「ギリシア神話」を編集中
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:ローマ神話におけるウェルカヌスに該当する。 | :ローマ神話におけるウェルカヌスに該当する。 | ||
:*多くの[[ガンダムタイプ|ガンダム]]が保有する「バルカン砲」はウェルカヌスの英語読み。 | :*多くの[[ガンダムタイプ|ガンダム]]が保有する「バルカン砲」はウェルカヌスの英語読み。 | ||
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;アレス(Ares) | ;アレス(Ares) | ||
:戦争の神。ゼウスとヘーラーの次男であり、大変な美貌の持ち主。しかし短気かつ粗暴で、戦いではロクな目に遭わず、古代ギリシャでは嫌われ者の三枚目キャラだった。 | :戦争の神。ゼウスとヘーラーの次男であり、大変な美貌の持ち主。しかし短気かつ粗暴で、戦いではロクな目に遭わず、古代ギリシャでは嫌われ者の三枚目キャラだった。 | ||
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:天空神ウラノスと大地の女神ガイアの間に生まれた12柱の神々の兄弟姉妹。巨神族。ゼウスに与しない神々もティーターンと称されることも。 | :天空神ウラノスと大地の女神ガイアの間に生まれた12柱の神々の兄弟姉妹。巨神族。ゼウスに与しない神々もティーターンと称されることも。 | ||
:天界の覇権を巡ってゼウスらオリュンポスの神々と戦い(ティタノマキア)を繰り広げるも、敗れてオケアノス以外の5兄弟はタルタロス(地獄)に封印された。 | :天界の覇権を巡ってゼウスらオリュンポスの神々と戦い(ティタノマキア)を繰り広げるも、敗れてオケアノス以外の5兄弟はタルタロス(地獄)に封印された。 | ||
− | : | + | :英語読みは「タイタン」で、[[モビルスーツ]]の装甲材などとしても有名な元素チタン(Ti)や豪華客船タイタニック号の名前の元にもなっている。 |
:*『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場する[[ティターンズ]]の元ネタ。 | :*『[[機動戦士Ζガンダム]]』に登場する[[ティターンズ]]の元ネタ。 | ||
:*『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の[[六神ロボ]]タイタンの名の由来となっている。 | :*『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の[[六神ロボ]]タイタンの名の由来となっている。 | ||
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== 生物、怪物 == | == 生物、怪物 == | ||
;ペーガソス(Pegasus) | ;ペーガソス(Pegasus) | ||
− | : | + | :翼がある馬で、[[空]]を飛ぶことができる。海神ポセイドーンと怪物メドゥーサの間の子だったが、妊娠中に母がペルセウスに斬首されたことで'''その断面から生まれた'''という。ペルセウスからベレロフォンに渡るも、ベレロフォンの思い上がりに怒った<ref>ベレロフォンの傲慢ぶりに怒ったゼウスが毒虫を放ったり雷を落としてペーガソスを驚かせて無理矢理振り落とさせたという説もある。</ref>ため、彼を振り落とし天に昇ってペガスス座となり、ゼウスの雷を運ぶ。[[ラテン語]]読みだと「ペーガスス」、[[英語]]読みだと「ペガサス」である。 |
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:*『[[機動戦士ガンダム]]』では[[ホワイトベース]]がペガサス級強襲揚陸艦2番艦に分類される。 | :*『[[機動戦士ガンダム]]』では[[ホワイトベース]]がペガサス級強襲揚陸艦2番艦に分類される。 | ||
− | :*『[[ | + | :*『[[テッカマンブレード]]』では[[ペガス]]の名前の由来となっている。 |
;ケンタウロス(Centaur) | ;ケンタウロス(Centaur) | ||
:下半身が馬、上半身が人間の種族。悪人イクシオンが、雲で作られたヘラの偽物とまぐわった事で生まれた。本来は酒と肉が大好きな粗暴な種族だが、中にはポロスのように温厚な者もいる。 | :下半身が馬、上半身が人間の種族。悪人イクシオンが、雲で作られたヘラの偽物とまぐわった事で生まれた。本来は酒と肉が大好きな粗暴な種族だが、中にはポロスのように温厚な者もいる。 | ||
322行目: | 320行目: | ||
::*『[[マシンロボ クロノスの大逆襲]]』では[[ディオンドラ]]が愛用している妖剣メドゥーサの名を由来とする。 | ::*『[[マシンロボ クロノスの大逆襲]]』では[[ディオンドラ]]が愛用している妖剣メドゥーサの名を由来とする。 | ||
::*『[[SDガンダム外伝]]』ではメデューサキュベレイのモデルとなった。 | ::*『[[SDガンダム外伝]]』ではメデューサキュベレイのモデルとなった。 | ||
