ゴーカイオー

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ゴーカイオー
登場作品

スーパー戦隊シリーズ

俳優 日下秀昭(スーツアクター)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 巨大合体ロボット
全長 45.0 m
全幅 28.5 m
重量 2100.0 t
走行速度 400 km/h
パワー 1000万馬力
所属 海賊戦隊ゴーカイジャー
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ゴーカイオーは『海賊戦隊ゴーカイジャー』の主役メカ

概要[編集 | ソースを編集]

5台のゴーカイマシンが海賊合体して完成する巨大ロボット。宇宙を渡り歩くゴーカイジャーの戦力のため宇宙・地上の別なく力を発揮できる万能機。

胸部と両手足の前面には巨大なハッチが用意されており、背中のゴーカイダイヤルを回すことで一斉に展開できる。普段はこのハッチ構造を利用して各機体を次元圧縮し、入れ子構造で格納しており出撃時にはゴーカイガレオンの甲板部から各マシンが次々に飛び出してくる。

最大の特徴はレジェンド戦隊から授かった大いなる力により召喚された各メカと合体する事でさらなるパワーアップを遂げる点である。メタ的に言えばスーパー戦隊シリーズが続く限りパワーアップし続ける可能性を持つ。

操縦桿であるゴーカイダリンの中心には鍵穴が存在し、そこにレンジャーキーをセットする事で大いなる力を使用する事ができる。

構成機体(ゴーカイマシン)[編集 | ソースを編集]

モチーフは異なるが全ての機体の本質は宇宙船であるため、環境を問わず活動可能。ガレオン以外の機体は次元圧縮されてガレオン内部に格納されており、戦闘時にはガレオンの上部が開いてトレーラーが、トレーラーの上部が開いてマリンが……といった具合にマトリョーシカ人形の如く飛び出してくる。ガレオン以外は合体の直前に出撃することが多く、単独の戦闘は少ない。

ゴーカイガレオン
ゴーカイジャー達の生活拠点でもあるガレオン船型スペースシップ。各マシンが出撃後はゴーカイレッド専用機となる。頭部から腿までの胴体を構成。
ゴーカイジェット
ゴーカイブルー専用の戦闘機型マシン。右腕とヘルメット(帽子)を構成。
ゴーカイトレーラー
ゴーカイイエロー専用のトレーラー型マシン。左足を構成。
ゴーカイレーサー
ゴーカイグリーン専用のレーシングカー型マシン。左腕を構成。
ゴーカイマリン
ゴーカイピンク専用の潜水艦型マシン。右足を構成。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」より実装。大器型SSRディフェンダー。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

ゴーカイケン
ゴーカイガレオンの船首部分が分離変形した二振りのサーベル。右腕に装備する側には先頭マストが変形したナックルガードが装備されている。装備しない時は、腰に帯刀する。
『X-Ω』では通常攻撃として使用。
キャノン砲
両肩に4対8門備えた大砲。
パワーエネルギー砲
両腕の手の甲に装備されたビーム砲。分離時にはゴーカイジェット・ゴーカイレーサーの武器としても機能する。
バルカン砲
頭部に装備。分離時にはゴーカイジェットの武装となる。
ゴーカイホー
胸部ハッチから飛び出す大型大砲。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ゴーカイスターバースト
全身のハッチを展開し、両手足から給弾しながらゴーカイホーを連続発射する豪快な必殺技。
原作では大いなる力で強化形態や必殺技が随時追加されていく作劇の都合で、使用回数は多くない。
『X-Ω』では必殺スキルとして使用。
ゴーカイクラッシュ
両手のゴーカイケンでX字に切り裂く。
ゴーカイ激走斬り
敵に目がけて回転しながら突進しゴーカイケンで切り裂く。
なお、『激走戦隊カーレンジャー』のRVロボと同じ必殺技だが、大いなる力ではない。[1]

大いなる力 [編集 | ソースを編集]

ゴーカイ大激激獣
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の大いなる力。胸部ハッチから4体のゲキビーストとサイダインを模したエネルギーをぶつける。
ゴーカイオールヘッダー大進撃
『天装戦隊ゴセイジャー』の大いなる力。14体のゴセイヘッダーが相手にめがけて突進する。
ゴーカイアドベンチャードライブ
『轟轟戦隊ボウケンジャー』の大いなる力。ダイボウケンを模したエネルギー体が轟轟剣で敵に斬りつけた後、その轟轟剣でゴーカイオーがボウケンジャーのマークを模して斬りつける。
ビクトリースプラッシュ
『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の大いなる力。巨大な消化ホースを召喚し放水する。
ゴーカイプロミネンス
同上。ゴーカイケンで炎の円を描きゴーゴーファイブのマークを浮かび上がらせた後、X字に斬り裂く。
ゴーカイジェットフェニックス
『鳥人戦隊ジェットマン』の大いなる力。ゴーカイオーが火の鳥となり体当たりを行う。等身大戦闘でも使用可能。
スーパーライブロボ召喚
『超獣戦隊ライブマン』の大いなる力。スーパーライブロボを召喚し、必殺技「スーパービッグバースト」を発動する。
ゴーカイ豪獣気力ボンバー
『五星戦隊ダイレンジャー』の大いなる力。気力による炎を豪獣神が纏いゴーカイオーと共に突撃する。
ゴーカイパワーバズーカ
『電撃戦隊チェンジマン』の大いなる力。胸部ハッチから展開したゴーカイオーからアースフォースの砲弾を発射する。
ゴーカイオーラギャラクシー
『光戦隊マスクマン』の大いなる力。オーラパワーを込めた手刀を放つ。
ゴーカイスーパーダイナマイト
『科学戦隊ダイナマン』の大いなる力。ゴーカイオーが炎に包まれ火球と化し、敵に突撃する。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

海賊合体、レンジャーキー、モバイレーツ、海賊戦隊
『X-Ω』におけるアビリティ。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

地球の歴史で、一番の奇跡
劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』。巨大化した黒十字王を相手にゴセイグレート・ゴセイグランドと共に挑むも、ゴーカイオーを遥かに上回る巨体にゴセイグランドはゴセイナイトに戻って早々に戦線離脱し、残る二機も追い詰められていく。避難している人々に絶望が広がる中、ゴセイジャーの友人である天知望が人々を励ます。特に絶望していたサラリーマンが希望を取り戻し始めた時、父親から受け継いだダイデンジンの玩具を持った子どもが話しかける。その時、ダイデンジンとサラリーマンが持っていたバリブルーンの玩具が光となって飛んでいき、他にも多数の光が集まっていく。そこから現れたのは玩具が具現化したバリブルーンとスカイエース、31戦隊の1号ロボ。1万年前から地球を見守って来たゴセイナイトをして「地球の歴史で、一番の奇跡だ!」と評する光景と共にスーパー戦隊の反撃が始まった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

豪獣神
ゴーカイシルバーの乗る三段変形ロボ。両腕を組み替えることで豪獣ゴーカイオーに合体可能。
にせゴーカイオー
劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』に登場するロボ。所謂偽物ロボだが、冒頭で交戦した鎧がゴーカイオーと見間違えた程度で、劇中では制作した意図、もしくは何故似ているのかは特に語られない。
本物のゴーカイオーと比べて胴体や四肢の一部が黒く塗られ、左腕がフックになっている他、左目はアイパッチの形をしたビーム砲となっている。
ダイボウケン
シリーズ30作目『轟轟戦隊ボウケンジャー』の1号ロボ。『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』でメガゾードキーの力でゴーカイオーが豪快チェンジした。
また『ゴーカイジャー』本編においてはゴーカイアドベンチャードライブの過程で登場している。
シーイックゴセイグレート
34作目『天装戦隊ゴセイジャー』の1号ロボゴセイグレートがシーイックブラザーを装備した形態。海賊風のアイパッチがつく事が特徴であり、劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にてゴーカイオーと対決した。
マジドラゴン
29作目『魔法戦隊マジレンジャー』の大いなる力。ゴーカイオーと合体することでマジゴーカイオーになる。
パトストライカー
28作目『特捜戦隊デカレンジャー』のドギーから託された大いなる力。ゴーカイオーと合体することでデカゴーカイオーになる。
ガオライオン
24作目『百獣戦隊ガオレンジャー』の大いなる力。ゴーカイトレーラー並びにゴーカイマリンを分離したゴーカイオーと合体することでガオゴーカイオーになり、更に33作目『侍戦隊シンケンジャー』の大いなる力を加える事で、シンケンゴーカイオーに合体可能。
風雷丸
26作目『忍風戦隊ハリケンジャー』の大いなる力。ゴーカイオーと合体することでハリケンゴーカイオーになる。
炎神マッハルコン
32作目『炎神戦隊ゴーオンジャー』の大いなる力。ゴーカイトレーラー並びにゴーカイマリンを分離したゴーカイオーと合体することでゴーオンゴーカイオーに合体可能。
バリブルーン
シリーズ1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』の飛行戦艦。第50話や劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』ではゴーカイオーから召喚されている。ゴーカイオーと合体することでゴレンゴーカイオーになる。
カンゼンゴーカイオー
豪獣神、炎神マッハルコンとの3体合体を行った最強形態。ゴーカイオーのゴーカイガレオン部のみを使用。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『ゴーカイジャー』をベースにした『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』では、「レジェンダリー・メガゾード」という名前になっている。また、『ゴーカイジャー』におけるゴーカイガレオンは「スカイシップゾード」となっており、メガフォースレンジャー達の移動要塞としても使われている。
  • 『ゴーカイジャー』の放送から10年たって放送された第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する追加戦士「ツーカイザー」のモチーフにゴーカイジャーとゴーカイオーが使われている(劇中では変身者たちが持っていた技術を使いゴーカイジャーを真似た、いわば海賊戦隊の海賊版となっている)。
  • 同年公開されたVシネマ『テン・ゴーカイジャー』ではゴーカイガレオンが早々に撃沈しているため本機自体は未登場だが、中にあった光を放つ赤い宝玉が変化した「ゴーカイガレオンキー」によりゴーカイジャー5人に強化形態が登場。5人のゴーカイマシンを模した追加武装を装備した「クロスアーマーモード」と、5人のクロスアーマーをゴーカイレッドに纏めゴーカイオーの姿を模した「ガレオンアーマーモード」が登場している。
    • なお、それ以前にも『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』でもゴーカイガレオンはザンギャック本星で撃破されているが、この時は過去から転送したという荒業で再び運用している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ちなみにカーレンジャーの大いなる力は「芝居を通じて交通安全を教えること」らしいが、本編では使われずに終わったため詳細不明。ナビィには「役に立たない」と酷評された。