「分身」を編集中
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− | + | == 分身 / 特殊回避 == | |
+ | 読んで字の如く、身体が分かれる、あるいはそう見えること。古くから動きが素早いことの表現として用いられてきた。類似の表現に『残像』があり、残像を残しつつ高速で移動することを分身と言う事が多く、本当に実体が複数あることは少ない。 | ||
− | + | スパロボではユニットの[[特殊能力]]、或いはパイロットの[[特殊技能]](特殊スキル)の一つ。[[気力]]130以上で発動条件が満たされ、確率で全ての攻撃を回避する。発生確率は50%固定の場合が多いが、『[[スーパーロボット大戦J]]』以降の任天堂携帯機シリーズでは自分と敵の[[技量]]差に依存など、発生確率が異なる場合もある。 | |
− | [[気力]] | ||
− | 通常の[[回避]]とは別に判定が行われるため、例え表示上の敵の[[命中]]率が100%でも発動する(作品によっては内部的な命中率が200% | + | 通常の[[回避]]とは別に判定が行われるため、例え表示上の敵の[[命中]]率が100%でも発動する(作品によっては内部的な命中率が200%を超えていた場合、分身が発動しないようになっていることもある)。逆に十分に運動性や回避が高く通常通り回避できる場合ほとんど意味がないが、[[連続ターゲット補正]]が累積した状況では発動を期待できる。また同系統の完全回避能力(同じ分身系の他「[[切り払い]]」「[[撃ち落とし]]」なども含む)が複数ある場合は、それぞれ別個に成否判定が行われるため、実質的な完全回避率はより高まる。さらに精神コマンド「[[ひらめき]]」使用中に発動した場合、「ひらめき」を消費せず保持したままになるタイトルもある。必要気力の条件は重いが、高確率でEN消費もなく発動する、かなり強力な能力である。 |
− | + | また、敵がこの能力を所持している場合も同様で、発動するとどんなに命中率が高くてもこちらの攻撃を回避されてしまうので、非常に厄介(あるいは鬱陶しい)な事になることもしばしばある。特にボスクラスの敵がこの能力を所持していると思うようにダメージを与えられず、無駄な消耗を強いられる可能性もあるため、[[精神コマンド]]の「[[必中]]」や「[[直撃]]」を使うか、「[[脱力]]」で敵の[[気力]]を能力が発動出来ない数値まで下げてから戦うのが好ましい。 | |
− | スパロボでは分身と同系統の能力が多数存在するため、それらの総称として扱われることもある。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』からは「分身」という名称を使わず各作品ごとの固有の名称で表現されるようになり、『[[スーパーロボット大戦L|L]] | + | スパロボでは分身と同系統の能力が多数存在するため、それらの総称として扱われることもある。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』からは「分身」という名称を使わず各作品ごとの固有の名称で表現されるようになり、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』以降の任天堂携帯機シリーズでは「特殊回避」と総称されている。 |
=== 分身系能力の弱点 === | === 分身系能力の弱点 === | ||
− | 基本的に全て[[精神コマンド]] | + | 基本的に全て[[精神コマンド]]の「[[必中]]」「[[直撃]]」で無効化される他、一部の作品では上記の通り、[[命中]]率が200%以上を超えると発動しなくなる。「[[感応]]」を使えるパイロットがいれば、誰でも分身を破ることが可能。また、[[技量]]差に準じた確率で発動する場合は[[パイロット養成]]等で技量を上回らせることでも発動を抑える事が出来る。 |
− | + | また『[[スーパーロボット大戦MX]]』のみ、分身系能力を無効化する[[武器属性]]「拡散」がある。 | |
− | |||
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== 分身・特殊回避系の特殊能力 == | == 分身・特殊回避系の特殊能力 == | ||
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*一般シリーズ:気力130以上で発動。50%の確率で全ての攻撃を回避。 | *一般シリーズ:気力130以上で発動。50%の確率で全ての攻撃を回避。 | ||
*『MX』:敵の分身系能力は発生率30%。 | *『MX』:敵の分身系能力は発生率30%。 | ||
− | * | + | *『J』・『W』・『K』:気力130以上で発動。自分と敵の技量差で発生確率が変動。 |
− | * | + | *『L』・『UX』・『BX』:『K』までと同様だが、最大発生率が能力ごとに異なる。 |
*『NEO』:気力130以上で発動。発生率25%。 | *『NEO』:気力130以上で発動。発生率25%。 | ||
*『OE』:必要気力・発生率は特殊能力レベルにより変動(基本Lv1では気力130以上で発動・発生率20%)。レベル上昇で必要気力が下がり、発生率が高まる。 | *『OE』:必要気力・発生率は特殊能力レベルにより変動(基本Lv1では気力130以上で発動・発生率20%)。レベル上昇で必要気力が下がり、発生率が高まる。 | ||
;[[オープンゲット]]<ref>『W』と『NEO』のみ気力130以上、それ以外は気力120以上で発動。『A』と『W』以外は発生確率25%、初出の『A』では50%。</ref> | ;[[オープンゲット]]<ref>『W』と『NEO』のみ気力130以上、それ以外は気力120以上で発動。『A』と『W』以外は発生確率25%、初出の『A』では50%。</ref> | ||
− | :『A』以後の多数作品の[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]系全形態(漫画版[[真ゲッターロボ | + | :『A』以後の多数作品の[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]系全形態(漫画版[[真ゲッターロボ|真ゲッター]]や[[ブラックゲッター]]、『NEO』での[[ゲッター3 (新)]]は除く) |
;ゲッタービジョン | ;ゲッタービジョン | ||
:[[ゲッター2]] | :[[ゲッター2]] | ||
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;真ゲッタービジョン | ;真ゲッタービジョン | ||
:真・ゲッター2(一部シリーズ)、[[真ライガー]] | :真・ゲッター2(一部シリーズ)、[[真ライガー]] | ||
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;ゴッドシャドー | ;ゴッドシャドー | ||
:[[ゴッドガンダム]] | :[[ゴッドガンダム]] | ||
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:[[デスティニーガンダム]](UX)、[[ユニコーンガンダム]](BX) | :[[デスティニーガンダム]](UX)、[[ユニコーンガンダム]](BX) | ||
;量子化 | ;量子化 | ||
− | :[[ダブルオーライザー]] | + | :[[ダブルオーライザー]](OE) |
;量子ジャンプ | ;量子ジャンプ | ||
− | :[[ダブルオークアンタ]] | + | :[[ダブルオークアンタ]] |
;オフ・シュート | ;オフ・シュート | ||
− | : | + | :[[ビルバイン]](UX)、[[ダンバイン]](UX)、[[戦艦|オーラシップ]]を除く[[オーラマシン]]全般(BX) |
;超高速回避 | ;超高速回避 | ||
:[[ナナジン]]など[[リーンの翼]]系[[オーラバトラー]] | :[[ナナジン]]など[[リーンの翼]]系[[オーラバトラー]] | ||
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;見えざる傘 | ;見えざる傘 | ||
:[[シド]] | :[[シド]] | ||
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;瞬幻足 | ;瞬幻足 | ||
:[[アースゲイン]]、[[ヴァイローズ]] | :[[アースゲイン]]、[[ヴァイローズ]] | ||
;プリズミック・ハレーション | ;プリズミック・ハレーション | ||
:[[クレセディア]] | :[[クレセディア]] | ||
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=== 分身の他、能力値の上昇や特殊能力追加等の効果が得られるもの === | === 分身の他、能力値の上昇や特殊能力追加等の効果が得られるもの === | ||
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:[[オデュッセア]] | :[[オデュッセア]] | ||
− | == | + | == パイロットの[[特殊技能]](特殊スキル)等による分身 == |
;[[リフテクニック]] | ;[[リフテクニック]] | ||
− | :[[交響詩篇エウレカセブン|エウレカセブン]]系のパイロットや一部艦長が持つ。[[気力]] | + | :[[交響詩篇エウレカセブン|エウレカセブン]]系のパイロットや一部艦長が持つ。[[気力]]は無関係で、技能Lvが高くなるほど発生率が高くなる。命中・回避にも補正が入るので高Lv時の回避率はとんでもない事になる。持ってさえすれば戦艦ですら分身可能。サブパイロットが持っていても意味はない。 |
