ヴァルストーク航海日誌/第1部
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ヴァルストーク航海日誌のうち、第1部で記載されたもの。
注意[編集 | ソースを編集]
作品の全体的なネタバレが含まれています。未プレイの方は気をつけてご覧下さい。
日付[編集 | ソースを編集]
話数 | 日付 |
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第1話「宇宙の海に帆をあげろ」 | 連合宇宙暦99年 6月13日 |
第2話「白き鉄騎士たち」 | 連合宇宙暦99年 6月19日 |
第3話「ミッション『ナデシコ破壊指令』」 | 連合宇宙暦99年 6月21日 |
第4話「砕け散る希望」 | 連合宇宙暦99年 6月25日 |
第5話「機界・機械・奇々怪々」 | 連合宇宙暦99年 6月29日 |
第6話「GGG危機一髪」 | 連合宇宙暦99年 7月1日 |
第7話「『出会いと別れ』の赤い星」 | 連合宇宙暦99年 7月15日 |
第8話「沖縄の一番暑い日」 | 連合宇宙暦99年 8月1日 |
第9話「最悪な災厄の選択」(ナデシコ捜索) 第9話「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」(ハイジャック対処) |
連合宇宙暦99年 8月10日 連合宇宙暦99年 8月2日 |
第10話「赤と白の悪魔」 | 連合宇宙暦99年 8月22日 |
第11話「魔神相打つ」(日本) 第11話「心求めて」(北米) |
連合宇宙暦99年 8月24日 連合宇宙暦99年 8月24日 |
第12話「放送不可のウォークライ」(1周目) 第13話「『秘密のバイト』は危険な香り」(1周目) 第12話「『艦長』は君だ!『教授』は誰だ!」(2周目) 第13話「友情のファニーアニマルズ」(2周目) |
連合宇宙暦99年 9月1日 連合宇宙暦99年 9月16日 連合宇宙暦99年 9月1日 連合宇宙暦99年 9月16日 |
第14話「その生命、誰がために」 | 連合宇宙暦99年 9月25日 |
第15話「五色の絆、金色の勇気」 | 連合宇宙暦99年 10月2日 |
第16話「閉ざされた二人」 | 連合宇宙暦99年 10月17日 |
第17話「さらば勇者達! 東京大決戦!!」 | (なし) |
第18話「悲劇のワン・ナイト・スタンド」 | 連合宇宙暦99年 10月25日 |
第19話「激突!魔神vs地獄王」 | 連合宇宙暦99年 10月27日 |
第20話「加速する宇宙」 | 連合宇宙暦99年 10月30日 |
第21話「送られてきた刺客」 | 連合宇宙暦99年 11月7日 |
第22話「過去からの帰還者」(火星) 第22話「やってきた『遠い同胞』」(月) |
連合宇宙暦99年 12月2日 連合宇宙暦99年 11月10日→12月20日(クリア後) |
第23話「終らない円舞曲・終幕」 | 連合宇宙暦99年 12月23日 |
第24話「それぞれの『自分らしく』」 | 連合宇宙暦99年 12月26日 |
第25話「木星決戦!超重力の罠」 | 連合宇宙暦100年 1月1日 |
第26話「勇気ある戦い」 | (なし) |
第27話「そして、終わらない明日へ」 | 連合宇宙暦100年 2月13日 |
本文(第1話~第8話)[編集 | ソースを編集]
本文 |
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第1話「宇宙の海に帆をあげろ」(99.6.13) 前の仕事が終って『ビット』に待機してそろそろ二週間になる。ジャンク屋連中との機械いじりもそろそろ飽きてきた。何より前の仕事の稼ぎはほとんど艦の改装に消えちまったと聞いている。このままでは36度目の倒産の危機だ。だけど、航海していない航海日誌も今日で終わりだ。親父の話では新しい依頼人が来るそうだ。おまけに行き先はどうやら地球らしい。退屈な日誌も今日で終わり!明日からは、日誌の全てが大冒険の記録で埋まるのを祈る… |
