「キャプテン・アッシュ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Captain Ash]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムAGE}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムAGE}} | ||
− | | 声優 = | + | | 声優 = 江口拓也(アセム編)<br />{{声優|鳥海浩輔|SRW=Y}}(キオ編以降) |
− | | キャラクターデザイン = | + | | キャラクターデザイン = 長野拓造(原案)<br />千葉道徳 |
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦BX}} | ||
| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 本名 = ''' | + | | 本名 = '''アセム・アスノ''' |
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人 |
| 出身 = スペースコロニー「トルディア」 | | 出身 = スペースコロニー「トルディア」 | ||
− | | 性別 = | + | | 性別 = 男 |
− | | 年齢 = | + | | 年齢 = 17歳→18歳(アセム編)<br />41歳(キオ編) |
| 髪色 = 金色 | | 髪色 = 金色 | ||
− | | 所属 = | + | | 所属 = [[宇宙海賊ビシディアン]] |
− | + | | 役職 = 首領 | |
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}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 第二部・アセム編の主人公。母[[エミリー・アモンド|エミリー]] | + | 第二部・アセム編の主人公。母[[エミリー・アモンド|エミリー]]譲りの金髪が特徴。他方メディアにおいて活躍が多く描かれている等、父フリットに次ぐ『ガンダムAGE』の重要キャラといっても過言ではない。また、スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(以下、『MOE』と表記)では、主人公として描かれている。 |
第一部主人公[[フリット・アスノ]]の息子であり、第三部主人公[[キオ・アスノ]]の父でもある。 | 第一部主人公[[フリット・アスノ]]の息子であり、第三部主人公[[キオ・アスノ]]の父でもある。 | ||
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宇宙海賊ビシディアンの首領。だが、正体は初登場回にして早々に自らバラしており、直後にフリットにもバレている。 | 宇宙海賊ビシディアンの首領。だが、正体は初登場回にして早々に自らバラしており、直後にフリットにもバレている。 | ||
− | + | 13年前、任務中の事故で死亡したと思われていたが、ビシディアンに拾われ密かに生き延びていた。その後はEXA-DBにまつわる戦争の真実を知ったことからビシデイアンに所属し、目覚しい活躍を見せる。そして当時の首領だったキャプテン・アングラッソの死に立会い、彼からビシディアンを任され、現在に至る。 | |
− | 長い髪と無精ひげを生やしたワイルドな風貌が特徴。地球連邦軍と[[ヴェイガン]] | + | 長い髪と無精ひげを生やしたワイルドな風貌が特徴。地球連邦軍と[[ヴェイガン]]の双方から物資を奪う他、ヴェイガンと内通している連邦軍を叩くなどの海賊行為を行っているが、これらは互いの戦力を拮抗させる事で大規模戦闘が起こる事を防ぐためでもある。 |
− | + | 戦闘スタイルは格闘戦重視であり、技量も非常に高くキオ・アスノの乗る[[ガンダムAGE-3]]と互角の勝負をし、ファントム3の乗る[[ダナジン]]を圧倒、ヴェイガンの名だたる[[Xラウンダー]]達にも互角以上に渡り合う程。一人突出することが目立った新兵時代とは異なり部下とのチームワークを重視する場面も見られ、連携攻撃で敵機をしとめるさまはまさに「猟犬のリーダー」といったところか。Xラウンダーでないにもかかわらず、かつての師であるウルフ・エニアクルから受け継いだ「スーパーパイロット」の名に恥じない大活躍を見せた。 | |
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=== アセム・アスノ === | === アセム・アスノ === | ||
− | [[スペースコロニー]] | + | [[スペースコロニー]]「トルディア」内にあるスージー・マスコビー・ハイスクールに通い、[[モビルスーツ|MS]]クラブに所属する高校生。コロニー内の競技用MS大会にて優勝する程の[[技量]]の持ち主。17歳の誕生日の際に父フリットからAGEデバイスを譲り受け、コロニー・トルディアが[[ヴェイガン]]による襲撃を受けた際は[[ガンダムAGE-1]]を起動させ、辛くも撃退。 |
− | いじめに遭っていた同級生を救うなど正義感の強い性格であり、卒業後はヴェイガンと戦う道を考えるものの親友であった[[ゼハート・ガレット|ゼハート]] | + | いじめに遭っていた同級生を救うなど正義感の強い性格であり、卒業後はヴェイガンと戦う道を考えるものの親友であった[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]が[[ヴェイガン]]の[[スパイ]]である事を知り困惑。悩み抜いた末に連邦軍へと入隊する。 |
しかし、ゼハートと戦う覚悟が無い中途半端な状態もあってか、戦場でゼハートと戦った際には一方的な敗北を喫する。激しい対抗意識を燃やすものの、[[Xラウンダー]]の適正もDランクと低く、ゼハートと父フリットとの差に苦悩するようになり、さらに[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]の軽率な言動により次第に自分を追い込んでいくようになる。 | しかし、ゼハートと戦う覚悟が無い中途半端な状態もあってか、戦場でゼハートと戦った際には一方的な敗北を喫する。激しい対抗意識を燃やすものの、[[Xラウンダー]]の適正もDランクと低く、ゼハートと父フリットとの差に苦悩するようになり、さらに[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]の軽率な言動により次第に自分を追い込んでいくようになる。 | ||
