「叢雲劾」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = むらくも がい
 
| 読み = むらくも がい
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Gai Murakumo]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED ASTRAY}}
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = [[種族::地球人]]([[コーディネイター]])
+
| 種族 = 地球人([[コーディネイター]])
| 性別 = [[性別::]]
+
| 性別 = 男
| 年齢 = [[年齢::26]]歳
+
| 年齢 = 26歳
| 所属 = {{所属 (人物)|サーペントテール}}
+
| 所属 = [[サーペントテール]]
| 役職 = [[役職::リーダー]]
 
 
}}
 
}}
 
'''叢雲劾'''は『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』の[[主人公]]の一人。
 
'''叢雲劾'''は『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』の[[主人公]]の一人。
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依頼されたミッションの行きがかり上[[アストレイブルーフレーム]]を入手し、以降愛機にする。[[ロウ・ギュール]]とはこれ以来の腐れ縁となる。
 
依頼されたミッションの行きがかり上[[アストレイブルーフレーム]]を入手し、以降愛機にする。[[ロウ・ギュール]]とはこれ以来の腐れ縁となる。
  
同業者の世界では実力は有名だったが、素性は知られていなかった。しかし劇中のある事件に際してサーペントテールの関係者達に、自身が元々連合の戦闘用[[コーディネイター]]の試作体として育てられたが、マインドコントロールが不完全だったために脱走、傭兵の世界に身を投じていた<ref>脱走後の経緯はストーリー上では明らかにされていない。</ref>ことを明かす。トレードマークのサングラスは、自身の網膜に判別用のコードが打ち込まれているため、分かる人が見れば素性が分かってしまうトラブルを避けるためにかけている。
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同業者の世界では有名だったが素性は謎。しかし劇中のある事件に際してサーペントテールの関係者達には、元々連合の戦闘用[[コーディネイター]]の試作体として育てられたが、マインドコントロールが不完全だったために脱走、傭兵の世界に身を投じていた<ref>脱走後の経緯はストーリー上明らかにされていない。</ref>ことを明かす。トレードマークのサングラスは、自身の網膜に判別用のコードが打ち込まれているため、分かる人が見れば素性が分かってしまうトラブルを避けるためにかけている。
  
ストーリー中の愛機であるアストレイブルーフレームは、全くの偶然から手に入れたこの機体とたまたま相性がよかったため、任務に合わせたオプションを装備する形で継続使用するようになった。それ以前は現地で機体を調達しては自身のクセや任務の内容に合わせてカスタムし、終了時に乗り捨てるといったことを繰り返していた。
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プロの[[傭兵]]として高い能力を持つが、それは戦闘用コーディネイターとしてだけではなく、戦いの中で生きてきたことによる実戦で身に付けていったものである。ストーリー中の愛機であるアストレイブルーフレームは、全くの偶然から手に入れたこの機体とたまたま相性がよかったため、任務に合わせたオプションを装備する形で継続使用するようになった。それ以前は現地で機体を調達しては自身のクセや任務の内容に合わせてカスタムし、終了時に乗り捨てるといったことを繰り返していた。
  
プロの[[傭兵]]として高い能力を持っているが、それは本編主人公の[[キラ・ヤマト]]のようなコーディネイターという出自よりも、戦いの中で生きてきたことにより形成されたクールでリアリストな性格と、否応なしに積んできた実戦経験に負っている。前者は劇中で「勝てる戦いしかしない」と発言するように、自身から仕掛ける際は、基本的に情報収集やトラップまで含めた装備の準備を怠らず、実力が上の相手でも絶対に勝てる状況にまで追い込んでから戦うスタイルに、後者については、急な遭遇戦などで苦戦することがあっても、常に冷静に勝機を見極めることのできる点に象徴される。
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その人生経験から性格はクールでリアリスト。「勝てる戦いしかしない」と発言するように、基本的に情報収集やトラップまで含めた装備の準備を怠らず、実力が上の相手でも絶対に勝てる状況にまで追い込んでから戦う。仮に急な遭遇戦などで苦戦することがあっても冷静に勝機を見極めることのできるだけの経験も積んでいる。運命などの概念的なものは一切信じないタチだが、[[ロウ・ギュール]]との遭遇以来、無意識に感慨にふけるような呟きを零すことも増えた<ref>なお戸田版アストレイでは以上の性格は踏まえてはいるものの、'''作風に完全に染まった'''妙なキャラ付けになっている。</ref>。
  