第2話「白き鉄騎士たち」(99.6.19) ビットを出航して数日…。その間に何度か海賊の襲撃も受けたが航海はおおむね順調だ。デュオとカトルもヴァルストークに随分と慣れたようで艦内には何の問題もない。今日も事件らしい事件も起きないまま艦内時間は夕方になる。問題があるとするならばこれがただの『従業員慰安旅行』であることだ。どうやら36回目の倒産の危機はまだまだ続くようだ… |
第3話「ミッション『ナデシコ破壊司令』」(99.6.21) イバリューダーとかいう連中を追ってラダムと戦って、スペースナイツを拾って…いきなりの急展開で次はネルガル重工の新型戦艦を破壊しろって依頼だ。この依頼、色々と裏があるみたいだ。だが、俺としては倒産の危機からとりあえず脱出で一安心だ。相手がナデシコだかナメネコだか知らないが対艦戦ならお手の物だ。ヴァルストークと俺達の力を見せてやるってもんだぜ… |
第4話「砕け散る希望」(99.6.25) 結局、倒産の危機は続く…。前回の依頼は経費の分だけ赤字という最悪の結果に終わった。親父はフリーマンって人に追加の報酬を請求すると言ってるがどうも望み薄らしい。ギャラもそうだが俺はウチの中での俺の扱いにどうにもこうにも納得できない。こんなことなら家出してナデシコに乗り込み、火星へ行くべきだった。人類の太陽系進出の拠点だった火星…トレイラーとして一度は行っておくべき場所の一つだ。ホリスの話では太陽系の惑星は旧世紀には9つだったらしい。でも、一番端の…名前は忘れたがその星が惑星から落選して今では8つということになっている。太陽系はその星の公転軌道分だけせまくなったが宇宙はやっぱり広い。いつかは旅に出たいものだ。…とロマン溢れる話より今は目の前の倒産の危機だ。親父の交渉術に期待する… |
第5話「機界・機械・奇々怪々」(99.6.29) 久々の親父の鉄拳は効いた…。確かに今回も俺が全面的に悪かったが2発は多過ぎだ。が、これも真のトレイラーになるための修行と考えることにする。そして、今回の航海の最大の目玉…ついに地球に到着する。デュオ達の話では地球もいろいろと大変らしいが、そういう時だからこそトレイラーが活きるというものだ。往きは倒産と隣り合わせだったが帰りは依頼たっぷりで特別ボーナスが出るのを祈る… |
第6話「GGG危機一髪」(99.7.1) せっかくの地球到着だったがとんでもないことの連続だった。噂に聞いていたマジンガーZと戦う羽目になり、そのパイロットは敵を倒すために自爆しちまった。兜甲児…。少しの時間しかあえなかったがいい奴だったと思う…。俺達はそのまま親父の知り合いの大河長官の勧めでGアイランドシティに留まっている。親父の方は大河長官といろいろと話があるらしいので、その間に俺達は施設を案内してもらうことになった。とりあえず、ここで少し休養してもらうものをもらって後は宇宙に帰るだけだ… |
第7話「『出会いと別れ』の赤い星」(99.7.15) 大河長官からの依頼を保留したままもう2週間が経つが、火星の状況はよくわかっていない。自慢じゃないがヴァルストークは惑星間航行能力も持っている。というわけで、状況次第では火星まで飛んでもらうということで俺達はまだGGGにいる。その間、火麻参謀やレディさんには何度か説得めいたことを言われたけど長官は俺達を無視しているみたいだ。その証拠に凱さん達は何度か出撃しているのに俺達にはお呼びがかからない。チイ姉やミヒロも口には出していないが退屈で機嫌が悪い。唯一、姉ちゃんだけは休暇を有意義に使うと言っては買い物を楽しんでいる。だからと言って、俺はトレイラーとして誰かに命令されて戦うのは御免だ。トレイラー心得、何事にも束縛されずに自由であれ、だ。この件だけは親父が何と言おうと俺はトレイラーの意地を通すつもりだ。 |
