「ミスト・レックス」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 +
| 外国語表記 = [[外国語表記::Mist Rex]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
8行目: 9行目:
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 異名 = [[異名::夜霧のミスト]](迷台詞の項目を参照)
+
| 異名 = [[異名::夜霧のミスト]]
 
| 種族 = [[種族::アトリーム人]]
 
| 種族 = [[種族::アトリーム人]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
37行目: 38行目:
 
*上記の欠点が終盤まで延々続き、プレイヤー視点で見ると最後までまるで成長していない。
 
*上記の欠点が終盤まで延々続き、プレイヤー視点で見ると最後までまるで成長していない。
  
などであり、「'''他作品キャラとの絡みが少ない'''」点と、「'''反省しても学習しない'''」点に概ね集約される。
+
などであり、『'''他作品キャラとの絡みが少ない'''』点と、『'''反省しても学習しない'''』点に集約される。
  
うち前者についてであるが、この点は従来作(特にクロスオーバーで評判が良かった『[[W]]』)と比較して'''そもそも『[[K]]』のシナリオが他キャラと絡む機会の少ないものだった'''という外部要因もあるものの、大本にあるのはやはり彼の行動自体の問題であり、前述した嫌悪感の大半はこちらに起因する。
+
うち前者についてであるが、この点は従来作(特にクロスオーバーで評判が良かった[[W]])と比較して'''そもそも[[K]]のシナリオが他キャラと絡む機会の少ないものだった'''という外部要因もあるものの、大本にあるのはやはり彼の行動自体の問題であり、前述した嫌悪感の大半はこちらに起因する。
  
部隊全体での会話に登場する場合はともかく、悩みを版権キャラクターに個人的に話すような場面は一切無く、ヒロインとの会話だけで済まされてしまう場合がほとんどで、版権作品のキャラクター達との深い友人関係が築かれていないと言ってよい。版権キャラの側がミストの様子を心配している描写はあるのだが、ミストの方が見向きもしないので結局身内で片付いてしまう。しかも戦闘中ではなく、インターミッションでのアンジェリカ、シェルディアとの三人だけでの会話のみで終わってしまう地味な物なので、プレイヤーとしては物足りなさを感じてしまう。
+
部隊全体での会話に登場する場合はともかく、悩みを版権キャラクターに個人的に話すような場面は一切無く、ヒロインとの会話だけで済まされてしまう場合がほとんどで、版権作品のキャラクター達との深い友人関係が築かれていないと言ってよい。版権キャラの側がミストの様子を心配している描写はあるのだが、ミストの方が見向きもしないので結局身内で片付いてしまう。しかも戦闘中ではなく、インターミッションでのアンジェリカ、シェルディアとの三人だけでの会話のみで終わってしまう地味な物なので、プレイヤーとしては物足りなさを感じてしまう。また最終話で[[皆城総士|総士]]がミストの身替りとなって消滅するというイベントも、ミストから総士への心象がいつ改善したのか描写が無い状態でのイベントだったため、この点でも批判を受けている。
 
 
作中前半では版権キャラとの絡みは描かれているものの、[[プリシラ]]と格闘技大会で戦う話になり[[ヴァン]]の出番を奪う、初めて触るゲームで[[ゲイナー・サンガ]]と張り合うといった、版権キャラクターが踏み台にされるようなイベントも目立ち、その割に後半の絡みにはあまり活きない。また最終話で[[皆城総士|総士]]がミストの身替りとなって消滅するというイベントも、ミストから総士への心象がいつ改善したのか描写が無い状態でのイベントだったため、この点でも批判を受けている。
 
  
 
加えて「2つの故郷を失った生き残り」という設定がうまく生かされておらず、中盤までは思い出の中のアトリーム、ベザードと比較して(美化されている可能性も考えられる)無意識のうちに地球を下に見る格好で全ての評価をしてしまいがちである。そのこともあって、自身の葛藤を同じ生き残りであるアンジェリカ、シェルディアとしか分かちあわない状態となり、また彼が抱えることになる'''地球人不信'''という類の悩みは地球人である部隊メンバーには打ち明けられるわけもない……と、その影響がネガティブな方向にばかり表れてしまっている。版権作品のキャラクター達が最後までミストの地球人への(そして、極初期と[[ガズム|終盤のとある局面]]には仲間にすらも向ける)不信感や苦悩を知る事が無いのも、そういったネガティブな印象を助長させている(尤も、これはミストのみならず、アンジェリカやシェルディアにも同じ事が言える)。
 
加えて「2つの故郷を失った生き残り」という設定がうまく生かされておらず、中盤までは思い出の中のアトリーム、ベザードと比較して(美化されている可能性も考えられる)無意識のうちに地球を下に見る格好で全ての評価をしてしまいがちである。そのこともあって、自身の葛藤を同じ生き残りであるアンジェリカ、シェルディアとしか分かちあわない状態となり、また彼が抱えることになる'''地球人不信'''という類の悩みは地球人である部隊メンバーには打ち明けられるわけもない……と、その影響がネガティブな方向にばかり表れてしまっている。版権作品のキャラクター達が最後までミストの地球人への(そして、極初期と[[ガズム|終盤のとある局面]]には仲間にすらも向ける)不信感や苦悩を知る事が無いのも、そういったネガティブな印象を助長させている(尤も、これはミストのみならず、アンジェリカやシェルディアにも同じ事が言える)。
49行目: 48行目:
 
