「加藤久嵩」を編集中
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− | + | *外国語表記:[[外国語表記::Hisataka Kato]] | |
− | + | *[[登場作品]]: | |
− | + | **[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]] | |
− | * | + | **[[鉄のラインバレル]] |
− | * | + | *[[声優]]:福山潤 |
− | + | *本名:'''城崎久嵩'''(アニメ版のみ) | |
− | + | *種族:地球人(日本人)([[ファクター]]) | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *生年月日:?年2月1日 | |
− | + | *身長:187cm | |
− | + | *体重:63kg | |
− | + | *血液型:A型 | |
− | + | *所属:[[加藤機関]] | |
− | + | *役職:加藤機関総司令 | |
− | + | *好きな食べ物:米 | |
− | + | *嫌いな食べ物:パン | |
− | + | *趣味:テレビゲーム | |
− | + | *[[マキナ]]:[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]] | |
− | + | *キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版) | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
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以後はヒトマキナと想像力の喪失から人類を守るべく活動したが、ヒトマキナ相手には勝ち目が無いと考え、加藤機関を人類にとっての恐怖の対象=死の象徴にし、世界を制御することで人々から想像力を喪失させず、ヒトマキナの脅威から人類を守ろうとした。しかし、このやり方では人類を救うことは出来ず、結局計画の全ては天児の遺志とラインバレルを受け継いだ浩一、真実を知っていた石神によって瓦解。すべきことを知った後は旧特務室の面々と合流し、本格的にヒトマキナへの反攻を開始した。 | 以後はヒトマキナと想像力の喪失から人類を守るべく活動したが、ヒトマキナ相手には勝ち目が無いと考え、加藤機関を人類にとっての恐怖の対象=死の象徴にし、世界を制御することで人々から想像力を喪失させず、ヒトマキナの脅威から人類を守ろうとした。しかし、このやり方では人類を救うことは出来ず、結局計画の全ては天児の遺志とラインバレルを受け継いだ浩一、真実を知っていた石神によって瓦解。すべきことを知った後は旧特務室の面々と合流し、本格的にヒトマキナへの反攻を開始した。 | ||
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=== アニメ版 === | === アニメ版 === | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
− | : | + | :アニメ版準拠で登場。活躍も概ねアニメ版に準拠しており、シナリオの要所要所で目立つ人物。特に組織や立場的な関連性もあって、ラスボスである[[ルド・グロリア]]の正体を明かしてくれるのも彼の役目。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | : | + | :原作漫画版設定で登場。今回ようやくファクターアイのグラフィックが追加。[[ツクヨミ]]に乗って敵としても登場するため、パイロットデータが造り起こされた。終盤に味方となり、味方パイロットとしても出撃可能に。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』同様に、本作でも物語の根源に深く関わっている。想像力の欠如した人類に楔を打ち込もうとするが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の物語には'''想像を促す彼ですらも想像できないであろう、驚愕の展開がこれでもかと盛り込まれている。''' |