第8話「沖縄の一番暑い日」(99.8.1) …ついに8月になってしまった。Gアイランドに滞在してもう一ヶ月になる。その間、お使い程度の小さな依頼はこなしたが、これではGGGに飼い殺されてるようなものだ。宇宙に戻らないのは例のプロジェクトWとやらへの義理立てだと親父は言っている。戦闘はしないまでもそれ以外の仕事は手伝ってもいいと考えているようだ。どこかの組織のお抱えになるとは親父もヤキが回ったようだ。確かにトレイラーの仕事は義理と人情、コネと信用がモノを言う世界だ。だけど、どうせ依頼してくるなら地球圏に戻ったって話のナデシコの捜索でも言いつけてくれればいいのに…とりあえず、ヒマでヒマで仕方ない。おまけに日本の夏は暑くてたまらない… |
本文(第9話~第17話)[編集 | ソースを編集]
本文 |
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第9話(ナデシコ捜索)「最悪な災厄の選択」(99.8.10) 大河長官からの通信によると地上のハイジャック事件の方はとりあえず片がついたようだ。中々複雑な事件だったらしく深刻な問題が残ったそうだが俺達には関係のない話だ。ナデシコを保護するために俺達は宇宙へ上がったが、やはり宇宙はいい。トレイラーとして、そして、スペースマンとして身が引き締まる。口には出さないが姉ちゃん達も同じ思いのようだ。特にチイ姉は沖縄以来、何かと機嫌がいい。今回の依頼が終わったら、もうGGGへは戻らず、このままトレイラー稼業に復帰するべきだろう。トレイラー心得、何事にも束縛されずに自由であれ、で俺は生きていきたい… |
第9話(ハイジャック対処)「戦うボーイズ・アンド・ガールズ」(99.8.2) スペースナイツはナデシコの護衛のために宇宙へ上がり、俺達はGGGとプリベンターのハイジャック救出作戦に協力することになった。さらにミスリルもこの作戦のために独自に動いているらしい。あの組織はよく分からない…。街中にASを持ち込んだり、テロリストと戦ったり…親父の話では少なくとも敵ではないそうだが、今回の事件にも勝手に首を突っ込んでくるらしい。乗客を救いたいならプリベンターと協力すればいいのに、単独で作戦を決行するそうだ。目的は売名行為か、それとも自分達の力自慢か…。真相は俺には分からない。どちらにしても今回の依頼が終われば俺達は解放される。その後はトレイラー稼業に戻るだけだ。トレイラー心得、何事にも束縛されずに自由であれ、で俺は生きていきたい… |
第10話「赤と白の悪魔」(99.8.22) 結局、ナデシコは連合軍に編入になったがゴライオンはGGG預かりになった。ゴライオンの人達はガルラに追われてアルテア星から脱出してきたそうだ。で、ファーラ姫って人の判断でゴライオンも俺達と同じくヴェルターに参加することになった。異星からのスーパーロボットを加え、スペシャルチーム・ヴェルターもハクがついたってもんだ。その最初の任務が連合軍の尻ぬぐいというのは気が進まないが行くしかない。トレイラー心得、受けた依頼は必ず果たす、金と恩と恨みは必ず返す、だ。地球の平和と倒産の危機のために俺達は今日も戦う… |
第11話(日本)「魔神相打つ」(99.8.24) GGGとプリベンター、スペースナイツのメンバーは北米へ飛び、ヴェルターは2チームに分かれた。俺達はベイタワー基地で待機だがみんな緊張でピリピリしている。あのDr.ヘルが仕掛けてくるなら次の戦いはかなりの激戦になると予想されるからだ。前の戦いでマジンガーZがやられてからもう2ヶ月近く経つ…。だが、あの戦いを思い出すだけで怒りで身体が熱くなる。今度、ヘルの野郎が攻めてきたらあの兜甲児のカタキを取ってやる…絶対にだ… |
第11話(北米)「心求めて」(99.8.24) ナデシコとミスリルとゴライオンはGアイランドに残り、俺達は今、北米ソルトレイク基地へと向かっている。連合軍に捕まったDボゥイさんを救出するのだが、どうもみんなの雰囲気がよろしくない。原因はフリーマンさんのせいだ。あの人の渡したデータでソルテッカマンが完成し、バルザックが調子に乗ったんだ。おまけに軍からのDボゥイさん引渡し要請もあっさり承認しやがった。口には出さないが、みんな、フリーマンさんを不審に思っている。もちろん、俺もだ。とにかく俺達はどんな手段を使ってもDボゥイさんを救い出すつもりだ… |
