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| クメン王国の傭兵部隊[[アッセンブルEX-10]]の戦闘指揮官。<br />パイロットとしての能力はそこそこだが、[[指揮]]能力には欠けており人望も皆無、短気で猜疑心が強い上に欲深く、上司に媚びへつらい部下には威張り散らす典型的な小悪党。<br />ちなみに、悪運だけは人並み以上で、幾度も死の危険に晒されながらもしぶとく生き残っている。 | | クメン王国の傭兵部隊[[アッセンブルEX-10]]の戦闘指揮官。<br />パイロットとしての能力はそこそこだが、[[指揮]]能力には欠けており人望も皆無、短気で猜疑心が強い上に欲深く、上司に媚びへつらい部下には威張り散らす典型的な小悪党。<br />ちなみに、悪運だけは人並み以上で、幾度も死の危険に晒されながらもしぶとく生き残っている。 |
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− | [[フィアナ]]を探す[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を敵のスパイと疑い、その疑いが晴れたあとも[[ゴン・ヌー]]に目をかけられる彼を目の敵にするあまり、指揮を誤って多くの無駄な血を流し、ついには無能の烙印を押されて部隊の指揮権を剥奪されてしまう。<br />それでも「キリコがPS確保の手柄を独り占めしようとしている」という妄執にとりつかれ、手柄を横取りすべく身勝手な行動をとっては部隊の足を引っ張り続け、フィアナの身柄をめぐってキリコと争った際に川に突き落とされ濁流に呑まれてしまう。 | + | [[フィアナ]]を探す[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を敵のスパイと疑い、その疑いが晴れたあとも[[ゴン・ヌー]]に目をかけられる彼を目の敵にするあまり、指揮を誤って多くの無駄な血を流し、ついには「無能」の烙印を押されて部隊の指揮権を剥奪されてしまう。<br />それでも「キリコがPS確保の手柄を独り占めしようとしている」という妄執にとりつかれ、手柄を横取りすべく身勝手な行動をとっては部隊の足を引っ張り続け、フィアナの身柄をめぐってキリコと争った際に川に突き落とされ濁流に呑まれてしまう。 |
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| なおも[[ル・シャッコ]]に救助されて奇跡的に生き延び、カンジェルマン宮殿への突入作戦に参加。[[パーフェクトソルジャー]]であるフィアナを捕らえてメルキア軍に鞍替えしようと目論むが、ついに堪忍袋の緒が切れたシャッコに見限られて悪運も尽き、彼に'''「人間のクズ」'''と吐き捨てられた挙句、宮殿の最下層へと放り投げられて命を落とした。<br />それまでの悪行の数々の報いを受けた、まさに「人間のクズ」に相応しい最期であった。 | | なおも[[ル・シャッコ]]に救助されて奇跡的に生き延び、カンジェルマン宮殿への突入作戦に参加。[[パーフェクトソルジャー]]であるフィアナを捕らえてメルキア軍に鞍替えしようと目論むが、ついに堪忍袋の緒が切れたシャッコに見限られて悪運も尽き、彼に'''「人間のクズ」'''と吐き捨てられた挙句、宮殿の最下層へと放り投げられて命を落とした。<br />それまでの悪行の数々の報いを受けた、まさに「人間のクズ」に相応しい最期であった。 |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| :初登場作品。序盤のクメンルートにて満を持して(?)のスパロボ初登場を果たし、ファンの期待通り(?)の迷活躍ぶりを見せる。クメンルートではスポット参戦するが、すぐに敵になる。「[[指揮官]]でありながら指揮スキルを持たない」「敵となった方が明らかに強くなっている(それでも弱いが)」「無駄に顔グラフィックが多い」「[[カットイン]]が完全に悪役顔」などネタ要素満載。 | | :初登場作品。序盤のクメンルートにて満を持して(?)のスパロボ初登場を果たし、ファンの期待通り(?)の迷活躍ぶりを見せる。クメンルートではスポット参戦するが、すぐに敵になる。「[[指揮官]]でありながら指揮スキルを持たない」「敵となった方が明らかに強くなっている(それでも弱いが)」「無駄に顔グラフィックが多い」「[[カットイン]]が完全に悪役顔」などネタ要素満載。 |
