラ・プログラムが組み込まれている)。当時ゲストへの事実上の降伏を決定していた地球側が、異星の技術を有効に活用・応用できるということを示し、利用価値があると証明する、いわば「飼い主に尻尾を振る」ために造られた経緯がある。さらにこれらの技術を与えたゼゼーナンにより、中枢部に一定の位相を持たせた特異点が存在。これにより地球圏では起こり得ない「偶然」が多発する状況が作り出されわけである。しかし、グランゾンの最大の秘密「[[マハカーラ]]」までは語っておらず、 |
| + | [[ペルフェクティオ]]や[[ガンエデン]]といった強大な面子を相手にしても、ネオ・グランゾンにはならない。しかしゼゼーナンとの[[戦闘前会話]]ではその存在をほのめかす発言がある。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] |
| :主役機なのでほぼフル参戦。戦闘アニメ全般が作り直され、『第2次OG』の目玉である3D背景+2Dアニメの臨場感が披露されている。最初は「グラビトロンカノン」と「ブラックホールクラスター」を使用できないが、火力の高さとしぶとさは『第2次OG』そのままである。確実に自軍の生命線。ただし(原作でもあったことだが)度々シュウが参戦しないステージがあり、5話「Gトラップ」では'''グラビトロンカノンしか使用できない'''(他の武器が消滅する)。ちなみに、隠しコマンドで最初からネオ・グランゾンを登場させると一切出てこない。 | | :主役機なのでほぼフル参戦。戦闘アニメ全般が作り直され、『第2次OG』の目玉である3D背景+2Dアニメの臨場感が披露されている。最初は「グラビトロンカノン」と「ブラックホールクラスター」を使用できないが、火力の高さとしぶとさは『第2次OG』そのままである。確実に自軍の生命線。ただし(原作でもあったことだが)度々シュウが参戦しないステージがあり、5話「Gトラップ」では'''グラビトロンカノンしか使用できない'''(他の武器が消滅する)。ちなみに、隠しコマンドで最初からネオ・グランゾンを登場させると一切出てこない。 |
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| :スポット参戦の後に、条件を満たすことで仲間になる。サイバスター同様レベル99で仲間になるのでかなり強い。 | | :スポット参戦の後に、条件を満たすことで仲間になる。サイバスター同様レベル99で仲間になるのでかなり強い。 |
| ;[[魔装機神サイバスター]] | | ;[[魔装機神サイバスター]] |
− | :マイクロブラックホール砲を搭載した'''4人乗りの戦車'''。しかも複数存在し、人型形態に変形可能。 | + | :マイクロブラックホール砲を搭載した'''4人乗りの戦車'''。人型っぽい形態に変形可能。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
| : | | : |
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| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;グランワームソード | | ;グランワームソード |
− | :グランゾンが使用する大剣。作品によってデザインが異なる。設定上、次元振動を引き起こした刃に空間それ自体を虚の次元へと放逐する機能をもつらしいが、作中それらしい描写は一度も無い。いまは演出技術の進化に伴いワームホール(歪曲空間)から剣を引き抜いて取り出す構成で固定されている。 | + | :グランゾンが使用する大剣。作品によってデザインが異なる。設定上、刃自体が次元振動を引き起こし、空間それ自体を虚の次元へと放逐するという機能があるらしいが、作中それらしい描写は一度も無い。旧シリーズではいつの間にか取り出していたが、演出の進化に伴い通常グラフィックで構えていない場合はワームホールから取り出すという演出が基本となっている。 |
− | :ルオゾールをヴォルクルスの生贄にかける際、空間転移に使用する歪曲空間を剣の投擲に合わせて魔装機[[ノルス]]の背後に控えていたナグツァートに命中させる軽業を披露している。 | + | :[[OGシリーズ]]では数回敵に斬りつけた後、グランゾン自身が空間転移し、敵の目の前に移動、追い撃ちをかける。『OGS』『第2次OG』ではでは取り出した後、切りつける⇒横一文字に切り裂く⇒背後から斬り飛ばす⇒ワームホールで転移、吹っ飛ぶ相手の正面に現れてトドメ、という流れ。また、この武器だけシュウのカットインが挿入されない。『OGDP』でもカットインが挿入されないのは同様だが、戦闘アニメが作り直されたことでいい意味でグランゾンらしくない高機動戦闘を披露している。流れは同じだが、横斬りの際に切り抜けず、機体をバレルロールさせて刀身に引っ掛けた相手を高空に投げ飛ばし、ブーストをかけて追撃、相手の上昇が止まった瞬間に上から落ちてきて、体勢を戻すと同時に一撃加えて吹き飛ばし、転移から正面斬り……と言う流れになった。ゼオルートとの戦いでシュウが学び取ったのは「堅忍不抜」だけではなかったようだ。 |