;[[ギアス|ギアスの呪い]]、[[異能生存体]] | ;[[ギアス|ギアスの呪い]]、[[異能生存体]] | ||
− | :『OE』では確率で発動する完全回避の効果を含んでいる。これも[[気力]] | + | :『OE』では確率で発動する完全回避の効果を含んでいる。これも[[気力]]は無関係で、技能Lvが高くなるほど発生率が高くなる。HPが条件になっている後者はともかく、前者は常時発動する上に命中率を高いほど発動しやすく、更に無効化する手段が無いという敵対時には非常に厄介な事に。 |
;[[エレメント能力|光学透過]] | ;[[エレメント能力|光学透過]] | ||
:[[ユノハ・スルール]]専用技能で、気力130以上で[[アクエリオンスパーダ|搭乗機]]の特殊能力に分身が追加される。エースボーナスによりタッグ僚機にも同様の効果を与えることが可能。 | :[[ユノハ・スルール]]専用技能で、気力130以上で[[アクエリオンスパーダ|搭乗機]]の特殊能力に分身が追加される。エースボーナスによりタッグ僚機にも同様の効果を与えることが可能。 | ||
;分身(特殊技能) | ;分身(特殊技能) | ||
− | : | + | :『魔装機神』における特殊技能。同作は機体の特殊能力が存在しないので、分身するにはパイロットが分身技能を持っている必要がある。技能Lvが高くなるほど発生率が上がる。 |
;幻影 | ;幻影 | ||
:『魔装機神II』における特殊技能。前作の分身にあたるが、こちらは射撃攻撃にのみ発動する。なお、今回特殊技能がスロット制になったので全ての味方ユニットが射撃のみとは言え分身できる事になる。発動率は技能Lvによって上昇。『III』でも引き続き登場する。『COE』では『切り返し』と統合される形で『封殺』という分身と同じ効果のスキルになった。 | :『魔装機神II』における特殊技能。前作の分身にあたるが、こちらは射撃攻撃にのみ発動する。なお、今回特殊技能がスロット制になったので全ての味方ユニットが射撃のみとは言え分身できる事になる。発動率は技能Lvによって上昇。『III』でも引き続き登場する。『COE』では『切り返し』と統合される形で『封殺』という分身と同じ効果のスキルになった。 | ||
;[[イノベイター]]、[[スーパーパイロット]] | ;[[イノベイター]]、[[スーパーパイロット]] | ||
− | : | + | :『UX』・『BX』におけるこれらの技能は所持パイロットの乗機が持っている特殊回避能力(量子ジャンプ、ハイパーブースト)の発動率にボーナスを得る効果を持つ(これにより、本来の最大発動率以上の確率を出しうる)。特殊回避(分身)能力を与えるわけではないが便宜的にここに記載。 |
;[[早乙女アルト]]のエースボーナス | ;[[早乙女アルト]]のエースボーナス | ||
− | :『[[再世篇]] | + | :『[[再世篇]]』以降のZシリーズではエースボーナスで分身能力を得られる。特殊技能ではないが便宜的にここへ記載。 |
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== 登場作品におけるトピック == | == 登場作品におけるトピック == | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦F]]、[[F完結編]]、[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | |
− | ;[[スーパーロボット大戦F]] | ||
:反撃で[[防御]]・[[回避]]を選択した場合、分身が発動しなくなっている。 | :反撃で[[防御]]・[[回避]]を選択した場合、分身が発動しなくなっている。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ||
:[[強化パーツ]]の[[ハイパージャマー]]が登場し、どの機体でも分身できるようになった。 | :[[強化パーツ]]の[[ハイパージャマー]]が登場し、どの機体でも分身できるようになった。 | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦MX]]、[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]] | |
− | + | :分身を無効化する[[武器属性]]・「拡散」が登場。現在の所、採用は本作限り。 | |
− | ;[[ | ||
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− | : | ||
;[[スーパーロボット大戦J]] | ;[[スーパーロボット大戦J]] | ||