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1年後、アセムはウルフの遺志を継ぎ特務隊の隊長となり、AGE-2も白一色へと塗装した。ロマリーとも和解し、婚約。22歳の時に彼女と結婚した。 | 1年後、アセムはウルフの遺志を継ぎ特務隊の隊長となり、AGE-2も白一色へと塗装した。ロマリーとも和解し、婚約。22歳の時に彼女と結婚した。 | ||
− | 28歳の時に妻のロマリーとの間に息子[[キオ・アスノ|キオ]]を授かるものの、直後に入った任務で[[シド]]と交戦し、瀕死の状態になる。しかし、[[宇宙海賊ビシディアン]] | + | 28歳の時に妻のロマリーとの間に息子[[キオ・アスノ|キオ]]を授かるものの、直後に入った任務で[[シド]]と交戦し、瀕死の状態になる。しかし、[[宇宙海賊ビシディアン]]に救出され、以後はビシディアンの一員となり、やがて初代キャプテンであるアングラッゾの遺志を受け継ぎ「キャプテン・アッシュ」となった。なお、アセムが生存していた事実は伏せられており、連邦からは死亡認定を受ける事となった。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:初登場作品。[[スポット参戦]]を経て、第38話「たったひとつの望み」で自軍に正式参戦する。さすがに能力は高いが、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]の[[射程]]が最大4と短すぎる上に有効打が打てるのは射程2から、と極端なインファイターなので反撃無双は困難。切り込み役が最適。 | :初登場作品。[[スポット参戦]]を経て、第38話「たったひとつの望み」で自軍に正式参戦する。さすがに能力は高いが、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]の[[射程]]が最大4と短すぎる上に有効打が打てるのは射程2から、と極端なインファイターなので反撃無双は困難。切り込み役が最適。 | ||
− | :[[セリック・アビス|セリック]]&ヴェイガン組[[隠し要素/BX|生存フラグ]] | + | :[[セリック・アビス|セリック]]&ヴェイガン組[[隠し要素/BX|生存フラグ]]は、第29話・第38話・第39話でアッシュとゼハートを戦闘させるのが必須条件となっている。第29話ではNPCなものの、お互いに因縁の相手を狙いやすいので、比較的達成されやすい。第39話は強制出撃ではないので、忘れずに選択しておきたい。 |
:今回はキオ編以降の再現なので「キャプテン・アッシュ」名義での登場だが、第41話「君の中の英雄」クリア後は「アセム・アスノ」名義で再登録される(ただし、愛称はそのまま)。 | :今回はキオ編以降の再現なので「キャプテン・アッシュ」名義での登場だが、第41話「君の中の英雄」クリア後は「アセム・アスノ」名義で再登録される(ただし、愛称はそのまま)。 | ||
:[[機動戦士ガンダムAGE|原作]]以上に[[地球|地球圏]]の戦乱の裏で積極的に活動している様子が描かれており、[[ブライティクス|BX]]のメンバーやその関係者の幾人かとの繋がりを持ち、自軍部隊の影でも幅広い活躍を見せる。 | :[[機動戦士ガンダムAGE|原作]]以上に[[地球|地球圏]]の戦乱の裏で積極的に活動している様子が描かれており、[[ブライティクス|BX]]のメンバーやその関係者の幾人かとの繋がりを持ち、自軍部隊の影でも幅広い活躍を見せる。 | ||
:なお、『BX』における(キャプテン・アッシュになる前の)アセム・アスノは、地球連邦軍の著名な[[エース|エースパイロット]]として多くの人々に知られている模様で、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が'''「士官学校時代にアセム・アスノについて習った事がある」'''と語っている程である。 | :なお、『BX』における(キャプテン・アッシュになる前の)アセム・アスノは、地球連邦軍の著名な[[エース|エースパイロット]]として多くの人々に知られている模様で、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が'''「士官学校時代にアセム・アスノについて習った事がある」'''と語っている程である。 | ||
− | : | + | :戦闘前会話についてはキオがメインの主人公格として扱われ、それにフリットとアッシュが加わる三人一組の形になっている。(『UX』におけるシンの戦闘前会話でのキラ、アスランの関係に近い)。 |
:1周目限定だが、第14話で[[騎士ガンダム]]の[[正義]]稼ぎで初期撃墜数が異常に上がる人物で、セリック&ヴェイガン組生存フラグのネックである撃墜数の問題を彼一人で満たすことも可能。 | :1周目限定だが、第14話で[[騎士ガンダム]]の[[正義]]稼ぎで初期撃墜数が異常に上がる人物で、セリック&ヴェイガン組生存フラグのネックである撃墜数の問題を彼一人で満たすことも可能。 | ||
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:;第29話「再会、そして別れ」時 | :;第29話「再会、そして別れ」時 | ||
::'''スーパーパイロット、[[カウンター]]、[[指揮官]]L2''' | ::'''スーパーパイロット、[[カウンター]]、[[指揮官]]L2''' | ||
− | :: | + | ::NPC故に援護関係が無くなっている上に、'''全体攻撃も無い'''。その為前線にその移動力で突っ込んだ挙句に敵チームのメインにしか攻撃しないため自軍が戦闘を開始するまで長々と戦闘を見続ける事になる。 |
:;味方時 | :;味方時 | ||
::'''スーパーパイロット、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1、[[指揮官]]L2''' | ::'''スーパーパイロット、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1、[[指揮官]]L2''' | ||
