「馬神弾」の版間の差分
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:世界を裏から操る権力者達の総称。ダン達の人生を一変させた最大要因と言える勢力であり、剣蔵の父親もフィクサーの一員である。 | :世界を裏から操る権力者達の総称。ダン達の人生を一変させた最大要因と言える勢力であり、剣蔵の父親もフィクサーの一員である。 | ||
:かつては異界王と同盟を結んでいたが、彼亡き後は矛盾だらけの世界を変えようとしたダン達を邪魔者と見なして社会的に追い詰めた。 | :かつては異界王と同盟を結んでいたが、彼亡き後は矛盾だらけの世界を変えようとしたダン達を邪魔者と見なして社会的に追い詰めた。 | ||
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− | : | + | :原作では直接登場していないため、顔や名前は不明であるが、小説『少年激覇ダン51話「暁闇」』でようやく登場する事となった。 |
− | : | + | :かつては平凡な家庭で母親の作るカレーライスがダンの好物であったが、ダン達が社会的に追い詰められた後はフィクサーによる情報操作を鵜呑みにして[[チヨ・ザマ|息子を疎外していた。]] |
== 名(迷)台詞 == | == 名(迷)台詞 == |
2020年5月1日 (金) 11:15時点における版
馬神弾 | |
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読み | ばしん だん |
外国語表記 | Bashin Dan |
登場作品 | バトルスピリッツ ブレイヴ |
声優 | 大浦冬華(現:緒乃冬華) |
デザイン | 湯本佳典 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳程度 |
身長 | 160 cm |
髪色 | 赤 |
所属 | 麗しのソフィア号 |
称号 |
激突王 殿堂入り |
馬神弾は『バトルスピリッツ ブレイヴ』の主人公。
概要
元赤のコアの光主[1]。数多の大会で優勝し、「激突王」と呼ばれ殿堂入りした少年。
かつては純真な熱血漢で、異界グラン・ロロと地球を融合し、新世界を作り出そうとした異界王を倒して地球とグラン・ロロを救った英雄と呼ばれるようになった。だが、異界王との戦いを通じて世界の問題点に気付いたことで、それを世間へ訴えようとするが、世界を裏から操る者たち「フィクサー」による情報操作と世論誘導により家族からすら孤立してしまい、さらには親友を失ったことで絶望し、性格も様変わりしてしまった。しかし、心根は変わっておらず、困っている人を見過ごせない優しさを持つ。
グラン・ロロで経験した命を賭けたバトルの虜となっており、普通のバトルに満足できなくなっていたため、大会への出場を禁止されたこともあって子供たちにティーチングをする日々に鬱屈を感じていた。ある日、かつての仲間である紫乃宮まゐからの誘い受け、西暦2650年へのゲートをくぐり、未来世界におけるバトルに喜びを見出していく。
しかし、その過程で未来世界に迫る滅亡の危機と人々の嘆きに向き合い、世界を救うために奔走するようになる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2019年5月のイベント「俺たちのブレイヴ!!」期間限定参戦。光龍騎神サジット・アポロドラゴンのパイロット扱い。
- 原作終盤の設定で、サジット・アポロドラゴンがダブルブレイヴ状態のためバトルフォームが黒くなっている。通常のバトルフォームはシナリオ上でのみ確認可能。
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
麗しのソフィア号
- 紫乃宮まゐ
- かつて共に戦った元紫のコアの光主で元ネットアイドル。ダンを未来世界へ誘い、新たなバトルの幕を開ける。
- 物語中盤で再び「ヴィオレ魔ゐ」となって一度はダン達の元を去るが、オペレーション・ゾディアック直前にダンにバトルを挑んで告白し、ダンも想いを受け入れた。
- クラッキー・レイ
- かつて共に戦った元黄のコアの光主で麗しのソフィア号船長。
- ユース・グリンホルン
- 両親を魔族に殺されており、ダン達がグラン・ロロを救って未来が変わったことから複雑な想いを抱かれていたが、徐々にダンを慕うようになっていった。
- アンジュ・ロシェ
- 宇宙ステーション「HOPE」でコールドスリープしていたアストロノーツ。極点捜索の際に協力し、光龍騎神サジット・アポロドラゴンを譲ってもらう。
人類軍
- 兵堂剣蔵
- かつて共に戦った元緑のコアの光主。後方支援を担当してもらう。
- 硯秀斗
- かつて共に戦った元青のコアの光主。
- カザン
- かつてのライバル。
- ゾルダー・グレイヴ
- ダンを未来へ呼ぶことを決めた張本人。ダンに対しては人一倍厳しい態度をとるが、誰よりもダンを認めている。
異界魔族
- 月光のバローネ
- ライバル。バトルしか見ていなかった彼の眼を開いたことで友と呼べる関係となる。
