「ヴィンデル・マウザー」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Vindel Mauser]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
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また永遠の闘争を掲げながらクーデターを起こすも失敗していることが小物感を醸し出している上、その後にやった事が「逃亡先の世界で八つ当たり紛いの戦争を引き起こす」というものであり、そこで世界が被った被害を考えると極めて自分勝手かつ傍迷惑な敵首領と言えるだろう。そういう意味では、[[ドルチェノフ]]や[[オルバン大元帥]]等とは違う意味で「小悪党の代表」に相応しい人物とも言える。実際、『A』『OG2』において「闘争の世界」という理想を実現するために様々な組織や異星人と手を組むが、お互いに利用し合うだけの関係でしかなかった。結局両シリーズを通してヴィンデルの思想に理解を示して協力関係を築けたのは『OG2』の[[イーグレット・フェフ]]と[[リー・リンジュン]]の二人だけで、リーに関しては「不甲斐ない連邦軍の上層部と[[ハガネ]]隊(特に[[テツヤ・オノデラ]])への当てつけ」という側面もあったため実質フェフ一人だけであった。
 
また永遠の闘争を掲げながらクーデターを起こすも失敗していることが小物感を醸し出している上、その後にやった事が「逃亡先の世界で八つ当たり紛いの戦争を引き起こす」というものであり、そこで世界が被った被害を考えると極めて自分勝手かつ傍迷惑な敵首領と言えるだろう。そういう意味では、[[ドルチェノフ]]や[[オルバン大元帥]]等とは違う意味で「小悪党の代表」に相応しい人物とも言える。実際、『A』『OG2』において「闘争の世界」という理想を実現するために様々な組織や異星人と手を組むが、お互いに利用し合うだけの関係でしかなかった。結局両シリーズを通してヴィンデルの思想に理解を示して協力関係を築けたのは『OG2』の[[イーグレット・フェフ]]と[[リー・リンジュン]]の二人だけで、リーに関しては「不甲斐ない連邦軍の上層部と[[ハガネ]]隊(特に[[テツヤ・オノデラ]])への当てつけ」という側面もあったため実質フェフ一人だけであった。
 
また下記にも記述があるが、元居た世界には『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では[[ガイゾック]]、『OGシリーズ』では[[ベーオウルフ]]([[アインスト]])が存在していたため、そもそも腐敗するほど平和が続いていたのか怪しいのに、「戦いたいから戦乱を起こす」という矛盾した思想と行動を行っていた可能性が示唆されている。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
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;[[スーパーロボット大戦A]]
:初登場作品。[[ラストボス|ラスボス]]。[[主人公]]級ほぼ全員と[[戦闘前会話]]イベントを起こす割に、乗機の[[ツヴァイザーゲイン]]はHP6万程度と打たれ弱く、全員どころか4、5人で落ちてしまう。また、そんな打たれ弱さ+ステージの構造も相まって、1ターンキルもされかれない。装甲値も[[キュベレイ]]、[[ドン・ザウサー]]以下である。こんな打たれ弱さでは出撃したメンバー分の台詞を聞くことも困難である。最後は主人公によってツヴァイを次元転移弾として使われ、爆発の中に消えていった。
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:[[ラストボス|ラスボス]]。[[主人公]]級ほぼ全員と[[戦闘前会話]]イベントを起こす割に、乗機の[[ツヴァイザーゲイン]]はHP6万程度と打たれ弱く、全員どころか4、5人で落ちてしまう。また、そんな打たれ弱さ+ステージの構造も相まって、1ターンキルもされかれない。装甲値も[[キュベレイ]]、[[ドン・ザウサー]]以下である。こんな打たれ弱さでは出撃したメンバー分の台詞を聞くことも困難である。最後は主人公によってツヴァイを次元転移弾として使われ、爆発の中に消えていった。
 
