「TSF-Type00 武御雷」の版間の差分
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下記のようにモデル別に冠位十二階に倣った派手なカラーリングがなされているが、これは対人戦争ではなく対BETAのみを想定して設計開発された<ref>米軍などには対人戦も想定している戦術機が存在する</ref>機体であり、カラーリングに迷彩効果を一切考慮していないからである<ref>BETAは色覚によって周囲を判別していない事が分かっている。</ref>。代わりに、搭乗者の地位を明確にし衆目に晒す事で、責任ある立場の人間が敵前逃亡する事を防ぐ目的もある。 | 下記のようにモデル別に冠位十二階に倣った派手なカラーリングがなされているが、これは対人戦争ではなく対BETAのみを想定して設計開発された<ref>米軍などには対人戦も想定している戦術機が存在する</ref>機体であり、カラーリングに迷彩効果を一切考慮していないからである<ref>BETAは色覚によって周囲を判別していない事が分かっている。</ref>。代わりに、搭乗者の地位を明確にし衆目に晒す事で、責任ある立場の人間が敵前逃亡する事を防ぐ目的もある。 |
2024年9月19日 (木) 11:19時点における最新版
武御雷 | |
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読み | たけみかづち |
登場作品 | マブラヴ オルタネイティヴ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
スペック | |
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分類 | 戦術歩行戦闘機 |
型式番号 | TSF-Type00 |
開発 |
富嶽重工業 遠田技研 |
所属 | 日本帝国斯衛軍 |
TSF-Type00 武御雷は『マブラヴ オルタネイティヴ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
日本帝国斯衛軍が保有する最新鋭機体。Type-94 不知火(SRW未登場)の開発・運用によって培われた技術をベースに、F-4J改 瑞鶴(SRW未登場)の後継機として開発された、純国産の第三世代戦術機。
コスト度外視で最新技術を投入したため、整備性・生産性・操縦性の全てに難がある機体となっている(なんと年間30機の生産が限界)。 しかしその分他の戦術機とは一線を画す性能を誇っており、桜花作戦を成功に導いた実績が加わり、作中の2002年時点では世界最高の戦術機として評価されている。
下記のようにモデル別に冠位十二階に倣った派手なカラーリングがなされているが、これは対人戦争ではなく対BETAのみを想定して設計開発された[1]機体であり、カラーリングに迷彩効果を一切考慮していないからである[2]。代わりに、搭乗者の地位を明確にし衆目に晒す事で、責任ある立場の人間が敵前逃亡する事を防ぐ目的もある。
バリエーション[編集 | ソースを編集]
バリエーションごとにカラーリングが異なる。
- TSF-Type00R 武御雷
- 将軍、および五摂家出身の衛士に与えられる機体。
- カラーリングは紫(将軍専用機)と青(五摂家)。
- TSF-Type00F 武御雷
- 五摂家に近い有力武家、および譜代武家出身の衛士に与えられる機体。
- カラーリングは赤(有力武家)と黄(譜代武家)。
- TSF-Type00A 武御雷
- 一般武家出身の衛士に与えられる機体。
- カラーリングは白。
- TSF-Type00C 武御雷
- 一般衛士に与えられる機体。他のバリエーションと比べて性能は低いが、それでも帝国軍主力機である不知火とは格段の差がある。
- カラーリングは黒。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年11月のイベント「未来への選択」期間限定参戦。冥夜機のType00R、彩峰機・珠瀬機・鎧衣機のType00A、千鶴機のType00Fがそれぞれ実装された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
設計思想上、本来のこの機体には一切の火器が装備されておらず、近接武器のみで戦う機体である。ただし桜花作戦に出撃するメンバーにこの機体が貸し与えられる際に、一般的な戦術機と同じように火器が装備されている。
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 87式突撃砲
- 日本帝国軍制式の突撃砲。36mmチェーンガンと120mm滑腔砲を組み合わせた、戦術機の主兵装。劣化ウランを弾芯に使用した特殊形状ケースレス弾により、チェーンガンは装弾数2000発を誇る。「ライフル」と通称されることもある。
- 87式支援突撃砲
- 87式突撃砲から120mm滑腔砲ユニットを取り外し、ロングバレルユニットを装着した狙撃用装備。打撃支援(ラッシュ・ガード)、砲撃支援(インパクト・ガード)担当の機体が装備する。
- 単発で発砲する場面が多いが、モード変更によって速射も行える。
- 74式近接戦闘長刀
- 日本帝国軍制式のスーパーカーボン製近接戦闘長刀。米軍呼称はCIWS-2A。
- 87式突撃砲に並ぶ主兵装であり、突撃級の強固な装甲も切り裂く切れ味を誇る。他国の長刀に比して手元に重心がある分、打撃力は低くなるが、切り返しが速く連続攻撃に向き、また機体への負担も少ない利点がある。
- 戦術機を「一本の刀」に見立て、示現流を参考に設計されている。そのため、他国の衛士には扱い辛いものとなっている。
- 65式近接戦闘短刀
- 日本帝国軍制式のスーパーカーボン製近接戦闘短刀。米軍呼称はCIWS-1A。
- 本機には94式不知火や97式吹雪に装備されている腕部ナイフシースが無いため、基本装備ではない。作中では補給コンテナから取得・使用した。
- 92式多目的追加装甲
- 日本帝国軍制式の追加装甲。所謂シールド。主に突撃前衛(ストーム・バンガード)、迎撃後衛(ガン・インターセプター)、制圧支援(ブラスト・ガード)担当の戦術機が装備する。
- 耐熱対弾複合装甲材で形成され、対レーザー蒸散塗膜加工が施されているため、ある程度の防御力が期待できる。下部可動部を直角に展開することで、打突武器や土木用ドーザーブレードとしても使用可能。
- また、表面には六角形のリアクティブアーマーが複数搭載されており、密集した戦車級の排除に有効な他、打撃時に爆破することで効率的にダメージを与えることが可能。反面、追加装甲自体も損傷するため、破棄を前提として使用することになる。
- 00式近接戦闘用短刀
- 両腕前腕部に装備されたスーパーカーボン製の収納式ブレード。手首側1、肘側2、両腕合わせて計6つが装備されている。欧州軍・ソ連軍の戦術機が採用する固定兵装による近接密集戦での生存性の高さに着目し、実戦データを研究した上で採用された。
- ブレードエッジ装甲
- スーパーカーボン製の特殊装甲。外縁部が鋭利な刃状に成型されており、機体各部をそのまま近接兵装として用いることが可能。一方で、この装甲を採用した事がコストの増大と生産性・整備性の悪化に繋がっている。