「バアル」を編集中
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− | + | == バアル(Baal) == | |
− | + | [[Zシリーズ]]における概念で、初出は『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]』の第32話『あばよ、ダチ公…』冒頭における螺旋王[[ロージェノム]]とその側近[[グアーム]]の会話シーン。一言で言うならば「'''人類の敵'''」の総称であり、[[インベーダー]]、[[アンチスパイラル]]等の銀河規模(或いは[[平行世界]]レベル)で活動する勢力がそれに該当する。 | |
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[[黒の英知]]が示す「Zシリーズの生命体の未来に待つ根源的な災厄」と密接に関係しており、彼らが動き出すことがその災厄の前触れだといわれる。 | [[黒の英知]]が示す「Zシリーズの生命体の未来に待つ根源的な災厄」と密接に関係しており、彼らが動き出すことがその災厄の前触れだといわれる。 | ||
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[[トライア・スコート]]博士は「コミュニケーション不能、もしくはやっても無駄の破壊の化身」と称しており、有機的な外見をした巨大な怪物めいた姿をしたものが多く、こちらの呼びかけ、説得などには一切応じず圧倒的な物量(数百万クラスなど序の口以下で、無量大数以上の大群の場合もある)とその一体一体が地球の機動兵器、技術をやすやすと打ち破る戦闘力でもって人類に襲い掛かってくる。 | [[トライア・スコート]]博士は「コミュニケーション不能、もしくはやっても無駄の破壊の化身」と称しており、有機的な外見をした巨大な怪物めいた姿をしたものが多く、こちらの呼びかけ、説得などには一切応じず圧倒的な物量(数百万クラスなど序の口以下で、無量大数以上の大群の場合もある)とその一体一体が地球の機動兵器、技術をやすやすと打ち破る戦闘力でもって人類に襲い掛かってくる。 | ||
− | バアルとの戦いの歴史は古く、いつとも知れぬ過去から多元世界全てを舞台に戦いが繰り広げられてきた。これは『第2次Z』のみならず、無印『Z』の世界でも(さらにスパロボ恒例の[[平行世界]]論を持ち出せば、それこそ[[旧シリーズ]]や[[αシリーズ]]、携帯機作品や『スクランブルコマンダー』ですら可能性がある)同様だったらしい。『第2次Z再世篇』においては、[[ズール皇帝|ズール]]や[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]、[[Dr.ヘル]]など、[[黒の英知]]に触れた者達がそれぞれの方法で対応を取ろうとしていた。 | + | バアルとの戦いの歴史は古く、いつとも知れぬ過去から多元世界全てを舞台に戦いが繰り広げられてきた。これは『第2次Z』のみならず、無印『Z』の世界でも(さらにスパロボ恒例の[[平行世界]]論を持ち出せば、それこそ[[旧シリーズ]]や[[αシリーズ]]、携帯機作品や『スクランブルコマンダー』ですら可能性がある)同様だったらしい。『第2次Z再世篇』においては、[[ズール皇帝|ズール]]や[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]、[[Dr.ヘル]]など、[[黒の英知]]に触れた者達がそれぞれの方法で対応を取ろうとしていた。<br/> |
また、バアルと戦っていたのは所謂「呪われし放浪者」及びそれに類する存在(共通して言えるのは、次元を飛び越える力を自在に行使できるという点)であるらしい。 | また、バアルと戦っていたのは所謂「呪われし放浪者」及びそれに類する存在(共通して言えるのは、次元を飛び越える力を自在に行使できるという点)であるらしい。 | ||
− | なお、Zシリーズに登場したバアルとされた者達は原作中で「はるか昔は人類と同種族であった」あるいは「生命の起源は同じものだった」ことが語られた、あるいは示唆され、[[ゲッター線]]、[[螺旋力]] | + | なお、Zシリーズに登場したバアルとされた者達は原作中で「はるか昔は人類と同種族であった」あるいは「生命の起源は同じものだった」ことが語られた、あるいは示唆され、[[ゲッター線]]、[[螺旋力]]といった「進化」あるいは「シンカ」に密接な関係のある存在という共通点がある。天獄篇において、「消滅しようとする力」が生み出した怪物か[[御使い]]にバアルであると強制的に認定されたものに分類されていることが判明した。 |
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== バアルの種類 == | == バアルの種類 == | ||
;[[インベーダー]] | ;[[インベーダー]] | ||
− | : | + | :「飢える破壊魔」と呼ばれている。シリーズ中で初めてバアルだと明言された存在。今作でバアルと呼称されるインベーダーは石川賢テイストに染まっている印象を受ける。理の異なる世界から流入してきた太虚の因子を取り込んだのが、自軍と戦うインベーダー。ゲッター艦隊の戦う敵は'''『虚無戦記』の世界に存在している可能性がほぼ確定しており、'''艦隊の戦う敵がこちらに侵入してきた場合、消滅しようとする力云々は関係なしに'''一瞬で宇宙が終わるので間接的にゲッター艦隊は御使いの命を助けていることになる。''' |
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;[[宇宙怪獣]] | ;[[宇宙怪獣]] | ||
− | :「果て無き破壊の化身」と呼ばれている。[[新世時空震動]] | + | :「果て無き破壊の化身」と呼ばれている。[[新世時空震動]]以降に出現した。原作では一億単位の宇宙怪獣ですらも、バアルの一部である。今作のインベーダーの基を考えれば、まだマシな方だったりする。 |
;[[アンチスパイラル]] | ;[[アンチスパイラル]] | ||
− | :宇宙の滅亡を防ぐために、自らの存在を変えた元螺旋族。[[不動ZEN|不動]] | + | :宇宙の滅亡を防ぐために、自らの存在を変えた元螺旋族。[[不動ZEN|不動]]からは「悲しき宇宙の守護者」と呼ばれていた。人類のために人類の敵になった存在。シモンとの戦いで、この宇宙を必ず守るようにと意思を託す。 |
;[[御使い]] | ;[[御使い]] | ||
:上位存在の傲慢さと独善を以って、宇宙の命を片っ端から「悪しき命」と断じて消滅させている。このために「消滅しようとする力」が強まり崩壊が近づいているため、彼らこそが真のバアルにして、宇宙のために消滅せねばならない存在と言える。本人達はその行いが正しいと信じ切っていた極限の傲慢さ故に'''いつの間にかバアルと同じ行動を取っていた事に気付いてすらいなかった。''' | :上位存在の傲慢さと独善を以って、宇宙の命を片っ端から「悪しき命」と断じて消滅させている。このために「消滅しようとする力」が強まり崩壊が近づいているため、彼らこそが真のバアルにして、宇宙のために消滅せねばならない存在と言える。本人達はその行いが正しいと信じ切っていた極限の傲慢さ故に'''いつの間にかバアルと同じ行動を取っていた事に気付いてすらいなかった。''' | ||
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:「轟く金属」と呼ばれており、似た習性を持つバジュラとは共生関係にある。あまりにも他の生物と違い過ぎる上に浸食能力等の危険度の高さからほとんどバアル扱いされていたが、実際はそのバアルに母星を滅ぼされた宇宙の漂流者である。 | :「轟く金属」と呼ばれており、似た習性を持つバジュラとは共生関係にある。あまりにも他の生物と違い過ぎる上に浸食能力等の危険度の高さからほとんどバアル扱いされていたが、実際はそのバアルに母星を滅ぼされた宇宙の漂流者である。 | ||
;[[ヒディアーズ]] | ;[[ヒディアーズ]] | ||
− | :[[人類銀河同盟]] | + | :[[人類銀河同盟]]と交戦状態にある生物。当初は誰もがバアルと考えていたが、その正体は過酷な環境に適応する為に肉体を改造した人間達の馴れの果てであった。既に人間としての理性は無く、ただひたすらに同盟との戦いを続けている。 |
== 関連人物 == | == 関連人物 == | ||
− | ;[[ | + | ;[[次元将]]<br />[[アポロニアス]]達天翅族<br />[[ゼウス神]]<br />[[ミケーネ帝国]]の神々<br />[[ロージェノム]] |
− | : | + | :かつてはここの項目の者たちと肩を並べてバアルに対抗したものの奮戦むなしく敗れた事が語られている。最も、人間に対する考え方に相違がある者達もいるため、協調しあって戦ったのかは疑問が残る。 |
− | ;[[ゲッターロボ]] | + | ;[[ゲッターロボ]]軍団([[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]) |
− | : | + | :多元宇宙を股に掛けた戦いで、バアルに挑むも、敗北を喫している。ただしゲッター軍団はその際に別の世界の戦いにシフトしたようで、「全く別の」化物と戦っている様子。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
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[[Category:Zシリーズ]] | [[Category:Zシリーズ]] |