中盤以降は地球人への不信感を捨てており、序盤に比べて多少の成長を見せたが、周りが見えなくなって突撃してしまう悪癖や不用意な言動は殆ど改善されていないため、全体を通じては前述の通り『成長していない』という印象が拭えないものとなってしまっている<ref>その地球人の不信感を捨てた過程も全く描かれていないため、むしろ「ヒロインの説得で掌を返した」と手厳しく評された。</ref>。本編でも静流から『三つ子の魂百まで』と呆れられる場面がある。EDのエピローグシーンでもその時点で機密情報だった地球防衛隊の結成について口を滑らせたり、エルリックに遅刻を咎められた際に「時間厳守はアトリームでの話では」と幼稚な言い訳をするなど、そのうっかりさや幼稚さ、不用意な態度は最後まで大して改善されておらず、エルリックからもダメ出しを食らってしまっている。
 
中盤以降は地球人への不信感を捨てており、序盤に比べて多少の成長を見せたが、周りが見えなくなって突撃してしまう悪癖や不用意な言動は殆ど改善されていないため、全体を通じては前述の通り『成長していない』という印象が拭えないものとなってしまっている<ref>その地球人の不信感を捨てた過程も全く描かれていないため、むしろ「ヒロインの説得で掌を返した」と手厳しく評された。</ref>。本編でも静流から『三つ子の魂百まで』と呆れられる場面がある。EDのエピローグシーンでもその時点で機密情報だった地球防衛隊の結成について口を滑らせたり、エルリックに遅刻を咎められた際に「時間厳守はアトリームでの話では」と幼稚な言い訳をするなど、そのうっかりさや幼稚さ、不用意な態度は最後まで大して改善されておらず、エルリックからもダメ出しを食らってしまっている。
  
度々繰り返す愚痴、思慮や配慮の足らない幼稚にも見える軽率な言動など、スパロボにおける20歳という年齢にしては精神年齢の低さが目立つ。[[K]]は勿論、スパロボシリーズには10代でもしっかりとした思考やモラルの持ち主が多数存在するため、殊更その幼稚さが際立ってしまっている。そこからの成長が殆ど見られないため、大多数のプレイヤーから不興を買う結果となった。「帰る場所を2度も失う」という歴代スパロボでも例のない素材を与えられていただけに、非常に残念な仕上がりであったと言えよう。
+
度々繰り返す愚痴、思慮や配慮の足らない幼稚にも見える軽率な言動など、スパロボにおける20歳という年齢にしては精神年齢の低さが目立つ。[[K]]は勿論、スパロボシリーズには10代でもしっかりとした思考やモラルの持ち主が多数存在するため、殊更その幼稚さが際立ってしまっている。そこからの成長が殆ど見られないため、大多数のプレイヤーからヘイトを稼ぐ結果となった。『帰る場所を2度も失う』という'''歴代スパロボでも例のない素材を与えられていただけに、非常に残念'''な仕上がりであると言えよう。
  
寺田氏も今後OGシリーズ出演に際してどう扱うべきかは悩んでいるようで、公式ラジオ『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第776回において「『K』のままで行った方がいいのか、[[スパロボ補正|改変した方がいい]]のか、最早僕に判断できない」と吐露している(酷な言い方をすれば'''負の遺産'''と化した現状と言える)。
+
現在でもOGシリーズ出演に際して「[[スパロボ補正|性格に改変が加えられる]]のか?あるいは残念キャラとして固定されるのか?」などといった、いろんな意味で期待されている(?)キャラクターである。
 +
…もっとも一生そんなことはないと思うが。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
+
;[[スーパーロボット大戦K]]
:初登場作品。本作の主人公(名前変更可能)。バグ技で無限行動も可能。
+
:主人公(名前変更可能)。バグ技で無限行動も可能。
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
実はゲームデータ上における総合的な能力では防衛隊の先輩であったアンジェリカはおろか、シェルディアにすら負けている(ただし彼女は彼女で、天才的な技能を持っているという説明は為されている)。具体的にはミストが格闘重視、シェルディアが射撃重視、アンジェリカがその中間なのだが、[[技量]]・[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]・[[回避#回避(能力)|回避]]に関しては2人に完全に負けている(命中はアンジェリカ>ミスト>シェルディア)。このため、後継機が[[変形]]させてもメインパイロットを交替できない仕様に不満を漏らす声は大きい。また2人の撃墜数などに差が出てしまうので育て難いという意見もある。
+
実はゲームデータ上における総合的な能力では防衛隊の先輩であったアンジェリカはおろか、シェルディアにすら負けている(ただし彼女は彼女で、天才的な技能を持っているという説明は為されている)。具体的にはミストが格闘重視、シェルディアが射撃重視、アンジェリカがその中間なのだが、技量・防御・回避に関しては2人に完全に負けている(命中はアンジェリカ>ミスト>シェルディア)。このため、後継機が[[変形]]させてもメインパイロットを交替できない仕様に不満を漏らす声は大きい。また2人の撃墜数などに差が出てしまうので育て難いという意見もある。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
68行目: 68行目:
 
