「アニエス・ベルジュ」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Agnès Berge]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
| 声優 = {{声優|鈴木千尋|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|鈴木千尋|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|Chiyoko}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[主人公]]
 
}}
 
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
 
| 愛称 = [[愛称::アーニー]]
 
| 愛称 = [[愛称::アーニー]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
| 年齢 = [[年齢::19]]歳<ref>『スーパーロボット大戦UX パーフェクトバイブル』426頁。</ref>
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| 年齢 = [[年齢::19]]歳
 
| 出身 = [[センターシティ]]
 
| 出身 = [[センターシティ]]
 
| 所属 = [[地球連邦軍]]北米方面軍機動審査大隊→[[アンノウン・エクストライカーズ]]([[アルティメット・クロス]])
 
| 所属 = [[地球連邦軍]]北米方面軍機動審査大隊→[[アンノウン・エクストライカーズ]]([[アルティメット・クロス]])
 
| 階級 = [[階級::少尉]]
 
| 階級 = [[階級::少尉]]
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|Chiyoko}}
 
}}
 
}}
 
'''アニエス・ベルジュ'''は『[[スーパーロボット大戦UX]]』の[[主人公]]。
 
'''アニエス・ベルジュ'''は『[[スーパーロボット大戦UX]]』の[[主人公]]。
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
愛称は「'''アーニー'''」<ref>スパロボオリジナル主人公で愛称とフルネームが異なるのは『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の主人公コンビ([[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]・[[クリアーナ・リムスカヤ|リム]])以来である。</ref>。真面目で実直、かつ温和な[[性格]]の青年。天涯孤独の身の上であり、人々の命を守ることを何よりも優先する信念の持ち主。士官学校を次席で卒業して北米方面軍に配属され、親友の[[ジン・スペンサー]]と共に新型機「[[ライオットB]]」のテストパイロットとなる。
 
愛称は「'''アーニー'''」<ref>スパロボオリジナル主人公で愛称とフルネームが異なるのは『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の主人公コンビ([[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]・[[クリアーナ・リムスカヤ|リム]])以来である。</ref>。真面目で実直、かつ温和な[[性格]]の青年。天涯孤独の身の上であり、人々の命を守ることを何よりも優先する信念の持ち主。士官学校を次席で卒業して北米方面軍に配属され、親友の[[ジン・スペンサー]]と共に新型機「[[ライオットB]]」のテストパイロットとなる。
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その後、[[奇械島]]での戦いで肉体が限界に達したリチャードに代わって[[オルフェス]]のパイロットとなる。
 
その後、[[奇械島]]での戦いで肉体が限界に達したリチャードに代わって[[オルフェス]]のパイロットとなる。
  
以後はUXの一員として、世界から追われつつも[[加藤機関]]や[[スクラッグ]]、[[ザ・ブーム軍]]との戦いを潜り抜けていく。その中でかつての親友・ジンと些細な行き違いから激突、結果として彼を撃墜してしまう。アーニー自身はその事を後に再会するまで悔やんでいたが、二人の道が重なることはこの後二度となかった。
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以後はUXの一員として、世界から追われつつも[[加藤機関]]や[[スクラッグ]]、[[ザ・ブーム]]との戦いを潜り抜けていく。その中でかつての親友・ジンと些細な行き違いから激突、結果として彼を撃墜してしまう。アーニー自身はその事を後に再会するまで悔やんでいたが、二人の道が重なることはこの後二度となかった。
  
 
加藤機関によるテロ攻撃阻止作戦終了後も、引き続きUXとして活動。その中で、人類軍に加わったジン、そして彼のパートナーである謎の少女[[アユル・ディラン|アユル]]と対峙。互いに譲れぬモノがあると知ったアーニーは、リチャードの前例から長らく封印していたヘル・ストリンガーの使用を決断。[[竜宮島]]での激突は痛み分けに終わったが、これ以後彼の身体は空間跳躍の反動で徐々に疲弊していくことになった。
 
加藤機関によるテロ攻撃阻止作戦終了後も、引き続きUXとして活動。その中で、人類軍に加わったジン、そして彼のパートナーである謎の少女[[アユル・ディラン|アユル]]と対峙。互いに譲れぬモノがあると知ったアーニーは、リチャードの前例から長らく封印していたヘル・ストリンガーの使用を決断。[[竜宮島]]での激突は痛み分けに終わったが、これ以後彼の身体は空間跳躍の反動で徐々に疲弊していくことになった。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
+
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:初登場作品。主人公で担当声優の鈴木千尋氏も今作がスパロボシリーズ初出演となる。発売前情報では正統派と目されていたが、蓋を開けてみると人物としては正統派そのものながらも、心優しい新米軍人から己の信念を貫く[[傭兵]]に、そして誰も予想だにしない'''必殺仕事人'''へと変貌を遂げるという波乱万丈な人生を歩む。
+
:主人公で担当声優の鈴木千尋氏も今作がスパロボシリーズ初出演となる。発売前情報では正統派と目されていたが、蓋を開けてみると人物としては正統派そのものながらも、心優しい新米軍人から己の信念を貫く[[傭兵]]に、そして誰も予想だにしない'''必殺仕事人'''へと変貌を遂げるという波乱万丈な人生を歩む。
 
:第3部に入ると突如戦闘台詞全般がクールでドスの効いた「仕事人」風となり、多くのプレイヤーに「何があった!?」と言わしめた。
 
:第3部に入ると突如戦闘台詞全般がクールでドスの効いた「仕事人」風となり、多くのプレイヤーに「何があった!?」と言わしめた。
 
:今までの主人公とは異なり、特定の作品に深く関係することはなく、どのキャラクターともそれなりの接触を持っている。また、他人からは愛称か階級で呼ばれ、'''本名で呼ばれることはほぼない'''。ボイスで呼んでくれるのは「決別-ともだち-」でのイベント戦闘時のジンのみ。
 
:今までの主人公とは異なり、特定の作品に深く関係することはなく、どのキャラクターともそれなりの接触を持っている。また、他人からは愛称か階級で呼ばれ、'''本名で呼ばれることはほぼない'''。ボイスで呼んでくれるのは「決別-ともだち-」でのイベント戦闘時のジンのみ。
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:第4話のみ敵キャラとして現れ、第5話では最初は中立キャラとなっている。
 
:第4話のみ敵キャラとして現れ、第5話では最初は中立キャラとなっている。
  
== パイロットステータス ==
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[ライオットB|初期機体]]の方向性故か、[[回避#回避(能力)|回避]]高め・[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]低めのリアル系。オルフェスの[[運動性]]はそれほど高くなく、オデュッセアになると更に低回避・高装甲型になるので注意が必要。
+
[[ライオットB|初期機体]]の方向性故か、[[回避]]高め・[[防御]]低めのリアル系。オルフェスの運動性はそれほど高くなく、オデュッセアになると更に低回避・高装甲型になるので注意が必要。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:[[南雲一鷹|任天堂携帯機シリーズ前作の主人公]]とは加速が集中になったことと順番が違うだけでほぼ同一。
 
