「ギアス」を編集中
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− | + | ギアス(Geass)とは、『[[コードギアスシリーズ]]』に登場する特殊能力。 | |
== 概要 == | == 概要 == | ||
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発動時には、左目の瞳に赤い鳥が羽ばたく様なコードの文様が浮き上がり、使い手によってその内容が違う。その効果は、他者の心を操ったり、生命の活動時間を停止させたりと、非常に絶大であり、能力やその使い方によっては、危機的状況を一気に覆させる事も可能となる。 | 発動時には、左目の瞳に赤い鳥が羽ばたく様なコードの文様が浮き上がり、使い手によってその内容が違う。その効果は、他者の心を操ったり、生命の活動時間を停止させたりと、非常に絶大であり、能力やその使い方によっては、危機的状況を一気に覆させる事も可能となる。 | ||
− | + | 基本的に目から発する光信号のため、光を遮るサングラスなどには通用しない。しかし、ギアス能力が高まるとそれすら通用しないことがC.C.から語られる。 | |
その特性上、ギアス発現の「資質」は、「世界に対する強い願望、もしくは欲望」であり、本質はギアス能力者の持つ無意識下の願望や意思がコードによって形となったもの。その為、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]や[[マオ]]の様に、抑圧された環境で生きてきた人間の方が、ギアスを発動させる際に高い効果を発揮させられることが出来る。更に大きな特徴として、'''個々の持つ能力自体に使用者に対してある種の皮肉が込められている'''という特徴がある。例をあげれば、ルルーシュの場合だと絶対遵守=思い通りを嫌いながら他者に強制する、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の場合だと何よりも嘘を嫌いながら嘘を植え付けるといった使用者に対する痛烈な皮肉が込められている。 | その特性上、ギアス発現の「資質」は、「世界に対する強い願望、もしくは欲望」であり、本質はギアス能力者の持つ無意識下の願望や意思がコードによって形となったもの。その為、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]や[[マオ]]の様に、抑圧された環境で生きてきた人間の方が、ギアスを発動させる際に高い効果を発揮させられることが出来る。更に大きな特徴として、'''個々の持つ能力自体に使用者に対してある種の皮肉が込められている'''という特徴がある。例をあげれば、ルルーシュの場合だと絶対遵守=思い通りを嫌いながら他者に強制する、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の場合だと何よりも嘘を嫌いながら嘘を植え付けるといった使用者に対する痛烈な皮肉が込められている。 | ||
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=== コード === | === コード === | ||
− | 劇中では[[C.C.]]と[[V.V.]] | + | 劇中では[[C.C.]]と[[V.V.]]が持っていた力。これを持つ者・コードユーザーと契約することでギアスを得られる。 |
− | + | コードユーザーには体のどこかに紋章が浮かび、基本的にそれは額だが、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]は右の掌にある。 | |
これを持つ者は基本的に[[不老不死]]であり、またギアスの影響も一切受けない。ただし、この不老不死を解除する方法も基本的になく、コードをギアスユーザーに継承させるまで死にたくても死ねない。ただし不老不死はあくまで肉体の損失・老化を防ぐものの為、意識・精神への直接干渉に対しては作用しない。 | これを持つ者は基本的に[[不老不死]]であり、またギアスの影響も一切受けない。ただし、この不老不死を解除する方法も基本的になく、コードをギアスユーザーに継承させるまで死にたくても死ねない。ただし不老不死はあくまで肉体の損失・老化を防ぐものの為、意識・精神への直接干渉に対しては作用しない。 | ||
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ギアスユーザーはギアス能力を実行すると左目にコードの紋章が浮き上がるが、何度もギアスを使用すると効力が高まっていき、次第にギアスのオフが出来なくなるなどコントロールがままならなくなる。最終的に左目だけでなく両目にギアスの紋章が浮かび上がるようになり、このレベルに至るとコード継承の権利を得ることになる。最終段階であっても強靭な精神力で増大したギアス能力を抑え込み、完全にコントロール出来るようになった者は'''「達成人」'''と呼ばれる。 | ギアスユーザーはギアス能力を実行すると左目にコードの紋章が浮き上がるが、何度もギアスを使用すると効力が高まっていき、次第にギアスのオフが出来なくなるなどコントロールがままならなくなる。最終的に左目だけでなく両目にギアスの紋章が浮かび上がるようになり、このレベルに至るとコード継承の権利を得ることになる。最終段階であっても強靭な精神力で増大したギアス能力を抑え込み、完全にコントロール出来るようになった者は'''「達成人」'''と呼ばれる。 | ||
− | + | 基本的にコードはコードユーザーから譲られるか押し付けられる形でなければ継承出来ないが、達成人となったギアスユーザーはコードを強引に奪い取ることも可能となる。 | |
コードを継承すると、それまでのギアス能力は失われる。 | コードを継承すると、それまでのギアス能力は失われる。 | ||