− | : | + | :本作はスパロボの中でも、分身系能力を持つ機体が敵味方問わず極めて多いのにも関わらず精神コマンドに「[[感応]]」がない。「[[必中]]」「[[愛]]」「[[直撃]]」のいずれかを持たないパイロットは、『J』の仕様上技量を養成しないと、分身で頻繁に回避される。 |
;[[スーパーロボット大戦W]] | ;[[スーパーロボット大戦W]] | ||
− | : | + | :[[OGシリーズ]]以外の任天堂携帯機では、「[[感応]]」は本作でようやく初登場。『J』と比べ、敵の分身系能力の嫌らしさは緩和された。また前述した通り「分身」という名前の特殊能力がなくなり、各種分身としてさまざまな能力が存在する形式が初めて取られた。 |
;[[スーパーロボット大戦K]] | ;[[スーパーロボット大戦K]] | ||
:発生確率により「○○回避能力」という名称で各分身系能力が細分化。以降の任天堂携帯機作品では標準仕様となっている。 | :発生確率により「○○回避能力」という名称で各分身系能力が細分化。以降の任天堂携帯機作品では標準仕様となっている。 | ||
183行目: | 165行目: | ||
:従来の分身系能力とは別に機体ボーナス「特殊回避」が登場。PU編成で僚機にも分身能力が付加される。 | :従来の分身系能力とは別に機体ボーナス「特殊回避」が登場。PU編成で僚機にも分身能力が付加される。 | ||
;[[スーパーロボット大戦UX]]、[[スーパーロボット大戦BX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]]、[[スーパーロボット大戦BX]] | ||
− | : | + | :従来作と比べて分身の種類ごとの戦闘アニメーションの違いがより明確に表現されるようになった。機体ボーナスの「特殊回避」の場合は閃光弾らしきものを発射して身を隠す演出になる。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]]、[[スーパーロボット大戦 OG外伝]] | |
− | + | :[[小隊|ツインユニット]]制が採用されたこれらの作品では、機体特性を『回避』で一致させて組むと、ユニットの双方に分身能力が追加される。 | |
− | ;[[ | ||
− | : | ||
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ||
:機体[[改造]]により分身系能力のレベルを上昇させ、発生率を上げることが可能に。同時に必要気力も低下する。各Lvでの発生率・必要気力は真ゲッタービジョンと量子化を除いて一律。 | :機体[[改造]]により分身系能力のレベルを上昇させ、発生率を上げることが可能に。同時に必要気力も低下する。各Lvでの発生率・必要気力は真ゲッタービジョンと量子化を除いて一律。 | ||
:「[[必中]]」が完全命中効果でなくなった事もあり、敵側の分身系能力が非常に厄介な存在となっている。 | :「[[必中]]」が完全命中効果でなくなった事もあり、敵側の分身系能力が非常に厄介な存在となっている。 | ||
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== 主な所持機体 == | == 主な所持機体 == | ||
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版権作品では、[[ガンダムF91]]の「質量のある残像」が有名。 | 版権作品では、[[ガンダムF91]]の「質量のある残像」が有名。 | ||
;[[ガンダムF91]] | ;[[ガンダムF91]] | ||
− | : | + | :分身するガンダムの元祖。序盤に「[[気合]]」を使えば、後々「[[集中]]」を使う必要も無くなるぐらいに優秀。後にMEPE攻撃なる分身殺法(一部作では分身ビームバズーカ)が使用可能になった。なお、スパロボでは本機の[[量産型ガンダムF91|量産型]]も本家同様に分身が出来る。 |
;[[V2ガンダム]]([[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]、[[V2アサルトバスターガンダム|アサルトバスター]]含む) | ;[[V2ガンダム]]([[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]、[[V2アサルトバスターガンダム|アサルトバスター]]含む) | ||
− | : | + | :アニメではないが、ボンボン漫画版で行っているためか。 |
− | + | ;[[ドラゴンガンダム]]、[[ゴッドガンダム]](S含む) | |
:原作で分身(に近いこと)を行っている。 | :原作で分身(に近いこと)を行っている。 | ||
;[[ガンダムシュピーゲル]] | ;[[ガンダムシュピーゲル]] | ||