:[[南雲一鷹|任天堂携帯機シリーズ前作の主人公]]とは加速が集中になったことと順番が違うだけでほぼ同一。
 
:オルフェスの鈍足を自力で補う手段がないため、[[サヤ・クルーガー|サヤ]]の追風に頼ることになる。2週目以降はクリアエディットで「加速」を取るのも手。
 
:オルフェスの鈍足を自力で補う手段がないため、[[サヤ・クルーガー|サヤ]]の追風に頼ることになる。2週目以降はクリアエディットで「加速」を取るのも手。
:『UX』ではメインパイロットに[[応援]]の習得者がいないため、2週目以降は1つめか2つめを応援にしておくと序盤から部隊の平均レベル上昇に大きく貢献できる。
 
  
=== [[特殊スキル]] ===
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
:'''[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L1'''
 
:'''[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L1'''
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:PV2での紹介にも使われていた戦闘台詞。アーニーの人物像を象徴している台詞だが、その信念ゆえに軍を抜けることになる。パラドックスに陥りながらも、それでも彼は信念を貫き通す道を選ぶ。
 
:PV2での紹介にも使われていた戦闘台詞。アーニーの人物像を象徴している台詞だが、その信念ゆえに軍を抜けることになる。パラドックスに陥りながらも、それでも彼は信念を貫き通す道を選ぶ。
 
;「命までは、できれば…!」
 
;「命までは、できれば…!」
:第1~2部の汎用開始台詞。内容の割に無人機にも言うコトがある。
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:第1~2部の汎用開始台詞。内容の割に無人機にも言うコトがある。さらに第3部では……。
 
;「僕の故郷…返してもらうぞッ!」
 
;「僕の故郷…返してもらうぞッ!」
 
:対[[ゴゴール]]用の戦闘台詞。この台詞から、アーニーは[[センターシティ]]出身という事になる。
 
:対[[ゴゴール]]用の戦闘台詞。この台詞から、アーニーは[[センターシティ]]出身という事になる。
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;「もう、後戻りはできない…!」/「これが、僕達の信念だ…!」
 
;「もう、後戻りはできない…!」/「これが、僕達の信念だ…!」
 
:第2部までのラスト・テスタメントの〆台詞。
 
:第2部までのラスト・テスタメントの〆台詞。
;「聞け! 地獄の轟きを…!」
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;「聞け! 地獄の轟きを…!」
 
:[[リチャード・クルーガー|リチャード]]と同じ、ヘル・ストリンガーの決め台詞。この時点でもしっかり言う。
 
:[[リチャード・クルーガー|リチャード]]と同じ、ヘル・ストリンガーの決め台詞。この時点でもしっかり言う。
 
;「リチャード少佐…せめて、僕の手で!」
 
;「リチャード少佐…せめて、僕の手で!」
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==== シナリオデモ ====
 
==== シナリオデモ ====
 
;「いいねぇ、夢が大きくて。じゃあ、まずは憧れのトップガンへの第一歩を踏み出すとしますか!」
 
;「いいねぇ、夢が大きくて。じゃあ、まずは憧れのトップガンへの第一歩を踏み出すとしますか!」
:第1話「ビギニング」にて[[ジン・スペンサー|ジン]]との会話。一見なんとも無い会話ではあるが、この後の展開はトップガンとは程遠いものになるとは、予想もしなかったであろう……。
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:第1部第1話「ビギニング」にて[[ジン・スペンサー|ジン]]との会話。一見なんとも無い会話ではあるが、この後の展開はトップガンとは程遠いものになるとは、予想もしなかったであろう……。
;「ごふっ…!」
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;(僕は、地球連邦軍の軍人だ…敵に協力したとなれば、軍法会議はまぬがれない…だけど、それでも…! 人として、許せないことがあるッ!)
:第4話「舞い降りた翼」より。リチャードによって[[ライオットB]]の粒子加速炉を止められた際に漏らした呻き声。
+
:第1部第5話「伝説の忍者」より。[[ザ・ブーム軍]]の凶行を前に、アンノウン・エクストライカーズに加勢する。自身の立場を天秤にかけても、目の前で起ころうとしている大量虐殺を見過ごす事は出来なかった。
:一見何て事のないような台詞だが、既にプロローグにて[[バーン・バニングス]]が漏らしたように、こと『UX』においてキャラクターを問わず'''非常に頻発する'''ため印象に残り、ユーザーからは'''「ごふる」'''などという[[俗語・俗称|俗語]]を受けている。ライターの岸本みゆき氏の癖であろうか。
 
:特に主人公であるアーニーは、見せ場には窮地がつきものであるということもあってか、以降も'''事あるごとにこの呻きを頻発。'''見せ場=「ごふっ」の図式が完成してしまっている。
 
;(僕は、地球連邦軍の軍人だ…敵に協力したとなれば、軍法会議はまぬがれない…だけど、それでも…! 人として、許せないことがあるッ!)
 
:第5話「伝説の忍者」より。[[ザ・ブーム軍]]の凶行を前に、アンノウン・エクストライカーズに加勢する。自身の立場を天秤にかけても、目の前で起ころうとしている大量虐殺を見過ごす事は出来なかった。
 
 
<!-- ;「僕のことが信用できなければ、撃墜していただいても構いません」<br/>「ただ、もし許されるのなら…リチャード少佐たちがしようとしていることは何なのか、本当に正しいことはなんなのか…この目で見てみたいと…そう思っています」
 
<!-- ;「僕のことが信用できなければ、撃墜していただいても構いません」<br/>「ただ、もし許されるのなら…リチャード少佐たちがしようとしていることは何なのか、本当に正しいことはなんなのか…この目で見てみたいと…そう思っています」
 
: -->
 
: -->
;「面白半分に人を傷つけて…命を奪って…!」<br/>「ド外道ッ…! 生かしておけないのは、貴様の方だッ!」
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;「面白半分に人を傷つけて…命を奪って…!」<br/>「ド外道ッ…! 生かしておけないのは、貴様の方だッ!」
:第8話地上ルート「明日への道標」に於ける[[王政陸|陸]]との戦闘前会話。
+
:第1部第8話地上ルート「明日への道標」に於ける[[王政陸|陸]]との戦闘前会話。まだ青さの抜けない第1部のうちからこんな台詞を言っているあたりアーニーの陸に対する怒りが感じられると同時に、素質があったとも言える。
:まだ青さの抜けない第1部のうちからこんな台詞を言っているあたりアーニーの陸に対する怒りが感じられると同時に、'''素質が有った'''とも言える。
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:なお、敵の命を奪い取るのを嫌がる台詞があるので第3部以前のアーニーは「不殺」キャラだと評する声もあるが、この台詞を見てわかる通り、初期の時点で外道相手には躊躇しないので「不殺」ではない。
:なお、敵の命を奪い取るのを嫌がる台詞があるので第3部以前のアーニーは「不殺」キャラだと評する声もあるが、この台詞を見てわかる通り、'''初期の時点においても外道相手には躊躇しない'''ので「不殺」ではない。
+
;「許せないと思うなら、君も全力で戦うべきだ。大切な誰かの命を守るために・・・!」
;「許せないと思うなら、君も全力で戦うべきだ。大切な誰かの命を守るために…!」
+
:第1部第14話日本ルート「黒の執行者」より。王政陸が応援をよこしたはずの部下に殺されるというところを目撃した一騎に対して。竜宮島でフェストゥムだけ戦っていた一騎が、人が人に殺されるという現実を見たことで動揺した際に放った言葉。
:第14話日本ルート「黒の執行者」より。王政陸が応援をよこしたはずの部下に殺されるというところを目撃した一騎に対して。[[竜宮島]]で[[フェストゥム]]だけ戦っていた一騎が、人が人に殺されるという現実を見たコトで動揺した際に放った言葉。
+
;「ジン、君の言う通りだ。今までの僕もまた、魂はなかった…命を守ることの意味もわからないまま、ただ流されるままに生きてきた…けど、今は違うッ!守りたい人たちがいる! 背負うべき明日があるッ…!君に誇りがあるように…僕にだって、譲れない信念があるんだッ!」
;「ジン、君の言う通りだ。今までの僕もまた、魂はなかった…命を守ることの意味もわからないまま、ただ流されるままに生きてきた…けど、今は違うッ! 守りたい人たちがいる! 背負うべき明日があるッ…! 君に誇りがあるように…僕にだって、譲れない信念があるんだッ!」
 