− | ::「スーパーパイロット」はキャプテン・アッシュ(アセム・アスノ)専用スキルで、「気力130以上の時に気力に応じて命中・回避・特殊回避率に補正が掛かる」という強力なもの。実は、[[イノベイター]]や[[超兵]]等と同系統の能力なのだが、[[天才|才能]] | + | ::「スーパーパイロット」はキャプテン・アッシュ(アセム・アスノ)専用スキルで、「気力130以上の時に気力に応じて命中・回避・特殊回避率に補正が掛かる」という強力なもの。実は、[[イノベイター]]や[[超兵]]等と同系統の能力なのだが、[[天才|才能]]でも異能でもなく、純粋に技能と経験だけで彼らと同様の補正を得ているあたりに彼の凄腕っぷりが伺える。 |
::なお、'''[[気力限界突破]]系の[[スキルパーツ|スキルアイテム]]を使用する必要はあるが、[[気力]]170以上の時の「スーパーパイロット」による補正値は命中・回避率に+50で、Xラウンダーはおろか[[ニュータイプ]]や[[イノベイター]]をも超えている'''。それは、ある意味で人の可能性を最も体現していると言えるのかもしれない。彼自身が越えられないと思っていた壁をいつの間にか飛び越えていたようだ。なお、おあつらえ向きに彼が正式加入する'''第38話ではクリアボーナスで気力限界突破が手に入る'''ため、[[マイヨ・プラート|すぐにでもこれを実現可能]]。有用性は言わずもがな。 | ::なお、'''[[気力限界突破]]系の[[スキルパーツ|スキルアイテム]]を使用する必要はあるが、[[気力]]170以上の時の「スーパーパイロット」による補正値は命中・回避率に+50で、Xラウンダーはおろか[[ニュータイプ]]や[[イノベイター]]をも超えている'''。それは、ある意味で人の可能性を最も体現していると言えるのかもしれない。彼自身が越えられないと思っていた壁をいつの間にか飛び越えていたようだ。なお、おあつらえ向きに彼が正式加入する'''第38話ではクリアボーナスで気力限界突破が手に入る'''ため、[[マイヨ・プラート|すぐにでもこれを実現可能]]。有用性は言わずもがな。 | ||
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:基本的には彼に対しても尊大に振舞うよう心がけているようだが、切羽詰った際には素が出てしまう。終盤では戦争の在り方や対[[ヴェイガン]]感情で確執を持ってしまう。 | :基本的には彼に対しても尊大に振舞うよう心がけているようだが、切羽詰った際には素が出てしまう。終盤では戦争の在り方や対[[ヴェイガン]]感情で確執を持ってしまう。 | ||
;[[キオ・アスノ]] | ;[[キオ・アスノ]] | ||
− | : | + | :息子。初対面時は長らく家族を放り出したことを非難されたが、基本的に親子関係は終始良好だった。 |
:一方、[[小説|小説版]]では再会時に「何故、僕たちを捨てたのか」という追及から始まり、これまでの経緯を話してもすぐに納得してもらう事はできなかった。また、キオ側の独白で'''「この男はクズだ」'''とまで言われている。 | :一方、[[小説|小説版]]では再会時に「何故、僕たちを捨てたのか」という追及から始まり、これまでの経緯を話してもすぐに納得してもらう事はできなかった。また、キオ側の独白で'''「この男はクズだ」'''とまで言われている。 | ||
− | ;[[ロマリー・アスノ | + | ;ロマリー・ストーン([[ロマリー・アスノ]]) |
:同級生(OVA『MOE』では幼馴染という設定)にして妻。13年ぶりに再会した際には号泣された。 | :同級生(OVA『MOE』では幼馴染という設定)にして妻。13年ぶりに再会した際には号泣された。 | ||
− | ;[[ | + | ;エミリー・アスノ([[エミリー・アモンド]]) |
:母親。妹同様に髪の色は母親譲り。 | :母親。妹同様に髪の色は母親譲り。 | ||
;[[ユノア・アスノ]] | ;[[ユノア・アスノ]] | ||
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;[[GUNDAM:バルガス・ダイソン|バルガス・ダイソン]](SRW未登場) | ;[[GUNDAM:バルガス・ダイソン|バルガス・ダイソン]](SRW未登場) | ||
:母方の曽祖父。アセムは「曽祖父バルガスと同じ血を引く自分も、彼と同じビヤ樽のような体形になるのでは」と恐れており、それが部活動やスポーツに打ち込む理由の一つとなっている。 | :母方の曽祖父。アセムは「曽祖父バルガスと同じ血を引く自分も、彼と同じビヤ樽のような体形になるのでは」と恐れており、それが部活動やスポーツに打ち込む理由の一つとなっている。 | ||
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=== ビシディアン === | === ビシディアン === | ||
;[[ラドック・ホーン]] | ;[[ラドック・ホーン]] | ||
:副官であり、右腕的存在。アセムが最初に知り合ったビシディアンクルー。 | :副官であり、右腕的存在。アセムが最初に知り合ったビシディアンクルー。 | ||
− | |||
;キャプテン・アングラッゾ | ;キャプテン・アングラッゾ | ||
− | : | + | :初代ビシディアン首領。彼の後を受け継いだ。 |
;[[GUNDAM:ウィービック・ランブロ|ウィービック・ランブロ]](SRW未登場)、レウナ・イナーシュ | ;[[GUNDAM:ウィービック・ランブロ|ウィービック・ランブロ]](SRW未登場)、レウナ・イナーシュ | ||
:公式[[外伝]][[漫画]]『機動戦士ガンダムAGE~追憶のシド~』に登場。当作品において、[[シド]]と同時に遭遇し共同戦線を張った。 | :公式[[外伝]][[漫画]]『機動戦士ガンダムAGE~追憶のシド~』に登場。当作品において、[[シド]]と同時に遭遇し共同戦線を張った。 | ||
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:だが、アセム編終盤で敵の攻撃からアセムを身を挺して庇い、戦死してしまう。なお、死に際にアセムに対し'''「お前は最強のスーパーパイロットになれ」'''と遺言を残して逝った。ウルフの「スーパーパイロット」という言葉は、後のアセムの誇りと原動力になっている。 | :だが、アセム編終盤で敵の攻撃からアセムを身を挺して庇い、戦死してしまう。なお、死に際にアセムに対し'''「お前は最強のスーパーパイロットになれ」'''と遺言を残して逝った。ウルフの「スーパーパイロット」という言葉は、後のアセムの誇りと原動力になっている。 | ||
