「マキナ」を編集中

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{{Otheruseslist|『[[鉄のラインバレル]]』の登場メカ|『[[マクロスΔ]]』の登場人物|マキナ・中島}}
 
{{Otheruseslist|『[[鉄のラインバレル]]』の登場メカ|『[[マクロスΔ]]』の登場人物|マキナ・中島}}
マキナとは、『[[鉄のラインバレル]]』に登場するロボット。
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マキナ(Machina)とは、『[[鉄のラインバレル]]』に登場するロボット。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
目的・製作者の不明なオーバーテクノロジーの産物である人型兵器の総称。
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目的・製作者の不明なオーバーテクノロジーの産物である人型兵器の総称。また、本作の原型である読切作品『鋼鉄の華』の主役機の名称でもあるが、本項では前者について記述する。
  
 
「MACHINA」とは[[ラテン語]]で「機械」を意味する。
 
「MACHINA」とは[[ラテン語]]で「機械」を意味する。
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コクピット内部は全天モニターのように描写されているが、実際には通信用の画面以外は何も映らないただの壁に過ぎない。マキナの眼に映ったものがファクターの視界に投影されているため、そのように描写されるのである(ただし、ディスィーブは後述のように複座式に改修されているため、シズナ用にモニターを設置されている)。これらの点から、マキナは「ロボット」というより「強化スーツ」のようなものと考えた方がいい(この辺りは、「操縦のために特定の因子を必要とし」「一体化する感覚で操縦できる」[[ファフナー]]に似ている)。原作漫画版のラインバレルはこの点がさらに顕著で、詳しくは同機の項に譲るが、ファクター自身が電脳の役割を果たしているため、「ファクターのもう一つの肉体」と言うべき立ち位置にある。そのため、思考がノータイムで機体の行動に反映され、「体を動かす延長の感覚」ではなく「体を動かすように」操縦することが出来る。
 
コクピット内部は全天モニターのように描写されているが、実際には通信用の画面以外は何も映らないただの壁に過ぎない。マキナの眼に映ったものがファクターの視界に投影されているため、そのように描写されるのである(ただし、ディスィーブは後述のように複座式に改修されているため、シズナ用にモニターを設置されている)。これらの点から、マキナは「ロボット」というより「強化スーツ」のようなものと考えた方がいい(この辺りは、「操縦のために特定の因子を必要とし」「一体化する感覚で操縦できる」[[ファフナー]]に似ている)。原作漫画版のラインバレルはこの点がさらに顕著で、詳しくは同機の項に譲るが、ファクター自身が電脳の役割を果たしているため、「ファクターのもう一つの肉体」と言うべき立ち位置にある。そのため、思考がノータイムで機体の行動に反映され、「体を動かす延長の感覚」ではなく「体を動かすように」操縦することが出来る。
  
また、「転送」と呼ばれる空間跳躍の機能を持つ。レイチェル曰く、「ファクターの存在する座標を自分の未来位置と仮定して行われる一種のタイムトラベル」だが、これはファクターにとんでもない負担をかけるため、前述の原則により、ファクターが搭乗していない時にファクターの元に現れる時にしか行われない。マキナとファクターの間をつなぐ特殊なフィールドが存在し、これを伝うことで転送が行われる。この「転送フィールド」同士が接触すると、一種のパラドックスを起こしてマキナごと対消滅してしまう。また、ラインバレルのみの固有能力として、この「転送」をファクター搭乗時に連続で行う「オーバーライド」が存在する。
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また、「転送」と呼ばれる空間跳躍によって瞬時にファクターの下へ現れることが可能である。レイチェル曰く、「ファクターの存在する座標を自分の未来位置と仮定して行われる一種のタイムトラベル」だが、これはファクターにとんでもない負担をかけるため、前述の原則により無人でなければ行えない。マキナとファクターの間をつなぐ特殊なフィールドが存在し、これを伝うことで転送が行われる。この「転送フィールド」同士が接触すると、一種のパラドックスを起こしてマキナごと対消滅してしまう。また、ラインバレルのみの固有能力として、この「転送」をファクター搭乗時に連続で行う「オーバーライド」が存在する。
  