− | :最後は[[ル・シャッコ|シャッコ]]だけでなく[[ポル・ポタリア|ポタリア]]と[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]からも引導を渡され、退場した…と思いきや、なんと'''第20話で再登場し、まさかの生存が判明'''。[[ティンプ・シャローン|ティンプ]]と[[ジェイソン・ベック|ベック]]と小悪党トリオを結成し、その後は彼らと共に登場する。クメンルート後も小悪党ぶりは相変わらずで、再登場直後にロジャー達の策にはまってしまい墓穴を掘るなど迂闊なシーンが原作よりも目立ち、完全にプレイヤーの笑いを誘うギャグキャラと化している。 | + | :最後は[[ル・シャッコ|シャッコ]]だけでなく[[ポル・ポタリア|ポタリア]]と[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]からも引導を渡され、退場した…と思いきや、なんと'''第20話で再登場し、まさかの生存が判明'''。[[ティンプ・シャローン|ティンプ]]と[[ジェイソン・ベック|ベック]]と小悪党トリオを結成し、その後は彼らと共に登場する。クメンルート後も小悪党ぶりは相変わらずで、再登場直後に[[ロジャー・スミス|ロジャー]]達の策にはまってしまい墓穴を掘るなど迂闊なシーンが原作よりも目立ち、完全にプレイヤーの笑いを誘うギャグキャラと化している。 |
| :最後まで死亡することもなく、他作品のキャラクターとの絡みも多く(しかも仲間ができた)、クメン篇終了後の活躍(?)も描かれている為、ある意味[[スパロボ補正]]を受けて優遇されているとも言えなくもない。[[中断メッセージ]]にも登場し、そこでも相変わらずのダメ上司ぶりを見せてくれる。敵としての最後の登場は第38話「告げられる絶望」だが、[[ゼロレクイエム]]ルートでは終盤にも登場する。 | | :最後まで死亡することもなく、他作品のキャラクターとの絡みも多く(しかも仲間ができた)、クメン篇終了後の活躍(?)も描かれている為、ある意味[[スパロボ補正]]を受けて優遇されているとも言えなくもない。[[中断メッセージ]]にも登場し、そこでも相変わらずのダメ上司ぶりを見せてくれる。敵としての最後の登場は第38話「告げられる絶望」だが、[[ゼロレクイエム]]ルートでは終盤にも登場する。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] |
| :[[底力|底力L7]]、[[戦意高揚]]、[[ガード]]、[[気力+ボーナス]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[Bセーブ]]、[[サイズ差補正無視]] | | :[[底力|底力L7]]、[[戦意高揚]]、[[ガード]]、[[気力+ボーナス]]、[[援護攻撃|援護攻撃L2]]、[[Bセーブ]]、[[サイズ差補正無視]] |
− | :乗る機体を間違えたのかと思うほど受け防御型。気力+ボーナス以降は敵対してから習得するが、機体が脆いため脅威にならない。ちなみに作中でよく描かれた「無能な指揮官」を反映してか'''指揮スキルが無い。''' | + | :乗る機体を間違えたのかと思うほど受け防御型。気力+ボーナス以降は敵対してから習得するが、機体が脆いため脅威にならない。ちなみに、作中でよく描かれた「無能な指揮官」を反映してか'''指揮スキルが無い。''' |
− | :時獄篇では気力+ボーナスが消滅して相対的に弱くなっている。 | + | :時獄篇では、気力+ボーナスが消滅して相対的に弱くなっている。 |
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| === [[エースボーナス]] === | | === [[エースボーナス]] === |
| ;自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.5倍 | | ;自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.5倍 |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]、第3次Z時獄篇で採用。弱いものに威張り散らすのが大好きな最低野郎に相応しいエースボーナス。敵対時に修得することはなく、スポット参戦時でも[[ポル・ポタリア|他]][[ブリ・キデーラ|2人]]と違い、撃墜数補正を得られないため、クメンルートを周回プレイを相当数こなさないとお目にかかれない。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]、第3次Z時獄篇で採用。弱い者に威張り散らすのが大好きな最低野郎に相応しいエースボーナス。 |
