「オールレンジ攻撃」を編集中

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多くの[[パイロット]]にとって、モニターの範囲内を一瞬掠める程度しか見えない端末を捕らえるのは難しい。[[回避]]はおろか[[防御]]すら困難なため、オールレンジ攻撃は有効な攻撃方法として認知された。
 
多くの[[パイロット]]にとって、モニターの範囲内を一瞬掠める程度しか見えない端末を捕らえるのは難しい。[[回避]]はおろか[[防御]]すら困難なため、オールレンジ攻撃は有効な攻撃方法として認知された。
  
オールレンジ攻撃の弱点としては、単純にパイロットにとって操縦の負担が大きい事。<br>
+
オールレンジ攻撃の弱点としては、パイロットにとって端末と機体の同時操作の負担が大きいことがある。その要因には、単純に操作対象が多くなることに加え、端末の操作に高度な空間認識能力を必要とすることがある。そのため、戦闘の場面によっては端末と機体の同時操作が困難な場合もある。例えば、[[エルメス]]のパイロットを務めた[[ララァ・スン]]は、敵の攻撃によってビットの正確なコントロールができなくなったことがあった。
端末の操作に高度な空間認識能力を必要とすることがある<ref>例えば、自分の右斜め45度の500m先にいる敵機の死角から攻撃する場合、端末をどこまで飛ばしてどんな角度で攻撃すれば死角からの攻撃になり命中するか、と言う判断は、苦手な人だとゆっくり考えても中々正解できない。</ref>上、そのような難易度の高い操作を戦闘中に、自機体の操縦と同時に行わなければならないからである。<br>
 
万全な状態ならば自機と同時に正確な端末操作ができるパイロットでも、不測の事態によってできなくなることもあり得る。例えば、[[エルメス]]のパイロットを務めた[[ララァ・スン]]は、敵の攻撃によってビットの正確なコントロールができなくなったことがあった。
 
  
 
=== ガンダムシリーズにおけるオールレンジ攻撃 ===
 
=== ガンダムシリーズにおけるオールレンジ攻撃 ===
 
[[ガンダムシリーズ]]では、様々なオールレンジ攻撃可能な武装が登場している。
 
[[ガンダムシリーズ]]では、様々なオールレンジ攻撃可能な武装が登場している。
 
第3次Zでは下記の3種が全部登場するため、[[シン・アスカ]]が名称で混乱するという場面があった。
 
  
 
;[[宇宙世紀]]作品
 
;[[宇宙世紀]]作品
:「ビット」、「ファンネル」、「インコム」などが登場しており、それぞれ性能や駆動方式が異なる。このうち「ビット」や「ファンネル」は一部の非・宇宙世紀作品にも登場する。
+
:「ビット」、「[[ファンネル]]」、「インコム」などが登場しており、それぞれ性能や駆動方式が異なる。このうち「ビット」や「ファンネル」は一部の非・宇宙世紀作品にも登場する。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED|SEEDシリーズ]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED|SEEDシリーズ]]
 
:「ガンバレル」、「ドラグーン・システム」が登場。
 
:「ガンバレル」、「ドラグーン・システム」が登場。
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なお、オールレンジ攻撃は効果的な攻撃手段であるが、[[モビルアーマー]]に搭載されている大型ファンネル、メガ粒子砲を発射する[[νガンダム]]のフィン・ファンネル等の例外を除き、単体火力の高い武装ではない<ref>例えば[[キュベレイMk-II]]のファンネルの[[出力]]は1.3 MWであり、[[メタス]]のアームビームガンの2.0 MWよりも低い。一方で、[[α・アジール]]のファンネルは20.4 MWと[[ΖΖガンダム]]のダブルビームライフル1射の10.6 MW×2に匹敵する。</ref>。<!-- これは本来関節等の装甲の弱い部分を攻撃するための武装であるためである。(←一般的なのでしょうか?) -->スパロボ等の[[コンピュータゲーム]]ではファンネルがニュータイプ専用[[モビルスーツ]]の最強武装として扱われる場合が多いが、これは原作等で散見される「一体の[[モビルスーツ]]を複数のファンネルでよってたかって蜂の巣にする」という描写に由来するものと推測される。そうした攻撃の効果解釈差か、ボードゲームなどでは「機体へのダメージよりパイロットの消耗を狙う武器」として判定が行われる作品もある。
 