 
基本的に全機体が単座(ディスィーブは後付けで複座に改修されている)。
 
基本的に全機体が単座(ディスィーブは後付けで複座に改修されている)。
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この世界構築の直前、マキナ達は人類再生の準備として、絶滅後の早期から可能な限りの遺体を回収、使用できる細胞を掛け合わせて人種・性別・年齢さまざまな人間をクローニングで「作成」。これは広義の意味でのファクターに該当する。この作業に使われた施設は、広大な空間に途轍もなく巨大な柱ユニットが無数立ち並び、そこに人間の体を作成するポッドが膨大な数取り付けられている、というもの。
 
この世界構築の直前、マキナ達は人類再生の準備として、絶滅後の早期から可能な限りの遺体を回収、使用できる細胞を掛け合わせて人種・性別・年齢さまざまな人間をクローニングで「作成」。これは広義の意味でのファクターに該当する。この作業に使われた施設は、広大な空間に途轍もなく巨大な柱ユニットが無数立ち並び、そこに人間の体を作成するポッドが膨大な数取り付けられている、というもの。
  
計画に先立ち、マキナ達は人類絶滅を回避するため、計画のブレインとなるシミュレーターマキナを完成させていた。このマキナはどうすれば人類の絶滅を回避できるか、それを確かめるべく紀元からあらゆるパターンを模索。結果、西暦1871年から「やり直す」のが最適だと判断。自らの内部に[[仮想世界]]を構築し、'''実際に自我・意志・記憶を持つ人間のデータを構築、1871年の段階でそのデータを、現実で作成されたファクターたちにインストールした'''。このため、新たな人類達は最初から意志や記憶を当たり前のように持ち、自らの知る歴史が現実に存在すると疑わなかった(いわゆる「'''世界5分前仮説'''」と同じ状況である)。
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計画に先立ち、マキナ達は人類絶滅を回避するため、計画のブレインとなるシミュレーターマキナを完成させていた。このマキナはどうすれば人類の絶滅を回避できるか、それを確かめるべく紀元からあらゆるパターンを模索。結果、西暦1871年から「やり直す」のが最適だと判断。自らの内部に仮想世界を構築し、'''実際に自我・意志・記憶を持つ人間のデータを構築、1871年の段階でそのデータを、現実で作成されたファクターたちにインストールした'''。このため、新たな人類達は最初から意志や記憶を当たり前のように持ち、自らの知る歴史が現実に存在すると疑わなかった(いわゆる「'''世界5分前仮説'''」と同じ状況である)。
  
 
かくして人類滅亡回避の計画はスタートしたが、これは宇宙に脱出していたシャングリラと、そのファクターとなった加藤久嵩が地球に帰還したことで初期段階でいきなりつまずいた。クローン施設を見た久嵩は世界再生の事実に気づき、自らも人類の絶滅を回避しようと行動を開始。持ち出していた天児の細胞サンプルからクローンを作成した。これが「推進派」である。これを受けたマキナ達はイレギュラーたる久嵩&シャングリラを加えた上でシミュレートを行ったが、その結果最悪の結末を見たシミュレーターマキナはヒトマキナと化してしまった。これが[[ジュダ]]である。
 
かくして人類滅亡回避の計画はスタートしたが、これは宇宙に脱出していたシャングリラと、そのファクターとなった加藤久嵩が地球に帰還したことで初期段階でいきなりつまずいた。クローン施設を見た久嵩は世界再生の事実に気づき、自らも人類の絶滅を回避しようと行動を開始。持ち出していた天児の細胞サンプルからクローンを作成した。これが「推進派」である。これを受けたマキナ達はイレギュラーたる久嵩&シャングリラを加えた上でシミュレートを行ったが、その結果最悪の結末を見たシミュレーターマキナはヒトマキナと化してしまった。これが[[ジュダ]]である。
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最終的に真のファクターとなった浩一により、その結論が「人間が理解できない」事に対する恐怖から来るものだと看破されたデウスはラインバレルに破壊され敗北。人類絶滅を防ぐのに必要なのは「正義の味方」であり、それを誕生させるための「仮想敵」としてマキナが必要だったのだと理解する事となった。
 