;[[GUNDAM:アリーサ・ガンヘイル|アリーサ・ガンヘイル]](SRW未登場)、[[GUNDAM:マックス・ハートウェイ|マックス・ハートウェイ]](SRW未登場) | ;[[GUNDAM:アリーサ・ガンヘイル|アリーサ・ガンヘイル]](SRW未登場)、[[GUNDAM:マックス・ハートウェイ|マックス・ハートウェイ]](SRW未登場) | ||
− | : | + | :アセム編での同僚パイロットたち。 |
;[[オブライト・ローレイン]] | ;[[オブライト・ローレイン]] | ||
− | : | + | :アセム編での同僚パイロット。キオ編以降も現役で、ディーヴァクルーの中で昔のアセムを知る人物の一人。 |
:連邦軍に対して高圧的に出る事が多いアッシュもオブライトだけは「さん」付けで呼んでいた。 | :連邦軍に対して高圧的に出る事が多いアッシュもオブライトだけは「さん」付けで呼んでいた。 | ||
;[[ロディ・マッドーナ]] | ;[[ロディ・マッドーナ]] | ||
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:『BX』で[[隠し要素/BX #クランシェカスタム&セリック・アビス、ガンダムレギルス&ゼハート・ガレット、フォーンファルシア&フラム・ナラ、ギラーガ改&レイル・ライト|条件]]を満たして生存した場合は完全に和解、決戦後、バロノークで学生時代にはできなかった酒の酌み交わしを行った。 | :『BX』で[[隠し要素/BX #クランシェカスタム&セリック・アビス、ガンダムレギルス&ゼハート・ガレット、フォーンファルシア&フラム・ナラ、ギラーガ改&レイル・ライト|条件]]を満たして生存した場合は完全に和解、決戦後、バロノークで学生時代にはできなかった酒の酌み交わしを行った。 | ||
;[[GUNDAM:デシル・ガレット|デシル・ガレット]](SRW未登場) | ;[[GUNDAM:デシル・ガレット|デシル・ガレット]](SRW未登場) | ||
− | : | + | :父フリットに並ぶ因縁の相手。最終的に彼に引導を渡した。 |
=== その他 === | === その他 === | ||
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;[[カイ・シデン]] | ;[[カイ・シデン]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では協力者。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では協力者。 | ||
− | ; | + | ;[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]]) |
− | :『BX』では彼女の正体を掴むと共に、ブレラを介して彼女の逃亡を助け、自らの意思で[[ビスト財団]]に囚われた彼女の救出のための情報をカイを介して[[ブライティクス|BX]] | + | :『BX』では彼女の正体を掴むと共に、ブレラを介して彼女の逃亡を助け、自らの意思で[[ビスト財団]]に囚われた彼女の救出のための情報をカイを介して[[ブライティクス|BX]]にリークするなど、何かと裏から助ける。 |
;[[リディ・マーセナス]] | ;[[リディ・マーセナス]] | ||
:『BX』では[[ブライティクス]]と敵対した末、自らの犯した過ちを悔やみ独り死を選ぼうとした彼を救出し、後に共にBXに合流する。 | :『BX』では[[ブライティクス]]と敵対した末、自らの犯した過ちを悔やみ独り死を選ぼうとした彼を救出し、後に共にBXに合流する。 | ||
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:アセムにとってゼハートとは、1年半という短い時間ではあったものの共に青春時代を過ごした親友であった。だが…。 | :アセムにとってゼハートとは、1年半という短い時間ではあったものの共に青春時代を過ごした親友であった。だが…。 | ||
;「どうして? どうして、お前がそんなのに乗ってんだよ!?」 | ;「どうして? どうして、お前がそんなのに乗ってんだよ!?」 | ||
− | :同話より。卒業式の日の戦闘においてガンダムAGE- | + | :同話より。卒業式の日の戦闘においてガンダムAGE-1を追い詰めたゼダスRからコックピットハッチを開けて姿を現したゼハートを目の当たりにして。親友ゼハートが憎むべき敵の出身であるという残酷な事実に、アセムは戸惑う。 |
:一方のゼハートもまた、標的であるガンダムAGE-1のパイロットが親友アセムであったという残酷な事実に苦悶する。そして、「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」と、捨て台詞を残して戦場を立ち去った。 | :一方のゼハートもまた、標的であるガンダムAGE-1のパイロットが親友アセムであったという残酷な事実に苦悶する。そして、「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」と、捨て台詞を残して戦場を立ち去った。 | ||
− | ; | + | ;「アセム・アスノ、AGE-2ガンダム行きます!」 |
− | + | :第19話より。アセム専用機であるガンダムAGE-2での初出撃時に。[[ガンダムシリーズ]]でお馴染の台詞「○○、××行きます!」である。 | |
− | + | :なお、アセムはガンダムAGE-2で戦果を挙げたとはいえ、命令違反があったために[[ディーヴァ]]艦長のミレースから自室謹慎を命じられてしまった。 | |
− | : | + | ;(Xラウンダー、俺だって…!) |
− | :なお、アセムはガンダムAGE- | ||
− | ; | ||
:第20話より。ゼハートとの戦闘で彼の持つ[[Xラウンダー]]の力で圧倒されて敗北したアセムは、戦闘後悔しさのあまり自室に籠っていた。 | :第20話より。ゼハートとの戦闘で彼の持つ[[Xラウンダー]]の力で圧倒されて敗北したアセムは、戦闘後悔しさのあまり自室に籠っていた。 | ||
:また、第21話においてアセムは「次世代型パイロット特別訓練プログラム」を受けたが、(概ね「A」評価が多かった一方で)Xラウンダーの適正だけは「D」評価であった。こうして、アセムは自身にXラウンダー適正が無い事に焦燥感を募らせていく…。 | :また、第21話においてアセムは「次世代型パイロット特別訓練プログラム」を受けたが、(概ね「A」評価が多かった一方で)Xラウンダーの適正だけは「D」評価であった。こうして、アセムは自身にXラウンダー適正が無い事に焦燥感を募らせていく…。 | ||