:余談だが、説明書の画像ではゲーム中では「必中」になっている2つ目の精神コマンドが'''「集中」になっている'''(厳密に言うとアンジェリカの集中とミストの必中が入れ替わっている)誤記がある。これに気付いたプレイヤーの多くは「そのままで良かったのに…」と思ったはずである。
 
:余談だが、説明書の画像ではゲーム中では「必中」になっている2つ目の精神コマンドが'''「集中」になっている'''(厳密に言うとアンジェリカの集中とミストの必中が入れ替わっている)誤記がある。これに気付いたプレイヤーの多くは「そのままで良かったのに…」と思ったはずである。
  
=== [[特殊スキル]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
:'''[[斬り払い]]L2、[[撃ち落とし]]L2、[[シールド防御]]L2、[[カウンター]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[コンボ|アタックコンボ]]L1'''
 
:'''[[斬り払い]]L2、[[撃ち落とし]]L2、[[シールド防御]]L2、[[カウンター]]、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[コンボ|アタックコンボ]]L1'''
:ラインナップ自体は優秀だが、妙に中途半端で技量など能力値の低さから実感しにくく、特定の形態ではシールド防御や撃ち落としが発動できない。
 
  
 
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
133行目: 132行目:
 
;[[ツワブキ・ダイヤ]]
 
;[[ツワブキ・ダイヤ]]
 
:彼が[[クリスタル・ハート]]を扱えることを知った時に感心していた。彼はミストの「一人で悩んで考えて袋小路に入ってしまう」という悪癖に呆れている。
 
:彼が[[クリスタル・ハート]]を扱えることを知った時に感心していた。彼はミストの「一人で悩んで考えて袋小路に入ってしまう」という悪癖に呆れている。
;[[次大帝プロイスト]]
 
:あまりの独善ぶり、下劣ぶりに心底嫌悪し、「お前みたいな化け物」とまで吐き捨てた。
 
 
;[[藤村静流]]、[[カルメン99]]
 
;[[藤村静流]]、[[カルメン99]]
 
:コトナと共にミストと[[アンジェリカ・シャルティール|アンジェリカ]]と[[シェルディア・ルージュ|シェルディア]]の[[三角関係]]を傍観して楽しむ。また、二人揃ってミストの成長の無さや勘違いぶりを嘆き、呆れ返る場面もある。
 
:コトナと共にミストと[[アンジェリカ・シャルティール|アンジェリカ]]と[[シェルディア・ルージュ|シェルディア]]の[[三角関係]]を傍観して楽しむ。また、二人揃ってミストの成長の無さや勘違いぶりを嘆き、呆れ返る場面もある。
148行目: 145行目:
 
:嫌悪する地球人の指導者の一人。
 
:嫌悪する地球人の指導者の一人。
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
:嫌悪する地球人の指導者の一人。当初から侵略者との戦いよりも人類同士の争いを優先する彼のやり方に深い嫌悪感を抱いており、メサイア内部にてキラとの対峙シーンに唐突に乱入。更には彼の最期に憤慨し、再び地球人への不信感に取り憑かれる。彼も人類の未来を真剣に考えていたと一定の理解を示しつつも、そのやり方は許さず、後々もデュランダルを後に戦うことになる[[ジーン (ゾイドジェネシス)|ジーン]]の同類呼ばわりして非難している(もっともデュランダルとジーンは独裁者然とした黒幕という点は共通しているが考え方などが決定的に違い、ミストに言われるほど似ているわけではなく、むしろ狡猾で傲慢な性格を持つジーンはストーリー後半に戦うことになる[[次大帝プロイスト]]と共通する点が多い)。
+
:嫌悪する地球人の指導者の一人。当初から侵略者との戦いよりも人類同士の争いを優先する彼のやり方に深い嫌悪感を抱いており、メサイア内部にて対峙するが、その最期に憤慨し、再び地球人への不信感に取り憑かれる。彼も人類の未来を真剣に考えていたと一定の理解を示しつつも、そのやり方は許さず、後々もデュランダルを後に戦うことになる[[ジーン (ゾイドジェネシス)|ジーン]]の同類呼ばわりして非難している(もっともデュランダルとジーンは独裁者然とした黒幕という点は共通しているが考え方などが決定的に違い、ミストに言われるほど似ているわけではなく、むしろ狡猾で傲慢な性格を持つジーンはストーリー後半に戦うことになる[[次大帝プロイスト]]と共通する点が多い)。
 
