「ボトムズシリーズ」を編集中
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ボトムズシリーズに属する作品のほとんどが[[キリコ・キュービィー]]を[[主人公]]にしているが、キリコが登場しない外伝作品もいくつかある。 | ボトムズシリーズに属する作品のほとんどが[[キリコ・キュービィー]]を[[主人公]]にしているが、キリコが登場しない外伝作品もいくつかある。 | ||
− | 基本的に[[アストラギウス銀河]]を舞台とするが、2011年には[[ガンダムシリーズ]] | + | 基本的に[[アストラギウス銀河]]を舞台とするが、2011年には[[ガンダムシリーズ]]と同じように「初代のTVシリーズとは異なる世界」を舞台にした作品も制作されている。また、初代が唯一のテレビアニメで、それ以外の映像作品はOVAや劇場用作品となる。以後、キリコを主人公にするものを「本編」、キリコを主人公にしないものを「[[外伝]]」、TVシリーズとのつながりが薄いものを「その他」に分類する。 |
ちなみに、キリコを主人公とする本編作品の時系列は以下のとおり。 | ちなみに、キリコを主人公とする本編作品の時系列は以下のとおり。 | ||
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:1983年から1984年にかけて放送。全52話で「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」の4部構成となっている。 | :1983年から1984年にかけて放送。全52話で「ウド編」「クメン編」「サンサ編」「クエント編」の4部構成となっている。 | ||
;[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]] | ;[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]] | ||
− | : | + | :1985年発売。略して『LRS』。TVシリーズのウド編とクメン編の間に位置するエピソード。実は、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]と[[イプシロン]]とのファーストコンタクトも描いている。 |
;[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル]] | ;[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル]] | ||
:1986年発売。TVシリーズエピローグの前に位置するエピソード。 | :1986年発売。TVシリーズエピローグの前に位置するエピソード。 | ||
;[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]] | ;[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]] | ||
− | : | + | :1988年発売。TVシリーズの前日談で、『LRS』へと繋がるストーリーが描かれる。 |
;[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]] | ;[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]] | ||
:1994年発売。TVシリーズの[[続編]]で、32年後の世界が舞台。 | :1994年発売。TVシリーズの[[続編]]で、32年後の世界が舞台。 | ||
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=== 本編 === | === 本編 === | ||
;装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇 | ;装甲騎兵ボトムズ チャイルド 神の子篇 | ||
− | : | + | :2020年連載開始。『幻影篇』の後日談。 |
=== 外伝 === | === 外伝 === | ||
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;装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン) | ;装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン) | ||
− | : | + | :2011年発売。『ビッグバトル』同様バトリングを主題とした作品で、八百長試合専門のバトリング選手「アービン・レスター」の戦いを描く。 |
:『[[コードギアスシリーズ]]』を手がけたスタッフが制作する。『ペールゼン・ファイルズ』以降のボトムズ本編シリーズと異なり、ATは手描き。 | :『[[コードギアスシリーズ]]』を手がけたスタッフが制作する。『ペールゼン・ファイルズ』以降のボトムズ本編シリーズと異なり、ATは手描き。 | ||