なお、オールレンジ攻撃は効果的な攻撃手段であるが、[[モビルアーマー]]に搭載されている大型ファンネル、メガ粒子砲を発射する[[νガンダム]]のフィン・ファンネル等の例外を除き、単体火力の高い武装ではない<ref>例えば[[キュベレイMk-II]]のファンネルの[[出力]]は1.3 MWであり、[[メタス]]のアームビームガンの2.0 MWよりも低い。一方で、[[α・アジール]]のファンネルは20.4 MWと[[ΖΖガンダム]]のダブルビームライフル1射の10.6 MW×2に匹敵する。</ref>。<!-- これは本来関節等の装甲の弱い部分を攻撃するための武装であるためである。(←一般的なのでしょうか?) -->スパロボ等の[[コンピュータゲーム]]ではファンネルがニュータイプ専用[[モビルスーツ]]の最強武装として扱われる場合が多いが、これは原作等で散見される「一体の[[モビルスーツ]]を複数のファンネルでよってたかって蜂の巣にする」という描写に由来するものと推測される。そうした攻撃の効果解釈差か、ボードゲームなどでは「機体へのダメージよりパイロットの消耗を狙う武器」として判定が行われる作品もある。
 
地上で使っていたサイコガンダムMk-IIのリフレクタービット以外のビットやファンネル等が重力下で使えるのかはよく議論になっていてはっきりしないが、ゲームではバランスを取るためか完全に宇宙専用になっているタイトルは少ない。
 
  
 
=== スーパーロボット大戦におけるオールレンジ攻撃 ===
 
=== スーパーロボット大戦におけるオールレンジ攻撃 ===
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==== 武器の特徴 ====
 
==== 武器の特徴 ====
* 武器属性は基本的には[[射撃 (武器属性)|射撃]]武器。[[モビルファイター]]である[[ガンダムローズ]]のローゼスビットを始め、端末が打突武器になるタイプや、ビーム弾状の非実体ビットなど、[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器扱いのオールレンジ攻撃も少なからず存在する。
+
* 武器属性は当然ながら[[射撃]]武器であるが、端末そのものを打突させる武器として使用するタイプについては[[格闘]]武器扱いにされる場合がある。
 
* 基本的に『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』より前は弾数制であり、『α外伝』以降はエネルギー消費武器に変更された。しかし[[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ|OG]]系列)方面では統一性が乏しく、古参の[[ファミリア]]系やストライクシールドを中心に、弾数制のオールレンジ攻撃が現在でも数多く存在する。
 
* 基本的に『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』より前は弾数制であり、『α外伝』以降はエネルギー消費武器に変更された。しかし[[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ|OG]]系列)方面では統一性が乏しく、古参の[[ファミリア]]系やストライクシールドを中心に、弾数制のオールレンジ攻撃が現在でも数多く存在する。
 
* 当初は[[Iフィールド]]などを無力化してダメージを与えるため、実弾兵器に設定されていた。その後、参戦作品の拡大に伴い、実弾を防ぐ[[フェイズシフト装甲|PS装甲]]でダメージが軽減されるなど矛盾が出てきたため、『[[スーパーロボット大戦J|J]]』や『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではPS装甲を無効化できる武器特性を持たせる措置が採られた。[[特殊装甲]]の概念が導入された『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』からは「[[バリア貫通]]」の[[ビーム兵器]]に設定されている。この通りスパロボでは基本的にIフィールドでは防げないようになっているのだがビームである以上、本来であればファンネルが来るのさえ解っていれば事前に起動しておいたりすることでIフィールドは有効である。
 
* 当初は[[Iフィールド]]などを無力化してダメージを与えるため、実弾兵器に設定されていた。その後、参戦作品の拡大に伴い、実弾を防ぐ[[フェイズシフト装甲|PS装甲]]でダメージが軽減されるなど矛盾が出てきたため、『[[スーパーロボット大戦J|J]]』や『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではPS装甲を無効化できる武器特性を持たせる措置が採られた。[[特殊装甲]]の概念が導入された『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』からは「[[バリア貫通]]」の[[ビーム兵器]]に設定されている。この通りスパロボでは基本的にIフィールドでは防げないようになっているのだがビームである以上、本来であればファンネルが来るのさえ解っていれば事前に起動しておいたりすることでIフィールドは有効である。
 