最終的に真のファクターとなった浩一により、その結論が「人間が理解できない」事に対する恐怖から来るものだと看破されたデウスはラインバレルに破壊され敗北。人類絶滅を防ぐのに必要なのは「正義の味方」であり、それを誕生させるための「仮想敵」としてマキナが必要だったのだと理解する事となった。
  
== SRWに登場した機体 ==
+
== 該当機体 ==
 
マキナは基本的に機体ごとに家紋のような「意匠」を持つ。
 
マキナは基本的に機体ごとに家紋のような「意匠」を持つ。
  
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:;原作漫画版
 
:;原作漫画版
 
::
 
::
::;[[ラインバレル・オーバーライド]]
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::;プロトタイプ・ラインバレル
:::絵美が搭乗した際の形態。
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:::ラインバレルの完成当初の姿。角はなく、機体色も黒。オーバーライドはこの時点で既に実装されていた。
 
::;[[ラインバレル・アマガツ]]
 
::;[[ラインバレル・アマガツ]]
 
:::ラインバレルの本当の姿。ファクターは[[城崎天児]]。
 
:::ラインバレルの本当の姿。ファクターは[[城崎天児]]。
 +
::;ラインバレル・オーバーロード
 +
:::浩一が真のファクターとなったことで真の姿が変化した状態。全身が真っ赤に染まり、mode-Cを思わせる姿となっている。
 
:;アニメ版
 
:;アニメ版
 
::
 
::
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;[[ペインキラー]]
 
;[[ペインキラー]]
 
:拠点防衛能力(原作では拠点強襲能力)に特化した支援型。ファクターは[[九条美海]]。
 
:拠点防衛能力(原作では拠点強襲能力)に特化した支援型。ファクターは[[九条美海]]。
:原作漫画版では支援機を持ち、合体機構を備える。
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:原作漫画版では支援機を持ち、合体機構を備える。原作漫画版では最終的に電脳を破壊され機能停止。
:;[[ペインキラー有機統一体]]
 
::支援機と合体した形態。
 
 
;[[ディスィーブ]]
 
;[[ディスィーブ]]
 
:後付けではあるが唯一の複座機にして非戦闘型、そして非人型という異色の機体。ファクターは[[遠藤イズナ]]。
 
:後付けではあるが唯一の複座機にして非戦闘型、そして非人型という異色の機体。ファクターは[[遠藤イズナ]]。
:原作漫画版では後に死を認識してしまい、ヒトマキナ化して暴走を起こす。
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:原作漫画版では後に死を認識してしまい、ヒトマキナ化して暴走を起こす。最終的には合体状態のペインキラーに電脳を噛み砕かれ、機能停止した。
 
;[[アパレシオン]]
 
;[[アパレシオン]]
 
:電磁迷彩による隠密行動に特化した偵察型。高度な狙撃能力は後から与えられたもの。ファクターは[[矢島英明]]。
 
:電磁迷彩による隠密行動に特化した偵察型。高度な狙撃能力は後から与えられたもの。ファクターは[[矢島英明]]。
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:迎撃能力を高めた防衛型。ファクターは[[中島宗美]]。
 
:迎撃能力を高めた防衛型。ファクターは[[中島宗美]]。
 
;[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]
 
;[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]
:[[加藤機関]]の移動基地である超弩級戦艦。ファクターは[[加藤久嵩]]。もちろん[[ヤマト|第三艦橋]]も完備。
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:[[加藤機関]]の移動基地である超弩級戦艦。ファクターは[[加藤久嵩]]。もちろん第三艦橋も完備。
  
 
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
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:[[JUDA]]本社の中枢であり、七支刀を武器とした接近戦を行う。ファクターは[[石神邦生]]。
 
