「新世紀エヴァンゲリオン」を編集中
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| 外国語表記 = | | 外国語表記 = | ||
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| 作画 = | | 作画 = | ||
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| シリーズ構成 = | | シリーズ構成 = | ||
| 脚本 = | | 脚本 = | ||
− | | キャラクターデザイン = | + | | キャラクターデザイン = 貞本義行 |
− | | メカニックデザイン = | + | | メカニックデザイン = 山下いくと<br />庵野秀明 |
| 音楽 = 鷺巣詩郎 | | 音楽 = 鷺巣詩郎 | ||
| 制作 = ガイナックス<br />竜の子プロダクション | | 制作 = ガイナックス<br />竜の子プロダクション | ||
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| 話数 = 全26話 | | 話数 = 全26話 | ||
| 巻数 = | | 巻数 = | ||
− | | シリーズ = | + | | シリーズ = |
+ | | 原作 = | ||
| 前作 = | | 前作 = | ||
− | | 次作 = | + | | 次作 = |
| アニメ版 = | | アニメ版 = | ||
| 漫画版 = | | 漫画版 = | ||
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| その他 = | | その他 = | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 放送当時に社会現象にまで発展した、1990年代を代表するテレビアニメ。本作による経済効果は2007年までで1500億円超とされており、ロボットアニメとしては[[ガンダムシリーズ]]以外に例を見ないヒット作品である。 | |
− | + | 一方で、『[[機動戦士ガンダム]]』の監督である富野由悠季氏からは敵視(もとい[[ライバル]]視)されたり、庵野秀明氏の師の一人である宮崎駿氏から辛辣に批判されたりもしている。このようにアニメ業界の大御所にメディアが意見を求めている事例からも、良かれ悪しかれ'''「エヴァ以前・エヴァ以後」'''でアニメ論が語られる事も多く、強い影響力を窺わせる。ピーク時である97年頃は、ニュースやワイドショー番組などでもその影響力について度々取り上げられていた。 | |
− | + | 明るい展開の話も有るものの、基本的にシリアスさとダークな展開に現代的なリアリズムが加わった物語で、特に後半から顕著になる。敵が典型的悪役である「異種族の侵略者」でも、『機動戦士ガンダム』のヒット以降大勢を占めた「人類の一勢力」でもなく、謎の存在=未知の生物として描かれているのも目新しい要素の一つであった。 | |
本作で多用された「裏に用意された設定を断片的に明かす」手法は、現在でもロボットものか否かを問わず多くのアニメで用いられている。これらの要素に隠れて目立たないが、実写映像作品(特に特撮作品)の要素を取り込んだ演技の間や演出方法、カメラワークは本作の世界観や雰囲気をより深める効果を高めている。『[[機動戦艦ナデシコ]]』監督の佐藤竜雄氏は「エヴァは難解なストーリー展開をアニメに持ち込んだ事以上に、これらの写実的手法を持ち込んだ事こそが評価されるべき」としている。 | 本作で多用された「裏に用意された設定を断片的に明かす」手法は、現在でもロボットものか否かを問わず多くのアニメで用いられている。これらの要素に隠れて目立たないが、実写映像作品(特に特撮作品)の要素を取り込んだ演技の間や演出方法、カメラワークは本作の世界観や雰囲気をより深める効果を高めている。『[[機動戦艦ナデシコ]]』監督の佐藤竜雄氏は「エヴァは難解なストーリー展開をアニメに持ち込んだ事以上に、これらの写実的手法を持ち込んだ事こそが評価されるべき」としている。 | ||
+ | |||
+ | 本筋は[[主人公]]・[[碇シンジ]]の成長物語であると同時に、本質的にはやはり多くの登場人物の結末と謎そのものを追う事が重視された作品といえる。最終的にはシンジが自身の内面と世界と向かい合った結果に、どの選択を選ぶかまでが描かれた。 | ||
=== 他媒体展開 === | === 他媒体展開 === | ||
− | 本編放送に先駆けて月刊誌『少年エース』『ヤングエース』にて連載された、キャラクターデザインを手がけた貞本義行氏が作者である[[漫画|漫画版]]も有名([[俗語・俗称|通称]]'''「貞本エヴァ」''' | + | 本編放送に先駆けて月刊誌『少年エース』『ヤングエース』にて連載された、キャラクターデザインを手がけた貞本義行氏が作者である[[漫画|漫画版]]も有名([[俗語・俗称|通称]]'''「貞本エヴァ」''')。こちらは大筋こそTV版・旧劇場版と共通しているが、シンジの性格など差異も多く独自要素が目立つ作品となっている。貞本氏のスケジュールの都合等もあるものの、18年という長期に渡り連載されていた。 |
− | + | 放送終了後の1997年には、第25話・第26話(最終話)を別視点から描いた劇場アニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版]]』が公開された。 | |
− | + | 2004年の[[ギャンブル|パチンコ]]化により新規ファン層を獲得し人気が再燃、これをきっかけとして2007年から新たな劇場版である『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』シリーズも公開されている。こちらは権利関係その他が、新会社カラーと庵野監督を中心に集約され一新されており、TV版とは異なる権利関係とスタイルで製作されている(スタッフは多くがTV版にも参加した顔触れで、ガイナックスは原作協力という形でクレジットされている)。 | |
− | + | [[コンピュータゲーム|ゲーム]]方面では『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』や『新世紀エヴァンゲリオン2』。他にも、純粋な学園ものの『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』、[[小説]]『新世紀エヴァンゲリオンANIMA』、[[ギャグイベント|ギャグ漫画]]『ぷちえヴぁ』が展開された。 | |
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− | [[コンピュータゲーム|ゲーム]]方面では『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』や『新世紀エヴァンゲリオン2』。他にも、純粋な学園ものの『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』、[[小説]] | ||
=== スーパーロボット大戦への参戦 === | === スーパーロボット大戦への参戦 === | ||
金属・無機質素材で構成された典型的巨大ロボットとは違い、[[EVA]]は[[人造人間]](=生物)である。ゆえにスパロボ参戦に当たって、旧来から続くロボット作品の範疇に含まれるのか疑問を持つ意見は放送から20年以上経った今でも根強い。 | 金属・無機質素材で構成された典型的巨大ロボットとは違い、[[EVA]]は[[人造人間]](=生物)である。ゆえにスパロボ参戦に当たって、旧来から続くロボット作品の範疇に含まれるのか疑問を持つ意見は放送から20年以上経った今でも根強い。 | ||
− | 問題にされていた点は「(EVAのような)完全に機械である機体以外もロボットに含めるのか?」という事であるが、現在では全身を有機物で構成した'''生体ロボット'''という設定が珍しくないうえ、非ロボット作品である『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』や『[[宇宙戦艦ヤマト2199]] | + | 問題にされていた点は「(EVAのような)完全に機械である機体以外もロボットに含めるのか?」という事であるが、現在では全身を有機物で構成した'''生体ロボット'''という設定が珍しくないうえ、非ロボット作品である『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』や『[[宇宙戦艦ヤマト2199]]』の参戦をはじめとしてスパロボの参戦作品の枠が広がり、この議論はあまり意味を成さなくなってきた。 |
== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
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=== [[NERV]] === | === [[NERV]] === | ||
;[[碇シンジ]] | ;[[碇シンジ]] | ||
− | :[[主人公]] | + | :[[主人公]]。初号機パイロット。原作ではアニメ史上稀に見るヘタレと言われることもあるが、スパロボではしっかり成長する。原作を知っているとSRWの彼は別人と思うほど。 |
;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | ;[[惣流・アスカ・ラングレー]] | ||
:[[ヒロイン]]の一人。弐号機パイロット。非常に高いプライドを持っており、エヴァ操縦技量もそれに見合う物を持っている。 | :[[ヒロイン]]の一人。弐号機パイロット。非常に高いプライドを持っており、エヴァ操縦技量もそれに見合う物を持っている。 | ||
84行目: | 84行目: | ||
:ヒロインの一人。零号機パイロット。無口無表情なキャラクターでアニメ界の女性概念をひっくり返した。アスカからはいい印象を持たれていない。 | :ヒロインの一人。零号機パイロット。無口無表情なキャラクターでアニメ界の女性概念をひっくり返した。アスカからはいい印象を持たれていない。 | ||
;[[鈴原トウジ]] | ;[[鈴原トウジ]] | ||
− | : | + | :シンジの同級生。当初はシンジが行った戦闘で妹がケガをし、彼の事を目の敵にしていたが後に和解。中盤で彼自身もフォースチルドレンとして任命され、[[EVA3号機|3号機]]に乗る事になるが、原作では左足を失い、漫画版では死亡する。 |