第12話(1周目)「放送不可のウォークライ」(99.9.1) ヴェルターは本格的始動となりGアイランドシティを拠点に活動することになった。で、甲児達とゲッターチームは今日から陣代高校に転入になった。パイロットと学生の両方をこなすって言うんだからご苦労なことだ。学校には行かずに現場でトレイラーのイロハを叩き込まれてきた俺には…正直、あいつらの気持ちはよくわからない。大河長官に俺も入学を勧められたが堅っ苦しいことが苦手なんでパスさせてもらった。まあ、自由時間は人それぞれだ。あいつらが学校に言ってる間は俺は気楽に待機させてもらうとする… |
第13話(1周目)「『秘密のバイト』は危険な香り」(99.9.16) ヴェルターの活動が本格化してからもう2週間になる。その間、ゾンダーもラダムもDr.ヘルもイバリューダーも大きな動きはなく、それなりに平穏だ。だが、親父達の話では敵は大掛かりな作戦の準備をしている可能性が高いらしい。まあ、そっちの方はともかくノインさんとマオさんのしごきに俺はもう疲れ果てた…というわけで、バイトを口実に自由へ疾走することにした。だが、断じて逃げているわけではない。このバイトもウチの借金返済と真のトレイラーになるためのトレーニングのつもりだ… |
第12話(2周目)「『艦長』は君だ!『教授』は誰だ!」(99.9.1) ヴェルターは本格的始動となりGアイランドシティを拠点に活動することになった。で、甲児達とゲッターチームは今日から陣代高校に転入になった。パイロットと学生の両方をこなすって言うんだからご苦労なことだ。学校には行かずに現場でトレイラーのイロハを叩き込まれてきた俺には…正直、あいつらの気持ちはよくわからない。大河長官に俺も入学を勧められたが堅っ苦しいことが苦手なんでパスさせてもらった。まあ、自由時間は人それぞれだ。あいつらが学校に言ってる間は俺は気楽に待機させてもらうとする… |
第13話(2周目)「友情のファニーアニマルズ」(99.9.16) ヴェルターの活動が本格化してからもう2週間になる。その間、ゾンダーもラダムもDr.ヘルもイバリューダーも大きな動きはなく、それなりに平穏だ。だが、親父達の話では敵は大掛かりな作戦の準備をしている可能性が高いらしい。まあ、そっちの方はともかくノインさんとマオさんのしごきに俺はもう疲れ果てた…というわけで、今日は自由へ疾走することにした。だが、断じて逃げているわけではない。これも人助けという事だ… |
第14話「その生命、誰がために」(99.9.25) 色々あった9月はもうすぐ終わり。不気味なまでに静かだった敵もそろそろ動きを見せるだろう。俺の特訓の方も一段落で、ノインさんとマオさんにはとりあえずの合格点をもらえた。あくまで『とりあえず』の基礎課程レベルで補習、再履修、お情けの嵐だったけど。この一ヶ月の間でヴェルターのバックアップ体制も整いつつある。今日は光子力研究所から新しい機体が届くって話で甲児達は朝からはしゃいでいる。だが、そんな中でアルテア星のお姫様のファーラ姫が元気がない。もう地球の暮らしにも慣れたと思うのだが、姉ちゃんやチイ姉達も心配している… |
第15話「五色の絆、金色の勇気」(99.10.2) 銀が亡くなってから一週間経った。俺達の生活も徐々にだが平静を取り戻しつつある。銀とは二人っきりで話した事はなかったが、無口なくせに不思議と存在感のある男だった。あいつがいないと場の空気を締める人間がいず、何となく収まりが悪い。俺達でさえ、こんな具合なのだからゴライオンチームのみんなのショックは計り知れないだろう。この一週間、ゴライオンチームは出撃はしないで、銀の後を継ぐと言ったファーラ姫の特訓に明け暮れている。しかし、肝心のブルーライオンは銀の死後、まったく起動しなくなってしまった。麗雄博士やテスタロッサ大佐が調べているが、原因は不明らしい。黄金達はいったいどうするのだろう… |
