「フェザール・イゼルカント」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Fezarl Ezelcant]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムAGE}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムAGE}} | ||
| 声優 = {{声優|大友龍三郎|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|大友龍三郎|SRW=Y}} | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
| 種族 = [[種族::地球人]] | | 種族 = [[種族::地球人]] | ||
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
42行目: | 36行目: | ||
そしてその篩い分けは同胞であるはずの'''ヴェイガンの人々にまで及んでおり'''、火星圏でのいくつかのコロニーの事故は故意に引き起こしたものであることをキオとの会話の中で語っている。 | そしてその篩い分けは同胞であるはずの'''ヴェイガンの人々にまで及んでおり'''、火星圏でのいくつかのコロニーの事故は故意に引き起こしたものであることをキオとの会話の中で語っている。 | ||
− | このように、内実を知った上で傍から見れば狂気の沙汰としか言いようのない計画を実行したのは、二つの理由がある。その一つは、息子のロミの死である。彼は幼い頃に[[火星]] | + | このように、内実を知った上で傍から見れば狂気の沙汰としか言いようのない計画を実行したのは、二つの理由がある。その一つは、息子のロミの死である。彼は幼い頃に[[火星]]圏に蔓延る死病「マーズレイ」で亡くなっている。その為、ロミの生き写しであるキオを気に掛け、「セカンドムーン」に連行さた彼を客人として扱い、祖国の現状と自身の真意を伝えた(しかし半ば狂気に踏み入っていたのか、キオをロミと混同している節も見受けられた)。 |
もう一つの理由は、銀の杯条約以前の歴史を知ったことである。マーズレイに苦しむヴェイガンを救う手がかりを求めたイゼルカントは、EXA-DBのサブユニットをハッキング・解析した(これが後に[[シド]]の暴走の原因となる)。その結果、条約以前の地球圏は現在よりはるかに高い技術を持ちながら戦争の繰り返しであった→ヴェイガンの夢想する「エデン」とはかけ離れた地獄の時であったことを知り、人類全体に絶望したイゼルカントは、エデンがないのならば作り出すしかない、という考えに至り、優良種による種族の存続計画「プロジェクト・エデン」を開始したのである。 | もう一つの理由は、銀の杯条約以前の歴史を知ったことである。マーズレイに苦しむヴェイガンを救う手がかりを求めたイゼルカントは、EXA-DBのサブユニットをハッキング・解析した(これが後に[[シド]]の暴走の原因となる)。その結果、条約以前の地球圏は現在よりはるかに高い技術を持ちながら戦争の繰り返しであった→ヴェイガンの夢想する「エデン」とはかけ離れた地獄の時であったことを知り、人類全体に絶望したイゼルカントは、エデンがないのならば作り出すしかない、という考えに至り、優良種による種族の存続計画「プロジェクト・エデン」を開始したのである。 | ||
61行目: | 55行目: | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:初登場作品。第31話(キオ救出ルート)では[[ガンダムレギルス]]に搭乗して自軍部隊と交戦する。本編でイゼルカントと戦えるのはこの話のみ。 | :初登場作品。第31話(キオ救出ルート)では[[ガンダムレギルス]]に搭乗して自軍部隊と交戦する。本編でイゼルカントと戦えるのはこの話のみ。 | ||
:[[ダウンロードコンテンツ|キャンペーンマップ]]「Brand new X」ではゼラのヴェイガンギア・シドより先に攻めてくるが、イゼルカントのレギルスを先に落とすとゼラは撤退するため若干楽になる。 | :[[ダウンロードコンテンツ|キャンペーンマップ]]「Brand new X」ではゼラのヴェイガンギア・シドより先に攻めてくるが、イゼルカントのレギルスを先に落とすとゼラは撤退するため若干楽になる。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | ヴェイガンの元締めだけあって比較的高水準に纏まっており、特に[[技量]]に長けるが、[[ | + | ヴェイガンの元締めだけあって比較的高水準に纏まっており、特に[[技量]]に長けるが、[[防御]]だけは見るからに低く、[[格闘]]や[[射撃]]も若干控えめ。余命幾許もない状態のせいだろうか? |
+ | <!-- === [[精神コマンド]] === --> | ||
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | ||
:'''[[Xラウンダー]]L9、[[プレッシャー]]L4、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L3、[[指揮官]]L4''' | :'''[[Xラウンダー]]L9、[[プレッシャー]]L4、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[見切り]]、[[全体攻撃]]L3、[[指揮官]]L4''' | ||
78行目: | 73行目: | ||
;[[キオ・アスノ]] | ;[[キオ・アスノ]] | ||
:息子の生き写しである彼を気に掛け、彼を客人として迎えるとともに、祖国の現状と自身の真意を伝える。 | :息子の生き写しである彼を気に掛け、彼を客人として迎えるとともに、祖国の現状と自身の真意を伝える。 | ||
− | |||
;[[フリット・アスノ]] | ;[[フリット・アスノ]] | ||
:半世紀越しの敵対者。彼からは魔王とも呼ばれている。 | :半世紀越しの敵対者。彼からは魔王とも呼ばれている。 | ||
