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:地球連合軍の主力量産型カタフラクト。アレイオンより脚部安定翼が小型化されている。若干の機動性と引き換えに装甲も増強されているが、火星カタフラクト火力の前には焼け石に水であった。 | :地球連合軍の主力量産型カタフラクト。アレイオンより脚部安定翼が小型化されている。若干の機動性と引き換えに装甲も増強されているが、火星カタフラクト火力の前には焼け石に水であった。 | ||
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火星騎士の駆る人型機動兵器。固有能力を有したアルドノアドライブを動力としており、ステイギスを除いて基本的に騎士ごとのワンオフ機。いわば'''悪の[[スーパーロボット]]'''である。欠点として固有能力に応じた弱点を有している。弱点は連携でカバー可能だが、騎士同士が縄張り争いでいがみ合っていることでかろうじて防がれている状態にある。 | 火星騎士の駆る人型機動兵器。固有能力を有したアルドノアドライブを動力としており、ステイギスを除いて基本的に騎士ごとのワンオフ機。いわば'''悪の[[スーパーロボット]]'''である。欠点として固有能力に応じた弱点を有している。弱点は連携でカバー可能だが、騎士同士が縄張り争いでいがみ合っていることでかろうじて防がれている状態にある。 | ||
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:ヤーコイムの専用機。固有能力は「エントロピーリデューサー」。半径1km内の全ての物体の熱を「奪い」、凍結させる。 | :ヤーコイムの専用機。固有能力は「エントロピーリデューサー」。半径1km内の全ての物体の熱を「奪い」、凍結させる。 | ||
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:ゼブリンの専用機。固有能力は銃弾を弾くほどの高出力の電撃。 | :ゼブリンの専用機。固有能力は銃弾を弾くほどの高出力の電撃。 | ||
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:オルガの専用機。固有能力は「多重分身」。[[ネオ・グランゾン|分身といっても全て本物]]であり、一機でも残っていれば無限に復活する。実は量子テレポート能力がバグで変質したもので、'''誤動作が起きれば次元そのものが崩壊'''というとんでもなく物騒な能力。 | :オルガの専用機。固有能力は「多重分身」。[[ネオ・グランゾン|分身といっても全て本物]]であり、一機でも残っていれば無限に復活する。実は量子テレポート能力がバグで変質したもので、'''誤動作が起きれば次元そのものが崩壊'''というとんでもなく物騒な能力。 | ||
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− | : | + | :一般兵用の[[量産型]]。頭部のついた航宙戦闘機のような形状。有人機1機と無人機4機の5機1組で構成される。マシンガンやミサイルユニットを装備する。パイロットの火星兵士は起動因子を貸与されていないため、起動は皇族が行う他、アルドノアドライブの固有能力もない。 |
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+ | :第1部で回想シーンのみの登場。ザーツバルムの妻であるオルレインの専用機。固有能力は「重力制御」。 | ||
;ゲリュオン | ;ゲリュオン | ||
− | : | + | :第2話冒頭と外伝に登場。ケテラテッセ伯爵の専用機で、決着は外伝で描かれる。固有能力はビームのムチである「雷鞭」。 |
;アキダリア | ;アキダリア | ||
:外伝に登場。双子の火星騎士のリビティナ、リベルティナの専用機。固有能力はEMPだが、応用性が極めて高い。イナホのアナリティカルエンジンの基礎となった機体。 | :外伝に登場。双子の火星騎士のリビティナ、リベルティナの専用機。固有能力はEMPだが、応用性が極めて高い。イナホのアナリティカルエンジンの基礎となった機体。 | ||
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2019年12月20日 (金) 00:07時点における版
カタフラクト(Kataphraktos)とは、「アルドノア・ゼロ」に登場する人型兵器の総称。
概要
カタフラクトは火星のヴァース帝国が先に開発し、地球連合軍がそれに対抗するように開発、配備された。地球側が量産機なのに対し、火星側はそれぞれが強力な能力を持った機体である。地球側は質よりも量で相手に対抗する。
地球連合製
初期月面技術由来の電気伸縮式特殊樹脂の活用を前提として開発された兵器[1]。地球は月の崩壊によって深刻な人的資源・輸送手段の不足に陥っていたにも関わらず、火星との再開戦に備えて大量の戦力を配備する必要に迫られていた。そこで目をつけたのが上記の電気伸縮式特殊樹脂で、安価でエネルギー効率が高く、トルクもある人工筋肉に近い物質であった。