第16話「閉ざされた二人」(99.10.17) Dボゥイさんの告白から二週間が経った。本人の希望により、俺達は相変わらずDボゥイさんと呼んでいる。ミユキさんも意識を取り戻し、少しずつだけど会話もできるようになったそうだ。あの雷牙博士…見かけはともかく本当はすごい博士なんだと驚かされた。でも、不思議な事にラダムはGGGアメリカを襲撃する気はないようだ。もうミユキさんをあきらめたのか、それとも気づいていないのか…。こちらとしては、ありがたいことだ。気になるのは一つ目のゾンダリアンの言っていた言葉だが、あれからゾンダーも大人しくしている。俺達は散発的に現れる敵の対応に忙しかったが、とりあえず、今日は休日をもらえることになった。そして、神はいた。その休日を祝福するようなステキなイベントが俺達を待っていた… |
第17話「さらば勇者達! 東京大決戦!!」 (なし) |
本文(第18話~第27話)[編集 | ソースを編集]
本文 |
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第18話「悲劇のワン・ナイト・スタンド」(99.10.25) 今日、雷牙博士とミユキさん達はGGGアメリカへ帰っていった。Dボゥイさんは少し寂しそうだがミユキさんの元気な姿を見てひとまずは安心したらしい。ゾンダーを倒した俺達は大きな出撃もなく、それなりにのんびり過ごしている。結局、EI-01との戦いで俺達を助けてくれた謎の機体については何もわからなかった。ミヒロの名前を知っていた事から俺達の関係者と思われたが親父も俺達も全く心当たりがない。一時は親父の隠し子説も浮上したがなぜか大河長官達がそれは有り得ないと取り成してくれた。そして、ゾンダー騒ぎで中断していたマオさんとテスタロッサ大佐の模擬戦も再戦の目処が立ったようだ。日時は来週の日曜。今度こそはカメラ持参で特等席で見物するつもりだ。しかし、こんな超ラッキーな神様の贈り物イベントを見られないヒイロが気の毒で仕方ない。来週は東京の惨状を調査に来るドーリアン外務次官の警護をしなくてはならないそうだ。俺としてはリリーナ様も捨て難いが今回はステキな罰ゲームに泣く大佐殿をとらせていただくことにした… |
第19話「激突!魔神vs地獄王」(99.10.27) 信じられない事が起こった。わずか一夜にしてヴェルターの拠点ベイタワー基地は崩壊した。謎の敵の攻撃で凱さんは重傷を負い、大河長官もフリーマンさんもライブルさんもみんな行方不明だ。おまけにドーリアン外務次官はテロリストに連れさらわれ、国連事務局も大混乱らしい。結局、俺達は行く所もなくベイタワー基地の跡地で施設の復興作業に当たっている。こうなると頼みはテスタロッサ大佐でデ・ダナンは物資の補給のためミスリルの基地へ行っている。無敵のヴェルターも帰る家がなくてはどうしようもない。トレイラー心得、男は船で女は港、だから女の言う事は聞け、だ。今の俺達は奥さんに逃げられた旦那のようなものだ。先行きは暗い… |
第20話「加速する宇宙」(99.10.30) 俺達は宇宙で大河長官達と再会する事ができた。あの原種の攻撃を長官達は間一髪で逃れ、そのまま宇宙へ向かったのだそうだ。フリーマンさんもレディさんもライブルさんも火麻参謀達もみんな無事だったのには安心した。同じく原種に襲われた雷牙博士達も風龍と雷龍に救出されて無事にアメリカに到着したそうだ。このオービットベースは対異星戦力の拠点として国連事務局が秘密裏に建造した施設で…今後はヴェルターの基地として運営するそうだ。Dr.ヘルとガルラの脅威は去ったものの原種とマリーメイア軍の宣戦布告で事態は益々混乱してきた。そして、俺達はまた仲間を失った… |