− | これらの事項から、本編終了後も「『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話で[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に討たれたはずの[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]は、実は生存しているのではないか」との推測が建てられている。実際、V.V. | + | これらの事項から、本編終了後も「『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話で[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に討たれたはずの[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]は、実は生存しているのではないか」との推測が建てられている。実際、V.V.に関してはコードを得た経緯がまるで不明のため、「発現」したのではないか→ならばルルーシュにも同様の事態が起きているのではないか、との理論によるものだが、真相は今もって不明である(この事実が正しいとしても、コードユーザーはギアスを使えないため、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を降すまでは持っていなかったはずである)。 |
− | + | また、古代においてコードユーザー(つまりはギアスユーザー)を生み出してきた「王の一族」が存在し、ギアスが「王の力」と呼ばれるのはこれが理由。実は枢木一族がこれに連なっているのだが本家が絶えており、[[枢木スザク|スザク]]の世代では「王の一族」の分家である「守護者の一族」に連なっている。 | |
== 関連する人物 == | == 関連する人物 == | ||
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;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | ;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | ||
:絶対遵守。'''「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」'''という願望が根源。眼を合わせた者に口にした命令を実行させ、相手の生存本能を無視して自殺を強制させる事まで可能。ただし、命令できるのは一人につき一回だけ。 | :絶対遵守。'''「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」'''という願望が根源。眼を合わせた者に口にした命令を実行させ、相手の生存本能を無視して自殺を強制させる事まで可能。ただし、命令できるのは一人につき一回だけ。 | ||
− | : | + | :また、対象にとって実行不可能な命令をした場合(知らない情報を喋らせる、致命傷を負った人物に「死ぬな」と命じるなど)には効果はない。一方で、一度ギアスが掛かったら効果はほぼ永続的に続き(少なくとも物語終了までに時間経過で解けた人物はいない)、効果は絶対に発生する(ギアスを掛けられた対象にとって耐えがたい内容の命令をした場合は、数秒ほど対象が抵抗する描写はあるが)など効果は強力。なお、ルルーシュはR因子の適正が高い為か、有効射程は270mと結構長い。 |
− | : | + | :どうやら、ルルーシュらシャルル一族のギアスは眼を媒介とした光情報であるらしく、鏡を利用して自分自身にギアスをかけることも可能である。なお、ユーフェミアに日本人虐殺命令を出してしまったギアス暴走以降は、ギアスのオフが出来なくなった。 |
:『R2』においては、シャルルに記憶を封じられた事でギアス能力も封じられていたが、C.C.の手で記憶の修復が行われた事で、元の状態に戻っている。また、その時にC.C.が製作した特殊なコンタクトレンズを使用することにより、強引にオンオフを切り替えることが可能となっている(ただし劇中ではいずれはそれすらも無効化してしまうほど効力が大きくなる事が示唆されている)。 | :『R2』においては、シャルルに記憶を封じられた事でギアス能力も封じられていたが、C.C.の手で記憶の修復が行われた事で、元の状態に戻っている。また、その時にC.C.が製作した特殊なコンタクトレンズを使用することにより、強引にオンオフを切り替えることが可能となっている(ただし劇中ではいずれはそれすらも無効化してしまうほど効力が大きくなる事が示唆されている)。 | ||
:ルルーシュの絶対遵守のギアスは'''「自身は強制を嫌うが、他者には強制する」'''という自分勝手とも言える矛盾を孕んでいる。なお、これに関して、ルルーシュは[[枢木スザク|スザク]]に「自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める『願い』とは、ギアスに似ていないか?」という趣旨の発言をしている。 | :ルルーシュの絶対遵守のギアスは'''「自身は強制を嫌うが、他者には強制する」'''という自分勝手とも言える矛盾を孕んでいる。なお、これに関して、ルルーシュは[[枢木スザク|スザク]]に「自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める『願い』とは、ギアスに似ていないか?」という趣旨の発言をしている。 | ||
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;[[マオ]] | ;[[マオ]] | ||
− | :[[読心 | + | :[[読心]]。周囲の人物の思考を読むことができる。'''「人の心を知りたい」'''という願望が根源。有効範囲は500mほど。ただし、[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』では、「[[主人公]]・ライの[[記憶喪失|ロストした記憶]]の部分までは読めない」とのこと。 |
:物語中ではすでに両目にコードの紋章が浮かんでいる上に暴走が始まっており、任意にシャットアウトすることは不可能で、本人の意思とは無関係に周囲の意思が頭の中に流れ込んでしまう為、常に精神的な苦痛を強いられる事になる。結果的にマオは'''「知ることはできたが、知らずにいられなくなってしまった」'''ことで精神を病んでしまった。 | :物語中ではすでに両目にコードの紋章が浮かんでいる上に暴走が始まっており、任意にシャットアウトすることは不可能で、本人の意思とは無関係に周囲の意思が頭の中に流れ込んでしまう為、常に精神的な苦痛を強いられる事になる。結果的にマオは'''「知ることはできたが、知らずにいられなくなってしまった」'''ことで精神を病んでしまった。 | ||
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]] | ;[[シャルル・ジ・ブリタニア]] | ||
− | : | + | :記憶操作。発動時は両目にコードの紋章が浮かび、眼を合わせた者の記憶を改竄する。'''「過去を、歴史を変えたい」'''という願望が根源。[[ブラックリベリオン]]後、スザクに捕らえられたルルーシュに使用し、ルルーシュは自分がゼロであった事を忘れてしまった他、ロロを弟だと記憶を改竄された。また、劇中の描写などから[[アッシュフォード学園]]の生徒会メンバーにも使用したと思われる。 |
:'''「自分は嘘を嫌いながらも、他者に嘘を植え付ける」'''皮肉な能力。後に[[V.V.]]のコードを奪った事でこの能力は失われ、シャルルは[[不老不死]]となった。 | :'''「自分は嘘を嫌いながらも、他者に嘘を植え付ける」'''皮肉な能力。後に[[V.V.]]のコードを奪った事でこの能力は失われ、シャルルは[[不老不死]]となった。 | ||
:なお、ギアスを掛けられた人物に強い意志がある場合、記憶操作が解除されることもある。 | :なお、ギアスを掛けられた人物に強い意志がある場合、記憶操作が解除されることもある。 | ||
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:'''「周りは今のままでありながらも、自分だけは今のままではいられない能力」'''。 | :'''「周りは今のままでありながらも、自分だけは今のままではいられない能力」'''。 | ||
;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]] | ;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]] | ||
− | : | + | :未来予測。極近未来を読む。しかし、この能力は'''極々近い未来しか見えておらず、'''実際ビスマルクは、'''「その直後に自分が死ぬ」という未来が見えなかった。''' |
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | ;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | ||
:精神憑依。自分の精神を他者の精神に寄生させ、渡り歩く。マリアンヌはギアスの資質は非常に低く、C.C.によると自らの命と引き換えにしてやっと発動できる能力であったらしく、V.V.に致命傷を負わされた際に発現している。 | :精神憑依。自分の精神を他者の精神に寄生させ、渡り歩く。マリアンヌはギアスの資質は非常に低く、C.C.によると自らの命と引き換えにしてやっと発動できる能力であったらしく、V.V.に致命傷を負わされた際に発現している。 | ||
:根源となった願望は恐らく'''「どんな事をしてでも生き延びたい」'''であると思われる。自分のためなら他者の倫理を踏みにじる使用者の狡猾さと残忍さがあり、何よりも生きることに執着しながらも'''「本来あるべき自らの肉体へ還ることは出来ない」'''。 | :根源となった願望は恐らく'''「どんな事をしてでも生き延びたい」'''であると思われる。自分のためなら他者の倫理を踏みにじる使用者の狡猾さと残忍さがあり、何よりも生きることに執着しながらも'''「本来あるべき自らの肉体へ還ることは出来ない」'''。 | ||
;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ||
− | :'''「ギアスキャンセラー」''' | + | :'''「ギアスキャンセラー」'''という通称で呼ばれており、ジェレミアを中心とした範囲内の全てのギアスの効果を無効化にしてしまう特異的なギアス。効果が継続するものも即座に解除する。ルルーシュの力が増大していったギアスと同様、常時発動した状態となっており、ジェレミア自身の意思で任意にオンオフを切り替える事が出来無い為、普段は左目を機械の仮面で隠している。ジェレミア自身がギアスの対象となった場合は即座に仮面が展開して、その効果を打ち消す。その効果や、ジェレミアが純血派時代にギアスの力に支配された事で破滅の道を辿っている為、根源となった願望はおそらく、'''「ギアスに支配されたくない」'''あるいは'''「自分自身を失いたくない」'''であると思われる。 |
:ギアス饗団での実験で偶発的に発現したもので、発動時には左目にコードの紋章を上下逆にした青色の紋章が浮かぶ。他のギアスに比べると使用者への皮肉は見当たらない。ギアスキャンセラーの効力は使用者に対する皮肉すらも打ち消すのかもしれないが、'''「ギアスに支配されたくないが、[[ルルーシュ・ランペルージ|かつて自分を支配した人間]]に忠誠を誓う」'''というのは皮肉と言えなくもない。 | :ギアス饗団での実験で偶発的に発現したもので、発動時には左目にコードの紋章を上下逆にした青色の紋章が浮かぶ。他のギアスに比べると使用者への皮肉は見当たらない。ギアスキャンセラーの効力は使用者に対する皮肉すらも打ち消すのかもしれないが、'''「ギアスに支配されたくないが、[[ルルーシュ・ランペルージ|かつて自分を支配した人間]]に忠誠を誓う」'''というのは皮肉と言えなくもない。 | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
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:この能力で他者からの愛に包まれた日々を送っていたC.C.であったが、暴走時に当時のコード持ちであったシスターのコードを押し付けられた際に失っている。'''「愛されながらも愛していない」'''という、使用者の悲哀がある。 | :この能力で他者からの愛に包まれた日々を送っていたC.C.であったが、暴走時に当時のコード持ちであったシスターのコードを押し付けられた際に失っている。'''「愛されながらも愛していない」'''という、使用者の悲哀がある。 | ||
;[[V.V.]] | ;[[V.V.]] | ||
− | : | + | :ギアス響団の響主。シャルルを初め、多くの人間にギアスを与えたコードユーザー。当人も元々は何らかのギアスを持っていたと思われるが劇中では示唆する描写がほとんど無いため詳細不明。 |
:なお、[[ニンテンドーDS]]用ゲーム『反逆のルルーシュ』ではユーフェミアにもギアスを与えている。 | :なお、[[ニンテンドーDS]]用ゲーム『反逆のルルーシュ』ではユーフェミアにもギアスを与えている。 | ||
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=== 本編外での関連人物 === | === 本編外での関連人物 === | ||
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:過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。 | :過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。 | ||
;[[オルフェウス・ジヴォン]] | ;[[オルフェウス・ジヴォン]] | ||
− | : | + | :認識攪乱。発動中にオルフェウスを見た人物は、彼を別の人間と認識する。しかし、効果は5分間のみで、1度使うと1時間待たないと再発動できない制約があるだけでなく、カメラやマイクなどの機械を通した場合は効果がない。 |
:根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。実際、オルフェウスはトトのギアスを受けたのが切っ掛けで、マリーベルの筆頭騎士・'''ライアー'''という別人としての人生を歩んでいたが、結局は本当の自分の記憶を取り戻している。 | :根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。実際、オルフェウスはトトのギアスを受けたのが切っ掛けで、マリーベルの筆頭騎士・'''ライアー'''という別人としての人生を歩んでいたが、結局は本当の自分の記憶を取り戻している。 | ||
− | ; | + | ;クララ・ランフランク |
:『双貌のオズ』の登場人物。肉体占拠。目視した人間の名前を叫ぶことで対象の肉体の自由を奪い、意のままに操る。ただし、目視できない状況や、名前を間違えている場合は発動できないため、オルフェウスのギアスの前では一切効果を示さない。 | :『双貌のオズ』の登場人物。肉体占拠。目視した人間の名前を叫ぶことで対象の肉体の自由を奪い、意のままに操る。ただし、目視できない状況や、名前を間違えている場合は発動できないため、オルフェウスのギアスの前では一切効果を示さない。 | ||
:根源となった願望は、'''「自分の好きな人が自分の言う事を聞いて欲しい」'''と思われるが、'''「自分は好きな人の言う事も聞こうとしないだけでなく、他人の尊厳を踏み躙り続け、愉悦に浸っている」'''。その結果、結局「'''一番好きだった人(オルフェウス)に拒絶された挙句、殺されてしまう末路を迎える'''」事になった。 | :根源となった願望は、'''「自分の好きな人が自分の言う事を聞いて欲しい」'''と思われるが、'''「自分は好きな人の言う事も聞こうとしないだけでなく、他人の尊厳を踏み躙り続け、愉悦に浸っている」'''。その結果、結局「'''一番好きだった人(オルフェウス)に拒絶された挙句、殺されてしまう末路を迎える'''」事になった。 | ||
;[[トト・トンプソン]] | ;[[トト・トンプソン]] | ||
− | : | + | :『双貌のオズ』の登場人物。忘却。他者の記憶の一部を封じる。根源となった願望は、'''「つらい過去を無かった事にしたい」'''と思われるが、'''「記憶を失うだけで、本当に無かった事には出来ない」'''。しかも、'''「忘れられるのは自分以外の誰かだけで、自分自身は忘れる事が出来ない」'''。 |
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]] | ;[[マリーベル・メル・ブリタニア]] | ||
− | : | + | :絶対服従。ギアスを掛けられた相手の自我は完全に消滅し、マリーベルの命令のみで動くただの人形となってしまう。ルルーシュのギアスの下位互換的な能力で、効果は半永久的に持続するが「忘れろ」等の通常は実行できない命令は下せないと思われる。 |
:『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本当にいて欲しかった仲間達が離れてしまった'''。 | :『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本当にいて欲しかった仲間達が離れてしまった'''。 | ||
;[[シン・ヒュウガ・シャイング]] | ;[[シン・ヒュウガ・シャイング]] | ||
− | : | + | :自害強要。自害を強要させる。ただし'''「シンがその対象者の事を本当に信頼し、愛している」''' '''「その対象者が「死」を理解している」'''事が条件。この条件はシンも把握しきれておらず、後述のアキトだけでなく、作中で単なる「敵」として自殺を強要させようとしたレイラにも効果が無かった。 |
:作中で語られた自身の生家の環境からか、根源となった願望は'''「愛する人をこの狂った世界から救い出したい」'''であると思われるが、その「救済」が'''「死」'''という形で歪んで発現している。そして'''「本当に傍に居て欲しい人ほど、永遠にいなくなってしまう」'''。 | :作中で語られた自身の生家の環境からか、根源となった願望は'''「愛する人をこの狂った世界から救い出したい」'''であると思われるが、その「救済」が'''「死」'''という形で歪んで発現している。そして'''「本当に傍に居て欲しい人ほど、永遠にいなくなってしまう」'''。 | ||
;[[レイラ・マルカル]] | ;[[レイラ・マルカル]] | ||
