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2015年5月28日 (木) 23:54時点における版
ヴェイガン
『機動戦士ガンダムAGE』の敵勢力。物語開始14年前から突如地球圏へと飛来し、コロニー襲撃事件「天使の落日」を皮切りに世界各地で破壊活動を繰り返していた。第1部となるフリット編では正体不明の存在であった事から『UE(Unknown Enemy)』の呼称が使われていた。
その正体は、かつて地球連邦により行われた火星移住計画「マーズバースディ」により、火星圏へと入植した人類の末裔。ヴェイガンの先祖たちの入植時は火星の過酷な環境を克服できなかった上、火星特有の磁気嵐が原因である風土病「マーズ・レイ」に住民の20%が侵されたために以降の移住計画が白紙化するなど失敗と見なされた挙句、移住計画そのものも隠蔽されるなど地球から見放されたも同然の扱いを受けていた。地球圏への侵略も母なる地球への回帰のほか、自分たちを見捨てた連邦に対する復讐という面も大きい。
住民たちは火星圏へ建造されたコロニー「セカンドムーン」内部にて生活しているが、地球圏のような環境とは似つかない曇った空が広がるなど、過酷な生活を強いられている事が伺える。
これら環境の違いと入植から一世紀以上に渡る長い年月から、地球連邦とは異なる全体主義的な国家体制となっている他、モビルスーツなども怪獣めいた風貌の外観となっており技術も地球側とは全く異なる上、全体的に地球連邦製MSよりも遥かに高性能となっている(これは指導者であるフェザール・イゼルカントが過去に存在した技術が収められたデータベース「EXA-DB」から一部データをハッキングした事による影響もある)。
所属人物
- フェザール・イゼルカント
- 指導者。
- ゼハート・ガレット
- 『アセム編』以降のキーパーソン。
保有戦力
全体的に丸みを帯びた有機的な外見が特徴であり、多くの機体が竜を思わせる翼と尾と可変機構を持っている。
- ガフラン
- フリット編における主力量産MS。長距離航行形態へと変形が可能。
- ドラド
- アセム編における主力量産MS。可変形態がオミットされている。
- ダナジン
- キオ編における主力量産MS。もはや怪獣と呼ぶに相応しい外見を持つ。
登場作品
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。多くのユーザーからは似たような経緯を持つ木連との絡みを期待されている。