第21話「送られてきた刺客」(99.11.7) オービットベースに来て一週間が経ったが、超竜神とアキトさんの手がかりは得られていない。ミスマル艦長もメグミさん、リョーコさんもそれぞれの形で悲しみを忘れようとしている。恐ろしいのはESウインドウを開く事までできる原種達の存在だ。麗雄博士の話では原種は既に地球圏に飛来し、活動を開始していると思われるそうだ。その対策を国連事務局と検討するために大河長官とフリーマンさんは地上に降りている。そして、もう一つ気になるのはあのゾンダーと戦う謎の女の事だ。あいつは確かに姉ちゃんの事を『お姉ちゃん』と呼んだ。つまり、俺とも兄妹という事か…?あいつの正体については親父の隠し子説以外にも珍説・奇説が飛び交っている。あれは俺の双子の妹で病院からさらわれたという説から平行世界の俺という説まで色々だ。だが、どれも決定打ではなくあの親父も珍しく困りきり、それらの説に閉口している。とりあえず敵でないのは結構だがトレイラーとして一方的に恩を売られるのは、どうにも居心地が悪い。次に現れた時はあいつの正体を絶対に突き止めてやるつもりだ… |
第22話(火星)「過去からの帰還者」(99.12.2) 大河長官の話ではやはり護は地球の人間ではないらしい。8年前、護の育ての親御さんがギャレオンの口の中にいた護を発見したんだと。だが、護も親御さんもそれを知りながらも互いを家族と認め合い、大切にしている。素晴らしい事だ。うちのテキトー親父のために爪の垢でももらっておきたい。で、ついに俺も火星の土を踏む日が来た。これはトレイラーとしてのキャリアにおいて大きな一歩になるだろう。その先の木星には超竜神がいる。そして、火星を越え、木星に到達した人間はまだ数えるほどしかいない。これで俺もあのジョージ・グレンに一歩近付いた事になる。が、この航海の間、どうにも親父の様子がおかしい。原因はあのアリアにあると俺は見ている。あいつが現れてから俺達の周りは妙に騒がしい。とりあえず、月での戦いで突如目覚めたヴァルホークのあの武装は…キャレットのブラックボックスが戦闘のショックで発動したためと説明づけられた。しかし、あのタイミングで発動とはあまりにもラッキー過ぎる。さすがの俺も薄気味悪く感じる。で、今まで頑として隠し子説を否定してきた親父だが、アリアの名前を聞いた時から態度が妙だ。どうにも親父の過去には謎が多い。特にお袋との出会いについては一切語ろうとしない。俺が親父の過去について知ってる事と言えば、火星で生まれて育ったって話ぐらいだ。だが、いつかその謎を解き、あのクソ生意気な女の正体も絶対にあばいてやる… |
第22話(月)「やってきた『遠い同胞』」(99.12.10) ※ルリが書いたナデシコ航海日誌。本人曰く「ヴァルストーク航海日誌を真似てやってみた」とのこと 私達がネルガルの本社に来て3日間が経ちました。その間、ナデシコのクルーはエリナさんの指示で色々な検査を受けました。特にアキトさんと艦長は念入りに調べられたようでそのせいかアキトさんは元気がないです。なお、木星トカゲが人間だった事は大河長官から新・国連事務総長へ報告を入れたそうです。近々何らかのリアクションがあると思われるそうですが、とりあえず今は嵐の前の静けさといった感じです… (99.12.20) (クリア後) 白鳥さんが木連に帰ってから約一ヶ月…地球圏はあれからてんやわんやの大騒ぎになった。あの肝っ玉婆さん…じゃなくてロゼ・アプロヴァール事務総長は…あの後すぐに地球圏の人々に木連との不幸な歴史を公表し、公式に過去の政府の過ちを認めた。これに連合軍は大反対したらしく国連の会議はかなり紛糾したそうだ。だが、事務総長と白鳥さんの頑張りでついに木連側も和平の会談に応じることになった。そして、その会談に先立ち、白鳥さんが和平に関する木連側の草案を持ってやってくるそうだ。ミナトさんとすっかり仲良くなったユキナちゃんはその日が来るのを今か今かと楽しみにしている。無論、俺やアキトさんもだ。アキトさんは相変わらずネルガルの協力要請は無視してるが、少なくとも戦う事は拒否しなくなった。これも和平という一つのゴールが見えてきたおかげだろう。とにかくめでたいことが続く。木星に旅立ったヴェルターのメンバーも木連の協力で火星で超竜神を発見し予想以上に早く戻ってくるそうだ。しかし驚きなのは超竜神で一度は木星に飛ばされたものの…ザ・パワーという謎の力で火星で復活したって話だ。火星にはガルラのシンクラインとかいう新たな敵が現れたそうだが人類の力を一つにすれば怖いものなしだ… |