リアリストな性格は「敵は倒せる時に倒す」「脅しをしない」という信条にも表れている。傭兵とジャンク屋という立場の違いもあるとはいえ、もう一人の主人公であるロウが基本的に相手の命を取らない戦い方をするのとは好対照である。前者はロウが見逃した[[ロンド・ギナ・サハク]]に対し、ロウを不意打ちしようとしたからとはいえ、わざわざトドメを刺した事もある。この時もそうだが劾は「確実に倒す」ためか、トドメを刺す際はアーマーシュナイダーでコックピットを抉る事が多い。この点はスパロボでもブルーフレームの武器のトドメ演出でしっかり再現された。また脅しをしないのは、劾が「実行しないからこそ効果のある」脅迫という手段ではなく、殺すと言ったら絶対に殺すというように、常に口にした通りに行動する'''駆け引きする余地のない'''プロであることを象徴している。
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傭兵として「敵は倒せる時に倒す」という信条を持っており、基本的に相手の命を取らない戦い方をするロウとは好対照的である。ロウが見逃した[[ロンド・ギナ・サハク]]に対し、ロウを不意打ちしようとしたからとはいえ、わざわざトドメを刺した事もある。「確実に倒す」ためか、トドメを刺す際はアーマーシュナイダーでコックピットを抉る事が多い。この点はブルーフレームの武器のトドメ演出でもしっかり再現された。またその行動の基本は「脅しをしない」というもの。これは彼の性格を反映しており、「実行しないからこそ効果のある」脅迫はせず、殺すと言ったら絶対に殺す、というように事実しか言わず、その通りに行動するということである。
 
 
このような性格からか、運命などの概念的なものは一切信じない。ただし[[ロウ・ギュール]]との遭遇以来、無意識に感慨にふけるような呟きを零すことも増えた<ref>戸田版アストレイでは以上の性格は踏まえてはいるものの、'''作風に完全に染まった'''妙なキャラ付けになっている。</ref>。
 
  
 
『DESTINY ASTRAY B』(SRW未参戦)では「空間認識力」を生まれつき持っており(これは同作に登場するエルザ・ヴァイスの歌唱力も同様)、長年隠し続けていた。これは傭兵として生きていく限り、劾自身も含めた連合の戦闘用コーディネイター開発に関った傭兵ダンテ・ゴルディジャーニなど、少年時代から自分を育ててきた人物たちといつか戦うことが予想されていたため、彼らの知らない切り札として使用するためであった。
 
