「スフィア」を編集中

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=== ステージ ===
 
=== ステージ ===
スフィアの覚醒段階を表す用語。全部で三段階あるが、三段階目は二つ存在する。
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スフィアの覚醒段階を表す用語。
  
 
ファースト・ステージではただの動力源であり、誰にでも使うことが出来る。
 
ファースト・ステージではただの動力源であり、誰にでも使うことが出来る。
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セカンド・ステージ以降は引き出した次元力による事象制御が可能となるが、このステージに至るにはスフィアの司る感情を精神の根幹に持つ、つまりはスフィアに適合した資質が必要となる。この資質を持ち、かつセカンド・ステージへ到達して初めてリアクターとなる。ただし、同時にリアクターはスフィアの属性に応じた反作用を受けることになるため、大半がここで脱落・死亡する。
 
セカンド・ステージ以降は引き出した次元力による事象制御が可能となるが、このステージに至るにはスフィアの司る感情を精神の根幹に持つ、つまりはスフィアに適合した資質が必要となる。この資質を持ち、かつセカンド・ステージへ到達して初めてリアクターとなる。ただし、同時にリアクターはスフィアの属性に応じた反作用を受けることになるため、大半がここで脱落・死亡する。
  
サード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それに流されずスフィアに適合する精神状態を貫徹する必要がある。このステージへ至るとスフィアが完全に覚醒し、リアクターは搭載機に乗っていなくてもその力を引き出し、スフィア・アクトと言う事象干渉能力を操れるようになる。次元力の扱いに精通していればスフィアから無理矢理力を引き出すことも可能だが、スフィアと一体化するリアクターには劣る。
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サード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それを乗り越えて己を保つ、あるいは貫くだけの強い意志が必要となる。このステージへ至るとスフィアが完全に覚醒し、リアクターは搭載機に乗っていなくてもその力を引き出し、スフィア・アクトと言う事象干渉能力を操れるようになる。次元力の扱いに精通していればスフィアから無理矢理力を引き出すことも可能だが、スフィアと一体化するリアクターには劣る。
ただし、この状態でも発動キーとなる精神状態が崩れるとスフィアは稼働不能になる他、'''スフィア側にリアクターが徹底的に合わせなければならない'''都合上、その精神的コンディションは基本的に悪くなり、最悪の場合ヴィルダークやガドライトのようにスフィアの属性に飲み込まれる(ヴィルダークなら「反抗心」によって最善の道に対して妥協が出来ず、ガドライトなら無意味・有害とわかっている=やりたくないのに行動に移してしまう)。
 
 
 
真のサード・ステージへ至るには、スフィアの司る感情を維持した上で反作用を受け、それに流されずスフィアに適合する精神状態を貫徹し、'''さらにその精神状態を超越する境地へ至る'''必要がある。わかりやすく言えば通常のサード・ステージは「スフィアにリアクターが使われる」のに対し、こちらは「リアクターがスフィアを制御する」状態になる。
 
スフィアではなくリアクター側がイニシアチブを取るため、精神的コンディションは基本的に良好だが、スフィア・アクトの使用、反作用の克服、事象制御の行使などは覚醒した時点ではセカンド・ステージよりマシなレベルであり、リアクターが次元力の扱いに熟練する必要がある。
 
ただしここまで至れるリアクターはほとんどおらず(それこそスフィアの出どころである御使いですら知らないほど)、Z-BLUEに所属する4人のリアクターが天獄戦争においてこの境地に踏み入っている。
 
この境地に至った場合、全てのスフィアの根幹に位置する「意思の力」により近づくことになる。
 
  
 
また、セカンド・ステージの状態である程度リアクターの成長が進むと、発動キーと同じ感情を感知出来るようになる。アイムはこれを利用し、戦域に満ちる「嘘」を自身のそれに同調させることで強引に「偽りの黒羊」をサード・ステージクラスの同調率まで引き上げるという荒業をやってのけた(アイム自身はセカンド止まりなので反作用はそのまま)。また、セツコは真っ当にリアクターとして成長したため、再世戦争の時点で反作用を克服しつつあり、悲しみの感情を感知する力を見せていた。
 
また、セカンド・ステージの状態である程度リアクターの成長が進むと、発動キーと同じ感情を感知出来るようになる。アイムはこれを利用し、戦域に満ちる「嘘」を自身のそれに同調させることで強引に「偽りの黒羊」をサード・ステージクラスの同調率まで引き上げるという荒業をやってのけた(アイム自身はセカンド止まりなので反作用はそのまま)。また、セツコは真っ当にリアクターとして成長したため、再世戦争の時点で反作用を克服しつつあり、悲しみの感情を感知する力を見せていた。
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*スフィア・アクト:「真偽の境界の歪曲」
 
*スフィア・アクト:「真偽の境界の歪曲」
  
アイムのいた世界に存在したスフィア。資質を持った人間を外から操り、器となる搭載機を作らせるなど危険な方向で確固たる意志を持っている。至高神ソルの「物事を偽る意志」「自己防衛」を司る。
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アイムのいた世界に存在したスフィア。資質を持った人間を外から操り、器となる搭載機を作らせるなど危険な方向で確固たる意志を持っている。至高神ソルの「物事を偽る意志」を司る。
  
 
嘘、つまり自分を偽る意志によって力を発揮する。反作用の正体は言葉を混乱させることで真実と嘘の境目をなくし、嘘をつけなくしてしまうこと。それをも超えて己を偽り続ける意志を貫徹することでサード・ステージに移行する。
 
嘘、つまり自分を偽る意志によって力を発揮する。反作用の正体は言葉を混乱させることで真実と嘘の境目をなくし、嘘をつけなくしてしまうこと。それをも超えて己を偽り続ける意志を貫徹することでサード・ステージに移行する。
  
 
真実の自分を暴かれると力が崩壊するため、あらゆる真実を好奇心で暴き出す「知りたがる山羊」との相性が悪く、再世戦争ではこの方法で無力化された。逆に、嘘をつくということは己の感情から逃避することでもあるため、相反する感情の両立を妨害することで「いがみ合う双子」を無力化することが出来る。ただし、「いがみ合う双子」が本当のアクトを発現している場合、マスターコアとしての機能により返り討ちにされる。
 
真実の自分を暴かれると力が崩壊するため、あらゆる真実を好奇心で暴き出す「知りたがる山羊」との相性が悪く、再世戦争ではこの方法で無力化された。逆に、嘘をつくということは己の感情から逃避することでもあるため、相反する感情の両立を妨害することで「いがみ合う双子」を無力化することが出来る。ただし、「いがみ合う双子」が本当のアクトを発現している場合、マスターコアとしての機能により返り討ちにされる。
相生関係のスフィアは不明。「本来持っている己を偽る」という意味では、人として生来持つ感情を抑圧することで稼働する「沈黙の巨蟹」と相性がいいと思われる。
 
  
 
反作用の内容だけなら一番安全であり、極まると己の死すらも嘘に出来るため、生存性もかなり高い。
 
反作用の内容だけなら一番安全であり、極まると己の死すらも嘘に出来るため、生存性もかなり高い。
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*スフィア・アクト:「他者の力の強奪」
 
*スフィア・アクト:「他者の力の強奪」
  
どこかの世界に存在したスフィア。プレイアデス・タウラの動力として未覚醒時から使用されていた。至高神ソルの「欲望」を司る。
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どこかの世界に存在したスフィア。プレイアデス・タウラの動力として未覚醒時から使用されていた。至高神ソルの「欲する意志」を司る。
  
 
何かに対する強い欲望によって力を発揮する。エルーナルーナは戦いに対する強い欲求によって力を行使している。その反作用は、欲望の根源をなくすことで、それをも越えて求める意志を促す「'''充足感の励起'''」だと思われる。
 
何かに対する強い欲望によって力を発揮する。エルーナルーナは戦いに対する強い欲求によって力を行使している。その反作用は、欲望の根源をなくすことで、それをも越えて求める意志を促す「'''充足感の励起'''」だと思われる。
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前のリアクターであるガドライトはサード・ステージを自称し「表面化する感情の逆転」のスフィア・アクトを発現していたが、これは反作用を受けずにサード・ステージに移行したことによる半端物。サード・ステージに至るには、他のスフィア同様発動キーを満たして反作用を受ける状態になり、その上でそれを乗り越える意志が必要になるが、ガドライトはここに挑まなかったのが原因である。
 
前のリアクターであるガドライトはサード・ステージを自称し「表面化する感情の逆転」のスフィア・アクトを発現していたが、これは反作用を受けずにサード・ステージに移行したことによる半端物。サード・ステージに至るには、他のスフィア同様発動キーを満たして反作用を受ける状態になり、その上でそれを乗り越える意志が必要になるが、ガドライトはここに挑まなかったのが原因である。
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そして、誰にでも至り得るとは言っても、この境地にたどり着くのは並大抵では済まない精神力と意志の強さが必要とされるため、バルビエルは12の中でもっとも複雑な条件を持つこれを「欠陥スフィア」と評していた。
 
そして、誰にでも至り得るとは言っても、この境地にたどり着くのは並大抵では済まない精神力と意志の強さが必要とされるため、バルビエルは12の中でもっとも複雑な条件を持つこれを「欠陥スフィア」と評していた。
  
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余談だが「いがみ合う」は漢字だと「啀み合う」と書く。
 
余談だが「いがみ合う」は漢字だと「啀み合う」と書く。
 
ちなみにガドライトのスフィア・アクトの正体は厳密には感情を逆転させるものではなく、'''表面化している感情に対して逆の感情を励起し、ぶつかり合わせる'''というもの。
 
例えば劇中でも描写された元敵対勢力同士のぶつかり合いの場合、「遺恨を捨てて歩み寄る」という行動の裏には「必要がなければ歩み寄りたくなどない」という感情が存在する。そもそも人が何か行動を起こす時、強い意志を以てそれを行うのなら、本音では同じくらいそんなことはやりたくないと思っているのである(だからこそそれを実行するために「強い意志」がいる)。ガドライトの力はこの「意思の裏側の感情」、要は心の底の本音を引き出すため、まず抗いようがない。
 
  
 
;双子座(ジェミニ)
 
;双子座(ジェミニ)
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*スフィア・アクト:「感情の抑圧」
 
*スフィア・アクト:「感情の抑圧」
  
「[[鬼宿]]」が住んでいた世界に存在したスフィア。他のスフィアと異なり、伝説の生き物の死骸に寄生している。至高神ソルの「理性」を司る。わかりやすく言えば、このスフィア(の感情)があったためにソルは死を選べたのである。
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「[[鬼宿]]」が住んでいた世界に存在したスフィア。他のスフィアと異なり、伝説の生き物の死骸に寄生している。至高神ソルの「死」を司る。わかりやすく言えば、このスフィア(の感情)があったためにソルは死を選べたのである。
  
 
発動キーの正体は「死への志向性」であり、分かりやすく言えば人間の心の中にある死の本能、心理学でいう「デストルドー」のことであり、Zシリーズの世界観で言う「消滅しようとする力」そのものである。
 
発動キーの正体は「死への志向性」であり、分かりやすく言えば人間の心の中にある死の本能、心理学でいう「デストルドー」のことであり、Zシリーズの世界観で言う「消滅しようとする力」そのものである。
  
 
自らの感情を抑圧し、己の精神を死に向かわせようとする意志によって力を発揮し、その中に己を保とうとする理性によってサード・ステージに移行する。そのため、活気や生命力に溢れた「生きている」人間では共鳴できず、意志そのものを持たない死者でも無理である。「沈黙の巨蟹」のリアクターとなり得る人間とは、生きたまま死を体現する存在……つまり「消滅しようとする力」を正しく導く「鬼宿」の人間='''生きたまま死んでいる人間達'''であり、尸空の場合は種族としての能力にスフィアが同調している。
 
自らの感情を抑圧し、己の精神を死に向かわせようとする意志によって力を発揮し、その中に己を保とうとする理性によってサード・ステージに移行する。そのため、活気や生命力に溢れた「生きている」人間では共鳴できず、意志そのものを持たない死者でも無理である。「沈黙の巨蟹」のリアクターとなり得る人間とは、生きたまま死を体現する存在……つまり「消滅しようとする力」を正しく導く「鬼宿」の人間='''生きたまま死んでいる人間達'''であり、尸空の場合は種族としての能力にスフィアが同調している。
人として本来持っている感情を表に出さず、全ての行動を理性によって行うその姿は、何も知らない他者から見れば人間性の欠落した「虚無」の存在に見えるだろう。
 
  
 
反作用は不明だが、発動キー、そして反作用の共通項である「リアクターの死に繋がる」リスクからすると'''「感情の増幅」'''だと思われる。感情任せの行動によって死のリスクを増やし、それに負けず己を抑制する意志によって覚醒するのだろう。
 
反作用は不明だが、発動キー、そして反作用の共通項である「リアクターの死に繋がる」リスクからすると'''「感情の増幅」'''だと思われる。感情任せの行動によって死のリスクを増やし、それに負けず己を抑制する意志によって覚醒するのだろう。
 
スフィア・アクトは感情の動きの抑圧。相手の戦う意志や抗う精神を無力化し、耐性のない者が受け続けると意識を喪失する。特殊効果としてはSPが回復しなくなると言う形で表現されている。
 
スフィア・アクトは感情の動きの抑圧。相手の戦う意志や抗う精神を無力化し、耐性のない者が受け続けると意識を喪失する。特殊効果としてはSPが回復しなくなると言う形で表現されている。
 
相性関係は不明。
 
ちなみにこのスフィアの発動キーとなっている「虚無」だが、スフィアの力の根幹に意志の力が介在することを考えると、より正確に言えばそれは「死を恐れず、自然なものとして受け入れる意志」だと思われる。尸空が天獄編において、度々内心の激情を抑え損なって表に出しかけているシーンがあるのがそれを裏付ける(つまり「死への恐れ=生きたいという欲求を理性で抑え付ける」ことが同調の条件と思われる)。
 
裏を返せばそれができずに感情を表に出してしまえばこのスフィアは無効化されるため、人間としてもっとも根源的な感情である「欲望」を引っ張り出す「欲深な金牛」に弱いと考えられる。
 
逆に全ての感情を己の中に仕舞い込むため、感情をリンクさせることで力を発揮する「悲しみの乙女」に強いと思われる(「悲しみの乙女」は他人のための悲しみによって力を発揮するが、悲しみという感情は基本的に自己完結するものであるため、それを心の中に抑え込まれると何もできなくなる)。
 
  
 
ひたすらに己の自我を抑え、理性で全ての行動を行おうとするこのスフィアは、対極にある「知りたがる山羊」とは逆の「'''欲求を制する理性'''」と言える。
 
ひたすらに己の自我を抑え、理性で全ての行動を行おうとするこのスフィアは、対極にある「知りたがる山羊」とは逆の「'''欲求を制する理性'''」と言える。
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*スフィア・アクト:「生命力の励起」
 
*スフィア・アクト:「生命力の励起」
  
荒廃世界に存在したスフィア。ガンレオンごと前のリアクターの元から漂流してきた。至高神ソルの「忍耐力」「生存本能」を司る。
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荒廃世界に存在したスフィア。ガンレオンごと前のリアクターの元から漂流してきた。至高神ソルの「忍耐力」を司る。
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心身の痛みに耐えようとする意志によって力を発揮し、痛みに耐えるだけでなく、痛みに負けない強い意思を貫くことでサード・ステージへ移行する。
  
心身の痛みに耐えようとする意志によって力を発揮し、痛みに耐えるだけでなく、痛みに負けない強い意思を貫くことで真のサード・ステージへ移行する。
 
 
また、ガンレオンの意志によって、メールが死亡した際に分離・融合して蘇生させた経緯があり、以後多元戦争終結までの間、機体とメールに分かれて存在していた。その関係か、このスフィアは起動するだけならメールでも可能。
 
また、ガンレオンの意志によって、メールが死亡した際に分離・融合して蘇生させた経緯があり、以後多元戦争終結までの間、機体とメールに分かれて存在していた。その関係か、このスフィアは起動するだけならメールでも可能。
  
反作用はリアクターの心身にとんでもないレベルの激痛がかかるというもの。これに耐え切れず悲鳴を上げてしまうと、'''次元力を暴走させ時空震動を起こす'''という「揺れる天秤」並みの危険度を誇る。ただし次元力を使わなければ何も起きない。
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反作用はリアクターの心身にとんでもないレベルの激痛がかかるというもの。これに耐え切れず悲鳴を上げてしまうと、'''次元力を暴走させ時空震動を起こす'''という「揺れる天秤」並みの危険度を誇る。
 
 
スフィア・アクトは「激痛の伝播」だが、ランドは真のサード・ステージに至ったことにより、その痛みに耐える爆発的な生命の力を周囲に伝播させる能力として発現させた。特殊効果としては全味方パイロットの防御が上がるという形で表現。
 
痛みに耐える生命の力によって発動するこのスフィアの力は、対極にある「尽きぬ水瓶」に対し、わかりやすく「'''痛みに抗う力'''」と言える。
 
  
その属性ゆえに、力を奪い取るという形で痛みを与えに来る「欲深な金牛」と相性が良く、ぶつかると互いの力を大きく高める。
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スフィア・アクトは痛みに耐える生命の力を周囲に伝播させること。特殊効果としては全味方パイロットの防御が上がるという形で表現。痛みに耐える生命の力によって発動するこのスフィアの力は、対極にある「尽きぬ水瓶」に対し、わかりやすく「'''痛みに抗う力'''」と言える。
無力化関係は不明だが、忍耐とは簡単に言えば「我慢」であり、我慢することはつまり、受け入れつつも屈さない=己を守ることである。そのため、理不尽や痛みを与える存在に対して抗うことで力を発揮する「立ち上がる射手」に強いと思われる(「立ち上がる射手」は要するに納得できないものに抗うことで稼働するが、こちらとぶつかればそれに対して「我慢しろ」と言われる=納得できないものを受け入れるように抑え付けられる)。
 
  
 
洗礼名は「'''ウェルキエル・ザ・ヒート'''」。痛みと熱によって自らを鍛える鋼である。
 
洗礼名は「'''ウェルキエル・ザ・ヒート'''」。痛みと熱によって自らを鍛える鋼である。
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悲しみの感情によって力を発揮し、それに負けない強い意志によってサード・ステージへ移行する。至高神ソルの「悲しみ」を司る。
 
悲しみの感情によって力を発揮し、それに負けない強い意志によってサード・ステージへ移行する。至高神ソルの「悲しみ」を司る。
  
多元戦争時にリアクターとなったセツコは反作用によって味覚が消失し、視覚も消えつつあったが、それに負けずに戦う意志を貫徹したことで覚醒が進み、いち早くサード・ステージに足を踏み入れている。ただし、彼女だけは機体から降りているときにその症状が発生している。セカンドステージで発生する反作用はスフィアとの共鳴を妨げるものがほとんどである中、五感が減衰すればさらに悲しみに包まれるのでむしろ共鳴関係の維持を強制する効果ともとれる。ただ、怨嗟の魔蠍との関係を考え併せると、恐らくは自分のことで手一杯になってしまうような状況においても『他者を悲しみ、癒そうとする意思』を持ち続けることができるかということなのだと思われる。後述のスフィア・アクトや洗礼名のことも考え合わせると、このスフィアが要求する「悲哀」とは自らの不遇を嘆く感情では無く、他者の境遇を想い悲しみ、共感して力になろうとする感情であると考えられる。
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多元戦争時にリアクターとなったセツコは反作用によって味覚が消失し、視覚も消えつつあったが、それに負けずに戦う意志を貫徹したことで覚醒が進み、いち早くサード・ステージに足を踏み入れている。ただし、彼女だけは機体から降りているときにその症状が発生している。セカンドステージで発生する反作用はスフィアとの共鳴を妨げるものがほとんどである中、五感が減衰すればさらに悲しみに包まれるのでむしろ共鳴関係の維持を強制する効果ともとれる。ただ、怨嗟の魔蠍との関係を考え併せると、恐らくは自分のことで手一杯になってしまうような状況においても『他者を悲しみ、癒そうとする意思』を持ち続けることができるかということなのだと思われる。
  