− | : | + | :時間逆行。自分以外の時を一定時間巻き戻す形で一度だけ発現したが、能力の詳細は作中でも詳しく明かされていない。契約者はC.C.で、両親を亡くした直後の幼い時に契約するが、[[マオ]]の一件で懲りたC.C.によって発現時期を成長した後になるよう調整された事で今まで発現しなかった。発現前でもコード所持者との精神感応など、ギアスユーザーに普遍的に見られる副次現象は体感可能。発動時の色はジェレミアのギアスキャンセラーと同じ青だが、紋章の位置は正位置。 |
;品・ランペルージ | ;品・ランペルージ | ||
− | : | + | :DVD特典映像『品』の登場人物。紋章が浮かび上がった状態の右目から赤い光を瞬間的に発するが、'''ただそれだけ'''である。ただし、遠距離への発光信号や近距離での目晦ましに使える程度の光度はある模様。 |
;エリーサ・リヒテンシュタイン | ;エリーサ・リヒテンシュタイン | ||
:外伝作品『モザイクの欠片』の契約者。王女という身分に収まった自分を嫌い、'''「王女であることをやめたい」'''という願いが表層に出てきたギアス。使用中は周りの人間の視界から自分が消える能力であり、声などでやり取りは可能。契約した時期が幼かったために、城を抜け出したり悪戯目的で乱用した結果、オンとオフが出来なくなり、ついには鏡越しの自分自身の目にすら映らなくなってしまい、以後は声でやり取りを行う。 | :外伝作品『モザイクの欠片』の契約者。王女という身分に収まった自分を嫌い、'''「王女であることをやめたい」'''という願いが表層に出てきたギアス。使用中は周りの人間の視界から自分が消える能力であり、声などでやり取りは可能。契約した時期が幼かったために、城を抜け出したり悪戯目的で乱用した結果、オンとオフが出来なくなり、ついには鏡越しの自分自身の目にすら映らなくなってしまい、以後は声でやり取りを行う。 | ||
123行目: | 109行目: | ||
:作中では恋した先輩に見られた『恥ずかしいもの』の記憶を消そうとするが、彼の目を見ることが出来ずにいた。しかし、第二次トウキョウ決戦の後に'''「大切な友人と想い人のこれからの幸せを願い、一時凌ぎを承知で忘れさせる」'''決断をする。尚、想い人の先輩とは記憶消去後にもう一度出会い、無事に結ばれてワンダは一児の母になっている。 | :作中では恋した先輩に見られた『恥ずかしいもの』の記憶を消そうとするが、彼の目を見ることが出来ずにいた。しかし、第二次トウキョウ決戦の後に'''「大切な友人と想い人のこれからの幸せを願い、一時凌ぎを承知で忘れさせる」'''決断をする。尚、想い人の先輩とは記憶消去後にもう一度出会い、無事に結ばれてワンダは一児の母になっている。 | ||
;アル | ;アル | ||
− | :外伝作品『Genesic Re; | + | :外伝作品『Genesic Re;CODE』の主人公。位相転移。時の止まった世界「フィンブルの冬」から各作品の時代へ飛ぶ。ただし、時間への干渉はできず、観測する事しかできない。 |
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;デルフィナ・アンヘル | ;デルフィナ・アンヘル | ||
:Cygamesのアプリ『グランブルーファンタジー』とコードギアスのコラボイベント「コードギアス 反逆のルルーシュ 蒼穹に散るゼロ」に登場する'''コラボシナリオオリジナルキャラクター'''。 | :Cygamesのアプリ『グランブルーファンタジー』とコードギアスのコラボイベント「コードギアス 反逆のルルーシュ 蒼穹に散るゼロ」に登場する'''コラボシナリオオリジナルキャラクター'''。 | ||
:ギアス嚮団で実験体として酷使されており、その過程でV.V.と契約し範囲内にいる人間全ての心を読むギアスを得る。マオのギアスとの差異があるかは不明。マオ同様にルルーシュを大いに苦戦させた。 | :ギアス嚮団で実験体として酷使されており、その過程でV.V.と契約し範囲内にいる人間全ての心を読むギアスを得る。マオのギアスとの差異があるかは不明。マオ同様にルルーシュを大いに苦戦させた。 | ||
:なお、劇中では(コードギアス世界で一般的に使われている)携帯端末のモニター越しからでもウイルスに感染されたらしい島中の人の心を読んでいた。 | :なお、劇中では(コードギアス世界で一般的に使われている)携帯端末のモニター越しからでもウイルスに感染されたらしい島中の人の心を読んでいた。 | ||
+ | ;[[シャムナ]] | ||
+ | :劇場版『[[コードギアス 復活のルルーシュ|復活のルルーシュ]]』の登場人物。本来のギアスは先読みだったが、ルルーシュがラグナレクの接続を阻止したことでCの世界の法則が乱れ、自身の死から精神を六時間前まで遡るタイムリープへと変化した。 | ||
+ | :これによって追いつめられるとわざと自身を殺す事で時間を遡り、その経験を予言として自軍に伝える事で優位に立てる。裏を返せば六時間が経過した事柄を覆す事は出来ず、またC.Cのように死にたくても死ねないギアスである。 | ||
+ | :策略で勝負するルルーシュにとってはすべての策略を先読みされる、正に天敵と言えるギアスで自分の精神にのみ作用するので、C.Cでさえも防げない。 | ||
+ | ;[[スウェイル・クジャパット]] | ||
+ | :劇場版『復活のルルーシュ』の登場人物。ジルクスタン王国暗殺部隊の隊長で、個体の認識を入れ替えるギアスを持つ。具体的には、ギアスの影響にかかった相手の敵対者が味方の姿に、敵対者が味方の姿に置き換わる。視覚に加え聴覚にも影響を与えるため、会話により判別することも難しい。ただし、動作と持ち物に関してはそのまま実際のものが見える。 | ||
+ | :目を合わせて発動した後は、クジャパット自身の視界の範囲で彼の意思が及び続ける限り半永久的に効果が持続するが、対象人数が1人だけという制約があるため、対象を変更する度に自分で解除しなければならない。また、複数名存在する敵を同士討ちさせるために多用されるが、タネが割れている相手に対しては防戦に徹することで効果が半減する初見殺しでもあり、C.C.にも「慎ましい力」と軽く貶されている。 | ||
− | == | + | == ギアスをかけられた人物 == |
=== ルルーシュ === | === ルルーシュ === | ||
;自分自身 | ;自分自身 | ||
183行目: | 160行目: | ||
