佐馬之介・ドーディ
佐馬之介・ドーディ | |
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読み | さまのすけ・ドーディ |
外国語表記 | Samanosuke Dodi |
登場作品 | |
声優 | 森功至 |
デザイン | 小松原一男 |
異名 | かっ飛びの佐馬 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
所属 | 銀河烈風隊 |
概要
「かっ飛びの佐馬」の通称(ロードネーム)を持つ風来坊。一人称は「俺」または「拙者」。クールそうに振舞っているが、根は割とお調子者のようで時々ボロが出ることも。
第1話でディーゴらが銀河野党に囲まれているところを救ったのが縁で銀河烈風隊に入隊した。バクシンガーを構成する水色のサイドカー「サイクロン」に乗り込む。
仕込み刀を使用した剣や棒術、バイクの腕も抜群で、流れ者であったゆえに実戦経験も豊富。通常時には諜報活動を担当している。以前はカジノの用心棒などを生業としていたらしく、第9話ではその時に誤って手にかけた刑事の子供達から仇として狙われる事もあった。
隊規違反によりジューロ・南を討った際に、現場に居合わせたジューロ・南の義理の妹キャシー・ルーと知り合い、後に付き合う事となる。
物語終盤でジル・クロードに暗殺され、バクシンガーへの合体を封じられる。頼みの量産型バクシンガー(一人乗り)も資金不足により生産が遅れ、烈風隊は滅びの道を歩むことになる。
モデルは原田左之助。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- バクシンガーは他のJ9シリーズのように単独変形しないのでサブパイロット固定。基本的には「加速」「不屈」要員。ディーゴが抜けてからは「気合」の負担も考える必要も。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
- ディーゴ・近藤
- 銀河烈風総局長。通称「ドン・コンドール」。斜に構えている佐馬も、ディーゴの命令には素直に従う。
- 真幌羽士郎
- 銀河烈風一番隊隊長。通称「ビリー・ザ・ショット」。
- シュテッケン・ラドクリフ
- 銀河烈風副長。通称「もろ刃のシュテッケン」。
- ライラ・峰里
- 銀河烈風特別隊員。通称「不死蝶のライラ」。当初は彼女に気を持ち、ビリーといい感じになったりしたのを悔しがったりしていた。
SRW未登場の人物
- ジューロ・南
- 烈風隊の総局長補佐に就いた人物。後に烈風隊の規則に反した行動をとった為、ビリーに代わって彼を討った。
- ペペ・コスタ、チコ・コスタ
- オレンジ惑星海にあるトーミ星から旅してきた兄妹。第9話で行き倒れていた二人をリー兄妹と一緒に介抱したが、かつて佐馬が死なせてしまった秘密捜査官フランコ・コスタが二人の父であり、その仇である自分を探していることを知る。
- キャシー・ルー
- ジューロ・南の義理の妹。恋人同士になり、最終決戦前に佐馬との子供を宿すが、それが死亡フラグとなってしまった。
- ジル・クロード
- 最終決戦前に彼の手によって…。
名(迷)台詞
- 「さあ、諸君。そのまま武器を捨ててここから出てってもらおう。さもないとこいつがも一度火を噴くぜ」
「俺は人殺しはやりたくない」 - 第1話。初登場時の名台詞。前者は宇宙の野盗団によって窮地に立たされたビリー達を助けた時に野盗団に対し、後者は野盗団を逃がした事で何故逃がしたと問うシュテッケンに対して。
- 「おや、なんか拙者も胸騒ぎの気分だぜ」
- 同上。ライラを見てこの台詞と共に顔が赤くなる。意外と女好きである事が解る。
- 「あー、ちょちょちょっと俺は?」
ライラ「あーら、お洗濯でもなされば?」
「あちゃ…」 - 第2話にて。リー兄妹(SRW未登場)とドライブに出かけるライラと自分もご一緒しようとするも、取り付くしまもなくかわされてしまう。
- 「固い事は言わねえ。死んでもらうだけよ!」
- 同じく第2話で戦闘ロボ・ダイボ(SRW未登場)を繰り出してきた不知火党に対しての台詞。前話で人殺しは好かないと言っていた彼でもこの不知火党、それはもう世紀末のモヒカン共ばりの横暴ぶりであったので流石に無視できなかったようだ。
