「キャプテン・アッシュ」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | '''当記事では補足も兼ねて、アセム・アスノについても記述する。''' | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | + | == キャプテン・アッシュ(Captain Ash) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] | |
− | + | **[[機動戦士ガンダムAGE]] | |
− | + | **機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN(SRW未参戦) | |
− | + | *[[声優]]:鳥海浩輔 | |
− | + | *本名:'''アセム・アスノ''' | |
− | + | *種族:地球人(スペースコロニー「トルディア」出身) | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *[[年齢]]:41歳 | |
− | * | + | *髪色:金色 |
− | * | + | *所属:[[宇宙海賊ビシディアン]] |
− | + | *役職:首領 | |
− | *[[ | + | *キャラクターデザイン:長野拓造(原案)、千葉道徳 |
− | *[[ | ||
− | |||
− | + | 宇宙海賊ビシディアンの首領。その正体は[[フリット・アスノ]]の息子であり、[[キオ・アスノ]]の父でもある'''アセム・アスノ'''。なお、彼の正体は初登場回にして早々に自らバラしている(さらに直後にフリットにバレている)。 | |
− | + | 13年前、任務中の事故で死亡したと思われていたが、ビシディアンに拾われ密かに生き延びていた。その後はEXA-DBにまつわる戦争の真実を知ったことからビシデイアンに所属し、目覚しい活躍を見せる。そして当時の首領だったキャプテン・アングラッソの死に立会い、彼からビシディアンを任され、現在に至る。 | |
− | |||
− | + | 長い髪と無精ひげを生やしたワイルドな風貌が特徴。地球連邦軍と[[ヴェイガン]]の双方から物資を奪う他、ヴェイガンと内通している連邦軍を叩くなどの海賊行為を行っているが、これらは互いの戦力を拮抗させる事で大規模戦闘が起こる事を防ぐためでもある。 | |
− | + | 戦闘スタイルは格闘戦重視であり、技量も非常に高くキオ・アスノの乗る[[ガンダムAGE-3]]と互角の勝負をし、ファントム3の乗る[[ダナジン]]を圧倒、ヴェイガンの名だたるXラウンダーたちにも互角以上に渡り合う程。一人突出することが目立った新兵時代とは異なり部下とのチームワークを重視する場面も見られ、連携攻撃で敵機をしとめるさまはまさに「猟犬のリーダー」といったところか。[[Xラウンダー]]でないにもかかわらず、かつての師であるウルフ・エニアクルから受け継いだ「スーパーパイロット」の名に恥じない大活躍をみせた。 | |
− | + | === アセム・アスノ(Asemu Asuno) === | |
+ | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] | ||
+ | **[[機動戦士ガンダムAGE]] | ||
+ | **機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN(SRW未参戦) | ||
+ | **機動戦士ガンダムAGE 追憶のシド(SRW未参戦) | ||
+ | *[[声優]]:江口拓也 | ||
+ | *性別:男 | ||
+ | *[[年齢]]:17歳→18歳→19歳(アセム編)→22歳(アセム編第28話エピローグ、[[ドラマCD]])→28歳(キオ編第29話、『追憶のシド』) | ||
+ | *髪色:金色 | ||
+ | *身長:172cm | ||
+ | *体重:55kg | ||
+ | *血液型:A型 | ||
+ | *所属:民間人→地球連邦軍 | ||
+ | *[[軍階級|階級]]:伍長(アセム編第19話より)→少尉(ドラマCD) | ||
− | + | 第二部・アセム編の主人公。母[[エミリー・アモンド|エミリー]]譲りの金髪が特徴。他方メディアにおいて活躍が多く描かれているなど、父フリットに次ぐ『ガンダムAGE』の重要キャラといっても過言ではない。 | |
− | + | ==== 来歴 ==== | |
+ | 17歳の誕生日の際に父フリットからAGEデバイスを譲り受け、[[コロニー]]・トルディアが[[ヴェイガン]]による襲撃を受けた際は[[ガンダムAGE-1]]を起動させ、辛くも撃退。 | ||