| + | :敵対時に修得することはなく、スポット参戦時でも[[ポル・ポタリア|他]][[ブリ・キデーラ|二人]]と違い、撃墜数補正を得られないため、クメンルートを[[周回プレイ]]を相当数こなさないとお目にかかれない。 |
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| == [[BGM|パイロットBGM]] == | | == [[BGM|パイロットBGM]] == |
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| :『ペールゼン・ファイルズ』に登場する親友で、前述のとおり演じた声優も広瀬氏である。カン・ユー同様の小悪党。再世篇において、彼の最期を語る台詞がある(後述)。 | | :『ペールゼン・ファイルズ』に登場する親友で、前述のとおり演じた声優も広瀬氏である。カン・ユー同様の小悪党。再世篇において、彼の最期を語る台詞がある(後述)。 |
| ;[[キリコ・キュービィー]] | | ;[[キリコ・キュービィー]] |
− | :一応の部下だが、何かと目の敵にする。身体検査の際に発信ビーコンを発見したためにメルキアのスパイではないかと疑っており、敵視するようになったのは、これがきっかけである。尤も、キリコも初対面時からカン・ユーの器量の小ささを見抜いていた様子で、出会って早々と彼から皮肉を浴びせられている。<br />再世篇ではクメン編終了後も何度かぶつかる機会があり、カン・ユーが敵愾心バリバリなのに対し、キリコの方は「関係ない」「興味がない」と完全無視であるが、フィアナの件については覚えていたようで、「借りの話をするなら放っては置けない」と一度だけ戦意を現す。 | + | :一応の部下だが、何かと目の敵にする。身体検査の際に発信ビーコンを発見したためにメルキアのスパイではないかと疑っており、敵視するようになったのは、これがきっかけである。尤も、キリコも初対面時からカン・ユーの器量の小ささを見抜いていた様子で、出会って早々と彼から皮肉を浴びせられている。 |
| + | :再世篇ではクメン編終了後も何度かぶつかる機会があり、カン・ユーが敵愾心バリバリなのに対し、キリコの方は「関係ない」「興味がない」と完全無視であるが、フィアナの件については覚えていたようで、「借りの話をするなら放っては置けない」と一度だけ戦意を現す。 |
| ;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]]、[[ル・シャッコ]] | | ;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]]、[[ル・シャッコ]] |
− | :一応の部下だが、その横暴ぶりから次第に信頼を失っていき、彼らから自身の醜態や失態を嘲笑されるハメになる。唯一シャッコだけは彼を気遣ったり危機を救うなど忠実だったが、最終的にはそのシャッコからも愛想を尽かされ'''「人間のクズ」'''と吐き捨てられた挙句に引導を渡される。再世篇では彼等全員から銃撃の集中砲火を喰らうが……。 | + | :一応の部下だが、その横暴ぶりから次第に信頼を失っていき、彼らから自身の醜態や失態を嘲笑されるハメになる。 |
| + | :唯一シャッコだけは彼を気遣ったり危機を救うなど忠実だったが、最終的にはそのシャッコからも愛想を尽かされ'''「人間のクズ」'''と吐き捨てられた挙句に引導を渡される。 |
| + | :再世篇では彼等全員から銃撃の集中砲火を喰らうが……。 |
| ;[[ゴン・ヌー]] | | ;[[ゴン・ヌー]] |
| :上官。度重なる失態により、彼からも「無能」の烙印を押される。カン・ユー程ではないが、彼も一癖も二癖もある人物。 | | :上官。度重なる失態により、彼からも「無能」の烙印を押される。カン・ユー程ではないが、彼も一癖も二癖もある人物。 |
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| ;[[ラダァ・ニーバ]]<br />デニス<br />ダバルト | | ;[[ラダァ・ニーバ]]<br />デニス<br />ダバルト |