- 暴将デュック
- 未来世界に来て最初の対戦相手。以降、何度も対戦することとなる。
- 暗闇のザジ
- 世界の崩壊を望む彼を「滅ぼした後のヴィジョンがない」と一蹴した上で認め、協力者となってもらった。
その他
- 異界王
- かつて地球とグラン・ロロを巡って戦った人物。新世界の創造を目論む彼を倒したが、彼の言った世界の闇と戦おうとした事で彼の想いを理解した。
- また、ダンが前作からの2年間の出来事を語るシーンで「異界王の二の舞にならないようにするのが精一杯だった」と口にしていたあたり、異界王は見方を変えれば「世界の闇に対する憎しみで破壊者となったダンのIFの姿」とも言える。
- 百瀬勇貴
- 異界王の側近「異界三巨頭」の一人で元白のコアの光主。ダン最大のライバルだった男。ダンと共に世界の闇と戦おうとしたが、暗殺された。
- フィクサー
- 世界を裏から操る権力者達の総称。ダン達の人生を一変させた最大要因と言える勢力であり、剣蔵の父親もフィクサーの一員である。
- かつては異界王と同盟を結んでいたが、彼亡き後は矛盾だらけの世界を変えようとしたダン達を邪魔者と見なして社会的に追い詰めた。
- 両親
- 原作では直接登場していないため、顔や名前は不明であるが、小説『少年激覇ダン51話「暁闇」』でようやく登場する事となった。
- かつては平凡な家庭で母親の作るカレーライスがダンの好物であったが、ダン達が社会的に追い詰められた後はフィクサーによる情報操作を鵜呑みにして息子を疎外していた。
名(迷)台詞
- 「…足りないね。全然足りないよ」
「楽しいバトルと、文字通り『ライフ』を賭けて戦うグラン・ロロのバトルは違う…」 - 第1話より。グラン・ロロでの経験を忘れられず、バトルジャンキーすれすれの状態となっている。
- 「この痛み、じわじわ来る…耳に響くスピリットの声、フィールドを吹く渇いた風、砕け散るコアの輝き…身体中が沸騰するこの感覚! 俺はバトルフィールドに帰ってきたんだ!」
- 未来世界での初バトルに高揚し、不敵な笑みを浮かべながら呟く。
- 「最初はお前と同じだ。俺もこのバトルフィールドで戦うだけで満足だった。でも今は違う。皆が困ってるって知ってしまったんだ、苦しんでいる人がいるのに、知らん顔なんて出来ない!」
「だから俺は、お前と立ったブレイヴという名の強さの深みから外に出る!」
「異界王との戦いで俺も少しだけ学んだ。ひとつの事に凝り固まると、大事なことが見えなくなる。バローネ、ちゃんと見ろ! バトルフィールドの外にも世界があるって事を!」 - バローネとの再戦、虐げられる人々を救うため、そして地球リセットの危機を回避するため決意を新たにし、バトルに固執するバローネの眼を覚まさせる。
- 「俺はどう見える。まゐは? 海は? 月は? お前と初めて会ったこの場所はどう見える」
「見えるものが同じなら、今ここにいるのはバローネだ。元が人間だろうが魔族だろうが、この星に生まれたなら、俺たちと同じ命だ!」 - 誇り高い魔族だと思っていた自分が古代にグラン・ロロに入り込んだ人間の末裔だったと知り、ショックを受けるバローネを諭す。
- 「不足コストはブレイドラから確保」
- 高コストのカード使用のためにコスト0のブレイドラを破壊する際の一言。やたらとブレイドラが犠牲になる確率が高く、印象に残る台詞となっており、ファンからもブレイドラ=コスト確保要員の図式が出来上がっており生きたリザーブなどと呼ばれている。
- 公式もこれをネタにしており、続編の『バトルスピリッツ 覇王』ではブレイドラパニックなるアーケードゲーム[2]が登場したり、バトスピおみくじに「ブレイドラ 不足コストは 今日も僕」という川柳が書かれていた。
- 「龍神の弓、天馬の矢、戦いの嵐を鎮めよ! 光龍騎神サジット・アポロドラゴン召喚!」
- 光龍騎神サジット・アポロドラゴン召喚時の口上。カードのフレーバーテキストや『X-Ω』の必殺スキル使用時の台詞にも採用された。
- 「ありがとうございました。いいバトルでした」
- バローネとの最後のバトルに勝利し、自らの運命を悟ったダンは、礼の言葉と共に穏やかな微笑みと一筋の涙を浮かべ、光の中へ消えていった…。
関連機体
- 太陽龍ジーク・アポロドラゴン
- 序盤のキースピリット。
- 太陽神龍ライジング・アポロドラゴン
- 中盤、ゾルダーから受け取ったキースピリット。
- 光龍騎神サジット・アポロドラゴン
- 12宮Xレアの一体。物語終盤における切り札。
- ブレイドラ
- コスト0スピリット。愛着を持つスピリットだが、不足コストやブロックのために容赦なく破壊する。
- 作中では計22回も破壊されており、前述のように公式からすらネタにされている。なお、現実のTCGでは制限カードになっている。
余談
- 前作から急激に大人びた性格に変貌し、不敵な笑みを見せるバトルジャンキーのような言動からファンからはダンさんの愛称で呼ばれている。
- ストーリーが進むにつれて作画も気合が入っていき、もはや別人のような迫力を見せることもあった。
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