:[[JUDA]]本社の中枢であり、七支刀を武器とした接近戦を行う。ファクターは[[石神邦生]]。
 
:ただのマキナではなく「ヒトマキナ」の一人。邂逅時に名乗った名前は正確には「ユダ」であり、「ヒトマキナの裏切り者」という意味。
 
:ただのマキナではなく「ヒトマキナ」の一人。邂逅時に名乗った名前は正確には「ユダ」であり、「ヒトマキナの裏切り者」という意味。
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:「人類を救うための方法」とその実行プロセスを石神に伝え、最期は転送フィールドでヒトマキナに特攻をかけて消滅した。
 
;[[ロストバレル]]
 
;[[ロストバレル]]
 
:シャングリラ内部に死蔵されていた11体目にして「最後のマキナ」。最も初期に作られた最初の大型マキナであり、ラインバレルやヴァーダント、果てはヒトマキナまでも含めた全てのマキナの原型。ファクターは[[沢渡拓郎]]。ビームの刀を武器に戦う。
 
:シャングリラ内部に死蔵されていた11体目にして「最後のマキナ」。最も初期に作られた最初の大型マキナであり、ラインバレルやヴァーダント、果てはヒトマキナまでも含めた全てのマキナの原型。ファクターは[[沢渡拓郎]]。ビームの刀を武器に戦う。
 +
:ヒトマキナへの反攻作戦の最中、ツクヨミを破壊すべく出現。だが、絵美の危機を感知して転送で現れたラインバレルに阻まれ失敗している。
 
;[[新型迅雷]]
 
;[[新型迅雷]]
:迅雷の改良型。一時浩一も搭乗した。電脳もナノマシンも持たず、何故これが「マキナ」に分類されるのかは不明。
+
:迅雷の改良型。一時浩一も搭乗した。電脳もDソイルも持たず、何故これが「マキナ」に分類されるのかは不明。
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;武者型マキナ
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:量産型プロトタイプ・ラインバレルの系列機と思しき機体。
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;ディスィーブII
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:細い体に巨大すぎるサーベルかボートのような下半身を持ったマキナ。天児が浩一に見せたマキナ同士の殺し合いにおいて有線式ナーブクラックで味方機への支援、或いは敵の支配を行っていたらしき姿が見られる。
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:作中で名称は明言されていなかったが、チャンピオンRED本誌掲載時の月報コーナー『鉄の城』にて明かされた。
 
;[[ディスィーブV]]
 
;[[ディスィーブV]]
 
:桐山重工が建造した可変機で、その名に反してディスィーブやプリテンダーの後継機ではなくむしろ迅雷のバリエーション機に分類される。
 
:桐山重工が建造した可変機で、その名に反してディスィーブやプリテンダーの後継機ではなくむしろ迅雷のバリエーション機に分類される。
 
:破壊されたディスィーブのバックアップデータを流用移植されており、有線と無線の両方のナーブクラックの他、強力なビームキャノンを二門装備。直接戦闘でも強力な機体に仕上がっている。
 
:破壊されたディスィーブのバックアップデータを流用移植されており、有線と無線の両方のナーブクラックの他、強力なビームキャノンを二門装備。直接戦闘でも強力な機体に仕上がっている。
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;戦闘機型マキナ
 +
:ステルス戦闘機のような姿をしたマキナ。機体下部に長距離レールガンを装備している。
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;砲戦型マキナ
 +
:一昔前のロボットのような姿をしたマキナ。マシンキャノンの両腕を持つ。
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;猿人型マキナ
 +
:人間のような姿をしたマキナ。ファクターを求め人の死体をコクピットに詰め込んでいたが、ファクターとなった天児とプロトタイプに蹴散らされた。
 +
:回収されている人の死体は後にヒトマキナの手によって「新たな人類」の材料として再利用されている。
  