− | ; | + | ;「…父さん、父さんには俺の気持ちなんか!」 |
− | : | + | :第22話、戦闘効率がなっていない事をフリットに咎められて。 |
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:「父フリットはXラウンダー能力を持つのに、自分にはXラウンダー能力が無い」という劣等感、何よりも意見が対立しやすい父子の関係に、アセムは独り苛立つのであった。 | :「父フリットはXラウンダー能力を持つのに、自分にはXラウンダー能力が無い」という劣等感、何よりも意見が対立しやすい父子の関係に、アセムは独り苛立つのであった。 | ||
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;「俺には…何も無いんだよ!戦わなきゃ、戦って結果を出さなきゃ、誰も俺を認めてくれないんだ…!俺はお前が羨ましい。力を持ったお前が……」 | ;「俺には…何も無いんだよ!戦わなきゃ、戦って結果を出さなきゃ、誰も俺を認めてくれないんだ…!俺はお前が羨ましい。力を持ったお前が……」 | ||
:第24話にて。再び説得に現れたゼハートに対して遂に嫉妬を爆発させる。 | :第24話にて。再び説得に現れたゼハートに対して遂に嫉妬を爆発させる。 | ||
201行目: | 180行目: | ||
;「…なんだよ、それ…。なんでそんな事するんだよ…!」 | ;「…なんだよ、それ…。なんでそんな事するんだよ…!」 | ||
:同上、再会したゼハートとの問答中に[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]が乱入し、ゼハートを庇ってしまう。その行動にアセムは怒りを露わにする。 | :同上、再会したゼハートとの問答中に[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]が乱入し、ゼハートを庇ってしまう。その行動にアセムは怒りを露わにする。 | ||
− | ; | + | ;アセム「ゼハートォッ!!俺だって、お前を撃てる!!」 |
+ | ;ゼハート「お前は何もわかっていない…!」 | ||
:その後の追撃戦にて。この時のアセムを衝き動かしていたのは、みんなを守りたいという想いや戦士としての覚悟ではなく、力を持つ者への嫉妬やただ認めてもらいたい気持ちから来る焦りだった。そんな今のアセムの不甲斐ない姿は、遂にはゼハートからも怒りと失望を買ってしまう。 | :その後の追撃戦にて。この時のアセムを衝き動かしていたのは、みんなを守りたいという想いや戦士としての覚悟ではなく、力を持つ者への嫉妬やただ認めてもらいたい気持ちから来る焦りだった。そんな今のアセムの不甲斐ない姿は、遂にはゼハートからも怒りと失望を買ってしまう。 | ||
− | ; | + | ;「俺は…俺は! スーパーパイロット、アセム・アスノだぁぁぁッ!!」 |
− | + | :第26話、Xラウンダーの力に拘り翻弄されつつも見つけたアセムの答え。 | |
− | + | :この言葉と共に、上官・ウルフの(そして[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の)仇敵であるデシルをXラウンダー能力を持ってしても読む事の出来ない動きで容易く葬った。 | |
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;「夕陽…。こんなにも赤い太陽、初めてだ…」 | ;「夕陽…。こんなにも赤い太陽、初めてだ…」 | ||
− | : | + | :第27話。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」を破壊した後、[[地球]]へと不時着したアセムは初めて「赤い夕陽を見た」。 |
− | ; | + | ;「ずいぶん迷ったりしたけど、俺、自分が戦う本当の意味をやっと見つけ出せた気がする」<br />「俺は、大切な誰かのために戦いたい。その気持ちはいつだって変わらない。俺は守り続けるよ、君を…!」 |
:第28話より。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」の落下阻止から1年後、特務隊隊長となったアセムはロマリーと再会を果たす。アセムは「学生気分が抜けなかったために、迷惑を掛けてしまった事」を謝ってきたロマリーを許した。 | :第28話より。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」の落下阻止から1年後、特務隊隊長となったアセムはロマリーと再会を果たす。アセムは「学生気分が抜けなかったために、迷惑を掛けてしまった事」を謝ってきたロマリーを許した。 | ||
:そして、アセムはロマリーの前で彼女への変わらぬ想いを告白する。こうして、お互いの気持ちを伝え合った二人は後に結婚し、[[キオ・アスノ|キオ]]を儲けるのであった。 | :そして、アセムはロマリーの前で彼女への変わらぬ想いを告白する。こうして、お互いの気持ちを伝え合った二人は後に結婚し、[[キオ・アスノ|キオ]]を儲けるのであった。 | ||
225行目: | 195行目: | ||
;「せめて、あの子には見せてやりたい。戦争なんか無い世界を」 | ;「せめて、あの子には見せてやりたい。戦争なんか無い世界を」 | ||
:第29話より。キオが生まれた日に軍人としての任務に赴くアセムの独白。そして、アセムは消息を絶った…。 | :第29話より。キオが生まれた日に軍人としての任務に赴くアセムの独白。そして、アセムは消息を絶った…。 | ||
− | : | + | :ちなみにキオは父フリットにヴェイガンに対する刷り込み当然の教育とMS戦闘技術を叩き込まれる事になってしまう。尤も[[小説|小説版]]ではフリット側の独白でこの事に関する激しい葛藤と罪悪感が書かれており、死んだと思っていた息子に許しを請う言葉まで零している。 |
+ | ;「やっと会えたなキオ。力を見せてみろ、この父に!」 | ||
+ | :第34話。ディーヴァと遭遇、自ら出撃して。13年前はキオが戦争と縁のない世界を望んだアセムだが、「戦場に立つ以上は甘やかさない」ということだろうか。 | ||
;「スーパーパイロットをなめるなよ」 | ;「スーパーパイロットをなめるなよ」 | ||