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:タカラの刊行していた模型誌『デュアルマガジン』のタイアップ企画を発端とする、伸童舎企画による[[小説]]作品。執筆担当は後に『ビッグバトル』の脚本も手がけるはままさのり氏で、1985年から1987年にかけて発表された。全4巻。 | :タカラの刊行していた模型誌『デュアルマガジン』のタイアップ企画を発端とする、伸童舎企画による[[小説]]作品。執筆担当は後に『ビッグバトル』の脚本も手がけるはままさのり氏で、1985年から1987年にかけて発表された。全4巻。 | ||
:『ボトムズ』の世界観に基づき最初は[[バトリング]]を中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインが次第に世界観から逸脱していった(現に[[黒歴史|当作品で創作された設定や世界観の殆どは後のボトムズシリーズ本編には反映されていない]])<ref>『野望のルーツ』に主人公らしき人物がカメオ出演している程度。</ref>ことでも知られている。 | :『ボトムズ』の世界観に基づき最初は[[バトリング]]を中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインが次第に世界観から逸脱していった(現に[[黒歴史|当作品で創作された設定や世界観の殆どは後のボトムズシリーズ本編には反映されていない]])<ref>『野望のルーツ』に主人公らしき人物がカメオ出演している程度。</ref>ことでも知られている。 | ||
− | :その最もたるものが本作のオリジナル機体である、総てのATの始祖という驚愕のバックボーンを有する究極のAT「レグジオネータ」の存在と、それを倒すために生まれたやはり本作オリジナル機体である最強のAT「ベルゼルガ | + | :その最もたるものが本作のオリジナル機体である、総てのATの始祖という驚愕のバックボーンを有する究極のAT「レグジオネータ」の存在と、それを倒すために生まれたやはり本作オリジナル機体である最強のAT「ベルゼルガ テスタロッサ」のあまりにスーパーロボット然とした性能と戦闘描写であり、更にレグジオネータが執筆者のはま氏のオリジナルで「ボトムズシリーズ」とは無関係の小説作品『兇兵器ヴァン・ヴィール』へと無断転用された事もあって、作品の評価を大きく分けている要因となっている。 |
:ただし、[[スタッフ:藤田一巳|藤田一巳]]・[[スタッフ:伊東岳彦|幡池裕行]]両氏のデザインした本作オリジナルのAT群<ref>なお各ATには複数の形態がある。これは元々の模型誌で藤田氏がデザインしたATを小説では幡池氏が全く別のデザインで挿絵として描き、さらに藤田氏が『ホビージャパン』のムック向けに幡池氏のイラストを基にリデザインしているため。</ref>のビジュアルは評価が高く、特にテスタロッサはある意味[[ベルゼルガ]]の中で最もヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。 | :ただし、[[スタッフ:藤田一巳|藤田一巳]]・[[スタッフ:伊東岳彦|幡池裕行]]両氏のデザインした本作オリジナルのAT群<ref>なお各ATには複数の形態がある。これは元々の模型誌で藤田氏がデザインしたATを小説では幡池氏が全く別のデザインで挿絵として描き、さらに藤田氏が『ホビージャパン』のムック向けに幡池氏のイラストを基にリデザインしているため。</ref>のビジュアルは評価が高く、特にテスタロッサはある意味[[ベルゼルガ]]の中で最もヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。 | ||
− | :上記したように権利的にグレーゾーンな部分もあって2000年代以降は朝日文庫から刊行されている原作小説を除き、メディア露出が大幅に縮小され顧みられることが少なくなっていたが、2020年にバンダイから商品化<ref> | + | :上記したように権利的にグレーゾーンな部分もあって2000年代以降は朝日文庫から刊行されている原作小説を除き、メディア露出が大幅に縮小され顧みられることが少なくなっていたが、2020年にバンダイから商品化<ref>バンダイキャンディ事業部が展開する食玩シリーズ「スーパーミニプラ」にてキット化。前述のレグジオネータもラインナップされたことから権利関係は概ねクリアされたものと見られる。なお版権表記については「サンライズ(協力:伸童舎)」となっている。</ref>され久々にメジャーな商業展開が行われることとなった。 |
:SRWには直接登場していないが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』での[[AG]]の台詞で示唆する発言がある。 | :SRWには直接登場していないが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』での[[AG]]の台詞で示唆する発言がある。 | ||
;装甲騎兵ボトムズ コマンド・フォークト | ;装甲騎兵ボトムズ コマンド・フォークト | ||
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;[[パーフェクトソルジャー]] | ;[[パーフェクトソルジャー]] | ||
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== 関連商品 == | == 関連商品 == | ||
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