 
スフィア・アクトは感覚を他者にリンクさせること。いわばニュータイプの持つ感応能力の近縁種とも言える。この力で他者の悲しみに同調することで、出力を大幅に引き上げることが可能。
 
スフィア・アクトは感覚を他者にリンクさせること。いわばニュータイプの持つ感応能力の近縁種とも言える。この力で他者の悲しみに同調することで、出力を大幅に引き上げることが可能。
 
セツコが再世篇で見せていた「悲しみの感情の探知」はこれの片鱗であり、連獄篇では一気にサード・ステージに移行した影響で居合わせた全員の悲しみにリンクした結果、異様なローテンションに陥った反面戦闘力が爆発的に上昇していた(ゲーム的には気力限界を振り切って200になる)。
 
セツコが再世篇で見せていた「悲しみの感情の探知」はこれの片鱗であり、連獄篇では一気にサード・ステージに移行した影響で居合わせた全員の悲しみにリンクした結果、異様なローテンションに陥った反面戦闘力が爆発的に上昇していた(ゲーム的には気力限界を振り切って200になる)。
なお通常のサード・ステージの場合どうなったのかは不明だが、フェイクの力がSPの減少であることから、悲しみを伝播させ心を疲弊させるものだと思われる(この場合だと、「怨嗟の魔蠍」は憎しみを癒されるのではなく、疲れ切った心が憎しみを維持できなくなる)。
 
  
 
洗礼名は「'''ハマリエル・ザ・スター'''」。悲しみという闇の中に光る星である。
 
洗礼名は「'''ハマリエル・ザ・スター'''」。悲しみという闇の中に光る星である。
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このスフィアの真の力は「天秤」の名の通り、皿にものを乗せてその重さを量るように、感情に揺れても迷っても折れることだけはない強い意志によって物事を比較し、その本質を見極めることにある。スフィア・アクトはその、本質を見抜く強い意志力を他者に伝播させること。本質を見抜くことが転じて正確な狙いを定めることに繋がると思われる。
 
このスフィアの真の力は「天秤」の名の通り、皿にものを乗せてその重さを量るように、感情に揺れても迷っても折れることだけはない強い意志によって物事を比較し、その本質を見極めることにある。スフィア・アクトはその、本質を見抜く強い意志力を他者に伝播させること。本質を見抜くことが転じて正確な狙いを定めることに繋がると思われる。
  
反作用の正体は、リアクターの意志を目の前の感情に向けさせることで本質から目を逸らさせるというもの。クロウは[[ジェラウド・ガルス・バンテール]]との戦いでこの状態に陥ったが、当人曰くジェラウドの生き様に嫉妬を抱いたことが原因。感情に流され判断能力を喪失し、その状態で固定されてしまうのが暴走の原因である。これに負けず直感力を維持し、真実や本質を見切ろうとする強い意志を貫くことによってサード・ステージへと移行する。ただし、反作用の性質上リアクター単身で対処するのはほぼ不可能に近い。
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反作用の正体は、リアクターの意志を目の前の感情に向けさせることで本質から目を逸らさせるというもの。要は「目の前の事しか考えられずに我を忘れて暴走する」と言った所である。これに負けず直感力を維持し、真実や本質を見切ろうとする強い意志を貫くことによってサード・ステージへと移行する。
  
 
クロウは再世戦争でこの問題を解決するため、筋金入りの守銭奴という自身の性格を利用して、コクピット内に金の音を鳴らす「コイン・ドロップ・システム」を採用することで反作用に対処。天獄戦争でサード・ステージに至ったが、再世戦争終盤の時点でアクトの片鱗を見せており、ゼロ・レクイエムが何のために行われているのかを察知していた。
 
クロウは再世戦争でこの問題を解決するため、筋金入りの守銭奴という自身の性格を利用して、コクピット内に金の音を鳴らす「コイン・ドロップ・システム」を採用することで反作用に対処。天獄戦争でサード・ステージに至ったが、再世戦争終盤の時点でアクトの片鱗を見せており、ゼロ・レクイエムが何のために行われているのかを察知していた。
  