:ちなみに、レモンともども登場作品の中で唯一[[カットイン]]がある。この時点では髪にソバージュがかかっておらず、普通のストレート。
 
:ちなみに、レモンともども登場作品の中で唯一[[カットイン]]がある。この時点では髪にソバージュがかかっておらず、普通のストレート。
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
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:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
::流石に1ターンキルはどうかと思ったのか、初めて戦う時でもHP10万、最終的には26万となった。またOG同様[[マップ兵器]]も追加された(弾数制ではなくEN消費型)。全キャラ唯一の[[2回行動]]やターン制限もあって、かなりの強敵と化している。だが、ドン・ザウサーなどと比べると、ツヴァイザーゲインの装甲が低めで、かつEN回復が無いためガス欠を起こしやすいのが弱点である。なお、本作でも一応1ターンキルは可能だが、[[覚醒]]、[[再動]]、[[補給]]、[[献身]]あたりが使えるパイロットは必須で入念に準備をしないと困難を極める。
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::流石に1ターンキルはどうかと思ったのか、初めて戦う時でもHP10万、最終的には26万となった。またOG同様[[マップ兵器]]も追加された(弾数制ではなくEN消費型)。全キャラ唯一の[[2回行動]]やターン制限もあって、かなりの強敵と化している。だが、ドン・ザウサーなどと比べると、[[ツヴァイザーゲイン]]の装甲が低めで、かつEN回復が無いためガス欠を起こしやすいのが弱点である。恒例の各主人公との戦闘前会話は健在。今作では[[コウ・ウラキ|コウ]]との戦闘前会話も補完された。
::恒例の各主人公との戦闘前会話は健在。今作では[[コウ・ウラキ|コウ]]との戦闘前会話も補完された。
 
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
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;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
:『A』とほぼ同じ流れで戦う。『A』ほど弱くはないものの、その後のMAPから[[アインストレジセイア]]が大挙出現するため、インパクト負けする。おまけに、ツヴァイに追加されたMAPWで自分を巻き込んでしまう事が多々あるという少々間抜けな一面も。最後は次元転移を行おうとしたが、ギリアムに因果地平の彼方へと飛ばされかけ、結局ラミアに止めを刺された。
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:Aとほぼ同じ流れで戦う。Aほど弱くはないものの、その後のMAPから[[アインストレジセイア]]が大挙出現するため、インパクト負けする。おまけに、ツヴァイに追加されたMAPWで自分を巻き込んでしまう事が多々あるという少々間抜けな一面も。最後は次元転移を行おうとしたが、ギリアムに因果地平の彼方へと飛ばされかけ、結局ラミアに止めを刺された。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
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;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
:今回から声が入った。強さはGBA版『OG2』とあまり変わらないが[[気力限界突破]]が加わっているため、[[気力]]は170。自分で放ったMAPWに自分で喰らうことはなくなったが、新しく設定されたツイン[[精神コマンド]]は本人のキャラクターに合わない「'''[[祈り]]'''」となっている。
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:今回から声が入った。強さはOG2GBA版時代とあまり変わらないが[[気力限界突破]]が加わっているため、[[気力]]は170。自分で放ったMAPWに自分で喰らうことはなくなったが、新しく設定されたツイン[[精神コマンド]]は本人のキャラクターに合わない「'''[[祈り]]'''」となっている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE}}
 
:プレイアブルキャラクター。
 
:プレイアブルキャラクター。
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|AP]]
 
:'''[[2回行動]]、[[底力]]L9、[[切り払い]]L8、[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[インファイト]]L9'''
 
:'''[[2回行動]]、[[底力]]L9、[[切り払い]]L8、[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[インファイト]]L9'''
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:腹心の部下であるが、「戦争が無ければ生まれることはなかった存在」としてヴィンデルの思想をある程度理解しているだけで、所詮は利害一致による協力関係に過ぎなかった面が強い。
 
:腹心の部下であるが、「戦争が無ければ生まれることはなかった存在」としてヴィンデルの思想をある程度理解しているだけで、所詮は利害一致による協力関係に過ぎなかった面が強い。
 
;[[アクセル・アルマー]]
 
