「マクロス7」を編集中
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− | | | + | | 原作者 = 河森正治 |
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| メカニックデザイン = 宮武一貴<br />河森正治 | | メカニックデザイン = 宮武一貴<br />河森正治 | ||
| 音楽 = なし<ref>「歌」を前面に推しだした演出方針の一環として、本作では劇伴音楽が設けられていない。</ref> | | 音楽 = なし<ref>「歌」を前面に推しだした演出方針の一環として、本作では劇伴音楽が設けられていない。</ref> | ||
− | | 制作 = ヒーロー<br /> | + | | 制作 = ヒーロー<br />葦プロダクション(後のプロダクションリード) |
| 放送局 = MBS・TBS系 | | 放送局 = MBS・TBS系 | ||
| 配給元 = | | 配給元 = | ||
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| 巻数 = | | 巻数 = | ||
| シリーズ = [[マクロスシリーズ]] | | シリーズ = [[マクロスシリーズ]] | ||
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| 前作 = | | 前作 = | ||
| 次作 = [[マクロスダイナマイト7]] | | 次作 = [[マクロスダイナマイト7]] | ||
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}} | }} | ||
『'''マクロス7'''』は、ヒーローおよび葦プロダクション制作のテレビアニメ作品。 | 『'''マクロス7'''』は、ヒーローおよび葦プロダクション制作のテレビアニメ作品。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[マクロスシリーズ]]の一作であり、第1作『[[超時空要塞マクロス]]』及び[[映画]]『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』より35年後の西暦2045年を舞台とした作品<ref>[[エキセドル・フォルモ]]の外見や[[劇中劇]]「リン・ミンメイ物語」の内容から劇場版の要素が濃い。</ref>。後日談のOVAに『[[マクロスダイナマイト7]]』がある。 | [[マクロスシリーズ]]の一作であり、第1作『[[超時空要塞マクロス]]』及び[[映画]]『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』より35年後の西暦2045年を舞台とした作品<ref>[[エキセドル・フォルモ]]の外見や[[劇中劇]]「リン・ミンメイ物語」の内容から劇場版の要素が濃い。</ref>。後日談のOVAに『[[マクロスダイナマイト7]]』がある。 | ||
− | [[主人公]]の[[熱気バサラ]] | + | [[主人公]]の[[熱気バサラ]]はバルキリーには乗り込むものの、戦場では戦わずにただ歌を歌うだけというかなり異色の作品に見えるが、本作は第1作で描かれたテーマを突き詰めた作品といえる。 |
− | 主人公二人に普段の[[声優]] | + | 主人公二人に普段の[[声優]]とは別の歌パート専門の歌手を配するなど、初代マクロスよりさらに「[[歌]]」を重点に置いた作品であり、劇中歌を集めたCDは当時のオリコンにもランクインするほどの人気であった。 |
− | + | ちなみに当作品の14年後の世界を舞台としている『[[マクロスF]](フロンティア)』の世界<ref>ちなみに2008年製作なので現実の世界でも14年経過している。</ref>でも、バサラ達のバンド[[FIRE BOMBER]]は伝説的バンドとして依然高い人気を誇っており、彼らの歌が流れるシーンがある。キャラクター設定でも、トップアイドルの[[シェリル・ノーム]]がバサラの決め台詞を取り入れていたり、[[オズマ・リー]]がFIRE BOMBERの筋金入りのファンとして設定されている。2012年には両作品がクロスした『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』が公開された。 | |
== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] | ||
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=== [[FIRE BOMBER]] === | === [[FIRE BOMBER]] === | ||
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:バトル7の参謀としてマックスを補佐する純ゼントラーディ人。マイクローン化する者が多い中、「脳の記憶容量が落ちるような気がする」という考えから巨人のままである。 | :バトル7の参謀としてマックスを補佐する純ゼントラーディ人。マイクローン化する者が多い中、「脳の記憶容量が落ちるような気がする」という考えから巨人のままである。 | ||
;[[美保美穂]] | ;[[美保美穂]] | ||
− | : | + | :バトル7のブリッジオペレーターにして精神コマンド要員その1。艦長席から見て右側の席に座り、主にバトロイド管制を担当する。 |
;[[サリー・セイント・フォード]] | ;[[サリー・セイント・フォード]] | ||
− | : | + | :バトル7のブリッジオペレーターにして精神コマンド要員その2。艦長席から見て左側の席に座り、主に艦内管制・情報分析を担当する。 |
;[[ガジェット・M・千葉]] | ;[[ガジェット・M・千葉]] | ||
:統合軍所属のバトル7軍医にしてサウンドフォースのアドバイザー。リン・ミンメイの熱狂的ファンでそのことがきっかけで歌エネルギーを研究し始める。 | :統合軍所属のバトル7軍医にしてサウンドフォースのアドバイザー。リン・ミンメイの熱狂的ファンでそのことがきっかけで歌エネルギーを研究し始める。 | ||
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=== 民間人 === | === 民間人 === | ||
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]] | ||
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] | ||
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=== [[バルキリー]] === | === [[バルキリー]] === | ||
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: | : | ||
;[[プロトデビルン]] | ;[[プロトデビルン]] | ||
− | :本作に登場する謎の敵勢力。その正体は異次元から現れた高位エネルギー生命体が、[[プロトカルチャー]]の生体兵器エビルに憑依した存在。7人存在し、人間が持つ精神エネルギー"[[スピリチア]]" | + | :本作に登場する謎の敵勢力。その正体は異次元から現れた高位エネルギー生命体が、[[プロトカルチャー]]の生体兵器エビルに憑依した存在。7人存在し、人間が持つ精神エネルギー"[[スピリチア]]"を収集すべく攻撃を仕掛けてきた。『[[D]]』では[[ペルフェクティオ]]と同質、同格の存在としてその姿を見せる。 |
