「猛虎装孫権ガンダム」を編集中
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本作の旧シリーズである『BB戦士三国伝』の最終章である戦神決闘編では轟大帝孫権ガンダムとなる。尚、轟大帝のプラモは孫堅ゼフィランサスにすることもできる。 | 本作の旧シリーズである『BB戦士三国伝』の最終章である戦神決闘編では轟大帝孫権ガンダムとなる。尚、轟大帝のプラモは孫堅ゼフィランサスにすることもできる。 | ||
− | + | コミックワールド版とケロケロエース版では結末が異なり、コミックワールド版では戦い終えた後、轟の皇帝として即位。ケロケロエース版では劉備、曹操、呂布と共に司馬懿を倒した後、虎となり、天に昇っていったようにも描かれ、エピローグにも姿を見せなかった。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:孫権が使う剣……なのだが序盤の孫権の性格もあって、使用頻度はさほど多くない。最初は孫策が使用していた。 | :孫権が使う剣……なのだが序盤の孫権の性格もあって、使用頻度はさほど多くない。最初は孫策が使用していた。 | ||
:猛虎装となってからは「'''真牙王剣'''」に新調している。 | :猛虎装となってからは「'''真牙王剣'''」に新調している。 | ||
− | : | + | :モチーフはステイメンのフォールディングバズーカ。そのため元ネタ同様に折り畳み機能があったが、真牙王剣になるとその機能はなくなった。 |
;虎錠刀(こていとう) | ;虎錠刀(こていとう) | ||
:孫家に代々伝わる、三候の一人「虎暁」の魂が宿ると言われる剣。孫堅、孫策と引き継がれ、最終的に孫権の手に渡った。 | :孫家に代々伝わる、三候の一人「虎暁」の魂が宿ると言われる剣。孫堅、孫策と引き継がれ、最終的に孫権の手に渡った。 | ||
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;孫堅[[ガンダム試作1号機|ゼフィランサス]] | ;孫堅[[ガンダム試作1号機|ゼフィランサス]] | ||
:父。家老の長沙四騎衆との絆の証として共通の赤いマフラーをしている。死に際には我が子たち一人一人に声をかけ、孫権には「真の勇気が眠っている」と告げた。長の座と形見となった虎錠刀とマフラーは孫策→孫権に受け継がれていった。 | :父。家老の長沙四騎衆との絆の証として共通の赤いマフラーをしている。死に際には我が子たち一人一人に声をかけ、孫権には「真の勇気が眠っている」と告げた。長の座と形見となった虎錠刀とマフラーは孫策→孫権に受け継がれていった。 | ||
− | : | + | :また旧シリーズでは孫権が轟大帝として覚醒した後、マフラーと同じく父の愛用していた「白虎の鎧」と「牙王剣・零壱」を受け継いでいる。 |
;孫策[[ガンダム試作2号機|サイサリス]] | ;孫策[[ガンダム試作2号機|サイサリス]] | ||
:兄。孫権とは対照的の武闘派。父・孫堅の死後は遺言通りに跡を継いで当主となる。死に際には孫権に「人々を癒す月になれ」と告げた。 | :兄。孫権とは対照的の武闘派。父・孫堅の死後は遺言通りに跡を継いで当主となる。死に際には孫権に「人々を癒す月になれ」と告げた。 | ||
;[[孫尚香ガーベラ]] | ;[[孫尚香ガーベラ]] | ||
− | : | + | :妹。普段は振り回されているが、妹の危機を何度も救った。 |
;黄蓋[[グフ]] | ;黄蓋[[グフ]] | ||
:孫堅の時代より孫一族を支えてきた長沙四騎衆のリーダー。虎錠刀の管理も務めている。赤壁の戦いにて孫権が築く未来への道を拓くために[[特攻]]し、[[曹操軍]]の鉄鋼船団を道連れにした。 | :孫堅の時代より孫一族を支えてきた長沙四騎衆のリーダー。虎錠刀の管理も務めている。赤壁の戦いにて孫権が築く未来への道を拓くために[[特攻]]し、[[曹操軍]]の鉄鋼船団を道連れにした。 | ||
194行目: | 194行目: | ||
;[[菅原マサキ]] | ;[[菅原マサキ]] | ||
:UXではマサキとの初戦にて、浩一を援護して対[[グラン・ネイドル]]戦の形勢逆転のきっかけを作る。[[加藤機関]]が仲間になった後は、すぐに[[アルティメット・クロス]]に馴染めないでいる彼を気遣い、声をかける。 | :UXではマサキとの初戦にて、浩一を援護して対[[グラン・ネイドル]]戦の形勢逆転のきっかけを作る。[[加藤機関]]が仲間になった後は、すぐに[[アルティメット・クロス]]に馴染めないでいる彼を気遣い、声をかける。 | ||
− | ;[[早乙女アルト]] | + | ;[[早乙女アルト]] |
− | + | :UXでは[[アルカトラズ刑務所]]に収監されたシェリルを彼(と曹操)と共に救出する。 | |
+ | ;[[シェリル・ノーム]] | ||
+ | :UXではアルカトラズ刑務所孫権に収監された彼女を曹操とアルトと共に救出する。 | ||
;[[キバ]] | ;[[キバ]] | ||
:UXでは彼に「根性なし」と侮られるが、孫権は欲望のままに戦いを求めるキバを呂布の同類と断じ、敵愾心を露にする。 | :UXでは彼に「根性なし」と侮られるが、孫権は欲望のままに戦いを求めるキバを呂布の同類と断じ、敵愾心を露にする。 | ||
214行目: | 216行目: | ||
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
;「こんな大きな機械に人間が乗って戦っているのか!? この世界は一体どうなっているんだ!?」 | ;「こんな大きな機械に人間が乗って戦っているのか!? この世界は一体どうなっているんだ!?」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』初登場シナリオとなる第6話「クロガネと少年と正義の味方」での[[戦闘前会話]] | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』初登場シナリオとなる第6話「クロガネと少年と正義の味方」での[[戦闘前会話]]。SDガンダム達の世界は基本的に巨大人型兵器は伝説の存在とされているため、驚愕するのもやむを得ない…のだが、'''生きた[[ガンダムタイプ|ガンダム]]とも言える彼らが言うとどうしてもシュールに感じてしまう'''。 |
− | :余談だが、ゲーム『SDガンダム GGENERATION WORLD』では孫権もパイロットとして参戦しているので、 | + | :余談だが、ゲーム『SDガンダム GGENERATION WORLD』では孫権もパイロットとして参戦しているので、[[モビルスーツ|人型兵器]]に乗って戦うことが出来たりする。 |
;「戦いを恐れて、何が悪い…!」<br/>「恐怖に打ち克つために…自分を奮い立たせることの、どこがくだらない!?」<br/>マサキ「フ…そうやって貴様も、戦いの恐怖から目をそらしてきたのか?」<br/>「違うッ! 目をそらしてきたんじゃない!」<br/>「受け止めたんだ! 大切な家族を…守るためにッ!」 | ;「戦いを恐れて、何が悪い…!」<br/>「恐怖に打ち克つために…自分を奮い立たせることの、どこがくだらない!?」<br/>マサキ「フ…そうやって貴様も、戦いの恐怖から目をそらしてきたのか?」<br/>「違うッ! 目をそらしてきたんじゃない!」<br/>「受け止めたんだ! 大切な家族を…守るためにッ!」 | ||
:『UX』第18話にて、戦いの中で人を傷つけることへの恐怖心を[[菅原マサキ|マサキ]]に指摘され動揺する[[早瀬浩一|浩一]]を、[[グラン・ネイドル]]の攻撃から蒼晄壁で庇いながら言い放った台詞。[[呂布トールギス|呂布]]の攻撃から孫権を庇って戦死した長兄・孫策の台詞を彷彿とさせる。 | :『UX』第18話にて、戦いの中で人を傷つけることへの恐怖心を[[菅原マサキ|マサキ]]に指摘され動揺する[[早瀬浩一|浩一]]を、[[グラン・ネイドル]]の攻撃から蒼晄壁で庇いながら言い放った台詞。[[呂布トールギス|呂布]]の攻撃から孫権を庇って戦死した長兄・孫策の台詞を彷彿とさせる。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
*孫権(182~252)は中国後漢末から三国時代の将。呉の皇帝。字は仲謀。諡号は大皇帝。(Wikipedia:孫権 [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%A8%A9] ) | *孫権(182~252)は中国後漢末から三国時代の将。呉の皇帝。字は仲謀。諡号は大皇帝。(Wikipedia:孫権 [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%A8%A9] ) | ||
− | * | + | *兄である孫策からは「兵を使って天下を争う事に関しては、お前は俺には及ばない。才能ある人物を重用して国を治める事に関しては、俺はお前には及ばない」と賞され、事実才能有る家臣を数多く抜擢し上手く使って善く呉を治めた。 |
− | ** | + | **しかし晩年は後継者問題を起こし呉は内部から弱体化。後の西暦280年、西晋に降伏・滅亡することになる。若い頃の名君ぶりと比較される事もあり、晩節を汚した皇帝である。 |
*『三国志演義』では蒼い目をした人相で描かれ、「碧眼児」と称される。 | *『三国志演義』では蒼い目をした人相で描かれ、「碧眼児」と称される。 | ||
**これを受けてか孫権ガンダムもアニメ版では瞳が碧い。 | **これを受けてか孫権ガンダムもアニメ版では瞳が碧い。 | ||
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*周瑜の葬儀費を全額自費提供したり、病に伏せた呂蒙を自ら尋ねたり、助言を述べた配下の言葉に涙を流したり……など思慮深い面を持つ人物である反面、時として感情のままに行動する激情家の一面をも併せ持っていた。 | *周瑜の葬儀費を全額自費提供したり、病に伏せた呂蒙を自ら尋ねたり、助言を述べた配下の言葉に涙を流したり……など思慮深い面を持つ人物である反面、時として感情のままに行動する激情家の一面をも併せ持っていた。 | ||
**無類の酒好きであると共にその酒癖が非常に悪かったことでも有名で、正史でもそれに纏わる様々な逸話が伝えられている。 | **無類の酒好きであると共にその酒癖が非常に悪かったことでも有名で、正史でもそれに纏わる様々な逸話が伝えられている。 | ||
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*三国志における主役の一角なのだが舞台に登場するのが一世代分遅い(孔明より年下)点やその間に活躍した父と兄の人気の高さ、上記の晩年の後継者問題に加え、後に神格化までされた関羽の死にも関わっている為、劉備や曹操と比べると人気はやや劣る。 | *三国志における主役の一角なのだが舞台に登場するのが一世代分遅い(孔明より年下)点やその間に活躍した父と兄の人気の高さ、上記の晩年の後継者問題に加え、後に神格化までされた関羽の死にも関わっている為、劉備や曹操と比べると人気はやや劣る。 | ||
*『三国伝』で魏の武将・張遼役が[[アナベル・ガトー|ガトー]]専用[[ゲルググ]]なのは孫権(⇒GP03)たち呉軍が張遼(⇒ガトー)により、幾度となく、壊滅的打撃を受けた故事に因むと思われる。 | *『三国伝』で魏の武将・張遼役が[[アナベル・ガトー|ガトー]]専用[[ゲルググ]]なのは孫権(⇒GP03)たち呉軍が張遼(⇒ガトー)により、幾度となく、壊滅的打撃を受けた故事に因むと思われる。 | ||
− | * | + | *『SDガンダム三国創傑伝』(SRW未参戦)では孫権を演じるは[[アストレイレッドフレーム]]で名義は'''孫権ガンダムアストレイ'''。父・孫策を演じるは[[アストレイゴールドフレーム天ミナ|ガンダムアストレイ]]で名義は'''孫堅ガンダムアストレイ'''。兄の孫策を演じるは[[アストレイブルーフレーム]]で名義は'''孫策ガンダムアストレイ'''。 |
**しかし、こちらでは呉(に該当する勢力)のメインが父親の孫堅になっているため(史実や三国伝と異なり、最後まで生存している)に『三国伝』のように中心人物とまではなっていない。 | **しかし、こちらでは呉(に該当する勢力)のメインが父親の孫堅になっているため(史実や三国伝と異なり、最後まで生存している)に『三国伝』のように中心人物とまではなっていない。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*担当声優の島崎信長氏は、[[ガンダムシリーズ]]内では後に『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』にてイオク・クジャン役で出演。孫権とイオクは声の他に「名家の御曹司」「初登場時はまだ未熟」といった共通点があるのだが、その後はほとんど正反対と言える人生を歩んでいるのが興味深い。 | *担当声優の島崎信長氏は、[[ガンダムシリーズ]]内では後に『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』にてイオク・クジャン役で出演。孫権とイオクは声の他に「名家の御曹司」「初登場時はまだ未熟」といった共通点があるのだが、その後はほとんど正反対と言える人生を歩んでいるのが興味深い。 | ||
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