− | + | いじめに遭っていた同級生を救うなど正義感の強い性格であり、卒業後はヴェイガンと戦う道を考えるものの親友であった[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]が[[ヴェイガン]]の[[スパイ]]である事を知り困惑。悩み抜いた末に連邦軍へと入隊する。 | |
− | + | しかし、ゼハートと戦う覚悟が無い中途半端な状態もあってか、戦場でゼハートと戦った際には一方的な敗北を決す。激しい対抗意識を燃やすものの、[[Xラウンダー]]の適正もDランクと低く、ゼハートと父フリットとの差に苦悩するようになり、さらに[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]の軽率な言動により次第に自分を追い込んでいくようになる。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
遂にはXラウンダーの力を与えるが脳に負荷をかけるヴェイガン製ヘルメット「ミューセル」の誘惑に負け、装着したまま戦場に出るが大した戦果を上げられなかった上に気絶してしまう。その後、ウルフから「Xラウンダーを超えるパイロット、スーパーパイロットになれ」という励ましを受けた。 | 遂にはXラウンダーの力を与えるが脳に負荷をかけるヴェイガン製ヘルメット「ミューセル」の誘惑に負け、装着したまま戦場に出るが大した戦果を上げられなかった上に気絶してしまう。その後、ウルフから「Xラウンダーを超えるパイロット、スーパーパイロットになれ」という励ましを受けた。 | ||
54行目: | 51行目: | ||
ダウネス攻防戦では、デシルからアセムを庇い凶弾に倒れたウルフから改めて「スーパーパイロットになれ」と言葉を送られ、デシルを撃破。直後、ダウネスの落下から地球を守るためにゼハートと共同戦線を取り、共にダウネスを破壊する。その際にゼハートの戦う理由を知り和解するものの、ゼハートは負傷しコールドスリープへと入った。 | ダウネス攻防戦では、デシルからアセムを庇い凶弾に倒れたウルフから改めて「スーパーパイロットになれ」と言葉を送られ、デシルを撃破。直後、ダウネスの落下から地球を守るためにゼハートと共同戦線を取り、共にダウネスを破壊する。その際にゼハートの戦う理由を知り和解するものの、ゼハートは負傷しコールドスリープへと入った。 | ||
− | 1年後、アセムはウルフの遺志を継ぎ特務隊の隊長となり、AGE- | + | 1年後、アセムはウルフの遺志を継ぎ特務隊の隊長となり、AGE-2も白一色へと塗装した。ロマリーとも和解し婚約する。 |
− | + | 28歳、ロマリーとの間に[[キオ・アスノ]]を授かるものの、直後に入った任務で[[シド]]と交戦し、瀕死となるが[[宇宙海賊ビシディアン]]に救出され、以後はビシディアンの一員となり、やがて初代キャプテンであるアングラッゾの遺志を受け継ぎキャプテン・アッシュとなった。なお、生存していた事実は伏せており、連邦からは死亡認定を受ける事となった。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
:初登場作品。[[スポット参戦]]を経て、第38話「たったひとつの望み」で自軍に正式参戦する。さすがに能力は高いが、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]の[[射程]]が最大4と短すぎる上に有効打が打てるのは射程2から、と極端なインファイターなので反撃無双は困難。切り込み役が最適。 | :初登場作品。[[スポット参戦]]を経て、第38話「たったひとつの望み」で自軍に正式参戦する。さすがに能力は高いが、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]の[[射程]]が最大4と短すぎる上に有効打が打てるのは射程2から、と極端なインファイターなので反撃無双は困難。切り込み役が最適。 | ||
− | |||
− | |||
:[[機動戦士ガンダムAGE|原作]]以上に[[地球|地球圏]]の戦乱の裏で積極的に活動している様子が描かれており、[[ブライティクス|BX]]のメンバーやその関係者の幾人かとの繋がりを持ち、自軍部隊の影でも幅広い活躍を見せる。 | :[[機動戦士ガンダムAGE|原作]]以上に[[地球|地球圏]]の戦乱の裏で積極的に活動している様子が描かれており、[[ブライティクス|BX]]のメンバーやその関係者の幾人かとの繋がりを持ち、自軍部隊の影でも幅広い活躍を見せる。 | ||
