「ヒュッケバイン問題」を編集中
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==推定される問題の原因および解消の経緯== | ==推定される問題の原因および解消の経緯== | ||
− | + | 10年という長期にわたって問題が発生していたのだが、本件について制作サイドは2007年の「スパログ」にてわずかに触れたのみで、ほぼ解消に至ったと思われる現在でも、問題の詳細は明らかにされていない。 | |
[[ヒュッケバイン]]の「隈取りのあるツインアイ・顎・額のV字アンテナ・頭頂部のカメラセンサー」という頭部の特徴は、'''はっきり言ってしまえば[[ガンダムタイプ]]に酷似している'''。『DW』放送前のリークと思わしき書き込みでも、『[[ガンダムシリーズ]]』の版元である創通・サンライズによるクレームの原因として言及されている。 | [[ヒュッケバイン]]の「隈取りのあるツインアイ・顎・額のV字アンテナ・頭頂部のカメラセンサー」という頭部の特徴は、'''はっきり言ってしまえば[[ガンダムタイプ]]に酷似している'''。『DW』放送前のリークと思わしき書き込みでも、『[[ガンダムシリーズ]]』の版元である創通・サンライズによるクレームの原因として言及されている。 | ||
2006年から2021年までの間に、機体のデザイン、会社間の関係、その両方に変化が見られ、当時の問題はクレームだったという説が有力視されている。 | 2006年から2021年までの間に、機体のデザイン、会社間の関係、その両方に変化が見られ、当時の問題はクレームだったという説が有力視されている。 | ||
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+ | *機体のデザイン | ||
+ | **[[エクスバイン]]/[[エグゼクスバイン]]は、一見ではツインアイと分からないゴーグルを被せられ、V字アンテナもない、(一応)ガンダム顔には見えない風のデザインにされている。 | ||
+ | **[[デュラクシール]]も「ガンダム顔」と明言されていた当時の設定から『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』でのリメイクに合わせて、頭部がリファインされた<ref>「ガンダム」の存在しない世界であるOGシリーズへの再登場にあたっての設定変更という事情もある。</ref>。 | ||
+ | ***ただし、[[ART-1]]はまだしも、[[ビルトシュバイン]]まで続投していた点では謎が残る。 | ||
+ | **後に登場した[[ヒュッケバイン30]]/[[ヒュッケバイン30th|30th]]は、名前も含めて完全にヒュッケバイン=ほぼガンダム顔であり、[[DLC]]では「敵兵に[[ガンダムタイプ]]扱いされる」という自虐ネタのような際どいストーリー展開まである。 | ||
*会社間の関係 | *会社間の関係 | ||
**創通は『DW』の宣伝協力としてクレジットされており、当問題の前後でOGシリーズの制作や版権管理にも関与するようになった(「[[著作者]]」「[[スタッフ]]」も参照)。もちろんガンダムシリーズほかサンライズ作品多数の版権元でもあり、参戦作品の許諾、[[スーパーロボット大戦シリーズ|SRWシリーズ]]の存続も左右していた可能性が考えられる。 | **創通は『DW』の宣伝協力としてクレジットされており、当問題の前後でOGシリーズの制作や版権管理にも関与するようになった(「[[著作者]]」「[[スタッフ]]」も参照)。もちろんガンダムシリーズほかサンライズ作品多数の版権元でもあり、参戦作品の許諾、[[スーパーロボット大戦シリーズ|SRWシリーズ]]の存続も左右していた可能性が考えられる。 | ||
− | **SRWシリーズの販売を手がけるバンダイナムコエンターテインメントが属するバンダイナムコHDは、2014年8月から創通の株主(当初の持株比率16.7%)<!-- ソース https://www.buffett-code.com/shareholder/81d9a713c9969d75ac722e5d0187704b --> | + | **SRWシリーズの販売を手がけるバンダイナムコエンターテインメントが属するバンダイナムコHDは、2014年8月から創通の株主(当初の持株比率16.7%)<!-- ソース https://www.buffett-code.com/shareholder/81d9a713c9969d75ac722e5d0187704b -->、2019年12月には完全子会社化しており、会社間の力関係・主従は明確に変化している。 |
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***ただし、創通はクレームの有無を公的には否定している(後述)。 | ***ただし、創通はクレームの有無を公的には否定している(後述)。 | ||
**サンライズの親会社であるバンダイのクレームとする説もあったが、これは疑問視されている。 | **サンライズの親会社であるバンダイのクレームとする説もあったが、これは疑問視されている。 | ||
− | *** | + | ***ガンダムシリーズ玩具の独占に近い販売権を有しているものの、サンライズ・創通のように著作者として訴えることはできず<ref>海賊版の摘発などの場合には「バンダイが製作した玩具商品の模倣、著作権や商標権の侵害」として訴えることになる。</ref>、販売停止などを求めていたとすれば、バンダイが法令違反を疑われる。 |
− | *** | + | ***OGシリーズのプラモデルは、2021年からバンダイ(バンダイスピリッツ)が販売を手がけている。2006年当時に販売停止などを求めていたとしても、自社での販売開始までに間が開きすぎている。 |
− | + | ***また、バンナムHDグループ内で版権が整理された事情からか、2004年からOGシリーズのプラモデルを販売していたコトブキヤは、2018年を最後に新作を発表していない。 | |
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==その他話題== | ==その他話題== |