「聖戦士ダンバイン」を編集中
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− | + | *1983年2月5日 - 1984年1月21日放映(名古屋テレビ系)全49話 | |
− | + | *初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦EX]](1994年) | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[異世界]]ファンタジー系ロボットアニメの草分け的作品。 | + | [[異世界]]ファンタジー系ロボットアニメの草分け的作品。[[続編]]として『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』も製作された。また、富野由悠季監督自らがTV版『聖戦士ダンバイン』を大幅にアレンジして執筆した[[小説|ノベライズ作品]]『オーラバトラー戦記』が存在する。 |
本編は大きく2つに分かれており、前半の舞台が[[海]]と[[陸|大地]]の間にある[[異世界]]「[[バイストン・ウェル]]」、後半の舞台が地上(現実世界)となっている。バイストン・ウェルにおいて[[オーラマシン]]が開発されたことで覇権争いが勃発し、[[主人公]]の[[ショウ・ザマ]]ら高い「[[オーラ力]]」を持つ地上人が召喚され、全面的な戦争状態に発展していく。物語の中盤、フェラリオの長である[[ジャコバ・アオン]]により、全てのオーラマシンは地上へ追放され、地上を巻き込んだ混乱に発展していった。最後は[[シーラ・ラパーナ]]のオーラ力により全てのオーラマシンが浄化され、ミ・フェラリオの[[チャム・ファウ]]だけが唯一語り部として地上に残された。 | 本編は大きく2つに分かれており、前半の舞台が[[海]]と[[陸|大地]]の間にある[[異世界]]「[[バイストン・ウェル]]」、後半の舞台が地上(現実世界)となっている。バイストン・ウェルにおいて[[オーラマシン]]が開発されたことで覇権争いが勃発し、[[主人公]]の[[ショウ・ザマ]]ら高い「[[オーラ力]]」を持つ地上人が召喚され、全面的な戦争状態に発展していく。物語の中盤、フェラリオの長である[[ジャコバ・アオン]]により、全てのオーラマシンは地上へ追放され、地上を巻き込んだ混乱に発展していった。最後は[[シーラ・ラパーナ]]のオーラ力により全てのオーラマシンが浄化され、ミ・フェラリオの[[チャム・ファウ]]だけが唯一語り部として地上に残された。 | ||
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また、'''「チャム・ファウは置いていかれたのではなく、憎しみに囚われない純粋な魂の持ち主だったため生き残ることを許された」'''と考えることもできる。 | また、'''「チャム・ファウは置いていかれたのではなく、憎しみに囚われない純粋な魂の持ち主だったため生き残ることを許された」'''と考えることもできる。 | ||
− | スパロボでも『[[スーパーロボット大戦UX|UX | + | スパロボでも『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』において、上記の「全滅エンド」に近い解釈がなされている。 |
== ストーリー == | == ストーリー == | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/F]] | *[[メカ&キャラクターリスト/F]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]] | *[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/64]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/α]] | *[[メカ&キャラクターリスト/α]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]] | *[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]] | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]] | *[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]] | *[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/SC2]] | *[[メカ&キャラクターリスト/SC2]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/UX]] | *[[メカ&キャラクターリスト/UX]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/OE]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/BX]] | *[[メカ&キャラクターリスト/BX]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/X]] | *[[メカ&キャラクターリスト/X]] | ||
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=== [[ゼラーナ]]隊 === | === [[ゼラーナ]]隊 === | ||
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;[[キーン・キッス]] | ;[[キーン・キッス]] | ||
:ギブン家に仕える少女。ニーに対して秘かに想いを寄せる。 | :ギブン家に仕える少女。ニーに対して秘かに想いを寄せる。 | ||