:ゲルマン[[忍者]]シュバルツが駆る。パイロットの忍術と機体に搭載されている光学迷彩などの機能の併用で分身以外にも凄まじい忍者っぷりを発揮する。 | :ゲルマン[[忍者]]シュバルツが駆る。パイロットの忍術と機体に搭載されている光学迷彩などの機能の併用で分身以外にも凄まじい忍者っぷりを発揮する。 | ||
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;[[ゲッター2]]、[[ゲッターライガー]]、[[ネオゲッター2]]、[[真・ゲッター2]]、[[真ライガー]] | ;[[ゲッター2]]、[[ゲッターライガー]]、[[ネオゲッター2]]、[[真・ゲッター2]]、[[真ライガー]] | ||
:ゲッターの2号機は、常に分身系能力持ち。例え超弩級サイズの真ライガーであっても例外ではない。[[オープンゲット]]がある作品では更に回避率が向上し、GBA版『A』では両方合わせると75%、他の多くの作品では62.5%もの確率で発動。 | :ゲッターの2号機は、常に分身系能力持ち。例え超弩級サイズの真ライガーであっても例外ではない。[[オープンゲット]]がある作品では更に回避率が向上し、GBA版『A』では両方合わせると75%、他の多くの作品では62.5%もの確率で発動。 | ||
225行目: | 192行目: | ||
:[[V-MAX]]系能力発動による運動性の上昇とも相まってビルバイン並の回避力を見せる。『新』では[[SPT]]の標準能力としてV-MAXを発動させなくても分身可能。『OE』でもV-MAXが武器特殊効果に変更されたためか、標準能力として実装。 | :[[V-MAX]]系能力発動による運動性の上昇とも相まってビルバイン並の回避力を見せる。『新』では[[SPT]]の標準能力としてV-MAXを発動させなくても分身可能。『OE』でもV-MAXが武器特殊効果に変更されたためか、標準能力として実装。 | ||
;[[飛影]] | ;[[飛影]] | ||
− | : | + | :元から驚異的な回避力を誇るので、『IMPACT』ではラスボスかシャアの相手でもしないと被弾も分身エフェクトも拝めない。『UX』では[[連続ターゲット補正]]のおかげでそうでもなくなった。 |
;[[デスティニーガンダム]] | ;[[デスティニーガンダム]] | ||
:元々高性能な機体だが、分身可能になると同時に[[シン・アスカ]]の[[SEED]]も発動するため、一層手に負えない強さを発揮する。 | :元々高性能な機体だが、分身可能になると同時に[[シン・アスカ]]の[[SEED]]も発動するため、一層手に負えない強さを発揮する。 | ||
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=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
245行目: | 210行目: | ||
:[[龍虎王]]から譲渡された『身分身の術』という術を用いて分身している。その為、本来の術の持ち主である龍虎王は使用できない。パイロットは必ず[[念動力]]者で機体自体の運動性も高めなので、Lサイズとは思えない回避力。 | :[[龍虎王]]から譲渡された『身分身の術』という術を用いて分身している。その為、本来の術の持ち主である龍虎王は使用できない。パイロットは必ず[[念動力]]者で機体自体の運動性も高めなので、Lサイズとは思えない回避力。 | ||
;[[ガナドゥール]]、[[フォルテギガス]] | ;[[ガナドゥール]]、[[フォルテギガス]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦D]] | + | :『[[スーパーロボット大戦D]]』のスーパー系前期&後期機体。被弾しやすいスーパー系機体だけに、生存能力が高くなるのはありがたい。分身を持たない[[ストレーガ]]を主人公機に選択した時も、フォルテギガスに[[合体]]すれば使用可能となる。 |
;[[エール・シュヴァリアー]]、[[ジェアン・シュヴァリアー]] | ;[[エール・シュヴァリアー]]、[[ジェアン・シュヴァリアー]] | ||
− | : | + | :『D』のリアル系前期&後期機体。運動性や回避値を高めるまで避けられない為、分身が命綱に。ジェアン・シュヴァリアーは全長100m以上で、超大型の機体が分身する姿は圧巻。 |
;[[ハイペリオン]]、[[アルテリオン]](リミッター解除後・『第2次α』のみ)、[[ベガリオン]](『第2次α』のみ) | ;[[ハイペリオン]]、[[アルテリオン]](リミッター解除後・『第2次α』のみ)、[[ベガリオン]](『第2次α』のみ) | ||
:どれも機体の特殊能力としてではなく、パイロットの技術(ブレイクターンというゲームオリジナルの回避マニューバによる)での分身。『[[第3次α]]』では、分身が出来るのはハイペリオンのみになってしまった。 | :どれも機体の特殊能力としてではなく、パイロットの技術(ブレイクターンというゲームオリジナルの回避マニューバによる)での分身。『[[第3次α]]』では、分身が出来るのはハイペリオンのみになってしまった。 | ||