:なお、『BX』における(キャプテン・アッシュになる前の)アセム・アスノは、地球連邦軍の著名な[[エース|エースパイロット]]として多くの人々に知られている模様で、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が'''「士官学校時代にアセム・アスノについて習った事がある」'''と語っている程である。 | :なお、『BX』における(キャプテン・アッシュになる前の)アセム・アスノは、地球連邦軍の著名な[[エース|エースパイロット]]として多くの人々に知られている模様で、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]が'''「士官学校時代にアセム・アスノについて習った事がある」'''と語っている程である。 | ||
− | |||
− | |||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | + | 回避・格闘・技量に優れるインファイター。特殊回避が発動しやすいのも大きい。スーパーパイロットが発動すれば更に補正がかかるため、避けて当てまくる。 | |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦BX | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | : | + | :[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]] |
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
− | ;[[スーパーロボット大戦BX | + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | : | + | :スーパーパイロット、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1、[[指揮官]]L2 |
− | + | :「スーパーパイロット」は専用スキルで、気力130以上のとき、気力に応じて命中・回避・特殊回避率に補正がかかるという強力なもの。実は[[イノベイター]]や[[超兵]]とほぼ同じ能力なのだが、才能でも異能でもなく、純粋に技能と経験だけで彼らと同様の補正を得ているあたりに凄腕っぷりが伺える。 | |
− | + | :[[気力限界突破]]系のスキルアイテムを使用する必要はあるが、気力170以上の時の補正値は命中・回避にプラス50で[[ニュータイプ]]も[[Xラウンダー]]も[[イノベイター]]も超えている。人の可能性をある意味一番体現しているのかもしれない。 | |
− | + | <!-- == パイロット[[BGM]] == --> | |
− | |||
− | |||
− | : | ||
− | : | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
=== 家族関係 === | === 家族関係 === | ||
;[[フリット・アスノ]] | ;[[フリット・アスノ]] | ||
− | : | + | :父親。少年期から複雑な感情を持ち、アッシュとなってからも未だに尊敬と反抗心が入り混じった感情を持っている。 |
:基本的には彼に対しても尊大に振舞うよう心がけているようだが、切羽詰った際には素が出てしまう。終盤では戦争の在り方や対[[ヴェイガン]]感情で確執を持ってしまう。 | :基本的には彼に対しても尊大に振舞うよう心がけているようだが、切羽詰った際には素が出てしまう。終盤では戦争の在り方や対[[ヴェイガン]]感情で確執を持ってしまう。 | ||
;[[キオ・アスノ]] | ;[[キオ・アスノ]] | ||
− | : | + | :息子。初対面時は長らく家族を放り出したことを非難されたが、基本的に親子関係は終始良好だった。 |
− | + | ;ロマリー・ストーン([[ロマリー・アスノ]]) | |
− | ;[[ロマリー・アスノ | + | :同級生(OVA『MEMORY OF EDEN』では幼馴染という設定)にして妻。13年ぶりに再会した際には号泣された。 |
− | : | + | ;エミリー・アスノ([[エミリー・アモンド]]) |
− | ;[[ | ||
:母親。妹同様に髪の色は母親譲り。 | :母親。妹同様に髪の色は母親譲り。 | ||
;[[ユノア・アスノ]] | ;[[ユノア・アスノ]] | ||
− | : | + | :妹。現在のディーヴァクルーで昔のアセムを知る人物の一人。生きていたことを素直に喜んでいた。[[小説|小説版]]では密かに内通していた。 |