;[[アクセル・アルマー]]
:腹心の部下にして、無二の戦友。お互いのことを非常に信頼し合っていたが、A主人公バージョンにおいては最終的に彼にも自身の思想は否定される。また、OG外伝でも修羅によって闘争の世界と化した世界を否定している。
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:お互いのことを非常に信頼し合っていたが、A主人公バージョンにおいては最終的に彼にも自身の思想は否定される。また、OG外伝でも修羅によって闘争の世界と化した世界を否定している。
 
;[[ラミア・ラヴレス]]
 
;[[ラミア・ラヴレス]]
 
:スパイとして潜り込ませたが、人間の情愛を知る事で「感情」を得て、最終的にヴィンデルを裏切る事となる。
 
:スパイとして潜り込ませたが、人間の情愛を知る事で「感情」を得て、最終的にヴィンデルを裏切る事となる。
 
;[[リー・リンジュン]]
 
;[[リー・リンジュン]]
:捕虜になった彼を説得し味方に引き入れる。アクセルやレモンが対等な同志として振る舞う中でWシリーズ以外では『上官』として自身を敬った数少ない人物。軍人としての責務を全うし忠実に任務をこなしたが、実際のところは士官学校の同期だった[[テツヤ・オノデラ]]らのように軍規よりも人情を優先させる連邦軍を抜け出したかっただけであり、ヴィンデルの思想を有耶無耶に受け入れていた側面が強い。<ref>OGSでは、土壇場で逃げられている事からも、余計に強調されている。</ref>
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:捕虜になった彼を説得し味方に引き入れる。しかし、彼自身は不甲斐無い軍を抜け出したかっただけであり、ヴィンデルの思想を有耶無耶に受け入れた側面が強い。<ref>OGSでは、土壇場で逃げられている事からも、余計に強調されている。</ref>
: アニメ・コミック版のジ・インスペクターでは所属していない。
 
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
:[[平行世界]]への確実な転移のために、彼を捕らえようとする。が、結局最後まで反抗された挙句に、ヴィンデルに引導を渡す事となる。
 
:[[平行世界]]への確実な転移のために、彼を捕らえようとする。が、結局最後まで反抗された挙句に、ヴィンデルに引導を渡す事となる。
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;[[三輪防人]]
 
;[[三輪防人]]
 
:『A』ではリリーナ同様に[[マリーメイア軍]]と共に拘束した。
 
:『A』ではリリーナ同様に[[マリーメイア軍]]と共に拘束した。
:非戦闘員を軽視する軍人至上主義者という点ではヴィンデルと非常に似通っており、実際『[[闘将ダイモス]]』原作では同胞である地球人・民間人に対し自分の意に沿わなければ役立たず扱いする態度を示しており、さらには水爆で[[バーム星人]]もろとも35万の地球人を犠牲にしようとしたり、敵を疲弊させるために民間人を捨ておくなど非道を働き、終いには'''「助けた非戦闘員は足手まといで連中にできる事といったらせいぜいベッドを塞いで無駄飯を食う事だけ」'''などと発言しているため、本質的にはヴィンデルとほとんど変わらない、いやそれ以上に質が悪いとも言える<ref>実際、総監督の長浜忠夫にすら'''「戦う事以外何にも出来なかった哀れな人間」'''と評されており、その点ではまさしくヴィンデルと五十歩百歩であると断言できる。
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:非戦闘員を軽視する軍人至上主義者という点ではヴィンデルと非常に似通っているが、過激的で歪んだ節こそあれど'''「地球を守る」'''という意志を持った三輪に対し、地球連邦の軍人でありながら戦争の継続と拡大自体を目的としその為ならテロや外患誘致すら引き起こすヴィンデルとでは目指しているものが根本的に違うので、三輪がヴィンデルを肯定することはないだろう。
</ref>。
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「だが、闘争は人間にとって滋養分なのだ。それがない世界は、ゆっくりと腐敗し…やがて取り返しのつかない世界となる」
 