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
 
:メサイアから脱出する際に、彼女とデュランダルにも共に脱出する事を呼びかけるが、彼女はそれに応じる事無く、デュランダルと運命を共にする道を選ぶ。その姿に、ミストは再び地球人への不信感に取り憑かれる。
 
:メサイアから脱出する際に、彼女とデュランダルにも共に脱出する事を呼びかけるが、彼女はそれに応じる事無く、デュランダルと運命を共にする道を選ぶ。その姿に、ミストは再び地球人への不信感に取り憑かれる。
179行目: 176行目:
 
:第17話ビルドベースルート「奪還せよ!もう一人の鋼鉄ジーグ!!」より、[[アンジェリカ・シャルティール|アンジェリカ]]が[[司馬宙|宙]]と[[卯月美和|美和司令]]のような関係で有りたいと言った際に言った台詞。
 
:第17話ビルドベースルート「奪還せよ!もう一人の鋼鉄ジーグ!!」より、[[アンジェリカ・シャルティール|アンジェリカ]]が[[司馬宙|宙]]と[[卯月美和|美和司令]]のような関係で有りたいと言った際に言った台詞。
 
;「そんなのはただの言い訳だ! 叶いもしない理想を無理矢理押し付けたお前の独善が悪いんだ!」
 
;「そんなのはただの言い訳だ! 叶いもしない理想を無理矢理押し付けたお前の独善が悪いんだ!」
:第19話「星の扉、運命の扉・後編」より、[[メサイア]]にてキラとデュランダルが対峙する場に唐突に乱入して、デュランダルにぶつけた怒りの言葉。結局デュランダルが[[デスティニープラン]]こそ人類を救済する絶対の手段として独善的な手段に走ってしまったのは事実であり、このミストの断罪の言葉は間違いではないのだが、皮肉にも一部の台詞はミスト自身にも当てはまってしまっており、彼がそれを言う資格はない。しかしシェルディアがヒロインの場合、次話の20話にてそれらを彼女に指摘される事になり、作中でもこの台詞は否定的にみられている。
+
:第19話「星の扉、運命の扉・後編」より、[[メサイア]]にてキラとデュランダルが対峙する場に唐突に乱入して、デュランダルにぶつけた怒りの言葉。結局デュランダルが[[デスティニープラン]]こそ人類を救済する絶対の手段として独善的な手段に走ってしまったのは事実であり、このミストの断罪の言葉は間違いではないのだが、皮肉にも一部の台詞はミスト自身にも当てはまってしまっており、シェルディアがヒロインの場合、次話の20話にてそれらを彼女に指摘される事になる。
 
;「馬鹿な事言わないで下さい!」<br />「自分の命を捨てようとするなんて、人間同士で殺し合いをするのと同じくらい…いや、それ以上に愚かしい事だってわからないんですか?みんな助かるかもしれないじゃないですか! 一緒に脱出しましょう!」
 
;「馬鹿な事言わないで下さい!」<br />「自分の命を捨てようとするなんて、人間同士で殺し合いをするのと同じくらい…いや、それ以上に愚かしい事だってわからないんですか?みんな助かるかもしれないじゃないですか! 一緒に脱出しましょう!」
:同じく第19話。メサイア内部でデュランダルと対峙した際、後から来たタリアがデュランダルと一緒に崩壊寸前のメサイアで運命を共にする選択をした行為に対して、ミストは猛反発した。しかし、厳密に言えばそういう彼自身の行動にも無謀、もしくは自己犠牲的なもの…「命を投げ捨てようとする行動」が見受けられることがある。[[クリスタル・ハート]]が「自己犠牲」の精神によって大いに力を発揮する事を考えると皮肉な話ともいえる。
+
:同じく19話。メサイア内部でデュランダルと対峙した際、後から来たタリアがデュランダルと一緒に崩壊寸前のメサイアで運命を共にする選択をした行為に対して、ミストは猛反発した。しかし、厳密に言えばそういう彼自身の行動にも無謀、もしくは自己犠牲的なもの…「命を投げ捨てようとする行動」が見受けられることがある。[[クリスタル・ハート]]が「自己犠牲」の精神によって大いに力を発揮する事を考えると皮肉な話ともいえる。
 
;「こんな星、守る価値なんかない! 俺はもう地球人のために戦いたくない!戦うなら勝手にやってくれ! 俺は艦を降りる!」
 
;「こんな星、守る価値なんかない! 俺はもう地球人のために戦いたくない!戦うなら勝手にやってくれ! 俺は艦を降りる!」
:第20話「裏切りと出会いと」でデュランダルが戦死した後、作戦会議をさぼっていたミストを心配してやってきたアンジェリカとシェルディアに対して。かつての自分達の故郷と地球の境遇について比較して、遂に地球に対する不信感と悪意が爆発して叫んだ怒りの言葉。強く印象に残る暴言だが、直前の言葉は後述の通り、一応自軍への好意的な感情は伺える。
+
:第20話「裏切りと出会いと」でデュランダルが戦死した後、作戦会議をさぼっていたミストを心配してやってきたアンジェリカとシェルディアに対して。かつての自分達の故郷と地球の境遇について比較して、遂に地球に対する不信感と悪意が爆発して叫んだ怒りの言葉。なお、この後にパートナーとなったヒロインに説得されるのだが、パートナーに選んだヒロインによって会話のやり取りが異なる。
:なお、この後にパートナーとなったヒロインに説得されるのだが、パートナーに選んだヒロインによって会話のやり取りが異なる。どちらにしてもこの発言に対しては、ヒロイン達に明確に否定されている。
 