 
==== ヒトマキナ ====
 
==== ヒトマキナ ====
 +
;エイヴラハム・リンカーン(お爺ちゃん)
 +
:ヒトマキナの長の一人で、最新鋭のマキナ。かつて実在したアメリカ大統領、リンカーンその人の姿をしている。真来梓に対し、「人間を救うにはどうすればいいか、人間を見て考えなさい」と言いつけている。
 +
:特使としてアメリカ大統領との会談に来たが、真の目的はロストバレルのファクターとなった沢渡との接触であった。
 +
:加藤の話では、アメリカ大統領と会談したさい、「人類のリセット」を宣告したらしいが……?
 +
:戦闘用の外骨格を持ち、戦闘力は「真のファクター」となった浩一の乗るラインバレルをしのぐ。浩一にヒトマキナの計画とそれを成そうとしている「強硬派」の存在を明かした後、形は違えどマキナを持った人とヒトマキナの戦いを止めた(「メテオ」での帰還時)彼に後を託して自らラインバレルに撃たれ、消滅した。
 +
:外骨格なしでの単独オーバーライド能力を持つ。
 +
:;レイル・スプリッター
 +
::リンカーンのマキナ。脚部を持たず、周囲を煙のように漂うナノマシンを唯一の兵装としている(背中のトゲ状のパーツでコントロールしている)。しかし、そのナノマシンこそが最強の武器にして盾であり、近づくものは片っ端から分解される。
 +
::巻末の設定資料にて倒す術はないと語られた、おそらくは目下最強のマキナ。
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::本機が遺したナノマシンから加藤は転送フィールドを阻害するナノマシンを生み出しており、デウス・エクス・マキナ対策に使用している(ただしこれはラインバレル並びにヴァーダントにも干渉している)。
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:
 
;[[大場真来梓]]
 
;[[大場真来梓]]
 
:哨戒偵察型ヒトマキナの一体で、青い髪を持った少女型。1999年の大晦日から地球に派遣されていた。
 
:哨戒偵察型ヒトマキナの一体で、青い髪を持った少女型。1999年の大晦日から地球に派遣されていた。
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:「お爺ちゃん」の言いつけに従い、人類を救うために人間の観察を続けており、ヒトマキナの侵攻に際して「正義の味方」として戦う事を決意。その後は加藤機関との同調を拒みつつ(ちなみにテレビの情報を真に受けて彼らを悪者だと思っていた)独自に戦っていたが、通信で目にした森次に一目惚れしてあっさり方針転換、機関についてしまった。
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:その後、とあるトラブルに巻き込まれた際に降谷に好意を抱くも、太っている彼を好きだと認められず、しばし悩む事になる。ニューヨーク解放戦で終焉に特攻をかけて消息不明となったが、実はミサイルごと月面に到達しており、ヒトマキナの主要電脳の在り処を探していた。
 +
:月面決戦後はヒトマキナ最期の個体となっている他、旧加藤機関メンバーと行動を共にしている場面が存在している。
 
:;[[ラヴバレル]]
 
:;[[ラヴバレル]]
 
::真来梓が戦闘に使用する改造ヒトマキナ。ただし電脳は真来梓自身であるため、ラヴバレル自体は意志を持たず、呼び出しても転送されてこない。
 
::真来梓が戦闘に使用する改造ヒトマキナ。ただし電脳は真来梓自身であるため、ラヴバレル自体は意志を持たず、呼び出しても転送されてこない。
 
::名前に「バレル」とついているが、天児の設計した「バレルシリーズ」の模倣とも言える存在であり、正確にシリーズに属する機体ではない。
 
::名前に「バレル」とついているが、天児の設計した「バレルシリーズ」の模倣とも言える存在であり、正確にシリーズに属する機体ではない。
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::ちなみにスペルは「Rovebarrel」で、Roveは「彷徨う」という意味。「ハグレバレル」とでも言うべきだろうか。
 
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;[[ヒトマキナ丙型]]
 
;[[ヒトマキナ丙型]]
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;[[デウスエクスマキナ]]
 
;[[デウスエクスマキナ]]
 
:ヒトマキナの「主」にして「強硬派」の首魁。通常のマキナに対するファクターに相当する存在であり、明確な個我と心を持つ。
 
:ヒトマキナの「主」にして「強硬派」の首魁。通常のマキナに対するファクターに相当する存在であり、明確な個我と心を持つ。
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;空母型ヒトマキナ
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:ニューヨーク解放作戦で現れた戦艦型。巨大な胴部に転送フィールドの発生装置を持ち、侵攻部隊の母艦として行動する。
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:ハインド、ラヴバレル、ヴァーダントの攻撃を受け転送装置を破壊されつつも、沢渡言う所の「世界の終焉」たるヒトマキナを転送しようとしたが、突然現れたラインバレルの圧縮転送フィールドで顔面部をえぐり取られ、爆散した。
 