− | :第34話。キオに倒されたデモンの敵討ちに燃えるファントム3の[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]とグラット率いる[[ダナジン]] | + | :第34話。キオに倒されたデモンの敵討ちに燃えるファントム3の[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]とグラット率いる[[ダナジン]]隊の連携に苦しめられるキオの危機に割って入り、その卓越した技量でグラットを仕留めた際の台詞。余談だが、この時の状況は23年前にウルフが自分を庇って戦死した時の状況に似ている。しかしアッシュの方はウルフを超える実力で返り討ちにした。 |
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=== 三世代編 === | === 三世代編 === | ||
235行目: | 206行目: | ||
;「ゼハート、味方を犠牲にしてまで、お前は何をやっているんだ!」<br/>ゼハート「必ずやり遂げねばならないのだ!! 人の感情など、とうに捨てている!!」<br/>「人である事を捨てててまでやる大義に、何の価値がある!?」<br/>ゼハート「貴様に何がわかる!?」<br/>「人が人である為のエデンじゃなかったのか!?」 | ;「ゼハート、味方を犠牲にしてまで、お前は何をやっているんだ!」<br/>ゼハート「必ずやり遂げねばならないのだ!! 人の感情など、とうに捨てている!!」<br/>「人である事を捨てててまでやる大義に、何の価値がある!?」<br/>ゼハート「貴様に何がわかる!?」<br/>「人が人である為のエデンじゃなかったのか!?」 | ||
:第48話より。敵に勝つためとはいえ、セカンドムーンの動力機関を利用した宇宙要塞ラ・グラミスのディグマゼノン砲によって[[ヴェイガン|味方の]][[フラム・ナラ|パイロット]]を巻き添えにする事前提の作戦を挙行したゼハートに対するアセムの激昂。 | :第48話より。敵に勝つためとはいえ、セカンドムーンの動力機関を利用した宇宙要塞ラ・グラミスのディグマゼノン砲によって[[ヴェイガン|味方の]][[フラム・ナラ|パイロット]]を巻き添えにする事前提の作戦を挙行したゼハートに対するアセムの激昂。 | ||
− | : | + | :その後、アセムのダークハウンドはゼハートのレギルスの各部位を的確に捉え、怒涛の勢いで破壊した。 |
;「つかめないものだってある。俺達は人間なんだから…。お前は敵である俺を何度も助けてくれた。戦士である前に人間だった」(中略)<br />「ゼハート、お前がいたからここまでやれたんだ」 | ;「つかめないものだってある。俺達は人間なんだから…。お前は敵である俺を何度も助けてくれた。戦士である前に人間だった」(中略)<br />「ゼハート、お前がいたからここまでやれたんだ」 | ||
:決着後、敗れたゼハートの「どうして、つかめないんだ…?」という問いへのアセムの返し。 | :決着後、敗れたゼハートの「どうして、つかめないんだ…?」という問いへのアセムの返し。 | ||
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;「この…バカ野郎がーーーッ!!」 | ;「この…バカ野郎がーーーッ!!」 | ||
:最終決戦、ゼハートが乗る赤い[[ガンダムレギルス]]と対峙し、壮絶な格闘戦の末にこの台詞と共にレギルスの顔面にパンチを入れる。 | :最終決戦、ゼハートが乗る赤い[[ガンダムレギルス]]と対峙し、壮絶な格闘戦の末にこの台詞と共にレギルスの顔面にパンチを入れる。 | ||
− | : | + | :この際、少年時代のアセムの映像と共に江口拓也氏の声もオーバーラップする。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも、この台詞が採用された。 |
;「俺達は確かに道を違えたかもしれない。でも、俺達の過ごしてきた時間が色あせて消え去ったりはしない」<br>「傷付け合った事も、分かり合えずすれ違った事も、共に泣き、そして笑い合った事も…。俺達は、ずっと友達だ。そうだろ、ゼハート!」 | ;「俺達は確かに道を違えたかもしれない。でも、俺達の過ごしてきた時間が色あせて消え去ったりはしない」<br>「傷付け合った事も、分かり合えずすれ違った事も、共に泣き、そして笑い合った事も…。俺達は、ずっと友達だ。そうだろ、ゼハート!」 | ||
− | : | + | :長年の決着が付き、重傷を負ったゼハートに対して。高校卒業後、互いに敵対する陣営に所属し、何度も激闘を繰り返してきたアセムとゼハート。 |
:しかし、それでも二人にとって、かつて学生時代に友達として過ごしてきた時間は、けっして消え去るものではなかった。 | :しかし、それでも二人にとって、かつて学生時代に友達として過ごしてきた時間は、けっして消え去るものではなかった。 | ||
;「ゼハート…。お前はあの日見た、遠い星の光だ…」 | ;「ゼハート…。お前はあの日見た、遠い星の光だ…」 | ||
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===PSP版=== | ===PSP版=== | ||
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;「…お前は どうして…! どうして変わってしまったんだ!」<br/>(中略)「人が人であるために! そのためにお前はエデンを求めたのではないのか!」<br/>「今のお前は人であると言えるのか!!」 | ;「…お前は どうして…! どうして変わってしまったんだ!」<br/>(中略)「人が人であるために! そのためにお前はエデンを求めたのではないのか!」<br/>「今のお前は人であると言えるのか!!」 | ||
− | : | + | : [[プレイステーション・ポータブル|PSP]]版の最終決戦でのディグマゼノン砲イベント後、ゼハートと対峙して。味方を巻き添えにディグマゼノン砲を発射する暴挙に出たゼハートを嘆きまじりに糾弾する。 |
:全体的な内容は前述のTV版の台詞とほぼ同じだが、あちらと比較してゼハートに対する失望感が強調されている。 | :全体的な内容は前述のTV版の台詞とほぼ同じだが、あちらと比較してゼハートに対する失望感が強調されている。 | ||