− | :*'''OG''':連続攻撃後、空間転移で追跡をはかり、正面からの追い討ちをかける(『OGS』『第2次OG』から一文字⇒横一文字⇒背面攻撃⇒空間転移跳躍⇒正面攻撃)。 | + | :なお、『OGDP』では装甲値ダウンL2の[[特殊効果]]が付いた。それ以外にも、ルオゾールをヴォルクルスの生贄にする際にも使用されている(そのやり方は、モニカのノルス目がけて大剣を投擲し、直撃する寸前ノルスの前面にワームホールを展開し、その後ろにいたナグツァートに命中させるというもの)。 |
− | :*'''OGDP''':装甲値ダウンL2の[[特殊効果]]。従来の演出をさらに一新。流れは同じだが、横一文字の際に切り抜けず、機体をバレルロールさせて刀身に引っ掛けた相手を上空に投げ飛ばしてブースター点火で追撃。宙に舞った敵機の更に上方から仕掛けた反転奇襲後、空間転移で正面から止めとなる追撃をお見舞いする。
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− | :*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズ準拠。斬撃の回数は全て控えめ。
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| ;ワームスマッシャー | | ;ワームスマッシャー |
− | :胸部を解放してエネルギービームを放つ。また歪曲空間を発生させて全包囲攻撃及び複数の目標も攻撃可能で、最大65536の目標を同時に攻撃が可能と言われている(αに「グランゾンは最大65536の目標を同時に攻撃できる」と[[破嵐万丈|万丈]]が解説する場面が存在する)。[[OGシリーズ]]の場合、その機能を実現させるものがこの武器とまでは語られていないが、『Record of ATX』では地球に降り注ぐズフィルードクリスタルを「ワームスマッシャー」で全て撃ち落としている。第2次OG/OGDPではこれが単体最強武器かつ支援武器なのでマキシマムブレイク発動時は残り弾数に注意。 | + | :胸部を解放してエネルギービームを放つ。またワームホールを発生させて全包囲攻撃及び複数の目標も攻撃可能で、最大65536の目標を同時に攻撃が可能と言われている(αに「グランゾンは最大65536の目標を同時に攻撃できる」と[[破嵐万丈|万丈]]が解説する場面が存在する)。[[OGシリーズ]]の場合、その機能を実現させるものがこの武器とまでは語られていないが、『Record of ATX』では地球に降り注ぐズフィルードクリスタルを「ワームスマッシャー」で全て撃ち落としている。第2次OG/OGDPではこれが単体最強武器かつ支援武器なのでマキシマムブレイク発動時は残り弾数に注意。 |
− | :*'''LOE''':SFC版『LOE』の演出は「胸部から放たれた光の矢が空間を歪曲させながら直進して敵機に突き刺さる」というもの。リメイク後は、αとOGシリーズに準拠した演出で固定された。使用不可となった二作目を経た後、完結作で久々に復活。右掌から宙に舞い六つに枝分かれした歪曲空間に6条の光線を放射、全弾を命中させる。 | + | :*'''LOE''':SFC版『LOE』の演出は「胸部から放たれた光の矢が空間を歪曲させながら直進して敵機に突き刺さる」というもの。リメイク後は、αとOGシリーズに準拠した演出で固定された。 |
− | :*'''OGDP''':『第2次OG』の演出をさらに一新。周囲に重力場を展開・収束して無数のワームホールを召喚、それを機体周囲で旋回させつつビームを乱射。最初の一撃で敵機を吹き飛ばした後、吹き飛んだ先にワームホールを配置して追撃、という流れを繰り返して翻弄、最後に全周囲からの集中攻撃で滅殺する。 | + | :*'''ROE''':使用不可。 |
| + | :*'''OGDP''':『第2次OG』からさらに演出が強化されている。周囲に重力場を展開・収束して無数のワームホールを召喚、それを機体周囲で旋回させつつビームを乱射。最初の一撃で敵機を吹き飛ばした後、吹き飛んだ先にワームホールを配置して追撃、という流れを繰り返して翻弄、最後に全周囲からの集中攻撃で滅殺する。 |
