「ザフト」を編集中
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;緑服 | ;緑服 | ||
:士官アカデミー<ref>ザフトに志願した者が軍事教練を受ける施設で、一般的な軍の士官学校に相当する。劇中では単に「アカデミー」と呼称することが多い。</ref>の卒業成績が10位以下の兵士。赤服以上の制服よりもジャケットの裾が短く、簡素な印象。主に[[ザフト兵|一般兵]]が該当するが、[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]のように専用の改造機を保有する者や、[[マルコ・モラシム|モラシム]]や[[マーチン・ダコスタ|ダコスタ]]のような司令官・副官クラスもたまにいるため、一概に下士官ばかりとはいえない。 | :士官アカデミー<ref>ザフトに志願した者が軍事教練を受ける施設で、一般的な軍の士官学校に相当する。劇中では単に「アカデミー」と呼称することが多い。</ref>の卒業成績が10位以下の兵士。赤服以上の制服よりもジャケットの裾が短く、簡素な印象。主に[[ザフト兵|一般兵]]が該当するが、[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]のように専用の改造機を保有する者や、[[マルコ・モラシム|モラシム]]や[[マーチン・ダコスタ|ダコスタ]]のような司令官・副官クラスもたまにいるため、一概に下士官ばかりとはいえない。 | ||
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;赤服 | ;赤服 | ||
:士官アカデミーの卒業成績が10位以内の兵士。 | :士官アカデミーの卒業成績が10位以内の兵士。 | ||
− | :所謂[[エリート兵|エリート]]で、[[俗語・俗称|通称]] | + | :所謂[[エリート兵|エリート]]で、[[俗語・俗称|通称]]「アカ」「ザフトレッド」。この階級からジャケットの裾が膝上まで届くローブのような意匠の制服となる。建前上は緑服との違いは「アカデミーの卒業成績差でしか無い」とされているが、実際は特別任務には単独行動が許され、場合によっては白服や黒服と同等の権限を持つこともあり、機体やパイロットスーツの独自色への塗装や改造等も許可される、試作機や新型機が優先的に支給される等、待遇面では緑服よりも概ね優遇されている。 |
;紫服 | ;紫服 | ||
:国防委員のうち軍全体の直接指揮権を有する武官。この紫服と下記の青緑服は一般的な軍のいわゆる「背広組」に相当する、直接前線に赴かない構成員である。 | :国防委員のうち軍全体の直接指揮権を有する武官。この紫服と下記の青緑服は一般的な軍のいわゆる「背広組」に相当する、直接前線に赴かない構成員である。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*『[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]』における[[ジオン公国軍]]に相当する勢力である。特に「21世紀のファーストガンダム」たる『SEED』では、随所にそのオマージュが見られる。ボアズは[[ソロモン]]に、ヤキン・ドゥーエは[[ア・バオア・クー]]に、ジェネシスは[[ソーラ・レイ]]にそれぞれ相当する施設といえる。また、使用するMSも[[ガンダムタイプ]]を除けば[[ザク]]のようなモノアイ系の機体が多い。 | *『[[機動戦士ガンダム|ファーストガンダム]]』における[[ジオン公国軍]]に相当する勢力である。特に「21世紀のファーストガンダム」たる『SEED』では、随所にそのオマージュが見られる。ボアズは[[ソロモン]]に、ヤキン・ドゥーエは[[ア・バオア・クー]]に、ジェネシスは[[ソーラ・レイ]]にそれぞれ相当する施設といえる。また、使用するMSも[[ガンダムタイプ]]を除けば[[ザク]]のようなモノアイ系の機体が多い。 | ||
− | ** | + | **一方でジオンが連邦軍がMSの開発・量産に成功すると物量に押されて行き、最終的には学徒動員兵を使わざるを得なくなるほど人員・資源にも苦しくなって敗北したのに対し、ザフトは長い戦争の中で多数の兵やMSが犠牲に(それこそ作中デストロイなど連合側のMSに撃墜される兵達の他、コズミックイラ世界は大量破壊兵器が多数使われており、巻き添えになって多数がまとめて複数回やられている)なったにもかかわらず、人員・資源に乏しくなった様子が無いという違いがある。資源についてはジオンと異なり親プラント国家が地球上に存在することや、小惑星や火星などにも採掘の手を広げていることからわからなくもない。しかしMS操縦が可能なパイロットに使える年齢の兵はそれこそ長期化する戦乱の中で失っているはずだが(コーディネイター人口は、プラントは6000万人ほどだという。その全員が第一世代およびその子供の第二世代と若かったとしても、全員が全員パイロットにふさわしい才能や精神を持っているはずがない)、兵力が足りなくなったというのはオペレーション・スピットブレイクで各地の兵を無理に徴収したがサイクロプスによる自爆で多数がやられてしまったことによる一件以降、特に描かれていない<ref>この描写は地球連合軍側も同様で、特に連合宇宙軍の主力艦隊が存在する月面プトレマイオス基地(SEED時)や月面アルザッヘル基地(DESTINY時)を破壊されても続編では大規模な月面戦力が短期間で再建されている。</ref>。 |
− | **最新作の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』( | + | **最新作の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(スパロボ未登場)にて『世界平和監視機構コンパス』がオーブ、大西洋連邦、プラントの出資で設立された経緯は、二度の戦乱でボロボロになった地球連合軍と、戦力不足に陥ったザフトが復興と再軍備を優先したためとされ、既に両陣営共に戦える状態ではない程に疲弊していた事が窺える。 |
*ジンの戦果からMSの開発が続行されたものの、偵察や通信、電子戦等もすべて専用のMSを開発して担わせようとするMS偏重主義に陥っている。式典用の装飾を施した「ジン式典用装飾タイプ」や野戦病院の能力を持つ「ホスピタルザクウォーリア」(いずれもSRW未登場)等はその典型である(ただし後者は難民キャンプを急襲してきた、テロリストのMS部隊への迎撃に用いられ撃破する例がある等、MS偏重主義が誤りとも限らない)。 | *ジンの戦果からMSの開発が続行されたものの、偵察や通信、電子戦等もすべて専用のMSを開発して担わせようとするMS偏重主義に陥っている。式典用の装飾を施した「ジン式典用装飾タイプ」や野戦病院の能力を持つ「ホスピタルザクウォーリア」(いずれもSRW未登場)等はその典型である(ただし後者は難民キャンプを急襲してきた、テロリストのMS部隊への迎撃に用いられ撃破する例がある等、MS偏重主義が誤りとも限らない)。 | ||
**その点では地上制圧用に[[ドップ]]や[[マゼラアタック]]といったMS以外の兵器を開発したジオンとは対照的であり、大半の機能を独自の機動兵器に頼り切るという意味では、『SEED』のオマージュ元である『[[機甲戦記ドラグナー]]』における[[ギガノス帝国]]の[[メタルアーマー]]が印象的に近い。 | **その点では地上制圧用に[[ドップ]]や[[マゼラアタック]]といったMS以外の兵器を開発したジオンとは対照的であり、大半の機能を独自の機動兵器に頼り切るという意味では、『SEED』のオマージュ元である『[[機甲戦記ドラグナー]]』における[[ギガノス帝国]]の[[メタルアーマー]]が印象的に近い。 |