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=== ラウの国 === | === ラウの国 === | ||
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;[[エレ・ハンム]] | ;[[エレ・ハンム]] | ||
:ラウの国の王フォイゾン・ゴウの孫娘。予言能力や邪悪なオーラ力を感じる事ができる「霊力」と呼ばれる[[オーラ力]]を持つ。紆余曲折を経てラウの国の[[女王]]に即位する。 | :ラウの国の王フォイゾン・ゴウの孫娘。予言能力や邪悪なオーラ力を感じる事ができる「霊力」と呼ばれる[[オーラ力]]を持つ。紆余曲折を経てラウの国の[[女王]]に即位する。 | ||
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=== アの国 === | === アの国 === | ||
;フラオン・エルフ | ;フラオン・エルフ | ||
− | : | + | :国王。第18話「閃光のガラリア」で下克上を起こしたドレイクに討たれる。<ref>厳密には「城の頂上に追い詰められて、抵抗するも'''足を踏み外して転落死'''した」という情けない死に様だった。</ref>SRW未登場。 |
;[[ドレイク・ルフト]] | ;[[ドレイク・ルフト]] | ||
:元は地方領主だったが、[[オーラマシン]]という戦力を手にした事で、フラオンを打倒して新たなアの国の王となる。バイストン・ウェル、さらには地上界の制覇を狙う「覇王」。 | :元は地方領主だったが、[[オーラマシン]]という戦力を手にした事で、フラオンを打倒して新たなアの国の王となる。バイストン・ウェル、さらには地上界の制覇を狙う「覇王」。 | ||
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;[[ミュージィ・ポー]] | ;[[ミュージィ・ポー]] | ||
:ドレイクの家臣。ショットの懐刀にして恋人。 | :ドレイクの家臣。ショットの懐刀にして恋人。 | ||
− | ;[[バーン・バニングス| | + | ;[[バーン・バニングス]] / [[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]] |
:ドレイクの家臣。[[騎士道]]に基づいて生きる強力なオーラ力の持ち主だったが、召喚された地上人ショウとの出会いが切っ掛けで自身の運命が狂っていく…。 | :ドレイクの家臣。[[騎士道]]に基づいて生きる強力なオーラ力の持ち主だったが、召喚された地上人ショウとの出会いが切っ掛けで自身の運命が狂っていく…。 | ||
;[[ガラリア・ニャムヒー]] | ;[[ガラリア・ニャムヒー]] | ||
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:ショウ達に続いて召喚された中国出身の地上人。召喚前は売れない俳優であった。アレンおよびジェリルと比較して目立たない性格ながらも、自己主張と功名心が強い。 | :ショウ達に続いて召喚された中国出身の地上人。召喚前は売れない俳優であった。アレンおよびジェリルと比較して目立たない性格ながらも、自己主張と功名心が強い。 | ||
;[[トカマク・ロブスキー]] | ;[[トカマク・ロブスキー]] | ||
− | : | + | :ショウおよびトッドと共に召喚されたソビエト連邦(現:ウクライナ領)・ハリコフ出身の地上人。「初陣時に戦死する」という、作中で最もあっけない死を迎えた人物。 |
;[[ロムン・ギブン]] | ;[[ロムン・ギブン]] | ||
:ドレイク領の隣の所領の領主。ドレイクの野望に気付き、息子ニーと共に反ドレイク勢力を立ち上げた。 | :ドレイク領の隣の所領の領主。ドレイクの野望に気付き、息子ニーと共に反ドレイク勢力を立ち上げた。 | ||
153行目: | 102行目: | ||
:クの国の王。アの国の王となったドレイクとは同盟関係にあり、彼の妻ルーザとは不倫関係にある。 | :クの国の王。アの国の王となったドレイクとは同盟関係にあり、彼の妻ルーザとは不倫関係にある。 | ||
;[[トッド・ギネス]] | ;[[トッド・ギネス]] | ||
− | :アメリカ合衆国[[ボストン]] | + | :アメリカ合衆国[[ボストン]]出身の地上人。アの国のドレイク軍に属していた聖戦士だったが、クの国に拾われる。トッド本人曰く「(ショウは)俺にとっての良き[[ライバル]]、命がけの友達」。 |
;[[ガラミティ・マンガン]]、[[ダー]]、[[ニェット]] | ;[[ガラミティ・マンガン]]、[[ダー]]、[[ニェット]] | ||
:クの国の「赤い三騎士」。ヒマラヤ山中にてショウと交戦するも、ダーとニェットは戦死。残るガラミティはショウに再び挑むが、インド上空で散った。 | :クの国の「赤い三騎士」。ヒマラヤ山中にてショウと交戦するも、ダーとニェットは戦死。残るガラミティはショウに再び挑むが、インド上空で散った。 | ||
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;[[シルキー・マウ]] | ;[[シルキー・マウ]] | ||
:ドレイクに捕えられて、地上人であるショウ達を召喚させられたエ・フェラリオ。後にショウによって救出されたが、ミ・フェラリオに降格されてしまう。 | :ドレイクに捕えられて、地上人であるショウ達を召喚させられたエ・フェラリオ。後にショウによって救出されたが、ミ・フェラリオに降格されてしまう。 | ||
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;[[ジャコバ・アオン]] | ;[[ジャコバ・アオン]] | ||
:フェラリオの長。バイストン・ウェルに戦乱が拡大される事をあまり好まない。自らの命と引き換えにバイストン・ウェルにあるオーラマシンとその乗員達を地上界に転移させた。 | :フェラリオの長。バイストン・ウェルに戦乱が拡大される事をあまり好まない。自らの命と引き換えにバイストン・ウェルにあるオーラマシンとその乗員達を地上界に転移させた。 | ||