270行目: | 235行目: | ||
;[[ハイパーレプラカーン]]、[[ハイパーライネック]]、[[ハイパーガラバ]] | ;[[ハイパーレプラカーン]]、[[ハイパーライネック]]、[[ハイパーガラバ]] | ||
:[[ハイパー化]]状態でも、オーラバトラーは分身を所持したままであった。ただし近年のシリーズではハイパー化と共に失われる傾向にある。 | :[[ハイパー化]]状態でも、オーラバトラーは分身を所持したままであった。ただし近年のシリーズではハイパー化と共に失われる傾向にある。 | ||
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;[[ザカール]] | ;[[ザカール]] | ||
: | : | ||
284行目: | 247行目: | ||
;[[ツヴァイザーゲイン]] | ;[[ツヴァイザーゲイン]] | ||
:攻撃時にもこれでもかと分身してくる。 | :攻撃時にもこれでもかと分身してくる。 | ||
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;[[デウスエクスマキナ]] | ;[[デウスエクスマキナ]] | ||
: | : | ||
− | == | + | == 攻撃手段として活用される分身系能力 == |
− | + | スパロボの分身はあくまでも回避専用の能力であり、実際に分身して攻撃を行うのは | |
− | + | *ガンダムF91の『MEPE(MEtal Peel-off Effect:金属剥離効果)攻撃』 | |
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*[[ボルフォッグ]]の『ホログラフィックカモフラージュ』 | *[[ボルフォッグ]]の『ホログラフィックカモフラージュ』 | ||
*[[ASアレグリアス]]が「プリズムファントム・モードL」を使用する『ルス・バイラリーナ・バイレ』 | *[[ASアレグリアス]]が「プリズムファントム・モードL」を使用する『ルス・バイラリーナ・バイレ』 | ||
343行目: | 260行目: | ||
*[[グレートゼオライマー]]の『トゥインロード』 | *[[グレートゼオライマー]]の『トゥインロード』 | ||
*[[キングゲイナー]]の『オーバースキル攻撃』(『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]』版) | *[[キングゲイナー]]の『オーバースキル攻撃』(『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]』版) | ||
− | + | *[[メックスブルート]]の『格闘』 | |
− | *[[メックスブルート]]の『格闘』 | + | |
+ | ぐらいである。 | ||
なお、ブランシュネージュやライン・ヴァイスリッターなど、分身能力自体を持っていないユニットも含まれ、分身攻撃=分身能力には結びつかない事に注意。マッハスペシャルは分身攻撃ではなかったが<ref>『W』では分身攻撃という形の[[武器]]として採用されている。</ref>『ゲッターチェンジアタック』に使用されるため、[[ゲッター2]]系機体の分身は高速移動である事が分かる。 | なお、ブランシュネージュやライン・ヴァイスリッターなど、分身能力自体を持っていないユニットも含まれ、分身攻撃=分身能力には結びつかない事に注意。マッハスペシャルは分身攻撃ではなかったが<ref>『W』では分身攻撃という形の[[武器]]として採用されている。</ref>『ゲッターチェンジアタック』に使用されるため、[[ゲッター2]]系機体の分身は高速移動である事が分かる。 | ||
他にもハイパージャマーやミラージュコロイドなどは本来「敵に機体が捕捉ないし視認されなくなる」能力であり、これも攻撃時に「敵の不意を突く」という形で使われる場合もある。 | 他にもハイパージャマーやミラージュコロイドなどは本来「敵に機体が捕捉ないし視認されなくなる」能力であり、これも攻撃時に「敵の不意を突く」という形で使われる場合もある。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | <references /> | ||
− | + | == 資料リンク == | |
− | *[[一覧:分身]] --> | + | <!-- *[[一覧:分身]] --> |
{{DEFAULTSORT:ふんしん}} | {{DEFAULTSORT:ふんしん}} | ||
[[Category:特殊能力]] | [[Category:特殊能力]] |