ダグラム
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ダグラム | |
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登場作品 | 太陽の牙ダグラム |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | コンバットアーマー |
全高 | 9.63 m |
本体重量 | 20.120 t |
全備重量 | 23.983 - 30.436 t |
最大作戦行動時間 |
225分 36時間(ターボザック装着時) |
最高速度 | 55 km/h |
開発 | デロイア独立派 |
所属 | 太陽の牙 |
主なパイロット | クリン・カシム |
概要
デビッド・サマリンをはじめとするデロイア独立派のゲリラグループが開発した、史上初のXネブラ対応型コンバットアーマー。
対CBアーマー戦に特化しており、機動力・火力・装甲全てが連邦軍の従来型を圧倒する性能を誇る。欠点としてはエネルギー消費量が多く、稼働時間が短いこと、砂場などの足場では安定した歩行ができない、Xネブラの電磁波対策でマニュアル操作になり、操縦が難しくなったなどがあげられる。このうち稼働時間については、外付けの動力「ターボザック」が開発されたことで補われた。
デロイア独立派の象徴として地球連邦軍相手に大奮闘するが、皮肉な事に実はパーツの7割は地球製である。
ヤクト ダグラム
チコ・ビエンテがどこからか拾ってきた9連装ミサイルポッドを装備した形態。劇中では従来通りダグラムとしか呼ばれていないが、プラモデルなどでは「ヤクトタイプ」「ヤクト ダグラム」などと表記され、区別されている。ヤクトはドイツ語で「駆逐」を意味する。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年1月のイベント「リベリオン」の報酬ユニット。本作では最初から「ヤクト ダグラム」として登場。SSR短射程シューター。
- 2019年4月のイベント「それはとても大切な」にてSSR大器型短射程ブラスターが実装。
装備・機能
武装・必殺武器
- アームリニアガン
- 右前腕部に固定して使う。
- 『X-Ω』では通常攻撃に使用。
- 連装20mmチェーンガン[1]
- 左前腕部に2丁内装された固定武装。発射口が何故か左手甲に設けられている。
- 連装マルチディスチャージャー
- 頭部左右側面に1基ずつ装備。ヤクトダグラムに改装された際に、右側の物は撤去された。
オプション装備
- ターボザック
- サブジェネレータ・予備燃料タンク・リニアカノンがワンパッケージングされた、機能拡張モジュール。背面に装備。
- これによってアームリニアガンの連続使用が可能になり、稼働時間も延長された。反面、重量増加によって機動力が低下する。
- リニアカノン
- ターボザック左側面部に装備。CBアーマーを一撃で破壊する威力を有する。発砲時には「左手で砲身を持って固定する」という独特の構えをとる。
- 『X-Ω』ではブラスター版での必殺スキルに採用。
- 9連装ミサイルポッド
- チコがどこかから拾ってきた装備で、ラウンドフェイサーやクラブガンナーに装備されているのと同じ、連邦軍の標準規格品。
- 胴体部・頭部の右隣に装備されたが、コクピット右側の視界が大きく制限されるという矛盾点が生じてしまった。このため「Get truth 太陽の牙ダグラム」では、取付位置がターボザック右側面部に変えられている。
- 『X-Ω』ではシューター版での必殺スキルに採用。
- カッターアーム
- 太田垣康男の漫画「Get truth 太陽の牙ダグラム」で右腕に装備された格闘武器。右腕全体を通常の腕から交換している。SRW未登場。
- 4銃身ガトリングガン
- 同じく「Get truth ~」で左腕に追加された射撃装備。SRW未登場。
移動タイプ
サイズ
- S
関連機体
- アイアンフットF4X ヘイスティ
- ダグラムのデータをベースに開発された。
- ちなみに開発元のアイアンフット社は、ガンナーシリーズやブロックヘッドを開発したアビテート社の系列企業であり、ダグラム開発にも極秘裏に関与していた。この背景には、CBアーマー開発競争でライバルのソルティック社に水を空けられていたアビテート社の思惑があったことが伺える。
- DM(ダム)
- ダグラムの量産機。劇中は設計図の焼失並びに生産予定地だったボナール市が制圧されたことにより頓挫している。
- しかし、戦後改めてデロイア政府軍の機体として再開発された事が後付で設定された。
余談
- 本作の監督を務めた高橋良輔氏によれば、ダグラムのモチーフとなったのは「戦車」だと語っている。
脚注
- ↑ モーターとクランク機構を用いて強制的に弾薬装填・排莢を行う機関砲で、動力伝達にチェーンを用いる事からこう呼ばれる。同じく外部動力を用いるガトリングガン(バルカン砲)と異なり単砲身・単薬室型であり、既存の機関砲を改造して使う事例もある。