 
:「生命-めざめ-」にて、かつてとは違うのだと吼えるジンへの返答。他者の思惑に乗せられていたジンが「誇り」と「使命」を得て変わったように、状況に流されていたアーニーもまた、「信念」と「覚悟」を得て変わったのだ。そして、彼は親友との激突に際し、ひとつの決断を下す。――――リチャードの前例から長らく封印されていた、捨て身の必殺技の発動を。
 
:「生命-めざめ-」にて、かつてとは違うのだと吼えるジンへの返答。他者の思惑に乗せられていたジンが「誇り」と「使命」を得て変わったように、状況に流されていたアーニーもまた、「信念」と「覚悟」を得て変わったのだ。そして、彼は親友との激突に際し、ひとつの決断を下す。――――リチャードの前例から長らく封印されていた、捨て身の必殺技の発動を。
 
;ジン「見ておくがいい! これが…俺の『誇り』だぁぁッ!」<br/>アーニー「受けてやる、ジン! この僕の…『信念』にかけてッ!」
 
;ジン「見ておくがいい! これが…俺の『誇り』だぁぁッ!」<br/>アーニー「受けてやる、ジン! この僕の…『信念』にかけてッ!」
 
:直後のイベント戦闘前。それぞれの背負うモノを懸け、全力のガーンディーヴァと全速のヘル・ストリンガーが激突する。
 
:直後のイベント戦闘前。それぞれの背負うモノを懸け、全力のガーンディーヴァと全速のヘル・ストリンガーが激突する。
 
;「命懸けのもてなしに報いるには、こちらも命を懸けなければならない、ということですよ」
 
;「命懸けのもてなしに報いるには、こちらも命を懸けなければならない、ということですよ」
:第27話[[バイストン・ウェル]]ルート「地上人のオーラ力」より。当初は拒んでいた反乱軍とホウジョウ軍の戦いに介入する事を決めたリチャードと「報酬は既にいただいた」と語るサヤに続いて。
+
:第2部第27話[[バイストン・ウェル]]ルート「地上人のオーラ力」より。当初は拒んでいた反乱軍とホウジョウ軍の戦いに介入する事を決めたリチャードと「報酬は既にいただいた」と語るサヤに続いて。
 
;「たとえ傭兵でも…それが任務だったとしても…子供が親を撃つなんて、あっちゃいけないことなんだ…」<br/>「リチャード少佐、あなたの志は…僕が受け継ぎます!」
 
;「たとえ傭兵でも…それが任務だったとしても…子供が親を撃つなんて、あっちゃいけないことなんだ…」<br/>「リチャード少佐、あなたの志は…僕が受け継ぎます!」
:第31話「Final Count」より。[[アイアンカイザー]]の対消滅を狙うリチャードを撃てず、パニックに陥るサヤの前に割り込んで。
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:第2部第31話「Final Count」より。[[アイアンカイザー]]の対消滅を狙うリチャードを撃てず、パニックに陥るサヤの前に割り込んで。そして……。
;「サヤさん…この輝きが、君の命の証しなら…! 僕も応えてみせよう! この魂を、君の命と共に…!」
+
;「サヤさん…この輝きが、君の命の証しなら…! 僕も応えてみせよう! この魂を、君の命と共に…!」
:第32話「BIG“C"」より。オデュッセア初合体時の台詞。
+
:第2部第32話「BIG“C"」より。オデュッセア初合体時の台詞。
 
;アーニー「見るがいい、ジン! ふたつの魂がひとつとなった…」<br/>サヤ「新たな命の姿を…!」
 
;アーニー「見るがいい、ジン! ふたつの魂がひとつとなった…」<br/>サヤ「新たな命の姿を…!」
 
:同上。ジンとのイベント戦闘前の台詞。本人達は全くそのつもりはないと思うが、別の意味に取られかねない発言である。…尤も、ある意味これは序の口だったのだが。
 
:同上。ジンとのイベント戦闘前の台詞。本人達は全くそのつもりはないと思うが、別の意味に取られかねない発言である。…尤も、ある意味これは序の口だったのだが。
 
;アーニー「憎しみを知るだけでは、本質に触れることはできない」<br/>サヤ「あなたたちが、もし本当に私たちを理解したいなら、知らなければならないことがある…!」<br/>アーニー「痛みを受け入れ、喜びを知ることが生きることの祝福だ! 悲しみを受け入れてもらうぞ、フェストゥム!」
 
;アーニー「憎しみを知るだけでは、本質に触れることはできない」<br/>サヤ「あなたたちが、もし本当に私たちを理解したいなら、知らなければならないことがある…!」<br/>アーニー「痛みを受け入れ、喜びを知ることが生きることの祝福だ! 悲しみを受け入れてもらうぞ、フェストゥム!」
:第39話「蒼穹-そら-」に於ける[[イドゥン]]との戦闘前会話。
+
:第2部第39話「蒼穹-そら-」に於ける[[イドゥン]]との戦闘前会話。
 
;(散っていった人々の想い…その想いを背負って、僕たちはここで生きている)<br/>(いつか僕たちも、彼らの魂と共にさすらいの唄を歌う日が来るのだろう)<br/>(せめて、彼らの魂がやすらぎと共にあるように…心から、祈る…)
 
;(散っていった人々の想い…その想いを背負って、僕たちはここで生きている)<br/>(いつか僕たちも、彼らの魂と共にさすらいの唄を歌う日が来るのだろう)<br/>(せめて、彼らの魂がやすらぎと共にあるように…心から、祈る…)
 
:第40話におけるモノローグ。自分達に想いを託した者達が安らかに眠れるよう祈りながら、アーニーは新たな戦いへと向かう。そして、このアーニーのモノローグと共に第2部は完結する(よって仕事人になっていないアーニーの最後の台詞でもある)。
 
:第40話におけるモノローグ。自分達に想いを託した者達が安らかに眠れるよう祈りながら、アーニーは新たな戦いへと向かう。そして、このアーニーのモノローグと共に第2部は完結する(よって仕事人になっていないアーニーの最後の台詞でもある)。
:ちなみに「さすらいの唄」は『必殺必中仕事屋稼業』の主題歌なので、例によって[[江戸時代|時代劇]]「必殺シリーズ」ネタである。そして第2部タイトルの「VAGABOND BLUES」も和訳すると「さすらいの唄」になる。
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:ちなみに「さすらいの唄」は『必殺必中仕事屋稼業』の主題歌なので例によって仕事人ネタである。そして第2部タイトルの「VAGABOND BLUES」も和訳すると「さすらいの唄」になる。
  