:余談だが、『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』の劇場作品である『テン・ゴーカイジャー』には'''「この星に守る価値はあるのか…?」'''というフレーズが度々使われており、ミストを想起した『K』のプレイヤーも少なくない。
 
;「お、俺は…地球人が…醜い心を持ってるなんて…思いたく…う、ううっ…」<br />「どうしても…認めたくなくて…ううっ…」
 
:同話でヒロインがシェルディアだった場合の、その後の流れでの台詞。地球人を好ましく思ったが故に、その負の一面を見て限界に来てしまったのが真相だったようであり、本心の吐露と共にとうとう嗚咽を漏らしてしまう。しかし、先の第19話におけるデュランダルへの暴言・失言に対する指摘はこの直後来てしまい、死体蹴りのような形になってしまう。また、アンジェリカはこの場面を「母親に甘えているみたい」と評しているが、小柄なシェルディアに大の大人が甘えるという場面は絵面的にシュールにもなってしまっており、そういう意味でも恰好がつかない。
 
 
;「俺は…一緒に戦う仲間達を…そして、二つの地球やダリウス界に生きる人達を…お前達侵略者の手から守りたい! もう誰も傷つけたくない!」
 
;「俺は…一緒に戦う仲間達を…そして、二つの地球やダリウス界に生きる人達を…お前達侵略者の手から守りたい! もう誰も傷つけたくない!」
:第21話後編「決戦の時は来たれり・後編」より。[[イスペイル]]との決戦で[[レヴリアス]]が初めて[[クリスタル・ハート]]を発動させたときの台詞だが、行き当たりで他主人公と比較しても真剣さがまるで足りない。
+
:第21話後編「決戦の時は来たれり・後編」より。[[イスペイル]]との決戦で[[レヴリアス]]が初めて[[クリスタル・ハート]]を発動させたときの台詞。
 
;「ルージ君! お爺さん達の修行はレベルが高すぎて君にはまだ無理だ!向こうに行って、セイジュウロウさんに教わっておいで!」<br />(早く逃げろ、ルージ!)
 
;「ルージ君! お爺さん達の修行はレベルが高すぎて君にはまだ無理だ!向こうに行って、セイジュウロウさんに教わっておいで!」<br />(早く逃げろ、ルージ!)
 
:第24話「オーバーデビルクライシス・後編」より、[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]達に弟子にされそうになったルージに対して。
 
:第24話「オーバーデビルクライシス・後編」より、[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]達に弟子にされそうになったルージに対して。
212行目: 205行目:
  
 
;(…って、一時しのぎで思わず言っちゃったけど、記憶喪失ってのは嘘くさすぎたかな…?)
 
;(…って、一時しのぎで思わず言っちゃったけど、記憶喪失ってのは嘘くさすぎたかな…?)
:プロローグの台詞。確かに嘘くさい。[[スーパーロボット大戦V|後年]]になって同じように記憶喪失を装った[[剣鉄也 (真マジンガー)|版権キャラ]]が出てきたのは何かの偶然か。
+
:プロローグの台詞。たしかに嘘くさい。[[スーパーロボット大戦V|後年]]になって同じように記憶喪失を装った[[剣鉄也 (真マジンガー)|版権キャラ]]が出てきたのは何かの偶然か。
 
;「教会に着いたぞ」
 
;「教会に着いたぞ」
 
:第1話「ウェディングベルは戦いの鐘」より。ただの説明台詞なのだが何故かネタにされやすい。
 
:第1話「ウェディングベルは戦いの鐘」より。ただの説明台詞なのだが何故かネタにされやすい。
230行目: 223行目:
 
;「…でも、それも原因の解決にはなりませんよね?」
 
;「…でも、それも原因の解決にはなりませんよね?」
 
:上記の台詞の後、「連合軍を止めてベルリンの人々を助けなければ」と言うマリューに対しての台詞。確かに間違ってはいない台詞だが、やはりこの場面でこの発言は空気のそぐわないものである。直後に甲児にも呆れられ、ラ・カンにたしなめられている。
 
:上記の台詞の後、「連合軍を止めてベルリンの人々を助けなければ」と言うマリューに対しての台詞。確かに間違ってはいない台詞だが、やはりこの場面でこの発言は空気のそぐわないものである。直後に甲児にも呆れられ、ラ・カンにたしなめられている。
;(なんだよ、これ…俺がヘマばかりやってるヘボ隊員みたいじゃないか…!)<br />(いくらなんでもこんなのあり得ない!)
 
