「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」を編集中
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本作は[[AT]]などのメカニックは3DCGで描かれており、戦闘シーンはCGのメカ・背景に手描きの炎や爆発などのエフェクトが加えられた演出となっている。CGを多用することによって無数の機体による大規模戦闘の描写が可能になり、これまで回想や断片的な表現でしか触れられなかった「[[百年戦争]]」が初めて本格的に取り上げられている。物語の場がほとんど戦場に限られているため、『野望のルーツ』同様キャストに女性キャラは1人も存在しない。そのため、当時のアフレコ現場は昨今ではありえない異様そのものだったという(『野望のルーツ』当時はともかく、『ペールゼンファイルズ』発売当時は萌えアニメが氾濫していたため)。 | 本作は[[AT]]などのメカニックは3DCGで描かれており、戦闘シーンはCGのメカ・背景に手描きの炎や爆発などのエフェクトが加えられた演出となっている。CGを多用することによって無数の機体による大規模戦闘の描写が可能になり、これまで回想や断片的な表現でしか触れられなかった「[[百年戦争]]」が初めて本格的に取り上げられている。物語の場がほとんど戦場に限られているため、『野望のルーツ』同様キャストに女性キャラは1人も存在しない。そのため、当時のアフレコ現場は昨今ではありえない異様そのものだったという(『野望のルーツ』当時はともかく、『ペールゼンファイルズ』発売当時は萌えアニメが氾濫していたため)。 | ||
− | + | なお、お約束の次回予告だが、第2話収録の予告における「'''嘘を言うなっ!'''」のくだりは近年の作品という事もあって人気が高く、しばしばネタにされる。 | |
== ストーリー == | == ストーリー == | ||
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:メルキア情報省次官。ペールゼンが提唱した「[[異能生存体]]」に興味を持ち、彼を軍事法廷から救出する。 | :メルキア情報省次官。ペールゼンが提唱した「[[異能生存体]]」に興味を持ち、彼を軍事法廷から救出する。 | ||
:異能生存体と思わしきキリコ等バーコフ分隊を様々な激戦地に送り込む。 | :異能生存体と思わしきキリコ等バーコフ分隊を様々な激戦地に送り込む。 | ||
− | ;[[ジャン・ポール・ロッチナ| | + | ;コッタ・ルスケ |
− | + | :ウォッカムの秘書。ウォッカム以上に「異能生存体」とキリコという存在に魅せられてゆく。 | |
+ | :TVシリーズに登場する[[ジャン・ポール・ロッチナ|ある人物]]と瓜二つの顔と声を持っているのだが……? | ||
;メンケン | ;メンケン | ||
− | : | + | :ウォッカムの部下である医師。ペールゼンへの拷問同然の尋問に医学的見地から反対意見を述べるものの、強引なウォッカムに押し切られて実行させられる。だがその正体は…。 |
=== メルキア軍 === | === メルキア軍 === | ||
;[[ヨラン・ペールゼン]] | ;[[ヨラン・ペールゼン]] | ||
− | : | + | :レッドショルダーの創設者。「不死なる兵士」による理想の軍隊創設を目指していたが、レッドショルダーの真実が明らかになり、失脚。彼が作成した異能生存体に関する研究文書「ペールゼン・ファイルズ」が、本作の鍵となっていく。 |
;ネハルコ、ラーキンソン | ;ネハルコ、ラーキンソン | ||
:ペールゼンを危険視し、内偵調査によって彼を失脚させることに成功するが、後一歩のところでウォッカムに邪魔される。 | :ペールゼンを危険視し、内偵調査によって彼を失脚させることに成功するが、後一歩のところでウォッカムに邪魔される。 | ||
;ワップ | ;ワップ | ||
:今作の[[声優:広瀬正志|広瀬正志]]枠。バーコフ分隊が所属する惑星ガレアデM7前線基地の上級曹長。上に媚へつらい下に威圧的に接する、分かりやすい下種で、小柄な体型なのを気にしている。 | :今作の[[声優:広瀬正志|広瀬正志]]枠。バーコフ分隊が所属する惑星ガレアデM7前線基地の上級曹長。上に媚へつらい下に威圧的に接する、分かりやすい下種で、小柄な体型なのを気にしている。 | ||
− | : | + | :エンディングでは広瀬氏がかつてTVシリーズで演じたカン・ユー大尉と共にランニングをする姿が見られ、またワップの宿舎にも仲良く写った写真が貼ってある。 |
== 登場メカ == | == 登場メカ == | ||
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== 用語 == | == 用語 == | ||
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;ペールゼン・ファイルズ | ;ペールゼン・ファイルズ | ||
− | :かつてペールゼンが作成し、レッドショルダー隊長だった[[インゲ・リーマン]]が秘匿していた、とされる情報ファイル。[[異能生存体]] | + | :かつてペールゼンが作成し、レッドショルダー隊長だった[[インゲ・リーマン]]が秘匿していた、とされる情報ファイル。[[異能生存体]]についての研究が記されており、ウォッカムはその中に名前のあったキリコらをバーコフ分隊として組織、彼らを極限状態に置いてその能力を観察する。だが、ペールゼンがそのファイルを制作した意図は別の所にあった…。 |
;惑星モナド攻略戦 | ;惑星モナド攻略戦 | ||
− | :バーコフ分隊の面々が異能生存体であると確信したウォッカムが立案した作戦。バララントが半世紀かけて要塞化した、古代クエント文明の遺産が眠る謎の惑星モナドを奪還することが目的。1億2千万人が動員されるという、ボトムズシリーズのみならずSF作品全体で見てもそうそうお目にかかれない大規模作戦。既に[[百年戦争]]の休戦は内定しており、いわばウォッカムの点数稼ぎのための作戦である。[[異能生存体]] | + | :バーコフ分隊の面々が異能生存体であると確信したウォッカムが立案した作戦。バララントが半世紀かけて要塞化した、古代クエント文明の遺産が眠る謎の惑星モナドを奪還することが目的。1億2千万人が動員されるという、ボトムズシリーズのみならずSF作品全体で見てもそうそうお目にかかれない大規模作戦。既に[[百年戦争]]の休戦は内定しており、いわばウォッカムの点数稼ぎのための作戦である。[[異能生存体]]を前面に押し立てれば成功する、とウォッカムは目論んでいたが…。 |
== 楽曲 == | == 楽曲 == | ||
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=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | ||
− | : | + | :初参戦作品。原作終了後であり、キリコの回想として終盤のストーリーが断片的に再現されるのみ。ただし、バーコフ分隊の面々は登場し、[[中断メッセージ]]でも出番が与えられているため、扱いが悪いとも言えない。なお、今回バーコフ分隊を結成させたのはペールゼン本人である(ウォッカムは出てこない)。 |
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ||
:機体を登場させるために継続参戦となった。 | :機体を登場させるために継続参戦となった。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ||
− | : | + | :第4章より参戦。原作のシナリオが展開されるが、なんと'''[[バーコフ分隊]]全員が[[死亡フラグ]]を回避して生存し、自軍へ正式加入する'''。このためか、全員が「底力:異能」と「異能の力」スキル持ち(あくまで近似値であるためか[[異能生存体]]のスキルではない)。 |
− | :バーコフ分隊救出とモナド脱出に伴う戦いは、[[草薙征士郎|征士郎]]と[[八重垣ひまり|ひまり]] | + | :バーコフ分隊救出とモナド脱出に伴う戦いは、[[草薙征士郎|征士郎]]と[[八重垣ひまり|ひまり]](とプレイヤー)の心に大きな影を落とした。 |
== 各話リスト == | == 各話リスト == |