このスフィアが求める意志とは、上述した通り迷いの中でも折れない意志だが、言い換えれば'''リアクターは心の中に迷いを抱えている必要がある。'''何の迷いも躊躇いもないまっすぐな、要はシンプルに強い意志ではリアクター足り得ないのである(つまり「迷っても揺らいでもそれを表に出さず、乗り越える強い意志」が必要)。そのため、自己犠牲による慈愛(=死への迷いと、その先にある希望)を力とする「尽きぬ水瓶」とは「迷いの中の決意」という形で発動キーが共通するため相性が良い。
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強い意志を持つということは、必然的にその根幹にある感情を高揚させることにも繋がるため、自己犠牲による愛を力とする「尽きぬ水瓶」の力を高めることが出来る。ただし一方的な相性であるため、「傷だらけの獅子」と「欲深な金牛」には及ばない模様。
  
 
洗礼名は「'''ズリエル・ジ・アンブレイカブル'''」。揺らがぬ精神で道を切り拓く意志である。
 
洗礼名は「'''ズリエル・ジ・アンブレイカブル'''」。揺らがぬ精神で道を切り拓く意志である。
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スフィア・アクトは攻撃的なプレッシャーにより、他者の力の発揮を妨げる力。己の中の意思の衝突を乗り越えようとする「いがみ合う双子」の対極にあるこのスフィアの力は、言うなれば「'''他者に打ち勝とうとする力'''」と言える。
 
スフィア・アクトは攻撃的なプレッシャーにより、他者の力の発揮を妨げる力。己の中の意思の衝突を乗り越えようとする「いがみ合う双子」の対極にあるこのスフィアの力は、言うなれば「'''他者に打ち勝とうとする力'''」と言える。
仮に真のサード・ステージに至っていた場合、洗礼名と合わせて他人の闘争心を煽り立てる力になったと推定できる。
 
  
 
洗礼名は「'''アドナキエル・ザ・ジェネラル'''」。己を旗頭に他者を率いて戦う将である。
 
洗礼名は「'''アドナキエル・ザ・ジェネラル'''」。己を旗頭に他者を率いて戦う将である。
402行目: 382行目:
 
スフィア・アクトはあらゆる真実を公開すること。そのあくなき知識欲は「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。フェイクの方は「バリア無効化」という形でこれを表現している。アサキムはこの力とシュロウガの機能を合わせることで、アカシック・レコードへのアクセスを可能とした。
 
スフィア・アクトはあらゆる真実を公開すること。そのあくなき知識欲は「偽りの黒羊」の嘘を暴いて無力化してしまう。フェイクの方は「バリア無効化」という形でこれを表現している。アサキムはこの力とシュロウガの機能を合わせることで、アカシック・レコードへのアクセスを可能とした。
  
相対する「沈黙の巨蟹」が「意欲を相殺する理性」とするなら、暴いてはいけないものを暴くこのスフィアは「'''理性を超越する欲求'''」といえる。
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相対する「沈黙の巨蟹」が「意欲を相殺する理性」とするなら、暴いてはいけないものを暴くこのスフィアは「理性を超越する欲求」といえる。
  
 
洗礼名は不明だが、守護天使の名前はハナエル。
 
洗礼名は不明だが、守護天使の名前はハナエル。
415行目: 395行目:
 
:この悪魔のデザインは山羊頭の悪魔バフォメットであるが、統一性のない姿は「訳が分からない」という印象を抱かせるものである。それゆえに「混沌」「葛藤」「暴力」を象徴しており、まさしくアサキムを指すのにふさわしいと言える。
 
:この悪魔のデザインは山羊頭の悪魔バフォメットであるが、統一性のない姿は「訳が分からない」という印象を抱かせるものである。それゆえに「混沌」「葛藤」「暴力」を象徴しており、まさしくアサキムを指すのにふさわしいと言える。
 
:また、「悪魔」の正位置は'''「堕落」「裏切り」'''、逆位置は人に知恵を与えた者として'''「覚醒」「新たな出会い」'''も意味し、これもまた世界をまたいでリアクターたちに出会って手段を選ばずスフィアの覚醒を促すアサキムらしい。さらにいうとシュロウガのデザインモチーフはサイバスター+悪魔である。
 
:また、「悪魔」の正位置は'''「堕落」「裏切り」'''、逆位置は人に知恵を与えた者として'''「覚醒」「新たな出会い」'''も意味し、これもまた世界をまたいでリアクターたちに出会って手段を選ばずスフィアの覚醒を促すアサキムらしい。さらにいうとシュロウガのデザインモチーフはサイバスター+悪魔である。
:ちなみにこのスフィアは、一部のプレイヤーから「連想できる要素(正位置と逆位置そのままな経歴を有し、更には性別の割り振りと性格分類も一致している)の多い[[ツィーネ・エスピオ]](の並行同位体)が前のリアクターだったのでは?」という憶測が立てられていた。 彼女の機体のカオス・カペルはこのスフィアを再現する実験機だったので当たらずとも遠からずだが。
+
:余談だがこのスフィアは、一部のプレイヤーから「連想できる要素(正位置と逆位置そのままな経歴を有し、更には性別の割り振りと性格分類も一致している)の多い[[ツィーネ・エスピオ]](の並行同位体)が前のリアクターだったのでは?」という憶測が立てられていた。 彼女の機体のカオス・カペルはこのスフィアを再現する実験機だったので当たらずとも遠からずだが。
:余談だが実は'''[[エツィーラ・トーラー]]の経歴もこのスフィアと「悪魔」のアルカナにそっくり当てはまる'''(未来予測の力を持つ、知識欲の塊、暴いてはならない真実に辿り着く、堕落の末に破滅的思考に行きつく)。何の因果か[[ジュモーラ|搭乗機]]も山羊モチーフである上、「第3次α」のキーワードは「アカシックレコード」である。
 