:なお、世界観設定上、彼は前世の宇宙から転移してきたはずなのだが、それに関しては'''一切触れられない'''。尤も、それ(=異世界・未来世界組がいたのは過去の宇宙だった)が判明するのは最終話の戦闘中であり、それまでは全員が全員「未来世界から転移して来た」と思っていたため仕方がないが。 | :なお、世界観設定上、彼は前世の宇宙から転移してきたはずなのだが、それに関しては'''一切触れられない'''。尤も、それ(=異世界・未来世界組がいたのは過去の宇宙だった)が判明するのは最終話の戦闘中であり、それまでは全員が全員「未来世界から転移して来た」と思っていたため仕方がないが。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
:原作漫画版設定で登場。 | :原作漫画版設定で登場。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | 全ての能力が平均的に高い強敵。特に[[ | + | 全ての能力が平均的に高い強敵。特に[[格闘]]・[[技量]]に優れる。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
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:順応と魂を持っているので火力には期待できるが、闘志と理想が被ってしまっているのが痛い。 | :順応と魂を持っているので火力には期待できるが、闘志と理想が被ってしまっているのが痛い。 | ||
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
:'''[[ファクター]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[全体攻撃]]L2、[[指揮]]L2''' | :'''[[ファクター]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[全体攻撃]]L2、[[指揮]]L2''' | ||
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:『UX』では20世紀の太平洋戦争の時代では共に大日本帝国軍の軍人であり、当時彼とも対面していたため顔見知りの間柄である。小倉に落とされるはずだった原爆を食い止め、散った彼を憂う会話が存在し、自分達と変わらない時の姿のままで生存していた時には驚きを隠せないでいた。地上に上がって来た彼らホウジョウ軍を一時的に保護し、同盟を結び、サコミズの生存フラグが成立した場合、[[ヒトマキナ]]との戦いより再び共闘する。なお、サコミズからは現在でも「加藤少将」と呼ばれ、敬意を表されている。 | :『UX』では20世紀の太平洋戦争の時代では共に大日本帝国軍の軍人であり、当時彼とも対面していたため顔見知りの間柄である。小倉に落とされるはずだった原爆を食い止め、散った彼を憂う会話が存在し、自分達と変わらない時の姿のままで生存していた時には驚きを隠せないでいた。地上に上がって来た彼らホウジョウ軍を一時的に保護し、同盟を結び、サコミズの生存フラグが成立した場合、[[ヒトマキナ]]との戦いより再び共闘する。なお、サコミズからは現在でも「加藤少将」と呼ばれ、敬意を表されている。 | ||
:余談だが、加藤久嵩の[[声優]]は[[エイサップ・鈴木]]と同じ福山潤氏である。さらにUXのエンディングにおいて、加藤はエイサップと共にサコミズの墓参りをし、迫水家の墓前にて和歌を詠んでいる。 | :余談だが、加藤久嵩の[[声優]]は[[エイサップ・鈴木]]と同じ福山潤氏である。さらにUXのエンディングにおいて、加藤はエイサップと共にサコミズの墓参りをし、迫水家の墓前にて和歌を詠んでいる。 | ||
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