* 初期シリーズからしばらくの間は上記の理由により実弾扱いとなっていた関係で[[切り払い]]で(『R』以降の任天堂携帯機シリーズでは[[撃ち落とし]]でも)防ぐことができた。上記の通り改善が進んでからは属性が変わった関係で結果的に切り払いが出来ないようになっている場合が多い。
 
* 初期シリーズからしばらくの間は上記の理由により実弾扱いとなっていた関係で[[切り払い]]で(『R』以降の任天堂携帯機シリーズでは[[撃ち落とし]]でも)防ぐことができた。上記の通り改善が進んでからは属性が変わった関係で結果的に切り払いが出来ないようになっている場合が多い。
* 本来は大気圏内では使えないとされているファンネル系やドラグーン等では、[[地形#武器の地形適応|地形適応]]が空か陸、あるいはその両方がB、宇Sとされていることが多い。大気圏内での運用には[[強化パーツ]]が不可欠だが、『K』、『L』のドラグーン所持機は地上だとドラグーン自体が封印されてしまう。
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* 本来は大気圏内では使えないとされているファンネル系やドラグーン等では、[[地形#武器の地形適応|地形適応]]が空か陸、あるいはその両方がB、宇Sとされていることが多い。大気圏内での運用には[[強化パーツ]]が不可欠となる。
 
* 『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『α外伝』では距離補正がかからないという仕様があるが、これらの作品の距離補正はメリットが多大(最大射程を基準に、近づけば近づくほどダメージが上昇)であったため、実質的にファンネル系統にはマイナス補正がかかっている状態だった。
 
* 『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『α外伝』では距離補正がかからないという仕様があるが、これらの作品の距離補正はメリットが多大(最大射程を基準に、近づけば近づくほどダメージが上昇)であったため、実質的にファンネル系統にはマイナス補正がかかっている状態だった。
*「目で捉えることが難しい小型端末で相手の死角から一方的に攻撃する」という性質からか 『V』、『X』ではνガンダム、Hi-νガンダムのフィン・ファンネルのみ、『T』では全てのファンネルにカウンター属性が付いている。
+
* 『V』、『X』ではνガンダム、Hi-νガンダムのフィン・ファンネルのみカウンター属性が付いていたが、『T』では「目で捉えることが難しい小型端末で相手の死角から一方的に攻撃する」という性質からかカウンター属性が全てのファンネルに付いている。
*『DD』では基本的に敵機のファンネルはビーム属性、味方機のファンネルは特殊属性に設定されている。
 
  
 
==== [[アニメーション]] ====
 
==== [[アニメーション]] ====
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;[[ハンマ・ハンマ]]
 
;[[ハンマ・ハンマ]]
 
:ジオング同様両腕が有線式ビーム砲となっている。
 
:ジオング同様両腕が有線式ビーム砲となっている。
;[[ドーベン・ウルフ]]
 
:両腕が一般機は有線式、指揮官機は無線式ビーム砲となっている。
 
 
;[[α・アジール]]
 
;[[α・アジール]]
 
:有線サイコミュ式メガアーム砲を装備。ジオングやノイエ・ジールの有線アームの発展型である。
 
:有線サイコミュ式メガアーム砲を装備。ジオングやノイエ・ジールの有線アームの発展型である。
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===== インコム =====
 
===== インコム =====
有線式のオールレンジ攻撃用兵器。
 
 
イメージ的には有線式のファンネルと考えれば分かりやすく、スパロボでは「ニュータイプでなくても扱えるオールレンジ攻撃用兵器」と言うニュアンスになっている。
 
 
 
;[[Sガンダム]]
 
;[[Sガンダム]]
 
:頭部にインコムと呼ばれる武器を装備。コンピュータで擬似的に操作する。
 
:頭部にインコムと呼ばれる武器を装備。コンピュータで擬似的に操作する。
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===== ビット =====
 
===== ビット =====
サイコミュによって脳波で遠隔操作を行う自走式のビーム砲台。
 
 
ファンネルとの一番大きな違いは母機との通信方法とエネルギー供給方法であり、通信方法は[[ミノフスキー粒子#ミノフスキー通信|ミノフスキー通信]]を使う無線誘導であり、エネルギー供給方式はビット自体がジェネレーターを積んでおり、本体エネルギーで稼働する。
 