- 「もぉーいっつもこれだ。邪魔者め!」
- 第3話にて。前話で壊滅させたはずの不知火党の残党の話を聞き、今度こそライラと二人っきりでドライブもとい偵察…と思いきや、リー兄妹が話を聞きつけ結局ついてくることになりこの一言。こういうところでいま一つ格好がつかない辺り、やはりボウィーの後継者である。
- 「あ、俺? そうね…番頭さんがなんちゅうか」
シュテッケン「…来てくれなくては困るぞ」
「ああこれだ!愛想なしもいいとこだぜ」 - 第4話にて。銀河烈風もバクーフ総将軍アーウィン14世の護衛艦隊への参加という大仕事を前にして、今後もついて来てくれるかとライラに続いて聞かれて。シュテッケンの様子を窺うも、いつものように固い表情での返答で呆れる他ないのであった。
- 「いやっはっはは、ファンファンちゃんかわゆい」
「へいへい、ファンファンちゃんのご教授なら何でもやっちゃうもんねぇ」 - 第5話でリー兄妹の妹ファンファンのカンフー指導を受けている際に。デレデレしながらクラパチーノ(SRW未登場)と一緒に囃したてており、しかもいざやってみるやすっ転ぶ始末でもはやクールキャラの様相など微塵もない。
- クラパチーノ「佐馬さ~ん、踊りませんか~?」
佐馬「アホかお前!拙者は男と抱き合う気はないの!!」
クラパチーノ(抱き合う…?) - 第7話でカルモ・ダクス(SRW未登場)を油断させるための餌として開催されたパーティーのさなか、クラパチーノに対し口走った迷台詞。今回もお目当てのライラがビリーと一緒に踊っていたのを悔しげに見ていたところに声を掛けたので、八つ当たりのごとく怒鳴り散らされたクラパチーノは戸惑うほかなかった。
- ちなみにこのパーティーでは皆ゴーゴーのようなダンスを踊っていたのだが、社交ダンスの方が彼の趣味なのだろうか?
- 「人を
殺 ったのは、あの時が最初さ…」 - 第9話にて、かつて誤って手にかけたコスタ捜査官の子らであるコスタ兄妹が自分を探してきたことをビリーから聞き、本当なのかと問いただされて。この言葉を皮切りに、胸に刺さった生々しい記憶をビリーに打ち明ける。
- 「オッケー、オッケー。だが拙者はカジノの用心棒としての手当てしか貰っちゃいない。カジノの外なら、特別手当を出してもらおうか」
支配人「ケッ、抜け目のねえ野郎だ」
「ハハッ、流れ者には流れ者の知恵があるんでね…」
支配人「チッ… ほら!」
「ん~、マイ・スウィート・ラヴァ~… さ、参ろうかご一同」 - その時のトーミ星でカジノの用心棒をしていた頃、秘密裏に運び出される品の護衛を請け負った際に追加の報酬をせしめた場面。この時は上機嫌な様子であったが、この後コスタ捜査官を手にかけてしまい、彼の手帳からヤバい仕事を請けたと後悔し逃げ出さざるを得なくなってしまった。
- 「拙者を打ち取らなければ、あの兄妹の旅も続く。それも可哀想な話だ…」
- 回想を終えた後、この言葉を呟く。そして、佐馬とビリーの取った行動は…
- 「ハッ、笑えない冗談だ…」
ビリー「まあね…」 - コスタ兄妹の仇討ちの旅を終わらせるため、佐馬はビリーに討たれたと一芝居打つ。兄妹が去ったのを確認すると、ビリーから「芝居も上手かった」と言われてこう返すのだった。
- 「ああ。きっと、お腹でも痛くなったんだろ?」
- 第10話にて。ライラが自分の事を話さないでいることに突っ込んで聞き出そうとするも、「誰にでも話したくないことはある」とはぐらかされる。しかしその後ライラが表情を強張らせたのを見てただ事ではない何かがあったと察したらしく、ファンファンが気にするのもこの一言で冗談めかした。これも彼なりの気遣いであろう。
- 「ハハッ、もうちっと大きくなってからね」
- 第11話で難民の女の子に遊んでとせがまれての返答。女の子は意味が分からずキョトンとしており、隣にいたライラにも「バカね」と笑われたが、当人は素であった様子。…微妙に節操ないようにも見える。
搭乗機体
余談
- SRWシリーズでは現在の時点で再現されていないが、銀河烈風隊の5人は途中でパイロットスーツを衣替えする。他の4人がそれぞれ新調されたヘルメット着用だったのに対し、佐馬だけはティアラを付けていた。