 
=== 第3部~エンディング ===
 
=== 第3部~エンディング ===
 
==== 戦闘時 ====
 
==== 戦闘時 ====
 
;「さてと……仕事だ」<br/>「これが、戦場の掟だ」<br/>「命を捨てる覚悟はできたか?」<br/>「そんなに死にたいなら、望み通りにしてやる!」<br/>「これは…僕が自ら望んだ戦いだ!」<br/>「どうやらお前も、始末しなけりゃならないようだな…!」<br/>「本当の仕事がどういうものか…教えてやる!」
 
;「さてと……仕事だ」<br/>「これが、戦場の掟だ」<br/>「命を捨てる覚悟はできたか?」<br/>「そんなに死にたいなら、望み通りにしてやる!」<br/>「これは…僕が自ら望んだ戦いだ!」<br/>「どうやらお前も、始末しなけりゃならないようだな…!」<br/>「本当の仕事がどういうものか…教えてやる!」
:第3部での汎用戦闘台詞。第1部のアーニーは一体どこへやら、'''完全に仕事人になってしまった'''……。
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:第3部での汎用戦闘台詞。第1部のアーニーは一体どこへやら、完全に仕事人になってしまった……。
 
:ただ、諸々込みで見ると、どうやらこの時期の「仕事人」的な台詞回しの数々は半分はリチャードの真似、半分は部隊での立場から意識的に作ったものらしい。裏付けるように、台詞をよく聞くと、意図的に低くしている部分が時々出てくる。
 
:ただ、諸々込みで見ると、どうやらこの時期の「仕事人」的な台詞回しの数々は半分はリチャードの真似、半分は部隊での立場から意識的に作ったものらしい。裏付けるように、台詞をよく聞くと、意図的に低くしている部分が時々出てくる。
 
;「そこを動くな!」<br/>「今、楽にしてやる!」
 
;「そこを動くな!」<br/>「今、楽にしてやる!」
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:そしてトドメ時。
 
:そしてトドメ時。
 
;「サヤ、ヘル・ストリンガーだ!」
 
;「サヤ、ヘル・ストリンガーだ!」
:合体攻撃発動時のコール。何でもないセリフだが、第2部までは「さん」づけだったのがいきなり呼び捨てに。
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:合体攻撃発動時のコール。何でもないセリフだが、第2部までは「さん」づけだったのがいきなり呼び捨てに。3ケ月の間に信頼関係が確立した(プレイヤーの間では'''3ケ月の間に二人の関係が一線を越えたのでは'''とも囁かれている…)のか、戦闘中の対応にリチャードを意識した結果かは不明。
:3ケ月の間に信頼関係が確立した(プレイヤーの間では'''3ケ月の間に二人の関係が一線を越えたのでは'''とも囁かれている…)のか、戦闘中の対応にリチャードを意識した結果かは不明。
 
 
:ちなみにこの部以降、どちらかというとアーニーがサヤを引っ張るようになる。
 
:ちなみにこの部以降、どちらかというとアーニーがサヤを引っ張るようになる。
 
;「聞け! 地獄の轟きをォッ!!」
 
;「聞け! 地獄の轟きをォッ!!」
 
:第3部だと決め台詞はこうなる。声音の変化も相まってリチャード以上の迫力。
 
:第3部だと決め台詞はこうなる。声音の変化も相まってリチャード以上の迫力。
 
;「生きるも地獄、死ぬも地獄か……」
 
;「生きるも地獄、死ぬも地獄か……」
:そして〆。各地を転戦している間に何があったのか。元ネタは『必殺仕置屋稼業』の第一話における印玄のセリフ。
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:そして〆。各地を転戦している間に何があったのか。元ネタは「必殺仕置屋稼業」の第一話における印玄のセリフ。
 
;「ひとつ! ふたつ! みっつ! どうだ!」
 
;「ひとつ! ふたつ! みっつ! どうだ!」
:第3部のエンド・オブ・リバースにおける斬撃時。
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:第3部のエンド・オブ・リバースにおける斬撃時。必殺シリーズではないが'''「生き血を啜り」'''とか'''「不埒な悪行三昧」'''とか'''「醜い浮き世の鬼を退治」'''などというフレーズが思い浮かんだプレイヤーが多数いると思われる。
:「必殺シリーズ」ではないが、時代劇『桃太郎侍』の'''「生き血を啜り」'''とか'''「不埒な悪行三昧」'''とか'''「醜い浮き世の鬼を退治」'''…などというフレーズが思い浮かんだプレイヤーが多数いると思われる。
 
 
;「もう慣れたよ、恨みを買うことにも…」<br/>「またひとつ、この手で可能性を奪ってしまった……」
 
;「もう慣れたよ、恨みを買うことにも…」<br/>「またひとつ、この手で可能性を奪ってしまった……」
 
:〆の台詞。リチャードばりの仕事人と化したアーニーにもはや退路はない。
 
:〆の台詞。リチャードばりの仕事人と化したアーニーにもはや退路はない。
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:イベント後の[[カリ・ユガ]]に対するヘル・ストリンガー使用時の台詞。エンド・オブ・リバース使用時にはまた別のパターンがあるが、始動とトドメ演出時は同じ。
 
:イベント後の[[カリ・ユガ]]に対するヘル・ストリンガー使用時の台詞。エンド・オブ・リバース使用時にはまた別のパターンがあるが、始動とトドメ演出時は同じ。
 
;サヤ「必ず掴んで見せる…!」<br/>アーニー「新たな始まりを…!」
 
;サヤ「必ず掴んで見せる…!」<br/>アーニー「新たな始まりを…!」
:上記のトドメ時の決め台詞。「始まりを!」の部分でかなりドスを利かせており、必聴。
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:上記のトドメ時の決め台詞。
 
;アーニー「感じるぞ…みんなの祈り、みんなの想いを!」<br/>サヤ「集え…始まりのもとに!」<br/>アーニー「聞け!これが…!」<br/>サヤ「生きとし、生ける者たちの…!」<br/>アーニー「魂の、叫びだああぁぁぁッ!」
 
;アーニー「感じるぞ…みんなの祈り、みんなの想いを!」<br/>サヤ「集え…始まりのもとに!」<br/>アーニー「聞け!これが…!」<br/>サヤ「生きとし、生ける者たちの…!」<br/>アーニー「魂の、叫びだああぁぁぁッ!」
 
:対カリ・ユガとのイベント戦闘でのエンド・オブ・リバースの台詞。鈴木氏の熱演により、ここでしか使われないのが勿体ないほどアーニーの叫びが凄い事になっている。
 
:対カリ・ユガとのイベント戦闘でのエンド・オブ・リバースの台詞。鈴木氏の熱演により、ここでしか使われないのが勿体ないほどアーニーの叫びが凄い事になっている。
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;「一気に決めるぞ、サヤ。ヘル・ストリンガーを使う!」
 
;「一気に決めるぞ、サヤ。ヘル・ストリンガーを使う!」
 
:「再来―みさお―」で一騎を救った際の台詞…すなわち、第3部の初台詞。いきなりサヤを呼び捨てにして混乱したプレイヤーも多いと思われる。…この直後にドスの聞いた台詞を聞かされてもっと混乱する事になるのだが。
 