:第17話ダリウス界ルート「蘇る大地魔竜」より。ダリウス界行きのゲートに突入した際、皆が幸せな幻を見せられている中、ミストは2つの幻を見ていた。先に見た方はシェルディアと家庭を築く幻であったが、後に見た方は、アトリームの防衛隊隊長でミストの上司になっていたアンジェリカが、ヘマをしていたミストを尻に敷く…という幻であり、後者を見た際に毒づいた台詞。
 
:この時点で本編でも割とヘボ隊員そのものとして扱われているのはさておいて、幸せな幻で見た内容がこれということは、アンジェリカに尻に敷かれたい願望でもあるのだろうか…?
 
;「…俺は防衛隊で大活躍して、ヒーローになってた」<br />「『夜霧のミスト』なんて呼ばれてたよ…」
 
:ダリウス界ルートを通っていた場合の、第19話「星の扉、運命の扉・前編」の台詞。上記の幸せな幻の内容をシェルディアに執拗に聞かれる中、当のシェルディアと家庭を築いた話を言えない、という気恥ずかしさからはぐらかし、適当な中身をでっち上げる。
 
:第17話で似たような話ではぐらかしていたが、適当な[[異名]]までつけてさらに話を盛っており、当然ながらシェルディアには見透かされてしまっていた。ヘボ隊員みたいな幻を見たのをそんなに引きずっていたのか。
 
 
;「デュランダル議長だって、実際会ってみて、地球の未来を本気を考えてたってわかったよ」<br />「そのやり方を許す事はできないけどね…」
 
;「デュランダル議長だって、実際会ってみて、地球の未来を本気を考えてたってわかったよ」<br />「そのやり方を許す事はできないけどね…」
 
:第20話「裏切りと出会いと」より、地球人不信をヒロイン達からなだめられての一節。別になんて事の無い発言のように思えるが、直前のシナリオを見る限り、ミストがデュランダルのことを見直した場面はまるで見られない。下記にもあるようにデュランダルを後々にも罵っている事も、一層この台詞の筋が通っていない印象を助長させる。
 
:第20話「裏切りと出会いと」より、地球人不信をヒロイン達からなだめられての一節。別になんて事の無い発言のように思えるが、直前のシナリオを見る限り、ミストがデュランダルのことを見直した場面はまるで見られない。下記にもあるようにデュランダルを後々にも罵っている事も、一層この台詞の筋が通っていない印象を助長させる。
;「まともな人なんて地球人には数えるほどしかいないんだよ…。''この部隊が特別なだけなんだ…''」
+
;「まともな人なんて地球人には数えるほどしかいないんだよ…」
:同じく第20話。デュランダルの戦死後にアンジェリカとシェルディアに対して漏らした、地球に対する不信感を語った台詞の一つ。地球に漂着した当初は「地球人はみんないい人たちばかりだ」と認識していたミストだったが、地球の暗部を多く知ってしまった事で、加速的に地球人への不信感が増大してしまう。とはいえ、一部の軍隊や一握りの権力者だけを見て一方的にこう決め付けてしまうのは、あまりにも視野の狭い発言と言わざるを得ない。一応、後半部分で部隊の仲間達への信頼と好意は示してはいるが、この後上記の「俺は艦を降りる!」に繋がっている。
+
:同じく第20話。デュランダルの戦死後にアンジェリカとシェルディアに対して漏らした、地球に対する不信感を語った台詞の一つ。地球に漂着した当初は「地球人はみんないい人たちばかりだ」と認識していたミストだったが、地球の暗部を多く知ってしまった事で、加速的に地球人への不信感が増大してしまう。とはいえ、一部の軍隊や一握りの権力者だけを見て一方的にこう決め付けてしまうのは、あまりにも視野の狭い発言と言わざるを得ない。ちなみにこの台詞の後、「この部隊の人達が特別なんだ(この部隊の人達はいい人達だ)」と付け加え、部隊の仲間達への信頼と好意は示してはいる。
 
;「アトリームにだって防衛隊がありましたよ…。地球の防衛組織とは比較にならないほどの巨大な組織がね…」
 
;「アトリームにだって防衛隊がありましたよ…。地球の防衛組織とは比較にならないほどの巨大な組織がね…」
 
:第21話「決戦の時は来たれり・後編」より、イディクスの月面基地にて。シナリオライターの意図としては「イディクスにはそれほどの防衛組織がある[[惑星アトリーム]]ですら1ヵ月で壊滅させるほどの戦力がある」という事をアピールする台詞であるが、「'''2000年間戦争がない平和な惑星'''」に「'''[[地球連合軍|地球連合]]、[[人類軍]]、[[ザフト]]に加え各地のベースなどを統合した戦力を圧倒的に上回る戦力'''」が存在する必要があるのかという矛盾が生じるため、一部プレイヤーの間では前述の「暴徒鎮圧の任務は慣れている」の発言と併せて「アトリームは圧制国家である」と見る向きもある。ただそんな星であれば、ミストが地球の人々が「話を聞かないほど」興奮している状況にそれほどショックを受けるのかという疑問も残り、これもまた矛盾が発生する。また、劇中の台詞では漁業用など非軍事用の装備があったこと、攻略本では巨大宇宙生物の存在について触れられるなど、単純な対人軍事力以外の組織目的があったことが伺える。
 