;[[碇ゲンドウ]] | ;[[碇ゲンドウ]] | ||
− | :シンジの父親で[[NERV]] | + | :シンジの父親で[[NERV]]司令官。一見、冷静かつ非情な性格だが、その内に秘めた野望を考えると非常に寂しがり屋な事が分かる。婿養子で旧姓は六分儀。 |
;[[冬月コウゾウ]] | ;[[冬月コウゾウ]] | ||
− | :[[NERV]]副司令。ゲンドウの妻、[[碇ユイ]] | + | :[[NERV]]副司令。ゲンドウの妻、[[碇ユイ]]は彼の教え子である。原作の第弐拾壱話『ネルフ、誕生』では彼の回想シーンでNERVの過去が描かれている。 |
;[[葛城ミサト]] | ;[[葛城ミサト]] | ||
:[[ヒロイン]]の一人。シンジ達の保護者でもあり、また上司に当たる人物。時には優しく、時には厳しく、でも家事に関してはダメダメな女性。加持とは大学時代に付き合っていた。 | :[[ヒロイン]]の一人。シンジ達の保護者でもあり、また上司に当たる人物。時には優しく、時には厳しく、でも家事に関してはダメダメな女性。加持とは大学時代に付き合っていた。 | ||
100行目: | 100行目: | ||
:女性オペレーター。 | :女性オペレーター。 | ||
;[[日向マコト]] | ;[[日向マコト]] | ||
− | : | + | :眼鏡オペレーター。 |
=== [[ゼーレ]] === | === [[ゼーレ]] === | ||
;[[渚カヲル]] | ;[[渚カヲル]] | ||
− | : | + | :仕組まれた子供、フィフスチルドレンとしてネルフに現れるが… |
;[[キール・ローレンツ]] | ;[[キール・ローレンツ]] | ||
:ゼーレの議長。 | :ゼーレの議長。 | ||
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: | : | ||
;[[碇ユイ]] | ;[[碇ユイ]] | ||
− | : | + | :シンジの母親で、既に死亡している設定。[[MX]]ポータブルにて、事典には載らないものの精神世界で登場する。 |
この他、[[EVA初号機 (暴走)|暴走エヴァ]]や[[EVA量産機|量産機]]、[[使徒]]もキャラクター事典に登録される。詳細はメカの項を参照。 | この他、[[EVA初号機 (暴走)|暴走エヴァ]]や[[EVA量産機|量産機]]、[[使徒]]もキャラクター事典に登録される。詳細はメカの項を参照。 | ||
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: | : | ||
;L.C.L | ;L.C.L | ||
− | : | + | :エントリープラグに満たされる液体。パイロットを精神攻撃や物理攻撃から保護する効果を持つ。羊水のような存在。酸素が含まれているため、溺れたりはしない。 |
;[[アンビリカルケーブル]] | ;[[アンビリカルケーブル]] | ||
:[[エヴァンゲリオン]]の電源コンセントのようなもの。 | :[[エヴァンゲリオン]]の電源コンセントのようなもの。 | ||
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== 楽曲 == | == 楽曲 == | ||
;オープニングテーマ | ;オープニングテーマ | ||
+ | : | ||
:;「残酷な天使のテーゼ」 | :;「残酷な天使のテーゼ」 | ||
::歌:高橋洋子、作詞:及川眠子、作曲:佐藤英敏、編曲:大森俊之 | ::歌:高橋洋子、作詞:及川眠子、作曲:佐藤英敏、編曲:大森俊之 | ||
::セールスは60万枚以上(オリコン調査)、出荷枚数では100万枚の大ヒットを記録した。「『エヴァ』の[[世界観]]を表現している」と、評価が高い[[アニメソング]]。 | ::セールスは60万枚以上(オリコン調査)、出荷枚数では100万枚の大ヒットを記録した。「『エヴァ』の[[世界観]]を表現している」と、評価が高い[[アニメソング]]。 | ||
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::なお、及川眠子氏曰く'''「実は、歌詞の内容はあまり深く考えておらず、約二時間で完成した」'''との事。 | ::なお、及川眠子氏曰く'''「実は、歌詞の内容はあまり深く考えておらず、約二時間で完成した」'''との事。 | ||
− | :: | + | ::『F』『F完結編』『α』で採用。 |
− | |||
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: | : | ||
;エンディングテーマ | ;エンディングテーマ | ||
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: | : | ||
:;「DECISIVE BATTLE」 | :;「DECISIVE BATTLE」 | ||
