「竜」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
20行目: | 20行目: | ||
西洋における竜(ドラゴン)は一概して「トカゲ型の竜」のものを指す。西洋の竜はワニやトカゲのような太い胴体を持ち、背中に翼を生やしている。口から火炎や毒性のブレスを吐いたりするのが特徴。 | 西洋における竜(ドラゴン)は一概して「トカゲ型の竜」のものを指す。西洋の竜はワニやトカゲのような太い胴体を持ち、背中に翼を生やしている。口から火炎や毒性のブレスを吐いたりするのが特徴。 | ||
− | + | 元々ドラゴンは東洋の龍と同様に蛇(サーペント)を元としている。しかし、西洋では蛇は不気味なイメージで取られることが多いため、東洋の龍のような神格化はあまりなされなかった。 | |
西洋のドラゴンも基本的には自然の象徴…であるのだが、西洋において自然とは畏敬の念を有するものではなく「人間と敵対するもの」というイメージが強く、キリスト教の伝播後はよりそれが顕著となっている。その為、西洋におけるドラゴンは'''[[天使・悪魔|悪魔]]'''の化身とされる。[[ギリシア神話]]におけるカドモスのドラゴン退治、キリスト教の聖女マルタの悪竜タラスク討伐、古代ローマのゲオルギウスのドラゴン狩り、[[北欧神話]]のジークフリートによるファーヴニル征伐など、西洋の竜伝説は基本的に'''「いかにして悪の限りを尽くす大[[怪獣]]を[[正義]]のヒーローが倒したか」'''という善悪二元論的な語り口で描かれることが多い。かの有名な吸血鬼ドラキュラは「邪悪な竜の子」の意。 | 西洋のドラゴンも基本的には自然の象徴…であるのだが、西洋において自然とは畏敬の念を有するものではなく「人間と敵対するもの」というイメージが強く、キリスト教の伝播後はよりそれが顕著となっている。その為、西洋におけるドラゴンは'''[[天使・悪魔|悪魔]]'''の化身とされる。[[ギリシア神話]]におけるカドモスのドラゴン退治、キリスト教の聖女マルタの悪竜タラスク討伐、古代ローマのゲオルギウスのドラゴン狩り、[[北欧神話]]のジークフリートによるファーヴニル征伐など、西洋の竜伝説は基本的に'''「いかにして悪の限りを尽くす大[[怪獣]]を[[正義]]のヒーローが倒したか」'''という善悪二元論的な語り口で描かれることが多い。かの有名な吸血鬼ドラキュラは「邪悪な竜の子」の意。 |