− | ; | + | ;バルガス・ダイソン |
− | + | :母方の曽祖父。アセムは同じ血を引く自分も、彼と同じビヤ樽のような体形になるのではと恐れており、部活動やスポーツに打ち込む理由の一つとなっている。 | |
− | : | ||
=== ビシディアン === | === ビシディアン === | ||
;[[ラドック・ホーン]] | ;[[ラドック・ホーン]] | ||
:副官であり、右腕的存在。アセムが最初に知り合ったビシディアンクルー。 | :副官であり、右腕的存在。アセムが最初に知り合ったビシディアンクルー。 | ||
− | |||
;キャプテン・アングラッゾ | ;キャプテン・アングラッゾ | ||
− | : | + | :初代ビシディアン首領。彼の後を受け継いだ。 |
− | ; | + | ;ウィービック・ランブロ、レウナ・イナーシュ |
− | : | + | :外伝『追憶のシド』に登場。当作品において、[[シド]]と同時に遭遇し共同戦線を張った。 |
:彼らとの出会いがアセムがビシディアンとして戦う理由の一因にもなっている。 | :彼らとの出会いがアセムがビシディアンとして戦う理由の一因にもなっている。 | ||
:なお、アニメ本編では彼らと邂逅したかはボカされているが、小説版では彼らとの邂逅と共闘の記憶をキオに語っている。 | :なお、アニメ本編では彼らと邂逅したかはボカされているが、小説版では彼らとの邂逅と共闘の記憶をキオに語っている。 | ||
=== 連邦軍 === | === 連邦軍 === | ||
− | ; | + | ;ウルフ・エニクアル |
− | :アセム編時代の上官で、尊敬するエースパイロット。自身が[[Xラウンダー]] | + | :アセム編時代の上官で、尊敬するエースパイロット。自身が[[Xラウンダー]]でないことを気にかけるアセムを様々な形で叱咤激励し導いていった。 |
− | : | + | :だが、アセム編終盤で敵の攻撃からアセムを身を挺して庇い、戦死してしまう。しかし、死に際にアセムに対し'''「お前は最強のスーパーパイロットになれ」'''と遺言を残して逝った。その「スーパーパイロット」という言葉は後のアセムの誇りと原動力になっている。 |
− | ; | + | ;アリーサ・ガンヘイル、マックス・ハートウェイ |
− | : | + | :アセム編での同僚パイロットたち。 |
;[[オブライト・ローレイン]] | ;[[オブライト・ローレイン]] | ||
− | : | + | :アセム編での同僚パイロット。キオ編以降も現役で、ディーヴァクルーの中で昔のアセムを知る人物の一人。 |
− | |||
;[[ロディ・マッドーナ]] | ;[[ロディ・マッドーナ]] | ||
:連邦軍時代からの知り合い。現在のディーヴァクルーで昔のアセムを知る人物の一人。ユノア、オブライト同様アセムの生存を喜んでいた。 | :連邦軍時代からの知り合い。現在のディーヴァクルーで昔のアセムを知る人物の一人。ユノア、オブライト同様アセムの生存を喜んでいた。 | ||
131行目: | 116行目: | ||
=== ヴェイガン === | === ヴェイガン === | ||
;[[ゼハート・ガレット]] | ;[[ゼハート・ガレット]] | ||
− | :学生時代からの親友にして[[ライバル|宿敵]] | + | :学生時代からの親友にして[[ライバル|宿敵]]。奇妙な友情はキオ編以降も未だ続いており、シド討伐戦では一時共闘した。 |
− | : | + | :『BX』で条件を満たして生存した場合は完全に和解、決戦後、バロノークで学生時代にはできなかった酒の酌み交わしを行った。 |
− | ; | + | ;デシル・ガレット |
− | : | + | :父フリットに並ぶ因縁の相手。最終的に彼に引導を渡した。 |
=== その他 === | === その他 === | ||
− | ; | + | ;ラクト・エルファメル |
− | |||
− | |||
:かつて、フリットと共闘したエウバの指導者。小説版では密かに協力関係を結んでおり、彼からかつてフリットを見舞った[[ユリン・ルシェル|ユリン]]との悲劇の過去の話を教えられている。 | :かつて、フリットと共闘したエウバの指導者。小説版では密かに協力関係を結んでおり、彼からかつてフリットを見舞った[[ユリン・ルシェル|ユリン]]との悲劇の過去の話を教えられている。 | ||
;[[ウェンディ・ハーツ]] | ;[[ウェンディ・ハーツ]] | ||
:キオの幼なじみ。 | :キオの幼なじみ。 | ||
− | : | + | :アニメ本編では交流はなかったが、[[小説|小説版]]ではキオ救出に赴く際、ユノアの手引きとウェンディ自身の決意からウェンディの同伴を許可する。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも再現された。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
149行目: | 132行目: | ||
;[[カイ・シデン]] | ;[[カイ・シデン]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では協力者。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では協力者。 | ||
− | ; | + | ;[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]]) |
− | :『BX』では彼女の正体を掴むと共に、ブレラを介して彼女の逃亡を助け、自らの意思で[[ビスト財団]]に囚われた彼女の救出のための情報をカイを介して[[ブライティクス|BX]] | + | :『BX』では彼女の正体を掴むと共に、ブレラを介して彼女の逃亡を助け、自らの意思で[[ビスト財団]]に囚われた彼女の救出のための情報をカイを介して[[ブライティクス|BX]]にリークするなど、何かと裏から助ける。 |
;[[リディ・マーセナス]] | ;[[リディ・マーセナス]] | ||
:『BX』では[[ブライティクス]]と敵対した末、自らの犯した過ちを悔やみ独り死を選ぼうとした彼を救出し、後に共にBXに合流する。 | :『BX』では[[ブライティクス]]と敵対した末、自らの犯した過ちを悔やみ独り死を選ぼうとした彼を救出し、後に共にBXに合流する。 | ||
158行目: | 141行目: | ||
=== その他リアル系 === | === その他リアル系 === | ||
;[[ジェフリー・ワイルダー]] | ;[[ジェフリー・ワイルダー]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | + | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「アセム君」と呼ばれるなど、少年期のアセムを知る人物。 |
;[[ブレラ・スターン]] | ;[[ブレラ・スターン]] | ||
− | :『BX』では[[マクロス・ギャラクシー船団]] | + | :『BX』では[[マクロス・ギャラクシー船団]]との決戦で重傷を負った状態で地球圏にフォールドしたブレラを救出し、彼に「ゴースト1」のコードネームを授け、以来ビシディアンの協力者となる。 |
;[[アカツキ・ナガレ]] | ;[[アカツキ・ナガレ]] | ||
:『BX』では密かに協力関係を結んでおり、[[ネルガル重工]]から支援を受けていた。 | :『BX』では密かに協力関係を結んでおり、[[ネルガル重工]]から支援を受けていた。 | ||
173行目: | 156行目: | ||
:アセムにとってゼハートとは、1年半という短い時間ではあったものの共に青春時代を過ごした親友であった。だが…。 | :アセムにとってゼハートとは、1年半という短い時間ではあったものの共に青春時代を過ごした親友であった。だが…。 | ||
;「どうして? どうして、お前がそんなのに乗ってんだよ!?」 | ;「どうして? どうして、お前がそんなのに乗ってんだよ!?」 | ||
− | :同話より。卒業式の日の戦闘においてガンダムAGE- | + | :同話より。卒業式の日の戦闘においてガンダムAGE-1を追い詰めたゼダスRからコックピットハッチを開けて姿を現したゼハートを目の当たりにして。親友ゼハートが憎むべき敵の出身であるという残酷な事実に、アセムは戸惑う。 |
:一方のゼハートもまた、標的であるガンダムAGE-1のパイロットが親友アセムであったという残酷な事実に苦悶する。そして、「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」と、捨て台詞を残して戦場を立ち去った。 | :一方のゼハートもまた、標的であるガンダムAGE-1のパイロットが親友アセムであったという残酷な事実に苦悶する。そして、「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」と、捨て台詞を残して戦場を立ち去った。 | ||
− | ; | + | ;「アセム・アスノ、AGE-2ガンダム行きます!」 |
− | + | :第19話より。アセム専用機であるガンダムAGE-2での初出撃時に。[[ガンダムシリーズ]]でお馴染の台詞「○○、××行きます!」である。 | |