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=== 原作漫画版 === | === 原作漫画版 === | ||
− | ; | + | ;マサキ「ラインバレルの破壊は失敗 こちらのマキナも奪われた形になりましたが…」<br/>久嵩「上々だよ あれだけの情報を得られたんだからさ」<br/>「それに比べりゃ イカレたマキナ一体 奪われるぐらい どうってコトはないよ」<br/>「…それより せっかくココまで来たんだからさ ウチのエース達に見せてあげようよ」<br/>「…浮上!」<br/>「諸君よぉく見ておきなさい あれがジュダ(JUDA) 我々の『敵』がいるところだよ」 |
− | : | + | :初登場時。この時シャングリラは潜水してJUDAの近海に近づいており、更にアップの際にファクターアイを発動している。 |
:この時点ではまだキャラクターが固まりきっておらず、石神に近い軽めの口調が目立つ。 | :この時点ではまだキャラクターが固まりきっておらず、石神に近い軽めの口調が目立つ。 | ||
− | ; | + | ;「一本の明確な線を引き、混沌な世界を終わらせ人類を再教育する――それが俺たちの言う世界征服だ」 |
− | : | + | :日本政府の要人たちに説いた加藤機関の目的とする世界征服。居合わせた人間からは「抽象的過ぎる」などと言われるが、加藤はそんな政府要人たちの想像力の無さに失望する。彼に言わせれば、そんな人々に想像を促すことこそが人類の再教育、なのだ。 |
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;「お前が一番想像を理解していない 何故なら自分自身が死ぬコトを想像していないからだ」 | ;「お前が一番想像を理解していない 何故なら自分自身が死ぬコトを想像していないからだ」 | ||
− | : | + | :王政陸を粛清した際に沢渡が伝えた加藤からの伝言。端的に加藤の求める想像の意味がここで語られている。 |
− | ; | + | ;沢渡「―――で こっちの報告だが―――陸が死んだ つーか俺が殺した」<br/>久嵩「そうか 手間かけさせたな」 |
− | + | :21話「ベクトル」にて、沢渡からの陸の抹殺報告を受けて。久嵩にとって陸はただの捨て駒でしかなく、わかりきった結果ゆえに何の感慨も見せなかった。 | |
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− | : | ||
;「あ そうそう 大きくなったな城崎絵美 ―――天児も元気そうで何よりだ」 | ;「あ そうそう 大きくなったな城崎絵美 ―――天児も元気そうで何よりだ」 | ||
:[[早瀬軍団]]のクリスマスパーティの会場外に現れた際に遭遇した絵美に対して。久々の対面と共に、記憶を回復させるためにあえて[[城崎天児|恩師]]を名前で呼んでいる。 | :[[早瀬軍団]]のクリスマスパーティの会場外に現れた際に遭遇した絵美に対して。久々の対面と共に、記憶を回復させるためにあえて[[城崎天児|恩師]]を名前で呼んでいる。 | ||
;「現在 我々は全核保有国の核発射用管制システムを掌握している」<br/>「4日後 我々は全核保有国の核ミサイルを発射する 目標は発射したその国だ つまり―――」<br/>「全ての核保有国は自国の持つ核で滅んでもらうってワケだ」<br/>「そこで早瀬浩一 キミに手伝ってもらいたいコトなんだが――――」<br/>「キミには是非とも この計画を阻止してもらいたい」<br/>「あ~ それと詳しい計画内容は既にそちらへ送ってあるから ではまた来年に逢おう」 | ;「現在 我々は全核保有国の核発射用管制システムを掌握している」<br/>「4日後 我々は全核保有国の核ミサイルを発射する 目標は発射したその国だ つまり―――」<br/>「全ての核保有国は自国の持つ核で滅んでもらうってワケだ」<br/>「そこで早瀬浩一 キミに手伝ってもらいたいコトなんだが――――」<br/>「キミには是非とも この計画を阻止してもらいたい」<br/>「あ~ それと詳しい計画内容は既にそちらへ送ってあるから ではまた来年に逢おう」 | ||