 
ジェネレーターを積んでいる為にビット一つ一つは大型となっている。
 
 
 
;[[エルメス]]
 
;[[エルメス]]
 
:ビットと呼ばれる無人武装端末で攻撃。後発の同系統武器に比べ、端末が大型で[[MS]]に匹敵するサイズを有している。
 
:ビットと呼ばれる無人武装端末で攻撃。後発の同系統武器に比べ、端末が大型で[[MS]]に匹敵するサイズを有している。
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[[ニュータイプ]]や[[強化人間]]の感応波によって無線誘導される小型のビーム砲台端末で、正式名称は「'''ファンネル・ビット'''」と呼称する。
 
[[ニュータイプ]]や[[強化人間]]の感応波によって無線誘導される小型のビーム砲台端末で、正式名称は「'''ファンネル・ビット'''」と呼称する。
  
「ファンネル」とは[[英語]]で「漏斗」(「ろうと」あるいは「じょうご」。または「煙突」の意)の事を指す単語だが、[[キュベレイ]]のビットが漏斗の形をしていた為にこの名称で呼ばれた。そこから転じて、形状によらず多くのサイコミュビット兵器が「ファンネル」と呼ばれるようになり、[[νガンダム]]のフィン・ファンネルに至ってはもはや筒型ですらない。名前の通りフィン(魚のひれ)の形になっているので、本来ならフィン・ビットと呼ばれるべきである。
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「ファンネル」とは[[英語]]で「漏斗」(「ろうと」あるいは「じょうご」。または「煙突」の意)の事を指す単語だが、[[キュベレイ]]のビットが漏斗の形をしていた為にこの名称で呼ばれた。そこから転じて、形状によらず多くのサイコミュビット兵器が「ファンネル」と呼ばれるようになり、[[νガンダム]]のフィン・ファンネルに至ってはもはや筒型ですらない。
  
 
キュベレイ等ファンネルの再使用の為の[[動力・エンジン・エネルギー|燃料・エネルギー]]の再充填機構をファンネルの搭載箇所に持つ機体も稀に存在するが、基本的に使い捨ての武装である。
 
キュベレイ等ファンネルの再使用の為の[[動力・エンジン・エネルギー|燃料・エネルギー]]の再充填機構をファンネルの搭載箇所に持つ機体も稀に存在するが、基本的に使い捨ての武装である。
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;[[キュベレイ]]系
 
;[[キュベレイ]]系
:ビットを小型化した発展版であるファンネルを初めて採用したMS。ファンネルを主兵装とするため、搭載数も多い。
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:ビットを小型化した発展版である[[ファンネル]]を初めて採用したMS。ファンネルを主兵装とするため、搭載数も多い。
 
;[[ゲーマルク]]
 
;[[ゲーマルク]]
 
:マザーファンネルから更に小型のチルドファンネルを射出する所謂親子式。ファンネルの稼動時間増加に一役買っている。
 
:マザーファンネルから更に小型のチルドファンネルを射出する所謂親子式。ファンネルの稼動時間増加に一役買っている。
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===== ドラグーン・システム =====
 
===== ドラグーン・システム =====
[[コズミック・イラ]]の世界における無線式ビット兵器の代表格。正式名称「Disconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network(分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク)」。量子通信によりオールレンジ攻撃を実現している。なお、[[ソードインパルスガンダム|ソードインパルス]]および[[デスティニーガンダム|デスティニー]]に装備されているビームブーメラン系武装は簡易的なドラグーンとしての機能を持つ。
 
 
 
;[[プロヴィデンスガンダム]]
 
;[[プロヴィデンスガンダム]]
 
:[[ザフト]]開発の無線ビット兵器「ドラグーン・システム」を搭載。クルーゼが搭乗して[[ストライクガンダム|ストライク]]を大破させ、[[バスターガンダム|バスター]]を戦闘不能に追い込んでいる。
 
:[[ザフト]]開発の無線ビット兵器「ドラグーン・システム」を搭載。クルーゼが搭乗して[[ストライクガンダム|ストライク]]を大破させ、[[バスターガンダム|バスター]]を戦闘不能に追い込んでいる。
 
:そして、[[ミーティア]]を爆砕させて最終的に撃破されるものの、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]まで大破に追い込むその様は、まさにラストボスに相応しい。
 
:そして、[[ミーティア]]を爆砕させて最終的に撃破されるものの、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]まで大破に追い込むその様は、まさにラストボスに相応しい。
 
;[[Xアストレイ]]
 
;[[Xアストレイ]]
:[[プロヴィデンスガンダム]]と同じく、「ドラグーン・システム」を搭載。一見有線式のように見えるが、このコードはエネルギーをドラグーンに送るためのものなので、コードが切断されても操作は可能である。フィールドを形成する事も可能。
+
:[[プロヴィデンスガンダム]]と同じく、「ドラグーン・システム」を搭載。一見有線式のように見えるが、このコードはエネルギーをドラグーンに送るためのものなので、コードが切断されても操作は可能である。フィールドを形成する事も可能。
 
:また、改装前の[[ドレッドノートガンダム|ドレッドノート]]から「XM1 プリスティス ビームリーマー」を引き継いで装備している。こちらもコードが存在するが端末のロストを防ぐためのものなため、無線式である。
 
:また、改装前の[[ドレッドノートガンダム|ドレッドノート]]から「XM1 プリスティス ビームリーマー」を引き継いで装備している。こちらもコードが存在するが端末のロストを防ぐためのものなため、無線式である。
 
;[[カオスガンダム]]
 
;[[カオスガンダム]]
 
:ドラグーンから発展した機動兵装ポッドを装備。
 
:ドラグーンから発展した機動兵装ポッドを装備。
 
;[[ストライクフリーダムガンダム]]
 
;[[ストライクフリーダムガンダム]]
:ドラグーン・システムの改良型であるスーパードラグーンを搭載。
+
:[[コズミック・イラ]]の世界におけるビット兵器ドラグーン・システムの改良型であるスーパードラグーンを搭載。[[デスティニーガンダム|本来の主人公機]]が霞むほどの無敵ぶり。
;[[アカツキ (シラヌイ装備)]]
+
;[[アカツキ]]
:「誘導機動ビーム砲塔システム」というドラグーンの系列装備を持つ。これはゲームではドラグーンバリアとしても実装され、象徴的なヤタノカガミと相俟って圧倒的な防御性能を示す。
+
:シラヌイ装備が「誘導機動ビーム砲塔システム」というドラグーンの系列装備を持つ。これはゲームではドラグーンバリアとしても実装され、象徴的なヤタノカガミと相俟って圧倒的な防御性能を示す。
 
;[[レジェンドガンダム]]
 
;[[レジェンドガンダム]]
:プロヴィデンスガンダムの後継機。量子演算システムの改良により、特殊な空間認識能力のないパイロットでも使用可能になっている。円錐状のドラグーン端末はビームスパイクも形成可能。
+
:プロヴィデンスガンダムの後継機。円錐状のドラグーン端末はビームスパイクも形成可能。
  
 
==== [[機動戦士ガンダム00]]シリーズ ====
 
==== [[機動戦士ガンダム00]]シリーズ ====
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=== ガンダムシリーズ以外 ===
 
=== ガンダムシリーズ以外 ===
 
ファンネルのイメージが強いためか、ガンダムシリーズ以外のロボットアニメではあまり見られない。
 
ファンネルのイメージが強いためか、ガンダムシリーズ以外のロボットアニメではあまり見られない。
;[[アトール]]
+
 
:両腕に装備したウィンゲルバインダーで、オールレンジ攻撃が可能。'''実は[[キュベレイ]]のファンネルより先に登場しているが、'''SRWで再現された事が無い。
+
;[[ニルヴァーシュ type ZERO spec-V]]
;[[ニルヴァーシュ type ZERO spec-V]] / [[ニルヴァーシュ specV3]]
 