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:シュンカの秘書で、彼とは不倫関係にある。一方、ショウにとっては「姉のような存在」である。 | :シュンカの秘書で、彼とは不倫関係にある。一方、ショウにとっては「姉のような存在」である。 | ||
;[[トルストール・チェシレンコ]] | ;[[トルストール・チェシレンコ]] | ||
− | : | + | :ソビエト連邦軍の青年将校。エレと恋仲になるが…。 |
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;[[バイストン・ウェル兵]] | ;[[バイストン・ウェル兵]] | ||
:バイストン・ウェルで生まれ育った[[一般兵]](コモン人)。 | :バイストン・ウェルで生まれ育った[[一般兵]](コモン人)。 | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/F]] | *[[メカ&キャラクターリスト/F]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]] | *[[メカ&キャラクターリスト/F完結編]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/64]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/α]] | *[[メカ&キャラクターリスト/α]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]] | *[[メカ&キャラクターリスト/α forDC]] | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]] | *[[メカ&キャラクターリスト/IMPACT]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]] | *[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/SC2]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/UX]] | *[[メカ&キャラクターリスト/UX]] | ||
+ | *[[メカ&キャラクターリスト/OE]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/BX]] | *[[メカ&キャラクターリスト/BX]] | ||
− | *[[メカ&キャラクターリスト/ | + | *[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]] |
*[[メカ&キャラクターリスト/X]] | *[[メカ&キャラクターリスト/X]] | ||
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− | === [[ | + | === [[オーラマシン]] === |
;[[ダンバイン]] | ;[[ダンバイン]] | ||
:オーラバトラー第1号「ゲド」をベースに開発された試作実験型オーラバトラー。ショウ用、トッド用、トカマク用の合計3機が存在する。 | :オーラバトラー第1号「ゲド」をベースに開発された試作実験型オーラバトラー。ショウ用、トッド用、トカマク用の合計3機が存在する。 | ||
− | : | + | :SRWでは、フォウ、ウイング・キャリバー、ウイング・キャリバー(夜間迷彩)との合体形態も登場。 |
:;ショウ用 | :;ショウ用 | ||
::カラーリングは水色。ショウの愛機で、物語前半の主役機。第30話「シルキーの脱出」以降は、マーベルの搭乗機になる。 | ::カラーリングは水色。ショウの愛機で、物語前半の主役機。第30話「シルキーの脱出」以降は、マーベルの搭乗機になる。 | ||
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;[[ビルバイン]] | ;[[ビルバイン]] | ||
:劇中唯一の可変型オーラバトラー。格闘戦に適したオーラバトラー形態および高速飛行を得意とするウイング・キャリバー形態への[[変形]]ができる。 | :劇中唯一の可変型オーラバトラー。格闘戦に適したオーラバトラー形態および高速飛行を得意とするウイング・キャリバー形態への[[変形]]ができる。 | ||
− | |||
:;ウイング・キャリバー | :;ウイング・キャリバー | ||
::ビルバインの[[飛行]]形態。鳥の様な形状になっている点が特徴。機体上部にオーラバトラーを載せて運搬する事も可能。 | ::ビルバインの[[飛行]]形態。鳥の様な形状になっている点が特徴。機体上部にオーラバトラーを載せて運搬する事も可能。 | ||
:;ビルバイン(夜間迷彩) | :;ビルバイン(夜間迷彩) | ||
− | :: | + | ::第47話「ドレイク・ルフト」で迷彩を施したビルバイン。 |
:;ウイング・キャリバー(夜間迷彩) | :;ウイング・キャリバー(夜間迷彩) | ||
− | :: | + | ::迷彩を施したビルバインの飛行形態。 |
: | : | ||
− | ; | + | ;[[フォウ]] |
− | : | + | :ゼラーナの艦載機であるウイング・キャリバー。機体後部を折り曲げる事によってオーラバトラーを載せて飛行する事も可能。 |
;[[ダーナ・オシー]] | ;[[ダーナ・オシー]] | ||
− | : | + | :オーラバトラー第1号「ゲド」をベースにギブン家が開発した量産型オーラバトラー。マーベルの最初の機体。 |
;[[ボゾン]] | ;[[ボゾン]] | ||
:ダーナ・オシーの発展型である量産型オーラバトラー。[[指揮官]]用のダークブルーと[[一般兵]]用のスプリンググリーンの2種類が存在する。 | :ダーナ・オシーの発展型である量産型オーラバトラー。[[指揮官]]用のダークブルーと[[一般兵]]用のスプリンググリーンの2種類が存在する。 | ||