:大晦日にJUDAに入れて来た通信。核ミサイル発射作戦を宣告した上で、その阻止を自ら要請するという意味不明な行動に、浩一のみならず全員が面食らっていた。 | :大晦日にJUDAに入れて来た通信。核ミサイル発射作戦を宣告した上で、その阻止を自ら要請するという意味不明な行動に、浩一のみならず全員が面食らっていた。 | ||
− | : | + | :これは、久嵩真の目的である「想像力喪失の阻止」の一環であり、それで人類が滅びては意味がないための行動。「この作戦はJUDAによって失敗したが、加藤機関はいつでも世界を滅ぼすことが出来る」という認識を人々に与えるための大芝居である。 |
− | ; | + | ;「――彼は運命の子ではなく、ましてや選ばれし勇者でもない… なんてコトはない何処にでも居る少年のハズだった」<br/>「否 だからなのか?――何処にでも居る様な只の人間だからこそなのか!?」<br/>「この世界に再び可能性が生まれると言うのか――早瀬浩一(あの少年)が可能性という名の『特異点』になったとでも言うのか!?」<br/>「己で確かめるしかないか…」 |
− | : | + | :再びラインバレルに乗った浩一が二番隊隊長である真田を圧倒した場面を見て。この直後…。 |
− | ; | + | ;「早瀬浩一…お前に確かめたいコトがある ――お前は一体何者だ?」 |
− | : | + | :[[ツクヨミ]]に乗って戦場に現れた際の台詞。[[城崎天児|恩師]]が居るはずのラインバレルを操縦する浩一に対しての物。 |
;「…何故だ …何故お前なんだ… 何故だぁああ」<br/>「お前は只の少年だったハズだ!! お前は選ばれた人間等では無かったハズだァ!!」 | ;「…何故だ …何故お前なんだ… 何故だぁああ」<br/>「お前は只の少年だったハズだ!! お前は選ばれた人間等では無かったハズだァ!!」 | ||
:[[城崎天児|恩師]]の死を告げられ託されたのが浩一だという事実を受け入れることが出来ずに。 | :[[城崎天児|恩師]]の死を告げられ託されたのが浩一だという事実を受け入れることが出来ずに。 | ||
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:過去の回想から覚めて。 | :過去の回想から覚めて。 | ||
;「加藤機関全隊員に告ぐ――これより全力でJUDA特務室を援護しろ!!」 | ;「加藤機関全隊員に告ぐ――これより全力でJUDA特務室を援護しろ!!」 | ||
− | : | + | :原作漫画版における真の敵『ヒトマキナ』との対決に至り、ついに覚悟を決めJUDAとの共闘を決意、隊員たちへ指令を下す。しかし、'''全力で'''の辺りに[[ルルーシュ・ランペルージ|何か]]を意識しているような気がするのは考えすぎだろうか……? |
− | : | + | :[[UX]]ではJUDA特務室が[[アルティメット・クロス|UX]]に加わっているため「これより我々は…全力でUXを援護する!」に代わっている。 |
− | ; | + | ;「………お前は そうやって死に至っていけば早瀬浩一が反応し戻って来ると思っているのか?」<br/>「お前は早瀬浩一に命を預けたのだろう? ならば何故その思いを貫こうとしない」<br/>「今のお前は その思いを裏切り 自ら絶望するコトを選んだに過ぎん」<br/>「しかもそれが早瀬を裏切るコトと同じだと分かっていながらな」 |
− | : | + | :浩一がラインバレル共々消失してとことん自らを追い詰めていた絵美を叱咤した際の台詞。直後、自身も絶望を選んでいたことを言い返されるが…。 |
− | ; | + | ;「そうだ その所為で俺は長きに渡って多くの命を奪い 多くのモノを失ってきた…それが自分に出来る唯一の選択だと信じてな…」<br/>「だが 違ったんだ 自ら絶望を選んだモノに可能性が生まれるコトは無い―――― そんな簡単なコトを教える為 城崎天児は早瀬に全てを託し 石神はその身を犠牲にした」<br/>「今更 赦されようなどとは微塵も思わん その日が来れば甘んじて報いを受けよう だが それまでは――」<br/>「俺は もう誰にも絶望を選ばせない」 |
:その返し。だが後に、[[九条美海|絶望を選んだ所為で]][[遠藤イズナ|取り返しの]][[ディスィーブ|付かないことが]]起きてしまう…。 | :その返し。だが後に、[[九条美海|絶望を選んだ所為で]][[遠藤イズナ|取り返しの]][[ディスィーブ|付かないことが]]起きてしまう…。 | ||
;「それを想像しろ 絵美」<br/>「想像力を失わない限り 可能性もまた失われるコトはない」 | ;「それを想像しろ 絵美」<br/>「想像力を失わない限り 可能性もまた失われるコトはない」 | ||
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=== アニメ版 === | === アニメ版 === | ||
− | ; | + | ;「陽動とわかっていても他に対抗できるものがない以上、自分達が戦い続けるしかない。大変だね、正義の味方は」 |
− | : | + | :2話「疾走する正義」より。スパロボだと自軍がこんな状況におかれる事がザラにある。 |
− | ; | + | ;「まさか。あれはまだ序の口、目覚めの産声というところかな…?」<br/>「うずくまって泣いていた子供がようやく自らの足で世界に立った…」<br/>「これからどんな風に成長していくのか、実に興味深いね」 |
− | : | + | :4話「正義の代償」およびLの同名ステージのエンディングにて。[[アパレシオン|ハグレマキナ]]を圧倒し、エグゼキューターで大暴れしたラインバレルと浩一を評して。かなり初期から彼とラインバレルに注目していたことがうかがえる。 |
− | ; | + | ;「それはよくないな…。想像力とは生きるための力そのものだ」<br/>「事態を予測し、可能性を考慮し、未来に備える…」<br/>「その能力をなくした者は柵に囲われた家畜と何ら変わりない」<br/>「想像せよ。それだけが来たるべき時代を生き抜く唯一の手段なのだ」 |
− | : | + | :加藤久嵩流「想像」の定義。極めて的を射ている。ちなみに後述の浩一に語った「世界征服」の概念と合わせ、原作漫画版における「想像力の喪失による人類絶滅」にも大きく関わっている。 |
− | ;「想像した味と違うかね?」<br/> | + | ;「想像した味と違うかね?」<br/>「見かけが甘い菓子だからと言って、中身がその通りであるとは限らない」<br/>「想像することを止めた瞬間、世界は成長を止める」<br/>「もっとよく観察し、情報を精査して考えたまえ…」 |
− | : | + | :突然JUDAに現れ、「カレー味のカステラ」を浩一達に振る舞った際の台詞。自信に満ちた言葉に、居合わせたJUDAの面々は圧倒されていた。 |
;「違うな。間違っているぞ、マサキ」<br/>「ここは『引き上げず戦闘を続行しろ』だ」 | ;「違うな。間違っているぞ、マサキ」<br/>「ここは『引き上げず戦闘を続行しろ』だ」 | ||
:スフィア設置後、撤収命令を出したマサキに対して。久嵩独特の言い回しが印象に残る台詞だが、[[ルルーシュ・ランペルージ|後年福山氏が「コードギアス」で演じたキャラクター]]が久嵩と同様の台詞を使用。アニメの放送はギアスの方が先だったためそちらで有名になり、Lでは結果的に[[声優ネタ]]となった。 | :スフィア設置後、撤収命令を出したマサキに対して。久嵩独特の言い回しが印象に残る台詞だが、[[ルルーシュ・ランペルージ|後年福山氏が「コードギアス」で演じたキャラクター]]が久嵩と同様の台詞を使用。アニメの放送はギアスの方が先だったためそちらで有名になり、Lでは結果的に[[声優ネタ]]となった。 | ||
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;「やはり、早瀬浩一は想像以上だ。おかげで計画を2ステージ分短縮できる」<br/>「…妹をよろしく」 | ;「やはり、早瀬浩一は想像以上だ。おかげで計画を2ステージ分短縮できる」<br/>「…妹をよろしく」 | ||
:去り際に。この辺りから久嵩真の狙いが徐々に明かされていく。 | :去り際に。この辺りから久嵩真の狙いが徐々に明かされていく。 | ||
− | ; | + | ;「まだ、終わってはいないだろう? お前の正義は…森次玲二?」 |
− | : | + | :ヴァーダントのファクターとなった森次に対して。 |