;フリット「アセム!! 連携を乱すな!!」<br/>「やらせてくれ 父さん!!」<br/>フリット「何をしている! これは戦争なんだぞ!!」<br/>「''違う! 戦争なんかじゃない! 人と人との戦いだ! 手を出すな!!!''」<br/>「ゼハート…この俺が逝かせてやる…!!」 | ;フリット「アセム!! 連携を乱すな!!」<br/>「やらせてくれ 父さん!!」<br/>フリット「何をしている! これは戦争なんだぞ!!」<br/>「''違う! 戦争なんかじゃない! 人と人との戦いだ! 手を出すな!!!''」<br/>「ゼハート…この俺が逝かせてやる…!!」 | ||
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:エデンの実現を焦るあまり変わり果ててしまったゼハートを止める為に、アセムは父の制止を振り切って友人として彼に戦いを挑む。 | :エデンの実現を焦るあまり変わり果ててしまったゼハートを止める為に、アセムは父の制止を振り切って友人として彼に戦いを挑む。 | ||
:結末はTV版と同様だが、この場面から決着まで[[BGM]]は『ガンダムAGE-2~運命の先へ』が流れ、他媒体とはまた違った雰囲気を見せる。PSP版屈指の名場面。 | :結末はTV版と同様だが、この場面から決着まで[[BGM]]は『ガンダムAGE-2~運命の先へ』が流れ、他媒体とはまた違った雰囲気を見せる。PSP版屈指の名場面。 | ||
− | : | + | :なお、ここで現れるガンダムレギルスはダークハウンド一機で戦う事になり、性能差に加え増援まで現れるため強敵となる。 |
=== [[小説|小説版]] === | === [[小説|小説版]] === | ||
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=== 追憶のシド === | === 追憶のシド === | ||
− | ; | + | ;「オレは戦争を起す種を、破壊するんだ…大切なものを守るために…」 |
− | : | + | ;「戦争は終わらない…ならばオレは…“戦い“という、敵を討ち続ける!!!」 |
− | + | :副官の[[ラドック・ホーン]]からの「元連邦のお前が連邦軍を襲うのか?」という言葉に対して。 | |
− | + | :海賊に身を置いても、自分なりの戦いと覚悟を見出す。ここからアングラッゾやウィービックの遺志も受け継いだ、キャプテン・アッシュとしての新たな戦いが始まる。 | |
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;「悪いな…ビシディアンの縄張りは…この[[宇宙]]…全てなんでな!!」 | ;「悪いな…ビシディアンの縄張りは…この[[宇宙]]…全てなんでな!!」 | ||
− | : | + | :連邦軍の輸送部隊のMSを全滅させて。『追憶のシド』の物語を締め括る台詞でもある。 |
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== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
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;「何だ…!?」 | ;「何だ…!?」 | ||
:第43話より。[[ジラード・スプリガン]]の暴走により[[フリット・アスノ|フリット]]たち他の[[Xラウンダー]]が苦しむ様子を見て戸惑う。 | :第43話より。[[ジラード・スプリガン]]の暴走により[[フリット・アスノ|フリット]]たち他の[[Xラウンダー]]が苦しむ様子を見て戸惑う。 | ||
− | : | + | :アセムはXラウンダーではないので影響を受けなかったのだが、本来はシリアスな場面のはずなのに、彼だけが呆然としている様子が視聴者からネタにされてしまった。 |
− | + | ;「な……!! ドッズランサーが…ない…」(中略) | |
− | + | ;「どうして武器がないんだー!!」 | |
− | + | :『追憶のシド』より。ミンスリーにてある任務の遂行後にヴェイガンと遭遇、戦闘になって。実はこの時、アセムが次期キャプテンになる事に反発したギスパード・ラーグーンが、アセムがダークハウンドから降りている間に裏工作を行なっていた。 | |
− | ;「な……!! ドッズランサーが…ない…」(中略) | ||
− | : | ||
:その結果アンカーショット以外の武器が喪失した状態で戦闘を行う羽目に。なお、ギスパードはその後ラドックによって粛正され、アセムもコロニー警備部隊やとある私兵部隊との共闘によって事なきを得る。 | :その結果アンカーショット以外の武器が喪失した状態で戦闘を行う羽目に。なお、ギスパードはその後ラドックによって粛正され、アセムもコロニー警備部隊やとある私兵部隊との共闘によって事なきを得る。 | ||
− | : | + | :しかし、[[ビームサーベル]]はともかく'''大型で変形にも必要な主要装備のドッズランサーが無くなっている事に攻撃寸前まで気付かない'''のは本編での活躍を考えると彼らしくもない場面である…。 |
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
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;「見つめなおすキッカケができたと思え」<br>「どうせ一度死に損ねたんだ。家も、[[ローナン・マーセナス|親]]も、全部取っ払って、自分自身を見つめ直してみるといい」<br>「そうすれば、戦う理由が見えてくるかもしれんぞ」 | ;「見つめなおすキッカケができたと思え」<br>「どうせ一度死に損ねたんだ。家も、[[ローナン・マーセナス|親]]も、全部取っ払って、自分自身を見つめ直してみるといい」<br>「そうすれば、戦う理由が見えてくるかもしれんぞ」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第38話「たったひとつの望み」より。[[ラプラスの箱]]の真実を語り終えた後、仲間を裏切って過ちを犯し、死ぬこともできなかった自分を恥じる[[リディ・マーセナス|リディ]]を諭す。 |
:実際に一度死に損ね、家族の前から姿を消し、全てを捨てて[[宇宙海賊]]としての戦いに身を投じたアセムの言葉故に、非常に重みがある台詞である。 | :実際に一度死に損ね、家族の前から姿を消し、全てを捨てて[[宇宙海賊]]としての戦いに身を投じたアセムの言葉故に、非常に重みがある台詞である。 | ||