:過去を暴かれて動揺するスザクを嘲笑する彼に激怒して衝動的に'''「お前は黙っていろ!」'''と命じた。ギアスをかけられたマオは自分の意思で喋ることができなくなってしまった。 | :過去を暴かれて動揺するスザクを嘲笑する彼に激怒して衝動的に'''「お前は黙っていろ!」'''と命じた。ギアスをかけられたマオは自分の意思で喋ることができなくなってしまった。 | ||
;トウキョウ租界の隔壁を管理する施設の職員たち | ;トウキョウ租界の隔壁を管理する施設の職員たち | ||
− | :[[ブラックリベリオン]] | + | :[[ブラックリベリオン]]の際、あらかじめ一部の職員に「軍門に下れ」というゼロの声を聞いた時点で隔壁を崩壊させるように命じていた。その職員たちは止めようとする他の職員たちを容赦なく射殺し、隔壁の崩壊を実行した。 |
;機情局の面々 | ;機情局の面々 | ||
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第1話での記憶回復後、バベルタワーまで尾行していた局員たちを全員自決させた。 | :『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第1話での記憶回復後、バベルタワーまで尾行していた局員たちを全員自決させた。 | ||
:また、学園内でルルーシュを監視する局員たちに対してはルルーシュと[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対するイレギュラーな事を見逃すよう命令し、監視を無意味なものにした。 | :また、学園内でルルーシュを監視する局員たちに対してはルルーシュと[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対するイレギュラーな事を見逃すよう命令し、監視を無意味なものにした。 | ||
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;中華連邦の警備隊 | ;中華連邦の警備隊 | ||
:ピクチャードラマにて。全員から思考能力を奪った。 | :ピクチャードラマにて。全員から思考能力を奪った。 | ||
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;ミーヤ・I・ヒルミック | ;ミーヤ・I・ヒルミック | ||
:「キューピッドの日」にて、背後から彼女に奪われた帽子の返却を要求。この様子をシュナイゼル配下のスパイであるレド・オフェンにこっそり目撃されている。 | :「キューピッドの日」にて、背後から彼女に奪われた帽子の返却を要求。この様子をシュナイゼル配下のスパイであるレド・オフェンにこっそり目撃されている。 | ||
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;Cの世界 | ;Cの世界 | ||
:「時の歩みを止めないでくれ」と、ラグナレクの接続を拒否するように命令。右目にも紋章を浮かべ、強化された能力で命令を通した。 | :「時の歩みを止めないでくれ」と、ラグナレクの接続を拒否するように命令。右目にも紋章を浮かべ、強化された能力で命令を通した。 | ||
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;「キセキの誕生日」の参加者達 | ;「キセキの誕生日」の参加者達 | ||
:事実上「反逆のルルーシュ」最後のギアス。これは作中の登場人物ではなくイベントに参加したファンが対象(要するにイベントの演出)。内容は'''「ゼロの仮面を被れ」'''。 | :事実上「反逆のルルーシュ」最後のギアス。これは作中の登場人物ではなくイベントに参加したファンが対象(要するにイベントの演出)。内容は'''「ゼロの仮面を被れ」'''。 | ||
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;シャムナ | ;シャムナ | ||
− | : | + | :死亡後6時間前にタイムリープするというギアスを見破り、これを破る為にギアスで強制的に眠らせた上で時限爆弾を10時間後にセットした。これにより、爆死して6時間前に戻っても眠っている為に何もできず、6時間後にまた爆死…という無限ループを作り上げて実質的な殺害に成功した。 |
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=== シャルル === | === シャルル === | ||
243行目: | 207行目: | ||
;シャーリー・フェネット | ;シャーリー・フェネット | ||
:偶然、ギアスキャンセラーの効果を受けた事で、以前にルルーシュのギアスで失っていた記憶を取り戻してしまい、それが原因でシャーリーは悲劇に襲われる事となった。 | :偶然、ギアスキャンセラーの効果を受けた事で、以前にルルーシュのギアスで失っていた記憶を取り戻してしまい、それが原因でシャーリーは悲劇に襲われる事となった。 | ||
− | : | + | :劇場版では解除されたのが[[ゼロレクイエム]]直前であるため、彼女の身に悲劇は起こらなかった。だが、ゼロレクイエムによるルルーシュの死をその目で目撃してしまうこととなった… |
;アーニャ・アールストレイム | ;アーニャ・アールストレイム | ||
:ジェレミアに敗北したアーニャが呟いた言葉から、ジェレミアは彼女がギアスで記憶を封じられている事に気付き、ギアス・キャンセラーで記憶の封印を解除した。 | :ジェレミアに敗北したアーニャが呟いた言葉から、ジェレミアは彼女がギアスで記憶を封じられている事に気付き、ギアス・キャンセラーで記憶の封印を解除した。 | ||
286行目: | 250行目: | ||
:『第2次Z破界篇』で、ルルーシュがマオを罠に陥れる際に彼らにギアスをかけて自分を上司と認識させた。原作のブリタニア警察の役どころにあたる。 | :『第2次Z破界篇』で、ルルーシュがマオを罠に陥れる際に彼らにギアスをかけて自分を上司と認識させた。原作のブリタニア警察の役どころにあたる。 | ||
:その後、マオがゼロとの闘いで彼らを指揮する。さらに、ゼロが動けるようになるまで[[集中]]の効果が掛かる。 | :その後、マオがゼロとの闘いで彼らを指揮する。さらに、ゼロが動けるようになるまで[[集中]]の効果が掛かる。 | ||
