「特攻」を編集中
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:[[ホンコン・シティ]]での戦いで、[[スードリ]](劇場版にて[[ガルダ級]])で[[アウドムラ]]に特攻をかける。部下には退艦命令を出したが、残る者も多かった。 | :[[ホンコン・シティ]]での戦いで、[[スードリ]](劇場版にて[[ガルダ級]])で[[アウドムラ]]に特攻をかける。部下には退艦命令を出したが、残る者も多かった。 | ||
;[[カミーユ・ビダン]] | ;[[カミーユ・ビダン]] | ||
− | :[[Ζガンダム]]のウェイブライダー形態で[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]に[[突撃]] | + | :[[Ζガンダム]]のウェイブライダー形態で[[パプテマス・シロッコ]]の[[ジ・O]]に[[突撃]]し撃破するが、精神崩壊した(TV版)。 |
− | : | + | :スパロボではΖガンダムの武器に「ウェイブライダー突撃」として実装されている。 |
;[[オリファー・イノエ]] | ;[[オリファー・イノエ]] | ||
:[[V2ガンダム|V2]]のコアファイターでバイク戦艦に特攻した。 | :[[V2ガンダム|V2]]のコアファイターでバイク戦艦に特攻した。 | ||
− | ;[[ロベルト・ゴメス | + | ;[[ロベルト・ゴメス]] |
:若者たちを退艦させた後、残った老人たちと共に[[リーンホースJr.]]で特攻をかけモトラッド艦隊を全滅させた。 | :若者たちを退艦させた後、残った老人たちと共に[[リーンホースJr.]]で特攻をかけモトラッド艦隊を全滅させた。 | ||
;[[ギリ・ガデューカ・アスピス]](「鋼鉄の7人」メンバー全員) | ;[[ギリ・ガデューカ・アスピス]](「鋼鉄の7人」メンバー全員) | ||
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;[[ブロッケン伯爵]] | ;[[ブロッケン伯爵]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』で、[[飛行要塞グール]]で[[新早乙女研究所]]へ特攻を敢行するが、[[真・ゲッター1]]のストナーサンシャインの一撃で失敗に終わる。 | :『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』で、[[飛行要塞グール]]で[[新早乙女研究所]]へ特攻を敢行するが、[[真・ゲッター1]]のストナーサンシャインの一撃で失敗に終わる。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ヒドラー元帥]] |
− | + | :『[[スーパーロボット大戦Z]]』で[[グラー博士]]を[[アクエリオン]]の攻撃から庇って彼を逃がし、[[百鬼帝国]]の将来を案じながら[[メカ要塞鬼]]で[[月光号]]に特攻、死亡する。 | |
− | + | ;[[ガンダル司令]] | |
− | :『[[スーパーロボット大戦Z]]』で[[ | ||
− | ;[[ | ||
:『[[スーパーロボット大戦D]]』では、シナリオ「死闘!ギシン星最終決戦!(前半)」で、裏切りを起こした自らの半身[[レディガンダル]]を殺害した事で自分の命も残りわずかとなったため、[[マザーバーン]]で[[ブルー・スウェア]]に特攻する。 | :『[[スーパーロボット大戦D]]』では、シナリオ「死闘!ギシン星最終決戦!(前半)」で、裏切りを起こした自らの半身[[レディガンダル]]を殺害した事で自分の命も残りわずかとなったため、[[マザーバーン]]で[[ブルー・スウェア]]に特攻する。 | ||
:ここでは1EPから自軍めがけて移動し、味方ユニットに隣接すると自爆するため、近寄られる前にマザーバーンを撃墜しなければならない。 | :ここでは1EPから自軍めがけて移動し、味方ユニットに隣接すると自爆するため、近寄られる前にマザーバーンを撃墜しなければならない。 | ||
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:ちなみに、彼女の名は太平洋戦争で使われた特攻機「桜花」と同じで、寺田プロデューサーからもそのことが明言されている。 | :ちなみに、彼女の名は太平洋戦争で使われた特攻機「桜花」と同じで、寺田プロデューサーからもそのことが明言されている。 | ||
;[[リー・リンジュン]] | ;[[リー・リンジュン]] | ||
− | :[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の企みを挫くべく[[エア・クリスマス]]で突撃をかける。その一撃で座標を確定した後、[[アダマトロン]] | + | :[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]の企みを挫くべく[[エア・クリスマス]]で突撃をかける。その一撃で座標を確定した後、[[アダマトロン]]内部へ転移・自爆するという壮絶な最期を遂げる。 |
;[[バレンティナ・レアニカ]] | ;[[バレンティナ・レアニカ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の最終話で、ユキムラにトドメを刺されそうになった綾人を救う為に遙と共に[[ミデア]]でユキムラの駆るアゾエーブに特攻し、綾人を救ったが、ユキムラの攻撃によって遙と共に死亡する。 | :『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』の最終話で、ユキムラにトドメを刺されそうになった綾人を救う為に遙と共に[[ミデア]]でユキムラの駆るアゾエーブに特攻し、綾人を救ったが、ユキムラの攻撃によって遙と共に死亡する。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*「トッコウ」「カミカゼ」は[[日本]]以外での国(主にかつて「特別攻撃」を受けたアメリカ)でも通用する言葉であり、2001年のいわゆる「9.11」同時多発テロ攻撃を「カミカゼの再来」と評する向きもあった。 | *「トッコウ」「カミカゼ」は[[日本]]以外での国(主にかつて「特別攻撃」を受けたアメリカ)でも通用する言葉であり、2001年のいわゆる「9.11」同時多発テロ攻撃を「カミカゼの再来」と評する向きもあった。 | ||
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*統帥の外道と称された通り、悲劇的な作戦であった特攻作戦だったが、一方でアメリカ軍が受けた損害も大きかった事が近年になって判明している。 | *統帥の外道と称された通り、悲劇的な作戦であった特攻作戦だったが、一方でアメリカ軍が受けた損害も大きかった事が近年になって判明している。 | ||
**人的損害に限っても、特攻を行った日本軍の戦死者は5300人余りに対し、アメリカ軍の戦死者は3倍近い15000人以上にも達しており、戦後、アメリカ海軍上層部は口を揃えて「カミカゼこそ、我が軍に最大級の損害を与えた作戦(正攻法の作戦では殆ど歯が立たなかったということでもあるが)であった」と語っている。(とはいえ、日本軍の戦死者はほぼ全員航空機パイロットであるのに対し、アメリカ軍の戦死者はほとんどが艦船の乗務員である)また、最終的な戦果は護衛空母3隻、駆逐艦31隻、輸送艦50隻ほど<ref>あくまで撃沈までに至った数であり、損傷を負った艦艇には終戦まで修理が間に合わなかったものや、戦線に復帰出来ずに解体されたモノ(事実上の撃沈)も少なからず存在する。</ref>で、スパロボで言えばνガンダムに乗ったアムロが機体ごと永遠に失われるのと引き換えに宇宙怪獣上陸挺を倒すようなものだった。パイロットと機体が確実に失われる以上、戦争が長引いていれば人的資源も物資も払底して実行できなくなったであろう。 | **人的損害に限っても、特攻を行った日本軍の戦死者は5300人余りに対し、アメリカ軍の戦死者は3倍近い15000人以上にも達しており、戦後、アメリカ海軍上層部は口を揃えて「カミカゼこそ、我が軍に最大級の損害を与えた作戦(正攻法の作戦では殆ど歯が立たなかったということでもあるが)であった」と語っている。(とはいえ、日本軍の戦死者はほぼ全員航空機パイロットであるのに対し、アメリカ軍の戦死者はほとんどが艦船の乗務員である)また、最終的な戦果は護衛空母3隻、駆逐艦31隻、輸送艦50隻ほど<ref>あくまで撃沈までに至った数であり、損傷を負った艦艇には終戦まで修理が間に合わなかったものや、戦線に復帰出来ずに解体されたモノ(事実上の撃沈)も少なからず存在する。</ref>で、スパロボで言えばνガンダムに乗ったアムロが機体ごと永遠に失われるのと引き換えに宇宙怪獣上陸挺を倒すようなものだった。パイロットと機体が確実に失われる以上、戦争が長引いていれば人的資源も物資も払底して実行できなくなったであろう。 | ||
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**航空機や人間魚雷による体当たり攻撃の他、軍艦が帰還を前提にせず出撃する『艦隊特攻』も行われた。大戦末期、戦艦大和が僅かに残存した艦艇と共に[[沖縄]]救援のために出撃したが、圧倒的な米軍の航空攻撃に成すすべもなく、[[ヤマト|坊ノ岬沖で轟沈している。]] | **航空機や人間魚雷による体当たり攻撃の他、軍艦が帰還を前提にせず出撃する『艦隊特攻』も行われた。大戦末期、戦艦大和が僅かに残存した艦艇と共に[[沖縄]]救援のために出撃したが、圧倒的な米軍の航空攻撃に成すすべもなく、[[ヤマト|坊ノ岬沖で轟沈している。]] | ||
**航空機に爆弾を積んでの体当たりというのは他国でも研究されており、アメリカ軍は対ドイツ用に無線操縦で体当たりさせる無人爆撃機を開発していた。 | **航空機に爆弾を積んでの体当たりというのは他国でも研究されており、アメリカ軍は対ドイツ用に無線操縦で体当たりさせる無人爆撃機を開発していた。 | ||
− | ** | + | **また、ドイツ軍でも連合国の爆撃機に対し体当たり攻撃を行う部隊が結成されたことがある。ただし攻撃後に脱出できる可能性も十分にあり、危険が極めて高い作戦ではあったものの、日本軍の特攻のように確実に死亡する作戦ではなかった。 |
− | + | **第一次大戦では、ロシア帝国の空軍パイロットが「タラン」と呼ばれる航空機による体当たりを敢行する事があった。 | |
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**この他、大戦末期に制空権・制海権を米軍に奪われた状態で日本軍が実行した資源輸送作戦を「特攻輸送」と称する事も多い。輸送作戦なので生還を前提にした作戦だったが、多くの商船や護衛艦が失われている。 | **この他、大戦末期に制空権・制海権を米軍に奪われた状態で日本軍が実行した資源輸送作戦を「特攻輸送」と称する事も多い。輸送作戦なので生還を前提にした作戦だったが、多くの商船や護衛艦が失われている。 | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
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:特攻とほぼ同じ目的、或いは手段である事が多い。一方で「自爆装置はロマン」などとギャグテイストで扱われたり、特攻とは一線を引いたイメージも古くから定着している。 | :特攻とほぼ同じ目的、或いは手段である事が多い。一方で「自爆装置はロマン」などとギャグテイストで扱われたり、特攻とは一線を引いたイメージも古くから定着している。 | ||
;[[特攻人形]] | ;[[特攻人形]] | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |