デモンペイン

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デモンペイン(DEMONPAIN)

デモンベインのコピーである破壊ロボ。全体的な造形はデモンベインそっくりだが色が黄金色である事と、顔が破壊ロボのままといった相違点もある。

アル・アジフの断片を魔力の供給源とし、それをエルザが中継することによって魔術回路を動作させている。

ベ(be)」ではなく「ペ(pe)」であるなど、ありとあらゆる点で清々しいほどの偽物ロボであるが断片に依存しない基本性能はデモンベインと同等、またエルザが魔導書の代替えとなっているため魔術戦闘能力もほぼ同等であり、さらにはティマイオス・クリティアスまでも再現し、アトランティス・ストライクも使用可能とウェストの超天才っぷりを表す機体でもある。正式な魔導書の補助もなしにここまでするとは驚嘆の一語に尽きるが、乗り手のテンションがあまりにも凄まじく置いてきぼりを喰らうせいか、この点は考えなければ気づかなかったりする。

「ペイン(pain)」は痛みを表す言葉であり、名前を訳すと「魔の痛み」となるため意味は通じる。というか、そのために本家の名前がこっちと間違えられがちなので注意が必要。

ちなみに、正確にはアルの断片(バルザイの偃月刀)を動力とし、エルザが断片からの魔力を中継しつつ操縦している。つまり、ウェストは乗っているだけだったりする。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦UX
初出演作品。第1部中盤のアメリカルートにて登場。原作では「バルザイの偃月刀」の断片をその場で回収して使用していたが、本作では「ニトクリスの鏡」の断片(原作ではこの時点で九郎たちが入手済み)を回収して使用しており、これを使ってデモンペインごとドクター・ウェストが大量発生するという抱腹絶倒な展開を見せる。ネタ担当と思われがちだが(この時点の)本家より遠距離攻撃能力が高く、甘く見ていると痛い目に会う。
ちなみにフェルトから「ニセデモンベイン」と言われたシーンがある。
本作の隠しユニットになるのではないかと目されていたが、残念ながら自軍で使う事は出来ない。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘
殴りつける。戦闘アニメはデモンベインそのまま。
我、埋葬にあたわず(Dig Me No Grave / ディグ・ミー・ノー・グレイブ)
右掌に搭載された術式魔砲。エルザが生身で使用するものに比べ、相応に破壊力が増加している。エルザ曰く「多目的性にこそ真価を発揮する」武器であり、拡散や追尾などの機能を持つが、スパロボでは拡散モードのみ。
地味にバリア貫通効果を持つため、射程と合わせ意外と厄介。特にこの時点のデモンベインだと袋叩きに遇いかねないので、そこだけは注意。
アトランティス・ストライク
デモンベインと同様の近接粉砕呪法。ゲーム版ではアトランティス・ストライクを打ち合ってデモンベインを損壊させた。
UXでこれを撃って来た場合、九郎が驚くイベントがある。また、炸裂時のエフェクトは本家よりド派手(実はPVで本家が使っていた方のエフェクトだったりする)。

特殊能力

移動タイプ

元が破壊ロボなので空は飛べない。

サイズ

L

機体BGM

「機神咆吼―交錯する刃金と刃金」

対決・名場面など

対デモンベイン

関連機体

破壊ロボ
原型機。
デモンベイン
原型機…というより本物。
スーパーウェスト無敵ロボ28號過渡期リファイン (Ver.Ka)
『機神飛翔デモンベイン』に登場する破壊ロボのバリエーションの一つ。デモンペイン同様デモンベインを模した形状をしている。
ただし手足だけ。ちなみに手に持っているハンマーは「吸血殲鬼ヴェドゴニア」で登場人物の一人が武器として使用していた物。
なお、Ver.Kaを名乗るだけの事はあり、劇中で見事な「カトキ立ち」を見せてくれる。

資料リンク

リンク