『DESTINY ASTRAY B』(SRW未参戦)では「空間認識力」を生まれつき持っており(これは同作に登場するエルザ・ヴァイスの歌唱力も同様)、長年隠し続けていた。これは傭兵として生きていく限り、劾自身も含めた連合の戦闘用コーディネイター開発に関った傭兵ダンテ・ゴルディジャーニなど、少年時代から自分を育ててきた人物たちといつか戦うことが予想されていたため、彼らの知らない切り札として使用するためであった。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
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;[[スーパーロボット大戦W]]
:初登場作品。1部からスポット参戦するが、仲間になるのは2部後半。高い[[能力]]と[[コーディネイター]]補正のため使い勝手が良く、[[パイロット養成]]無しの状態で比較すれば、[[合体攻撃]]についてもロウより火力が高い。とにかく本作の『SEED』のif展開において、縦横無尽の活躍を見せており、キラを救ったロウに対抗するかの如く、[[ナタル・バジルール|ナタル]]を始め、[[トール・ケーニヒ|トール]]、[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]とSEEDの戦死キャラを悉く救い(ついでに言えば劾はアズラエルとブーステッドマン以外のドミニオンクルーを全員救ったことになる)終盤には[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]を追い詰める熱い一幕があるが、このイベントはとにかく熱いイベント目白押しの[[宇宙の騎士テッカマンブレード|テッカマンルート]]と二択なのが痛いところ。ファイルを二つ作って両方見るのも一興。<br />余談だが、下記にもある本作における劾の名台詞の一部は『機動戦士ガンダム EXTREME VS家庭機版』及び『FULL BOOST』においても彼の戦闘中の台詞として採用されており、同作では井上和彦氏によって収録されたボイスでそれらの台詞を聞く事が出来る。
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:初登場作品。1部からスポット参戦するが、仲間になるのは2部後半。高い[[能力]]と[[コーディネイター]]補正のため使い勝手が良く、[[パイロット養成]]無しの状態で比較すれば、[[合体攻撃]]についてもロウより火力が高い。とにかく本作の『SEED』のif展開において、縦横無尽の活躍を見せており、キラを救ったロウに対抗するかの如く、[[ナタル・バジルール|ナタル]]を始め、[[トール・ケーニヒ|トール]]、[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]とSEEDの戦死キャラを悉く救い、終盤には[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]を追い詰める熱い一幕があるが、このイベントはとにかく熱いイベント目白押しの[[宇宙の騎士テッカマンブレード|テッカマンルート]]と二択なのが痛いところ。ファイルを二つ作って両方見るのも一興。<br />余談だが、下記にもある本作における劾の名台詞の一部は『機動戦士ガンダム EXTREME VS家庭機版』及び『FULL BOOST』においても彼の戦闘中の台詞として採用されており、同作では井上和彦氏によって収録されたボイスでそれらの台詞を聞く事が出来る。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
+
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
:2017年7月のイベント「理想の世界」で期間限定参戦。2019年2月のイベント「錯綜する意志」からは正式参戦。
 
:2017年7月のイベント「理想の世界」で期間限定参戦。2019年2月のイベント「錯綜する意志」からは正式参戦。
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
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=== 能力値 ===
凄腕の傭兵だけあり[[格闘 (能力)|格闘]]・[[射撃 (能力)|射撃]]・[[回避#回避(能力)|回避]]・[[命中#命中(能力)|命中]]・[[技量]]に優れる超攻撃型。その反面[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]は『[[スーパーロボット大戦W|W]]』でも最低クラスであり、一撃でも食らえば撃墜が見える。間違っても[[援護防御]]はさせないように。
+
凄腕の傭兵だけあり格闘・射撃・命中・回避・技量に優れる超攻撃型。その反面防御はWでも最低クラスであり、一撃でも食らえば撃墜が見える。間違っても援護防御はさせないように。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]'''
 
:'''[[集中]]、[[ひらめき]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]'''
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:スピード型としてはまっとうな構成で、欠点は「加速」がないことと「熱血」「魂」が被っていることくらい。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[集中]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[集中]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
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::'''[[直感]]、[[信念]]、[[激闘]]'''
 
::'''[[直感]]、[[信念]]、[[激闘]]'''
  
=== [[特殊技能]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[コーディネイター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[指揮官|指揮]]L2、[[コンボ|マルチコンボ]]L2'''
+
:'''[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[コーディネイター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[指揮官|指揮L2]][[コンボ|マルチコンボL2]]'''
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;トロヤ・ノワレ
 
;トロヤ・ノワレ
 
:『FRAME ASTRAYS』(SRW未参戦)の主人公で東アジアのゲリラ。「アストレイ・グリーンフレーム」のパイロットとして仲間と共に連合、[[ザフト]]の双方と戦った。最初は劾と敵対していたが、後に共通の敵を倒すために共闘する事になる。
 