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::『F』『F完結編』『α』『SC』『MX』『第3次α』で戦闘BGMとして採用。 | ::『F』『F完結編』『α』『SC』『MX』『第3次α』で戦闘BGMとして採用。 | ||
::監督繋がりなのか、2016年に公開された特撮映画作品『[[ゴジラ|シン・ゴジラ]]』において、本曲のアレンジが多く使われている。 | ::監督繋がりなのか、2016年に公開された特撮映画作品『[[ゴジラ|シン・ゴジラ]]』において、本曲のアレンジが多く使われている。 | ||
:;「交響曲 第9番 ニ短調 第4楽章から」 | :;「交響曲 第9番 ニ短調 第4楽章から」 | ||
− | |||
::『F完結編』『α』『MX』『第3次α』で採用。 | ::『F完結編』『α』『MX』『第3次α』で採用。 | ||
:;「A STEP FORWARD INTO TERROR」 | :;「A STEP FORWARD INTO TERROR」 | ||
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::『α』『第3次α』で採用。 | ::『α』『第3次α』で採用。 | ||
:;「EVA-02」 | :;「EVA-02」 | ||
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::『α』『第3次α』で採用。 | ::『α』『第3次α』で採用。 | ||
:;「THE BEAST」 | :;「THE BEAST」 | ||
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::『SC』で採用。 | ::『SC』で採用。 | ||
:;「THE BEAST II」 | :;「THE BEAST II」 | ||
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::『α』『MX』『第3次α』で採用。 | ::『α』『MX』『第3次α』で採用。 | ||
:;「ANGEL ATTACK」 | :;「ANGEL ATTACK」 | ||
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::『MX』で採用。 | ::『MX』で採用。 | ||
:;「Both of you,Dance Like You Want to Win!」 | :;「Both of you,Dance Like You Want to Win!」 | ||
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::『MX』『第3次α』で採用。 | ::『MX』『第3次α』で採用。 | ||
:;「NERV」 | :;「NERV」 | ||
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::『MX』で採用。 | ::『MX』で採用。 | ||
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最後に参戦したのは『第3次α』。以降は[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]が本作に代わって参戦している。 | 最後に参戦したのは『第3次α』。以降は[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]が本作に代わって参戦している。 | ||
+ | |||
+ | 『MX』では漫画版の一部要素が取り入れられているが、漫画版そのものの参戦は未だに無い。 | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦F]]([[ | + | ;[[スーパーロボット大戦F]]([[F完結編]]) |
− | : | + | :初参戦。寺田プロデューサーによれば放送中の本作を見ているときに、上司から「今度コレ(エヴァ)出してね」と指定されたことをラジオ『うますぎWAVE』にて打ち明けている。 |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|for Dreamcast]]) | ;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|for Dreamcast]]) | ||
:強大な権力を持つ極秘機関としてNERVが登場。EVAは[[ロンド・ベル]]および[[SDF]]艦隊への出向扱いで、ゲンドウの指示で何度も離脱する頭の痛い存在。ゲンドウの強権と秘密主義に[[ブライト・ノア]]ら現場の管理職は振り回されることになる。対ラミエルのヤシマ作戦など原作再現は多い。隠し条件を満たせばトウジがEVA3号機とともに加入する。 | :強大な権力を持つ極秘機関としてNERVが登場。EVAは[[ロンド・ベル]]および[[SDF]]艦隊への出向扱いで、ゲンドウの指示で何度も離脱する頭の痛い存在。ゲンドウの強権と秘密主義に[[ブライト・ノア]]ら現場の管理職は振り回されることになる。対ラミエルのヤシマ作戦など原作再現は多い。隠し条件を満たせばトウジがEVA3号機とともに加入する。 | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