− | + | :なお、アセムはガンダムAGE-2で戦果を挙げたとはいえ、命令違反があったために[[ディーヴァ]]艦長のミレースから自室謹慎を命じられてしまった。 | |
− | : | + | ;(Xラウンダー、俺だって…!) |
− | :なお、アセムはガンダムAGE- | ||
− | ; | ||
:第20話より。ゼハートとの戦闘で彼の持つ[[Xラウンダー]]の力で圧倒されて敗北したアセムは、戦闘後悔しさのあまり自室に籠っていた。 | :第20話より。ゼハートとの戦闘で彼の持つ[[Xラウンダー]]の力で圧倒されて敗北したアセムは、戦闘後悔しさのあまり自室に籠っていた。 | ||
:また、第21話においてアセムは「次世代型パイロット特別訓練プログラム」を受けたが、(概ね「A」評価が多かった一方で)Xラウンダーの適正だけは「D」評価であった。こうして、アセムは自身にXラウンダー適正が無い事に焦燥感を募らせていく…。 | :また、第21話においてアセムは「次世代型パイロット特別訓練プログラム」を受けたが、(概ね「A」評価が多かった一方で)Xラウンダーの適正だけは「D」評価であった。こうして、アセムは自身にXラウンダー適正が無い事に焦燥感を募らせていく…。 | ||
− | ; | + | ;「…父さん、父さんには俺の気持ちなんか!」 |
− | : | + | :第22話、戦闘効率がなっていない事をフリットに咎められて。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
:「父フリットはXラウンダー能力を持つのに、自分にはXラウンダー能力が無い」という劣等感、何よりも意見が対立しやすい父子の関係に、アセムは独り苛立つのであった。 | :「父フリットはXラウンダー能力を持つのに、自分にはXラウンダー能力が無い」という劣等感、何よりも意見が対立しやすい父子の関係に、アセムは独り苛立つのであった。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「…なんだよ、それ…。なんでそんな事するんだよ…!」 | ;「…なんだよ、それ…。なんでそんな事するんだよ…!」 | ||
− | : | + | :第24話、再会したゼハートとの問答中に[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]が乱入し、ゼハートを庇ってしまう。その行動にアセムは怒りを露わにする。 |
− | ; | + | ;「俺は…俺は! スーパーパイロット、アセム・アスノだぁぁぁッ!!」 |
− | + | :第26話、Xラウンダーの力に拘り翻弄されつつも見つけたアセムの答え。 | |
− | + | :この言葉と共に、上官・ウルフの(そして[[ユリン・ルシェル|ユリン]]の)仇敵であるデシルをXラウンダー能力を持ってしても読む事の出来ない動きで容易く葬った。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | : | ||
− | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;「夕陽…。こんなにも赤い太陽、初めてだ…」 | ;「夕陽…。こんなにも赤い太陽、初めてだ…」 | ||
− | : | + | :第27話。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」を破壊した後、[[地球]]へと不時着したアセムは初めて「赤い夕陽を見た」。 |
− | ; | + | ;「ずいぶん迷ったりしたけど、俺、自分が戦う本当の意味をやっと見つけ出せた気がする」<br />「俺は、大切な誰かのために戦いたい。その気持ちはいつだって変わらない。俺は守り続けるよ、君を…!」 |
:第28話より。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」の落下阻止から1年後、特務隊隊長となったアセムはロマリーと再会を果たす。アセムは「学生気分が抜けなかったために、迷惑を掛けてしまった事」を謝ってきたロマリーを許した。 | :第28話より。ヴェイガンの移動要塞「ダウネス」の落下阻止から1年後、特務隊隊長となったアセムはロマリーと再会を果たす。アセムは「学生気分が抜けなかったために、迷惑を掛けてしまった事」を謝ってきたロマリーを許した。 | ||
:そして、アセムはロマリーの前で彼女への変わらぬ想いを告白する。こうして、お互いの気持ちを伝え合った二人は後に結婚し、[[キオ・アスノ|キオ]]を儲けるのであった。 | :そして、アセムはロマリーの前で彼女への変わらぬ想いを告白する。こうして、お互いの気持ちを伝え合った二人は後に結婚し、[[キオ・アスノ|キオ]]を儲けるのであった。 | ||