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;フェニックス(Phoenix) | ;フェニックス(Phoenix) | ||
− | : | + | :ギリシア神話やエジプト神話に登場する伝説上の鳥。鳳凰座の元ネタ。数百年に一度、自ら香木を積み重ねて火をつけた中に飛び込んで焼死し、その灰の中から再び幼鳥となって現れるという。物語的な神話上のエピソードは無い。 |
:後代のヨーロッパでは、悪魔学によりソロモン72柱の[[天使・悪魔|悪魔]]の1柱[[フェネクス]]とされ、魔術、呪術、神秘学に関する書物『グリモワール』にも記載された。その場合は序列37番の大いなる侯爵とされる。 | :後代のヨーロッパでは、悪魔学によりソロモン72柱の[[天使・悪魔|悪魔]]の1柱[[フェネクス]]とされ、魔術、呪術、神秘学に関する書物『グリモワール』にも記載された。その場合は序列37番の大いなる侯爵とされる。 | ||
:一方でキリスト教徒はこの鳥を再生のシンボルとみなしている。 | :一方でキリスト教徒はこの鳥を再生のシンボルとみなしている。 | ||
349行目: | 346行目: | ||
:ヘパイストスまたはダイダロスによって作られたとされる青銅製の自動人形。神の血(イーコール・霊血)によって駆動しているが、栓として踵に刺さっている釘を外されると失血死してしまう。 | :ヘパイストスまたはダイダロスによって作られたとされる青銅製の自動人形。神の血(イーコール・霊血)によって駆動しているが、栓として踵に刺さっている釘を外されると失血死してしまう。 | ||
:アルゴ号の伝説でも登場し、一行がクレーテー島へやってきた時に起動して乗組員を襲うが、魔女メーデイアによって呪文で眠らされている間に足の釘を抜かれて霊血を失い死んだ(ポイアースが矢で射抜いたとも言われる)。 | :アルゴ号の伝説でも登場し、一行がクレーテー島へやってきた時に起動して乗組員を襲うが、魔女メーデイアによって呪文で眠らされている間に足の釘を抜かれて霊血を失い死んだ(ポイアースが矢で射抜いたとも言われる)。 | ||
− | :*『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』では[[タロス像]] | + | :*『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』では[[タロス像]]の名前の由来となっている。モデルは映画『アルゴー号の冒険』に登場するタロスで、この映画以降、マジンガーシリーズに限らず「タロスは巨大ロボット」という扱いを受けるようになった。 |
;アレイオーン(Areion) | ;アレイオーン(Areion) | ||
:馬の姿となったポセイドーンとデーメーテールの間に生まれたとされる名馬。 | :馬の姿となったポセイドーンとデーメーテールの間に生まれたとされる名馬。 | ||
370行目: | 367行目: | ||
:古代ギリシャで使用されていた鎌のような短刀。[[英語]]読みはハルペー。 | :古代ギリシャで使用されていた鎌のような短刀。[[英語]]読みはハルペー。 | ||
:神話ではヘパイストスがアダマンタイトで鍛えたものをヘルメスが所有する。クロノスによる天空神ウラノスの去勢、巨人アルゴスの暗殺、英雄ペルセウスに貸し与えられメドゥーサ討伐などに使用された。 | :神話ではヘパイストスがアダマンタイトで鍛えたものをヘルメスが所有する。クロノスによる天空神ウラノスの去勢、巨人アルゴスの暗殺、英雄ペルセウスに貸し与えられメドゥーサ討伐などに使用された。 | ||
− | :*[[バンプレストオリジナル]] | + | :*[[バンプレストオリジナル]]では連邦軍タカ派によるクーデター「ミッション・ハルパー」の名前の由来となっている。 |
;ケーリュケイオン(kērukeion) | ;ケーリュケイオン(kērukeion) | ||
:ヘルメスの持つ杖。「カドゥケウス」とも。柄に巻き付いた2匹の蛇と頭に飾られた大きな翼が特徴。よくへびつかい座とゴッチャにされる。 | :ヘルメスの持つ杖。「カドゥケウス」とも。柄に巻き付いた2匹の蛇と頭に飾られた大きな翼が特徴。よくへびつかい座とゴッチャにされる。 | ||
388行目: | 385行目: | ||
;双子座 | ;双子座 | ||
:ゼウスの双子の息子カストルとポルックス(2人合わせてディオスクロイと称す)。しかし、カストルは神の血を引いていないただの人間であった。そのため従弟にカストルが殺されてしまい、ポルックスは仇討ちを終えるとゼウスに頼み込んで自分も星にしてもらい、ディオスクロイは天で再会した。 | :ゼウスの双子の息子カストルとポルックス(2人合わせてディオスクロイと称す)。しかし、カストルは神の血を引いていないただの人間であった。そのため従弟にカストルが殺されてしまい、ポルックスは仇討ちを終えるとゼウスに頼み込んで自分も星にしてもらい、ディオスクロイは天で再会した。 | ||
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;蟹座 | ;蟹座 | ||
:化け蟹カルキノス。先述の通り英雄ヘーラクレースのヒュドラ退治の際に踏み潰される。 | :化け蟹カルキノス。先述の通り英雄ヘーラクレースのヒュドラ退治の際に踏み潰される。 |