;「だが、闘争は人間にとって滋養分なのだ。それがない世界は、ゆっくりと腐敗し…やがて取り返しのつかない世界となる」
 
:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」。プレイヤー部隊に述べた己の持論。ただしヴィンデルの元いた世界がどのように腐敗したのか直接的な描写が無い上に、'''ヴィンデル自身はその世界の治安部隊に敗走してきたことを踏まえると、負け惜しみにしかなっていない'''のが情けないところである。プレイヤー部隊からも「それはお前達の勝手な理屈だ」「屁理屈ってんだよ」と返されている。
 
:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」。プレイヤー部隊に述べた己の持論。ただしヴィンデルの元いた世界がどのように腐敗したのか直接的な描写が無い上に、'''ヴィンデル自身はその世界の治安部隊に敗走してきたことを踏まえると、負け惜しみにしかなっていない'''のが情けないところである。プレイヤー部隊からも「それはお前達の勝手な理屈だ」「屁理屈ってんだよ」と返されている。
:また、闘争が長年続いた世界を描いた作品で[[宇宙世紀]]や[[アストラギウス銀河]]、[[ペンタゴナワールド]]の例があるが、長い戦いにより失われた技術や生活水準・文明レベルの後退など、闘争が滋養分になどならないことが描写されている。
 
 
;「くだらん。見込みはあるかと、最後通告のつもりで話していたが…どうやら、この世界も愚か者の集まりのようだな」
 
;「くだらん。見込みはあるかと、最後通告のつもりで話していたが…どうやら、この世界も愚か者の集まりのようだな」
 
:上記の後、プレイヤー部隊にヴィンデルの思想を否定されたことに対して。この直後に『A』では[[破嵐万丈|万丈]]に「お前一人が愚か者なのさ」と、『OG2』では[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]に「否定させていただこう。愚かなのはお前も同じだ」と返されており、最早自分の周りが見えていない「裸の王様」同然となってしまっている。
 
:上記の後、プレイヤー部隊にヴィンデルの思想を否定されたことに対して。この直後に『A』では[[破嵐万丈|万丈]]に「お前一人が愚か者なのさ」と、『OG2』では[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]に「否定させていただこう。愚かなのはお前も同じだ」と返されており、最早自分の周りが見えていない「裸の王様」同然となってしまっている。
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:ただし、ヴィンデル率いるシャドウミラーは'''[[バーム星人]]に限らず各異星人に取り入って戦争の火種を撒いた'''という事実もあることに加え、『[[闘将ダイモス]]』のストーリーの場合、当初は地球圏への移住を求めていた異星人が'''異星人側の'''内輪揉めで戦争になっている。それも『A』では前述の通りシャドウミラーの工作員がバーム星人の指導者を暗殺したせいであり、戦争の首謀者が言うのは単なるマッチポンプの開き直りであり、説得力はない。
 
:ただし、ヴィンデル率いるシャドウミラーは'''[[バーム星人]]に限らず各異星人に取り入って戦争の火種を撒いた'''という事実もあることに加え、『[[闘将ダイモス]]』のストーリーの場合、当初は地球圏への移住を求めていた異星人が'''異星人側の'''内輪揉めで戦争になっている。それも『A』では前述の通りシャドウミラーの工作員がバーム星人の指導者を暗殺したせいであり、戦争の首謀者が言うのは単なるマッチポンプの開き直りであり、説得力はない。
 
;ヴィンデル「出来んかもしれん。それに、いつまで続くかもかわからん。闘争が日常となる世界ならば…」<br />ユリカ「ケンカはしません! 時々はするかもしれないけど…時々だからいいんです! でも、戦争は時々でも、ましてや、いっつもなんて、あっちゃいけないものです!」
 