| :上記からボトムズシリーズOVA『ビッグバトル』『Case;IRVINE』『ボトムズファインダー』の人物。カン・ユーとの関係はないが、カン・ユーの声優である広瀬正志氏が演じている。 | | :上記からボトムズシリーズOVA『ビッグバトル』『Case;IRVINE』『ボトムズファインダー』の人物。カン・ユーとの関係はないが、カン・ユーの声優である広瀬正志氏が演じている。 |
− | :[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]では、ニーバとは上司と部下の関係であり、中断メッセージでも掛け合いを披露してくれる。もっともニーバはここぞという時に醜態を晒すカン・ユーを侮蔑しており、カン・ユーも横暴なニーバがキリコと共倒れになる事を願うなどお世辞にも仲がいいとは言い難い。 | + | :[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]では、ニーバとは上司と部下の関係であり、[[中断メッセージ]]でも掛け合いを披露してくれる。 |
| + | :もっともニーバはここぞという時に醜態を晒すカン・ユーを侮蔑しており、カン・ユーも横暴なニーバがキリコと共倒れになる事を願うなどお世辞にも仲がいいとは言い難い。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :『第2次Z再世篇』序盤のクメンルートにて共闘。彼女たちからも横暴ぶりを呆れられており、散々な評価を受けている。なお、クメンルート5話にてカレンに対し、プレイヤーにとってある意味英断を下す(後述)。 | | :『第2次Z再世篇』序盤のクメンルートにて共闘。彼女たちからも横暴ぶりを呆れられており、散々な評価を受けている。なお、クメンルート5話にてカレンに対し、プレイヤーにとってある意味英断を下す(後述)。 |
| :クメンでの戦いの後も何度か対峙するなど、ちょっとした因縁の間柄に。 | | :クメンでの戦いの後も何度か対峙するなど、ちょっとした因縁の間柄に。 |
− | :『第3次Z時獄篇』では、彼女たちもキリコと同様、カン・ユーのしつこさには辟易している。特にカレンは前述のクメンでのイベントで相当根に持っていたようである。 | + | :『第3次Z時獄篇』では、彼女たちもキリコと同様、カン・ユーのしつこさには辟易している。特に、カレンは前述のクメンでのイベントで相当根に持っていたようである。 |
| ;[[ティンプ・シャローン]] | | ;[[ティンプ・シャローン]] |
| :『第2次Z再世篇』において彼と彼と手を組み、活躍(?)する。彼とベックの足を引っ張ってしまう事もしばしば。 | | :『第2次Z再世篇』において彼と彼と手を組み、活躍(?)する。彼とベックの足を引っ張ってしまう事もしばしば。 |
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| ;[[マリリン・キャット]] | | ;[[マリリン・キャット]] |
| :カン・ユーもまた、彼女と彼女の率いる[[ファイヤバグ]]の悪名について知っており、彼女の事を「極悪非道の化け猫」と呼ぶ。 | | :カン・ユーもまた、彼女と彼女の率いる[[ファイヤバグ]]の悪名について知っており、彼女の事を「極悪非道の化け猫」と呼ぶ。 |
− | ;[[ファイヤバグ]] | + | ;[[FB隊員|ファイヤバグ隊員]] |
| :第3次Zでは彼らに拾われている。が、ベックやゲイツに加えカン・ユーを拾ったことも心底後悔されている。 | | :第3次Zでは彼らに拾われている。が、ベックやゲイツに加えカン・ユーを拾ったことも心底後悔されている。 |
| + | :ちなみに、援護台詞におけるカン・ユーは(モブキャラクターである)彼らから「どいてな」「ひっこんでろ」と言われる始末である。 |
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| == 名(迷)台詞 == | | == 名(迷)台詞 == |
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| :上記の場面の後に、カン・ユーの命令の為に単独での行動を強いられているキリコを心配して進言するポタリアに対して。見捨てる気満々である。だがその間に敵に包囲され、今度は自分が危険に晒される羽目になる。 | | :上記の場面の後に、カン・ユーの命令の為に単独での行動を強いられているキリコを心配して進言するポタリアに対して。見捨てる気満々である。だがその間に敵に包囲され、今度は自分が危険に晒される羽目になる。 |
