「Iフィールド」を編集中
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | [[ミノフスキー粒子]]が充満している中で発生する電磁フィールド。この技術の応用により核融合炉の縮小化、メガ粒子の圧縮、[[ミノフスキークラフト]]、[[バリア]]フィールドなどに用いられる。 | |
− | + | 主に[[バリア]]フィールドの別名で呼ばれている。Iフィールドを発生させると機体表面に電磁波の障壁となり、メガ粒子ビームを防御する。[[出力|高出力]]な[[モビルアーマー]]クラスともなると[[戦艦]]以上の射撃[[ビーム兵器]]すら無力化する。 | |
− | 『[[∀ガンダム]] | + | 『[[∀ガンダム]]』では「Iフィールドドライブ(I.F.B.D.)」と呼ばれる駆動システムにも使われている。また、∀の場合はビームだけでなく実弾にも効力があるため、実態は宇宙世紀200年代以降にマン・マシーン(モビルスーツの大幅発展形)の標準装備とされている「Iフィールドバリア」に近いと考えられる。ただ、これはあくまで実弾を防ぐ事ができるだけで、[[モビルスーツ|MS]]に作用する様な力場を持っている訳ではない。このため、∀のものは更に進んだ別の技術であると言える。 |
− | |||
− | + | なお、「I」が何の略なのかは公式設定でも明らかにされていない。 | |
=== シリーズでの効果 === | === シリーズでの効果 === | ||
− | [[ | + | [[射撃]]ビームのみを無効化ないしは軽減する効果がある。 |
− | 『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降から[[νガンダム]]とその派生機、[[クロスボーン・ガンダムX3]] | + | 『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降から[[νガンダム]]とその派生機、[[クロスボーン・ガンダムX3]]は原作でも特殊なIフィールドを使用していたためか、通常よりダメージ軽減効果の高い固有のIフィールドを装備している(その代わり気力110以上にならないと使用できない)。 |
また[[強化パーツ]]で追加効果を発生することが可能。 | また[[強化パーツ]]で追加効果を発生することが可能。 | ||
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== 登場作品での効果 == | == 登場作品での効果 == | ||
=== [[第2次スーパーロボット大戦G]] === | === [[第2次スーパーロボット大戦G]] === | ||
− | + | ビーム兵器を完全防御。 | |
− | SFC版『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』と『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]] | + | SFC版『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』と『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』の効果の折衷であるが、本作では第4次以降でビーム兵器扱いされている武装がビーム兵器でない場合(主に武装名が「○○メガ粒子砲」の場合)があるので注意。同様にヴェスパーもビーム属性ではないので、相手のIフィールドを貫通(というか無視して攻撃)可能。 |
=== SFC版[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]・SFC版[[スーパーロボット大戦EX|EX]] === | === SFC版[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]・SFC版[[スーパーロボット大戦EX|EX]] === | ||
− | + | 「ビーム」と名の付くものを無効化。 | |
− | [[ゲッター1|ゲッタービーム]]や[[マジンガーZ|光子力ビーム]] | + | [[ゲッター1|ゲッタービーム]]や[[マジンガーZ|光子力ビーム]]、[[コン・バトラーV|Vレーザー]]なども含むが、[[グレイターキン]]などの使うフォトンビーム砲だけは例外的に非ビーム扱い。 |
− | === [[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]・[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]・[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]=== | + | === [[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]・[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]・[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]・PS版[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]・PS版[[スーパーロボット大戦EX|EX]]=== |