;[[終焉|「世界の終焉」]]
 
;[[終焉|「世界の終焉」]]
 
:空母型が転送しようとした超巨大ヒトマキナ。沢渡が「世界の終焉」と形容したところを見ると、恐らく「人類のリセット」を担う存在であろうと思われる。
 
:空母型が転送しようとした超巨大ヒトマキナ。沢渡が「世界の終焉」と形容したところを見ると、恐らく「人類のリセット」を担う存在であろうと思われる。
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:ニューヨーク解放戦の最中に開かれた転送フィールドから現れようとしていたが、帰還したラインバレルの攻撃で空母型が爆散したためフィールドが消滅、抜け出ていた頭部と指だけが置き去りにされて機能を停止した。
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;蛇型ヒトマキナ
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:月面決戦で投入された機体。模様も皺も一切ないのっぺらぼうの長い身体にヒトの顔と手足がついているという異形の姿をしている。
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;華型ヒトマキナ
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:月面決戦でデウスが用意していた切り札。転送システムを応用したステルスを行使していた。デウス、リンカーン、真来梓以外のヒトマキナの電脳はここに存在する。
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:大火力の対空砲とヒトマキナ部隊の総攻撃でシャングリラを轟沈寸前まで追い詰めたが、内部に乗り込んだロストバレルにより電脳を破壊され爆散した。
  
 
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
 +
;アダマント
 +
:ゲーム版に登場したオリジナルキャラ。セントラルの最終防衛ラインとして2機配置された。
 
;[[セントラル]]
 
;[[セントラル]]
 
:統一意志セントラルの最終兵器。ネイキッドと融合した。
 
:統一意志セントラルの最終兵器。ネイキッドと融合した。
 
:ちなみに「セントラル」はスパロボでの名前で、設定名称は不明。
 
:ちなみに「セントラル」はスパロボでの名前で、設定名称は不明。
 +
;ラインバレル・エコー
 +
:アニメ後日談「鉄の影」に登場した「ラインバレルの影」。
 +
:ファイナルフェイズの際に亜空間に焼き付けられたラインバレルのシルエットがスフィアを通じて実体化した存在で、「マキナ殺し」の存在意義に従って暴走している。
 +
:復活を遂げた本物のラインバレルに全て蹴散らされた。
 
;[[デウスエクスマキナ|マキナ]]
 
;[[デウスエクスマキナ|マキナ]]
 
:『鋼鉄の華』の主役機で、ラインバレルのデザイン原型。意匠は右一つ巴、搭乗者(ファクターではない)は浩一と絵美。マキナの基本デザインはこの時点で完成していた。
 
:『鋼鉄の華』の主役機で、ラインバレルのデザイン原型。意匠は右一つ巴、搭乗者(ファクターではない)は浩一と絵美。マキナの基本デザインはこの時点で完成していた。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*漫画『鉄のラインバレル』の原型である読切作品『鋼鉄の華』の主役機の名称にもマキナが使用されている。
+
[[スーパーロボット大戦UX]]の世界観においては、「[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]」の[[三璃紗]]の住人たちはヒトマキナを源流とする知的生命体ということになっている。なおこのクロスオーバーは、'''SDガンダム側の原作設定に非常に近い'''ものである。詳しくは[[SDガンダムシリーズ]]の項目を参照。
*[[スーパーロボット大戦UX]]の世界観においては、「[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors]]」の[[三璃紗]]の住人たちはヒトマキナを源流とする知的生命体ということになっている。なおこのクロスオーバーは、'''SDガンダム側の原作設定に非常に近い'''ものである。詳しくは[[SDガンダムシリーズ]]の項目を参照。
 
  
 
{{DEFAULTSORT:まきな}}
 
{{DEFAULTSORT:まきな}}
 
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:戦略・戦術兵器]]
 
[[Category:鉄のラインバレル]]
 
[[Category:鉄のラインバレル]]

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