  
 
=== 尽きぬ水瓶 ===
 
=== 尽きぬ水瓶 ===
460行目: 439行目:
 
*スフィア・アクト:不明
 
*スフィア・アクト:不明
  
どこかの世界に存在していたスフィア。[[アサキム・ドーウィン]]が所持しており、[[シュロウガ]]に搭載されている。後にアサキムがリアクターとなった。至高神ソルの「想像力」を司る。
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どこかの世界に存在していたスフィア。[[アサキム・ドーウィン]]が所持しており、[[シュロウガ]]に搭載されている。後にアサキムがリアクターとなった。至高神ソルの「希望」を司る。
  
 
夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。アサキム=シュロウガは一時期[[ZONE]]に封印された際の自問自答から得た「自身の存在の確立」という目的が共鳴条件になっている。
 
夢、つまり何かを望む意志によって力を発揮する。眠った時に見るそれではなく、未来への展望や目的などの漠然としたそれである。ゆえに力が崩壊する条件も簡単で、破れるか叶うかして夢を見なくなると力が崩壊する。アサキム=シュロウガは一時期[[ZONE]]に封印された際の自問自答から得た「自身の存在の確立」という目的が共鳴条件になっている。
  
スフィア・アクトは不明。到来していない事象、現実には存在しない物事に意識が向けられるという点からして、'''「未来予測」'''の力であると考えられる。星座配置で対極にある「悲しみの乙女」の力が悲しみの感情への同調、つまり過去の出来事を力とするのに対し、未来を夢見るこのスフィアの力は「'''未来を求める力'''」と言える。
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スフィア・アクトは不明。到来していない事象に意識が向けられるという点からして、「未来予測」の力であるとも考えられる。星座配置で対極にある「悲しみの乙女」の力が悲しみの感情への同調、つまり過去の出来事を力とするのに対し、未来を夢見るこのスフィアの力は「'''未来を求める力'''」と言える。
一方でフェイク=通常のサード・ステージの力は運動性の減少と言う形で現れること、反作用そのままではないことを考えると、恐らくは「'''自身の持つイメージの貼り付け'''」だと思われる。相手の予測した内容を書き換えることで対応を誤らせ、回避を妨害するのだと考えられる。
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先へと進む行動力と想像力がないと、夢を見る力が発揮できないため、反作用はそれを妨害する「'''想像力の減退'''」だと考えられる。フェイクのアクトは「運動性低下」なので、敵の攻撃を予測して動くことが出来なくなる、というわけである。
  
先へと進む行動力と想像力がないと、夢を見る力が発揮できないため、反作用はそれを妨害する「'''想像力の減退'''」だと考えられる。
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対応アルカナの「月」のカードにおいて、寓画の月が示すものは「真実への導きを与える、無名無形の見えざるもの」とされており、ここから「夢」というキーが設定されたと思われる。
  
 
シュロウガの誕生に関係する[[サイバスター]]と[[マサキ・アンドー]]に関連する要素である「未来予測≒ラプラスコンピュータ・デモンタイプ」「先へ進む行動力≒マサキの行動力と起点の良さ」「夢≒[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])におけるマサキの[[精神コマンド]]」など、スフィア関連の設定が組み込まれる以前から当てはまるものばかりである。
 
シュロウガの誕生に関係する[[サイバスター]]と[[マサキ・アンドー]]に関連する要素である「未来予測≒ラプラスコンピュータ・デモンタイプ」「先へ進む行動力≒マサキの行動力と起点の良さ」「夢≒[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]])におけるマサキの[[精神コマンド]]」など、スフィア関連の設定が組み込まれる以前から当てはまるものばかりである。
 
ちなみにシュロウガとうお座には一見何の関連もないように思えるが、うお座のモチーフの一つであるエロースは古代の記述において全能の神とされていた(加えて両者とも「他人の感情に干渉する」権能を持つ)ことから、かつての至高神ソルと同質の存在であるシュロウガと共通する要素があると言える。
 
  
 
洗礼名は不明だが、守護天使の名前はバキエル。
 
洗礼名は不明だが、守護天使の名前はバキエル。
  
 
;魚座(パイシーズ)
 
;魚座(パイシーズ)
:星座のモチーフは、宴に乱入してきた怪物テュポーンから逃げる際、魚に変身した後はぐれないように互いをリボンで結んだアフロディーテとエロースの親子。アフロディーテが変身した魚の方は「みなみの魚座」とされることもある。目の前の危機から逃れることが、転じて現実から目を逸らすこととなり、そこから対応アルカナの「月」のカードにおいて、寓画の月が示す「真実への導きを与える、無名無形の見えざるもの」との関連付けから「夢」というキーが設定されたと思われる。
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:星座のモチーフは、宴に乱入してきた怪物テュポーンから逃げる際、魚に変身した後はぐれないように互いをリボンで結んだアフロディーテとエロースの親子。アフロディーテが変身した魚の方は「みなみの魚座」とされることもある。
 