;[[ボチューン]] | ;[[ボチューン]] | ||
:ボゾンの発展型である量産型オーラバトラー。指揮官用はダークブルー、一般兵用はダークグリーン、マーベル機は赤色、シーラの近衛騎士団用は白色…と機体のカラーリングが異なっている。 | :ボゾンの発展型である量産型オーラバトラー。指揮官用はダークブルー、一般兵用はダークグリーン、マーベル機は赤色、シーラの近衛騎士団用は白色…と機体のカラーリングが異なっている。 | ||
+ | ;[[ドロ]] | ||
+ | :ドレイク軍が開発したオーラ・ボム。戦闘用飛行マシンの一種。4本の触手からフレイ・ボムを発射する。 | ||
+ | ;[[タンギー]] | ||
+ | :クの国が開発したオーラ・ボム。 | ||
;[[ドラムロ]] | ;[[ドラムロ]] | ||
:オーラバトラー第1号「ゲド」をベースに開発されたドレイク軍の主力量産型オーラバトラー。機体のカラーリングは赤だが、トッド機はダークブルーになっている。 | :オーラバトラー第1号「ゲド」をベースに開発されたドレイク軍の主力量産型オーラバトラー。機体のカラーリングは赤だが、トッド機はダークブルーになっている。 | ||
237行目: | 181行目: | ||
:ダンバインの発展機。初めてオーラ増幅器を搭載したオーラバトラーであり、仮に聖戦士でなくてもクセのあるダンバインよりも遥かに扱い易い。機動性の高さに定評があるアレンの愛機。 | :ダンバインの発展機。初めてオーラ増幅器を搭載したオーラバトラーであり、仮に聖戦士でなくてもクセのあるダンバインよりも遥かに扱い易い。機動性の高さに定評があるアレンの愛機。 | ||
;[[バストール]] | ;[[バストール]] | ||
− | : | + | :新型オーラ増幅器の実験を目的としたオーラバトラー。ガラリアが搭乗する。後に、量産化された。 |
;[[レプラカーン]] | ;[[レプラカーン]] | ||
:ビランビーの武装強化型であるオーラバトラー。全身に武器を内蔵<ref>特に、'''股間部にオーラキャノンを搭載している'''点が印象に残りやすい。</ref>しているのが特徴。ただし、装甲等の点においてバランスが悪い。深紅に燃えるカラーリングが印象的なジェリルの愛機。 | :ビランビーの武装強化型であるオーラバトラー。全身に武器を内蔵<ref>特に、'''股間部にオーラキャノンを搭載している'''点が印象に残りやすい。</ref>しているのが特徴。ただし、装甲等の点においてバランスが悪い。深紅に燃えるカラーリングが印象的なジェリルの愛機。 | ||
248行目: | 192行目: | ||
:;バーン用 | :;バーン用 | ||
::カラーリングは黒色。黒騎士の愛機で、因縁深いショウのビルバインと互角の勝負をしている。 | ::カラーリングは黒色。黒騎士の愛機で、因縁深いショウのビルバインと互角の勝負をしている。 | ||
− | :;ミュージィ用 | + | :;[[ズワァース (ミュージィ用)|ミュージィ用]] |
::カラーリングは白色。ミュージィの愛機。 | ::カラーリングは白色。ミュージィの愛機。 | ||
+ | : | ||
+ | ;[[ブブリィ]] | ||
+ | :「オーラ・ボンバー」とも呼称される重戦闘爆撃機型オーラマシン。ショットが後述のガラバを参考に開発した。 | ||
+ | ;[[ガラバ]] | ||
+ | :「オーラ・ファイター」とも呼称される重戦闘機型オーラマシン。ゼットが開発している。ショウが黒騎士ことバーンと[[生身ユニット|生身]]で相討ちした場所でもある。 | ||
=== オーラ・シップ(オーラ・バトル・シップ) === | === オーラ・シップ(オーラ・バトル・シップ) === | ||
264行目: | 213行目: | ||
;[[スプリガン]] | ;[[スプリガン]] | ||
:「オーラ・クルーザー」とも呼称されるショット専用艦。 | :「オーラ・クルーザー」とも呼称されるショット専用艦。 | ||
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=== [[ハイパー化]]したオーラマシン === | === [[ハイパー化]]したオーラマシン === | ||
285行目: | 222行目: | ||
:第48話「クロス・ファイト」において黒騎士の肥大化したオーラ力によってハイパー化したガラバ。 | :第48話「クロス・ファイト」において黒騎士の肥大化したオーラ力によってハイパー化したガラバ。 | ||
− | === | + | === ゲームオリジナル === |
− | |||
− | |||
;[[ズワァース改]] | ;[[ズワァース改]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』において[[シュウ・シラカワ|シュウ]]が改造を施した[[ズワァース]]。 | :『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』において[[シュウ・シラカワ|シュウ]]が改造を施した[[ズワァース]]。 | ||
+ | ;ハイパービアレス | ||
+ | :『[[バトルロボット烈伝]]』に登場するハイパー化した[[ビアレス]]。SRW未登場。 | ||
== 用語 == | == 用語 == | ||
296行目: | 233行目: | ||
;[[オーラ力]](オーラちから) | ;[[オーラ力]](オーラちから) | ||
:あらゆる生物が持つ生体エネルギーで、バイストン・ウェルそのものを支えている。 | :あらゆる生物が持つ生体エネルギーで、バイストン・ウェルそのものを支えている。 | ||
− | ;オーラロード | + | ;[[オーラロード]] |