:「再来―みさお―」で一騎を救った際の台詞…すなわち、第3部の初台詞。いきなりサヤを呼び捨てにして混乱したプレイヤーも多いと思われる。…この直後にドスの聞いた台詞を聞かされてもっと混乱する事になるのだが。
:ちなみに、シーンそのものはプロローグの踏襲。フェストゥムに追い詰められる一騎を、いきなり現れてヘル・ストリンガーで救出したリチャードの登場シーンと重ね合わせ、名実共にアーニーがリチャードを継いだことを否応なしに印象づけてくる。'''仕事人と化したことも含めて'''。
+
:ちなみに、シーンそのものはプロローグの踏襲(フェストゥムに追い詰められる一騎を、いきなり現れてヘル・ストリンガーで救出)。
 
;「軽々しく運命などと口にするな」<br/>「お前がもたらす滅びなど、命をかけるにすら値しないッ!」
 
;「軽々しく運命などと口にするな」<br/>「お前がもたらす滅びなど、命をかけるにすら値しないッ!」
 
:第44話「フェイス」に於ける[[ゴゴール]]との戦闘前会話。「滅びこそが運命」と嘯くスクラッグの支配者を一刀両断する。
 
:第44話「フェイス」に於ける[[ゴゴール]]との戦闘前会話。「滅びこそが運命」と嘯くスクラッグの支配者を一刀両断する。
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: -->
 
: -->
 
;「取り繕った弁舌の影から薄汚い欲望が透けて見える…もはやその口を開くな。僕たちから貴様らに返すのは、この必殺の一撃だけだッ!!」
 
;「取り繕った弁舌の影から薄汚い欲望が透けて見える…もはやその口を開くな。僕たちから貴様らに返すのは、この必殺の一撃だけだッ!!」
:対クイーン・フロンティアの戦闘前会話。銀河の支配などと言う身の程知らずな野望に取り付かれた、ギャラクシー船団の電脳貴族。「これが理想郷なのだ」などと嘯き、オデュサイトを身に宿すサヤの命を狙う彼等に、二人の仕事人が放つ'''「唸る必殺の一撃」'''が襲い掛かる。
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:対クイーン・フロンティアの戦闘前会話。銀河の支配などと言う身の程知らずな野望に取り付かれた、ギャラクシー船団の電脳貴族。「これが理想郷なのだ」などと嘯き、オデュサイトを身に宿すサヤの命を狙う彼らに、二人の仕事人が放つ'''「唸る必殺の一撃」'''が襲い掛かる。
 
;「張り巡らされた、蜘蛛の巣の中に…僕たちは……みんな、同じ世界に生きていたのか…」
 
;「張り巡らされた、蜘蛛の巣の中に…僕たちは……みんな、同じ世界に生きていたのか…」
 
:第50話シナリオエンドデモにて[[孔明リ・ガズィ|孔明]]から人間も[[フェストゥム]]も[[ELS]]も[[バジュラ]]も[[スクラッグ]]も、命の始まりは同じだったこと、[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の地球もラドリオ星や[[三璃紗]]同様この世界での未来の[[地球]]であることを聞いて。
 
:第50話シナリオエンドデモにて[[孔明リ・ガズィ|孔明]]から人間も[[フェストゥム]]も[[ELS]]も[[バジュラ]]も[[スクラッグ]]も、命の始まりは同じだったこと、[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の地球もラドリオ星や[[三璃紗]]同様この世界での未来の[[地球]]であることを聞いて。
:ちなみに、蜘蛛の巣という喩えは巡り巡って[[ドクター・ウェスト|この人]]の発言がネタにされてのものではないかと思われる。
 
 
;「さあな……だが、これだけははっきりしている」<br/>「繰り返される生と死、その循環こそが命ならば……」<br/>「僕達は、まだその半分しか知らないということだ」
 
;「さあな……だが、これだけははっきりしている」<br/>「繰り返される生と死、その循環こそが命ならば……」<br/>「僕達は、まだその半分しか知らないということだ」
 
:第51話のIMにて。ヨグ=ソトースの向こうに待つであろう親友との決戦を前に、サヤと共に「命」の意味を問う。そしてアーニーは、知る。自分達はまだ、「生」の側面からしか、命を知らないのだと……「死」をも知らねば、「命の始まり」には辿りつけないのだと。
 
:第51話のIMにて。ヨグ=ソトースの向こうに待つであろう親友との決戦を前に、サヤと共に「命」の意味を問う。そしてアーニーは、知る。自分達はまだ、「生」の側面からしか、命を知らないのだと……「死」をも知らねば、「命の始まり」には辿りつけないのだと。
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:ちなみに、アーニーがサヤから芝浜のことを聞いたのは、'''第51話で[[ナイア]]が[[大十字九郎|九郎]]に見せた夢の中'''である。あの光景が「有り得たかもしれない可能性」ならば、アーニーのこのデジャヴも[[虚憶]]の一種なのだろうか?
 
:ちなみに、アーニーがサヤから芝浜のことを聞いたのは、'''第51話で[[ナイア]]が[[大十字九郎|九郎]]に見せた夢の中'''である。あの光景が「有り得たかもしれない可能性」ならば、アーニーのこのデジャヴも[[虚憶]]の一種なのだろうか?
 
;アーニー「もう、あの頃には戻れない」<br />サヤ「流れゆくまま、消えゆくまま」<br />アーニー「それが、選んだ道ならば」<br />サヤ「ふたりの、命の意味ならば」<br />アーニー「やがて、訪れるのは愛の日か」<br />サヤ「それとも地獄の道行か」
 
;アーニー「もう、あの頃には戻れない」<br />サヤ「流れゆくまま、消えゆくまま」<br />アーニー「それが、選んだ道ならば」<br />サヤ「ふたりの、命の意味ならば」<br />アーニー「やがて、訪れるのは愛の日か」<br />サヤ「それとも地獄の道行か」
:第3部での[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。BGMや淡々と喋るアーニーとサヤの姿に陰鬱さが漂っているのだが、アーニーの台詞の中でさり気なく必殺シリーズネタが振られている(「やがて、訪れるのは愛の日か」→『必殺仕置人』の主題歌「やがて愛の日が」)。ちなみにこのネタは第3部のインタールードにも存在。というか(第2部もそうであるように)第3部サブタイトルである「SOMEDAY, LIFE TOGETHER」も「やがて愛の日が」の意訳であると思われる。
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:第3部での[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。BGMや淡々と喋るアーニーとサヤの姿に陰鬱さが漂っているのだが、アーニーの台詞の中でさり気なく必殺シリーズネタが振られている(「やがて、訪れるのは愛の日か」→必殺仕置人主題歌「やがて愛の日が」)。ちなみにこのネタは第3部のインタールードにも存在。というか(第2部もそうであるように)第3部サブタイトルである「SOMEDAY, LIFE TOGETHER」も「やがて愛の日が」の意訳であると思われる。
 
;アーニー「しのぶにも なほあまりある 昔とて」<br />サヤ「わが衣手は なみに濡れつつ」
 
;アーニー「しのぶにも なほあまりある 昔とて」<br />サヤ「わが衣手は なみに濡れつつ」
 
:上記の[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]の続き。とうとう和歌まで読みだす。
 
:上記の[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]の続き。とうとう和歌まで読みだす。
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
ここに挙げられている迷言の数々は大体がリチャードの芝居('''落語家で牧師の極楽亭リチャード'''、という設定)を信じ込んでいるせい。
 