| :*'''IB''':ロックしている敵めがけて、空間転移射撃を放つ。遮蔽物や射程をほぼ無視できるので便利。 | | :*'''IB''':ロックしている敵めがけて、空間転移射撃を放つ。遮蔽物や射程をほぼ無視できるので便利。 |
| ;ディストリオンブレイク | | ;ディストリオンブレイク |
− | :胸部から発射したビームを、いくつもの歪曲空間を通して収束・増幅し、敵機へ命中させる(OGクルセイド)。新紀元社のムックにも「ワームスマッシャー」と原理を同じくするとある。歪曲空間を全方位攻撃に使用するスマッシャーに対し、ブレイクは歪曲空間を光線の収束と増幅に使用するらしい。プレイヤーからはヴォルクルスの「ハイパーソニックウェーブ」との類似性を指摘されており、攻撃時に周辺の空間が歪む描写をみせたSFC版『LOE』におけるスマッシャーとの関連にも注目されている。『OGDP』では地を抉って山を消し飛ばしており、その高威力の反動を相殺するために背面のブースターをかけている。理由は不明だが、[[ネオ・グランゾン]]形態でこの武器を使用したことはない。 | + | :初出は『魔装機神II』から。新紀元社のムックによれば、「ワームスマッシャー」と原理を同じとする攻撃手段のひとつ。歪曲空間を全方位攻撃に使用するスマッシャーに対し、ブレイクは歪曲空間を光線の収束と増幅に使用するらしい。プレイヤーからはヴォルクルスの「ハイパーソニックウェーブ」との類似性を指摘されており、攻撃時に周辺の空間が歪む描写をみせたSFC版『LOE』におけるスマッシャーとの関連にも注目されている。『OGDP』では地を抉って山を消し飛ばしており、その高威力の反動を相殺するために背面のブースターをかけている。理由は不明だが、[[ネオ・グランゾン]]形態でこの武器を使用したことはない。 |
− | :*'''ROE''':「ワームスマッシャー」と入れ替わる形で登場。シュウは「この武装を試してみますか」と発言しているが、武器というよりは射撃技に近い。目標と自機の間に並べた無数の歪曲空間は発射台とレンズを兼ねており、それに沿って熱線を発射すれば威力を増した光が敵に直撃する。完結作で演出面を強化。左右の掌から生み出された重力波のレンズが、光線の破壊力を高める無数の歪曲空間を生み出す。スマッシャーの武器ランクアップで追加される長射程高威力の技(射程は7、7発の弾数制)。 | + | :*'''ROE''':「ワームスマッシャー」と入れ替わる形で登場。シュウは「この武装を試してみますか」と発言しているが、武器というよりは射撃技に近い。目標と自機の間に並べた無数の歪曲空間は発射台とレンズを兼ねており、それに沿って熱線を発射すれば威力を増した光が敵に直撃する。 |
| :*'''OGDP''':演出は[[魔装機神シリーズ]]に準拠。敵に向けて直列に配置した無数の歪曲空間に一条の熱線を放射。レンズを通る光のごとく歪曲空間によって限界まで収束された高熱の光線は、空間の崩壊と供に膨張して増進。その勢いのまま延長線上に存在する全ての物体を焼き払う。その派手さときたら……さながら必殺技並である(実際にブラックホールクラスターが解禁されるまでは最強の武器であり、必殺技の位置付けでも問題はないだろう)。射程は短めだが、気力の都合でBHCよりも手軽に撃てる[[全体攻撃]]。運動性ダウンL2の追加効果がある。『POJ』と同様、ネオ・グランゾン時は使用不可(実質的には縮退砲と入れ替わる)。なお、[[シュロウガ]]の武器演出で登場するグランゾンらしき機体もこれと思しき攻撃を放っている。 | | :*'''OGDP''':演出は[[魔装機神シリーズ]]に準拠。敵に向けて直列に配置した無数の歪曲空間に一条の熱線を放射。レンズを通る光のごとく歪曲空間によって限界まで収束された高熱の光線は、空間の崩壊と供に膨張して増進。その勢いのまま延長線上に存在する全ての物体を焼き払う。その派手さときたら……さながら必殺技並である(実際にブラックホールクラスターが解禁されるまでは最強の武器であり、必殺技の位置付けでも問題はないだろう)。射程は短めだが、気力の都合でBHCよりも手軽に撃てる[[全体攻撃]]。運動性ダウンL2の追加効果がある。『POJ』と同様、ネオ・グランゾン時は使用不可(実質的には縮退砲と入れ替わる)。なお、[[シュロウガ]]の武器演出で登場するグランゾンらしき機体もこれと思しき攻撃を放っている。 |
− | :*'''COE''':使い勝手はいいのだが、やはりネオになると使用不能。 | + | :*'''COE''':ROEの頃からのプレイヤーの予想通り、ワームスマッシャーのランクアップ武器として登場。射程7、高威力、7発の弾数制なのでブラックホールクラスターとの使い分けが可能など、グランゾンの要と言っていいほどに使いやすい武装。しかし、またしてもネオ・グランゾンになると使用不可(改造はワームスマッシャーの15段階改造として反映される)。 |