;[[バロータ軍]] | ;[[バロータ軍]] | ||
: | : | ||
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::アニメソングのカバーアルバム集『新・百歌声爛』において、[[熱気バサラ]]役の[[声優]]である神奈延年氏が本曲の一部を歌っている。 | ::アニメソングのカバーアルバム集『新・百歌声爛』において、[[熱気バサラ]]役の[[声優]]である神奈延年氏が本曲の一部を歌っている。 | ||
::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 | ::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 | ||
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: | : | ||
;エンディングテーマ | ;エンディングテーマ | ||
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::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 | ::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 | ||
:;「突撃ラブハート」 | :;「突撃ラブハート」 | ||
− | :: | + | ::最終話のみの、アコースティック・バージョンがある。 |
− | :: | + | ::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 |
:;「HOLY LONELY RIGHT」 | :;「HOLY LONELY RIGHT」 | ||
::『D』『第3次α』で採用。 | ::『D』『第3次α』で採用。 | ||
:;「POWER TO THE DREAM」 | :;「POWER TO THE DREAM」 | ||
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::『D』『第3次α』『第3次Z天獄篇』で採用。 | ::『D』『第3次α』『第3次Z天獄篇』で採用。 | ||
:;「TRY AGAIN」 | :;「TRY AGAIN」 | ||
− | |||
::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 | ::『D』『第3次α』『第2次Z再世篇』『第3次Z』で採用。 | ||
− | :: | + | :;「私の彼はパイロット」 |
+ | ::第11話にてミレーヌがカバーしている。 | ||
+ | :;「バルキリーで誘って」 | ||
+ | ::ジャミング・バーズの持ち歌として登場。本来は『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(SRW未参戦)』での挿入歌。 | ||
== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
:初代『マクロス』勢と共演。時系列の矛盾を回避するために、マックスとミリアが参加した移民船団の周囲のみ時間の流れが速く進んだ、という設定になっている。[[αシリーズ]]には本作のみの参戦である割に、αシリーズ全体の根幹を成すポジションを与えられており、かなり優遇されている。『D』ではかなり強力だった歌システムについては、能力上昇が一面ごとに一回しか受け付けなくなるなどの緩和が行われたものの、彼らを起点とすることで無限行動コンボが可能であり、バランスブレイカーぶりは相変わらずである。 | :初代『マクロス』勢と共演。時系列の矛盾を回避するために、マックスとミリアが参加した移民船団の周囲のみ時間の流れが速く進んだ、という設定になっている。[[αシリーズ]]には本作のみの参戦である割に、αシリーズ全体の根幹を成すポジションを与えられており、かなり優遇されている。『D』ではかなり強力だった歌システムについては、能力上昇が一面ごとに一回しか受け付けなくなるなどの緩和が行われたものの、彼らを起点とすることで無限行動コンボが可能であり、バランスブレイカーぶりは相変わらずである。 | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ||
− | :後日談である『[[マクロスダイナマイト7]] | + | :後日談である『[[マクロスダイナマイト7]]』と共に参戦。主人公バサラと主役機「VF-19改」は本作名義である。『第3次α』では初代マクロスと共演したが、本作では『[[マクロスF]]』との、さらには超時空シリーズの『[[超時空世紀オーガス]]』との初共演となる。 |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ||
:引き続きいるだけ参戦。 | :引き続きいるだけ参戦。 | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦D]] | ;[[スーパーロボット大戦D]] | ||
− | : | + | :初参戦作品で、シナリオ的には原作がほぼ忠実に再現されている。「[[歌]]システムを有効に活かしたかった」という寺田Pの肝入り作品でもあり、主役の[[サウンドフォース]]は従来のユニットとは全く異なる運用方法(簡潔に言えば、歌によるドーピング効果)となっている。 |
− | + | :しかも歌によるドーピングの能力上限は999までとなっているため、時間をかければ恐ろしく味方を強く出来てしまう(そこまでせずとも、回避を100も上げれば大概の敵の攻撃は当たらない)。強いて上げれば歌エネルギーの回復方法が毎ターン回復の5しか無いことがネックだが、それでもバランスブレイカーという側面が強い。 | |
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== 各話リスト == | == 各話リスト == | ||
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|第11話||ミンメイビデオ|||||| | |第11話||ミンメイビデオ|||||| | ||
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− | |第12話||スピリチアファーム|||||| | + | |第12話||スピリチアファーム|||||| |
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|第13話||フォールドアウト|||||| | |第13話||フォールドアウト|||||| | ||
399行目: | 391行目: | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | + | <amazon>B000Q362TY</amazon><amazon>B000Q366ZO</amazon> | |
− | <amazon>B000Q362TY</amazon><amazon>B000Q366ZO</amazon> | ||
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== 余談 == | == 余談 == |