| ;「黙れ! 止めて欲しければ吐け! さもなくば皆殺しだぁ!」 | | ;「黙れ! 止めて欲しければ吐け! さもなくば皆殺しだぁ!」 |
− | :ゲリラ疑惑をかけた村人達にロシアンルーレットを強要して自白を迫る。自分より弱い人間にはとことん横暴である。<br />とはいえ力の無さそうな村人がゲリラである事は往々にしてあるため、キリコ達も途中までは黙って見過ごしている。現にこの村は本当にゲリラの拠点だった。 | + | :ゲリラ疑惑をかけた村人達にロシアンルーレットを強要して自白を迫る。自分より弱い人間にはとことん横暴である。 |
| + | :とはいえ力の無さそうな村人がゲリラである事は往々にしてあるため、キリコ達も途中までは黙って見過ごしている。現にこの村は本当にゲリラの拠点だった。 |
| ;「しゅ、出動ぉーっ!」 | | ;「しゅ、出動ぉーっ!」 |
| :部下達と共にキリコをリンチにかけるも逆に彼に返り討ちにされ、敵が攻めてきた事で、彼から律儀に命令を仰がれてしまって。[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]と[[ポル・ポタリア|ポタリア]]に笑われる中、こう出動指示を下す。ダメ上司ぶり全開である。 | | :部下達と共にキリコをリンチにかけるも逆に彼に返り討ちにされ、敵が攻めてきた事で、彼から律儀に命令を仰がれてしまって。[[ブリ・キデーラ|キデーラ]]と[[ポル・ポタリア|ポタリア]]に笑われる中、こう出動指示を下す。ダメ上司ぶり全開である。 |
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| :ラモー寺院に潜んだビーラーゲリラの存在を見破ってしまう際に。ゲリラの拠点を見破ったものの、隠密作戦に失敗、遡行用の船までも破壊してしまう。たまに冴えてると思ったら…とカン・ユーの横暴ぶりに呆れてしまう。 | | :ラモー寺院に潜んだビーラーゲリラの存在を見破ってしまう際に。ゲリラの拠点を見破ったものの、隠密作戦に失敗、遡行用の船までも破壊してしまう。たまに冴えてると思ったら…とカン・ユーの横暴ぶりに呆れてしまう。 |
| ;「その他に御言葉は無かったのか? ラモー寺院の伏兵掃討に関して、その臨機応変の指揮ぶりの…!」 | | ;「その他に御言葉は無かったのか? ラモー寺院の伏兵掃討に関して、その臨機応変の指揮ぶりの…!」 |
− | :第21話ラスト、与えられた隠密作戦を自らの身勝手な行動によって台無しにしてしまった後、[[ゴン・ヌー]]からの指示を伝達に現れたバニラに対して。自分のせいで作戦を失敗させておきながら、何をいけしゃあしゃあと…と思う事甚だしい。<br />が、この台詞の直後に[[バニラ・バートラー|バニラ]]から今回の失態によって再びゴン・ヌーに「無能」の烙印を押された事を通達され、「もういい!」と憤慨、キデーラやポタリアにもまた嘲笑されるハメになる。彼を「無能」と断じる通達をするバニラも何だか楽しそうである。バニラに向けて拍手喝采するキデーラの様にも注目。 | + | :第21話ラスト、与えられた隠密作戦を自らの身勝手な行動によって台無しにしてしまった後、[[ゴン・ヌー]]からの指示を伝達に現れたバニラに対して。自分のせいで作戦を失敗させておきながら、何をいけしゃあしゃあと…と思う事甚だしい。 |
| + | :が、この台詞の直後に[[バニラ・バートラー|バニラ]]から今回の失態によって再びゴン・ヌーに「無能」の烙印を押された事を通達され、「もういい!」と憤慨、キデーラやポタリアにもまた嘲笑されるハメになる。彼を「無能」と断じる通達をするバニラも何だか楽しそうである。バニラに向けて拍手喝采するキデーラの様にも注目。 |
| ;「閣下! カン・ユーでありますッ!!」 | | ;「閣下! カン・ユーでありますッ!!」 |
| :プロト・ワンこと[[フィアナ]]を拘束し、PS奪還の手柄を独り占めにせんと企みゴン・ヌーに通信回線を開いた時に。あまりにも嬉々とした態度に思わず笑わざるを得ない。 | | :プロト・ワンこと[[フィアナ]]を拘束し、PS奪還の手柄を独り占めにせんと企みゴン・ヌーに通信回線を開いた時に。あまりにも嬉々とした態度に思わず笑わざるを得ない。 |