ここに挙げられている迷言の数々は大体がリチャードの芝居('''落語家で牧師の極楽亭リチャード'''、という設定)を信じ込んでいるせい。
;(どういうことだ…? [[リチャード・クルーガー|怪しい落語家]]に、[[牧吾郎|軍事機密にまで精通している謎の技術者]]…この会社、本当に医療器メーカーなのか…?)
+
;(どういうことだ…? [[リチャード・クルーガー|怪しい落語家]]に、軍事機密にまで精通している謎の技術者…この会社、本当に医療器メーカーなのか…?)
:第5話「伝説の忍者」より。[[JUDA]]の牧と会話しての感想。[[ライオットB]]の[[修理]]を担当した牧から、ライオットBに'''陽子ジェネレータのリミッターが存在していない'''ことを知らされる、と言う重大なシーンで、BGMも相まってシリアスな場面……なハズなのだが、'''「怪しい落語家」'''という単語が全てを台無しにしている気がする。
+
:第1部第5話「伝説の忍者」より。[[JUDA]]の牧と会話しての感想。[[ライオットB]]の[[修理]]を担当した牧から、ライオットBに'''陽子ジェネレータのリミッターが存在していない'''ことを知らされる、と言う重大なシーンで、BGMもあいまってシリアスな場面……なハズなのだが、'''「怪しい落語家」'''という単語が全てを台無しにしている気がする。
 
;「落語家のウラの顔が傭兵だなんて、聞いて呆れますよ」
 
;「落語家のウラの顔が傭兵だなんて、聞いて呆れますよ」
:同話シナリオエンドデモより。[[傭兵]]とは気づいてなかったことはともかく、リチャードの事を、'''まだ落語家だと思っているのが…。'''
+
:同話シナリオエンドデモより。[[傭兵]]とは気づいてなかったことはともかく、リチャードのことを、'''まだ落語家だと思っているのが…。'''<br/>しかし、リチャードの方も(ついでにサヤも)'''落語家だということは否定はしていない。'''
:しかし、リチャードの方も(ついでにサヤも)'''落語家だということは否定はしていない。'''
+
;「それに、君は落語家なんだろう?」<br />「落語家は、日本のコメディアンだと聞いた。君は血に濡れたその手で、他人を笑わせることができるのか? いくら落語家の弟子が食えないからって、なにも傭兵までしてカネを稼ぐことはないじゃないか!」
;「それに、君は落語家なんだろう?」<br />「落語家は、日本のコメディアンだと聞いた。君は血に濡れたその手で、他人を笑わせることができるのか? いくら落語家の弟子が食えないからって、なにも傭兵までしてカネを稼ぐことはないじゃないか!」
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:第1部第6話「クロガネと少年と正義の味方」より、サヤに傭兵をやめさせようと説得した際の台詞……なのだが、ご覧のとおり'''本人は真面目なのに何かがおかしい'''。この発言には思わずサヤも吹き出してしまった。
:第6話「クロガネと少年と正義の味方」より、サヤに傭兵をやめさせようと説得した際の台詞……なのだが、ご覧のとおり'''本人は真面目なのに何かがおかしい'''。この発言には思わずサヤも吹き出してしまった。
 
 
:ちなみにこの台詞からアーニーはリチャードとサヤが落語家として稼げないから傭兵をやっていると思っている事がわかるが'''そんな事は誰も言っておらず、単なるアーニーの思い込みである'''。
 
:ちなみにこの台詞からアーニーはリチャードとサヤが落語家として稼げないから傭兵をやっていると思っている事がわかるが'''そんな事は誰も言っておらず、単なるアーニーの思い込みである'''。
:ベクトルこそ真逆だが、こういう思い込みの激しさはジンとそっくりな辺り、なんというか…。
+
:ベクトルこそ真逆だが、こういう思い込みの激しさはジンとそっくりな辺り、なんというか…
 
:しかし、サヤはこの発言を切欠に落語の勉強を始め、最終的には「落語もできる愉快な先生」を目指す事になったので、何気に彼女の将来を決定づけた重要な発言…だったのかもしれない。
 
:しかし、サヤはこの発言を切欠に落語の勉強を始め、最終的には「落語もできる愉快な先生」を目指す事になったので、何気に彼女の将来を決定づけた重要な発言…だったのかもしれない。
 
;「落語家の次はトップアイドルですか…世間の人たちがUXの正体を知ったら、さぞかし驚くでしょうね」(宇宙ルート)<br/>「落語家の傭兵もいるし、芸能界のウラ事情は複雑だなぁ…」(地上ルート)
 
;「落語家の次はトップアイドルですか…世間の人たちがUXの正体を知ったら、さぞかし驚くでしょうね」(宇宙ルート)<br/>「落語家の傭兵もいるし、芸能界のウラ事情は複雑だなぁ…」(地上ルート)
:これらは[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]がUXの一員であることを知ってのルートごとの反応。アーニーがリチャードの芝居を信じ込んでいるためか、エイーダはアーニーのこの発言に唖然としていた。
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:これらは[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]がUXの一員であることを知ってのルートごとの反応。アーニーがリチャードの芝居を信じ込んでいるためか、エイーダはアーニーのこの発言に唖然としていた。<br/>どちらも本人にしてみれば何気なく言っているだけなのだが、ユーザーにとっては失笑必至の迷台詞であろう。
:どちらも本人にしてみれば何気なく言っているだけなのだが、ユーザーにとっては失笑必至の迷台詞であろう。
 
 
;「いいえ、リチャード少佐は冗談半分でこんなことをする人じゃありませんよ」<br/>「あの人は、サヤさんのために…落語家として大成するよう、あえて厳しい修行を課しているんです!」<br/>「いやあ、お笑いの道は厳しいなあ!」
 
;「いいえ、リチャード少佐は冗談半分でこんなことをする人じゃありませんよ」<br/>「あの人は、サヤさんのために…落語家として大成するよう、あえて厳しい修行を課しているんです!」<br/>「いやあ、お笑いの道は厳しいなあ!」
:第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より、リチャードの持ってきたスクール水着で海にやって来たサヤに対して。大根芝居どころか無茶苦茶な服飾のセンスまで真に受けるとは……。
+
:第2部第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より、リチャードの持ってきたスクール水着で海にやって来たサヤに対して。大根芝居どころか無茶苦茶な服飾のセンスまで真に受けるとは……。
 