 
:槍の先端部を7つのビットに分離可能。
 
:槍の先端部を7つのビットに分離可能。
 
;[[ファフナー]]系
 
;[[ファフナー]]系
:「ノルン」と呼ばれる無人攻撃端末が登場。ビーム砲による射撃とバリア展開が可能な攻防一体式。スパロボではノートゥング・モデルの武器やバリア扱いだが、実際は機体からコントロールされているわけではなく、ジークフリード・システムによって独自に遠隔操作されている。『EXODUS』では、これの発展型として、小型の無人ファフナーを操るシステムが開発されている。
+
:「ノルン」と呼ばれる無人攻撃端末が登場。ビーム砲による射撃とバリア展開が可能な攻防一体式。スパロボではノートゥングモデルの武器やバリア扱いだが、実際は機体からコントロールされているわけではなく、ジークフリードシステムによって独自に遠隔操作されている。『EXODUS』では、これの発展型として、小型の無人ファフナーを操るシステムが開発されている。
 
;[[EVA第13号機]]
 
;[[EVA第13号機]]
 
:「RSホッパー」と呼ばれる遠隔操作ユニットを搭載。本来は[[A.T.フィールド]]を発生させるための装備だがフィールドを直接ぶつけるなど攻撃にも転用可能。
 
:「RSホッパー」と呼ばれる遠隔操作ユニットを搭載。本来は[[A.T.フィールド]]を発生させるための装備だがフィールドを直接ぶつけるなど攻撃にも転用可能。
;[[ウッドマン]]
 
:木の葉型電磁ビット「リーフシールド」を展開し、射出しての攻撃や周囲に展開しての防御が可能。原作では[[ロックマン]]の武器可変システム対象の技。
 
 
;[[バル・ルルーン]]
 
;[[バル・ルルーン]]
 
:両腕のE.R.L.を切り離して遠隔攻撃端末として運用可能。原型のバル・バドスのものとは異なり、制御が自動化されて扱い易くなっている。
 
:両腕のE.R.L.を切り離して遠隔攻撃端末として運用可能。原型のバル・バドスのものとは異なり、制御が自動化されて扱い易くなっている。
 
;[[GA-003 トリックマスター]]
 
;[[GA-003 トリックマスター]]
 
:「フライヤー」と呼ばれる遠隔操作ユニットを搭載。
 
:「フライヤー」と呼ばれる遠隔操作ユニットを搭載。
;[[ディラド決戦メカ]]
 
:遠隔操作可能な球体「ビームポッド」を搭載。
 
  
 
=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===
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;[[魔装機神]]系
 
;[[魔装機神]]系
:ハイ・ファミリアを装備。パイロットではなくそれに仕えるファミリアが独自に遠隔操作するもので、彼らが乗り込む艦載機のような側面がある。
+
:ハイ・ファミリアを装備。ただし[[グランヴェール]]の場合、ファミリアは一体のみなので、ここには含まれない。
:ファミリア1体につき1機のハイ・ファミリアしか生成されないという性質上、元より1体しかいない[[グランヴェール]]はここには含まれない。
 
 
;[[グランゾン]]系
 
;[[グランゾン]]系
 
:[[αシリーズ]]以降、ワーム・スマッシャーがビームそのものを空間転移させてオールレンジ攻撃を行う武器として描かれている。
 
:[[αシリーズ]]以降、ワーム・スマッシャーがビームそのものを空間転移させてオールレンジ攻撃を行う武器として描かれている。
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;[[R-3]]
 
;[[R-3]]
 
:直接攻撃を行うストライクシールドを搭載。
 
:直接攻撃を行うストライクシールドを搭載。
;[[リコニトーレ]]
 
:射撃攻撃を行うピッドを背部に複数搭載。詳細は不明。
 
 
;[[アシュクリーフ]]
 
;[[アシュクリーフ]]
 
:直接攻撃を行うスプラッシュブレイカーを搭載。
 
:直接攻撃を行うスプラッシュブレイカーを搭載。
290行目: 261行目:
 
:アシュセイヴァーのカスタム機。ソードブレイカーを強化したソリッド・ソードブレイカーを搭載。
 
:アシュセイヴァーのカスタム機。ソードブレイカーを強化したソリッド・ソードブレイカーを搭載。
 
;[[ベルゲルミル]]
 
;[[ベルゲルミル]]
:勾玉状の端末による直接攻撃を行うシックス・スレイヴを搭載。基となったヒュッケバインMk-IIと戦闘グラフィックにおける描写から、チャクラム・シューターと同様の熱溶断機能を持つと思われる。
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:勾玉状の端末による攻撃を行う「シックス・スレイヴ」を搭載。基となったヒュッケバインMk-Ⅱと戦闘グラフィックにおける描写から、チャクラム・シューターと同様の熱溶断機能を持つと思われる。
 
;[[アストラナガン]]系
 
;[[アストラナガン]]系
 
:端末による射撃を行うガン・ファミリア(ガン・スレイヴ)を持つ。OGにおける代用機の[[R-GUNリヴァーレ]]も同様。
 
:端末による射撃を行うガン・ファミリア(ガン・スレイヴ)を持つ。OGにおける代用機の[[R-GUNリヴァーレ]]も同様。
300行目: 271行目:
 
:フェアリーという無人誘導兵器を装備、ビームによる射撃とそれを反射させる機能を持つ。
 
:フェアリーという無人誘導兵器を装備、ビームによる射撃とそれを反射させる機能を持つ。
 
;[[ガナドゥール]]
 
;[[ガナドゥール]]
:遠隔操作可能なビームランサー「アルティメットランサー」を2基搭載。
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:遠隔操作可能なビームランサー「アルティメットランサー」を2基搭載。
 
;[[ジェアン・シュヴァリアー]]
 
;[[ジェアン・シュヴァリアー]]
 
:遠隔操作可能なビームサーベル「ブレードビット」を多数搭載。
 
:遠隔操作可能なビームサーベル「ブレードビット」を多数搭載。
313行目: 284行目:
 
;[[ブラスタ]] / [[リ・ブラスタ]]
 
;[[ブラスタ]] / [[リ・ブラスタ]]
 
:遠隔操作型の戦闘ユニット・SPIGOTを装備。厳密にはブラスタ(リ・ブラスタ)の[[スフィア]]の力を制御するためのシステムであり、これ自体に攻撃力は持たない。
 
:遠隔操作型の戦闘ユニット・SPIGOTを装備。厳密にはブラスタ(リ・ブラスタ)の[[スフィア]]の力を制御するためのシステムであり、これ自体に攻撃力は持たない。
;[[ジェミニオン・レイ]]
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;[[ジェニオン|ジェミニオン・レイ]]
 
:遠隔操作型の戦闘ユニット・ハウンドを装備。
 
:遠隔操作型の戦闘ユニット・ハウンドを装備。
 
;[[グランヴァング]]
 
;[[グランヴァング]]
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*オールレンジ攻撃の概念の事実上の発案者である富野由悠季監督自身が、この概念の最大の批判者であったことは結構知られている。なぜならば、[[ミノフスキー粒子]]などによって遠隔操作可能な兵器を無力化することで、人型兵器の[[白兵戦]]の現実化を考えた監督にしてみれば'''「オールレンジ攻撃は人型兵器の存在意義を無効にしてしまう本末転倒の戦闘スタイル」'''に他ならないからである。
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*オールレンジ攻撃の概念の事実上の発案者である富野由悠季監督自身が、この概念の最大の批判者であることは結構知られている。なぜならば、[[ミノフスキー粒子]]などによって遠隔操作可能な兵器を無力化することで、人型兵器の[[白兵戦]]の現実化を考えた監督にしてみれば'''「オールレンジ攻撃は人型兵器の存在意義を無効にしてしまう本末転倒の戦闘スタイル」'''に他ならないからである。
**[[ガンダムシリーズ]]に登場するオールレンジ攻撃は、ビットからファンネルへと設定が変化していく中で、長距離兵器から火力を上げるための浮遊砲台のような位置付けへと描かれ方が変わっていった。だが、ファンネルなどの小さな兵器はそれ自体の見栄えが乏しく、さらに攻撃自体も絵的にも単調でつまらないものになりがちであったこともあり、その問題に拍車をかけることとなる。
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**[[ガンダムシリーズ]]に登場するオールレンジ攻撃は、ビットから[[ファンネル]]へと設定が変化していく中で、長距離兵器から火力を上げるための浮遊砲台のような位置付けへと描かれ方が変わっていった。だが、ファンネルなどの小さな兵器はそれ自体の見栄えが乏しく、さらに攻撃自体も絵的にも単調でつまらないものになりがちであったこともあり、その問題に拍車をかけることとなる。
**絵面に関しては『スパロボA』のアンソロジー4コマでも、敵と味方の戦闘がファンネル同士の撃ち合いになった際、ブライトが'''「どっちが敵でどっちが味方か分からん」'''と溢す場面があった。
+
**実際に『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』を経た『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』では、[[νガンダム]]と[[サザビー]]の最後の戦いがファンネルを潰しあった末の挙句の殴り合いで終結している。
**実際に『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』を経た『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』では、[[νガンダム]]と[[サザビー]]の最後の戦いがファンネルを潰しあった末の挙句の殴り合いで終結している。その後『[[機動戦士ガンダムF91]]』以降の富野監督のガンダムシリーズ作品においてはオールレンジ系武装はほとんど採用されておらず、前述の通りターンXなどごく少数が登場するに留まっている。
+
**近年では、近接攻撃能力の追加などの多機能化やそれに伴う特徴的なデザイン設定など演出のための工夫がされている場合もあるが、それもまたロボットアニメにおける遠隔操作兵器の持つ矛盾を回避するがゆえの苦肉の策であることは、演出的にも論を俟たない。
**一方で、ロボットの作画負担を減らしつつ見た目上は派手な攻撃演出が可能であるためか、富野監督以外のガンダムシリーズにおいてはコンスタントにオールレンジ系武装が採用され続けている。作品によっては近接攻撃能力の追加などの多機能化やそれに伴う特徴的なデザイン設定など演出のための工夫がされている場合もあるが、それもまたロボットアニメにおける遠隔操作兵器の持つ矛盾を回避するがゆえの苦肉の策であることは、演出的にも論を俟たない。
 