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| :クメン編最終局面にて、カンジェルマン宮殿から脱出しようとするキリコ達の前に現れて、[[フィアナ]]やキリコ達を捕らえようとして。下卑た笑みを浮かべ、自身の勝利を確信するカン・ユーであったが、ここに来て、遂に[[ル・シャッコ|シャッコ]]の堪忍袋の緒が切れる。<br />『第2次再世篇』では捕らえようとする相手が[[黒の騎士団]]の残党である[[紅月カレン|カレン]]と[[C.C.]]に、鞍替えしようとする組織が[[地球連邦軍]]に変更されている。 | | :クメン編最終局面にて、カンジェルマン宮殿から脱出しようとするキリコ達の前に現れて、[[フィアナ]]やキリコ達を捕らえようとして。下卑た笑みを浮かべ、自身の勝利を確信するカン・ユーであったが、ここに来て、遂に[[ル・シャッコ|シャッコ]]の堪忍袋の緒が切れる。<br />『第2次再世篇』では捕らえようとする相手が[[黒の騎士団]]の残党である[[紅月カレン|カレン]]と[[C.C.]]に、鞍替えしようとする組織が[[地球連邦軍]]に変更されている。 |
| ;「な、何をする!?」<br />「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 | | ;「な、何をする!?」<br />「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 |
− | :'''「あんたは人間のクズだな!」'''とシャッコに吐き捨てられ、カンジェルマン宮殿の最下層へと投げ捨てられての断末魔。しぶとい最低野郎の悪運はここに尽きたのである。合掌。<br />再世篇では台詞はそのままで蜂の巣にされたが、この時使われる顔グラはこの場面のもの(カン・ユーに限らず、再世篇では「ボトムズ」のキャラクターに特定の場面用の顔グラが用意されていることが多い)。そして原作通り「人間のクズ」としてクメンに消えた……と思いきや、後に生存が判明。ここからカン・ユーの迷走が始まり、その運命は風と共に歩いて行くのだった…。 | + | :'''「あんたは人間のクズだな!」'''とシャッコに吐き捨てられ、カンジェルマン宮殿の最下層へと投げ捨てられての断末魔。しぶとい最低野郎の悪運はここに尽きたのである。合掌。 |
| + | :再世篇では台詞はそのままで蜂の巣にされたが、この時使われる顔グラはこの場面のもの(カン・ユーに限らず、再世篇では「ボトムズ」のキャラクターに特定の場面用の顔グラが用意されていることが多い)。 |
| + | :そして原作通り「人間のクズ」としてクメンに消えた……と思いきや、後に生存が判明。ここからカン・ユーの迷走が始まり、その運命は風と共に歩いて行くのだった…。 |
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| == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == |
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| :再世篇第20話においての第一声。思いっきり無事な上にしれっと登場したために、クメン編のラストで死んだとばかり思っていたユーザーを吹かせた。ちなみに再世篇の共通ルートでの彼の初登場シーンはここなので、一周目でクメンルートを通っていないプレイヤーにとってはゲーム中初めて彼を目にする場面となる。 | | :再世篇第20話においての第一声。思いっきり無事な上にしれっと登場したために、クメン編のラストで死んだとばかり思っていたユーザーを吹かせた。ちなみに再世篇の共通ルートでの彼の初登場シーンはここなので、一周目でクメンルートを通っていないプレイヤーにとってはゲーム中初めて彼を目にする場面となる。 |
| ;「俺の親友も極北の地でポリマーリンゲルの爆発で死んだんだ!」 | | ;「俺の親友も極北の地でポリマーリンゲルの爆発で死んだんだ!」 |
− | :同じく第20話にて葉巻を吸うティンプに対してポリマーリンゲル液の危険性を唱えた際の台詞。親友であるワップの死に様について語っている。…が、ベックから「別にここはATの格納庫じゃないし」と突っ込まれる。ちなみにワップも[[ノル・バーコフ|バーコフ]]の進言に耳を貸さずダウンバーストの寒気を侮り、独自のPR液配合を行った末の爆死であり、本当に似たもの同士な親友である。 | + | :同じく第20話にて葉巻を吸うティンプに対してポリマーリンゲル液の危険性を唱えた際の台詞。親友であるワップの死に様について語っている。…が、ベックから「別にここはATの格納庫じゃないし」と突っ込まれる。 |