:『FRAME ASTRAYS』(SRW未参戦)の主人公で東アジアのゲリラ。「アストレイ・グリーンフレーム」のパイロットとして仲間と共に連合、[[ザフト]]の双方と戦った。最初は劾と敵対していたが、後に共通の敵を倒すために共闘する事になる。
;ND-HE
 
:『VS ASTRAY』(SRW未参戦)に登場した劾のカーボンヒューマン。連合の施設に居た時のデータを使って生み出されたため、当時の劾の容姿だが常にフルフェイスマスクをしている。
 
 
;ダンテ・ゴルディジャーニ
 
;ダンテ・ゴルディジャーニ
:『DESTINY ASTRAY B』(SRW未参戦)に登場した連合に雇われているコーディネイターの傭兵。連合の戦闘用コーディネイター開発に関っており、あらゆる戦闘技術を教わった師匠とも言える存在(ダンテ本人に言わせると『作品』の1つ)。その『最高傑作の作品』である劾の命を狙う。
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:『DESTINY ASTRAY B』(SRW未参戦)に登場した連合に雇われているコーディネーターの傭兵。連合の戦闘用コーディネイター開発に関っており、あらゆる戦闘技術を教わった師匠とも言える存在(ダンテ本人に言わせると『作品』の1つ)。その『最高傑作の作品』である劾の命を狙う。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
=== 機動戦士ガンダムSEEDシリーズ ===
 
=== 機動戦士ガンダムSEEDシリーズ ===
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:原作でもキラのことは知っており「スーパーコーディネイターの彼と自分が戦ったらどちらが強いだろう」と考える描写がある。[[W]]にて彼がラクスからフリーダムを受け取った後、地球に降下する際にザフトに襲撃されたところを援護し、彼を救出した。
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:原作でもキラのことは知っており「スーパーコーディネーターの彼と自分が戦ったらどちらが強いだろう」と考える描写がある。[[W]]にて彼がラクスからフリーダムを受け取った後、地球に降下する際にザフトに襲撃されたところを援護し、彼を救出した。
 
;[[ニコル・アマルフィ]]、[[トール・ケーニヒ]]
 
;[[ニコル・アマルフィ]]、[[トール・ケーニヒ]]
 
:[[W]]ではほぼ原作通りの展開の後重傷を負ったまま戦場に倒れていた彼らを救出し、マルキオの許で療養させた。劾は命の恩人ともいえる。
 
:[[W]]ではほぼ原作通りの展開の後重傷を負ったまま戦場に倒れていた彼らを救出し、マルキオの許で療養させた。劾は命の恩人ともいえる。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「タカがトンビを生んだ…か…」
 
;「タカがトンビを生んだ…か…」
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第28話「宇宙に一人だけの」より。ミッションで再び組むことにになったカイト(カズマ)の正体について他の仲間で議論した際に漏らした一言。勿論元ネタは「トンビがタカを産む」なので、この場合は偉大な父親を持ったカイト(カズマ)に対する人物評なのだろう。
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第2部第28話「宇宙に一人だけの」より。ミッションで再び組むことにになったカイト(カズマ)の正体について他の仲間で議論した際に漏らした一言。勿論元ネタは「トンビがタカを産む」なので、この場合は偉大な父親を持ったカイト(カズマ)に対する人物評なのだろう。
 
;「……これもお前の言う悪運の力かもしれんな」
 
;「……これもお前の言う悪運の力かもしれんな」
 
:同上。ロウを追い詰めた直後にオーブの秘密部隊の攻撃を受け、依頼主が裏切ったことを察知して曰く。これによってオーブとの契約は無効となり、ロウたちを始末する理由もなくなったのだが、あまりに見事すぎるタイミングで襲ってきたことから思わずこぼれた呟き。
 