 
*'''「ファンネルが地上で使用できるか否か」'''と言う論議に関しては、右のリンク先に詳しいまとめがある。[http://www5f.biglobe.ne.jp/~sannbiki/g_sinnjitu3.htm ファンネルは地上で使えるのか?](外部リンク)
 
*'''「ファンネルが地上で使用できるか否か」'''と言う論議に関しては、右のリンク先に詳しいまとめがある。[http://www5f.biglobe.ne.jp/~sannbiki/g_sinnjitu3.htm ファンネルは地上で使えるのか?](外部リンク)
 
**ただし、これも一個人の推測にすぎず反論の余地もあり、[[サイコガンダムMk-II]]は[[ミノフスキークラフト]]の応用でビットを浮かせたという説もある為、結局のところ、公式のアナウンスが無い限り、真相は不明のままである。
 
**ただし、これも一個人の推測にすぎず反論の余地もあり、[[サイコガンダムMk-II]]は[[ミノフスキークラフト]]の応用でビットを浮かせたという説もある為、結局のところ、公式のアナウンスが無い限り、真相は不明のままである。
 
***なお、『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した水陸両用[[MA]]・[[シャンブロ]]に装備されたリフレクター・ビットは、回転翼を用いたホバリング能力が持たされており(簡単に言えば「動力の付いた竹とんぼ」)、これによって重力下での運用を可能にしている。
 
***なお、『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場した水陸両用[[MA]]・[[シャンブロ]]に装備されたリフレクター・ビットは、回転翼を用いたホバリング能力が持たされており(簡単に言えば「動力の付いた竹とんぼ」)、これによって重力下での運用を可能にしている。
 
*『[[SDガンダム外伝]]』シリーズにおいては、雷系の最下級[[魔法]]「ファン」を上回る魔法として「ファンネル」が登場しており(某有名RPGシリーズの魔法で喩えれば「'''サンダラ'''」といったところ)、SRWにおいても『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて[[法術士ニュー]]が使用している。
 
*『[[SDガンダム外伝]]』シリーズにおいては、雷系の最下級[[魔法]]「ファン」を上回る魔法として「ファンネル」が登場しており(某有名RPGシリーズの魔法で喩えれば「'''サンダラ'''」といったところ)、SRWにおいても『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて[[法術士ニュー]]が使用している。
*ファンネルがあまりにも強烈なインパクトを視聴者に与えたためか、現在ではファンネル以後登場した宇宙世紀以外のガンダムシリーズのオールレンジ攻撃端末や、ガンダムシリーズ以外のロボットアニメ・マンガ・ゲーム、果てはそれ以外の特撮作品等における無線型オールレンジ攻撃全般を一括して指す俗称として「ファンネル」という言葉がサブカルチャー界隈で定着している。
 
  
 
== 脚注 ==
 
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