:第21話「決戦の時は来たれり・後編」より、イディクスの月面基地にて。シナリオライターの意図としては「イディクスにはそれほどの防衛組織がある[[惑星アトリーム]]ですら1ヵ月で壊滅させるほどの戦力がある」という事をアピールする台詞であるが、「'''2000年間戦争がない平和な惑星'''」に「'''[[地球連合軍|地球連合]]、[[人類軍]]、[[ザフト]]に加え各地のベースなどを統合した戦力を圧倒的に上回る戦力'''」が存在する必要があるのかという矛盾が生じるため、一部プレイヤーの間では前述の「暴徒鎮圧の任務は慣れている」の発言と併せて「アトリームは圧制国家である」と見る向きもある。ただそんな星であれば、ミストが地球の人々が「話を聞かないほど」興奮している状況にそれほどショックを受けるのかという疑問も残り、これもまた矛盾が発生する。また、劇中の台詞では漁業用など非軍事用の装備があったこと、攻略本では巨大宇宙生物の存在について触れられるなど、単純な対人軍事力以外の組織目的があったことが伺える。
;(くっ…! 落ち着け! あんな安っぽい挑発に乗るな!)<br />(サコン先生がハッキングする時間を稼がなきゃいけないんだ…!)
+
;「いやあ、オーバーデビルは強敵でしたね」
:同話にて。アトリームへの悪口を重ねる[[イスペイル]]の挑発に対して。アトリームの仇と自ら喧伝していたこともあってか、既に揺らいでいる。とはいえ、この時点ではまだ耐えてはいたのだが…。
 
;「うおおおおおっ!」
 
:同話にて[[ヤガランデ]]撃破後のイベント。度重なる挑発に耐えかね、仲間たちが必死に静止していたにも関わらず単騎で突撃してしまい、その結果イスペイルに捕らえられ自ら危険を招くという醜態を晒す。
 
:ちなみにヤガランデを1ターンで撃破した場合、上記の「安っぽい挑発に乗るな!」から'''イベントの直結により舌の根も乾かぬうちに突撃してしまう'''ことになる。
 
;「いやあ…オーバーデビルは強敵でしたね」
 
 
:第24話「オーバーデビルクライシス・後編」より、[[オーバーデビル]]撃退時のあまりにも素直な感想。確かに強敵だったのだが、オーバーデビルは撤退したもののいまだ健在であり、さらなる恐怖への不安に皆が緊張感を隠しきれない、というシーンでのこの気の抜けた発言なため、やはり空気が読めてない。
 
:第24話「オーバーデビルクライシス・後編」より、[[オーバーデビル]]撃退時のあまりにも素直な感想。確かに強敵だったのだが、オーバーデビルは撤退したもののいまだ健在であり、さらなる恐怖への不安に皆が緊張感を隠しきれない、というシーンでのこの気の抜けた発言なため、やはり空気が読めてない。
 
;「復讐心は悲しみの連鎖を生むだけですよ、ヴァンさん」
 
;「復讐心は悲しみの連鎖を生むだけですよ、ヴァンさん」
267行目: 249行目:
 
:;[[ソルヴリアス・レックス]]
 
:;[[ソルヴリアス・レックス]]
 
::
 
::
:;[[ソルヴリアス・レギーナ]]
+
;:[[ソルヴリアス・レギーナ]]
 
::
 
::
  
276行目: 258行目:
 
*公式ラジオ番組である『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』では「優柔不断でイライラした」とパーソナリティの斉藤梨絵氏に言われている([[三角関係]]部分での話題だったが)。
 
*公式ラジオ番組である『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』では「優柔不断でイライラした」とパーソナリティの斉藤梨絵氏に言われている([[三角関係]]部分での話題だったが)。
 
**同ラジオ第440回では、同じくパーソナリティの杉田智和氏が「'''霧矢'''」と名乗り、前述の迷台詞のパロディ台詞を使ってミストの物真似を披露する一幕があった。ちなみに杉田氏は別ラジオにおいて、『K』の話題になった時にミストについて「あのキャラ像は誰が考えたんだろう」「OGに早くでないかな、味方から敵になったりして」と発言した事がある。
 