− | ;[[セルジュ・ボロー]]、[[ | + | ;[[セルジュ・ボロー]]、[[ギムアール・イクスイ]] |
:マオがルルーシュに復讐するための力を得るために、秘密結社の構成員である彼らと接触して思考を読み彼らの機密を語ることで、自らを秘密結社のエージェントと思わせた。 | :マオがルルーシュに復讐するための力を得るために、秘密結社の構成員である彼らと接触して思考を読み彼らの機密を語ることで、自らを秘密結社のエージェントと思わせた。 | ||
;ルルーシュがギアスをかけた人物(スザクを除く) | ;ルルーシュがギアスをかけた人物(スザクを除く) | ||
:『第2次Z再世篇』では[[ゼロレクイエム]]ルートの場合、ゼロ復帰後にジェレミアが全てキャンセラーで解除している。 | :『第2次Z再世篇』では[[ゼロレクイエム]]ルートの場合、ゼロ復帰後にジェレミアが全てキャンセラーで解除している。 | ||
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;[[エリア11|新日本]]でのトウキョウの住民 | ;[[エリア11|新日本]]でのトウキョウの住民 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で、[[バルビエル・ザ・ニードル|バルビエル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって暴徒と化したトウキョウの住民全員に使用し、鎮静化させた。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で、[[バルビエル・ザ・ニードル|バルビエル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって暴徒と化したトウキョウの住民全員に使用し、鎮静化させた。 | ||
298行目: | 260行目: | ||
;マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア | ;マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア | ||
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では「シャルルに関する一切の記憶を捨てよ」とルルーシュのギアスをかけられ、無力化されるがその直後[[魔獣エンデ|何者か]]に喰われ、消滅する。 | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では「シャルルに関する一切の記憶を捨てよ」とルルーシュのギアスをかけられ、無力化されるがその直後[[魔獣エンデ|何者か]]に喰われ、消滅する。 | ||
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;[[一方通行]] | ;[[一方通行]] | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、ジェレミアのギアスキャンセラーによって能力「一方通行」を無効化される(今回彼らが共演した世界はコードギアスの世界ととあるシリーズの世界の法則が融合・両立しており、ギアスと能力が同じものとなっていたため、ギアスキャンセラーが[[上条当麻|幻想殺し]]のように能力無効化の力を得ていた)。 |
;[[御坂美琴]] | ;[[御坂美琴]] | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』にて、ゼロに「邪魔をするな!」とギアスをかけられるが脳内の電気信号を切り替える事で何とか制御に抗った。 |
;ロスト・グラウンドのならず者 | ;ロスト・グラウンドのならず者 | ||
:『X-Ω』にて、試しにギアスをかけられるがアルター能力は使用不可となった。この事からアルター能力の使用には精神の均衡を保つことが条件であり、ギアスをかけられると精神に影響が出るためアルター能力が使用できなくなると推測されている。 | :『X-Ω』にて、試しにギアスをかけられるがアルター能力は使用不可となった。この事からアルター能力の使用には精神の均衡を保つことが条件であり、ギアスをかけられると精神に影響が出るためアルター能力が使用できなくなると推測されている。 | ||
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;[[ヴァン]] | ;[[ヴァン]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にてクジャパットのギアスを受ける…のだが、'''全く意に介さず攻撃を続けたため効果は薄かった。''' | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にてクジャパットのギアスを受ける…のだが、'''全く意に介さず攻撃を続けたため効果は薄かった。''' | ||
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=== 関連作品でギアスをかけられた人物 === | === 関連作品でギアスをかけられた人物 === | ||
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:イベント「幻想の中へ」では、世界が融合した影響でギアスは[[魔法|魔術]]・[[超能力]]と同類の能力とされており、[[上条当麻]]の「幻想殺し」により[[ブリタニア騎士]]に掛けられたギアスが解除されている(同時に「幻想殺し」は学園都市のある世界が融合していない世界でも能力が適用されると推測されており、ルルーシュのイベントでの最後の行動に繋がっていく)。 | :イベント「幻想の中へ」では、世界が融合した影響でギアスは[[魔法|魔術]]・[[超能力]]と同類の能力とされており、[[上条当麻]]の「幻想殺し」により[[ブリタニア騎士]]に掛けられたギアスが解除されている(同時に「幻想殺し」は学園都市のある世界が融合していない世界でも能力が適用されると推測されており、ルルーシュのイベントでの最後の行動に繋がっていく)。 | ||