:しかし、'''サヤはこの発言を真に受けて吹っ切れてしまう'''。しかもこの後、揃って'''砂浜で大喜利に興じる'''。なぜそうなる。
 
:しかし、'''サヤはこの発言を真に受けて吹っ切れてしまう'''。しかもこの後、揃って'''砂浜で大喜利に興じる'''。なぜそうなる。
 
;サヤ「うふふふー」<br/>アーニー「あはははー」
 
;サヤ「うふふふー」<br/>アーニー「あはははー」
 
:そしてその後、仲良く大喜利中のお二人。だからなぜそうなる。当然、この異様な光景にエイーダや[[遠藤シズナ|シズナ]]はドン引きし、見なかった事にしてしまう。
 
:そしてその後、仲良く大喜利中のお二人。だからなぜそうなる。当然、この異様な光景にエイーダや[[遠藤シズナ|シズナ]]はドン引きし、見なかった事にしてしまう。
 
;「サヤさん…僕は前からずっと、君の…」<br>「君の落語が聞きたくて、夜も眠れなかったんだあ!」
 
;「サヤさん…僕は前からずっと、君の…」<br>「君の落語が聞きたくて、夜も眠れなかったんだあ!」
:同上。戦闘マップ開始時、洞窟内の毒気にあてられた際の発言。この毒気は'''催淫作用のある魔術'''のはずだが、その上でこんな台詞が飛び出すあたり、よほど落語のことを気にしているのだろうか……。
+
:同上。戦闘マップ開始時、洞窟内の毒気にあてられた際の発言。
:リチャードの芝居は最初に見ればわかる通り完全に大根(以下)なのだが、それでもここまで真に受ける辺りに天然のほどが伺える。当然こんな状況で言い出したのでサヤに怒られてしまう。
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:この毒気は'''催淫作用のある魔術'''のはずだが、その上でこんな台詞が飛び出すあたり、よほど落語のことを気にしているのだろうか……。
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:リチャードの芝居は最初に見ればわかる通り完全に大根(以下)なのだが、それでもここまで真に受ける辺りに天然のほどが伺える。
 
:……なお、「サヤの落語を聞きたい」という話は、'''なんとEDまで引っ張る'''(後述)。
 
:……なお、「サヤの落語を聞きたい」という話は、'''なんとEDまで引っ張る'''(後述)。
 
;アーニー「バケモノとかけまして、浮気の証拠を掴んだ奥様と解く。そのココロは!?」<br />サヤ「どちらも死ぬほど恐ろしい、なんてバカな事を言ってる場合ですか! しっかりしなさい、少尉!」
 
;アーニー「バケモノとかけまして、浮気の証拠を掴んだ奥様と解く。そのココロは!?」<br />サヤ「どちらも死ぬほど恐ろしい、なんてバカな事を言ってる場合ですか! しっかりしなさい、少尉!」
:上記の台詞の後、[[ダゴン]]が出現した時に飛び出した大迷言。ダゴンを目の当たりにした事でSAN値<ref>TRPG「クトゥルフの呼び声」で使用される、「正気度」のパラメータ。宇宙的恐怖に関する知識を知ってしまったりしたときに判定が行われ、失敗すると値が下がっていく。0になると発狂して[[NPC]]になる。</ref>が大幅に減少したようだ。…が、ダゴンが出現したときに城崎とアルが[[インスマウス]]の住人の末路について推測した直後に出て来るのが'''この期に及んでなぞかけ'''。何気にノリツッコミをかますサヤにも注目。
+
:上記の台詞のあと、[[ダゴン]]が出現した時に飛び出した大迷言。ダゴンを目の当たりにした事でSAN値(TRPG「クトゥルフの呼び声」で使用される、「正気度」のパラメータ。宇宙的恐怖に関する知識を知ってしまったりしたときに判定が行われ、失敗すると値が下がっていく。0になると発狂して[[NPC]]になる)が大幅に減少したようだ。…が、ダゴンが出現したときに城崎とアルが[[インスマウス]]の住人の末路について推測した直後に出て来るのが'''この期に及んでなぞかけ'''。何気にノリツッコミをかますサヤにも注目。
 
;(思い起こせば、これまでにもサヤさんには不自然な行動がいくつもあった…きっとリチャード少佐は、そんなサヤさんの正体を隠すために、あえていつも、あんなお芝居を…)
 
;(思い起こせば、これまでにもサヤさんには不自然な行動がいくつもあった…きっとリチャード少佐は、そんなサヤさんの正体を隠すために、あえていつも、あんなお芝居を…)
:第32話「BIG“C"」のシナリオデモより。リチャードの言動・行動を思い返して。一応アーニーの言うような意図もあったのかも知れないが、'''リチャードの行動は8割以上悪ノリである'''。
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:第2部第32話「BIG“C"」のシナリオデモより。リチャードの言動・行動を思い返して。一応アーニーの言うような意図もあったのかも知れないが、'''リチャードの行動は8割以上悪ノリである'''。
 
;「い、いえ…あの…少尉のままでいいです……」
 
;「い、いえ…あの…少尉のままでいいです……」
:第35話「選択-けつい-」より。リチャードの後継者としてUXの中心人物に抜擢された際、[[軍階級|階級]]の差を理由に遠慮したところ[[石神邦生|石神]]から「いっそのコト6階級特進! 准将とでも呼ばれてみるかね?」と言われた際の返事。とことん真面目な男である。
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:第2部第35話「選択-けつい-」より。リチャードの後継者としてUXの中心人物に抜擢された際、[[軍階級|階級]]の差を理由に遠慮したところ[[石神邦生|石神]]から「いっそのコト6階級特進! 准将とでも呼ばれてみるかね?」と言われた際の返事。とことん真面目な男である。
 
:ちなみに周りの反応はというと特に反対意見は出ず、「[[キラ・ヤマト|前例がある]]からいいんじゃないか」とまで言われた。
 
:ちなみに周りの反応はというと特に反対意見は出ず、「[[キラ・ヤマト|前例がある]]からいいんじゃないか」とまで言われた。
 
;「それだけじゃない、今まで戦ってきた全ての命を俺たちは背負い、生きてきたんだ!」  
 
;「それだけじゃない、今まで戦ってきた全ての命を俺たちは背負い、生きてきたんだ!」  
:第51話「STRANGE EONS」でのマスターテリオンとの[[戦闘前会話]](イベント後)。何もおかしい事は言っていないのだが、'''この場面だけアーニーの一人称が「俺」になってしまっている'''。リチャードを真似ているとは言っても、本来一人称までは変わっていない。
+
:第51話でのマスターテリオンとの戦闘前会話。何もおかしい事は言っていないのだが、'''この場面だけアーニーの一人称が「俺」になってしまっている'''。リチャードを真似ているとは言っても、本来一人称までは変わっていない。
 
;「そういえば、サヤ。あれから、落語の稽古はしているのかい?」<br/>「はは、じゃあお願いするよ。前から楽しみにしていたんだ」
 
;「そういえば、サヤ。あれから、落語の稽古はしているのかい?」<br/>「はは、じゃあお願いするよ。前から楽しみにしていたんだ」
 
:エンディングにて。何と最後の最後まで落語ネタを引っ張った。よほど印象に残ったらしい。
 
:エンディングにて。何と最後の最後まで落語ネタを引っ張った。よほど印象に残ったらしい。
;「よそう…また、リセットになるといけねぇ」
+
;「よそう…また、リセット(夢)になるといけねぇ」
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]で大喜利の解答をする事になった際に。'''「リセット」と書いて「[[夢|ゆめ]]」と読む'''。ちなみに元ネタは「[[芝浜]]」。本編中では芝浜をどこで聞いたのか思い出せなかったアーニーだが、こちらでは完璧に理解している。
+
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]で大喜利の解答をする事になった際に。ちなみに元ネタは「[[芝浜]]」。本編中では芝浜をどこで聞いたのか思い出せなかったアーニーだが、こちらでは完璧に理解している。
 
;「その時を楽しみにしてますよ。お二人が並んでステージに立たれる日を…」
 
;「その時を楽しみにしてますよ。お二人が並んでステージに立たれる日を…」
 
:中断メッセージでリチャードとサヤの小噺を食い止め、サヤから「少尉がそこまで言うのなら、続きは世界が平和になってからという事で」と言われた際の台詞。いつの間にかステージに立つ事になってしまったリチャードとサヤの心境や如何に。
 