;「人間だったということさ…最期までな…」 | ;「人間だったということさ…最期までな…」 | ||
− | : | + | :機体との融合を拒絶し、プリテンダーと共に散った桐山を見て。傍らに立つマサキへの皮肉とも取れる。 |
− | ; | + | ;「沢渡。ユリアンヌ。そして同志諸君。加藤機関総司令としての、最後の命令を伝える!」<br/>「理想の未来を想像し、それを必ず実現せよ!」 |
− | : | + | :炎上するシャングリラのブリッジから下した最終命令。 |
− | ; | + | ;「早瀬浩一。道は我々が切り拓く。後は頼むぞ…正義の味方」 |
:最期の台詞。この言葉を残し、シャングリラはグラン・ネイドルへ突撃をかける。そして…。 | :最期の台詞。この言葉を残し、シャングリラはグラン・ネイドルへ突撃をかける。そして…。 | ||
;「…フ…」 | ;「…フ…」 | ||
248行目: | 219行目: | ||
;「えー、全世界の紳士淑女の皆さん。私は加藤機関総司令、加藤久嵩。突然ですが、我々はこれより世界征服をさせていただく」 | ;「えー、全世界の紳士淑女の皆さん。私は加藤機関総司令、加藤久嵩。突然ですが、我々はこれより世界征服をさせていただく」 | ||
:「流れるは血、失うは涙」における世界征服宣言。…なのだが、交通機関を抑えたはずなのに'''電車が普通に走っている'''。どうした、加藤機関。 | :「流れるは血、失うは涙」における世界征服宣言。…なのだが、交通機関を抑えたはずなのに'''電車が普通に走っている'''。どうした、加藤機関。 | ||
− | ; | + | ;「城崎絵美はまだこちらに到着していない。二人が来るまで少し話でもしないか?」 |
− | : | + | :18話「メメント・モリ」にて、矢島の呼びだしを受けて一足早く現れた浩一に対して。何でもない普通のセリフなのだが、この時久嵩は'''焼き網を団扇で扇ぎながらホタテを焼いていた'''。加藤総司令、何がしたかったんだ。 |
− | ; | + | ;「昔は''大きくなったらお兄ちゃんと結婚する''って言ってくれてたのに…」 |
− | + | :「鬼を喰らうモノ」の次回予告での大迷言。何を言っても絵美から「あなた、最低です!」とぶった切られて。これに対する絵美のセリフも当然の如く「あなた、最低です!」。久嵩に限らず、「鉄のラインバレル」は次回予告を担当するキャラが確実に崩壊するが、これはさすがに壊れ過ぎだろう。 | |
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;「インパクトに頼っては駄目だ。ファッションはもっとさり気なく、かつ印象的な物であるべきだ。この俺のように」 | ;「インパクトに頼っては駄目だ。ファッションはもっとさり気なく、かつ印象的な物であるべきだ。この俺のように」 | ||
:ピクチャードラマ#05にて、マサキの提案('''チャイナドレスやドS等の格好''')では真面目な話を全く聞いてくれないと危惧して。その直後、'''無言でスルーした'''マサキに「何か?」と突っ込んだ。 | :ピクチャードラマ#05にて、マサキの提案('''チャイナドレスやドS等の格好''')では真面目な話を全く聞いてくれないと危惧して。その直後、'''無言でスルーした'''マサキに「何か?」と突っ込んだ。 | ||
260行目: | 228行目: | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
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;「まったく、こんな展開になるとは…私も想像力が足りなかったよ」 | ;「まったく、こんな展開になるとは…私も想像力が足りなかったよ」 | ||
:[[フェストゥム]]、[[ELS]]、[[バジュラ]]との戦闘台詞。久嵩がその事を言っているのは、地球外生命体である彼らとの対話が可能と知ったからだろう。 | :[[フェストゥム]]、[[ELS]]、[[バジュラ]]との戦闘台詞。久嵩がその事を言っているのは、地球外生命体である彼らとの対話が可能と知ったからだろう。 | ||