− | + | ビーム兵器によるダメージを2000まで無効化。 | |
− | + | 敵では、[[ドクーガ]]の3大[[戦艦]]と[[バンドック]]、[[メカギルギルガン]]や[[ネオ・グランゾン]]も装備している。今作はバリア系がビーム専用の3種類しか存在せず、最上級の[[オーラバリア]]は[[オーラマシン]]専用であるため、その他の機体は実質Iフィールドが最上級バリアである。 | |
− | + | また、第4次では[[強化パーツ]]として「Iフィールド発生機」も登場している。シナリオ「新しい力」でのみ獲得可能な一点物で、[[人間爆弾]]イベントを阻止したご褒美のような扱いとなっている。 | |
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=== [[スーパーロボット大戦64|64]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]・[[スーパーロボット大戦A|A]] === | === [[スーパーロボット大戦64|64]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]・[[スーパーロボット大戦A|A]] === | ||
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=== [[スーパーロボット大戦α]]・[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]] === | === [[スーパーロボット大戦α]]・[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]] === | ||
;Iフィールド | ;Iフィールド | ||
− | :ビーム兵器によるダメージを2000軽減。消費EN 10。 | + | :ビーム兵器によるダメージを2000軽減。消費EN 10。</pre> |
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;Iフィールド([[νガンダム]])(DC版では「IフィールドΔ」) | ;Iフィールド([[νガンダム]])(DC版では「IフィールドΔ」) | ||
:ビーム兵器によるダメージを2500軽減。消費EN 10。必要気力110。 | :ビーム兵器によるダメージを2500軽減。消費EN 10。必要気力110。 | ||
66行目: | 59行目: | ||
:ビーム兵器によるダメージを900軽減。消費EN 10。必要気力110。 | :ビーム兵器によるダメージを900軽減。消費EN 10。必要気力110。 | ||
− | === [[第3次スーパーロボット大戦α | + | === [[第3次スーパーロボット大戦α]] === |
− | + | [[小隊]]を保護する広域バリアとして指定。 | |
;Iフィールド | ;Iフィールド | ||
84行目: | 77行目: | ||
=== [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]・[[スーパーロボット大戦MX|MX]] === | === [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]・[[スーパーロボット大戦MX|MX]] === | ||
− | + | 実は『MX』ではビーム攻撃を行う敵機体が[[デスアーミー]]と[[デビルガンダム]]くらいしかおらず、ほとんど死に能力。 | |
;Iフィールド | ;Iフィールド | ||
:ビーム兵器によるダメージを850軽減。消費EN 5。 | :ビーム兵器によるダメージを850軽減。消費EN 5。 | ||
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ビーム兵器によるダメージを1300軽減。消費EN 10。 | ビーム兵器によるダメージを1300軽減。消費EN 10。 | ||
− | === [[スーパーロボット大戦BX|BX | + | === [[スーパーロボット大戦BX|BX]] === |
− | + | ビーム射撃属性攻撃のダメージを1500軽減。消費EN 10。[[気力]]110以上で発動。 | |
− | |||
== 主なユニット == | == 主なユニット == | ||
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:両機とも搭載した超大型機体。3号機はウェポンコンテナ「オーキス」に設置。3号機の当時戦艦すら貫通して撃沈させる、最大出力の「メガビーム砲」をも防げるので、その防御力は察するものがある。 | :両機とも搭載した超大型機体。3号機はウェポンコンテナ「オーキス」に設置。3号機の当時戦艦すら貫通して撃沈させる、最大出力の「メガビーム砲」をも防げるので、その防御力は察するものがある。 | ||