:バイストン・ウェルと地上とを生きたまま行き来するための次元回廊。映像としては原色の透過光が無数に煌く空間として描写される。 | :バイストン・ウェルと地上とを生きたまま行き来するための次元回廊。映像としては原色の透過光が無数に煌く空間として描写される。 | ||
− | : | + | :ただし、オーラロードはエ・フェラリオが儀式を行っているときのみに一時的に作られる道であり、恒常的に二世界の行き来ができるわけではない。 |
;[[聖戦士]] | ;[[聖戦士]] | ||
:バイストン・ウェルが危機に陥った時に現れると伝説に伝わる救世主。転じてコモンに召喚された地上人に与えられる称号。 | :バイストン・ウェルが危機に陥った時に現れると伝説に伝わる救世主。転じてコモンに召喚された地上人に与えられる称号。 | ||
− | ;コモン | + | ;[[コモン]] |
:バイストン・ウェルで出生を受けた人間の呼称。 | :バイストン・ウェルで出生を受けた人間の呼称。 | ||
− | ; | + | ;[[地上人]](ちじょうびと) |
:バイストン・ウェルから見た地上の人間の呼称。コモンの人間よりも強いオーラ力を持つ。 | :バイストン・ウェルから見た地上の人間の呼称。コモンの人間よりも強いオーラ力を持つ。 | ||
− | ;エ・フェラリオ | + | ;[[エ・フェラリオ]] |
:バイストン・ウェルに住む高位の[[妖精]]。見た目は人間と変わらないが、オーラロードを開く力を持つ。その為、[[シルキー・マウ]]はドレイク・ルフトに利用された。 | :バイストン・ウェルに住む高位の[[妖精]]。見た目は人間と変わらないが、オーラロードを開く力を持つ。その為、[[シルキー・マウ]]はドレイク・ルフトに利用された。 | ||
:棲んでいるのが水の国なので水中にいることを好み、空気中にいることは結構な負担であるようだ。 | :棲んでいるのが水の国なので水中にいることを好み、空気中にいることは結構な負担であるようだ。 | ||
− | ;ミ・フェラリオ | + | ;[[ミ・フェラリオ]] |
:水の国ワーラー・カーレンに住む、身長約30センチの妖精。[[チャム・ファウ]]や[[エル・フィノ]]のように、コモンの世界で人間たちと暮らす者もいる。 | :水の国ワーラー・カーレンに住む、身長約30センチの妖精。[[チャム・ファウ]]や[[エル・フィノ]]のように、コモンの世界で人間たちと暮らす者もいる。 | ||
:修行を積めば、エ・フェラリオになることも出来る。逆に罰を受けて、エ・フェラリオからミ・フェラリオに降格させられることもある。 | :修行を積めば、エ・フェラリオになることも出来る。逆に罰を受けて、エ・フェラリオからミ・フェラリオに降格させられることもある。 | ||
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;[[オーラマシン]] | ;[[オーラマシン]] | ||
:地上からドレイク・ルフトの元に召喚された[[ショット・ウェポン]]によって開発されたオーラ力で動くマシン。オーラバトラー、オーラシップ等さらに分類される。 | :地上からドレイク・ルフトの元に召喚された[[ショット・ウェポン]]によって開発されたオーラ力で動くマシン。オーラバトラー、オーラシップ等さらに分類される。 | ||
− | ;[[オーラバトラー]] | + | :;[[オーラバトラー]] |
− | :オーラマシンの一種である人型の戦闘用ロボット。 | + | ::オーラマシンの一種である人型の戦闘用ロボット。 |
+ | : | ||
;[[オーラソード]] | ;[[オーラソード]] | ||
:オーラバトラーが標準的に装備する武器。 | :オーラバトラーが標準的に装備する武器。 | ||
;[[オーラバリア]] | ;[[オーラバリア]] | ||
:オーラマシンが展開する[[バリア]]フィールド。遠距離射撃を無力化し、[[核ミサイル|核攻撃]]にも耐えられる程の堅固さを持つ一方で、近接戦闘(または[[特攻]])には弱いという弱点が存在する。 | :オーラマシンが展開する[[バリア]]フィールド。遠距離射撃を無力化し、[[核ミサイル|核攻撃]]にも耐えられる程の堅固さを持つ一方で、近接戦闘(または[[特攻]])には弱いという弱点が存在する。 | ||
− | |||
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;[[リーンの翼]] | ;[[リーンの翼]] | ||
− | : | + | :バイストン・ウェルで語り継がれる伝説の英雄に現れると言われる[[V2ガンダム|光の翼]]。なお、正確には革製の靴に生える。 |
− | |||
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;メット、ルフトン | ;メット、ルフトン | ||
:バイストン・ウェルにおいて使用される単位で、1メット=1メートル、1ルフトン=1トンを示す。 | :バイストン・ウェルにおいて使用される単位で、1メット=1メートル、1ルフトン=1トンを示す。 | ||
335行目: | 265行目: | ||
;オープニングテーマ | ;オープニングテーマ | ||
: | : | ||
− | :; | + | :;「ダンバインとぶ」 |
::作詞:井荻麟、作曲:網倉一也、編曲:矢野立美、歌:MIO(現・MIQ) | ::作詞:井荻麟、作曲:網倉一也、編曲:矢野立美、歌:MIO(現・MIQ) | ||
− | :: | + | ::『COMPACT3』『SC2』『リンクバトラー』以外の全てで戦闘BGMに採用。『X』限定版では原曲を収録。 |
: | : | ||
;エンディングテーマ | ;エンディングテーマ | ||
343行目: | 273行目: | ||
:;「みえるだろうバイストンウェル」 | :;「みえるだろうバイストンウェル」 | ||
::作詞:井荻麟、作曲:網倉一也、編曲:矢野立美、歌:MIO | ::作詞:井荻麟、作曲:網倉一也、編曲:矢野立美、歌:MIO | ||
− | :: | + | ::ED映像は、ミ・フェラリオのエル・フィノが水面を走り続けて最後に花に包まれて眠りにつくというものだが、一見すると全裸の女性が走っているようにも見えるため、正視できない「少年」の視聴者もいたとか。 |