| ;グラビトロンカノン | | ;グラビトロンカノン |
| :自機の周囲に高重力(最大3200G)を発生させ圧殺する[[マップ兵器]]。他の光線兵器同様、胸部を発射兵器とするが、高重力を調整する制御装置自体は腕のクリアパーツにある。使用者はグランゾンの「ロジック・サーキット」を理解する必要性があるらしい。『OGS』以降のOGシリーズでは、重力フィールドを展開するのではなく大量の重力球を雨のように降らせる。移動後に使用可能で高威力なため、味方の安全さえ確保すればボス周辺で援護防御編隊を組んでいる雑魚を瀕死に追い込める。一方、『ROE』では逆に味方が使用可能なマップ兵器の中で唯一移動後に使用できず、武器の威力以外の面でのガッカリ具合を強調してしまっている。 | | :自機の周囲に高重力(最大3200G)を発生させ圧殺する[[マップ兵器]]。他の光線兵器同様、胸部を発射兵器とするが、高重力を調整する制御装置自体は腕のクリアパーツにある。使用者はグランゾンの「ロジック・サーキット」を理解する必要性があるらしい。『OGS』以降のOGシリーズでは、重力フィールドを展開するのではなく大量の重力球を雨のように降らせる。移動後に使用可能で高威力なため、味方の安全さえ確保すればボス周辺で援護防御編隊を組んでいる雑魚を瀕死に追い込める。一方、『ROE』では逆に味方が使用可能なマップ兵器の中で唯一移動後に使用できず、武器の威力以外の面でのガッカリ具合を強調してしまっている。 |
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| ;グランビーム | | ;グランビーム |
| :『IB』『OGDP』で追加された射撃武装。頭部から追尾性能を持つビームを発射する。『DP』では射撃ダウンL2の特殊効果あり。元ネタはヒーロー戦記時代に使用していた「ネオグランビーム」。 | | :『IB』『OGDP』で追加された射撃武装。頭部から追尾性能を持つビームを発射する。『DP』では射撃ダウンL2の特殊効果あり。元ネタはヒーロー戦記時代に使用していた「ネオグランビーム」。 |
− | :移動後使用可能で射程もそこそこあるため、進撃戦では割と出番が多い。
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| :ところで、ヴォルクルスの元ネタであるシヴァは、第三の目から破壊光線を発射することができるのだが、頭部の発射口を第三の目に見立てているのだろうか(初出はヴォルクルス登場前ではあるが)。 | | :ところで、ヴォルクルスの元ネタであるシヴァは、第三の目から破壊光線を発射することができるのだが、頭部の発射口を第三の目に見立てているのだろうか(初出はヴォルクルス登場前ではあるが)。 |
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| ;ブラックホールクラスター | | ;ブラックホールクラスター |
| :胸部を解放して、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『OGDP』で武器使用時の説明を挿入。グランゾンを使用する者には「ロジックサーキット」と「[[カバラ・プログラム]]」のふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、武器使用に際して相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。『魔装機神II』ではなんと気力制限なし、MG・弾数制限なしのプラーナの消費だけで撃ちまくれる。その分、威力が必殺武器としては低めな上にランクアップもないので本作のグランゾンのガッカリ具合を象徴してしまっているのだが…(一応、フル改造すれば補正攻撃力は1万を突破できるが)。OGでは[[全体攻撃]]武器だが、グランゾンは足が遅いので頼りすぎると置いていかれる。 | | :胸部を解放して、シュヴァルツシルト半径が量子サイズのマイクロブラックホールを特殊な重力フィールド内部に生成し、それを目標へと発射する武装。着弾点を中心とした周囲一体を吸収し消滅させる。「[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ|ディバイン・ウォーズ]]」や「[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]」で判明した発射方法は、'''シュウの指元のスイッチ一つ'''。