第23話「終らない円舞曲・終幕」(99.12.23) 白鳥さんの暗殺により木連との和平は白紙になった…と言うより状況は以前より悪くなった。木連側は大艦隊を地球圏のはずれに駐留させ、連合軍と完全なにらみ合いになっている。と言っても、ラダムやイバリューダーもいる以上、その備えも必要なわけで地球はまさに大ピンチだ。俺達ヴェルターも緊急事態に備えて待機中だが、みんなのムードは暗い。まあ、無理もないが…。特に白鳥さんの恋人だったミナトさんと妹のユキナちゃんの落胆ぶりはかなりのものだ。一方でレディさんは、この混乱の中でマリーメイア軍が動く事を予想し警戒を強めている。明日はクリスマス・イブだというのにこれではメリー・クルシミマスだ。せめてサンタが来ることを祈りたい… |
第24話「それぞれの『自分らしく』」(99.12.26) クリスマス・イブの大騒動は木連という飛び入りゲストがあったものの何とか収まってくれた。あのマリーメイアは結局、アプロヴァール事務総長が引き取る事になった。婆さんはクリスマスが孫を運んできたと喜んでいるが、そうなるとあのデキムがサンタになってしまう…とりあえず上へ下への大騒ぎのおかげでカノジョ無しの寂しいクリスマスを何とかごまかす事ができた。お相手無しといえば、あの戦いでミナトさんにも変化があったと聞く。あの人の隠れファンである俺としては早く元気になってもらいたいものだ… |
第25話「木星決戦!超重力の罠」(100.1.1) ついに連合宇宙暦も100年だ。この記念すべき日を俺達は火星圏で木連と共に迎える事となった。木連の人達にとって連合宇宙暦は苦難の歴史を意味するが、これからは違うはずだ。というわけでクーデターが起きた木連は完全にお祭り騒ぎで、新年からゲキ・ガンガー一色だった。ゲキ・ガン除夜の鐘に始まり、ゲキ・ガン初日の出から、ゲキ・ガンおせち料理まで…平和を喜ぶ彼らと新年を迎えた後、俺達は木星へ向かって出発する。漂着したジェイアークにはソルダートJは載っていなかったが、護のクラスメートの戒道がいた。彼もだいぶ衰弱していたがそろそろ話が聞けるぐらいまでには回復するそうだ。木星で俺達を待つのは果たして何か…?来週もこの航海日誌にレッツ! ゲキガイン!!…どうやら木連と過ごした数日で俺の感覚もゲキガン一色になっちまったようだ… |
第26話「勇気ある戦い」 (なし) |
第27話「そして、終わらない明日へ」(100.2.13) 木星決戦に勝利した俺達は途中、火星圏に立ち寄るなどして約一ヵ月半ぶりに地球圏に帰還した。帰り道でも色々な事があった。ユキナちゃんがナデシコを降りたくないと大暴れしたり…ガイさんが宗介とヒイロをゲキ・ガンガー色に染め上げようと躍起になったり等々…中でもアキトさんが火星の件の責任をとって…ミスマル艦長にプロポーズするとか、しないとかは隊全体を巻き込んでの大騒動になった。とりあえず、地球に戻ってから艦長の親父さんであるミスマル提督にあいさつに行くらしい。いやはや…女難の相というのはご苦労様と言うべきか、うらやましいと言うべきか…そんな中で命さんが倒れてしまった。凱さんの話では単なる過労だそうだが、ちょっと心配だ。で、明日はバレンタインデー!今年はヴェルターのおかげで周りに女の子はたくさんいる…ノインさんやミナトさんは無理でもさやかやヒカルさんのお義理ぐらいは期待できそうだ。というわけで、義理チョコの大本命の命さんには是非とも復活してもらいたい。地球の平和の次は俺自身の幸せを探したいもんだ… |