元々は人型機動兵器など開発しておらず新型戦車にこれを採用しようとしていたが、技術的限界や秒間伸縮の限界数により車輪やエンジンへの最適化ができずに頓挫。しかし、筋肉という点に着目した技術陣が設計した「脚」が件の新型戦車以上の機動性を得られる可能性があること、そして何より遥かに安価であることが決め手となって採用される。さらに「取っ手をつければ既存のどんな砲も使い回せる」と言う理由で「巨大駐退機兼自動装填装置」となる「腕」を採用。そしてより安価に仕上げるために手足の数を最低限にすると言う方針が加わった結果、二腕二脚の人型機動兵器として完成した。
つまるところお値段をなによりも最優先にした結果、人型になったのが地球製カタフラクトである。さしあたって装甲も最低限であり、スレイプニールに至ってはコクピット周辺すら覆いきれないレベル(メカニックデザインのI-Ⅳ氏曰く「火力は高くできるけど普通に背の高い柔らか棺桶」)。その後2003年に実戦投入されることになるが、初任務は月の崩壊による政情不安化から各地で続いていた大規模暴動の鎮圧。皮肉なことに初陣の相手は同じ地球人となってしまった。
宇宙空間ではデブリ対策にローレンツ力の電磁グリッド(通称「傘」)を装備する。敵弾を防ぐバリアにもなるが、被弾し続けると機能を失う。
- KG-6 スレイプニール
- 地球連合軍の量産型カタフラクト。アレイオンの前世代機。脚部に安定翼を持つ。カラーリングはオレンジ系統。
- KG-7 アレイオン
- 地球連合軍の主力量産型カタフラクト。アレイオンより脚部安定翼が小型化されている。若干の機動性と引き換えに装甲も増強されているが、火星カタフラクト火力の前には焼け石に水であった。
ヴァース帝国製
火星騎士の駆る人型機動兵器。固有能力を有したアルドノアドライブを動力としており、ステイギスを除いて基本的に騎士ごとのワンオフ機。いわば悪のスーパーロボットである。欠点として固有能力に応じた弱点を有している。弱点は連携でカバー可能だが、騎士同士が縄張り争いでいがみ合っていることでかろうじて防がれている状態にある。
- ニロケラス
- トリルランの専用機。固有能力た全ての物理現象を吸収・消滅させる「次元バリア」。
- アルギュレ
- ブラドの専用機。固有能力はビームサーベル。
- ヘラス
- フェミーアンの専用機。固有能力は「単分子化」…なのだが、正直言えば本体の変形後の姿の方が固有能力である。ネタに事欠かない機体。
- タルシス
- クルーテオの専用機。固有能力は量子演算アンテナによる「未来予測」。後述の「風」をも正確に読み切る精度だが、一方で武装は機銃と実体ブレードのみ。
- ディオスクリア
- ザーツバルムの専用機。ニロケラス・アルギュレ・ヘラスの能力3種を持つ全部載せ機体。コアロボットが無人機5機と合体して完成する。
- ディオスクリアII
- 大破したディオスクリアを改修した機体。その圧倒的性能は健在で、戦場に戻ったイナホの前に立ち塞がるが…。
- エリシウム
- ヤーコイムの専用機。固有能力は「エントロピーリデューサー」。半径1km内の全ての物体の熱を「奪い」、凍結させる。
- シレーン
- マズゥールカの専用機。固有能力は「重力波」の竜巻。
- ハーシェル
- マリルシャンの専用機。固有能力は機体周囲の空間へのエネルギー遠隔供給。それを応用したビット兵器「バレット」が主武装。
- オクタンティス
- バルークルスの専用機。固有能力は分子サイズの超々高張力ワイヤー「超電磁ボビン」。敵機の切断だけでなく、高速回転させれば盾にもなる。
- ソリス
- セルナキスの専用機。固有能力は衛星軌道上まで届く光学レーザー。
- エレクトリス
- ゼブリンの専用機。固有能力は銃弾を弾くほどの高出力の電撃。
- スカンディア
- ラフィアの専用機。固有能力は「光学迷彩」。サーモグラフィーまでも無効化する。他の火星機との合体機能を有し、合体相手にも光学迷彩の効果を与えられる。
- オルテュギア
- オルガの専用機。固有能力は「多重分身」。分身といっても全て本物であり、一機でも残っていれば無限に復活する。実は量子テレポート能力がバグで変質したもので、誤動作が起きれば次元そのものが崩壊というとんでもなく物騒な能力。
- ステイギス
- 一般兵用の量産型。頭部のついた航宙戦闘機のような形状。有人機1機と無人機4機の5機1組で構成される。マシンガンやミサイルユニットを装備する。パイロットの火星兵士は起動因子を貸与されていないため、起動は皇族が行う他、アルドノアドライブの固有能力もない。
- デューカリオン
- 第1部で回想シーンのみの登場。ザーツバルムの妻であるオルレインの専用機。固有能力は「重力制御」。
- ゲリュオン
- 第2話冒頭と外伝に登場。ケテラテッセ伯爵の専用機で、決着は外伝で描かれる。固有能力はビームのムチである「雷鞭」。
- アキダリア
- 外伝に登場。双子の火星騎士のリビティナ、リベルティナの専用機。固有能力はEMPだが、応用性が極めて高い。イナホのアナリティカルエンジンの基礎となった機体。
脚注
- ↑ BD第1巻付属ブックレット参照。