ノーマ

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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』に登場する人種の区分。女性しか存在せず、男性は1人もいない。

概要

作中世界ではマナと呼ばれる万能の力を誰でも使用し、その力の恩恵で一見、理想的で平和な社会が築かれている。しかし、一定の確率でマナが使えないばかりかその力を触れるだけで無効化してしまう人間が生まれてしまう。マナが扱えない人間が生まれるのは女性のみであり、男性はいない。その女性たちを作中世界ではノーマと呼んでいる。(タスクはマナを使えない男性ではあるがノーマとはみなされない。理由は後述)。

そのため、マナに依存しきっているほとんどのマナ使いからは差別され、アルゼナルへと隔離される。アルゼナルは外界と隔絶された施設であり、送られたノーマ達はそこで養育され、異世界から転移してくるドラゴンと戦うためのみに認められる存在だと教育される。大抵は赤ん坊のうちに親から離されるため肉親の記憶を持っているノーマは非常に少ない(劇中に肉親の記憶を持っていると確実に言えるのはアンジュ、ヒルダ、ジルの3人のみ)。

実は作中世界の大半の人間はエンブリヲによって新たに生み出されたホムンクルスである事が作中終盤で判明する。

スパロボでの扱い

マナとノーマは『クロスアンジュ』という作品における根幹かつ独自設定であるため、他作品(=マナという力の存在しない世界)の人間との設定上のすり合わせが必要となる。

『クロスアンジュ』初参戦の『V』では他作品のキャラをマナ使いorノーマ扱いに改変するのではなく、始祖連合国と呼ばれる独自のマナ文化を築く閉鎖的な国家の連合体が形成され、その中でマナを使えない人間がノーマという設定になっている。