| + | :ちなみにワップも[[ノル・バーコフ|バーコフ]]の進言に耳を貸さずダウンバーストの寒気を侮り、独自のPR液配合を行った末の爆死であり、本当に似たもの同士な親友である。 |
| ;「…可憐だ…」 | | ;「…可憐だ…」 |
− | :第20話にて、[[女装]]した[[ロラン・セアック|ロラン]]を見た時の感想。もちろんベックから即座に「初手からボケるな」と突っ込まれてしまう事に。なお、[[ティエリア・アーデ|ロランと同じく女装した者]]に[[アーサー・グッドマン|これと同じセリフを言った奴]]もいるが…。 | + | :第20話にて、[[女装]]した[[ロラン・セアック|ロラン]]を見た時の感想。もちろんベックから即座に「初手からボケるな」と突っ込まれてしまう事に。なお、[[ティエリア・アーデ|ロランと同じく女装した者]]に[[アーサー・グッドマン|これと同じ台詞を言った奴]]もいるが…。 |
| ;「いい加減にしろ、お前ら!」<br />「とっとと農場を渡せ! さもなければ連邦軍を動かしてお前等ごと、あの土地を焼き払ってやる!」 | | ;「いい加減にしろ、お前ら!」<br />「とっとと農場を渡せ! さもなければ連邦軍を動かしてお前等ごと、あの土地を焼き払ってやる!」 |
| :同じく第20話おいてロランと[[アナ・メダイユ|アナ姫]]との交渉が上手くいかない事に業を煮やしたのか、([[ティンプ・シャローン|ティンプ]]と[[ジェイソン・ベック|べック]]は我慢しているのに)思わず本音が出てしまった。 | | :同じく第20話おいてロランと[[アナ・メダイユ|アナ姫]]との交渉が上手くいかない事に業を煮やしたのか、([[ティンプ・シャローン|ティンプ]]と[[ジェイソン・ベック|べック]]は我慢しているのに)思わず本音が出てしまった。 |
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| :尤も、上記の台詞でも言ってるように'''「鬼に金棒」どころか、既に彼らの足を盛大に引っ張っているのだが…'''(特に反応していないが、ティンプとベックも内心微妙がっていたに違いない)。なんというか、出オチ感すら漂う姿である。 | | :尤も、上記の台詞でも言ってるように'''「鬼に金棒」どころか、既に彼らの足を盛大に引っ張っているのだが…'''(特に反応していないが、ティンプとベックも内心微妙がっていたに違いない)。なんというか、出オチ感すら漂う姿である。 |
| ;「何を言う! あれは無敵のラーテルだ!」 | | ;「何を言う! あれは無敵のラーテルだ!」 |
− | :ボン太くんを見て。「何のことだ?」と首を捻ったユーザーも多いが、実は'''NHKの教育番組「おかあさんといっしょ」のコーナー「ポコポッテイト」ネタ'''。この作品の主役がラーテルの「無敵のムテ吉」なのだが、一発でネタがわかったらかなり凄い。 | + | :[[ボン太くん]]を見て。「何のことだ?」と首を捻ったユーザーも多いが、実は'''NHKの教育番組「おかあさんといっしょ」のコーナー「ポコポッテイト」ネタ'''。この作品の主役がラーテルの「無敵のムテ吉」なのだが、一発でネタがわかったらかなり凄い。 |
− | :ちなみにラーテルとは実在の動物で、イタチの仲間。日本では「ミツアナグマ」と呼ばれる。 | + | :ちなみにラーテルとは実在の動物で、イタチの仲間。[[日本]]では「ミツアナグマ」と呼ばれる。 |
| ;(何だ、この今までに感じた事のない感覚は…)<br />(これは…ときめきなのか…) | | ;(何だ、この今までに感じた事のない感覚は…)<br />(これは…ときめきなのか…) |
− | :時獄篇47話での[[ボン太くん]]との戦闘前会話。ボン太くんの可愛さにカン・ユーも心奪われてしまうのであった。 | + | :時獄篇第47話でのボン太くんとの[[戦闘前会話]]。ボン太くんの可愛さにカン・ユーも心奪われてしまうのであった。 |
− | ;「お、覚えていろ、キリコ! 覚えていろ! 覚えていろよ!」 | + | ;「お、覚えていろ、キリコ! 覚えていろ! 覚えていろよ!」 |
− | :時獄篇55話「飛べ、宇宙へ」での撤退時。ついに捨て台詞のバリエーションが尽きたらしい。それでもまだまだ元気なカン・ユー。果たして彼の明日はどっちだ。 | + | :時獄篇第55話「飛べ、宇宙へ」での撤退時。ついに捨て台詞のバリエーションが尽きたらしい。それでもまだまだ元気なカン・ユー。果たして、彼の明日はどっちだ。 |
| | | |
| === 中断メッセージ === | | === 中断メッセージ === |
