「トップをねらえ!」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
42行目: 42行目:
 
『'''トップをねらえ!'''』はガイナックス制作の[[OVA]]作品。
 
『'''トップをねらえ!'''』はガイナックス制作の[[OVA]]作品。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ガイナックスが初めて制作したOVA作品で、庵野秀明氏の初監督作品でもある<ref>厳密な初監督作は日本テレネット作のアクションゲーム「夢幻戦士ヴァリス」のファミコン版発売時に制作されたプロモーション用短篇アニメである。</ref>。人類の未来を脅かす[[宇宙怪獣]]と戦う[[マシーン兵器]]のパイロット候補生に選ばれた少女たちの涙と成長を描く。
+
ガイナックスが初めて制作したOVA作品で、庵野秀明氏の初監督作品でもある。人類の未来を脅かす[[宇宙怪獣]]と戦う[[マシーン兵器]]のパイロット候補生に選ばれた少年少女たちの涙と成長を描く。
  
 
内容は「トップ・ガン」と「エースをねらえ!」を下敷きにした軍隊青春群像+スポ根美少女アニメ。作品全般に渡っての様々な邦画・洋画・アニメ・特撮作品のオマージュやパロディから成り立っており、脚本家の山賀博之氏も「全編ギャグアニメのつもりで作った」と回顧しているが、一方では相対性理論をきっちりと生かして感動的なストーリーに仕上げた本格SFでもあり、単なるパロディ作品に終わらない見ごたえある作品となっている。本作で培われたノウハウはスタッフをほぼ同じくする『[[ふしぎの海のナディア]]』『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』へと受け継がれていく。
 
内容は「トップ・ガン」と「エースをねらえ!」を下敷きにした軍隊青春群像+スポ根美少女アニメ。作品全般に渡っての様々な邦画・洋画・アニメ・特撮作品のオマージュやパロディから成り立っており、脚本家の山賀博之氏も「全編ギャグアニメのつもりで作った」と回顧しているが、一方では相対性理論をきっちりと生かして感動的なストーリーに仕上げた本格SFでもあり、単なるパロディ作品に終わらない見ごたえある作品となっている。本作で培われたノウハウはスタッフをほぼ同じくする『[[ふしぎの海のナディア]]』『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』へと受け継がれていく。
 +
 +
設定面においては、非実在あるいは実在する科学用語などSFベースに虚実を織り交ぜて作り込まれており、アニメ本編後のミニコーナー「科学講座」ではデフォルメキャラクターが作品用語を解説するが、すべて鵜呑みにすると痛い思いをする。
  
 
1990年度の第21回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。
 
1990年度の第21回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。
131行目: 133行目:
 
== 登場用語 ==
 
== 登場用語 ==
 
;[[マシーン兵器]]
 
;[[マシーン兵器]]
:
 
;[[バスターマシン]]
 
 
:
 
:
 
;[[ブラックホール爆弾]]
 
;[[ブラックホール爆弾]]
154行目: 154行目:
 
;[[銀河中心殴り込み艦隊]]
 
;[[銀河中心殴り込み艦隊]]
 
:カルネアデス計画のため編成された部隊。
 
:カルネアデス計画のため編成された部隊。
;トップをねらえ!科学講座
 
:アニメ本編後のミニコーナーで、デフォルメされて三等身になったノリコとカズミ、コーチの三人が作品用語を解説する。
 
:なお、本作の設定は非実在あるいは実在する科学用語などSFベースに虚実を織り交ぜて作り込まれているが、[[エーテル]]理論などあからさまに現代科学に反したものも含まれておりすべて鵜呑みにすると痛い思いをする。
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』のボーナスシナリオ「呪いのスーパーデフォルメ」ではこの時のデフォルメ状態のノリコとカズミが登場した。
 
  
 
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
163行目: 159行目:
 
:
 
:
 
:;「アクティブ・ハート」
 
:;「アクティブ・ハート」
::作詞 - 森浩美 / 作曲 - 西木栄二 / 編曲 - 船山基紀 / 歌 - 酒井法子
+
::作詞:森浩美 / 作曲:西木栄二 / 編曲:船山基紀 / 歌:酒井法子
 
:
 
:
 
;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
 
:
 
:
 
:;「トライ Again」
 
:;「トライ Again」
::作詞 - 小倉めぐみ / 作曲 - 西木栄二 / 編曲 - 船山基紀 / 歌 - 酒井法子
+
::作詞:小倉めぐみ / 作曲:西木栄二 / 編曲:船山基紀 / 歌:酒井法子
 
:
 
:
 