91行目: | 85行目: | ||
;ロミ・イゼルカント | ;ロミ・イゼルカント | ||
:息子。死病「マーズレイ」で亡くなっている。髪の色以外はキオに瓜二つの容姿を持っている。 | :息子。死病「マーズレイ」で亡くなっている。髪の色以外はキオに瓜二つの容姿を持っている。 | ||
− | ; | + | ;ギーラ・ゾイ |
− | : | + | :第1部・フリット編に登場したヴェイガン幹部で、宇宙要塞アンバットの司令官。第1部では、彼の口から初めてイゼルカントの名、火星圏国家ヴェイガンの存在、そしてかつての移住計画の失敗と連邦による隠蔽が明かされた。SRW未登場。 |
− | ; | + | ;メデル・ザント |
− | : | + | :第2部・アセム編におけるヴェイガン幹部。移動要塞を中心とした地球制圧軍を任せる。SRW未登場。 |
;[[ゼハート・ガレット]] | ;[[ゼハート・ガレット]] | ||
:彼の能力を幼少期から高く評価しており、総司令の職を授けるなど様々な面で彼を厚遇する。 | :彼の能力を幼少期から高く評価しており、総司令の職を授けるなど様々な面で彼を厚遇する。 | ||
114行目: | 108行目: | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== キオ編 === | === キオ編 === | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「我々は死ぬことが悲しいのではない。人として生きられないのが悲しいのだ」 | ;「我々は死ぬことが悲しいのではない。人として生きられないのが悲しいのだ」 | ||
:37話「ヴェイガンの世界」にて。マーズレイという恐怖の中で、人間らしい平和な生き方が出来ない事にヴェイガンの事情をキオに語る場面。 | :37話「ヴェイガンの世界」にて。マーズレイという恐怖の中で、人間らしい平和な生き方が出来ない事にヴェイガンの事情をキオに語る場面。 | ||
− | : | + | :亡き息子ロミの事もあり、この言葉はイゼルカンドの本心であろう。しかし、その果てに目指すのが'''アレ'''では救いがない。 |
;「生まれ変わったのなら…生まれ変わって私の前に現れたのなら、なぜ分からないのだ!?」 | ;「生まれ変わったのなら…生まれ変わって私の前に現れたのなら、なぜ分からないのだ!?」 | ||
:キオにプロジェクト・エデンの全てを語り、拒絶された際の発言。完全にキオを亡き息子ロミと混同してしまっている事が分かるため、イゼルカントの狂気と哀しみが全面的に押し出されている。 | :キオにプロジェクト・エデンの全てを語り、拒絶された際の発言。完全にキオを亡き息子ロミと混同してしまっている事が分かるため、イゼルカントの狂気と哀しみが全面的に押し出されている。 | ||
− | : | + | :ちなみにこの台詞の直前まで息子ロミの臨終のシーンが過去回想として描写され、『他人の空似』にしてはびっくりするほどキオに良く似ているロミが「地球で生まれ変わりたい」という遺言を両親に残していた。「'''ロミの願いが叶い、地球でキオとして生まれ変わったのだ'''」、と彼が縋ってしまうのもある意味仕方がないのかもしれない。 |
=== 三世代編 === | === 三世代編 === | ||
− | ; | + | ;「ドレーネ……私は戦争をしたかったわけではない……。ただ作りたかっただけなのだ……。人が人らしく生きていける新世界を……。」 |
− | ; | + | ;「私は今でもあの子が、ロミの生まれ変わりではないかと思っている……。」 |
− | + | ;「ありがとう、キオ。地球はお前に託そう……。」 | |
− | + | ;(どうか見せてくれ……人が人でいられる…未来を……。) | |
− | ; | + | :臨終の際。妻ドレーネとの会話とその未来をキオに託したイゼルカントの言葉。狂気に染まらず、ヴェイガンという過酷な世界の指導者でなければ良い指導者となれたのかもしれない。 |
− | |||
− | |||
− | ;( | ||
− | |||
− | : | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「お前が連れてきた[[ロニ・ガーベイ|あの女]]を、このセカンドムーンへ迎え入れる事を許したのも、お前という男を信じての事…」 | ;「お前が連れてきた[[ロニ・ガーベイ|あの女]]を、このセカンドムーンへ迎え入れる事を許したのも、お前という男を信じての事…」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第31話「生きる願い、宇宙に流れる」にて、ロニフラグが成立していた場合にシナリオエンドデモで追加される台詞。 |
;「ゼハートよ…すまなかった。お前の心の痛み、今になってようやく知ることができた…」<br/>「私の理想、そして私の願い…それは、お前だけに背負わせてよいものではなかった…」<br/>「人の未来を照らす光…それは、自らを焼く光であってはならぬ…」 | ;「ゼハートよ…すまなかった。お前の心の痛み、今になってようやく知ることができた…」<br/>「私の理想、そして私の願い…それは、お前だけに背負わせてよいものではなかった…」<br/>「人の未来を照らす光…それは、自らを焼く光であってはならぬ…」 | ||
:『BX』第41話「君の中の英雄」にて、ゼハートに暗殺を命じられていた[[法術士ニュー]]に独断で生かされた後、ゼハートに対して謝罪する。 | :『BX』第41話「君の中の英雄」にて、ゼハートに暗殺を命じられていた[[法術士ニュー]]に独断で生かされた後、ゼハートに対して謝罪する。 | ||
166行目: | 137行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*名前が言い辛いのか、視聴者からは「イ様」と略されて呼称される場合がある。 | *名前が言い辛いのか、視聴者からは「イ様」と略されて呼称される場合がある。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 資料リンク == | == 資料リンク == |