| ;「は! 寝惚けた事を! 俺が若い頃は3日3晩寝ずに任務を遂行したものだぞ!」 | | ;「は! 寝惚けた事を! 俺が若い頃は3日3晩寝ずに任務を遂行したものだぞ!」 |
− | :再世篇での[[中断メッセージ]]の台詞。典型的なダメ上司が言うような自慢をしているが、結局はポタリア達部下に休憩を施されて終わる。しかし前作では'''[[ダレ・コチャック|24時間プレイし続けて命を落とした者]]がいたりするが'''。 | + | :再世篇での[[中断メッセージ]]の台詞。典型的なダメ上司が言うような自慢をしているが、結局はポタリア達部下に休憩を施されて終わる。 |
| + | :しかし、前作では'''[[ダレ・コチャック|24時間プレイし続けて命を落とした者]]がいたりするが'''。 |
| ;カン・ユー「ニーバ様、そろそろゲームを中断する時間です」<br />ニーバ「断る」<br />カン・ユー「これは上からの命令でもあります」<br />ニーバ「嫌だぁぁぁ…!」<br />カン・ユー「軍人は命令に従えばいいのです!」 <br />ニーバ「NOだぁ! NOだ! NOだ! NOだぁぁっ!」<br />カン・ユー「興奮しすぎて気絶したか…。 この図体がデカいだけのウスノロめが!」<br />「貴様らもこうなりたくなかったら、何事もほどほどにしろ! わかったな!」 | | ;カン・ユー「ニーバ様、そろそろゲームを中断する時間です」<br />ニーバ「断る」<br />カン・ユー「これは上からの命令でもあります」<br />ニーバ「嫌だぁぁぁ…!」<br />カン・ユー「軍人は命令に従えばいいのです!」 <br />ニーバ「NOだぁ! NOだ! NOだ! NOだぁぁっ!」<br />カン・ユー「興奮しすぎて気絶したか…。 この図体がデカいだけのウスノロめが!」<br />「貴様らもこうなりたくなかったら、何事もほどほどにしろ! わかったな!」 |
− | :時獄篇にて『ビッグバトル』のニーバとボーソンのやり取りをアレンジした中断メッセージ。上層部の命令でニーバに休暇を与えようとするが、ニーバ本人は興奮、そのまま気絶してしまった…。 | + | :時獄篇にて『ビッグバトル』の[[ラダァ・ニーバ|ニーバ]]とボーソンのやり取りをアレンジした中断メッセージ。上層部の命令でニーバに休暇を与えようとするが、ニーバ本人は興奮、そのまま気絶してしまった…。 |
| :ここはカン・ユーの言う通り、長時間プレイしすぎて戦いの狭間に眠るのはほどほどにしよう。 | | :ここはカン・ユーの言う通り、長時間プレイしすぎて戦いの狭間に眠るのはほどほどにしよう。 |
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| :湿地戦用の[[アーマード・トルーパー]]で、カン・ユーの乗機。 | | :湿地戦用の[[アーマード・トルーパー]]で、カン・ユーの乗機。 |
| ;[[ブラッドサッカー]] | | ;[[ブラッドサッカー]] |
− | :再世篇38話においてまさかの乗り換え。どこで手に入れたのだろうか?<br />[[スコープドッグRS|赤い肩の機体]]を持ち出したばかりに「その機体'''は'''潰す」とキリコを'''多少'''本気にさせてしまった。合掌。 | + | :再世篇第38話においてまさかの乗り換え。どこで手に入れたのだろうか?<br />[[スコープドッグRS|赤い肩の機体]]を持ち出したばかりに「その機体'''は'''潰す」とキリコを'''多少'''本気にさせてしまった。合掌。 |
| :時獄篇では出ないが、恐らく[[ラダァ・ニーバ|ある人物]]によって破壊された物と思われる。 | | :時獄篇では出ないが、恐らく[[ラダァ・ニーバ|ある人物]]によって破壊された物と思われる。 |
| ;[[ファッティー]] | | ;[[ファッティー]] |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *その活躍(?)と悪運の強さ故、一部のファンからは[[異能生存体]]の名称をもじった、'''「無能生存体」'''の渾名で呼ばれる事もある。Zシリーズのカン・ユーはまさにそれであろう。 | + | *その活躍(?)と悪運の強さ故、一部のファンからは[[異能生存体]]の名称をもじった、'''「無能生存体」'''の渾名で呼ばれる事もある。[[Zシリーズ]]のカン・ユーはまさにそれであろう。 |
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