:会話イベント内にて、「[[第一始祖民族]]」といったゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』にて明らかにされた設定も触れられている。過去のスパロボであったイベントと同じ展開も多い。 | :会話イベント内にて、「[[第一始祖民族]]」といったゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』にて明らかにされた設定も触れられている。過去のスパロボであったイベントと同じ展開も多い。 | ||
− | :[[EVA初号機 (F型装備)|初号機F型装備]] | + | :[[EVA初号機 (F型装備)|初号機F型装備]]が唯一使用できる。 |
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] | ||
− | :EVA零号機改とEVA弐号機が[[ソーディアン]] | + | :EVA零号機改とEVA弐号機が[[ソーディアン]]に操られ暴走するというアニメにはない独自展開がある。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦MX]] | ;[[スーパーロボット大戦MX]] | ||
− | :『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』『[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]] | + | :『[[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]』『[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]]』と共にストーリーの中核を担っているため原作再現は多い。主要キャラクターの死亡はレイ、ゲンドウ、リツコ、カヲルのみ。 |
== 各話リスト == | == 各話リスト == | ||
353行目: | 344行目: | ||
*[[碇シンジ|シンジ]]や[[綾波レイ|レイ]]、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]をはじめとする、本作に登場する少年少女達は、現代[[日本]]における同年代の平均身長と比べると、1995年当時の調査記録と比較してもかなり身長が低めに設定されている。 | *[[碇シンジ|シンジ]]や[[綾波レイ|レイ]]、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]をはじめとする、本作に登場する少年少女達は、現代[[日本]]における同年代の平均身長と比べると、1995年当時の調査記録と比較してもかなり身長が低めに設定されている。 | ||
**ファンの間では「文明が進むと人間は小柄になり、初潮…または二次性徴が遅くなる、という説に準ずるものだ」という推測も語られているが、真偽は不明。 | **ファンの間では「文明が進むと人間は小柄になり、初潮…または二次性徴が遅くなる、という説に準ずるものだ」という推測も語られているが、真偽は不明。 | ||
− | *構想段階では『[[ふしぎの海のナディア]]』の[[続編]] | + | *1998年頃に放送されていた『サンライズラジオ』では、「[[ガンダムシリーズ]]20周年」を迎えようとしていたサンライズがそのイベント内容が『エヴァ』と被らない企画(オーケストラコンサート等)にはならないようにしようと、当時必死でリスナー公募を行っていた。 |
+ | *'''構想段階では『[[ふしぎの海のナディア]]』の[[続編]]と位置づけられていた'''。実際、『ナディア』劇中にもその[[伏線]]となりうる要素が散見された。 | ||
**[[ラストボス|敵組織首領]]の[[ガーゴイル]]が閃光に触れて塩になったのは「サードインパクト」を連想させる。 | **[[ラストボス|敵組織首領]]の[[ガーゴイル]]が閃光に触れて塩になったのは「サードインパクト」を連想させる。 | ||
**敵組織が所有する[[レッドノア]]の内部には、第1使徒アダムと思しき巨人やそれらの骨格等が存在している。 | **敵組織が所有する[[レッドノア]]の内部には、第1使徒アダムと思しき巨人やそれらの骨格等が存在している。 | ||
**最終話では衛星軌道から[[地球]]各地に、使徒と思しき16の球形が飛び散る。 | **最終話では衛星軌道から[[地球]]各地に、使徒と思しき16の球形が飛び散る。 | ||
− | * | + | *当時日本各地の放送局において度々再放送された。特に深夜帯で放送した際には、既にアニメ番組を卒業していた大人達にも高い評価を受けた。 |
− | * | + | **なお、深夜帯での再放送においても『エヴァ』がヒットした事実に注目したアニメ・テレビ業界は、深夜帯にアニメ番組を放送する事を考えるようになる。すなわち、'''2000年代初頭から「深夜アニメ」が急増した切っ掛けの一つを作ったのが本作である'''。 |
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