:同上。ロウを追い詰めた直後にオーブの秘密部隊の攻撃を受け、依頼主が裏切ったことを察知して曰く。これによってオーブとの契約は無効となり、ロウたちを始末する理由もなくなったのだが、あまりに見事すぎるタイミングで襲ってきたことから思わずこぼれた呟き。
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:『W』第42話「暁の閃光」に於ける初戦闘時の[[戦闘前会話]]。実際、セカンドに乗り換えてからの劾はモビルスーツ戦では無敗である。この時の形態はセカンドLだが、この後のスポット参戦時は常にセカンドLであり、自身が考案したセカンドGでは一度も出て来ない……。
 
:『W』第42話「暁の閃光」に於ける初戦闘時の[[戦闘前会話]]。実際、セカンドに乗り換えてからの劾はモビルスーツ戦では無敗である。この時の形態はセカンドLだが、この後のスポット参戦時は常にセカンドLであり、自身が考案したセカンドGでは一度も出て来ない……。
 
;「俺を雇ったのは俺自身だ。俺は世界の前に俺の命を狙った者を許しはしない……!」
 
;「俺を雇ったのは俺自身だ。俺は世界の前に俺の命を狙った者を許しはしない……!」
:『W』第44話月・地球間の警戒ルート「運命の子ら」に於けるギナとの戦闘前会話。世界がどうこう以前に、ギナの行いでもっとも許せなかったのは自身の命を狙った事。思想や主義主張では戦わず、現実の事象によって戦う「傭兵」の姿がそこにはあった。
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:『W』第2部第44話月・地球間の警戒ルート「運命の子ら」に於けるギナとの戦闘前会話。世界がどうこう以前に、ギナの行いでもっとも許せなかったのは自身の命を狙った事。思想や主義主張では戦わず、現実の事象によって戦う「傭兵」の姿がそこにはあった。
 
;「一握りの人間の歪んだ思想が戦いを呼ぶか…」<br />「後ろめたさを隠すための美辞麗句か。そんな人間に世界は渡せんな…!」
 
;「一握りの人間の歪んだ思想が戦いを呼ぶか…」<br />「後ろめたさを隠すための美辞麗句か。そんな人間に世界は渡せんな…!」
:『W』第47話「黒衣の復讐者の最期」に於ける[[草壁春樹|草壁]]との戦闘前会話。彼が声高に叫ぶ正義を独善的な「美辞麗句」とバッサリと斬り捨てる。
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:『W』第2部第47話「黒衣の復讐者の最期」に於ける[[草壁春樹|草壁]]との戦闘前会話。彼が声高に叫ぶ正義を独善的な「美辞麗句」とバッサリと斬り捨てる。
 
;「だが、そのクルーゼという男の気持ち…わからんでもない」
 
;「だが、そのクルーゼという男の気持ち…わからんでもない」
:『W』第50話プラントで戦闘を止めるルート「憎悪と運命の螺旋」より。ムウがクルーゼの出生、そしてその出自故に世界を呪い、滅ぼさんと画策する彼の憎悪を語り、一同がクルーゼの世界への憎悪を否定する中、劾は自らの出自故、クルーゼの憎悪に同情を見せる。当然、この時点では劾の出生の秘密を知らないロウやカガリは劾のこの一言に驚き、反発するが…。
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:『W』第2部第50話プラントで戦闘を止めるルート「憎悪と運命の螺旋」より。ムウがクルーゼの出生、そしてその出自故に世界を呪い、滅ぼさんと画策する彼の憎悪を語り、一同がクルーゼの世界への憎悪を否定する中、劾は自らの出自故、クルーゼの憎悪に同情を見せる。当然、この時点では劾の出生の秘密を知らないロウやカガリは劾のこの一言に驚き、反発するが…。
 
;「…お前達が戦う敵の中に俺のターゲットがいるからだ」<br />「そうだ。そして、俺のミッションはもうすぐ始まる…」
 
;「…お前達が戦う敵の中に俺のターゲットがいるからだ」<br />「そうだ。そして、俺のミッションはもうすぐ始まる…」
 
:上記の場面の後、カズマに自らの出生の秘密を打ち明け、彼に一介の傭兵でありながら[[ノイ・ヴェルター]]に協力する理由を問われての返答。劾が追い続けていた「[[ムルタ・アズラエル|ターゲット]]」をようやく追いつめる瞬間が、刻一刻と迫る。
 