::歌詞の中の「赤と黄色」の部分が、歌詞テロップではひらがな表記だったため「赤」と「黄色」ではなく「あかとき色」と勘違いした視聴者もいた。 | ::歌詞の中の「赤と黄色」の部分が、歌詞テロップではひらがな表記だったため「赤」と「黄色」ではなく「あかとき色」と勘違いした視聴者もいた。 | ||
: | : | ||
350行目: | 280行目: | ||
: | : | ||
:;「聖戦士たち」 | :;「聖戦士たち」 | ||
− | :: | + | ::『IMPACT』でハイパーオーラ斬りの[[BGM]]に採用。 |
− | + | ::『COMPACT3』でも採用されているが、『IMPACT』とは別のパートが使われている(曲中の順序としては『C3』採用部分→『IMPACT』採用部分)。 | |
− | |||
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:;「戦火の爪あと」 | :;「戦火の爪あと」 | ||
− | ::『COMPACT3』『SC2』『OE』『BX』で採用。『OE』では[[ズワウス]]や[[ | + | ::『COMPACT3』『SC2』『OE』『BX』で採用。『OE』では[[ズワウス]]や[[ハイパーズワウス]]の戦闘BGMに採用。『[[バトルロボット烈伝]]』でも使用されている。 |
:;「ウィング・キャリバー」 | :;「ウィング・キャリバー」 | ||
::『OE』で[[ビルバイン]]の戦闘BGMに採用。 | ::『OE』で[[ビルバイン]]の戦闘BGMに採用。 | ||
== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
− | 基本的にオーラバトラーとオーラ・シップが参戦し、オーラ・シップは[[サブパイロット]] | + | 基本的にオーラバトラーとオーラ・シップが参戦し、オーラ・シップは[[サブパイロット]]付きの母艦となる。 |
+ | オーラバトラーはどの作品でも飛行可能な格闘型リアル系として活躍し、チャム・ファウなどミ・フェラリオの一部がオーラバトラー間で乗り換え可能なサブパイロット扱いの多い事も特徴。 | ||
旧シリーズではショウと他の味方[[パイロット]]、[[ビルバイン]]と他の味方オーラバトラーとの差が大きすぎて、ショウ以外は使いづらい傾向があった。[[合体攻撃]]や[[信頼補正|愛情補正]]が採用されてからはマーベルやトッドもそこそこ使えるようになってきた。[[小隊]]制下では飛行ユニットという点だけでなく、低[[HP]]でも[[切り払い|剣装備]]・[[撃ち落とし|銃装備]]・[[シールド防御|盾装備]]・[[分身]]・堅牢な[[バリア]]から数種の防御機能を有して優秀な[[援護防御]]役にもなり、かつては倉庫番だった低スペック機にも[[補給装置]]が付けられたりと、サブユニットとして使いやすい機種になっている。 | 旧シリーズではショウと他の味方[[パイロット]]、[[ビルバイン]]と他の味方オーラバトラーとの差が大きすぎて、ショウ以外は使いづらい傾向があった。[[合体攻撃]]や[[信頼補正|愛情補正]]が採用されてからはマーベルやトッドもそこそこ使えるようになってきた。[[小隊]]制下では飛行ユニットという点だけでなく、低[[HP]]でも[[切り払い|剣装備]]・[[撃ち落とし|銃装備]]・[[シールド防御|盾装備]]・[[分身]]・堅牢な[[バリア]]から数種の防御機能を有して優秀な[[援護防御]]役にもなり、かつては倉庫番だった低スペック機にも[[補給装置]]が付けられたりと、サブユニットとして使いやすい機種になっている。 | ||
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会話パートにおいては、『UX』に参戦以前はクロスオーバーが積極的な近年の作品には登場していなかったことも相まって、原作再現イベント以外でのキャラクターの存在感は薄めだった。 | 会話パートにおいては、『UX』に参戦以前はクロスオーバーが積極的な近年の作品には登場していなかったことも相まって、原作再現イベント以外でのキャラクターの存在感は薄めだった。 | ||
− | + | 物語序盤の舞台であるバイストン・ウェルの世界観が他作品と絡めにくいためか、本編中盤にあたるショウとガラリアの地上転移か、ジャコバ・アオンにより全オーラマシンが地上に追い出された「浮上」から話が始まることが多い。 | |
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
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:初参戦作品。世界観がバイストン・ウェルによく似た幻想的な[[ラ・ギアス]]に登場する。 | :初参戦作品。世界観がバイストン・ウェルによく似た幻想的な[[ラ・ギアス]]に登場する。 | ||
;[[第4次スーパーロボット大戦]] | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] | ||
− | : | + | :一番猛威を振るった作品。 |
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]] | :;[[第4次スーパーロボット大戦S]] | ||
::『第4次』であまりに強すぎたためか、オーラバトラーの性能が大幅に下方修正された。ショウとチャムに声が入った。 | ::『第4次』であまりに強すぎたためか、オーラバトラーの性能が大幅に下方修正された。ショウとチャムに声が入った。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]]) | ;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|完結編]]) | ||