**同ラジオ第440回では、同じくパーソナリティの杉田智和氏が「'''霧矢'''」と名乗り、前述の迷台詞のパロディ台詞を使ってミストの物真似を披露する一幕があった。ちなみに杉田氏は別ラジオにおいて、『K』の話題になった時にミストについて「あのキャラ像は誰が考えたんだろう」「OGに早くでないかな、味方から敵になったりして」と発言した事がある。
**第776回では、杉田氏はミストのキャラクター像を、戦乱が常態化している地球を外から見た人間の視点であると踏まえた上で「(住民があえて口にしない)'''田舎の闇を、言い当てられてるみたい'''」と評した。誰もが理解している実生活における理想と現実のギャップ(平和を唱えながらも争いは起きる等)をミストの発言から想起させられ、そのリアルさから居心地の悪さを覚えてしまうと論じた。
+
*ミストの悪評が広まってからは、[[スーパーロボット大戦UX|他]][[スーパーロボット大戦Card Chronicle|の]][[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|作品]]にて[[海動剣|他作品の]][[真上遼|版権]][[アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン|キャラ]]がミストのような台詞を喋ったり、『UX』のシナリオライターである岸本みゆき氏がTwitterでミストの台詞を喋ったり、更には前述のように公式ラジオでもネタにされたり、挙句ソフト発売5年後の2014年3月20日にはスパロボ公式Twitterアカウントが「'''以下「楽しい宴会でしたね」禁止'''」と発言するなど([https://twitter.com/srw_game/status/446561218086457344 参考])、すっかり自虐ネタとして定着してしまっている。
*ミストの悪評が広まってからは、『UX』のシナリオライターである岸本みゆき氏がTwitterでミストの台詞を喋ったり、更には前述のように公式ラジオでもネタにされたり、挙句ソフト発売5年後の2014年3月20日にはスパロボ公式Twitterアカウントが「'''以下「楽しい宴会でしたね」禁止'''」と発言するなど([https://twitter.com/srw_game/status/446561218086457344 参考])、すっかり自虐ネタとして定着してしまっている。
 
*後述するが、ミストは'''「霧」'''の俗称で呼ばれたりする。ただ、'''「霧」は英語で「Fog(フォッグ)」、「Mist(ミスト)」は「靄(もや)」の英名。'''似た現象ではあり、元々ミストに関係なく勘違いされやすい単語だが、気象用語では明確に区別されている単語である。ミストの「霧」呼ばわりは、先述の『夜霧のミスト』発言も原因であろう。
 
 
 
 
*『[[スーパーロボット大戦BX]]』では地上ルート第8話のゲームセンターの背景として[[南雲一鷹|一鷹]]と共に、筐体の画面に一鷹のカットイン、ポスターに『K』クリア時の一枚絵が使われている(『K』における[[紫雲統夜|彼]]と同じ扱い)。ちなみにこのシーンは手前に格闘ゲームの筐体が並んでいるが、一番手前のものにはぼやけているものの[[カズマ・アーディガン|カズマ]]の第2部の姿が映っているほか、同じ画面のキャラセレクトでも[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]、[[アプリカント]]、[[ル=コボル]]らしき顔が映っている。
 
*『[[スーパーロボット大戦BX]]』では地上ルート第8話のゲームセンターの背景として[[南雲一鷹|一鷹]]と共に、筐体の画面に一鷹のカットイン、ポスターに『K』クリア時の一枚絵が使われている(『K』における[[紫雲統夜|彼]]と同じ扱い)。ちなみにこのシーンは手前に格闘ゲームの筐体が並んでいるが、一番手前のものにはぼやけているものの[[カズマ・アーディガン|カズマ]]の第2部の姿が映っているほか、同じ画面のキャラセレクトでも[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]、[[アプリカント]]、[[ル=コボル]]らしき顔が映っている。
 
*2011年にコンパイルハートより発売された、様々なゲーム作品やゲームハードのパロディネタが満載のPS3ゲーム作品『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』にて、明らかにミストをモチーフにしたと思われる「'''ミスオ'''」というパロディキャラが登場している。
 
*2011年にコンパイルハートより発売された、様々なゲーム作品やゲームハードのパロディネタが満載のPS3ゲーム作品『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』にて、明らかにミストをモチーフにしたと思われる「'''ミスオ'''」というパロディキャラが登場している。
292行目: 271行目:
  
 
5ちゃんねる(旧:2ちゃんねる)やニコニコ動画などといった大手ネットコミュニティ上では、他作品のキャラクターの言動がミストさん化するといった「二次創作材料のひとつ」として使用されているなど、歪んだ愛され方をされている。
 
5ちゃんねる(旧:2ちゃんねる)やニコニコ動画などといった大手ネットコミュニティ上では、他作品のキャラクターの言動がミストさん化するといった「二次創作材料のひとつ」として使用されているなど、歪んだ愛され方をされている。
 
製作側もこの呼称自体は認識しているようで、公式ラジオ『うますぎWAVE』第776回で『K』の話題を取り上げた際、出演者の寺田貴信・杉田智和両氏から終始「ミストさん」と呼ばれ続けていた。
 
 
これら悪評面から現在ではプレイヤーから『K』のシナリオ担当であるライター・小峰徳司氏共々オリジナル勢の比較材料として扱われており、スパロボOG界における[[三輪防人]]的な立ち位置になってしまっている。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)