;挿入歌
 
;挿入歌
 
:
 
:
 
:;「トップをねらえ! ~FLY HIGH~」
 
:;「トップをねらえ! ~FLY HIGH~」
::作詞 - 松宮恭子 / 作曲・編曲 - 田中公平 / 歌 - 日高のり子・佐久間レイ
+
::作詞:松宮恭子 / 作曲・編曲:田中公平 / 歌:日高のり子・佐久間レイ
::[[ガンバスター]]合体シーンで流れる。『F完結編』『α』『第3次α』『第3次Z』『T』で採用。『T』限定版では原曲を収録。SRWでは基本戦闘BGMとして扱われている。
+
::[[ガンバスター]]合体シーンで流れる。『F完結編』『α』『第3次α』『第3次Z』『T』で採用。『T』限定版では原曲を収録。
 
::ちなみに「トップをねらえ!~Fly Away~」という全く別の曲も存在する他、タシロと副長が唄うバージョンも存在する。
 
::ちなみに「トップをねらえ!~Fly Away~」という全く別の曲も存在する他、タシロと副長が唄うバージョンも存在する。
 
:
 
:
180行目: 176行目:
 
:
 
:
 
:;「作戦開始」
 
:;「作戦開始」
::『α』で採用。ガンバスター以外の戦闘曲。
+
::『α』で採用。
 
:;「ガンバスター」
 
:;「ガンバスター」
::ガンバスター発登場時のBGM。
+
::『α』『第3次Z』で採用。
::『α』『第3次Z』で採用。イベントで流れる。『F完結編』では採用されてないが、ガンバスター発進のデモムービー内で流れている。
+
:;「全艦発進せよ(M30)」
::『第3次Z天獄篇』では本曲のリメイクである『[[トップをねらえ2!]]』の「バスターマシン・マーチ」の代わりとしても用いられている。
 
:;「危機(M17)」
 
::『α』『第3次α』で採用。主に[[宇宙怪獣]]の来襲時に流れる。
 
:;「全艦発進せよ(M30)」
 
 
::『第3次α』でシズラー黒や[[ヱルトリウム]]の戦闘BGMとして採用。
 
::『第3次α』でシズラー黒や[[ヱルトリウム]]の戦闘BGMとして採用。
 +
:;「危機(M17)」
 +
::『α』『第3次α』で採用。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
195行目: 189行目:
 
各種設定がロボットアニメとしてはインフレの極みにある程あらゆる意味で大きいため、スパロボファンの間では『[[伝説巨神イデオン]]』と並んで'''出るだけで全ての作品を呑み込んでしまう'''作品として一種の畏敬の念にも似た扱いをされている。
 
各種設定がロボットアニメとしてはインフレの極みにある程あらゆる意味で大きいため、スパロボファンの間では『[[伝説巨神イデオン]]』と並んで'''出るだけで全ての作品を呑み込んでしまう'''作品として一種の畏敬の念にも似た扱いをされている。
  
また、[[旧シリーズ]]の『F完結編』、[[αシリーズ]]の『第3次α』、[[Zシリーズ]]の『第3次Z』、VXT三部作の『T』と、王道シリーズ作品の完結作のすべてに参戦している、[[御三家]]以外の唯一の作品でもある。
+
=== 旧シリーズ ===
 
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
:初参戦作品。『F完結編』の予告にのみ登場。TVCMはガンバスターがバスタービームを出す所で終わる。
 
:初参戦作品。『F完結編』の予告にのみ登場。TVCMはガンバスターがバスタービームを出す所で終わる。
219行目: 211行目:
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
:初めてコンシューマーの単発スパロボに参戦。αシリーズ以来久々の原作再現がされたが最終話は再現されず、地球に迫る宇宙怪獣を殲滅しただけに留まっている。
+
:αシリーズ以来久々の原作再現がされたが最終話は再現されず、地球に迫る宇宙怪獣を殲滅しただけに留まっている。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
252行目: 244行目:
 
**他、設定やデザインなどに『ウルトラシリーズ』を始めとする特撮作品からのオマージュも多い。
 
**他、設定やデザインなどに『ウルトラシリーズ』を始めとする特撮作品からのオマージュも多い。
 
*2010年から2013年にかけて『ヤングエース』誌に漫画版が連載された。これの最終話では『NeXT GENERATION』『2!』の設定を折合する形で独自の後日談を描いている。
 