:[[戦艦]]が両方仲間になる代わりにパイロットが大幅リストラされた。『F完結編』中盤の下取りイベントでは[[隠し要素|隠しユニット]]を得れば得るほど多くのユニットが持っていかれる。 | :[[戦艦]]が両方仲間になる代わりにパイロットが大幅リストラされた。『F完結編』中盤の下取りイベントでは[[隠し要素|隠しユニット]]を得れば得るほど多くのユニットが持っていかれる。 | ||
+ | |||
+ | 『スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド』によれば、『[[第2次スーパーロボット大戦]]』にも登場が予定されていたが果たされず、代わりとしてオマージュ的作品の[[魔装機神シリーズ]]を登場させたという。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦α]] | ;[[スーパーロボット大戦α]] | ||
− | : | + | :ゲーム中盤でプレイヤー部隊がバイストン・ウェルに召喚された後、全軍が地上に転移する。ゲーム終盤においてドレイクら敵勢力はオリジナルキャラの[[シュウ・シラカワ]]の手によって強制的にバイストン・ウェルに帰され、決着が付かないまま終わる(以降のαシリーズにも出てこない)。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] | ||
− | : | + | :バイストン・ウェルが初めてマップとして登場。ユーザー受けも良かったらしく、以降の作品にもバイストン・ウェルが登場する契機となった。 |
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
: | : | ||
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
: | : | ||
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | ||
400行目: | 326行目: | ||
:[[V-UPユニット]]のある作品のお約束で、最弱水準のボチューンが最強クラスのオーラバトラーになり得る。 | :[[V-UPユニット]]のある作品のお約束で、最弱水準のボチューンが最強クラスのオーラバトラーになり得る。 | ||
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | ||
− | :[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]の登場人物と初共演。新規参戦を除くと[[いるだけ参戦]] | + | :[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]の登場人物と初共演。新規参戦を除くと[[いるだけ参戦]]が多い中、物語の中心になる。ショウがバイストン・ウェルに召喚される場面から初再現され、本作初参戦のメカニックも多い。 |
+ | |||
+ | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] | ||
+ | :序盤はバイストン・ウェル、中盤からは地上世界での展開。「嵐の玉」や「ラース・ワウ城」のマップが登場する。等身を忠実に再現しているため、[[コン・バトラーV]]の肩の上に乗る[[ダンバイン]]をムービーやゲーム本編で見ることができる。 | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | ||
− | : | + | :SLGの体裁をとったスパロボとしては『COMPACT3』から10年ぶりの参戦。関連作である『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』とは『ACE3』以来の共演。 |
:プロローグにて原作最終話のバーンとの激闘が展開され、第一部中盤から[[世界観/UX|『UX』の世界]]に転移する形で本格参戦となる。原作終了後のため、登場するのは[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[チャム・ファウ|チャム]]、[[マーベル・フローズン|マーベル]]、[[バーン・バニングス|バーン]]、[[ショット・ウェポン|ショット]]と絞られており、他の人物は死亡済みで名前のみが語られる扱い。 | :プロローグにて原作最終話のバーンとの激闘が展開され、第一部中盤から[[世界観/UX|『UX』の世界]]に転移する形で本格参戦となる。原作終了後のため、登場するのは[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[チャム・ファウ|チャム]]、[[マーベル・フローズン|マーベル]]、[[バーン・バニングス|バーン]]、[[ショット・ウェポン|ショット]]と絞られており、他の人物は死亡済みで名前のみが語られる扱い。 | ||
:多くは語られないものの、原作終了後かつ『UX』に登場する人物以外は死亡として扱われている事から先の「最終回の解釈」にある「浄化=死」に近いものとして扱われていることが解る。また、死亡せずに転移することで浄化を乗り越えたショウやマーベル、バーンといった人物(特にバーン)の心情にも変化が見られる。 | :多くは語られないものの、原作終了後かつ『UX』に登場する人物以外は死亡として扱われている事から先の「最終回の解釈」にある「浄化=死」に近いものとして扱われていることが解る。また、死亡せずに転移することで浄化を乗り越えたショウやマーベル、バーンといった人物(特にバーン)の心情にも変化が見られる。 | ||
:[[エイサップ・鈴木]]から[[聖戦士]]の先輩として一目置かれるなど『リーンの翼』との絡みが非常に多い。また、『ダンバイン』と『リーンの翼』の[[バイストン・ウェル]]はそれぞれ別世界となっているようであり、[[ジャコバ・アオン|平行世界の同一人物]]ネタも披露してくれる。 | :[[エイサップ・鈴木]]から[[聖戦士]]の先輩として一目置かれるなど『リーンの翼』との絡みが非常に多い。また、『ダンバイン』と『リーンの翼』の[[バイストン・ウェル]]はそれぞれ別世界となっているようであり、[[ジャコバ・アオン|平行世界の同一人物]]ネタも披露してくれる。 | ||