:…しかし、本作をプレイした側からすればむしろ「[[蒼穹のファフナー|他作品]]の'''[[羽佐間翔子|版権キャラ]]の[[バイストン・ウェル|生存理由]]'''」がぴったり当てはまってしまう。それどころか、UXのクロスオーバーは彼が全力で頭を捻っても想像できないものばかりであるので逆に想像力が足りないと喩えるのは酷だろう…… | :…しかし、本作をプレイした側からすればむしろ「[[蒼穹のファフナー|他作品]]の'''[[羽佐間翔子|版権キャラ]]の[[バイストン・ウェル|生存理由]]'''」がぴったり当てはまってしまう。それどころか、UXのクロスオーバーは彼が全力で頭を捻っても想像できないものばかりであるので逆に想像力が足りないと喩えるのは酷だろう…… | ||
;「九条美海、想像力が足りないな」 | ;「九条美海、想像力が足りないな」 | ||
− | :[[ | + | :[[九条|美海]]への援護防御時。UXの彼女への援護台詞はダメ出しを喰らわせるモノが多く、加藤に至っては'''「想像力が足りない」'''とストレートに一刀両断した。 |
=== シナリオデモ === | === シナリオデモ === | ||
276行目: | 243行目: | ||
==== UX ==== | ==== UX ==== | ||
;(平和か…。真実を知らないとは幸せなコトだ…) | ;(平和か…。真実を知らないとは幸せなコトだ…) | ||
− | : | + | :第2部35話「選択-けつい- 」に於ける[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]との戦闘前台詞。かつて自身が生きていた世界で、人類が「完全な平和」を手にした先の末路を目にした彼にとって、真実を知らない少年の言葉はどう聞こえたのだろうか。 |
;「私は負けると知りながら、あの戦争に加担した男だぞ?」 | ;「私は負けると知りながら、あの戦争に加担した男だぞ?」 | ||
:第38話「防人たち」より。サコミズから「自分と同じく大東亜戦争を戦った加藤少将なら自分の気持ちが分かるはず」と言われて。大東亜戦争の結末を知っていて加担した加藤は、特攻隊に所属していたサコミズを無駄死にと知りながら犠牲にしたと言ってもいい立場である。それだけに、変わらず自分に敬意を払うサコミズには思うところがあったのであろう。 | :第38話「防人たち」より。サコミズから「自分と同じく大東亜戦争を戦った加藤少将なら自分の気持ちが分かるはず」と言われて。大東亜戦争の結末を知っていて加担した加藤は、特攻隊に所属していたサコミズを無駄死にと知りながら犠牲にしたと言ってもいい立場である。それだけに、変わらず自分に敬意を払うサコミズには思うところがあったのであろう。 | ||
293行目: | 260行目: | ||
:同上。シナリオエンドデモにおける石神死亡時の場面より。緒川から渡されたビデオレターに映しだされた石神が久嵩の知る当時と変わらぬ姿に思わず笑っていたが、その男はもう「ここにいない」ことを理解し、久嵩は人知れず涙を流す…。原作ではこの場面で久嵩は一切喋らないためスパロボオリジナルの台詞。2行目からは顔グラが真っ黒になっているのが悲しさを際立たせている。 | :同上。シナリオエンドデモにおける石神死亡時の場面より。緒川から渡されたビデオレターに映しだされた石神が久嵩の知る当時と変わらぬ姿に思わず笑っていたが、その男はもう「ここにいない」ことを理解し、久嵩は人知れず涙を流す…。原作ではこの場面で久嵩は一切喋らないためスパロボオリジナルの台詞。2行目からは顔グラが真っ黒になっているのが悲しさを際立たせている。 | ||
;「私もかつて諦めた人間だ。君と同じようにな…」<br/>操「それならわかるだろ!? 一度選んだことは、簡単には変えられないって! 俺はもう選ばされたんだ!」<br/>「しかし、私は選び直した! 君もまだ選び直せるハズだ! 本当にまだ救いたいモノがあるのなら!」 | ;「私もかつて諦めた人間だ。君と同じようにな…」<br/>操「それならわかるだろ!? 一度選んだことは、簡単には変えられないって! 俺はもう選ばされたんだ!」<br/>「しかし、私は選び直した! 君もまだ選び直せるハズだ! 本当にまだ救いたいモノがあるのなら!」 | ||