そのため、2007年から少なくないユーザーが「[[真・ゲッター1|ストナーサンシャイン]]」並にお手軽に使える武器と思ってしまった。それらの誤解を是正するためか『OGDP』で武器使用時の説明を挿入。グランゾンを使用する者には「ロジックサーキット」と「[[カバラ・プログラム]]」のふたつの内部機構の制御を把握する必要性があると判明した。つまり、武器使用に際して相応の知識を要求されるため、お手軽に使用することは不可能(ちなみに比較対象のストナーサンシャインも、ゲッターの操縦に必要な超人的な身体能力と、全力全開となった真ゲッターに取り込まれないだけの精神力が必要で、しかも下手に撃てば都市ごと吹き飛ばす威力なので決してお手軽に使用出来ない。'''どっちもスイッチ一つで撃ててしまったという点がお手軽なだけである''')。『魔装機神II』ではなんと気力制限なし、MG・弾数制限なしのプラーナの消費だけで撃ちまくれる。その分、威力が必殺武器としては低めな上にランクアップもないので本作のグランゾンのガッカリ具合を象徴してしまっているのだが…(一応、フル改造すれば補正攻撃力は1万を突破できるが)。OGでは[[全体攻撃]]武器だが、グランゾンは足が遅いので頼りすぎると置いていかれる。 |
− | :*'''LOE''':リメイク後はOGシリーズの演出に準拠。完結作で留め演出を強化。着弾した敵を渦の中に吞み込み門を閉ざすブラックホールの姿を見届けるグランゾンの背面を映し込んだ凝った構成。 | + | :『IB』では必殺技IIとして登場。着弾した敵機または場所にブラックホールを形成して周辺の敵機も吸い込んでダメージを与える。吸い込みの有効範囲は割と広いため、放たれるとかなりの被害になること請け合い。直撃しなくてもダメージソースとなりうる数少ない武装。また、着弾してからグランゾンが行動可能になるため、身動きが取れない敵に「ワームスマッシャー」などで追撃可能という凶悪な特性を持つ。 |
− | :*'''OGDP''':復活直後の不調により序盤は使用不可能。両手に生成した複数の重力球と胸部の機関が生み出す重力場を合成。余波で一帯を蹂躙するエネルギーの塊を凝縮させて発生したブラックホールの弾丸を、左掌から放射した重力衝撃波で弾き飛ばして敵機に直撃させる。発射直前にグランゾンと同じ姿勢(何かを掲げる様な)をとりつつ'''どアップで悪い笑みを浮かべる'''シュウの全身カットインが挿入される。なお、本作から発射前の重力学原理講座のバリエーションが増えた。 | + | :『OGDP』では復活直後の不調により最初は使用不可能となっている。演出は第2次OGからさらにパワーアップしており、今までは胸部で精製した重力球を巨大化させていくだけだったのが、まず両手に重力場を生成してから重力球を生成、双方を合成。さらにそれを右手→左手の順で掴んでエネルギーを溜めこみ、左手で重力衝撃波を先んじて放ちつつ撃ち飛ばして敵にブラックホールを直撃させて上空に吹き飛ばし、その後敵を周囲一体ごと吸引し消滅させる、という流れ。発射直前にはグランゾンと同じく何かを掲げる様な全身カットインに続き、'''どアップで悪い笑みを浮かべる'''シュウのカットインが入る。なお、本作から発射前の重力学原理講座のバリエーションが増えた。 |
− | :*'''IB''':必殺技IIとして登場。着弾した敵機または場所にブラックホールを形成して周辺の敵機も吸い込んでダメージを与える。吸い込みの有効範囲は割と広いため、放たれるとかなりの被害になること請け合い。直撃しなくてもダメージソースとなりうる数少ない武装。また、着弾してからグランゾンが行動可能になるため、身動きが取れない敵に「ワームスマッシャー」などで追撃可能という凶悪な特性を持つ。
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| ;試作型縮退砲 | | ;試作型縮退砲 |
| :[[スーパーロボット大戦α]](PS)のみの武装で、文字通り、後にネオ・グランゾンに搭載される縮退砲の試作品。ちなみにここで言う「縮退(フェルミ縮退)」とは恒星に関する現象で、縮退圧で支えられる質量の上限を超えると恒星が重力に耐えきれずに崩壊していき、最終的にブラックホールを発生させたり超新星爆発を引き起こす。 | | :[[スーパーロボット大戦α]](PS)のみの武装で、文字通り、後にネオ・グランゾンに搭載される縮退砲の試作品。ちなみにここで言う「縮退(フェルミ縮退)」とは恒星に関する現象で、縮退圧で支えられる質量の上限を超えると恒星が重力に耐えきれずに崩壊していき、最終的にブラックホールを発生させたり超新星爆発を引き起こす。 |