=== キオ編 === | === キオ編 === | ||
− | ; | + | ;「せめて、あの子には見せてやりたい。戦争なんかない世界を」 |
− | : | + | :第29話より。キオが生まれた日に軍人としての任務に赴くアセムの独白。そして、アセムは消息を絶った…。 |
− | ; | + | ;「やっと会えたなキオ。力を見せてみろ、この父に!」 |
− | : | + | :第34話。ディーヴァと遭遇、自ら出撃して。13年前はキオが戦争と縁のない世界を望んだアセムだが、「戦場に立つ以上は甘やかさない」ということだろうか。 |
− | |||
;「スーパーパイロットをなめるなよ」 | ;「スーパーパイロットをなめるなよ」 | ||
− | :第34話。キオに倒されたデモンの敵討ちに燃えるファントム3の[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]とグラット率いる[[ダナジン]] | + | :第34話。キオに倒されたデモンの敵討ちに燃えるファントム3の[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]とグラット率いる[[ダナジン]]隊の連携に苦しめられるキオの危機に割って入り、その卓越した技量でグラットを仕留めた際の台詞。余談だが、この時の状況は23年前にウルフが自分を庇って戦死した時の状況に似ている。しかしアッシュの方はウルフを超える実力で返り討ちにした。 |
− | |||
=== 三世代編 === | === 三世代編 === | ||
;「自分なりの戦い方を見つけたんだろ? だったら、自分を信じて戦いぬけ!」 | ;「自分なりの戦い方を見つけたんだろ? だったら、自分を信じて戦いぬけ!」 | ||
:第41話より。ルナベース戦で、キオに助太刀しながら。亡き師の意志はアセムの中に息づいていた。 | :第41話より。ルナベース戦で、キオに助太刀しながら。亡き師の意志はアセムの中に息づいていた。 | ||
− | ; | + | ;「ゼハート、味方を犠牲にしてまで、お前は何をやっているんだ!」<br/>ゼハート「必ずやり遂げねばならないのだ!!人の感情など、とうに捨てている!!」<br/>「人である事を捨てててまでやる大義に、何の価値がある!?」<br/>ゼハート「貴様に何がわかる!?」<br/>「人が人である為のエデンじゃなかったのか!?」 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== MEMORY OF EDEN === | === MEMORY OF EDEN === | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;「この…バカ野郎がーーーッ!!」 | ;「この…バカ野郎がーーーッ!!」 | ||
− | : | + | :最終決戦、ゼハートの乗る赤い[[ガンダムレギルス]]と対峙し、壮絶な格闘戦の末にこの台詞と共にレギルスの顔面にパンチを入れる。 |
− | : | + | :この際、少年時代のアセムの映像と共に江口拓也氏の声もオーバーラップする。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でもこの台詞が採用された。 |
− | + | ;「ゼハート…お前はあの日見た、遠い星の光だ…」 | |
− | |||
− | |||
− | ; | ||
:爆散するレギルスを見て。この言葉と共に、アセムとゼハートの物語は幕を閉じる。 | :爆散するレギルスを見て。この言葉と共に、アセムとゼハートの物語は幕を閉じる。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
=== [[小説|小説版]] === | === [[小説|小説版]] === | ||
;「機体はそのまま! パイロットは死んでもらう! [[自爆]]されてはかなわんからな!」 | ;「機体はそのまま! パイロットは死んでもらう! [[自爆]]されてはかなわんからな!」 | ||
− | : | + | :キオに襲い掛かったグラットを超高圧電流で葬った際の台詞。『[[機動戦士Vガンダム]]』のクワン・リーが[[ケイト・ブッシュ]]を葬った際の台詞のオマージュである。 |
− | + | ;「あんたの存在そのものがうっとおしいんだよ! 父さん!」 | |
− | ; | + | :フリットと対峙した時に言い放つ。それまでは互いのイデオロギーを論じていたが、ここから論戦は悪い意味でヒートアップしていく。 |
− | : | + | :ちなみに、台詞は[[ジュドー・アーシタ]]のオマージュ。 |
− | : | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
− | ; | + | ;「見つめなおすキッカケができたと思え」<br>「どうせ一度死に損ねたんだ。家も、親も、全部取っ払って、自分自身を見つめ直してみるといい」<br>「そうすれば、戦う理由が見えてくるかもしれんぞ」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | + | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第38話「たったひとつの望み」にて、[[ラプラスの箱]]の真実を語り終えた後、仲間を裏切って過ちを犯し、死ぬこともできなかった自分を恥じる[[リディ・マーセナス|リディ]]を諭す。 |
− | |||
− | |||
− | |||
:実際に一度死に損ね、家族の前から姿を消し、全てを捨てて[[宇宙海賊]]としての戦いに身を投じたアセムの言葉故に、非常に重みがある台詞である。 | :実際に一度死に損ね、家族の前から姿を消し、全てを捨てて[[宇宙海賊]]としての戦いに身を投じたアセムの言葉故に、非常に重みがある台詞である。 | ||
− | + | ;「ああ、俺達の活動は、一般にはあまり知られていない」<br>「[[ソレスタルビーイング (映画)|映画化]]でもされん限り、世論が許すまいな」 | |
− | + | :『BX』第41話「君の中の英雄」にて、バロノークの処遇を話し合う場で飛び出したジョーク。 | |
− | |||
− | |||
− | ;「ああ、俺達の活動は、一般にはあまり知られていない」<br>「[[ソレスタルビーイング ( | ||
− | : | ||
;「ああ…馬鹿正直だが、ただひたすら真っ直ぐな言葉…。そんな生き方をした奴だけに許される内容だ」 | ;「ああ…馬鹿正直だが、ただひたすら真っ直ぐな言葉…。そんな生き方をした奴だけに許される内容だ」 | ||
− | : | + | :『BX』44話「光の騎士」にて、ゼハートが生存した場合に導入される台詞。マーダル軍の襲撃に遭い、抗戦する気力を失いかけていた白い谷の人々を立ち直らせるために演説した[[ジョルディ・ボーダー|ジョジョ]]を見て、ゼハートが「俺達にはできない演説だな」と言ったのを受けて。かたや死亡認定の後、宇宙海賊として裏から世界の歪みに関わり、かたや若くして多くの民の運命を背負い、コールドスリープを繰り返し、常人の人生とは全く異なる数奇な運命を歩んだ二人。だからこそ、ジョジョの真っ直ぐな言葉が眩しく聞こえるのだろう。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
− | + | ;[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]] | |
− | + | :愛機。シドとの戦いで大破した[[ガンダムAGE-2]]を修復・改修したもの。 | |
− | ;[[ | + | ;バロノーク |
− | : | + | :ビシディアンの移動拠点たる海賊戦艦。アッシュが鎮座する艦長席には、いかにもな髑髏の装飾が施されている。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | ; | ||
− | : | ||
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではユニットアイコンのみの登場。 | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではユニットアイコンのみの登場。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<amazon>B008IXNSX2</amazon> | <amazon>B008IXNSX2</amazon> | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
− | *[ | + | *[http://wiki.cre.jp/GUNDAM/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%8E GUNDAM:アセム・アスノ] |
+ | |||
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} | ||
{{DEFAULTSORT:きやふてんあつしゆ}} | {{DEFAULTSORT:きやふてんあつしゆ}} |