;ヴィンデル「出来んかもしれん。それに、いつまで続くかもかわからん。闘争が日常となる世界ならば…」<br />ユリカ「ケンカはしません! 時々はするかもしれないけど…時々だからいいんです! でも、戦争は時々でも、ましてや、いっつもなんて、あっちゃいけないものです!」
:最終話での[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]との戦闘前台詞。一見ヴィンデルらしい言い回しだがこれはユリカへ「私を倒したあとどうするつもりだ」と問うたのに対し「アキトと幸せな家庭を築きます!」という返答された事へのツッコミ。おそらくヴィンデルとしては[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]]で起こった惨事を示唆しようとしていたのだろうが、途中で言い返されたこともあって具体的な惨事には言及されず、結果として'''冷静な顔で(自称)新婚カップルへの皮肉を零す'''という少々微笑ましい返答になってしまっている。言葉を遮ったユリカの返答のせいで、闘争を日常とする世界という主張が、まるで'''夫婦喧嘩の絶えない家庭が長続きする'''という主張のように感じられてしまう。
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:最終話での[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]との戦闘前台詞。一見ヴィンデルらしい言い回しだがこれはユリカへ「私を倒したあとどうするつもりだ」と問うたのに対し「アキトと幸せな家庭を築きます!」という返答された事へのツッコミ。おそらくヴィンデルとしては劇場版で起こった惨事を示唆しようとしていたのだろうが、途中で言い返されたこともあって具体的な惨事には言及されず、結果として'''冷静な顔で(自称)新婚カップルへの皮肉を零す'''という少々微笑ましい返答になってしまっている。言葉を遮ったユリカの返答のせいで、闘争を日常とする世界という主張が、まるで'''夫婦喧嘩の絶えない家庭が長続きする'''という主張のように感じられてしまう。
 
;「得られるもののために、失うものもある、両立などできるわけがあるまい」
 
;「得られるもののために、失うものもある、両立などできるわけがあるまい」
 
:最終話での[[破嵐万丈|万丈]]との戦闘前会話。戦争によって得られるものを分かっていても、失うものを理解していないメガノイドと同じ人間以下だと糾弾する万丈をこの台詞で一蹴するも、彼から「'''それを目指せるのが人間だ!'''」と啖呵を切られてしまう。
 
:最終話での[[破嵐万丈|万丈]]との戦闘前会話。戦争によって得られるものを分かっていても、失うものを理解していないメガノイドと同じ人間以下だと糾弾する万丈をこの台詞で一蹴するも、彼から「'''それを目指せるのが人間だ!'''」と啖呵を切られてしまう。
 
;ヴィンデル「悪しき考えを持つ生物を滅ぼすのがガイゾック…いや、[[コンピュータドール第8号]]の使命ならば、私が手引きするまでもなく、地球は襲われる運命にあったのだ」<br />[[神江宇宙太|宇宙太]]「理屈ばっかじゃねえかよ、てめえ!」<br />[[神北恵子|恵子]]「悪しき考えを持っているのは、あなたでしょ!」<br />ヴィンデル「ならばなぜ、ブッチャーは私に協力し、お前たちを滅ぼそうとした? 答えは明白だ。私の考えは間違っていないという証明ではないのか?」
 
;ヴィンデル「悪しき考えを持つ生物を滅ぼすのがガイゾック…いや、[[コンピュータドール第8号]]の使命ならば、私が手引きするまでもなく、地球は襲われる運命にあったのだ」<br />[[神江宇宙太|宇宙太]]「理屈ばっかじゃねえかよ、てめえ!」<br />[[神北恵子|恵子]]「悪しき考えを持っているのは、あなたでしょ!」<br />ヴィンデル「ならばなぜ、ブッチャーは私に協力し、お前たちを滅ぼそうとした? 答えは明白だ。私の考えは間違っていないという証明ではないのか?」
:最終話での[[神勝平|勝平]]との戦闘前会話。地球人類を抹殺しようとする[[ガイゾック]]を手引きしたことを語っているが、単にガイゾックはシャドウミラーを'''自分の都合で利用した'''に過ぎず、利用価値と義理が無ければ殺されているような人間が言えたことではない(もっとも、ヴィンデルもガイゾックを[[Wシリーズ]]同様に「人形」として利用していたに過ぎないが)。そして、既にその揺さぶりが通じる勝平ではなく、直後に跳ねのけられている。
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:最終話での[[神勝平|勝平]]との戦闘前会話。地球人類を抹殺しようとする[[ガイゾック]]を手引きしたことを語っているが、単にガイゾックはシャドウミラーを'''自分の都合で利用した'''に過ぎず、利用価値と義理が無ければ殺されているような人間が言えたことではない(最も、ヴィンデルもガイゾックを[[Wシリーズ]]同様に「人形」として利用していたに過ぎないが)。そして、既にその揺さぶりが通じる勝平ではなく、直後に跳ねのけられている。
 