:また、これとは逆にジェレミアのギアスキャンセラーは、[[一方通行]]の能力を無効化している。 | :また、これとは逆にジェレミアのギアスキャンセラーは、[[一方通行]]の能力を無効化している。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*ルルーシュのギアスは何者をも従わせる絶対遵守の力だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』にて共演した『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公[[キリコ・キュービィー]]は、「例え神にだって従わない」というルルーシュのギアスとは対極の位置にいる人物である。そのため、共演に際して一部で「キリコにルルーシュのギアスは効くのか?」との声が上がった。 | *ルルーシュのギアスは何者をも従わせる絶対遵守の力だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』にて共演した『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公[[キリコ・キュービィー]]は、「例え神にだって従わない」というルルーシュのギアスとは対極の位置にいる人物である。そのため、共演に際して一部で「キリコにルルーシュのギアスは効くのか?」との声が上がった。 | ||
− | **[[異能生存体|キリコの能力]]の事を考えると、「ギアスで命令しようとした瞬間、何らかのアクシデントが発生しルルーシュが命令を与えられない」可能性、あるいはそもそもギアス自体効かない可能性もある(実行したらしたでルルーシュの[[死亡フラグ]]になりかねないが)。[[Zシリーズ]]のルルーシュはキリコに共感していることもあり、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|最後]]まで彼にギアスをかけようとすることはなかった。また、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | + | **[[異能生存体|キリコの能力]]の事を考えると、「ギアスで命令しようとした瞬間、何らかのアクシデントが発生しルルーシュが命令を与えられない」可能性、あるいはそもそもギアス自体効かない可能性もある(実行したらしたでルルーシュの[[死亡フラグ]]になりかねないが)。[[Zシリーズ]]のルルーシュはキリコに共感していることもあり、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|最後]]まで彼にギアスをかけようとすることはなかった。また、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でもギアスを使う事自体を禁じているためかけようともしなかった。 |
*[[小説|ノベライズ版]]では、ルルーシュがギアス能力者の中でも高い素養を持っていた理由について明かされている。マリアンヌは、ギアス能力の素質において重要となる「R因子」の素質が無かった事から、自らの子供が高いギアス能力者となる様にする為、C.C.にも内密で、ギアス嚮団の研究員の協力を得て、予め自らの卵細胞に遺伝子的改造処置を行わせ、ギアス能力者の末裔であるブリタニア皇室の血を引くシャルルとの間に二人の子供を生んだ。それがルルーシュと[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の二人であったが、ナナリーの場合は、ギアス能力者になりうる素質の他に、C.C.の遺伝子にも含まれ精神接触の要となる「C感応因子」も卵子に与えられていた事で、他者に触れる事で精神接触…つまり、相手の心の中や記憶を読む事が可能になっている。 | *[[小説|ノベライズ版]]では、ルルーシュがギアス能力者の中でも高い素養を持っていた理由について明かされている。マリアンヌは、ギアス能力の素質において重要となる「R因子」の素質が無かった事から、自らの子供が高いギアス能力者となる様にする為、C.C.にも内密で、ギアス嚮団の研究員の協力を得て、予め自らの卵細胞に遺伝子的改造処置を行わせ、ギアス能力者の末裔であるブリタニア皇室の血を引くシャルルとの間に二人の子供を生んだ。それがルルーシュと[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の二人であったが、ナナリーの場合は、ギアス能力者になりうる素質の他に、C.C.の遺伝子にも含まれ精神接触の要となる「C感応因子」も卵子に与えられていた事で、他者に触れる事で精神接触…つまり、相手の心の中や記憶を読む事が可能になっている。 | ||
− | **なお、マリアンヌはさらに「'''ルルーシュとナナリーとの間に子供を作らせれば''' | + | **なお、マリアンヌはさらに「'''ルルーシュとナナリーとの間に子供を作らせれば'''(ここに書くまでもないことだが、要するに実の兄妹による近親相姦である)さらに高い素養を持つ人間をできるのではないか」と、倫理や道徳を一切無視した理論を考えていた(これには研究員ですらもドン引きしている)。 |
*各地の[[神話]]や伝説において、他者に何かを強制させる魔法や呪いが登場するケースは多々あり、それらも広義で「ギアス」と呼ばれることがある。SRWでは『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』で[[ザムジード]]が操られた強制魔法(ゲアス)も綴りは同じものと思われる。 | *各地の[[神話]]や伝説において、他者に何かを強制させる魔法や呪いが登場するケースは多々あり、それらも広義で「ギアス」と呼ばれることがある。SRWでは『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』で[[ザムジード]]が操られた強制魔法(ゲアス)も綴りは同じものと思われる。 | ||
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[[category:コードギアスシリーズ]] | [[category:コードギアスシリーズ]] |