− | : | + | :『UX』第3部第47話「HEAVEN AND EARTH」に於ける[[来主操|操]]との戦闘前会話。久嵩も一度は諦め、しかしかつての盟友によってその道を選ぶコトが出来た。だからこそ加藤機関総司令は、目の前の黒きファフナーに叫ぶ。かつての己と同じ、諦めようとしている者に。 |
;「人は…何度だって、自らの運命を選ぶコトが出来る…」 | ;「人は…何度だって、自らの運命を選ぶコトが出来る…」 | ||
− | : | + | :UX47話にて、「変わる事が出来ない」と自暴自棄になる操に対してこの言葉で諭した。 |
;「作戦はごく単純だ」<br/>「いいか、地球が滅ぶ様を想像しろ」<br/>「今想像した光景を許せんのであれば、ELSの防衛ライン到達を全力で阻止せよ!」 | ;「作戦はごく単純だ」<br/>「いいか、地球が滅ぶ様を想像しろ」<br/>「今想像した光景を許せんのであれば、ELSの防衛ライン到達を全力で阻止せよ!」 | ||
− | : | + | :UX48話にて加藤が戦術指揮を行っている場合の作戦説明。基本的に「刹那はまだ出撃できないので、出撃まで防衛ラインを死守せよ」という説明を行う指揮官が多い中、加藤は自身の持論を使ってUXを鼓舞するという独特な形になっている。 |
;「一言でいうならば…彼は、絶望を知らぬ男でした」<br/>瑠璃「絶望を…?」<br/>「[[イオリア・シュヘンベルグ]]、城崎天児、そして覇道鋼造…みな人類の未来を予見し、滅びに立ち向かおうとした者たちです」<br/>瑠璃「やはりおじい様も、未来のことを知っていたのですね…」<br/>「そう、そして、彼は希望を胸に、世界のあらゆる絶望と戦い続けた。おかげで[[アーカムシティ]]は、[[推進派]]ですら手が出せない場所にされてしまいましたがね」<br/>瑠璃「では、加藤司令は、おじい様と直接会ったことは…?」<br/>「ありません。いや…ひょっとしたら、別の意味で逢っているのかもしれないが……」 | ;「一言でいうならば…彼は、絶望を知らぬ男でした」<br/>瑠璃「絶望を…?」<br/>「[[イオリア・シュヘンベルグ]]、城崎天児、そして覇道鋼造…みな人類の未来を予見し、滅びに立ち向かおうとした者たちです」<br/>瑠璃「やはりおじい様も、未来のことを知っていたのですね…」<br/>「そう、そして、彼は希望を胸に、世界のあらゆる絶望と戦い続けた。おかげで[[アーカムシティ]]は、[[推進派]]ですら手が出せない場所にされてしまいましたがね」<br/>瑠璃「では、加藤司令は、おじい様と直接会ったことは…?」<br/>「ありません。いや…ひょっとしたら、別の意味で逢っているのかもしれないが……」 | ||
− | : | + | :『UX』第3部51話「STRANGE EONS」シナリオデモより。[[エルシャンク]]のブリッジにおける瑠璃とのやり取り。実は「デモンベイン」の原作ネタで、鋼造はこの劇中に「ある人物」として登場。久嵩が言っているのはその事である。 |
;「いずれにせよ、覇道鋼造の志は、間違いなくデモンベインの中に受け継がれていますよ」<br/>瑠璃「デモンベインがおじい様の…?」<br/>「この世界が、過去と未来を繰り返し、そのたび可能性を積み重ねてきたのならば…デモンベインもまた、幾度も覇道鋼造の魂を宿してきたといえるのではないでしょうか?」 | ;「いずれにせよ、覇道鋼造の志は、間違いなくデモンベインの中に受け継がれていますよ」<br/>瑠璃「デモンベインがおじい様の…?」<br/>「この世界が、過去と未来を繰り返し、そのたび可能性を積み重ねてきたのならば…デモンベインもまた、幾度も覇道鋼造の魂を宿してきたといえるのではないでしょうか?」 | ||
:そのやり取りの後の言及。この後さらに、「鋼造の意志は瑠璃や九郎の中に確かに生きている」と続ける。確かにデモンベインは鋼造が造った(修復した)ものだが、魂を宿すほどに深く関わってはいない。そして、九郎自身は鋼造とは会ったこともない。 | :そのやり取りの後の言及。この後さらに、「鋼造の意志は瑠璃や九郎の中に確かに生きている」と続ける。確かにデモンベインは鋼造が造った(修復した)ものだが、魂を宿すほどに深く関わってはいない。そして、九郎自身は鋼造とは会ったこともない。 |