*2010年から2013年にかけて『ヤングエース』誌に漫画版が連載された。これの最終話では『NeXT GENERATION』『2!』の設定を折合する形で独自の後日談を描いている。
*本作の制作元であるガイナックスは、当初は劇場用アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の制作スタジオとして発足されたものであり、その公開をもって解散する予定であったが、『王立宇宙軍』の過大な制作費と興行的失敗によりスタジオは多額の負債を抱えその返済の為にアニメ制作の継続を余儀なくされ、2作目として本作が制作される事となった(なお、最終的に『王立宇宙軍』の負債は『[[新世紀エヴァンゲリオン|エヴァ]]』のヒットまで残り続ける事となる)。
+
*本作で音楽を担当した作曲家の[[スタッフ (登場作品)/音楽#た|田中公平]]氏は、この作品に携わった事を「'''過去に携わった仕事の中でも一番屈辱的だった'''」と回顧している。
**裏を返せば、『王立宇宙軍』がヒットしていれば本作も含めた[[ふしぎの海のナディア|以降の]][[新世紀エヴァンゲリオン|作品]]は世に出なかった可能性があったともいえる。
+
**理由については、監督の庵野秀明氏から1981年に公開されたイギリス映画「炎のランナー」、アントニン・ドヴォルザークの代表曲である交響曲第9番『新世界より』と似たような音楽を作るよう依頼されたためとしている。
*後年に制作された『エヴァンゲリオン』とは「地球を守る為に正体不明の怪獣と戦う」という基本プロットは共通するものの、『トップ』が[[宇宙怪獣|無限に増殖する敵]]と銀河系規模の大戦争を繰り広げるという比較的シンプルな構図であったのに対して、『エヴァ』は[[第3新東京市|閉じた世界]]での戦いと複雑な謎解きに終始した内容であり、あらゆる面で対照的な作品となっている。
+
**制作を依頼する作品の雰囲気を伝えるために参考例として既存作品を挙げることや、パロディを意識した作品作りを依頼するということ自体は創作界隈ではよくあることではあるが、楽曲制作においてオリジナリティを重視する田中氏にとってこれらの要求は受け入れがたいものであったのだろう。そうした経緯あってか、本作以降、田中氏は庵野氏の作品に参加していない。ただし、『[[ふしぎの海のナディア]]』は田中氏が音楽を担当する案もあった(田中氏が前年にNHKの別のアニメを担当していた為、結局実現には至っていない)<ref>https://ameblo.jp/kenokun/entry-10247543236.html</ref>。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
273行目: 265行目:
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
<amazon>B0006JHQA2</amazon><amazon>4048992473</amazon>
 
<amazon>B0006JHQA2</amazon><amazon>4048992473</amazon>
=== レンタルビデオ・動画配信 ===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考
 
|+ レンタルビデオ
 
|-
 
| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 TSUTAYA宅配レンタル] || [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0080333302 〇] ||
 
|-
 
| [http://www.dmm.com/rental/ DMM] || [https://www.dmm.com/rental/-/list/=/article=series/id=50123/ 〇] ||
 
|-
 
| [https://rental.geo-online.co.jp/ ゲオ宅配レンタル] || [https://rental.geo-online.co.jp/series-838.html 〇]||
 
|}
 
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考
 
|+ 動画配信
 
|-
 
| [https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/top.do?pT=0&sc_int=movie_dvd_header_vodtop TSUTAYA TV] || × ||
 
|-
 
| [http://www.dmm.com/rental/ DMM動画] || [https://www.dmm.com/digital/videomarket/anime/-/detail/=/title_id=177110/ 〇]||
 
|-
 
| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/titles/247/ 〇] ||
 
|-
 
| [http://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO!ストア] || [https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/177110 〇] ||
 
|-
 
| [http://taod.jp/ 東映アニメオンデマンド] || × ||
 
|-
 
| [http://video.unext.jp/ ユーネクスト] || ☓ ||
 
|-
 
| [http://www.videomarket.jp/ ビデオマーケット] || [https://www.videomarket.jp/title/177110 〇] ||
 
|-
 
| [http://fod.fujitv.co.jp/s/ フジテレビオンデマンド] || × ||
 
|-
 
|[https://www.amazon.co.jp/Amazon-Video/b/?ie=UTF8&node=2351649051&ref_=nav_cs_prime_video/ Amazonプライムビデオ]|| [https://www.amazon.co.jp/dp/B01L0JL6X4/ 〇] ||
 
|-
 
|[https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc dアニメストア]||☓ ||
 
|-
 
|[https://www.videx.jp/ ビデックス]|| × ||
 
|-
 
|[https://www.hulu.jp/ hulu]|| ×||
 
|}
 
 
<!-- <amazon></amazon> -->
 
<!-- <amazon></amazon> -->
  

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)