;「安心しろ。お前はもう誰も傷つける事はない」<br>ゼハート「ザナルド・ベイハート! その妄執と共に、呪縛から解き放ってやる!」 | ;「安心しろ。お前はもう誰も傷つける事はない」<br>ゼハート「ザナルド・ベイハート! その妄執と共に、呪縛から解き放ってやる!」 | ||
:『BX』第41話「君の中の英雄」より、ゼハート達の生存フラグが成立した場合。[[ヴェイガンギア・シド|ヴェイガンギア]]にハッキングされ、望まない形でセカンドムーンを攻撃させられそうになった[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]に対して攻撃を加える際の台詞。 | :『BX』第41話「君の中の英雄」より、ゼハート達の生存フラグが成立した場合。[[ヴェイガンギア・シド|ヴェイガンギア]]にハッキングされ、望まない形でセカンドムーンを攻撃させられそうになった[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]に対して攻撃を加える際の台詞。 | ||
− | ; | + | ;「…[[フリット・アスノ|父さん]]、ひとつだけ言っておく。今の俺は生き方を強いられたとは思っちゃいない。むしろ、感謝している。このガンダムがあったからこそ、俺は俺の道を進むことが出来た…!」 |
− | + | :同上話。ヴェイガンギアに最後の攻撃を仕掛ける際に。 | |
;「ああ、俺達の活動は、一般にはあまり知られていない」<br>「[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画化]]でもされん限り、世論が許すまいな」 | ;「ああ、俺達の活動は、一般にはあまり知られていない」<br>「[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画化]]でもされん限り、世論が許すまいな」 | ||
:同上話。ヴェイガンとの決戦終結後、バロノークの処遇を話し合う場で飛び出したジョーク。 | :同上話。ヴェイガンとの決戦終結後、バロノークの処遇を話し合う場で飛び出したジョーク。 | ||
;「ああ…馬鹿正直だが、ただひたすら真っ直ぐな言葉…。そんな生き方をした奴だけに許される内容だ」 | ;「ああ…馬鹿正直だが、ただひたすら真っ直ぐな言葉…。そんな生き方をした奴だけに許される内容だ」 | ||
:『BX』第44話「光の騎士」にておいてゼハートが加入している場合に追加される台詞。[[マーダル軍]]の襲撃に遭い、抗戦する気力を失いかけていた白い谷の人々を立ち直らせるために演説した[[ジョルディ・ボーダー|ジョジョ]]を見て、ゼハートが「俺達にはできない演説だな」と言ったのを受けて。 | :『BX』第44話「光の騎士」にておいてゼハートが加入している場合に追加される台詞。[[マーダル軍]]の襲撃に遭い、抗戦する気力を失いかけていた白い谷の人々を立ち直らせるために演説した[[ジョルディ・ボーダー|ジョジョ]]を見て、ゼハートが「俺達にはできない演説だな」と言ったのを受けて。 | ||
− | : | + | :かたや死亡認定の後、[[宇宙海賊]]として裏から世界の歪みに関わり、かたや若くして多くの民の運命を背負ってコールドスリープを繰り返し、常人の人生とは全く異なる数奇な運命を歩んだ二人。だからこそ、ジョジョの真っ直ぐな言葉が眩しく聞こえるのだろう。 |
;「そうだ。お前も一緒に写真を撮るか? どうせ遅かれ早かれ家に入るんだろう?」 | ;「そうだ。お前も一緒に写真を撮るか? どうせ遅かれ早かれ家に入るんだろう?」 | ||
:『BX』EDより、アスノ家一同が揃った家族写真を撮る際に[[ウェンディ・ハーツ|ウェンディ]]へと言った台詞。直後に「冗談だ」と付け加えた。 | :『BX』EDより、アスノ家一同が揃った家族写真を撮る際に[[ウェンディ・ハーツ|ウェンディ]]へと言った台詞。直後に「冗談だ」と付け加えた。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
− | + | ;[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]] | |
− | + | :愛機。シドとの戦いで大破した[[GUNDAM:ガンダムAGE-2|ガンダムAGE-2]]を修復・改修したもの。 | |
− | ;[[ | ||
− | : | ||
− | |||
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;[[GUNDAM:バロノーク|バロノーク]](SRW未登場) | ;[[GUNDAM:バロノーク|バロノーク]](SRW未登場) | ||
:ビシディアンの移動拠点たる海賊戦艦。 | :ビシディアンの移動拠点たる海賊戦艦。 | ||
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*アッシュの公式の[[英語]]表記は「Ash」(灰)となっているが、「アッシュ」はアルファベット「[[キャプテンハーロック|H]]」の[[フランス語]]読みでもある。 | *アッシュの公式の[[英語]]表記は「Ash」(灰)となっているが、「アッシュ」はアルファベット「[[キャプテンハーロック|H]]」の[[フランス語]]読みでもある。 | ||
*スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』で描かれた学生時代の『[[童話|ピーター・パン]]』の[[劇中劇|劇]]では、アセムがフック船長役を演じている。 | *スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』で描かれた学生時代の『[[童話|ピーター・パン]]』の[[劇中劇|劇]]では、アセムがフック船長役を演じている。 | ||
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**これは後年、アセムが[[宇宙海賊ビシディアン]]2代目首領「キャプテン・アッシュ」になる事を[[伏線|暗示する場面]]であると考えられる。 | **これは後年、アセムが[[宇宙海賊ビシディアン]]2代目首領「キャプテン・アッシュ」になる事を[[伏線|暗示する場面]]であると考えられる。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == |