魔法のプリンセス ミンキーモモ
魔法のプリンセス ミンキーモモ | |
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原作 | 首藤剛志 |
監督 | 湯山邦彦 |
脚本 | 首藤剛志 他 |
キャラクターデザイン |
芦田豊雄 みさきのあ 服部あゆみ |
音楽 | 高田ひろし |
制作 | 葦プロダクション |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 |
1982年3月18日 - 1983年5月26日 (全63話) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』は葦プロダクション制作によるテレビアニメ作品。
概要
夢の国からやってきたプリンセスであるミンキーモモがステッキで大人に変身して活躍する魔法少女アニメ。所謂「魔法少女もの」と呼ばれるジャンルのアニメにおいては東映動画(後の東映アニメーション)以外のアニメスタジオによって制作された初の作品となる。
それまでの魔法少女アニメは普通の生活の中で起こる騒動を魔法で解決するのが主流だったが、本作は無国籍風の世界観やストーリーの自由度の高さに重きを置いており、毎回異なるシチュエーション、時にはパロディも含めて描かれる。これらの要素によりメインターゲットの女児層のみならずより高い年齢層のアニメファンにも人気を得る事となった。
第31話「よみがえった伝説」では、とある島に存在する遺跡が巨大ロボに変形合体し、主人公たちが乗り込むというロボットアニメのパロディエピソードが展開され、SRWへの参戦も同エピソードを元にしている。
また、物語は第46話にて衝撃的な出来事により一旦幕引きを迎え、以降の話は主人公の夢の中の話という形で展開し最終的に46話のラストへ帰結する形で物語を終えた。
1991年には同じ名前ながら主人公を変更[1]した続編『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて[2]』も放送された。なお、こちらにも「ミンキーロボ」というロボが登場する回がある。
ストーリー
ある日、子供のいない夫婦の元に、空に浮かぶ夢の国フェナリナーサのプリンセス・ミンキーモモが降り立った。
まるで昔から二人の子供だったかのように受け入れられたモモは、人々の夢を叶えるため魔法で大人に変身する。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- ミンキーモモ
- 主人公。フェナリナーサからやってきたプリンセス。
- シンドブック
- モモのお供の犬。
- モチャー
- モモのお供の猿。
- ピピル
- モモのお供の鳥。
- フェナリナーサの王様
- モモの実の父親。非常に背が小さい。
- フェナリナーサの王妃様
- モモの実の母親。王様と違って普通の頭身。
- パパ
- 人間の世界におけるモモのパパ。
- ママ
- 人間の世界におけるモモのママ。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ミンキナーサ
- とある島にあったモモたちの石像から発進した4機のメカが合身したロボット。
- ちなみに乗り込む際には機体に吸い込まれていく。
用語
- ミンキーステッキ
- モモが所有するステッキ。普段はペンダントに収納されており、引き出すと通常サイズになる。
- このステッキを振りながら「ピピルマ ピピルマ プリリンパ パパレホ パパレホ ドリミンパ アダルトタッチで〇〇になれ」と唱えることで大人に変身する。
- フェナリナーサ
- 空に浮かぶ夢の国。かつては地上に存在したが、人々から夢と希望が失われるにつれて空中へと浮かび上がってしまった。
- ハッピーティア
- モモのペンダントが4度輝くと、フェナリナーサで安置されている王冠に出現する宝石。
- これが12個揃った時、フェナリナーサは再び地上に降りることが出来るとされている。
楽曲
- オープニングテーマ
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- 「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 佐々木勉 / 編曲 - 高田ひろし / 歌 - 小山茉美
- エンディングテーマ
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- 「ミンキーステッキ・ドリミンパ」
- 作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 佐々木勉 / 編曲 - 高田ひろし / 歌 - 小山茉美
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。2020年10月のイベント「夢と希望の魔法少女」期間限定参戦。
余談
- スパクロに参戦する前にも同じ葦プロ作品である『特装機兵ドルバック』のOVAにてドルバック隊の面々やグッドサンダーチーム(+ブンドル)と共演している。
- ややキャラ崩壊ぎみなギャグアニメで、ミンキナーサを含む各作品のロボも登場している。
- 同じく80年代に人気を博した魔法少女アニメ『魔法の天使クリィミーマミ』とも短編映画で共演した事がある。
脚注
商品情報
Blu-ray