:上記の場面の後、カズマに自らの出生の秘密を打ち明け、彼に一介の傭兵でありながら[[ノイ・ヴェルター]]に協力する理由を問われての返答。劾が追い続けていた「[[ムルタ・アズラエル|ターゲット]]」をようやく追いつめる瞬間が、刻一刻と迫る。
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:アズラエルを討ち果たした後、カズマに「お前のミッションも完了ってわけか?」と聞かれて、この二言。世界を私欲の為に歪める者がいる限り、劾は傭兵として、一人の戦士として戦い続ける事だろう…。
 
:アズラエルを討ち果たした後、カズマに「お前のミッションも完了ってわけか?」と聞かれて、この二言。世界を私欲の為に歪める者がいる限り、劾は傭兵として、一人の戦士として戦い続ける事だろう…。
 
;「お前が闇に包んでいるのは世界ではない。お前自身だ」<br />「生命は誰にとっても限りあるものだ。その価値は長さではない」
 
;「お前が闇に包んでいるのは世界ではない。お前自身だ」<br />「生命は誰にとっても限りあるものだ。その価値は長さではない」
:『W』第51話プラントで戦闘を止めるルート「進んだ道の先」に於けるクルーゼとの戦闘前会話。あまりにも鋭い言葉で、クルーゼの憎悪を正面から否定する。
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:『W』第2部第51話プラントで戦闘を止めるルート「進んだ道の先」に於けるクルーゼとの戦闘前会話。あまりにも鋭い言葉で、クルーゼの憎悪を正面から否定する。
 
;「俺は傭兵だ。生命はこの一瞬に散るかも知れない。だからこそ俺は生命の意味を知っている。お前のように生命を無駄にはしない」
 
;「俺は傭兵だ。生命はこの一瞬に散るかも知れない。だからこそ俺は生命の意味を知っている。お前のように生命を無駄にはしない」
 
:上記の台詞の後にクルーゼに「お前に私の何がわかる!」と言い返され、この台詞を返す。クルーゼの反論を一切許さない勢いで、彼を完全否定する。
 
:上記の台詞の後にクルーゼに「お前に私の何がわかる!」と言い返され、この台詞を返す。クルーゼの反論を一切許さない勢いで、彼を完全否定する。
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:同上。ラストにキラがクルーゼを道連れにジェネシスの光に飲み込まれた後、余命いくばくもない自分の役目だったと後悔していたプレアに対して。
 
:同上。ラストにキラがクルーゼを道連れにジェネシスの光に飲み込まれた後、余命いくばくもない自分の役目だったと後悔していたプレアに対して。
 
;「自分達だけが戦いの中で生きているとは思わない事だな」
 
;「自分達だけが戦いの中で生きているとは思わない事だな」
:『W』第53話「朝をよぶ者達」に於ける[[ゾア]]との戦闘前会話。
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:『W』第2部第53話「朝をよぶ者達」に於ける[[ゾア]]との戦闘前会話。
 
;「無意味な戦いをするために残り少ない生命を使うか…」<br />「そうだ。お前が望んでも世界は終わらない。俺達がいる限りな」
 
;「無意味な戦いをするために残り少ない生命を使うか…」<br />「そうだ。お前が望んでも世界は終わらない。俺達がいる限りな」
:『W』第54話「忘れえぬ思い出を胸に」に於けるクルーゼとの戦闘前会話。[[ザ・データベース]]に与した彼に対し、自分のこれまで憎悪に費やしてきた全てをたった一言、「'''無意味'''」と切り捨てられたクルーゼはただ「無意味な戦いだと!?」と言い返す事しか出来なかった…
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:『W』第2部第54話「忘れえぬ思い出を胸に」に於けるクルーゼとの戦闘前会話。[[ザ・データベース]]に与した彼に対し、自分のこれまで憎悪に費やしてきた全てをたった一言、「'''無意味'''」と切り捨てられたクルーゼはただ「無意味な戦いだと!?」と言い返す事しか出来なかった…
 