;[[スーパーロボット大戦BX]] | ;[[スーパーロボット大戦BX]] | ||
− | : | + | :『UX』とは打って変わって、原作再現が行われるため登場メカ・キャラクターが大幅に増えている。地上人らの出身国は『[[機動戦士ガンダム00]]』の三大国家にそのまま当てはめられており(例えばマーベル達は[[ユニオン (00)|ユニオン]]人扱い)、その関係上もあってか原作再現イベントに『00』設定が絡むことが少なくない。 |
− | + | :プロローグではショウが[[バイストン・ウェル]]に召喚(今作では一貫して「召還」と[[誤字|誤記]]されているが)された直後が描写され、他にもショウの両親や[[トルストール・チェシレンコ|トルストール]]と[[エレ・ハンム|エレ]]のエピソード等これまでのスパロボでは無かった再現がある。代わりに再現が「浮上」から始まるため[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]が死亡済み、[[アレン・ブレディ|アレン]]や[[フェイ・チェンカ|フェイ]]がイベントで死亡する等、これまでのスパロボに登場していたキャラ関連は少し抑え気味。 | |
− | :プロローグではショウが[[バイストン・ウェル]]に召喚(今作では一貫して「召還」と[[誤字|誤記]]されているが)された直後が描写され、他にもショウの両親や[[トルストール・チェシレンコ|トルストール]]と[[エレ・ハンム|エレ]] | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]) | ;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]) | ||
− | : | + | : |
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ||
:ショウ、チャム、黒騎士が登場。黒騎士は[[ドン・ハルマゲ]]の配下となっており、その進言によってショウがバイストン・ウェルから召喚されている。 | :ショウ、チャム、黒騎士が登場。黒騎士は[[ドン・ハルマゲ]]の配下となっており、その進言によってショウがバイストン・ウェルから召喚されている。 | ||
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ||
− | : | + | : |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦X]] | |
− | ;[[ | + | :据え置き機としては『SC2』以来11年振り、更にSLGの体裁を加えると『IMPACT』以来16年振りの参戦。 |
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
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;[[スーパーロボットスピリッツ]] | ;[[スーパーロボットスピリッツ]] | ||
− | : | + | :ショウの両親であるシュンカ・ザマとチヨ・ザマが本家スパロボに先駆けてストーリーモードに登場。 |
+ | ;[[バトルロボット烈伝]] | ||
+ | : | ||
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
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: | : | ||
− | == | + | == 主要スタッフ == |
− | + | ;制作 | |
− | + | :日本サンライズ(第2スタジオ) | |
− | + | ;監督 | |
− | + | :富野由悠季 | |
− | + | ;キャラクターデザイン | |
− | + | :湖川友謙 | |
− | + | ;メカニックデザイン | |
− | + | :宮武一貴 | |
− | + | :出渕裕 | |
− | + | ;音楽 | |
− | + | :坪能克裕 | |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*番組企画段階でのタイトルは'''『聖戦士サーバイン』'''であった。 | *番組企画段階でのタイトルは'''『聖戦士サーバイン』'''であった。 | ||
**現行のタイトルで決定した際に上記の案は没になったが、本作の[[New Story of Aura Battler DUNBINE|後日譚]]に登場する[[サーバイン|主役機の名前]]に流用されている。 | **現行のタイトルで決定した際に上記の案は没になったが、本作の[[New Story of Aura Battler DUNBINE|後日譚]]に登場する[[サーバイン|主役機の名前]]に流用されている。 | ||
− | * | + | *『聖戦士ダンバイン』のOPとEDの替え歌に合わせて農家を描いたパロディ作品'''『農耕士コンバイン』'''が存在する。 |
− | ** | + | **これは1985年に秋田大学アニメーション製作研究会が制作した自主制作アニメ作品である。他に『[[戦闘メカ ザブングル|先公メッタ打ち ザ・ブンナグル]]』なるパロデイ作品も制作している。なお、それから6年後に放映された深夜番組『平成名物TV』の「三宅裕司のえびぞり巨匠天国」というコーナーにて、上記の作品が紹介された。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
<amazon>B000069S1C</amazon> | <amazon>B000069S1C</amazon> | ||
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