;ケーン「[[ドルチェノフ]]もムカつく野郎だったが、てめえはそれ以上だぜ!」<br />ヴィンデル「個人の感情で戦うようでは、優れた兵士とはいえん!」<br />タップ「俺たち、なりたくて兵士になったわけじゃないしなあ」<br />ライト「そういう事」
 
;ケーン「[[ドルチェノフ]]もムカつく野郎だったが、てめえはそれ以上だぜ!」<br />ヴィンデル「個人の感情で戦うようでは、優れた兵士とはいえん!」<br />タップ「俺たち、なりたくて兵士になったわけじゃないしなあ」<br />ライト「そういう事」
 
:最終話での[[ドラグナー]]チームとの戦闘前会話。まさしく個人の感情で戦っているヴィンデルが言えたことではなく、2行目の台詞を吐いた時点で矛盾しているのだが、ドラグナーチームにとって兵士の在り方などどうでもいいのか誰一人として論破する気すらなく、この矛盾点は放置されている。
 
:最終話での[[ドラグナー]]チームとの戦闘前会話。まさしく個人の感情で戦っているヴィンデルが言えたことではなく、2行目の台詞を吐いた時点で矛盾しているのだが、ドラグナーチームにとって兵士の在り方などどうでもいいのか誰一人として論破する気すらなく、この矛盾点は放置されている。
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;ギリアム「久しぶりだな……大佐」<br />ヴィンデル「フッ、フフフフ……。全くだ、ヘリオス・オリンパス…それがお前の素顔か……」
 
;ギリアム「久しぶりだな……大佐」<br />ヴィンデル「フッ、フフフフ……。全くだ、ヘリオス・オリンパス…それがお前の素顔か……」
 
:『ジ・インスペクター』にてヘリオスことギリアムと再会して。なお、笑う少し前に長い間が入っている事から、素顔を見て困惑していたようである。この事から「あちら側」の人間はギリアムの素顔を誰も見た事が無かった事が窺える(少なくともシャドウミラーには一人もいない)。
 
:『ジ・インスペクター』にてヘリオスことギリアムと再会して。なお、笑う少し前に長い間が入っている事から、素顔を見て困惑していたようである。この事から「あちら側」の人間はギリアムの素顔を誰も見た事が無かった事が窺える(少なくともシャドウミラーには一人もいない)。
;「全機、ヘリオスを捕獲せよ!」
 