;「していた」
 
;「していた」
 
:『W』最終話にて、[[インファレンス]]の妙に気取った話し方をそのモデルとなったカズマが否定した際の発言。たった4文字で古傷を抉る、ある意味『W』最大の名言。
 
:『W』最終話にて、[[インファレンス]]の妙に気取った話し方をそのモデルとなったカズマが否定した際の発言。たった4文字で古傷を抉る、ある意味『W』最大の名言。
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:『X-Ω』のイベント「理想の世界」にて、ギナを相手にお約束の口上をぶつけるロムを前に、アンジュから「あなたはアレをやらなくていいの?」と尋ねられての返答。流石の劾もロムのようなあまりにも眩しすぎる正義のヒーローそのものな振る舞いを自ら実践するのはキツイ様子。そしてアンジュ、劾の口上にも期待していたのだろうか。
 
:『X-Ω』のイベント「理想の世界」にて、ギナを相手にお約束の口上をぶつけるロムを前に、アンジュから「あなたはアレをやらなくていいの?」と尋ねられての返答。流石の劾もロムのようなあまりにも眩しすぎる正義のヒーローそのものな振る舞いを自ら実践するのはキツイ様子。そしてアンジュ、劾の口上にも期待していたのだろうか。
  
== 主な搭乗機体 ==
+
== 搭乗機体 ==
一覧に無い機体は[https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/%E5%8F%A2%E9%9B%B2%E5%8A%BE#.E6.90.AD.E4.B9.97.E6.A9.9F.E4.BD.93.E3.83.BB.E9.96.A2.E9.80.A3.E6.A9.9F.E4.BD.93 ガンダムWiki]を参照。
 
 
 
 
;[[劾専用ジン]]
 
;[[劾専用ジン]]
 
:劾はブルーフレームを入手するまで毎回カスタマイズされた機体を使用しては乗り捨てていたので「専用」は無数にあるとも言える。ここではザフト軍の補給基地を破壊するミッションを行う際に使用した機体を指す。
 
:劾はブルーフレームを入手するまで毎回カスタマイズされた機体を使用しては乗り捨てていたので「専用」は無数にあるとも言える。ここではザフト軍の補給基地を破壊するミッションを行う際に使用した機体を指す。
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*ゲームなどでは井上和彦氏が演じているが、ギナを演じているのが飛田展男氏なのも含めて、原画担当・ときた洸一氏が希望したキャスティングである。これは形こそまったく違うけれども『[[ジェリド・メサ]](井上氏)が[[カミーユ・ビダン]](飛田氏)に勝った』瞬間を作り上げようという[[声優ネタ]]だとされる。
 
*ゲームなどでは井上和彦氏が演じているが、ギナを演じているのが飛田展男氏なのも含めて、原画担当・ときた洸一氏が希望したキャスティングである。これは形こそまったく違うけれども『[[ジェリド・メサ]](井上氏)が[[カミーユ・ビダン]](飛田氏)に勝った』瞬間を作り上げようという[[声優ネタ]]だとされる。
 
*なお、劾を演じた声優の[[声優:井上和彦|井上和彦]]氏は、劾を初めて演じた店頭用PVがOAされた当時50歳。現時点ではガンダムシリーズの主人公に起用された声優の最年長記録である。
 
*なお、劾を演じた声優の[[声優:井上和彦|井上和彦]]氏は、劾を初めて演じた店頭用PVがOAされた当時50歳。現時点ではガンダムシリーズの主人公に起用された声優の最年長記録である。
*上述の『W』での名台詞の一部は、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS』シリーズにて採用され、アストレイブルーフレームセカンドL使用時に井上氏による音声で聴く事ができる。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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