;[[サイコガンダム]] / [[サイコガンダムMk-II]] | ;[[サイコガンダム]] / [[サイコガンダムMk-II]] | ||
− | :機体表面に発生させることが可能。至近距離のビームにも対応できる。Mk- | + | :機体表面に発生させることが可能。至近距離のビームにも対応できる。Mk-IIのは[[ΖΖガンダム]]のダブルビームライフルを無力化している。 |
;[[クィン・マンサ]] | ;[[クィン・マンサ]] | ||
:両肩のバインダーに内蔵。[[ゲーマルク]]との[[ファンネル]]での撃ち合い戦では、ゲーマルクのビーム一斉発射を防ぎきっている。 | :両肩のバインダーに内蔵。[[ゲーマルク]]との[[ファンネル]]での撃ち合い戦では、ゲーマルクのビーム一斉発射を防ぎきっている。 | ||
;[[Ex-Sガンダム]] | ;[[Ex-Sガンダム]] | ||
− | :脚部の脛の「リフレクター・ビット」に内蔵。それを射出して[[ビーム兵器]] | + | :脚部の脛の「リフレクター・ビット」に内蔵。それを射出して[[ビーム兵器]]を反射させて攻撃を行う。また、胸部にも装備されており、バイタルエリアにビームが着弾する際に発生するようになっている。 |
;[[α・アジール]] | ;[[α・アジール]] | ||
:かつていくつかのゲーム作品で搭載されていた事があるが、昨今の作品では搭載されていない。劇中ではビームで損傷する場面も存在しており、実際には搭載されているかは不明。 | :かつていくつかのゲーム作品で搭載されていた事があるが、昨今の作品では搭載されていない。劇中ではビームで損傷する場面も存在しており、実際には搭載されているかは不明。 | ||
;[[νガンダム]] / [[Hi-νガンダム]] / [[量産型νガンダム]] | ;[[νガンダム]] / [[Hi-νガンダム]] / [[量産型νガンダム]] | ||
− | : | + | :複数の「フィン・ファンネル」を立体状に展開して、ビーム粒子によるIフィールドバリアを実現。モビルスーツの出力ではα・アジールの最も出力ある口部メガ粒子砲だけは防げない。<br />ゲームでは通常のIフィールドより効果が高いことがあり、「'''IフィールドΔ'''」と表記される場合もある。<br />ちなみに原作や『EVOLVE』だと実はビームだけではなく[[ファンネル]]本体も弾いている。 |
;[[ユニコーンガンダム]]([[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]) / [[バンシィ・ノルン]] | ;[[ユニコーンガンダム]]([[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]) / [[バンシィ・ノルン]] | ||
− | : | + | :シールドに内蔵。原作小説版では[[バンシィ]]もシールドを装備していたが、OVA以降はアームド・アーマーを装備しているためIフィールドを持っていない。またユニコーンガンダムのみ覚醒後は[[サイコフィールド]]に変更される。 |
;[[クシャトリヤ]] | ;[[クシャトリヤ]] | ||
:サイドバインダーに内蔵。胸部メガ粒子砲を偏向させて撃つことも可能。 | :サイドバインダーに内蔵。胸部メガ粒子砲を偏向させて撃つことも可能。 | ||
:一説には対ビーム防御としての機能はほぼないとも言われており、SRWではゲームバランスとの兼ね合いもあってかIフィールドが実装されたことはない。 | :一説には対ビーム防御としての機能はほぼないとも言われており、SRWではゲームバランスとの兼ね合いもあってかIフィールドが実装されたことはない。 | ||
;[[ラフレシア]] | ;[[ラフレシア]] | ||
− | : | + | :こちらも機体表面に発生させることが可能。実弾兵器を持たぬ[[ガンダムF91]]と[[ビギナ・ギナ]]は劣勢に絶たされた。 |
;[[クロスボーン・ガンダムX3]] | ;[[クロスボーン・ガンダムX3]] | ||
− | : | + | :両腕の掌から発生させる。持続時間は片腕105秒、冷却期間は片腕120秒。両腕で連続使用を行った場合は合計210秒使えるが、片腕の冷却が終わらないため、その後15秒間は完全に使用不可となる。発生器の小型化も実現している。原作では高出力のビームサーベルをも防げるが、SRWでは無視。参戦しない『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』ではビームサーベルにビーム属性が付いた。 |
;[[V2アサルトガンダム]] / [[V2アサルトバスターガンダム]] | ;[[V2アサルトガンダム]] / [[V2アサルトバスターガンダム]] | ||
:両肩の追加パーツに内蔵。 | :両肩の追加パーツに内蔵。 |