:中断メッセージでリチャードとサヤの小噺を食い止め、サヤから「少尉がそこまで言うのなら、続きは世界が平和になってからという事で」と言われた際の台詞。いつの間にかステージに立つ事になってしまったリチャードとサヤの心境や如何に。
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== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[ライオットB]]
 
;[[ライオットB]]
:当初の搭乗機体。
+
:
 
;[[オルフェス]]
 
;[[オルフェス]]
:元々のパイロットであった[[リチャード・クルーガー]]から引き継ぎ、第11話以降搭乗する。
+
:
 
:;[[オデュッセア]]
 
:;[[オデュッセア]]
::[[ライラス]]との合体形態。オルフェス側のアーニーがメインパイロットを務める。
+
::
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*姓のベルジュは実在する刀剣の種類「フランベルジュ」のもじりとする説がある。これが正しければアーニーとサヤの名前は剣と鞘を表す事になり、ジンともスペンサー銃とフランベルジュ→銃と剣という解釈ができる(あるいは「ジン」→「刃」で刀剣同士という解釈もできるが)。
+
*アーニーは『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]以来となる一人称が「僕」の主人公でもあり、ケイジとは孤児という共通点がある(孤児主人公は他に[[セツコ・オハラ|セツコ]]がいる)。
**[[オデュッセア]]の必殺武器、エンド・オブ・リバースは'''柄を鞘に接続すると鞘が光り輝く演出がある'''。
+
*容姿が某[[ロックオン・ストラトス|兄]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|弟]]に似ている事から話題になった(そもそも弟の方とは共演している)。それどころか、'''PV第2弾で公式側すらそれをネタにしているとしか思えない演出をしている'''
*前述の通り愛称は「アーニー」だが、『UX』作中では元の[[軍階級|階級]]の'''「少尉」'''と呼ばれることも多く(そもそもメインヒロインであるサヤからしてほとんど「少尉」としか呼ばない。それだけに「アーニー」と呼ぶ場面が輝くとも言えるが)、実質的な[[指揮官]]となった後でも「少尉」のままなので、「アーニー」よりも「少尉」のほうが愛称としては適切とすら思えてしまう(一応言っておくと、階級に拘らないキャラは「アーニー」と呼んでいる)。
+
**さすがに本編中では彼らの容姿についての指摘はない。
**ちなみに「アニエス」はフランス語圏の'''女性名'''で[[英語]]読みだと「アグネス」と言う。「アーニー」は英語圏の男性名「'''アーノルド'''」の短縮形である。
 
*第2部の約3ヶ月後となる第3部でいきなり言動と顔グラフィックが大きく変化したため、当時プレイしていたユーザーは混乱した。一部ユーザーからは章をまたいだ後に一時的に言動が様変わりした[[カズマ・アーディガン|]]と比較されて「'''[[叢雲劾|している]]'''」と評される事もある。
 
*容姿が某[[ロックオン・ストラトス|兄]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|弟]]に似ている事で話題になった(弟の方とは共演している)。それどころか、'''公式側がPV第2弾でそれをネタにしているとしか思えない演出をしている'''。さすがに本編中では容姿ネタは登場しない。
 
 
**他にもキャラデザ繋がりで[[カルロス・アクシオン・Jr.|スットコドッコイ]]や[[悠凪・グライフ|ニーサン]]に似ているとも。
 
**他にもキャラデザ繋がりで[[カルロス・アクシオン・Jr.|スットコドッコイ]]や[[悠凪・グライフ|ニーサン]]に似ているとも。
*また、『UX』発売前はゲーム『テイルズ オブ ジ アビス』で鈴木千尋氏が演じたルーク・フォン・ファブレの[[声優ネタ]]でいじられることもあったが、性格が全く違うためすぐに収まった。
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*また、『UX』発売前はゲーム『テイルズ オブ ジ アビス』で鈴木氏が演じたルーク・フォン・ファブレの中の人ネタでいじられることもあったが、性格が全く違うためすぐに収まった。
**ただし、第三部以前と第三部以降の声の違いについては(中盤で自分を見つめ直すために断髪イベントをした後の)'''ルークがアッシュになった'''と評するユーザーもいる。
+
**ただし、第三部以前と第三部以降での声の違いについては'''ルークがアッシュになった'''と評するユーザーもいる。(ルークの方は中盤のイベントで自分を見つめ直すために断髪した後)
**『UX』中でルークの有名な台詞が使われる場面はあったが、[[張飛ガンダム|言ったのは鈴木氏とは関係ない別のキャラクターだった]]。
+
**なお、『UX』中でルークの有名な台詞が使われる場面があったが、[[張飛ガンダム|言ったのは鈴木氏とは関係ない別のキャラだった]]。
**『UX』のシナリオライターの一人である岸本みゆき氏は、アニメ版『テイルズ オブ ジ アビス』の脚本の一部を担当していた。
+
***ちなみに、『UX』のシナリオライターの一人である岸本みゆき氏は『テイルズ オブ ジ アビス』のアニメ版の脚本の一部を担当していた。
 +
**余談だが、『テイルズ オブ ジ アビス』のヒロイン(つまりルークの相手役)は[[ノーヴル・ディラン|本作のヒロインの母親]]と同じ声である。
 
*鈴木氏は自身のブログにて[http://ameblo.jp/maharo-chihiro/entry-11471532589.html 「たぶん、今までで一番叫んだキャラかもしれません」]と発言している。
 
*鈴木氏は自身のブログにて[http://ameblo.jp/maharo-chihiro/entry-11471532589.html 「たぶん、今までで一番叫んだキャラかもしれません」]と発言している。
**この「一番叫んだ」というのは最後のイベント戦闘における「魂の、叫びだああぁぁぁッ!」の箇所とするのがユーザーからは有力視されている。
+
*前述の通り愛称は「アーニー」だが、『UX』作中では元々の階級である'''「少尉」'''と呼ばれることも多く(そもそもメインヒロインであるサヤからしてほとんど「少尉」としか呼ばない。それだけに「アーニー」と呼ぶ場面が輝いているとも言えるが)、実質的な部隊の指揮官となった後でも「少尉」のままなので、「アーニー」よりも「少尉」のほうが愛称として適当なのでは?とさえ思えてしまう(一応言っておくと、階級に拘らないキャラは「アーニー」と呼んでいる)。
 +
**なお「アニエス」は一般に女性名である。英語のアグネスに相当する、というとわかりやすいか。
 +
*姓のベルジュは実在する刀剣の種類である「フランベルジュ」のもじりではないかとする説がある。これが正しいとするとアーニーとサヤは剣と鞘を暗示している事になり、またジンともスペンサー銃とフランベルジュ→銃と剣という解釈ができる(あるいは「ジン」→「刃」で刀剣同士という解釈もできるが)。
 +
**[[オデュッセア]]の必殺武器、エンド・オブ・リバースは'''柄を鞘に接続すると鞘が光り輝く演出がある'''。
 +
*第3部であまりに言動が様変わりした事から、一部のユーザーからは同じく章をまたぐと言動が大きく変化した(そしてアーニーとは違い、すぐに元に戻った)[[カズマ・アーディガン|彼]]と比較して「'''[[叢雲劾|している]]'''」と評される事もある。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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