:性格分類においては、「感情の豊かさ」を司る。また、「'''不安、障害、犠牲的奉仕'''」といった特性もある。
 
:性格分類においては、「感情の豊かさ」を司る。また、「'''不安、障害、犠牲的奉仕'''」といった特性もある。
 
:なお、12星座としてもそれに関連付けられるタロットとしても、12種の中では最後に位置している。実際、名前が判明したのは最後だった。
 
:なお、12星座としてもそれに関連付けられるタロットとしても、12種の中では最後に位置している。実際、名前が判明したのは最後だった。
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:このカードは双子を示す複数の要素や本能と理性の葛藤を示しているとされる。割り振りは女性。
 
:このカードは双子を示す複数の要素や本能と理性の葛藤を示しているとされる。割り振りは女性。
 
:「月」のタロットが示す寓意は正位置が'''「不安定」「隠れた危険」(「隠れた敵」とも)「現実逃避」「猶予なき選択」'''、逆位置が'''「過去からの脱却」「失敗に繋がらない過ち」「未来への希望」「すぐれた直感」'''。
 
:「月」のタロットが示す寓意は正位置が'''「不安定」「隠れた危険」(「隠れた敵」とも)「現実逃避」「猶予なき選択」'''、逆位置が'''「過去からの脱却」「失敗に繋がらない過ち」「未来への希望」「すぐれた直感」'''。
:エピソードが何も語られないのでどのような運命にあったのか不明。アサキムと照らし合わせると、正位置は自身の空虚さから目を背け、御使いの言いなりにスフィアを狩集めるしかない境遇、逆位置は無限獄からの解放を求めて流浪し、最後の最後にZ-BLUEに敗北したものの大願を果たした結末に符合する。
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:エピソードが何も語られないのでどのような運命にあったのか不明。天獄篇発売前はスズネがリアクターではないかと予想されていた。
  
 
== 特殊能力「スフィア・アクト」 ==
 
== 特殊能力「スフィア・アクト」 ==
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:アサキム同様、平行世界を彷徨う運命を負わされていた。この運命から逃れるため、かつて至高天(=太極)を目指すべくスフィア争奪戦に参加していたことを示唆する発言がある。また、太極という単語をスパロボ上で始めて口にした人物である。(口にしたのはZ発売1年前のOGs内)過去に偽名で「アポロン」「ヘリオス」という太陽に関連したワードを使っており、広大且つ恒常的に正と負の影響をもたらす「太陽」のアルカナに関連する可能性があるが、他のアルカナに比べるとやや関連が薄い。ただし、様々な世界で活躍し正義のヒーローとも言える性格を持つ反面、ヒーロー戦記ではラスボスであったり、OGではシャドウミラーという悪の組織を招く原因になったりたりするなど負の一面も持ち合わせているあたり、決して外れてはいない。
 
:アサキム同様、平行世界を彷徨う運命を負わされていた。この運命から逃れるため、かつて至高天(=太極)を目指すべくスフィア争奪戦に参加していたことを示唆する発言がある。また、太極という単語をスパロボ上で始めて口にした人物である。(口にしたのはZ発売1年前のOGs内)過去に偽名で「アポロン」「ヘリオス」という太陽に関連したワードを使っており、広大且つ恒常的に正と負の影響をもたらす「太陽」のアルカナに関連する可能性があるが、他のアルカナに比べるとやや関連が薄い。ただし、様々な世界で活躍し正義のヒーローとも言える性格を持つ反面、ヒーロー戦記ではラスボスであったり、OGではシャドウミラーという悪の組織を招く原因になったりたりするなど負の一面も持ち合わせているあたり、決して外れてはいない。
 
;[[ダークブレイン]]
 
;[[ダークブレイン]]
:OG世界にスフィア、もしくはその近似要素が存在することを最初に示唆した存在。「十二の鍵」を結集させる事で至れるという「至高天」を目指して[[OGシリーズ|OG世界]]にその姿を現す。当初はZシリーズに関りがあるとされていたが、現状においてはスフィアと同種の存在であることが有力。
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:「12の鍵」を結集させる事で至れるという「至高天」を目指して[[OGシリーズ|OG世界]]にその姿を現す。当初はZシリーズに関りがあるとされていたが、現行ではスフィアと同種の存在であることが有力。
 
;[[御使い]]
 
;[[御使い]]
 
:[[至高神ソル]]を創造した高次元生命体。至高神再誕を目的に、アサキムやサイデリアルに全スフィアの収集を命じた。
 
:[[至高神ソル]]を創造した高次元生命体。至高神再誕を目的に、アサキムやサイデリアルに全スフィアの収集を命じた。

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