:『ジ・インスペクター』にて「我等に下るなら今のうちだぞ」をギリアムに蹴られた後、Wシリーズ隊に指令を出すが…
 
;「ええい!出せるWシリーズは、全て出せ!」
 
:海中から現れた[[グルンガスト参式]]にエルアインス達を一刀両断された時。実に小物っぽい台詞。
 
 
;「ヘリオス…貴様は一体、何者なのだ……!?」
 
;「ヘリオス…貴様は一体、何者なのだ……!?」
 
:『ジ・インスペクター』にてギリアムが自分の過去の一端を語った際の台詞(ゲームでもほぼ同じ発言をしている)。
 
:『ジ・インスペクター』にてギリアムが自分の過去の一端を語った際の台詞(ゲームでもほぼ同じ発言をしている)。
 
;「や、やめろぉぉぉぉぉっ!!?」<BR/>「ヘリオオオオオォォォォォァァァァァァ……!」
 
;「や、やめろぉぉぉぉぉっ!!?」<BR/>「ヘリオオオオオォォォォォァァァァァァ……!」
 
:『ジ・インスペクター』での断末魔。最後の方は声が完全に裏返っており、ウェンドロほどではないがかなり情けない最期となった。
 
:『ジ・インスペクター』での断末魔。最後の方は声が完全に裏返っており、ウェンドロほどではないがかなり情けない最期となった。
 
== 迷台詞 ==
 
;レモン「ナデシコがあの場を脱出する方法もね。…火星極冠の遺跡ユニットを飛ばされた、か。まさかそんなことするなんてねえ…よほど優秀な指揮官がいるようね」
 
;ヴィンデル「どうかな、もしくはよほどの大馬鹿者だ」
 
:『A(AP)』第36話。木連に反戦の動きが見られ、更に演算ユニットが外宇宙に放出された件での会話。ヴィンデル達は至って真面目な話をしているのだが、「大馬鹿者」と言われたこの後[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が「誰かが噂をしている」とくしゃみをするためなんだかギャグシーンにも見えてしまう。
 
;ナレーション「新西歴と呼ばれる時代…かどうかは定かではないが、白星市という町を牛耳ろうとしている黒い影があった。その名は…影鏡組」
 
;ヴィンデル「影鏡組では無い。我らはオフィスシャドウミラー…市民の皆さんをお守りする代わりに安全保障費用を頂いている極めて真っ当な会社なのだよん。」
 
:ドラマCD『魔星にほえろ』より。…まっとうな会社と言いつつやっていることはただのヤ○ザである。
 
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*姓のマウザーは『A』発売当時ドイツに存在した銃器メーカーの「マウザー(Mauser)」からとみられる(日本では由来は不明だが「モーゼル」と呼ばれる事が多い)。『A』発売当時としたように、『A』発売後の2004年にマウザー社は同じドイツの工業メーカーであるラインメタル社に吸収されて会社として無くなっている。
 
 
*その髪型の過激なソバージュ具合から、ファンからは「'''ワカメ'''」の愛称で親しまれている。また乗機の[[ツヴァイザーゲイン]]の演出で分身するものが多い為、「'''増えるワカメ'''」とも呼ばれている。
 
*その髪型の過激なソバージュ具合から、ファンからは「'''ワカメ'''」の愛称で親しまれている。また乗機の[[ツヴァイザーゲイン]]の演出で分身するものが多い為、「'''増えるワカメ'''」とも呼ばれている。
 
*『A』終盤でヴィンデルは最終的に元の世界へ帰還しようと企んでいたものの、ただでさえ1度目の転移で多くの戦力を失っている事に始まり、現地補強を繰り返してもなお戦力の大部分をプレイヤー部隊との戦闘で損失していたため、帰還できた所でかつて自分たちを打ち負かした元いた世界の正規軍に勝てる見込みがある状況とは言い難いため(ヴィンデルの中ではあったようだが)、仮に帰還できたところでどうするつもりだったのかは不明である。後にOGシリーズでは「様々な平行世界へ武装介入する」という目標が追加設定されたが(『A』でも主人公たちがヴィンデルを帰還させればそうなると危惧していた)、その場合更なる戦力不足が見込まれる上に'''「自分たちより強い軍隊を立て続けに見て、負けてきたのにより強い敵対組織が現れない」'''という大前提で計画を練っている事になる。
 
*『A』終盤でヴィンデルは最終的に元の世界へ帰還しようと企んでいたものの、ただでさえ1度目の転移で多くの戦力を失っている事に始まり、現地補強を繰り返してもなお戦力の大部分をプレイヤー部隊との戦闘で損失していたため、帰還できた所でかつて自分たちを打ち負かした元いた世界の正規軍に勝てる見込みがある状況とは言い難いため(ヴィンデルの中ではあったようだが)、仮に帰還できたところでどうするつもりだったのかは不明である。後にOGシリーズでは「様々な平行世界へ武装介入する」という目標が追加設定されたが(『A』でも主人公たちがヴィンデルを帰還させればそうなると危惧していた)、その場合更なる戦力不足が見込まれる上に'''「自分たちより強い軍隊を立て続けに見て、負けてきたのにより強い敵対組織が現れない」'''という大前提で計画を練っている事になる。
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*苗字の「マウザー」の由来はドイツの銃器メーカー「モーゼル」から。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
 
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:ういんてる まうさあ}}
 
{{DEFAULTSORT:ういんてる まうさあ}}

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